JP2002245530A - 移送機構およびこれを使う自動販売機 - Google Patents
移送機構およびこれを使う自動販売機Info
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- G07F11/02—Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動販売機において被移送体を上部へ移送し
て被移送体を上部から引き出すことを可能にする。 【解決手段】 駆動源に繋がり、回転して伝動機構１０
を移動させ、その移動により被移送体支持台１８を移動
することで被移送体１４を移送する移送機構であって、
被移送体支持台１８は、伝動機構に軸支され、被移送体
１４を載せる被移送体受け台と、被移送体受け台へ常に
圧力を加える加圧手段と、加圧手段により被移送体受け
台が回転しようとする時、所定角度以上回転することを
阻止するストッパとから成り、被移送体１４を載せた被
移送体受け台が移動し外部の引出ストッパ１５に当たっ
て被移送体受け台が加圧手段の圧力方向とは反対方向へ
回転され傾斜することで被移送体１４を落とす。
て被移送体を上部から引き出すことを可能にする。 【解決手段】 駆動源に繋がり、回転して伝動機構１０
を移動させ、その移動により被移送体支持台１８を移動
することで被移送体１４を移送する移送機構であって、
被移送体支持台１８は、伝動機構に軸支され、被移送体
１４を載せる被移送体受け台と、被移送体受け台へ常に
圧力を加える加圧手段と、加圧手段により被移送体受け
台が回転しようとする時、所定角度以上回転することを
阻止するストッパとから成り、被移送体１４を載せた被
移送体受け台が移動し外部の引出ストッパ１５に当たっ
て被移送体受け台が加圧手段の圧力方向とは反対方向へ
回転され傾斜することで被移送体１４を落とす。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移送機構、特に自
動販売機において缶等を移送するための移送機構に関す
る。
動販売機において缶等を移送するための移送機構に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の自動販売機においては、自動販売
機の内部に複数のカートリッジを設け、そこに各カート
リッジに該当する缶等の商品を多数収容するようにす
る。購買者は、自動販売機の前面パネル(panel)に形成
してあるコイン又は紙幣の投入口へ該当する料金を入
れ、同じく自動販売機の前面パネルに形成してある商品
選択ボタンを押して、購入する商品を選択する。購買者
により選択された缶を収容しているカートリッジは、そ
の最下部に収容してある缶をそのカートリッジから排出
させる。缶は自重、即ち自然落下により自動販売機の前
面パネルの下部に形成してある排出口へ落とされ、購買
者は排出口を通し缶を外部へ取り出す。
機の内部に複数のカートリッジを設け、そこに各カート
リッジに該当する缶等の商品を多数収容するようにす
る。購買者は、自動販売機の前面パネル(panel)に形成
してあるコイン又は紙幣の投入口へ該当する料金を入
れ、同じく自動販売機の前面パネルに形成してある商品
選択ボタンを押して、購入する商品を選択する。購買者
により選択された缶を収容しているカートリッジは、そ
の最下部に収容してある缶をそのカートリッジから排出
させる。缶は自重、即ち自然落下により自動販売機の前
面パネルの下部に形成してある排出口へ落とされ、購買
者は排出口を通し缶を外部へ取り出す。
【０００３】前記のように構成された従来の自動販売機
は、排出口が自動販売機の下端に位置することで購買者
が腰をかがめなければ缶を取り出すことができない等、
不具合があった。なお、外部から排出口を通し棒等を入
れカートリッジの下端を壊してカートリッジの内部に収
容してある缶が落とされ排出口から取り出されるなど万
引きに曝されている。特に無人自動販売機が増加しつつ
ある傾向にあっては、このような問題は深刻である。
は、排出口が自動販売機の下端に位置することで購買者
が腰をかがめなければ缶を取り出すことができない等、
不具合があった。なお、外部から排出口を通し棒等を入
れカートリッジの下端を壊してカートリッジの内部に収
