JP2002242993A - エンジンマウント - Google Patents

エンジンマウント

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JP2002242993A
JP2002242993A JP2001038158A JP2001038158A JP2002242993A JP 2002242993 A JP2002242993 A JP 2002242993A JP 2001038158 A JP2001038158 A JP 2001038158A JP 2001038158 A JP2001038158 A JP 2001038158A JP 2002242993 A JP2002242993 A JP 2002242993A
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upper outer
vehicle
stopper rubber
gear position
amount
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Takahiro Kusunoki
隆博 楠
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ギヤ位置がNからDまたはRにシフトされた
後でも、インナーの車両前後方向移動可能量を、ギヤ位
置がNにあったときと同じ量に維持することができるエ
ンジンマウントの提供。 【解決手段】 アウター30を車体側に固定されるロア
アウター31とロアアウター31に対して車両前後方向
に変位可能なアッパーアウター32とに分割し、アッパ
ーアウター32にインナー20とアッパーアウター32
との車両前後方向相対移動量が所定量aになった時にそ
れ以上に相対移動することを拘束するストッパーゴム5
0を取付け、ギア位置がNからDまたはRにシフトされ
ることによりインナー20がトルク反力によって車両前
後方向に変位しても所定量aが一定に維持されるように
アッパーアウター32をロアアウター31に対して変位
させるアッパーアウター変位手段60を設けたエンジン
マウント10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンマウント
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンマウントは、車体側に連
結されるアウターと、エンジン側に連結されるインナー
と、アウターとインナーとを連結する主ゴムと、インナ
ーのアウターに対する車両前後方向移動量を所定量以下
に規制するストッパーゴムとを、有する。ストッパーゴ
ムは、インナーと隙間(ストッパクリアランス)をもっ
て、アウターに固定して取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】A/T(オートマチッ
クトランスミッション)車では、ギヤ位置がNからDま
たはRにシフトされた状態では、エンジンから車輪にか
かるトルクの反力(以下、トルク反力という)により、
インナーがアウターに対して車両前後方向に移動する。
この時、インナーとストッパーゴムとの間の車両前後方
向隙間がゼロになると、エンジンから車体への振動伝達
が増加し、アイドル振動等が悪化する。この悪化を防止
するために、インナーとストッパーゴムとの間の車両前
後方向隙間を予め広く設定しておくことが考えられる
が、エンジンの動き量が増加し、加減速時の衝撃問題が
発生する。本発明の目的は、エンジンの車両前後方向の
動き量を増加させることなく、A/T車でギヤ位置がN
からDまたはRにシフトされた後でも、インナーの車両
前後方向移動可能量を、ギヤ位置がNにあったときと同
じ量に維持することができるエンジンマウントを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) エンジン側に連結されるインナーと、車体側に
連結されるアウターと、前記インナーと前記アウターと
を連結する主ゴムと、を有するエンジンマウントにおい
て、前記アウターを車体側に固定されるロアアウターと
該ロアアウターに対して車両前後方向に変位可能なアッ
パーアウターとに分割し、前記インナーと前記アッパー
アウターとの一方に前記インナーと前記アッパーアウタ
ーとの車両前後方向相対移動量が所定量になった時にそ
れ以上に相対移動することを拘束するストッパーゴムを
