JP2002245505A - フロント業務データ処理用の装置及びシステム - Google Patents

フロント業務データ処理用の装置及びシステム

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JP2002245505A
JP2002245505A JP2001038428A JP2001038428A JP2002245505A JP 2002245505 A JP2002245505 A JP 2002245505A JP 2001038428 A JP2001038428 A JP 2001038428A JP 2001038428 A JP2001038428 A JP 2001038428A JP 2002245505 A JP2002245505 A JP 2002245505A
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JP2001038428A
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English (en)
Inventor
Koichi Yanaido
康一 柳井戸
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 宿泊施設において、客の操作のみでチェック
インを可能にする。 【解決手段】 客側に向けたタッチパネル14を備えた
ディスプレイ5の表示部13に客室情報を客室毎に客室
番号ボタン36bで表示させて、この客室番号ボタン3
6bによるタッチ入力を要求し、タッチ入力された客室
の客室状況「予約有り・予約無し」に応じたチェックイ
ンデータ処理を行ない、その客に提供する客室のカード
キーを発行する。これにより、客は、フロント業務を行
なう係員がいない場合でも、宿泊施設にチェックインす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホテルなどの宿泊
施設のチェックインを客の操作で行うフロント業務デー
タ処理用の装置及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ホテルなどの宿泊施設にチェックインす
る際には、例えば、客がフロントにて係員に予約の有無
や希望する客室などを告げ、宿泊者カードに名前などを
記入した後、客室のキーを受け取るということが一般的
に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、宿泊施設で
は、フロントに、チェックイン業務を行う係員を配置す
る必要がある。ところで、人件費削減のために夜間など
チェックイン業務を行わない時間を設定している宿泊施
設では、その間、客は、チェックインすることができな
い。そこで、宿泊施設は、その間、客室の提供をするこ
とができず、空室の有効利用を図ることができない。
【0004】本発明の目的は、客の操作のみでチェック
イン可能なフロント業務データ処理用の装置及びシステ
ムを得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のフロント
業務データ処理装置の発明は、マンマシンインターフェ
ースを提供する情報提供手段を用いて、予約有りの客に
対して予約に伴い設定されて識別情報記憶領域に記憶さ
れた客を識別する為の識別情報の入力を要求する識別情
報要求手段と、予約有りの客に対して代金支払の保証の
為の保証情報の入力を前記情報提供手段を用いて要求す
る保証情報要求手段と、前記保証情報要求手段の要求に
応じて入力された前記保証情報を保証情報記憶領域に記
憶させる保証情報記憶手段と、前記識別情報記憶領域に
記憶された前記識別情報と前記識別情報要求手段の要求
に応じて入力された前記識別情報とが一致し、前記保証
情報が入力されたことを条件にその客に提供する客室の
ドアロックを解錠することを可能とする手段を提供する
解錠手段提供手段と、を備える。
【0006】したがって、予約有りの客は、識別情報要
求手段により識別情報の入力を要求され、保証情報要求
手段により保証情報の入力を要求される。そして、予約
に伴い識別情報記憶領域に記憶された識別情報と識別情
報要求手段による要求に応じて入力された識別情報とが
一致し、保証情報が入力されたことを条件に解錠手段提
供手段によりその客に提供される客室のドアロックを解
錠することを可能とする手段が提供される。
【0007】請求項2記載のフロント業務データ処理装
置の発明は、マンマシンインターフェースを提供する情
報提供手段を用いて、客の宿泊の意思表示を要求する意
志表示要求手段と、客の宿泊希望を受け付ける宿泊希望
受付手段と、客に対して代金支払の保証の為の保証情報
の入力を前記情報提供手段を用いて要求する保証情報要
求手段と、前記保証情報要求手段の要求に応じて入力さ
れた前記保証情報を保証情報記憶領域に記憶させる保証
情報記憶手段と、前記保証情報が入力されたことを条件
にその客に提供する客室のドアロックを解錠することを
可能とする手段を提供する解錠手段提供手段と、を備え
る。
【0008】したがって、客は、意志表示要求手段によ
り宿泊の意思表示を要求され、宿泊希望受付手段により
宿泊希望を受け付けされ、保証情報要求手段により代金
支払の保証の為の保証情報の入力を要求される。そし
て、保証情報記憶手段により保証情報要求手段による要
求に応じて入力された保証情報が保証情報記憶領域に記
憶され、保証情報が入力されたことを条件に解錠手段提
供手段によりその客に提供される客室のドアロックを解
錠することを可能とする手段が提供される。
【0009】請求項3記載のフロント業務データ処理装
置の発明は、予約有り客のチェックインデータ処理と予
約無し客のチェックインデータ処理とを実行するフロン
ト業務データ処理装置であって、予約有り客のチェック
インデータ処理の為に、マンマシンインターフェースを
提供する情報提供手段を用いて、予約有りの客に対して
予約に伴い設定されて識別情報記憶領域に記憶された客
を識別する為の識別情報の入力を要求する識別情報要求
手段と、予約有りの客に対して代金支払の保証の為の保
証情報の入力を前記情報提供手段を用いて要求する保証
情報要求手段と、前記保証情報要求手段の要求に応じて
入力された前記保証情報を保証情報記憶領域に記憶させ
る保証情報記憶手段と、前記識別情報記憶領域に記憶さ
れた前記識別情報と前記識別情報要求手段の要求に応じ
て入力された前記識別情報とが一致し、前記保証情報が
入力されたことを条件にその客に提供する客室のドアロ
ックを解錠することを可能とする手段を提供する解錠手
段提供手段と、を備え、予約無し客の室データ処理の為
に、マンマシンインターフェースを提供する情報提供手
段を用いて、客の宿泊の意思表示を要求する意志表示要
求手段と、客の宿泊希望を受け付ける宿泊希望受付手段
と、マンマシンインターフェースを提供する情報提供手
段を用いて、客の宿泊の意思表示を要求する意志表示要
求手段と、客の宿泊希望を受け付ける宿泊希望受付手段
と、客に対して代金支払の保証の為の保証情報の入力を
前記情報提供手段を用いて要求する保証情報要求手段
と、前記保証情報要求手段の要求に応じて入力された前
記保証情報を保証情報記憶領域に記憶させる保証情報記
憶手段と、前記保証情報が入力されたことを条件にその
客に提供する客室のドアロックを解錠することを可能と
する手段を提供する解錠手段提供手段と、を備える。
【0010】したがって、予約有りの客は、識別情報要
求手段により識別情報の入力を要求され、保証情報要求
手段により保証情報の入力を要求される。そして、予約
に伴い識別情報記憶領域に記憶された識別情報と識別情
報要求手段による要求に応じて入力された識別情報とが
一致し、保証情報が入力されたことを条件に解錠手段提
供手段によりその客に提供される客室のドアロックを解
錠することを可能とする手段が提供される。予約無し客
は、意志表示要求手段により宿泊の意思表示を要求さ
れ、宿泊希望受付手段により宿泊希望を受け付けされ、
保証情報要求手段により代金支払の保証の為の保証情報
の入力を要求される。そして、保証情報記憶手段により
保証情報要求手段による要求に応じて入力された保証情
報が保証情報記憶領域に記憶され、保証情報が入力され
たことを条件に解錠手段提供手段によりその客に提供さ
れる客室のドアロックを解錠することを可能とする手段
が提供される。
【0011】請求項4記載のフロント業務データ処理装
置の発明は、マンマシンインターフェースを提供する情
報提供手段を用いて、予約有りの客に対して予約に伴い
設定されて識別保証情報記憶領域に記憶された客の識別
と代金支払の保証との為の識別保証情報の入力を要求す