容してある缶が落とされ排出口から取り出されるなど万
引きに曝されている。特に無人自動販売機が増加しつつ
ある傾向にあっては、このような問題は深刻である。
【０００４】このような問題点を解決するため、缶を強
制的に上部へ移送しカートリッジの上部から排出される
よう、自動販売機の上端に位置する排出口を通し缶が取
り出されることが提案されている。
制的に上部へ移送しカートリッジの上部から排出される
よう、自動販売機の上端に位置する排出口を通し缶が取
り出されることが提案されている。
【０００５】例えば、大韓民国登録実用新案２０−１４
３２０６号公報には、カートリッジ内にスプリングを設
け、その上に多数の缶を収容し、それらの缶を上へ押し
上げて最上の缶は、ラックとピニオンとから成るプッシ
ャ(pusher)でカートリッジの外部へ排出され、自動販売
機の上部に位置する排出口へ落とされる。購買者は、同
じく自動販売機の前面上端に位置する排出口を通し、腰
をかがめる事なく缶が取出せる。
３２０６号公報には、カートリッジ内にスプリングを設
け、その上に多数の缶を収容し、それらの缶を上へ押し
上げて最上の缶は、ラックとピニオンとから成るプッシ
ャ(pusher)でカートリッジの外部へ排出され、自動販売
機の上部に位置する排出口へ落とされる。購買者は、同
じく自動販売機の前面上端に位置する排出口を通し、腰
をかがめる事なく缶が取出せる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
自動販売機においては、移送機構を各カートリッジ内に
設置することで必然的に装置の製造費用が上がり、装置
の占める空間が大きくなる。
自動販売機においては、移送機構を各カートリッジ内に
設置することで必然的に装置の製造費用が上がり、装置
の占める空間が大きくなる。
【０００７】本発明は、前記のような課題を解決するた
めのもので、缶を自動販売機の上端に位置する排出口を
通し排出されるようにして、盗難の防止に効果があり、
移送機構をコンパクトとすることができ、ひいてはコン
パクトな自動販売機を提供するためのものである。
めのもので、缶を自動販売機の上端に位置する排出口を
通し排出されるようにして、盗難の防止に効果があり、
移送機構をコンパクトとすることができ、ひいてはコン
パクトな自動販売機を提供するためのものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するため、駆動源に繋がり、回転して伝動機構を移
動させ、その移動により被移送体支持台を移動すること
で被移送体を移送する移送機構であって、前記被移送体
支持台は、前記伝動機構に軸支され、被移送体を載せる
被移送体受け台と、前記被移送体受け台へ常に圧力を加
える加圧手段と、前記加圧手段により被移送体受け台が
回転しようとする時、所定角度以上回転することを阻止
するストッパとから成り、被移送体を載せた前記被移送
体受け台が移動し外部の引出ストッパに当たって前記被
移送体受け台が前記加圧手段の圧力方向とは反対方向へ
回転され傾斜することで被移送体を落とすことを特徴と
する移送機構を提供する。
達成するため、駆動源に繋がり、回転して伝動機構を移
動させ、その移動により被移送体支持台を移動すること
で被移送体を移送する移送機構であって、前記被移送体
支持台は、前記伝動機構に軸支され、被移送体を載せる
被移送体受け台と、前記被移送体受け台へ常に圧力を加
える加圧手段と、前記加圧手段により被移送体受け台が
回転しようとする時、所定角度以上回転することを阻止
するストッパとから成り、被移送体を載せた前記被移送
体受け台が移動し外部の引出ストッパに当たって前記被
移送体受け台が前記加圧手段の圧力方向とは反対方向へ
回転され傾斜することで被移送体を落とすことを特徴と
する移送機構を提供する。
【０００９】なお、前記被移送体受け台において被移送
体の載せられる部分には、被移送体センサが設けられ、
前記被移送体センサが被移送体を検知した場合にだけ、
前記駆動源へ電力を供給することが望ましい。
体の載せられる部分には、被移送体センサが設けられ、
前記被移送体センサが被移送体を検知した場合にだけ、
前記駆動源へ電力を供給することが望ましい。
【００１０】また、駆動源に繋がり、回転して伝動機構
を移動させ、その移動により自動販売機の内部に設けら