取付け、A/T車でギア位置がNからDまたはRにシフ
トされることにより前記インナーが前記アッパーアウタ
ーに対してトルク反力によって車両前後方向に変位して
も前記所定量が一定値に保持されるように前記アッパー
アウターを前記ロアアウターに対して変位させるアッパ
ーアウター変位手段を前記アッパーアウターと前記ロア
アウター間に設けた、ことを特徴とするエンジンマウン
ト。 (2) 前記所定量が、前記ストッパーゴムと前記イン
ナーまたは前記アッパーアウターの他方との間の車両前
後方向隙間のサイズと、前記ストッパーゴムの車両前後
方向変形量との和であり、前記アッパーアウター変位手
段が、ギヤ位置に応じて前記隙間が常に一定となるよう
に前記アッパーアウターを前記ロアアウターに対して変
位させるアクチュエータからなる(1)記載のエンジン
マウント。 (3) 前記ストッパーゴムの所定量が前記ストッパー
ゴムが前記インナーまたは前記アッパーアウターの他方
によって押された時に変形する前記ストッパーゴムの変
形量であり、前記アッパーアウター変位手段がダンパー
手段からなる(1)記載のエンジンマウント。
【0005】上記(1)または(2)または(3)のエ
ンジンマウントでは、アウターがアッパアウターとロア
アウターとに上下に分割されており、アッパーアウター
をロアアウターに対して変位させるアッパーアウター変
位手段が設けられているので、ギヤ位置がNからRまた
はDにシフトされた時に、アッパーアウターは、ロアア
ウターに対して、インナーがアッパーアウターに対して
トルク反力により移動する方向および量だけ変位され
る。そのため、A/T車でギヤ位置がNからDまたはR
にシフトされた後でも、インナーのアッパーアウターに
対する車両前後方向移動可能量はギヤ位置がNにあった
時と同じ移動可能量に維持される。この場合、ストッパ
ーゴムとインナーとの間の隙間を予め広く設定する必要
はない。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の実施例1の
エンジンマウントを示し、図4は本発明の実施例2のエ
ンジンマウントを示す。本発明の実施例1と実施例2に
共通する部分には、本発明の実施例1と実施例2にわた
って同じ符号を付してある。まず、本発明の実施例1と
実施例2に共通する部分を、図1〜図4を参照して、説
明する。本発明実施例は、図1に示すように、フロント
エンジンフロントドライブ(FF)横置エンジンのエン
ジン11・トランスミッション12アッセンブリの長手
方向両端を支持するエンジンマウント10に適用され
る。図1の10’のエンジンマウントに対しては、マウ
ントの軸芯の方向を水平方向にすれば適用可能である。
【0007】エンジンマウント10は、図2、図3に示
すように、エンジン側に連結されるインナー20と、車
体側に連結されるロアアウター31とロアアウター31
に対して車両前後方向に変位可能なアッパーアウター3
2とからなるアウター30と、インナー20とロアアウ
ター31とを連結する主ゴム40と、インナー20がア
ッパーアウター32に対して移動する量を所定量以下に
規制するストッパーゴム50と、アッパーアウター32
とロアアウター31との間に設けられたアッパーアウタ
ー変位手段60とを、有する。
【0008】アウター30は、車体側に固定されるロア
アウター31と、ロアアウター31に対して変位可能な
アッパーアウター32とに分割されている。ロアアウタ
ー31は、図示略のブラケットを介して車体側に固定さ
れている。アッパーアウター32は、ロアアウター31
に対して相対的に車両前後方向にのみ変位(スライド)
可能とされている。主ゴム40は、インナー20とロア
アウター31とを連結することにより、エンジン11を
車体に対して弾性支持し、振動伝達を低減させる。
【0009】ストッパーゴム50は、アッパーアウター
32とインナー20との一方に、たとえばアッパーアウ
ター32に取り付けられている。ただし、ストッパーゴ
ム50は、インナー20に取り付けられていてもよい。
取付けは、加硫接着または機械的固定である。以下の説
明では、ストッパーゴム50がアッパーアウター32に
取り付けられた場合を例にとる。ストッパーゴム50
は、インナー20がアッパーアウター32に対して車両
前後、左右、上下にそれぞれの所定量移動したときに、
それ以上にインナー20がアッパーアウター32に対し
て移動することを規制する、前後方向ストッパー部、左