る識別保証情報要求手段と、前記識別保証情報記憶領域
に記憶された前記識別保証情報と前記識別保証情報要求
手段の要求に応じて入力された前記識別保証情報とが一
致することを条件にその客に提供する客室のドアロック
を解錠することを可能とする手段を提供する解錠手段提
供手段と、を備える。
【0012】したがって、予約有りの客は、識別保証情
報要求手段により識別保証情報の入力を要求される。そ
して、予約に伴い識別保証情報記憶領域に記憶された識
別保証情報と識別保証情報要求手段による要求に応じて
入力された識別保証情報とが一致することを条件に解錠
手段提供手段によりその客に提供される客室のドアロッ
クを解錠することを可能とする手段が提供される。
【0013】請求項5記載のフロント業務データ処理装
置の発明は、予約有り客のチェックインデータ処理と予
約無し客のチェックインデータ処理とを実行するフロン
ト業務データ処理装置であって、予約有り客のチェック
インデータ処理の為に、マンマシンインターフェースを
提供する情報提供手段を用いて、予約有りの客に対して
予約に伴い設定されて識別保証情報記憶領域に記憶され
た客の識別と代金支払の保証との為の識別保証情報の入
力を要求する識別保証情報要求手段と、前記識別保証情
報記憶領域に記憶された前記識別保証情報と前記識別保
証情報要求手段の要求に応じて入力された前記識別保証
情報とが一致することを条件にその客に提供する客室の
ドアロックを解錠することを可能とする手段を提供する
解錠手段提供手段と、を備え、予約無し客のチェックイ
ンデータ処理の為に、マンマシンインターフェースを提
供する情報提供手段を用いて、客の宿泊の意思表示を要
求する意志表示要求手段と、客の宿泊希望を受け付ける
宿泊希望受付手段と、客に対して代金支払の保証の為の
保証情報の入力を前記情報提供手段を用いて要求する保
証情報要求手段と、前記保証情報要求手段の要求に応じ
て入力された前記保証情報を保証情報記憶領域に記憶さ
せる保証情報記憶手段と、前記保証情報が入力されたこ
とを条件にその客に提供する客室のドアロックを解錠す
ることを可能とする手段を提供する解錠手段提供手段
と、を備える。
【0014】したがって、予約有りの客は、識別保証情
報要求手段により識別保証情報の入力を要求される。そ
して、予約に伴い識別保証情報記憶領域に記憶された識
別保証情報と識別保証情報要求手段による要求に応じて
入力された識別保証情報とが一致することを条件に解錠
手段提供手段によりその客に提供される客室のドアロッ
クを解錠することを可能とする手段が提供される。予約
無し客は、意志表示要求手段により宿泊の意思表示を要
求され、宿泊希望受付手段により宿泊希望を受け付けさ
れ、保証情報要求手段により代金支払の保証の為の保証
情報の入力を要求される。そして、保証情報記憶手段に
より保証情報要求手段による要求に応じて入力された保
証情報が保証情報記憶領域に記憶され、保証情報が入力
されたことを条件に解錠手段提供手段によりその客に提
供される客室のドアロックを解錠することを可能とする
手段が提供される。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1、2、3
又は5記載のフロント業務データ処理装置において、前
記保証情報は、客が所有するクレジットカードのクレジ
ットカード番号であり、前記保証情報記憶手段は、前記
保証情報要求手段による保証情報の入力の要求後にカー
ドリーダにより磁気的に読み取り入力されてこのカード
リーダから送信された前記クレジットカード番号を前記
保証情報記憶領域に記憶させる。
【0016】したがって、保証情報記憶手段は、保証情
報要求手段による保証情報の入力の要求後にカードリー
ダにより磁気的に読み取り入力されてこのカードリーダ
から送信されたクレジットカード番号を保証情報記憶領
域に記憶させる。
【0017】ここで、例えば、請求項4又は5記載のフ
ロント業務データ処理装置において、前記識別保証情報
は、客が所有するクレジットカードのクレジットカード
番号である(請求項7)。
【0018】請求項1ないし7のいずれか一記載のフロ
ント業務データ処理装置において、前記解錠提供手段
は、例えば、ドアロックの解錠の為の解錠情報を外部へ
送信する(請求項8)。
【0019】請求項9記載のフロント業務データ処理シ
ステムの発明は、マンマシンインターフェースを提供す
る情報提供手段と、請求項1ないし8のいずれか一記載
のフロント業務データ処理装置と、を備える。
【0020】したがって、フロント業務データ処理装置
は、情報提供手段を用いることが可能である。
【0021】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
フロント業務データ処理システムにおいて、前記情報提
供手段は、表示部に所定事項を表示するディスプレイを
備える。
【0022】したがって、識別情報要求手段は、ディス
プレイの表示部に所定事項を表示し客に対して識別情報
の入力を要求し、保証情報要求手段は、ディスプレイの
表示部に所定事項を表示し客に対して保証情報の入力を
要求し、意志表示要求手段は、ディスプレイの表示部に
所定事項を表示し客の宿泊の意思表示を要求し、識別保
証情報要求手段は、ディスプレイの表示部に所定事項を
表示し客に対して識別保証情報の入力を要求する。
【0023】請求項11記載の発明は、請求項10記載
のフロント業務データ処理システムにおいて、前記ディ
スプレイは、前記表示部に積層配置されてタッチされる
ことにより情報を前記フロント業務データ処理装置に入
力するタッチパネルを備える。
【0024】したがって、タッチパネルをタッチするこ
とにより、フロント業務データ処理装置に情報を入力す
ることが可能である。
【0025】請求項12記載の発明は、請求項10又は
11記載のフロント業務データ処理システムおいて、前
記ディスプレイは、前記表示部がオペレータと対向する
オペレータ操作位置と前記表示部が客と対向する客操作
位置との間で前記表示部を回動自在に支持する支持部
と、前記表示部の位置がオペレータ操作位置か客操作位
置かを検知する位置検知手段と、を備え、前記フロント
業務データ処理装置は、前記ディスプレイの前記位置検
知手段が検知した前記表示部の位置がオペレータ操作位
置であるときには操作モードを予約データ処理とチェッ
クインデータ処理とチェックアウトデータ処理とを実行
するオペレータ操作モードに設定し、前記位置検知手段
が検知した前記表示部の位置が客操作位置であるときに
は操作モードをチェックインデータ処理を行なう客操作
モードに設定する操作モード設定手段を備える。
【0026】したがって、ディスプレイの表示部は、オ
ペレータ操作位置と客操作位置との間で回動自在であ
り、表示部の位置がオペレータ操作位置であるときに
は、オペレータは、オペレータ操作モードで予約データ
処理とチェックインデータ処理とチェックアウトデータ
処理とを行なうことが可能であり、表示部の位置が客操
作位置であるときには、客は、客操作モードでチェック
インデータ処理を行なうことが可能である。
【0027】請求項13記載の発明は、請求項9ないし
12のいずれか一記載のフロント業務データ処理システ
ムにおいて、前記フロント業務データ処理装置の前記解
錠提供手段は、ドアロックの解錠の為の解錠情報を外部
へ送信する。
【0028】したがって、外部の装置では、解錠情報を
受信してキーを発行することが可能となる。
【0029】請求項14記載のフロント業務データ処理
システムの発明は、請求項8記載のフロント業務データ
処理装置と、このフロント業務データ処理装置から送信
された前記解錠情報を受信する解錠情報受信手段と、こ
の解錠情報受信手段で受信した前記解錠情報を磁気カー
ドに記録する記録手段を有し、前記解錠情報が記録され
た磁気カードをカードキーとして発行するカードキー発
行装置と、を備える。
【0030】したがって、フロント業務データ処理装置
より解錠情報が送信されると、カードキー発行装置は、
解錠情報を記録したカードキーを発行する。
【0031】請求項15記載のフロント業務データ処理
の上位システムの発明は、請求項13記載のフロント業
務データ処理システムと、このフロント業務データ処理
システムの前記フロント業務データ処理装置から送信さ
れた前記解錠情報を受信する解錠情報受信手段と、この
解錠情報受信手段で受信した前記解錠情報を磁気カード
に記録する記録手段を有し、前記解錠情報が記録された
磁気カードをカードキーとして発行するカードキー発行
装置と、を備える。
【0032】したがって、フロント業務データ処理装置
より解錠情報が送信されると、カードキー発行装置は、