れ被移送体を収容するカートリッジから排出する被移送
体を上方へ移送させ外部へ引き出されるようにする自動
販売機において、前記伝動機構に軸支され、被移送体を
載せる被移送体受け台と、前記被移送体受け台へ常に上
方への圧力を加える加圧手段と、前記加圧手段により被
移送体受け台が回転しようとする時、所定角度以上回転
することを阻止するストッパとを備え、前記カートリッ
ジから排出する被移送体を水平移送台を介して受け取る
前記被移送体受け台が前記伝動機構により上昇して、自
動販売機の上部に固定設けてある引出ストッパに当たっ
て、前記被移送体受け台が前記加圧手段の圧力方向とは
反対方向へ回転し下部へ傾斜することにより被移送体を
引出口へ落とすことを特徴とする自動販売機を提供す
る。
を移動させ、その移動により自動販売機の内部に設けら
れ被移送体を収容するカートリッジから排出する被移送
体を上方へ移送させ外部へ引き出されるようにする自動
販売機において、前記伝動機構に軸支され、被移送体を
載せる被移送体受け台と、前記被移送体受け台へ常に上
方への圧力を加える加圧手段と、前記加圧手段により被
移送体受け台が回転しようとする時、所定角度以上回転
することを阻止するストッパとを備え、前記カートリッ
ジから排出する被移送体を水平移送台を介して受け取る
前記被移送体受け台が前記伝動機構により上昇して、自
動販売機の上部に固定設けてある引出ストッパに当たっ
て、前記被移送体受け台が前記加圧手段の圧力方向とは
反対方向へ回転し下部へ傾斜することにより被移送体を
引出口へ落とすことを特徴とする自動販売機を提供す
る。
【００１１】なお、前記被移送体受け台において被移送
体の載せられる部分には、被移送体センサが設けられ、
前記被移送体センサが被移送体を検知した場合にだけ、
前記駆動源へ電力を供給することが望ましい。
体の載せられる部分には、被移送体センサが設けられ、
前記被移送体センサが被移送体を検知した場合にだけ、
前記駆動源へ電力を供給することが望ましい。
【００１２】さらに、前記水平移送台には被移送体セン
サが設けられ、前記被移送体センサが被移送体を検知し
た後、所定時間だけ前記駆動源へ電力を供給することが
望ましい。
サが設けられ、前記被移送体センサが被移送体を検知し
た後、所定時間だけ前記駆動源へ電力を供給することが
望ましい。
【００１３】なお、前記被移送体受け台と引出ストッパ
中、少なくとも一方はその先端に傾斜面を備えることが
望ましい。
中、少なくとも一方はその先端に傾斜面を備えることが
望ましい。
【００１４】なお、前記被移送体受け台と引出ストッパ
とが各々その先端に傾斜面を備え、両シ傾斜面が対向す
ることがよい。
とが各々その先端に傾斜面を備え、両シ傾斜面が対向す
ることがよい。
【００１５】なお、前記水平移動台は、前記被移送体受
け台の方向に向かって低くなることが良い。
け台の方向に向かって低くなることが良い。
【００１６】また、前記水平移動台は、駆動プーリとベ
ルトを備え被移送体を前記被移送体受け台へ移送するこ
とが望ましい。
ルトを備え被移送体を前記被移送体受け台へ移送するこ
とが望ましい。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照しながら詳細に説明する。
付図面を参照しながら詳細に説明する。
【００１８】図１は、本発明による移送機構の一実施の
形態を示す図面であり、本実施の形態においては自動販
売機において缶を移送する場合について説明する。
形態を示す図面であり、本実施の形態においては自動販
売機において缶を移送する場合について説明する。
【００１９】図面で符号１７は、多数の缶を収容する多
数のカートリッジである。このカートリッジ１７は、略
直四角形の筒であり、下部は開口していて、下部の開口
部には通常時に缶の下がりを阻止していて、外部の制御
信号に基づいてその中に収容してある缶を一個づつ落と
すためのストッパ（図示せず）が設けてある。このスト
ッパに関するものは、自動販売機において公知の技術で
ありその説明を省略する。
数のカートリッジである。このカートリッジ１７は、略
直四角形の筒であり、下部は開口していて、下部の開口
部には通常時に缶の下がりを阻止していて、外部の制御
信号に基づいてその中に収容してある缶を一個づつ落と
