JP2002241074A - マンコンベアの自動給油装置 - Google Patents

マンコンベアの自動給油装置

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JP2002241074A
JP2002241074A JP2001037364A JP2001037364A JP2002241074A JP 2002241074 A JP2002241074 A JP 2002241074A JP 2001037364 A JP2001037364 A JP 2001037364A JP 2001037364 A JP2001037364 A JP 2001037364A JP 2002241074 A JP2002241074 A JP 2002241074A
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refueling
speed
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automatic
motor
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Hiroki Asano
博樹 浅野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エスカレーター、動く歩道等の種々の運転制
御に対して安定した給油動作ができるようにする。 【解決手段】 エスカレーターが通常速度運転の運転速
度S1で運転し、時刻t で通常運転の運転時間T3が
満了したとする。このとき、時刻t以前の時刻t
給油インターバル時間T1が満了して給油制御信号8a
がオンとなり、自動給油動作が開始されていた場合は、
所定の給油時間T2が満了するまでは、運転速度S1に
よる運転を続ける。 【効果】 常に、運転速度S1で所定の給油時間T2だ
け自動給油することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エスカレータ
ー、動く歩道等のマンコンベアの要部に自動的に給油す
る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マンコンベアの自動給油装置で
は、例えばマンコンベアが運転中であることを示す運転
信号を入力し、その信号のオンの時間を積算し、この積
算時間に基づいて設定時間(以下給油インターバル時間
という。)ごとに、所定の給油時間だけ給油ポンプを駆
動して給油するようにしている。すなわち、マンコンベ
アが運転中であれば、給油インターバル時間ごとに給油
時間だけ給油動作が行われる。また、マンコンベアが緊
急停止等で運転を停止した場合は、給油動作を中断し、
運転再開後、再度給油時間だけ給油動作が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のマ
ンコンベアの自動給油装置では、所定の給油インターバ
ル時間ごとに所定の給油時間だけ給油するようにしてい
るため、例えば停止形自動運転マンコンベアのように通
常速度運転、低速運転、高速運転、待機運転などの複雑
な運転制御を行うものには対応が困難であり、また、給
油途中に運転速度が変化することで安定した給油ができ
ない等の問題点があった。
【0004】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、種々の運転制御に対して安定した給油動
作ができるようにしたマンコンベアの自動給油装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
るマンコンベアの自動給油装置は、マンコンベア駆動用
電動機の運転速度に応じて、給油制御信号を出力するよ
うにしたものである。
【0006】また、第2発明に係るマンコンベアの自動
給油装置は、第1発明のものにおいて、マンコンベア駆
動用電動機が所定の運転速度で運転中に、予定の給油開
始時刻が到来すると、所定時間給油制御信号を出力する
ようにしたものである。
【0007】また、第3発明に係るマンコンベアの自動
給油装置は、第2発明のものにおいて、自動給油動作中
に所定の運転速度を変化する時刻が到来しても、自動給
油動作が終了するまでは、所定の運転速度による運転時
間を延長するようにしたものである。
【0008】また、第4発明に係るマンコンベアの自動
給油装置は、第1発明のものにおいて、マンコンベア駆
動用電動機が運転パターンに応じた速度で運転中に、予
定の給油開始時刻が到来すると、運転パターンに応じて
給油制御信号の出力時刻を変化させるようにしたもので
ある。