解錠情報を記録したカードキーを発行する。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態につい
て、図1ないし図11に基づいて説明する。本実施の形
態は、ホテルなどの宿泊施設で使用されるフロント業務
データ処理用のシステムへの適用例である。
【0034】ここで、図1は、フロント業務データ処理
の上位システムを示す模式図である。図1に示すように
フロント業務データ処理の上位システム1は、フロント
業務データ処理システム2とカードキー発行装置3とを
備え、それらが接続されることで構成されている。この
ようなシステムでは、フロント業務データ処理システム
2で宿泊施設のフロント業務である予約データ処理、チ
ェックインデータ処理、チェックアウトデータ処理など
のフロント業務データ処理が行われる。そして、このフ
ロント業務データ処理システム2によりチェックインデ
ータ処理が行われた際には、カードキー発行装置3によ
り後述するカードキー(図示せず)が発行される。
【0035】また、本実施の形態のフロント業務データ
処理システム2では、操作モードを宿泊施設のオペレー
タによる操作を受け付けて予約データ処理とチェックイ
ンデータ処理とチェックアウトデータ処理とを実行する
オペレータ操作モードと、客による操作を受け付けてチ
ェックインデータ処理を実行する客操作モードとに設定
することが可能である。
【0036】まず、フロント業務データ処理の上位シス
テム1を構成するフロント業務データ処理システム2に
ついて説明する。フロント業務データ処理システム2
は、図1に示すように、フロント業務データ処理装置4
にディスプレイ5とキー入力を受け付けるキーボード6
と磁気カードの記録データを読み取るカードリーダ7と
レシートなどを発行するプリンタ8とドロワ9とポイン
ティングデバイスであるタブレット10とを備えてい
る。
【0037】ここで、本実施の形態のシステムが備える
特徴の一つであるディスプレイ5について説明する。図
2は、ディスプレイ5を示す斜視図である。ディスプレ
イ5は、台座11とこの台座11の上に回転自在に設け
られた本体ケース12とから構成され、本体ケース12
には、LCD(Liquid Crystal Display)である表示部
13が設けられている。さらに、表示部13の表面上に
は、タッチパネル14が積層配置されており、表示部1
3に表示されるボタン等とタッチパネル14の座標との
位置関係の同期をとることによって、表示部13はキー
ボードと同様の機能を奏することになる。
【0038】また、後述するように、本実施の形態のフ
ロント業務データ処理システム2は、ディスプレイ5の
表示部13がオペレータ操作位置のときに操作モードが
オペレータ操作モードに設定され、ディスプレイ5の表
示部13が客操作位置のときに操作モードが客操作モー
ドに設定されるが、ディスプレイ5には、表示部13を
オペレータ操作位置と客操作位置とに設定して、操作モ
ードをオペレータ操作モードと客操作モードとに設定す
る為の操作モード切替機構15が設けられている。ここ
で、オペレータ操作位置とは表示部13がオペレータと
対向しオペレータによる操作を許容する位置であり、客
操作位置とは表示部13がオペレータに対して背を向
け、表示部13が客と対向し客による操作を許容する位
置である。
【0039】この操作モード切替機構15について図3
ないし図4を参照して説明する。図3は、操作モード切
替機構15を示す縦断正面図、図4は、支軸とオペレー
タ操作モードスイッチと客操作モードスイッチとを示す
平面図である。操作モード切替機構15は、台座11の
側に設けられた部材と本体ケース12の側とに設けられ
た部材とにより構成されている。
【0040】まず、台座11の側の操作モード切替機構
15を構成する部材について説明する。台座11には、
本体ケース12を回転自在に支持する支持部である支軸
16が設けられている。この支軸16の上端部16aに
は、本体ケース12の表示部13をオペレータ操作位置
にロックする為のロック溝16bと本体ケース12の表
示部13を客操作位置にロックする為のロック溝16c
とが互いに向き合う位置に設けられている。
【0041】そして、ロック溝16bの支軸16の中心
側には、押されることによりフロント業務データ処理シ
ステム2の操作モードをオペレータ操作モードに設定す
る為の所定の信号を出力するオペレータ操作モードスイ
ッチSW1が設けられており、ロック溝16cの支軸1
6の中心側には、押されることによりフロント業務デー
タ処理システム2の操作モードを客操作モードに設定す
る為の所定の信号を出力する客操作モードスイッチSW
2が設けられている。これらのオペレータ操作モードス
イッチSW1と客操作モードスイッチSW2とが表示部
13の位置がオペレータ操作位置か客操作位置かを検知
する位置検知手段として機能する。
【0042】次に、本体ケース12側の操作モード切替
機構15を構成する部材について説明する。本体ケース
12には、フレーム17が一体形成され、このフレーム
17にロック棒18が軸心方向へスライド自在に支持さ
れている。このロック棒18は、ロック爪18aと当接
体18bと回転ボタン18cとを備えている。
【0043】ロック爪18aは、ロック棒18の一端部
に設けられており、支軸16のロック溝16b又はロッ
ク溝16cに嵌る形状に形成されている。
【0044】当接体18bは、ロック棒18の他端部に
設けられており、本体ケース12の内面12aに当接す
る形状に形成されている。
【0045】回転ボタン18cは、当接体18bより突
出形成されており、本体ケース12に設けられたボタン
孔12bに挿入されている。
【0046】また、ロック棒18は、一端がフレーム1
7の内面17aに当接し他端が回転ボタン18cの当接
体18bに当接し、当接体18bを本体ケース12の内
面12aに当接させる方向に付勢し圧縮ばねとして機能
するコイルばね19に挿通している。
【0047】そして、ロック棒18の当接体18bがコ
イルばね19により本体ケース12の内面12aに当接
する方向に付勢されることにより、本体ケース12の表
示部13がオペレータ操作位置に設定されている場合に
は、ロック棒18のロック爪18aが台座11のロック
溝16bに嵌りオペレータ操作モードスイッチSW1を
押し、本体ケース12の表示部13が客操作位置に設定
されている場合には、ロック爪18aが台座11のロッ
ク溝16cに嵌り客操作モードスイッチSW2を押す構
造となっている。
【0048】また、ロック棒18の軸方向の長さは、回
転ボタン18cへのコイルばね19の付勢力に抗する方
向への押圧動作により、そのロック爪18aが台座11
のロック溝16b、16cから外れる長さである。
【0049】次に、このようなフロント業務データ処理
システム2に内蔵される各部の電気的接続について図5
を参照して説明する。図5に示すように、フロント業務
データ処理装置4にはマイクロコンピュータ(以下、マ
イコンという。)20が備えられており、このマイコン
20が各部を駆動制御する。マイコン20は、各部を集
中的に制御するCPU(Central Processing Unit)2
1にバスライン22を介して、起動プログラム等の固定
的データを予め記憶するROM(Read Only Memory)2
3と各種データを書き換え自在に記憶するワークエリア
や画像メモリ等として機能するRAM(Random Access
Memory)24と、日付や時刻を計時するタイマ25とが
接続されて構成されている。
【0050】また、CPU21に接続されたバスライン
22には、マイコン20を動作させる制御プログラム等
を記憶したHDD(Hard Disk Drive)26が接続され
ており、このHDD26には制御プログラムの他に、各
種データファイルも記憶されている。各種データファイ
ルとしては、一例として、画面データファイルが記憶さ
れている。画面データファイルは、ディスプレイ5の表
示部13に表示する各種の表示データをその表示画面の
一画面であるページ単位で記憶保持するファイル構造を
備える。
【0051】HDD26に記憶された制御プログラム
は、フロント業務データ処理システム2の起動時に画面
データファイル等とともにRAM24に書き込まれ、こ
れによってマイコン20による各部の駆動制御が可能な
状態となる。次に、フロント業務データ処理装置4のマ
イコン20によって駆動制御されるフロント業務データ
処理システム2の各部を説明する。
【0052】キーボード6は、キーボードコントローラ
27を介してバスライン22に接続され、操作されたキ
ーに応じた信号をキーボードコントローラ27の動作に
よってマイコン20に入力する。
【0053】オペレータ操作モードスイッチSW1と客