すためのストッパ（図示せず）が設けてある。このスト
ッパに関するものは、自動販売機において公知の技術で
ありその説明を省略する。
【００２０】図面において符号１３は水平移送台であ
り、前記カートリッジ１７から排出される缶を図面にお
いて左側の移送機構へ移送するためのものである。この
水平移送台１３は、略帯状の板からなる。なお、この板
の上を転がる缶が一直線に行くようそのの両側に壁を設
け断面をコ字形に形成することもできる。又、缶等の被
移送体が自重、即ち重力により良く転がるようカートリ
ッジ１７から移送機構に向けて下方へ傾斜している。
り、前記カートリッジ１７から排出される缶を図面にお
いて左側の移送機構へ移送するためのものである。この
水平移送台１３は、略帯状の板からなる。なお、この板
の上を転がる缶が一直線に行くようそのの両側に壁を設
け断面をコ字形に形成することもできる。又、缶等の被
移送体が自重、即ち重力により良く転がるようカートリ
ッジ１７から移送機構に向けて下方へ傾斜している。
【００２１】次に、図面の左側にある移送機構について
説明する。
説明する。
【００２２】この移送機構は、大きく分けて駆動プーリ
１１、ベルト１０、缶支持台１８から成る。
１１、ベルト１０、缶支持台１８から成る。
【００２３】駆動プーリ１１は、所定間隔をおいて２つ
設けてある。前記駆動プーリ１１のうち少なくとも一方
はモーター等に連結され、駆動力を受け回転すること
で、後述するベルト１０を回す。前記２つの駆動プーリ
１１両方をモーター等に連結することもできるが、構造
を簡単にするため、一方の駆動プーリ１１にだけモータ
ー等を連結して、他方の駆動プーリ１１はモーター等の
動力源に連結されず、ベルト１０の回転時にベルト１０
の円滑な回転のため、自転するようにすればよい。
設けてある。前記駆動プーリ１１のうち少なくとも一方
はモーター等に連結され、駆動力を受け回転すること
で、後述するベルト１０を回す。前記２つの駆動プーリ
１１両方をモーター等に連結することもできるが、構造
を簡単にするため、一方の駆動プーリ１１にだけモータ
ー等を連結して、他方の駆動プーリ１１はモーター等の
動力源に連結されず、ベルト１０の回転時にベルト１０
の円滑な回転のため、自転するようにすればよい。
【００２４】符号１０はベルトであり、普通はゴム等を
使い作られる。このベルト１０には所定の間隔おきに多
数の缶支持台１８が取付けられている。この缶支持台１
８は缶を支持し移送するためのものであり、上部ストッ
パ２１、缶受け台２２、加圧手段２３、その他必要によ
り缶センサ２４を具備する。缶受け台２２は、缶等の被
移送体を物理的に受けるためのものであり、前記ベルト
１０に軸支されている。この缶受け台２２は加圧手段２
３により、図面において常に反時計方向へ回転するよう
付勢力を受けると共に、上部ストッパ２１により反時計
方向への回転が制限される。
使い作られる。このベルト１０には所定の間隔おきに多
数の缶支持台１８が取付けられている。この缶支持台１
８は缶を支持し移送するためのものであり、上部ストッ
パ２１、缶受け台２２、加圧手段２３、その他必要によ
り缶センサ２４を具備する。缶受け台２２は、缶等の被
移送体を物理的に受けるためのものであり、前記ベルト
１０に軸支されている。この缶受け台２２は加圧手段２
３により、図面において常に反時計方向へ回転するよう
付勢力を受けると共に、上部ストッパ２１により反時計
方向への回転が制限される。
【００２５】また、缶受け台２２は、載せられる缶が落
ちないよう、上部ストッパ２１の取付け位置を調整し略
上方を向けるようにするのが望ましい。
ちないよう、上部ストッパ２１の取付け位置を調整し略
上方を向けるようにするのが望ましい。
【００２６】なお、缶受け台２２は、後述する引出スト
ッパ１５により加圧手段２３の弾性力に抗して時計方向
に回転する。引出ストッパ１５との滑らかな摺動のた
め、引出ストッパ１５の傾斜面に対応して缶受け台２２
にはその先端に傾斜面を形成するのが望ましい。
ッパ１５により加圧手段２３の弾性力に抗して時計方向
に回転する。引出ストッパ１５との滑らかな摺動のた
め、引出ストッパ１５の傾斜面に対応して缶受け台２２
にはその先端に傾斜面を形成するのが望ましい。
【００２７】缶の載せられる缶受け台２２のほぼ中央部
