JP2002243325A - 製氷機 - Google Patents

製氷機

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JP2002243325A
JP2002243325A JP2001043551A JP2001043551A JP2002243325A JP 2002243325 A JP2002243325 A JP 2002243325A JP 2001043551 A JP2001043551 A JP 2001043551A JP 2001043551 A JP2001043551 A JP 2001043551A JP 2002243325 A JP2002243325 A JP 2002243325A
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ice
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ice making
opening
discharging cylinder
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JP2001043551A
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Osao Kondo
修雄 近藤
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結露水、機械油、塵埃等の異物がベース部材
の開口部から貯氷庫内に流入するのを防止することがで
きる製氷機を提供することを課題とする。 【解決手段】 上部が開口した箱形の貯氷庫1の上に製
氷ユニット2が設置されている。製氷ユニット2は、鉛
直に設けられた氷放出筒4と、この氷放出筒4に略平行
に設けられたオーガ式の製氷機構部5とを備えている。
氷放出筒4は、シュート6とその外周面に巻かれた断熱
材7から構成され、ベース部材12の開口部9の周縁に
は、全周に亘って環状の凸部13が氷放出筒4の断熱材
7の外径よりも内側に設けられている。ベース部材12
に滴下した結露水がベース部材12の凸部13により妨
げられてシール部11に流入しないように構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製氷機に係り、
特に、貯氷庫上に製氷機構部が設置された製氷機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のオーガ式製氷機は、図6に示され
るように、上部が開口した箱形の貯氷庫1の上に製氷ユ
ニット2が設置されている。製氷ユニット2は、底板3
が貯氷庫1の開口を覆う箱形であって、内部には、鉛直
に設けられた氷放出筒を構成する略円筒状のシュート6
と、このシュート6に略平行に設けられたオーガ式の製
氷機構部5とを備えている。製氷機構部5は、底板3の
上方に設けられた板状のベース部材8の上に設置されて
いる。ベース部材8には開口部9が設けられている。ま
た、底板3にも開口10が設けられ、開口10の周縁に
は、シール部11が形成されている。シュート6は、上
方にある一端が製氷機構部5の氷放出口5aに連通し、
下方にある他端がベース部材8の開口部9を通り、底板
3の開口10付近まで延びて、貯氷庫1と連通してい
る。また、シュート6の端部の外周面がシール部11に
よりシールされて、貯氷庫1内への異物の混入を防止し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベース
部材8の開口部9とシュート6の外周面との間には隙間
が生じているため、シュート6の外周面で結露した結露
水が下方に垂れて、この隙間を通ってシール部11に流
入するおそれがある。また、製氷機構部5で結露した結
露水がベース部材8上に滴下しベース部材8上を伝わっ
て、この隙間からシール部11に流入するおそれがあ
る。さらに、ベース部材8に滴下した機械油や堆積した
塵埃等が結露水と共に、この隙間からシール部11に流
入するおそれがある。これらの結露水、機械油、塵埃等
の異物がシール部11に多量に流入すると、シール部1
1のシール性能が低下し、異物がシール部11をすり抜
けて、貯氷庫1内に流入してしまうという問題点があ
る。