操作モードスイッチSW2とは、I/O28を介してバ
スライン22に接続され、出力された信号をI/O28
を介してマイコン20に入力する。マイコン20は、入
力された信号がオペレータ操作モードスイッチSW1か
らの信号のときには、操作モードをオペレータ操作モー
ドに設定し、客操作モードスイッチSW2からの信号の
ときには、操作モードを客操作モードに設定する。
【0054】表示部13は、表示コントローラ29介し
てバスライン22に接続され、マイコン20からの表示
データが表示コントローラ29に入力されると、表示コ
ントローラ29に駆動されて所定事項を表示する。
【0055】タッチパネル14は、パネルコントローラ
30を介してバスライン22に接続され、パネルコント
ローラ30の動作によって、オペレータ又は客によりタ
ッチされたパネル上のXY座標の位置を認識して座標デ
ータを取得し、この取得された座標データに応じた信号
をマイコン20に入力する。マイコン20に信号が入力
されると、マイコン20は信号に基づいた所定の処理を
実行する。
【0056】カードリーダ7は、リーダコントローラ3
1を介してバスライン22に接続され、磁気カードであ
るクレジットカードに記憶された情報を読み取り、読み
取った情報をリーダコントローラ31の動作によってマ
イコン20に入力する。
【0057】プリンタ8は、プリンタコントローラ32
を介してバスライン22に接続され、マイコン20から
の印字データがプリンタコントローラ32に入力される
と、プリンタコントローラ32に駆動されて所定の用紙
(図示せず)に所定事項を印字し発行する。
【0058】ドロワ9は、I/O33を介してバスライ
ン22に接続され、マイコン20による制御により図示
しない引出しを開く。
【0059】タブレット10は、タブレットコントロー
ラ34を介してバスライン22に接続され、操作された
軌跡に応じた信号をタブレットコントローラ34の動作
によってマイコン20に入力する。
【0060】また、バスライン22には、カードキー発
行装置3が接続されてこのカードキー発行装置3とデー
タの送受信を行う通信I/F35が接続され、この通信
I/F35もマイコン20によって制御される。
【0061】ここで、RAM24内に記憶されているデ
ータの一つである客室データファイルについて図6を参
照して説明する。図6は、客室データファイルのファイ
ル構造を示す模式図である。客室データファイルFに
は、客室毎に、客室のドアロックの解錠の為の解錠情報
としての客室のカードキー暗証番号を記憶するカードキ
ー暗証番号記憶エリアF1、客室状況としての客室の予
約の有無・在室状況を記憶する客室状況記憶エリアF
2、客の氏名を記憶する客氏名記憶エリアF3、予約有
りの客に対して予約時に設定された客の識別の為の識別
情報としての予約番号を記憶する予約番号記憶エリアF
4、代金支払いの保証の為の保証情報としての客が所有
するクレジットカードのクレジットカード番号を記憶す
るクレジットカード番号記憶エリアF5とが設けられて
いる。また、本実施の形態のフロント業務データ処理装
置4では、予め、カードキー暗証番号記憶エリアF1に
はカードキー暗証番号が客室毎に記憶されており、予約
が有る客室の客氏名記憶エリアF3と予約番号記憶エリ
アF4とには予約有りの客の氏名と識別番号とが予約時
にオペレータの操作によってキーボード6により入力さ
れ記憶されている。
【0062】このようなフロント業務データ処理システ
ム2の構成において、まず、本実施の形態のディスプレ
イ5に設けられている操作モード切替機構15の機能に
ついて説明する。ディスプレイ5の表示部13がオペレ
ータ操作位置に設定されているときには、操作モード切
替機構15のロック棒18のロック爪18aは、台座1
1の支軸16のロック溝16bに嵌り、本体ケース12
を介して表示部13をオペレータ操作位置で台座11に
ロックするとともに、オペレータ操作モードスイッチS
W1を押す。これにより、オペレータ操作モードスイッ
チSW1がフロント業務データ処理システム2の操作モ
ードをオペレータ操作モードに設定する為の所定の信号
を出力する。この状態から、オペレータがロック棒18
の回転ボタン18cをコイルばね19の付勢力に抗する
方向へ押圧し、ロック棒18のロック爪18aを台座1
1のロック溝16bから外す。これにより、ロックが解
除され、本体ケース12が台座11に対し回転可能とな
る。そして、本体ケース12を客操作位置に回転させて
回転ボタン18cへの押圧を解除すると、ロック棒18
のロック爪18aは、台座11の支軸16のロック溝1
6cに嵌り、本体ケース12を介して表示部13を客操
作位置で台座11にロックするとともに、ロック爪18
aが客操作モードスイッチSW2を押す。これにより、
客操作モードスイッチSW2がフロント業務データ処理
システム2の操作モードを客操作モードに設定する為の
所定の信号を出力する。
【0063】次に、フロント業務データ処理装置4のH
DD26に記憶された制御プログラムがマイコン20に
実行させる機能について、図7に示すフローチャートに
基づいて説明する。この場合、図8及び図9に示すディ
スプレイ5の表示部13に表示される表示画面の模式図
を参照し、必要に応じて、図1ないし図6も適宜用い
る。
【0064】起動後のフロント業務データ処理システム
2では、表示部13の操作位置に応じて操作モードが選
択される。つまり、表示部13の操作位置によってオペ
レータ操作モードスイッチSW1と客操作モードスイッ
チSW2とが発する出力信号に応じ、マイコン20がフ
ロント業務データ処理システム2の操作モードをオペレ
ータ操作モード又は客操作モードに設定する。表示部1
3の操作位置が客操作位置である場合には(ステップS
1のY)、操作モードを客操作モードに設定する(ステ
ップS2)。客操作位置ではなく(ステップ1のN)、
オペレータ操作位置である場合には(ステップS17の
Y)、操作モードをオペレータ操作モードに設定する
(ステップS18)。
【0065】まず、ステップS2で設定された客操作モ
ードで行われるチェックイン処理について説明する。こ
の客操作モードでは、客によりチェックインデータ処理
の操作がなされる。客操作モードが設定されると(ステ
ップS2)、RAM24に記憶された画像データファイ
ルから客操作画面の画像データファイルが呼び出され、
この画像データファイルに基づいてディスプレイ5の表
示部13に客操作画面が表示される(ステップS3)。
【0066】ここで、図8に客操作画面表示の一例を示
す。この客操作画面36には、客室表示エリア36aに
客室状況が客室毎に客室番号ボタン36bでボタン表示
されている。また、予約済みの客室にはその予約有りの
客の氏名が表示されている。
【0067】客操作画面36では、客室番号ボタン36
bのタッチパネル14によるタッチ入力に待機する(ス
テップS4)。タッチ入力があった場合には(ステップ
S4のY)、その客室番号の客室の予約の有無が判定さ
れる(ステップS5)。この判定は、客室データファイ
ルFの客室状況記憶エリアF2に問い合わせることによ
り行なわれる。予約有りと判定されると(ステップS5
のY)、ROM23に記憶された画像データファイルか
ら予約番号入力メッセージ画面の画像データファイルが
呼び出され、表示部13に予約番号入力メッセージ画面
が表示される(ステップS6)。この予約番号入力メッ
セージ画面は、例えば「予約番号をタブレットにより入
力して下さい」という文字メッセージの画面である。こ
の予約番号入力メッセージ画面が表示された後、予約番
号のタブレット10による入力に待機する(ステップS
7)。予約番号がタブレット10により入力されたと判
定されると(ステップS7のY)、入力された予約番号
が予約時に予め客室データファイルFの予約番号記憶エ
リアF4に記憶された予約番号と照合される(ステップ
S8)。これらの予約番号が一致すると判定された場合
には(ステップS8のY)、画像データファイルからカ
ードスキャンメッセージ画面の画像データファイルが呼
び出され、表示部13にカードスキャンメッセージ画面
が表示される(ステップS9)。このカードスキャンメ
ッセージ画面は、例えば「クレジットカードをカードリ
ーダに通して下さい」という文字メッセージの画面であ
る。このカードスキャンメッセージ画面が表示された
後、客のクレジットカード番号のカードリーダによるリ
ーダ入力に待機する(ステップS10)。クレジットカ
ード番号がリーダ入力されたと判定されると(ステップ
S10のY)、リーダ入力されたクレジットカード番号
をステップS4にてタッチ入力された客室番号に割り当
てられた客室データファイルFのクレジットカード番号
記憶エリアF5に記憶する(ステップS11)。その