には、缶センサ２４が設けてある。この缶センサ２４は
接触センサ等から成り、缶が載せられると、その缶の圧
力により作動し、例えば駆動プーリ１１と繋がっている
モーター等の駆動源へ電力を供給するようにする。
には、缶センサ２４が設けてある。この缶センサ２４は
接触センサ等から成り、缶が載せられると、その缶の圧
力により作動し、例えば駆動プーリ１１と繋がっている
モーター等の駆動源へ電力を供給するようにする。
【００２８】この缶センサ２４は設けなくても良いが、
設けない場合には、移送すべき缶が無い場合にも移送機
構が動作するのを防止するための他の機構を備えること
が必要となる。
設けない場合には、移送すべき缶が無い場合にも移送機
構が動作するのを防止するための他の機構を備えること
が必要となる。
【００２９】符号１５は引出ストッパであり、引出口等
に固定され設けられる。この引出ストッパ１５は、前記
の缶受け台２２と接触して缶受け台２２を時計方向へ回
転させ缶受け台２２に載っている缶等の被移送体を缶受
け台２２から落とす。この引出ストッパ１５は缶受け台
２２との滑らかな摺動をするため、傾斜面を備えるのが
望ましい。
に固定され設けられる。この引出ストッパ１５は、前記
の缶受け台２２と接触して缶受け台２２を時計方向へ回
転させ缶受け台２２に載っている缶等の被移送体を缶受
け台２２から落とす。この引出ストッパ１５は缶受け台
２２との滑らかな摺動をするため、傾斜面を備えるのが
望ましい。
【００３０】符号１６は引出口であり、缶受け台２２か
ら落とされた缶等を収容するためのものである。
ら落とされた缶等を収容するためのものである。
【００３１】以上のように構成された前記移送機構の動
作を説明する。まず、飲料等の購買者が自動販売機の前
面パネルに設けられているコインの投入口又は紙幣の投
入口へコイン又は紙幣を入れ、自動販売機の前面パネル
に設けられている商品選択ボタン群から自分の欲しい商
品に対応するボタンを押す。
作を説明する。まず、飲料等の購買者が自動販売機の前
面パネルに設けられているコインの投入口又は紙幣の投
入口へコイン又は紙幣を入れ、自動販売機の前面パネル
に設けられている商品選択ボタン群から自分の欲しい商
品に対応するボタンを押す。
【００３２】このようにして、ボタンが押されると、こ
の動作が電気信号へ変換され、自動販売機の制御機構に
通知される。制御機構は選択された商品に対応するカー
トリッジ１７へ指令を出し、カートリッジ１７の下部に
あるストッパを駆動し一つの缶を落とすようにする。
の動作が電気信号へ変換され、自動販売機の制御機構に
通知される。制御機構は選択された商品に対応するカー
トリッジ１７へ指令を出し、カートリッジ１７の下部に
あるストッパを駆動し一つの缶を落とすようにする。
【００３３】カートリッジ１７から落とされた缶は、水
平移送台１３上を転がり移送機構の缶受け台２２に載せ
られる。缶受け台２２に載せられた缶は、缶受け台２２
が略上方を向けているから、缶受け台２２から落ちにく
い。このようにして缶受け台２２に載せられた缶は、缶
受け台２２に設けられている缶センサ２４を押すように
する。すると、缶センサ２４が作動し駆動プーリ１１等
に繋がっているモーター等へ電圧が印加されて駆動プー
リ１１が回転し始める。駆動プーリ１１が回転するとベ
ルト１０も回転し、缶を載せた缶受け台２２等は缶と一
体に上方へ移動する。
平移送台１３上を転がり移送機構の缶受け台２２に載せ
られる。缶受け台２２に載せられた缶は、缶受け台２２
が略上方を向けているから、缶受け台２２から落ちにく
い。このようにして缶受け台２２に載せられた缶は、缶
受け台２２に設けられている缶センサ２４を押すように
する。すると、缶センサ２４が作動し駆動プーリ１１等
に繋がっているモーター等へ電圧が印加されて駆動プー
リ１１が回転し始める。駆動プーリ１１が回転するとベ
ルト１０も回転し、缶を載せた缶受け台２２等は缶と一
体に上方へ移動する。
【００３４】上方へ移動する缶受け台２２は、引出スト
ッパ１５の位置まで上昇し缶受け台２２の傾斜面が引出
ストッパ１５の傾斜面と接触するようになる。引出スト
ッパ１５は固定されていて、上昇する缶受け台２２は引
出ストッパ１５の傾斜面を摺動しながら加圧手段２３の
弾性力に抗して時計方向へ回転するようになる。缶受け