【0004】この発明は、このような問題点を解消する
ためになされたもので、結露水、機械油、塵埃等の異物
がベース部材の開口部から貯氷庫内に流入するのを防止
することができる製氷機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る製氷機
は、貯氷庫と、貯氷庫の上方に設けられ且つ開口部を有
するベース部材と、ベース部材上に設置される製氷機構
部と、製氷機構部の氷放出口と連通し且つベース部材の
開口部を貫通して貯氷庫内に開口する氷放出筒とを有す
る製氷機において、氷放出筒はベース部材の開口部の上
方においてベース部材の開口部より径の大きい張り出し
部を備えると共に、ベース部材には、張り出し部の外径
より内側で且つ製氷機構部側に突出した凸部が開口部の
周縁の全周に亘って設けられたものである。また、ベー
ス部材の凸部は、氷放出筒の張り出し部の底部に当接し
てもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1に示されるように、この実施の形態
1に係るオーガ式製氷機は、上部が開口した箱形の貯氷
庫1の上に製氷ユニット2が設置されている。製氷ユニ
ット2は、底板3が貯氷庫1の開口を覆う箱形であっ
て、内部には、鉛直に設けられた氷放出筒4と、この氷
放出筒4に略平行に設けられたオーガ式の製氷機構部5
とを備えている。製氷機構部5は、底板3の上方に設け
られたベース部材12上に設置されている。ベース部材
12には円形の貫通孔が設けられ開口部9を構成してい
る。また、底板3にも開口部9と略同軸上に円形の開口
10が設けられ、開口10の周縁にはシール部11が形
成されている。氷放出筒4は、略円筒状のシュート6と
その外周面に巻かれた断熱材7から構成されている。シ
ュート6は、上方にある一端が製氷機構部5の氷放出口
5aに連通し、下方にある他端がベース部材12の開口
部9を通り、底板3の開口10付近まで延びて、貯氷庫
1と連通している。また、シュート6の端部付近の外周
面はシール部11によりシールされている。
【0007】図2に示されるように、ベース部材12の
開口部9の周縁には、全周に亘って製氷機構部5側に突
出した環状の凸部13が設けられている。凸部13の上
方には、氷放出筒4の断熱材7が凸部13の直上まで設
けられており、凸部13はこの断熱材7の外径よりも中
心側に配置されている。すなわち、氷放出筒4には断熱
材7により開口部9より径の大きい張り出し部が形成さ
れ、ベース部材12の凸部13が張り出し部の内側にな
るように構成されている。また、底板3の開口10の周
縁のシール部11は、パッキン14とリング15から構
成されている。パッキン14は、底板3に固定されたリ
ング15により支持されると共に、シュート6の外周面
およびベース部材12の底板3側の面をシールしてい
る。また、氷放出筒4は、ベース部材12の開口部9の
上方から挿入され、パッキン14を通って、端部が底板
3の開口10付近に位置するように組み立てられる。
【0008】次に、以上のように構成されたオーガ式製
氷機の動作について説明する。製氷機構部5で製氷され
た氷が氷放出口5aおよび氷放出筒4を介して貯氷庫1
まで搬送される。内部が冷却された製氷機構部5や氷放
出筒4の断熱材7の表面には結露水が付着する。氷放出
筒4の断熱材7の表面に付着した結露水は断熱材7に沿
って下方に垂れてくるが、凸部13は断熱材7の外径よ
りも内側にあるので、断熱材7を伝わった結露水は凸部
13の外側のベース部材12上に滴下することになり、
シール部11に流入しない。また、製氷機構部5の表面
に付着した結露水は、ベース部材12に滴下してベース
部材12上を伝わるが、ベース部材12の凸部13によ
り妨げられてシール部11に流入しない。さらに、ベー
ス部材12の機械油や塵埃も凸部13により妨げられて
シール部11に流入することもない。一方、断熱材7の
下方のシュート6の外周面に付着した結露水は、シール
部11に伝わっていくが、結露水の量はわずかでありシ
ール部11によりシールされて貯氷庫1内に流入しな
い。また、製氷運転により暖められた製氷ユニット2内
の空気は、凸部13に妨げられて貯氷庫1内に流入しに
くくなり、貯氷庫1内の温度が上昇せず氷が溶けにくく
なる。さらに、製氷ユニット2内の異常により、氷放出
筒4内に氷が詰まり、詰まった氷の力で氷放出筒4が上