後、ステップS4で入力された客室番号に対応する客室
データファイルFのカードキー暗証番号記憶エリアF1
に記憶されているカードキー暗証番号をカードキー発行
装置3に送信する(ステップ12)。そして、ステップ
S12でカードキー暗証番号がカードキー発行装置3に
送信された後、客室データファイルFの客室状況記憶エ
リアF2のデータが予約有から在室に書き換えられる
(ステップS13)。そして、これにより、客操作画面
36の画像データファイルが書き換えられ客操作画面3
6が更新される(ステップS14)。
【0068】また、ステップS7で入力された予約番号
が客室データファイルFの予約番号記憶エリアF4に記
憶されている予約番号と一致しない場合には(ステップ
S8のN)、ROM23に記憶された画像データファイ
ルからやり直しメッセージ画面の画像データファイルが
呼び出され、表示部13にやり直しメッセージ画面が所
定時間表示される(ステップS15)。このやり直しメ
ッセージ画面は、例えば「はじめからやり直して下さ
い。」という文字メッセージの画面である。また、やり
直しメッセージ画面が表示される所定時間は、例えば5
秒間である。このやり直しメッセージ画面が所定時間表
示された後、客操作画面36の表示に戻る(ステップS
3)。
【0069】次に、ステップS4にてタッチ入力された
客室番号の客室の予約の有無を判定するステップS5に
おいて、予約無しと判定された場合(ステップS5の
N)には、その客室番号の客室が空室であるかが判定さ
れる(ステップS16)。その客室番号の客室が空室で
あると判定されると(ステップS16のY)、客室の予
約が有った場合と同様に、ステップS9〜ステップS1
4のチェックインデータ処理が行なわれる。
【0070】次に、ステップS4にてタッチ入力された
客室番号の客室が予約無しと判定され(ステップS5の
N)、さらに空室ではないと判定されると(ステップS
16のN)、客室番号ボタンのタッチパネル14による
タッチ入力に待機に戻る(ステップS4)。つまりこの
場合、在室の客室ボタンがタッチ入力されたことになる
ので、その客室に関してはチェックインデータ処理を行
わない。
【0071】次に、ディスプレイ5の表示部13の位置
が客操作位置でなく(ステップ1のN)、オペレータ操
作位置であって(ステップS17のY)、操作モードが
オペレータ操作モードに設定された場合(ステップS1
8)のオペレータ操作モードで行われる処理について説
明する。このオペレータ操作モードでは、オペレータに
よりフロント業務データ処理の操作がなされる。オペレ
ータ操作モードが設定されると(ステップS18)、画
像データファイルからオペレータ操作画面の画像データ
ファイルが呼び出され、この画像データファイルに基づ
いて表示部13にオペレータ操作画面が表示がされる
(ステップS19)。
【0072】ここで、図9にオペレータ操作画面表示の
一例を示す。このオペレータ操作画面37には、業務表
示エリア37aに宿泊施設のフロントで行われる業務が
業務毎に業務ボタン37bでボタン表示されている。
【0073】その後、このオペレータ操作画面の業務ボ
タン37bのタッチパネル14によるタッチ入力により
チェックイン業務やチェックアウト業務などの処理を実
行する(ステップS20)。ここで、チェックイン業務
やチェックアウト業務などのオペレータ操作モードで実
行される処理は、従来のフロント業務データ処理システ
ムで行われる処理と同様の処理であるので説明を省略す
る。
【0074】続いて、フロント業務データ処理の上位シ
ステム1のカードキー発行装置3の構成について説明す
る。図10に示すように、カードキー発行装置3にはマ
イコン38が備えられており、このマイコン38が各部
を駆動制御する。マイコン38は、各部を集中的に制御
するCPU39にバスライン40を介して、起動プログ
ラムや制御プログラム等の固定的データを予め記憶する
ROM41と各種データを書き換え自在に記憶するワー
クエリアとして機能するRAM42とが接続されてい
る。
【0075】さらに、記録部43が記録部コントローラ
44を介してバスライン40に接続されており、マイコ
ン38からの書込みデータが記録部コントローラ44に
入力されると、記録部コントローラ44に駆動されて所
定事項を磁気カードであるカードキーに磁気的に記録す
る。
【0076】また、搬送機構45が搬送コントローラ4
6を介してバスライン40に接続されており、マイコン
38による制御により搬送コントローラ46に駆動され
カードキーを搬送する。
【0077】また、バスライン40には、フロント業務
データ処理システム2のフロント業務データ処理装置4
が接続されてこのフロント業務データ処理装置4とデー
タの送受信を行う通信I/F47が接続され、この通信
I/F47もマイコン38によって制御される。
【0078】次に、カードキー発行装置3のROM41
に記憶された制御プログラムがマイコン38に実行させ
る機能について、図11に示すフローチャートに基づい
て説明する。
【0079】起動後のカードキー発行装置3は、フロン
ト業務データ処理装置4から送信されるカードキー暗証
番号の受信に待機する(ステップS31)。フロント業
務データ処理装置4から送信されたカードキー暗証番号
の受信が有ると(ステップS31のY)、そのカードキ
ー暗証番号をカードキーに記録する(ステップS3
2)。そして、カードキー暗証番号が記録されたカード
キーを発行する(ステップS33)。
【0080】以上説明したように、本実施の形態のフロ
ント業務データ処理装の上位システム1では、ディスプ
レイ5の表示部13の位置によって、操作モードの設定
を切り替えることが可能であり、表示部13をオペレー
タ操作位置に設定することで、操作モードがオペレータ
操作モードに設定され、オペレータ操作による通常のフ
ロント業務ができ、表示部13を客操作位置に設定する
ことで、操作モードが客操作モードに設定され、この客
操作モードで、客がチェックイン処理操作を行なうこと
で、客は、宿泊施設のオペレータを介さずに一人でチェ
ックインすることができる。これにより、宿泊施設で
は、チェックイン時に必要だった係員が不要になり人件
費を削減をすることができる。また人件費削減のために
夜間などチェックイン業務を行わない時間を設定してい
る宿泊施設では、人件費をかけずに客のチェックインを
受け付けることができるので、客室の提供をすることが
でき、空室の有効利用を図ることができる。また、客
は、宿泊施設の係員とチェックインのやり取りを行なわ
ずに済むので、対話の煩わしさを感じること無くチェッ
クインすることができる。
【0081】なお、本実施の形態においては、客操作モ
ードにおいて、客の予約番号の入力をタブレット10に
よる入力としたが、予約番号の入力は、キーボード6に
よるキー入力としてもよい。
【0082】次に、本発明の第二の実施の形態につい
て、図12及び図13に基づいて説明する。本実施の形
態は、ホテルなどの宿泊施設で使用されるフロント業務
データ処理用のシステムへの適用例である。なお、第一
の実施において説明した部分と同一部分は同一符号で示
し、説明も省略する。本実施の形態の基本的な構成は、
第一の実施の形態と同じであり、第一の実施の形態との
相違点は、予約有りの客の識別の為の識別情報を予約番
号ではなく、客が所有するクレジットカードのクレジッ
トカード番号とし、客の代金支払いの保証の為の保証情
報と同一にし、これを予約ありの客に対する客の識別と
代金支払いの保証の為の識別保証情報としたことであ
る。
【0083】上記の相違により、本実施の形態のフロン
ト業務データ処理システムでは、第一の実施の形態で備
えている予約番号を入力する為のタブレット10を備え
ない。また、上記の相違により、客室データファイルの
内容も第一の実施の形態の客室データファイルFと異な
る。
【0084】ここで、本実施の形態の客室データファイ
ルGについて、図12を参照して説明する。図12は、
客室データファイルGのファイル構造を示す模式図であ
る。客室データファイルGの、カードキー暗証番号記憶
エリアF1、客室状況記憶エリアF2、客氏名記憶エリ
アF3は、第一の実施の形態と同じである。そして、こ
の客室データファイルGにはクレジットカード番号記憶
エリアG1が設けられている。このクレジットカード番
号記憶エリアG1は、予約ありの客に対する客の識別と
代金支払いの保証の為の識別保証情報としてのクレジッ
トカード番号を記憶する識別保証情報格納エリアとし
て、また、予約無し客の代金支払いの保証の為の保証情
報としてのクレジットカード番号を記憶する保証情報記
憶エリアとして機能する。また、本実施の形態のフロン
ト業務データ処理システムでは、予約が有る客室の客氏