台２２が時計方向へ回転すると、缶受け台２２の先端、
すなわち傾斜面のある先端が下方を向け缶１４は自重に
より缶受け台２２を転がり缶受け台２２から落とされる
ようになる。落とされた缶１４は引出口１６へ達する。
ッパ１５の位置まで上昇し缶受け台２２の傾斜面が引出
ストッパ１５の傾斜面と接触するようになる。引出スト
ッパ１５は固定されていて、上昇する缶受け台２２は引
出ストッパ１５の傾斜面を摺動しながら加圧手段２３の
弾性力に抗して時計方向へ回転するようになる。缶受け
台２２が時計方向へ回転すると、缶受け台２２の先端、
すなわち傾斜面のある先端が下方を向け缶１４は自重に
より缶受け台２２を転がり缶受け台２２から落とされる
ようになる。落とされた缶１４は引出口１６へ達する。
【００３５】一方、缶により動作された缶センサ２４
は、缶が落とされることによりそれ以上動作しなくな
る。すなわち、接触センサ等が缶によりそれ以上接触さ
れることが無くなり、モーター等への通電が切れるよう
になる。モーター等に電力が供給されなくなると、駆動
プーリ１１が回転できなくなり、ひいて移送機構も回転
しなくなり移送機構は缶を移送しないようになる。
は、缶が落とされることによりそれ以上動作しなくな
る。すなわち、接触センサ等が缶によりそれ以上接触さ
れることが無くなり、モーター等への通電が切れるよう
になる。モーター等に電力が供給されなくなると、駆動
プーリ１１が回転できなくなり、ひいて移送機構も回転
しなくなり移送機構は缶を移送しないようになる。
【００３６】もし、ベルト１０の多数の缶支持台１８に
多数の缶が載せられていると、先行の缶が缶受け台２２
から落とされてそれに対応する缶センサ２４が作動しな
くなっても、後発の缶が缶センサ２４を作動させている
から、駆動プーリ１１は回転を続ける。そして、最後の
缶が缶受け台２２から落とされると、駆動プーリ１１は
その動作をストップする。
多数の缶が載せられていると、先行の缶が缶受け台２２
から落とされてそれに対応する缶センサ２４が作動しな
くなっても、後発の缶が缶センサ２４を作動させている
から、駆動プーリ１１は回転を続ける。そして、最後の
缶が缶受け台２２から落とされると、駆動プーリ１１は
その動作をストップする。
【００３７】上記実施の形態においては、缶センサを缶
受け台に設けることとしたが、これに限らず、例えば水
平移送台１３に設置することも可能である。このように
水平移送台１３に設置された缶センサが、水平移送台１
３上を転がる缶を検知し、それから所定時間だけ駆動源
に電源を印加するようにする。すなわち、移送すべく缶
がある時だけに電力を供給するようにするものである。
受け台に設けることとしたが、これに限らず、例えば水
平移送台１３に設置することも可能である。このように
水平移送台１３に設置された缶センサが、水平移送台１
３上を転がる缶を検知し、それから所定時間だけ駆動源
に電源を印加するようにする。すなわち、移送すべく缶
がある時だけに電力を供給するようにするものである。
【００３８】ここで、所定時間は、缶が水平移送台１３
から缶受け台２２に載せられ上部の引出口１６まで搬送
される時間を考え若干の余裕をおき設定するのが望まし
い。また、１つの缶が引出口１６へ落とされる前に、次
の缶が水平移送台１３から載せられて、再び缶センサ２
４を駆動する場合がある。このような場合には、時間を
セットし直してから後発の缶が移送され引出口１６へ落
とされるまでの時間を確保するのが必要である。
から缶受け台２２に載せられ上部の引出口１６まで搬送
される時間を考え若干の余裕をおき設定するのが望まし
い。また、１つの缶が引出口１６へ落とされる前に、次
の缶が水平移送台１３から載せられて、再び缶センサ２
４を駆動する場合がある。このような場合には、時間を
セットし直してから後発の缶が移送され引出口１６へ落
とされるまでの時間を確保するのが必要である。
【００３９】なお、前記実施の形態においては、水平移
送台１３には動力源を持たせないような構成をしたが、
これに限らず駆動プーリとベルトとを具備するような構
成であってもよい。特に、自動販売機から販売される商
品が缶ではなく、あまり転がらないものであれば、駆動
プーリとベルトとを備えた水平移送台１３で、カートリ
ッジから落とされた商品を移送機構へ移送するのが望ま