【0009】また、第5発明に係るマンコンベアの自動
給油装置は、第1発明のものにおいて、マンコンベア駆
動用電動機が所定の運転速度以外の速度で運転中に、予
定の給油開始時刻が到来しても、電動機の運転速度が上
記所定の運転速度になるまで、給油制御信号の出力を阻
止するようにしたものである。
【0010】また、第6発明に係るマンコンベアの自動
給油装置は、第1発明のものにおいて、自動給油動作中
に緊急停止信号が出力されると、給油制御信号の出力を
中断し、マンコンベア駆動用電動機の運転が再開されて
電動機の速度が所定の運転速度に達したら、給油制御信
号を再出力するようにしたものである。
【0011】また、第7発明に係るマンコンベアの自動
給油装置は第1発明のものにおいて、マンコンベア駆動
用電動機が所定の運転速度以外の速度で運転中に、予定
の給油開始時刻が到来すると、電動機を所定の運転速度
まで変速して給油制御信号を出力し、給油動作が終了す
ると電動機を変速以前の運転速度に復帰させるようにし
たものである。
【0012】また、第8発明に係るマンコンベアの自動
給油装置は、第1発明のものにおいて、マンコンベア駆
動用電動機の運転パターンに合わせて給油休止時間を設
定し、運転パターンに合わせて給油時間を設定するよう
にしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1及び図2はこ
の発明の第1及び第2発明の一実施の形態を示す図で、
図1は全体構成図、図2は給油動作タイムチャートであ
り、図中同一符号は同一部分を示す。(以下の実施の形
態も同じ。)
【0014】図1において、1はマンコンベアを構成す
るエスカレーターの速度指令値等を出力するエスカレー
ター運転制御手段、2は運転制御手段1の指令に従って
電圧指令値2aを出力する速度指令制御手段、3は電圧
指令値2aに従って駆動されるエスカレーター駆動用電
動機、4は電動機3の実際の速度を検出して速度値4a
を出力する速度検出手段、5はエスカレーターの運転時
間を管理する運転時間管理手段である。
【0015】6は給油から次の給油までの時間間隔すな
わち給油休止時間(以下給油インターバル時間という)
を管理して給油要求信号6aを出力する給油インターバ
ル時間管理手段、7は給油を続ける時間を管理して給油
終了信号7aを出力する給油時間管理手段、8は速度値
4a、給油要求信号6a及び給油終了信号7aを入力し
て、給油制御信号8aを出力する給油制御手段、9は給
油制御信号8aにより給油動作する給油動作用ポンプで
ある。
【0016】次に、この実施の形態の動作の概要を説明
する。運転制御手段1は運転時間管理手段5からの指令
によって速度指令値を出力し、速度指令制御手段2は電
圧指令値2aを出力して電動機3を駆動してエスカレー
ターを運転する。エスカレーターの走行速度、すなわち
電動機3の回転速度は速度検出手段4で検出され、速度
値4aが出力される。速度指令制御手段2は速度指令値
と速度値4aを比較し、電動機3の回転速度が速度指令
値1aに等しくなるように速度制御する。
【0017】運転時間管理手段5から運転終了の指令が
出力されると、運転制御手段2から速度指令制御手段2
に対して運転停止指令が出力される。給油制御手段8
は、給油インターバル時間管理手段6から給油要求信号
6aが出力されると、速度検出手段4から速度値4aを
入力し、所定の運転速度であれば、給油制御信号8aを
オンにする。これで、給油動作用ポンプ9は作動して、
給油動作を開始する。給油時間管理手段7から給油終了
信号7aが出力されると、給油制御手段8は給油制御信
号8aをオフにし、給油動作用ポンプ9は給油動作を終
了する。
【0018】次に、給油動作を図2を参照して説明す
る。今、自動給油が可能なエスカレーターの運転速度を
図2(A)に示すように、通常速度運転の運転速度S1
に設定されているものとする。図2(B)に示すよう
に、給油制御手段8は、給油インターバル時間管理手段
6が、あらかじめ設定された給油インターバル時間T1
が時刻tで満了したことを検出し、かつ速度検出手段
4からの速度値4aにより、エスカレーターの運転速度
が通常の運転速度S1であることを検出すると、給油制
御信号8aをオンにして給油動作を開始する。
【0019】給油時間管理手段7は給油時間T2を監視
し、時刻tで給油時間T2が満了したことを検出する
と、給油制御手段8に対して給油終了信号7aを出力す
る。これで、給油制御手段8は給油制御信号8aをオフ
にして、給油動作を終了する。また、この時点から給油
インターバル時間管理手段8において、給油インターバ
ル時間T1を再設定する。
【0020】このようにして、電動機3が所定の運転速