名記憶エリアF3と予約番号記憶エリアF4には予約有
りの客の氏名とクレジットカード番号とが予約時にオペ
レータの操作によってキーボード6により入力され記憶
されている。
【0085】次に、フロント業務データ処理装置のRO
Mに記憶された制御プログラムがマイコンに実行させる
機能について、図13に示すフローチャートに基づいて
説明する。
【0086】本機能は、客操作モードにおける客室が予
約ありの場合のチェックインデータ処理が第一の実施の
形態と異なる。この客操作モードにおける客室が予約あ
りの場合のチェックインデータ処理について説明する。
【0087】ステップS4にて客室番号のタッチ入力が
あり、ステップS5において予約有りと判定されると
(ステップS5のY)、ROMに格納された画像データ
ファイルからカードスキャンメッセージ画面の画像デー
タファイルが呼び出され、表示部13にカードスキャン
メッセージ画面が表示される(ステップS41)。この
カードスキャンメッセージ画面は、例えば「クレジット
カードをカードリーダに通して下さい」という文字メッ
セージの画面である。このカードスキャンメッセージ画
面が表示された後、客のクレジットカード番号のカード
リーダによるリーダ入力に待機する(ステップS4
2)。クレジットカード番号がリーダ入力されたと判定
されると(ステップS42のY)、ステップS42で入
力されたクレジットカード番号が客室の予約時に予め客
室データファイルGのクレジットカード番号記憶エリア
G1に記憶されたクレジットカード番号と照合される
(ステップS43)。これらのクレジットカード番号が
一致すると判定された場合には(ステップS43の
Y)、ステップS12〜ステップS14のチェックイン
データ処理が行われる。
【0088】また、ステップS43で入力されたクレジ
ットカード番号が客室データファイルGのクレジットカ
ード番号記憶エリアG1に格納されているクレジットカ
ード番号と一致しない場合には(ステップS43の
N)、ステップS15以降のチェックインデータ処理が
行われる。
【0089】以上説明したように、本実施の形態では、
予約番号入力の為のタブレットが必要でないので、フロ
ント業務データ処理用の装置とシステムとを簡略化する
ことができる。
【0090】
【発明の効果】請求項1記載のフロント業務データ処理
装置の発明は、マンマシンインターフェースを提供する
情報提供手段を用いて、予約有りの客に対して予約に伴
い設定されて識別情報記憶領域に記憶された客を識別す
る為の識別情報の入力を要求する識別情報要求手段と、
予約有りの客に対して代金支払の保証の為の保証情報の
入力を前記情報提供手段を用いて要求する保証情報要求
手段と、前記保証情報要求手段の要求に応じて入力され
た前記保証情報を保証情報記憶領域に記憶させる保証情
報記憶手段と、前記識別情報記憶領域に記憶された前記
識別情報と前記識別情報要求手段の要求に応じて入力さ
れた前記識別情報とが一致し、前記保証情報が入力され
たことを条件にその客に提供する客室のドアロックを解
錠することを可能とする手段を提供する解錠手段提供手
段と、を備えるので、予約有りの客が一人でチェックイ
ンできる環境を提供することができる。
【0091】請求項2記載のフロント業務データ処理装
置の発明は、マンマシンインターフェースを提供する情
報提供手段を用いて、客の宿泊の意思表示を要求する意
志表示要求手段と、客の宿泊希望を受け付ける宿泊希望
受付手段と、客に対して代金支払の保証の為の保証情報
の入力を前記情報提供手段を用いて要求する保証情報要
求手段と、前記保証情報要求手段の要求に応じて入力さ
れた前記保証情報を保証情報記憶領域に記憶させる保証
情報記憶手段と、前記保証情報が入力されたことを条件
にその客に提供する客室のドアロックを解錠することを
可能とする手段を提供する解錠手段提供手段と、を備え
るので、客が一人でチェックインできる環境を提供する
ことができる。
【0092】請求項3記載のフロント業務データ処理装
置の発明は、予約有り客のチェックインデータ処理と予
約無し客のチェックインデータ処理とを実行するフロン
ト業務データ処理装置であって、予約有り客のチェック
インデータ処理の為に、マンマシンインターフェースを
提供する情報提供手段を用いて、予約有りの客に対して
予約に伴い設定されて識別情報記憶領域に記憶された客
を識別する為の識別情報の入力を要求する識別情報要求
手段と、予約有りの客に対して代金支払の保証の為の保
証情報の入力を前記情報提供手段を用いて要求する保証
情報要求手段と、前記保証情報要求手段の要求に応じて
入力された前記保証情報を保証情報記憶領域に記憶させ
る保証情報記憶手段と、前記識別情報記憶領域に記憶さ
れた前記識別情報と前記識別情報要求手段の要求に応じ
て入力された前記識別情報とが一致し、前記保証情報が
入力されたことを条件にその客に提供する客室のドアロ
ックを解錠することを可能とする手段を提供する解錠手
段提供手段と、を備え、予約無し客の室データ処理の為
に、マンマシンインターフェースを提供する情報提供手
段を用いて、客の宿泊の意思表示を要求する意志表示要
求手段と、客の宿泊希望を受け付ける宿泊希望受付手段
と、マンマシンインターフェースを提供する情報提供手
段を用いて、客の宿泊の意思表示を要求する意志表示要
求手段と、客の宿泊希望を受け付ける宿泊希望受付手段
と、客に対して代金支払の保証の為の保証情報の入力を
前記情報提供手段を用いて要求する保証情報要求手段
と、前記保証情報要求手段の要求に応じて入力された前
記保証情報を保証情報記憶領域に記憶させる保証情報記
憶手段と、前記保証情報が入力されたことを条件にその
客に提供する客室のドアロックを解錠することを可能と
する手段を提供する解錠手段提供手段と、を備えるの
で、予約有りの客と予約無しの客とが一人でチェックイ
ンできる環境を提供することができる。
【0093】請求項4記載のフロント業務データ処理装
置の発明は、予約有りの客に対して予約時に設定された
客の識別と代金支払の保証との為の識別保証情報の入力
を情報提供手段を介して要求する識別保証情報要求手段
と、予約時に識別保証情報記憶領域に記憶された前記識
別保証情報と前記識別保証情報要求手段の要求に応じて
入力された前記識別保証情報とが一致することを条件に
その客に提供する客室のドアロックを解錠することを可
能とする手段を提供する解錠手段提供手段と、マンマシ
ンインターフェースを提供する情報提供手段を用いて、
予約有りの客に対して予約に伴い設定されて識別保証情
報記憶領域に記憶された客の識別と代金支払の保証との
為の識別保証情報の入力を要求する識別保証情報要求手
段と、前記識別保証情報記憶領域に記憶された前記識別
保証情報と前記識別保証情報要求手段の要求に応じて入
力された前記識別保証情報とが一致することを条件にそ
の客に提供する客室のドアロックを解錠することを可能
とする手段を提供する解錠手段提供手段と、を備えるの
で、予約有りの客が一人でチェックインできる環境を提
供することができる。
【0094】請求項5記載のフロント業務データ処理装
置の発明は、予約有り客のチェックインデータ処理と予
約無し客のチェックインデータ処理とを実行するフロン
ト業務データ処理装置であって、予約有り客のチェック
インデータ処理の為に、マンマシンインターフェースを
提供する情報提供手段を用いて、予約有りの客に対して
予約に伴い設定されて識別保証情報記憶領域に記憶され
た客の識別と代金支払の保証との為の識別保証情報の入
力を要求する識別保証情報要求手段と、前記識別保証情
報記憶領域に記憶された前記識別保証情報と前記識別保
証情報要求手段の要求に応じて入力された前記識別保証
情報とが一致することを条件にその客に提供する客室の
ドアロックを解錠することを可能とする手段を提供する
解錠手段提供手段と、を備え、予約無し客のチェックイ
ンデータ処理の為に、マンマシンインターフェースを提
供する情報提供手段を用いて、客の宿泊の意思表示を要
求する意志表示要求手段と、客の宿泊希望を受け付ける
宿泊希望受付手段と、客に対して代金支払の保証の為の
保証情報の入力を前記情報提供手段を用いて要求する保
証情報要求手段と、前記保証情報要求手段の要求に応じ
て入力された前記保証情報を保証情報記憶領域に記憶さ
せる保証情報記憶手段と、前記保証情報が入力されたこ
とを条件にその客に提供する客室のドアロックを解錠す
ることを可能とする手段を提供する解錠手段提供手段
と、を備えるので、予約有りの客と予約無しの客とが一
人でチェックインできる環境を提供することができる。
【0095】請求項6記載の発明は、請求項1、2、3
又は5記載のフロント業務データ処理装置において、前
記保証情報は、客が所有するクレジットカードのクレジ