しい。
送台１３には動力源を持たせないような構成をしたが、
これに限らず駆動プーリとベルトとを具備するような構
成であってもよい。特に、自動販売機から販売される商
品が缶ではなく、あまり転がらないものであれば、駆動
プーリとベルトとを備えた水平移送台１３で、カートリ
ッジから落とされた商品を移送機構へ移送するのが望ま
しい。
【００４０】
【発明の効果】以上のように本発明は、簡単な構造の移
送機構を採用することで自動販売機等において缶等を上
部へ移動させ購買者が腰をかがめずに缶等が取り出せる
効果がある。
送機構を採用することで自動販売機等において缶等を上
部へ移動させ購買者が腰をかがめずに缶等が取り出せる
効果がある。
【００４１】また、各々のカートリッジに対して移送機
構を設けることなく、多数のカートリッジに対して１つ
の移送機構を設ければ良く、自動販売機のコストが低減
でき、また設置のスペースが小さくなる、優れた技術的
効果がある。
構を設けることなく、多数のカートリッジに対して１つ
の移送機構を設ければ良く、自動販売機のコストが低減
でき、また設置のスペースが小さくなる、優れた技術的
効果がある。
【００４２】また、缶支持台と、それと接触して缶支持
台を傾斜させるようにする引出ストッパの接触面を傾斜
するようにして、両部材の摺動を滑らかにすることがで
きる。
台を傾斜させるようにする引出ストッパの接触面を傾斜
するようにして、両部材の摺動を滑らかにすることがで
きる。
【００４３】なお、缶受け台又は水平移送台に接触セン
サ等からなる缶センサを設け、移送すべく缶のある場合
にだけ移送機構を動作させることで運用費用が低減でき
る効果がある。
サ等からなる缶センサを設け、移送すべく缶のある場合
にだけ移送機構を動作させることで運用費用が低減でき
る効果がある。
【図１】本発明による移送機構を自動販売機に適用した
実施の形態を示す正面図である。
実施の形態を示す正面図である。
【図２】前記実施の形態においての缶支持台を拡大して
示す正面図である。
示す正面図である。
１０ ベルト(伝動機構) １３ 水平移送台 １４ 缶(被移送体) １５ 引出ストッパ １６ 引出口 １７ カートリッジ １８ 缶支持台(被移送体支持台) ２１ 上部ストッパ（ストッパ） ２２ 缶受け台(被移送体受け台) ２３ 加圧手段 ２４ 缶センサ(被移送体センサ)
Claims (9)
- 【請求項１】 駆動源に繋がり、回転して伝動機構を移
動させ、その移動により被移送体支持台を移動すること
で被移送体を移送する移送機構であって、 前記被移送体支持台は、 前記伝動機構に軸支され、被移送体を載せる被移送体受
け台と、 前記被移送体受け台へ常に圧力を加える加圧手段と、 前記加圧手段により被移送体受け台が回転しようとする
時、所定角度以上回転することを阻止するストッパとか
ら成り、 被移送体を載せた前記被移送体受け台が移動し外部の引
出ストッパに当たって前記被移送体受け台が前記加圧手
段の圧力方向とは反対方向へ回転され傾斜することで被
移送体を落とすことを特徴とする移送機構。 - 【請求項２】 前記被移送体受け台において被移送体の
載せられる部分には、被移送体センサが設けられ、 前記被移送体センサが被移送体を検知した場合にだけ、
前記駆動源へ電力を供給することを特徴とする請求項１
記載の移送機構。 - 【請求項３】 駆動源に繋がり、回転して伝動機構を移
動させ、その移動により自動販売機の内部に設けられ被
移送体を収容するカートリッジから排出する被移送体を
上方へ移送させ外部へ引き出されるようにする自動販売
機において、 前記伝動機構に軸支され、被移送体を載せる被移送体受
け台と、 前記被移送体受け台へ常に上方への圧力を加える加圧手
段と、 前記加圧手段により被移送体受け台が回転しようとする
時、所定角度以上回転することを阻止するストッパとを
備え、 前記カートリッジから排出する被移送体を水平移送台を
介して受け取る前記被移送体受け台が前記伝動機構によ
り上昇して、自動販売機の上部に固定して設けてある引
出ストッパに当たって、前記被移送体受け台が前記加圧
手段の圧力方向とは反対方向へ回転し下部へ傾斜するこ
とにより被移送体を引出口へ落とすことを特徴とする自
動販売機。 - 【請求項４】 前記被移送体受け台において被移送体の