右方向ストッパー部、バウンド・リバウンドストッパー
部を含んでいる。本発明において対象とするのは、前後
方向ストッパー部である。ここで、車両前後方向の所定
量aは、インナー20とストッパーゴム50との車両前
後方向隙間(隙間ゼロの場合を含む)のサイズbと、ス
トッパーゴム50がインナー20によって車両前後方向
に押された時に変形する変形量cとの和である。
【0010】ストッパーゴム50は、インナー20に対
向する面に凹凸が施されており、インナー20がストッ
パーゴム50に当たった直後の衝撃を和らげるようにし
てある。図3では、ストッパーゴム50のうち、インナ
ー20の車両後方側面20aが当たる部分のみに凹凸が
施されている場合を示しており、図4では、インナー2
0の車両前後方向両側面20a、20bが当たる部分に
凹凸が施されている場合を示している。
【0011】アッパーアウター変位手段60は、ギヤ位
置を検出するギヤ位置検出手段61によって検出された
ギヤ位置に応じてストッパーゴム50とインナー20と
の間の車両前後方向隙間bが一定となるようにアッパー
アウター32をロアアウター31に対して変位させるア
クチュエータ62からなるか、または、ダンパー手段6
4からなる。アッパーアウター変位手段60は、ロアア
ウター31とアッパーアウター32との間に設けられ
る。アッパーアウター変位手段60は、トルク反力によ
りインナー20がアッパーアウター32に対して車両前
後方向に移動した時に、インナー20がアッパーアウタ
ー31に対してトルク反力により移動する方向および量
だけ、アッパーアウター32をロアアウター31に対し
て相対的に車両前後方向に変位させる。
【0012】つぎに、本発明実施例の作用を説明する。
アウター30がロアアウター31とアッパーアウター3
2とに分割されており、アッパーアウター32をロアア
ウター31に対して変位させるアッパーアウター変位手
段60が設けられているので、ギヤ位置がNからRまた
はDにシフトされた時に、アッパーアウター32は、ロ
アアウター31に対して、インナー20がアッパーアウ
ター32に対してトルク反力により移動する方向および
量だけ変位される。そのため、A/T車でギヤ位置がN
からDまたはRにシフトされた場合でも、インナー20
とストッパーゴム50との間にある車両前後方向隙間は
常に一定となる。したがって、ストッパーゴム50とイ
ンナー20との間の隙間を予め広く設定する必要はな
い。
【0013】つぎに、本発明の各実施例に特有な部分を
説明する。本発明実施例1では、図1〜図3に示すよう
に、ストッパーゴム50とインナー20との間には隙間
がある。所定量aは、ストッパーゴム50とインナー2
0との間の車両前後方向隙間のサイズbと、ストッパー
ゴム50がインナー20によって車両前後方向に押され
た時に変形する変形量cとの和である。アッパーアウタ
ー変位手段60は、ギヤ位置を検出するギヤ位置検出手
段61によって検出されたギヤ位置に応じてアッパーア
ウター32をロアアウター31に対して変位させるアク
チュエータ62からなる。ギヤ位置検出手段61は、た
とえば、シフトレバー装置のギヤ位置検出機構であり、
その出力信号はECU63に入力される。ギヤ位置検出
手段61は、ギヤ位置がR、N、Dのいずれであるかを
検出する。ECU63は、検出されたギヤ位置に応じて
アクチュエータ62のアッパーアウター移動量を決定
し、その出力信号をアクチュエータ62に送ってアクチ
ュエータ62を作動させる。
【0014】アクチュエータ62は、たとえば油圧シリ
ンダからなる。ただし、アクチュエータ62は、油圧シ
リンダに限定されるものではなく、たとえば、エアシリ
ンダ、または電気的アクチュエータからなっていてもよ
い。アクチュエータ62が油圧シリンダからなる場合、
アクチュエータ62は、シリンダ本体62aと、ロッド
62bとを、有する。シリンダ本体62aはロアアウタ
ー31に連結され、ロッド62bはアッパーアウター3
2に連結される。ロッド62bは、シリンダ本体62a
に対して車両前後方向に移動可能とされている。
【0015】つぎに、本発明の実施例1の作動を説明す
る。ギヤ位置がNにあるとき、エンジンにはトルク反力
がかかっていない。ギヤ位置検出手段61はギヤ位置が
Nであることを検出し、アクチュエータ62のロッド6
2bがNに対応する位置(図3のA位置)に位置する。
アクチュエータ62のロッド62bがNに対応する位置
にあることにより、アッパーアウター32はNに対応す