ットカード番号であり、前記保証情報記憶手段は、前記
保証情報要求手段による保証情報の入力の要求後にカー
ドリーダにより磁気的に読み取り入力されてこのカード
リーダから送信された前記クレジットカード番号を前記
保証情報記憶領域に記憶させるので、宿泊施設は、客の
クレジットカード番号を入手できるので、客からの宿泊
代金の回収を確実に行なうことができる。
【0096】請求項7記載の発明は、請求項4又は5記
載のフロント業務データ処理装置において、前記識別保
証情報は、客が所有するクレジットカードのクレジット
カード番号であるので、宿泊施設は、客のクレジットカ
ード番号を入手できるので客からの代金回収を確実に行
なうことができる。
【0097】請求項8記載の発明は、請求項1ないし7
のいずれか一記載のフロント業務データ処理装置におい
て、前記解錠提供手段は、ドアロックの解錠の為の解錠
情報を外部へ送信するので、外部で解錠情報を受信する
ことができる。
【0098】請求項9記載のフロント業務データ処理シ
ステムの発明は、マンマシンインターフェースを提供す
る情報提供手段と、請求項1ないし8のいずれか一記載
のフロント業務データ処理装置と、を備えるので、フロ
ント業務データ処理装置は、情報提供手段を用いること
ができる。
【0099】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
フロント業務データ処理システムにおいて、前記情報提
供手段は、表示部に所定事項を表示するディスプレイを
備えるので、客は、識別情報要求手段や保証情報要求手
段や意志表示要求手段や識別保証情報要求手段に要求さ
れていることを視覚的に理解できる。
【0100】請求項11記載の発明は、請求項10記載
のフロント業務データ処理システムにおいて、前記ディ
スプレイは、前記表示部に積層配置されてタッチされる
ことにより情報を前記フロント業務データ処理装置に入
力するタッチパネルを備えるので、タッチパネルをタッ
チすることにより、フロント業務データ処理装置に情報
を入力することができる。
【0101】請求項12記載の発明は、請求項10又は
11記載のフロント業務データ処理システムおいて、前
記ディスプレイは、前記表示部がオペレータと対向する
オペレータ操作位置と前記表示部が客と対向する客操作
位置との間で前記表示部を回動自在に支持する支持部
と、前記表示部の位置がオペレータ操作位置か客操作位
置かを検知する位置検知手段と、を備え、前記フロント
業務データ処理装置は、前記ディスプレイの前記位置検
知手段が検知した前記表示部の位置がオペレータ操作位
置であるときには操作モードを予約データ処理とチェッ
クインデータ処理とチェックアウトデータ処理とを実行
するオペレータ操作モードに設定し、前記位置検知手段
が検知した前記表示部の位置が客操作位置であるときに
は操作モードをチェックインデータ処理を行なう客操作
モードに設定する操作モード設定手段を備えるので、オ
ペレータは、オペレータ操作モードで予約データ処理と
チェックインデータ処理とチェックアウトデータ処理と
を行なうことができる。そして、客が客操作モードでチ
ェックインデータ処理を行なうことができるので、客が
一人でチェックインできる環境を提供することができ
る。
【0102】請求項13記載の発明は、請求項9ないし
12のいずれか一記載のフロント業務データ処理システ
ムにおいて、前記フロント業務データ処理装置の前記解
錠提供手段は、ドアロックの解錠の為の解錠情報を外部
へ送信するので、外部で解錠情報を受信することができ
る。
【0103】請求項14記載のフロント業務データ処理
システムの発明は、請求項8記載のフロント業務データ
処理装置と、このフロント業務データ処理装置から送信
された前記解錠情報を受信する解錠情報受信手段と、こ
の解錠情報受信手段で受信した前記解錠情報を磁気カー
ドに記録する記録手段を有し、前記解錠情報が記録され
た磁気カードをカードキーとして発行するカードキー発
行装置と、を備えるので、客が一人でチェックインでき
る環境を提供することができる。
【0104】請求項15記載のフロント業務データ処理
の上位システムの発明は、請求項13記載のフロント業
務データ処理システムと、このフロント業務データ処理
システムの前記フロント業務データ処理装置から送信さ
れた前記解錠情報を受信する解錠情報受信手段と、この
解錠情報受信手段で受信した前記解錠情報を磁気カード
に記録する記録手段を有し、前記解錠情報が記録された
磁気カードをカードキーとして発行するカードキー発行
装置と、を備えるので、客はチェックインデータ処理が
でき、それにより発行されたカードキーを入手できるの
で、客は一人でチェックインすることができる。これに
より、宿泊施設では、チェックインの際に必要だった係
員が不要になり人件費を削減をすることができる。また
人件費削減のために夜間などチェックイン業務を行わな
い時間を設定している宿泊施設では、人件費をかけずに
客のチェックインを受け付けることができ、客に対して
客室の提供をすることができるので空室の有効利用を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のフロント業務デー
タ処理の上位システムを示す模式図である。
【図2】ディスプレイを示す斜視図である。
【図3】操作モード切替機構を示す縦断正面図である。
【図4】支軸とオペレータ操作モードスイッチと客操作
モードスイッチとを示す平面図である。
【図5】フロント業務データ処理システムに内蔵される
各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図6】客室データファイルのファイル構造を示す模式
図である。
【図7】フロント業務データ処理の流れを概略的に示す
フロチャートである。
【図8】客操作画面の一例を示す平面図である。
【図9】オペレータ操作画面表示の一例を示す平面図で
ある。
【図10】カードキー発行装置に内蔵される各部の電気
的接続を示すブロック図である。
【図11】カードキー発行処理の流れを概略的に示すフ
ロチャートである。
【図12】本発明の第二の実施の形態の客室データファ
イルのファイル構造を示す模式図である。
【図13】フロント業務データ処理の流れを概略的に示
すフロチャートである。
【符号の説明】
1 フロント業務データ処理の上位システム 2 フロント業務データ処理システム 3 カードキー発行装置 4 フロント業務データ処理装置 5 情報提供手段、ディスプレイ 7 カードリーダ 13 表示部 14 タッチパネル 16 支持部(支軸) F4 識別情報記憶領域(予約番号記録エリ
ア) F5 保証情報記憶領域(クレジットカード番
号記憶エリア) G1 識別保証情報記憶領域(クレジットカー
ド番号記憶エリア) S2、S18 操作モード設定手段 S3 意思表示要求手段 S4 宿泊希望受付手段 S6 識別情報要求手段 S9 保証情報要求手段 S11 保証情報記憶手段 S12 解錠手段提供手段 S31 解錠情報受信手段 S32 記録手段 S41 識別保証情報要求手段 SW1、SW2 位置検知手段(オペレータ操作
モードスイッチ、客操作モードスイッチ)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンマシンインターフェースを提供する
    情報提供手段を用いて、予約有りの客に対して予約に伴
    い設定されて識別情報記憶領域に記憶された客を識別す
    る為の識別情報の入力を要求する識別情報要求手段と、 予約有りの客に対して代金支払の保証の為の保証情報の
    入力を前記情報提供手段を用いて要求する保証情報要求
    手段と、 前記保証情報要求手段の要求に応じて入力された前記保
    証情報を保証情報記憶領域に記憶させる保証情報記憶手
    段と、 前記識別情報記憶領域に記憶された前記識別情報と前記
    識別情報要求手段の要求に応じて入力された前記識別情
    報とが一致し、前記保証情報が入力されたことを条件に
    その客に提供する客室のドアロックを解錠することを可
    能とする手段を提供する解錠手段提供手段と、を備える
    フロント業務データ処理装置。
  2. 【請求項2】 マンマシンインターフェースを提供する
    情報提供手段を用いて、客の宿泊の意思表示を要求する
    意志表示要求手段と、 客の宿泊希望を受け付ける宿泊希望受付手段と、 客に対して代金支払の保証の為の保証情報の入力を前記
    情報提供手段を用いて要求する保証情報要求手段と、 前記保証情報要求手段の要求に応じて入力された前記保
    証情報を保証情報記憶領域に記憶させる保証情報記憶手
    段と、 前記保証情報が入力されたことを条件にその客に提供す