方に持ち上げられたとしても、ベース部材12の凸部1
3の高さ分、シュート6の差込代が増えているので、シ
ュート6がベース部材12から外れにくい。
【0009】実施の形態2.図3に、この発明の実施の
形態2に係る製氷機に用いられるベース部材の開口部の
周辺構造を示す。製氷機の構成は、図1に示した実施の
形態1の製氷機に対して、氷放出筒4の代わりに、形状
の異なる氷放出筒16を設けたものである。氷放出筒1
6のシュート17は、略円筒状であるが、ベース部材1
2の上方で、径方向外側に突出した張り出し部17aを
有している。すなわち、シュート17には、ベース部材
12の開口部9の上方においてベース部材12の開口部
9より径の大きい張り出し部17aが形成されている。
この張り出し部17aは、下方に向かって径方向外側に
張り出し、張り出し部17aの平坦な底部17bがベー
ス部材12の凸部13に当接するように構成されてい
る。これにより、ベース部材12に滴下した結露水がシ
ール部11に流入することがないだけでなく、氷放出筒
16に付着した結露水が張り出し部17aの底部17b
を回り込んでシール部11に流入することもない。ま
た、製氷ユニット2内の暖かい空気が貯氷庫1内に一層
流入しにくくなる。さらに、凸部13が氷放出筒16の
荷重を受けるので、氷放出筒16をベース部材12で支
持することができる。
【0010】実施の形態3.図4および5に、この発明
の実施の形態3に係る製氷機に用いられるベース部材の
開口部の周辺構造を示す。製氷機の構成は、図1に示し
た実施の形態1の製氷機に対して、氷放出筒4およびベ
ース部材8の代わりに、氷放出筒18およびベース部材
20を設けたものである。氷放出筒18のシュート19
は略円筒状であるが、外周面に断面が矩形で径方向外側
に突出した突起部21を2箇所備えている。ベース部材
20の開口部9に全周に亘って設けられた環状の凸部2
2には、上方に開口した切り欠き23が2箇所設けら
れ、突起部21が収容されている。これにより、結露水
がシール部11に流入することがないだけでなく、氷放
出筒18のシュート19が周方向に回動するのを規制で
きる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の製氷機
によれば、ベース部材には、ベース部材の開口部より径
の大きい張り出し部を備えた氷放出筒の外径より内側
に、製氷機構部側に突出した凸部が開口部の周縁の全周
に亘って設けられているので、結露水、機械油、塵埃等
の異物がベース部材の開口部から貯氷庫内に流入するの
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る製氷機の一部
破断側面図である。
【図2】 実施の形態1に係る製氷機に用いられるベー
ス部材の開口部の周辺構造を示す断面図である。
【図3】 実施の形態2に係る製氷機に用いられるベー
ス部材の開口部の周辺構造を示す断面図である。
【図4】 実施の形態3に係る製氷機に用いられるベー
ス部材の開口部の周辺構造を示す断面図である。
【図5】 図4のA方向から見た矢視図である。
【図6】 従来のオーガ式製氷機の一部破断側面図であ
る。
【符号の説明】
1…貯氷庫、4,16,18…氷放出筒、5…製氷機構
部、5a…氷放出口、7…断熱材、9…開口部、12,
20…ベース部材、13,22…凸部、17a…張り出
し部、21…突起部、23…切り欠き。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯氷庫と、貯氷庫の上方に設けられ且つ
    開口部を有するベース部材と、ベース部材上に設置され
    る製氷機構部と、製氷機構部の氷放出口と連通し且つベ
    ース部材の開口部を貫通して貯氷庫内に開口する氷放出
    筒とを有する製氷機において、 氷放出筒はベース部材の開口部の上方においてベース部
    材の開口部より径の大きい張り出し部を備えると共に、 ベース部材には、張り出し部の外径より内側で且つ製氷
    機構部側に突出した凸部が、開口部の周縁の全周に亘っ
    て設けられたことを特徴とする製氷機。
  2. 【請求項2】 ベース部材の凸部は、氷放出筒の張り出
    し部の底部に当接した請求項1記載の製氷機。
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