る位置にある。インナー20とストッパーゴム50との
車両前後方向隙間のサイズはbであり、所定量aは、サ
イズbと変形量cとの和である。
【0016】ギヤ位置がNからDにシフトされたとき、
トルク反力によりインナー20がアッパーアウター32
に対して車両後方に移動する。ギヤ位置検出手段61は
ギヤ位置がDであることを検出し、アクチュエータ62
のロッド62bがシリンダ本体62aに対して車両後方
に(図3において、A位置からA’位置に)移動する。
アクチュエータ62のロッド62bが、インナー20が
アッパーアウター32に対してトルク反力により移動す
る方向および量だけ移動することにより、アッパーアウ
ター32も変位する。そのため、ギヤ位置がNからDに
シフトされた場合でも、インナー20とストッパーゴム
50との車両前後方向隙間のサイズはbであり、所定量
aは、サイズbと変形量cとの和である。
【0017】ギヤ位置がNからRにシフトされたとき、
トルク反力によりインナー20がアッパーアウター32
に対して車両前方に移動する。ギヤ位置検出手段61は
ギヤ位置がRであることを検出し、アクチュエータ62
のロッド62bがシリンダ本体62aに対して車両前方
に(図3において、A位置からA”位置に)移動する。
アクチュエータ62のロッド62bが、インナー20が
アッパーアウター32に対してトルク反力により移動す
る方向および量だけ移動することにより、アッパーアウ
ター32も変位する。そのため、ギヤ位置がNからRに
シフトされた場合でも、インナー20とストッパーゴム
50との車両前後方向隙間のサイズはbであり、所定量
aは、サイズbと変形量cとの和である。
【0018】本発明の実施例2では、図4に示すよう
に、ストッパーゴム50とインナー20との間には隙間
bはない。ストッパーゴムの所定量aは、ストッパーゴ
ム50がインナー20によって押された時に変形するス
トッパーゴム50の変形量である。アッパーアウター変
位手段60は、ダンパー手段64からなる。ダンパー手
段64は、シリンダ本体64aと、ピストン付きロッド
64bとを、有する。
【0019】シリンダ本体64aは、ロアアウター31
に連結される。シリンダ本体64a内部のピストン両側
に、液室64c、64dが設けられている。液室64
c、64dには流体が封入されている。ピストンにはオ
リフィス64eが設けられている。ピストン付きロッド
64bは、アッパーアウター32に連結されている。ピ
ストン付きロッド64bは、早い動きに対しては、液体
がオリフィス64eを通過するときの抵抗が大となって
ロックされ、遅い動きに対しては、オリフィス64eを
液体が通過することによって移動可能である。
【0020】つぎに、本発明の実施例2の作動を説明す
る。ギヤ位置がNにあるとき、エンジンにはトルク反力
がかかっていない。ストッパーゴム50は、インナー2
0によって車両前後方向に潰されていない。ダンパー6
4のピストン付きロッド64bはNに対応する位置(図
4のB位置)にあり、アッパーアウター32はNに対応
する位置にあり、インナー20もN位置にある。
【0021】ギヤ位置がNからDにシフトされたとき、
トルク反力によりインナー20が車両後方に移動する。
この動きは早いので、ダンパー64はロックしていてア
ッパーアウター32は動かない。このとき、ストッパー
ゴム50は、インナー20によって押しつぶされる。そ
の後、ストッパーゴム50自身の復元力により、ストッ
パーゴム50は元の形に戻ろうとする。この動きは遅い
ので、ストッパーゴム50の復元力により、流体がオリ
フィス64eを通り、ピストン付きロッド64bが車両
後方に(図4において、B位置からB’位置に)移動
し、アッパーアウター32がロアアウター31に対して
車両後方に変位する。ギヤ位置がD位置での所定量a
は、N位置と同じである。
【0022】ギヤ位置がNからRにシフトされたとき、
トルク反力によりインナー20が車両前方に移動する。
この動きは早いので、ダンパー64はロックしていてア
ッパーアウター32は動かない。このとき、ストッパー
ゴム50は、インナー20によって押しつぶされる。そ
の後、ストッパーゴム50自身の復元力により、ストッ
パーゴム50は元の形に戻ろうとする。この動きは遅い
ので、ストッパーゴム50の復元力により、流体がオリ
フィス64eを通り、ピストン付きロッド64bが車両
前方に(図4において、B位置からB”位置に)移動
し、アッパーアウター32がロアアウター31に対して