    る客室のドアロックを解錠することを可能とする手段を
    提供する解錠手段提供手段と、を備えるフロント業務デ
    ータ処理装置。
  3. 【請求項3】 予約有り客のチェックインデータ処理と
    予約無し客のチェックインデータ処理とを実行するフロ
    ント業務データ処理装置であって、 予約有り客のチェックインデータ処理の為に、 マンマシンインターフェースを提供する情報提供手段を
    用いて、予約有りの客に対して予約に伴い設定されて識
    別情報記憶領域に記憶された客を識別する為の識別情報
    の入力を要求する識別情報要求手段と、 予約有りの客に対して代金支払の保証の為の保証情報の
    入力を前記情報提供手段を用いて要求する保証情報要求
    手段と、 前記保証情報要求手段の要求に応じて入力された前記保
    証情報を保証情報記憶領域に記憶させる保証情報記憶手
    段と、 前記識別情報記憶領域に記憶された前記識別情報と前記
    識別情報要求手段の要求に応じて入力された前記識別情
    報とが一致し、前記保証情報が入力されたことを条件に
    その客に提供する客室のドアロックを解錠することを可
    能とする手段を提供する解錠手段提供手段と、を備え、 予約無し客の室データ処理の為に、 マンマシンインターフェースを提供する情報提供手段を
    用いて、客の宿泊の意思表示を要求する意志表示要求手
    段と、 客の宿泊希望を受け付ける宿泊希望受付手段と、 マンマシンインターフェースを提供する情報提供手段を
    用いて、客の宿泊の意思表示を要求する意志表示要求手
    段と、 客の宿泊希望を受け付ける宿泊希望受付手段と、 客に対して代金支払の保証の為の保証情報の入力を前記
    情報提供手段を用いて要求する保証情報要求手段と、 前記保証情報要求手段の要求に応じて入力された前記保
    証情報を保証情報記憶領域に記憶させる保証情報記憶手
    段と、 前記保証情報が入力されたことを条件にその客に提供す
    る客室のドアロックを解錠することを可能とする手段を
    提供する解錠手段提供手段と、を備えるフロント業務デ
    ータ処理装置。
  4. 【請求項4】 マンマシンインターフェースを提供する
    情報提供手段を用いて、予約有りの客に対して予約に伴
    い設定されて識別保証情報記憶領域に記憶された客の識
    別と代金支払の保証との為の識別保証情報の入力を要求
    する識別保証情報要求手段と、 前記識別保証情報記憶領域に記憶された前記識別保証情
    報と前記識別保証情報要求手段の要求に応じて入力され
    た前記識別保証情報とが一致することを条件にその客に
    提供する客室のドアロックを解錠することを可能とする
    手段を提供する解錠手段提供手段と、を備えるフロント
    業務データ処理装置。
  5. 【請求項5】 予約有り客のチェックインデータ処理と
    予約無し客のチェックインデータ処理とを実行するフロ
    ント業務データ処理装置であって、 予約有り客のチェックインデータ処理の為に、 マンマシンインターフェースを提供する情報提供手段を
    用いて、予約有りの客に対して予約に伴い設定されて識
    別保証情報記憶領域に記憶された客の識別と代金支払の
    保証との為の識別保証情報の入力を要求する識別保証情
    報要求手段と、 前記識別保証情報記憶領域に記憶された前記識別保証情
    報と前記識別保証情報要求手段の要求に応じて入力され
    た前記識別保証情報とが一致することを条件にその客に
    提供する客室のドアロックを解錠することを可能とする
    手段を提供する解錠手段提供手段と、を備え、 予約無し客のチェックインデータ処理の為に、 マンマシンインターフェースを提供する情報提供手段を
    用いて、客の宿泊の意思表示を要求する意志表示要求手
    段と、 客の宿泊希望を受け付ける宿泊希望受付手段と、 客に対して代金支払の保証の為の保証情報の入力を前記
    情報提供手段を用いて要求する保証情報要求手段と、 前記保証情報要求手段の要求に応じて入力された前記保
    証情報を保証情報記憶領域に記憶させる保証情報記憶手
    段と、 前記保証情報が入力されたことを条件にその客に提供す
    る客室のドアロックを解錠することを可能とする手段を
    提供する解錠手段提供手段と、を備えるフロント業務デ
    ータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記保証情報は、客が所有するクレジッ
    トカードのクレジットカード番号であり、前記保証情報
    記憶手段は、前記保証情報要求手段による保証情報の入
    力の要求後にカードリーダにより磁気的に読み取り入力
    されてこのカードリーダから送信された前記クレジット
    カード番号を前記保証情報記憶領域に記憶させる請求項
    1、2、3又は5記載のフロント業務データ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記識別保証情報は、客が所有するクレ
    ジットカードのクレジットカード番号である請求項4又
    は5記載のフロント業務データ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記解錠提供手段は、ドアロックの解錠
    の為の解錠情報を外部へ送信する請求項1ないし7のい
    ずれか一記載のフロント業務データ処理装置。
  9. 【請求項9】 マンマシンインターフェースを提供する
    情報提供手段と、 請求項1ないし8のいずれか一記載のフロント業務デー
    タ処理装置と、を備えるフロント業務データ処理システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記情報提供手段は、表示部に所定事
    項を表示するディスプレイを備える請求項9記載のフロ
    ント業務データ処理システム。
  11. 【請求項11】 前記ディスプレイは、前記表示部に積
    層配置されてタッチされることにより情報を前記フロン
    ト業務データ処理装置に入力するタッチパネルを備える
    請求項10記載のフロント業務データ処理システム。
  12. 【請求項12】 前記ディスプレイは、 前記表示部がオペレータと対向するオペレータ操作位置
    と前記表示部が客と対向する客操作位置との間で前記表
    示部を回動自在に支持する支持部と、 前記表示部の位置がオペレータ操作位置か客操作位置か
    を検知する位置検知手段と、を備え、 前記フロント業務データ処理装置は、 前記ディスプレイの前記位置検知手段が検知した前記表
    示部の位置がオペレータ操作位置であるときには操作モ
    ードを予約データ処理とチェックインデータ処理とチェ
    ックアウトデータ処理とを実行するオペレータ操作モー
    ドに設定し、前記位置検知手段が検知した前記表示部の
    位置が客操作位置であるときには操作モードをチェック
    インデータ処理を行なう客操作モードに設定する操作モ
    ード設定手段を備える請求項10又は11記載のフロン
    ト業務データ処理システム。
  13. 【請求項13】 前記フロント業務データ処理装置の前
    記解錠提供手段は、ドアロックの解錠の為の解錠情報を
    外部へ送信する請求項9ないし12のいずれか一記載の
    フロント業務データ処理システム。
  14. 【請求項14】 請求項8記載のフロント業務データ処
    理装置と、 このフロント業務データ処理装置から送信された前記解
    錠情報を受信する解錠情報受信手段と、この解錠情報受
    信手段で受信した前記解錠情報を磁気カードに記録する
    記録手段を有し、前記解錠情報が記録された磁気カード
    をカードキーとして発行するカードキー発行装置と、を
    備えるフロント業務データ処理システム。
  15. 【請求項15】 請求項13記載のフロント業務データ
    処理システムと、 このフロント業務データ処理システムの前記フロント業
    務データ処理装置から送信された前記解錠情報を受信す
    る解錠情報受信手段と、この解錠情報受信手段で受信し
    た前記解錠情報を磁気カードに記録する記録手段を有
    し、前記解錠情報が記録された磁気カードをカードキー
    として発行するカードキー発行装置と、を備えるフロン
    ト業務データ処理の上位システム。
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