載せられる部分には、被移送体センサが設けられ、 前記被移送体センサが被移送体を検知した場合にだけ、
前記駆動源へ電力を供給することを特徴とする請求項３
記載の自動販売機。 - 【請求項５】 前記水平移送台には被移送体センサが設
けられ、 前記被移送体センサが被移送体を検知した後、所定時間
だけ前記駆動源へ電力を供給することを特徴とする請求
項３記載の自動販売機。 - 【請求項６】 前記被移送体受け台と引出ストッパ中、
少なくとも一方はその先端に傾斜面を備えることを特徴
とする請求項３又は請求項４記載の自動販売機。 - 【請求項７】 前記被移送体受け台と引出ストッパとが
各々その先端に傾斜面を備え、両方の傾斜面が対向する
ことを特徴とする請求項３又は請求項４記載の自動販売
機。 - 【請求項８】 前記水平移動台は、前記被移送体受け台
の方向に向かって低くなることを特徴とする請求項３記
載の自動販売機。 - 【請求項９】 前記水平移動台は、駆動プーリとベル
トを備え被移送体を前記被移送体受け台へ移送すること
を特徴とする請求項３記載の自動販売機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR2001-0005829 | 2001-02-07 | ||
| KR10-2001-0005829A KR100378877B1 (ko) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | 이송기구 및 이를 사용하는 자동 판매기 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002245530A true JP2002245530A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=19705431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001148699A Pending JP2002245530A (ja) | 2001-02-07 | 2001-05-18 | 移送機構およびこれを使う自動販売機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002245530A (ja) |
| KR (1) | KR100378877B1 (ja) |
Families Citing this family (5)
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|---|---|---|---|---|
| KR100417167B1 (ko) * | 2001-08-18 | 2004-02-05 | 고흥곤 | 자동판매기의 제품 저장 및 배출장치 |
| KR20030083204A (ko) * | 2002-04-19 | 2003-10-30 | 서지현 | 컨베이어벨트를 이용한 자동판매물품 상승장치 |
| KR101398040B1 (ko) * | 2013-04-11 | 2014-05-27 | 주식회사 네오아이씨피 | 매체케이스 처리장치 및 이를 통해 매체를 인출하는 방법 |
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| CN109979091A (zh) * | 2019-04-25 | 2019-07-05 | 东莞嘉丰机电设备有限公司 | 一种棒棒糖贩卖机 |
-
2001
- 2001-02-07 KR KR10-2001-0005829A patent/KR100378877B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2001-05-18 JP JP2001148699A patent/JP2002245530A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100378877B1 (ko) | 2003-04-10 |
| KR20020065682A (ko) | 2002-08-14 |
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