車両前方に変位する。ギヤ位置がR位置での所定量a
は、N位置と同じである。
【0023】
【発明の効果】請求項1または請求項2または請求項3
記載のエンジンマウントによれば、アウターがアッパア
ウターとロアアウターとに上下に分割されており、アッ
パーアウターをロアアウターに対して変位させるアッパ
ーアウター変位手段が設けられているので、ギヤ位置が
NからRまたはDにシフトされた時に、アッパーアウタ
ーは、ロアアウターに対して、インナーがアッパーアウ
ターに対してトルク反力により移動する方向および量だ
け変位される。そのため、A/T車でギヤ位置がNから
DまたはRにシフトされた後でも、インナーのアッパー
アウターに対する車両前後方向移動可能量はギヤ位置が
Nにあった時と同じ移動可能量に維持される。この場
合、ストッパーゴムとインナーとの間の隙間を予め広く
設定する必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1のエンジンマウントの、エンジ
ンとトランスミッションとの位置を示す概略平面図であ
る。
【図2】本発明実施例1のエンジンマウントの、要部拡
大断面図である。
【図3】図2のC−C断面図である。
【図4】本発明実施例2のエンジンマウントの、断面図
である。
【符号の説明】
10 エンジンマウント 11 エンジン 12 トランスミッション 20 インナー 30 アウター 31 ロアアウター 32 アッパーアウター 40 主ゴム 50 ストッパーゴム 60 アッパーアウター変位手段 61 ギヤ位置検出手段 62 アクチュエータ 64 ダンパー手段 a 車両前後方向の所定量 b インナーとストッパーゴムとの車両前後方向隙間の
サイズ c ストッパーゴムの変形量

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン側に連結されるインナーと、 車体側に連結されるアウターと、 前記インナーと前記アウターとを連結する主ゴムと、を
    有するエンジンマウントにおいて、 前記アウターを車体側に固定されるロアアウターと該ロ
    アアウターに対して車両前後方向に変位可能なアッパー
    アウターとに分割し、 前記インナーと前記アッパーアウターとの一方に前記イ
    ンナーと前記アッパーアウターとの車両前後方向相対移
    動量が所定量になった時にそれ以上に相対移動すること
    を拘束するストッパーゴムを取付け、 A/T車でギア位置がNからDまたはRにシフトされる
    ことにより前記インナーが前記アッパーアウターに対し
    てトルク反力によって車両前後方向に変位しても前記所
    定量が一定値に保持されるように前記アッパーアウター
    を前記ロアアウターに対して変位させるアッパーアウタ
    ー変位手段を前記アッパーアウターと前記ロアアウター
    間に設けた、ことを特徴とするエンジンマウント。
  2. 【請求項2】 前記所定量が、前記ストッパーゴムと前
    記インナーまたは前記アッパーアウターの他方との間の
    車両前後方向隙間のサイズと、前記ストッパーゴムの車
    両前後方向変形量との和であり、 前記アッパーアウター変位手段が、ギヤ位置に応じて前
    記隙間が常に一定となるように前記アッパーアウターを
    前記ロアアウターに対して変位させるアクチュエータか
    らなる請求項1記載のエンジンマウント。
  3. 【請求項3】 前記ストッパーゴムの所定量が前記スト
    ッパーゴムが前記インナーまたは前記アッパーアウター
    の他方によって押された時に変形する前記ストッパーゴ
    ムの変形量であり、 前記アッパーアウター変位手段がダンパー手段からなる
    請求項1記載のエンジンマウント。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009107810A1 (ja) * 2008-02-28 2009-09-03 株式会社ブリヂストン 防振装置
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JP2010143467A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Daihatsu Motor Co Ltd 車両のパワーユニット支持構造

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