度S1で運転中、時刻tで給油インターバル時間T1
が満了すると、所定時間T2だけ給油制御信号8aをオ
ンにして給油動作するようにしたため、むらのない自動
給油を実行することが可能となる。
【0021】実施の形態2.図3はこの発明の第3発明
の一実施の形態を示す給油動作タイムチャートである。
なお、図1は実施の形態2にも共用する。次に、この実
施の形態の動作を説明する。図3(A)に示すように、
電動機3が通常速度運転の運転速度S1で運転中に、運
転時間管理手段5が時刻tで運転時間T3の満了を検
出すると、運転制御手段1は速度指令値を低下させて、
速度指令制御手段2に対して、待機運転中の運転速度S
2を要求する。これで、速度値4aは破線で示すように
低下する。
【0022】しかしながら、図3(B)に示すように、
時刻tよりも手前の時刻tで給油インターバル時間
T1が満了し、自動給油中であることを給油インターバ
ル時間管理手段6から入力すると、運転制御手段1は速
度指令値をそのまま維持して、運転速度S1を要求し、
運転時間T3を延長する(運転時間延長手段)。その
後、給油時間管理手段7が時刻tで給油時間T2の満
了を検出すると、給油制御手段8は給油制御信号8aを
オフにして、給油動作を終了する。
【0023】また、運転制御手段1は、給油制御手段8
から時刻tで自動給油の終了を入力すると、速度制御
手段2に対して、待機運転中の運転速度S2を要求し
て、運転延長時間T4を終了する。このようにして、電
動機3の所定の運転速度S1を変化させる時刻tで既
に給油が実行されていた場合は、給油動作が終了する時
刻tまで、運転速度S1による運転を延長するように
したため、常に最適の運転状態のときに給油することが
可能となる。
【0024】実施の形態3.図4はこの発明の第4及び
第5発明の一実施の形態を示す給油動作タイムチャート
である。なお、図1は実施の形態3にも共用する。次
に、この実施の形態の動作を説明する。図4(A)に示
すように、給油インターバル時間管理手段6が時刻t
で給油インターバル時間T1が満了したことを検出して
も、通常速度運転の運転速度S1でなければ、給油制御
手段8は給油制御信号8aをオフにしたままで、給油は
開始されない。
【0025】待機運転中の運転速度S2又は低速運転中
の運転速度S3で運転している場合は、給油インターバ
ル時間管理手段6が、時刻tで給油インターバル時間
T1が満了したことを検出しても、自動給油は開始しな
い。図4(B)に示すように、時刻t以後の時刻t
で通常速度運転の運転速度S1を検出したら、給油制御
手段8は給油制御信号8aをオンして、自動給油を開始
する。高速運転中の運転速度S4で運転中の場合も同様
であり、通常速度運転の運転速度S1が検出されたと
き、自動給油を開始する。
【0026】なお、図4では、簡単のため時刻tで、
各運転速度S2、S3、S4がすべて運転速度S1に達
するように図示してあるが、実際には各運転速度S2,
S3、S4によって、運転速度S1に達する時刻は異な
るものである。
【0027】このようにして、電動機3の運転中、時刻
で給油インターバル時間T1が満了しても、電動機
3が所定の運転速度S1で運転していないと、給油開始
時刻を電動機3が所定の運転速度S1になる時刻t
で延長するようにしたため、常に最適の運転状態のとき
に給油することが可能となる。
【0028】実施の形態4.図5はこの発明の第6発明
の一実施の形態を示す給油動作タイムチャートである。
なお、図1は実施の形態4にも共用する。次に、この実
施の形態の動作を説明する。自動給油動作中に、図5
(A)に示すように時刻tで異常状態の発生、停止ス
イッチ(図示しない)の操作等が検出されると、運転制
御手段1から速度指令制御手段2に対して運転停止指令
が出力され、電動機3は緊急停止する(緊急停止手
段)。このとき、図5(B)に示すように、給油制御手
段8は給油制御信号8aをオフにして、自動給油を中断
する。
【0029】異常状態発生から給油中断時間T5が経過
して、時刻tで異常が回復すると、再度電動機3の運
転が開始され、電動機3が所定の運転速度S1に達した
ら、給油制御手段8は給油制御信号8aをオンにして、
給油動作を再開する。このようにして、自動給油動作
中、電動機3の緊急停止が発生すると、自動給油動作を
中断し、電動機3の運転が再開され、その運転速度が所
定の運転速度S1に達するのを待って自動給油動作を再
開するようにしたため、常に最適の運転状態のときに給
油することが可能となる。
【0030】実施の形態5.図6及び図7はこの発明の
第7発明の一実施の形態を示す給油動作タイムチャート
であり、図6は加速から減速へ、図7は減速から加速へ
移行する場合を示す。なお、図1は実施の形態5にも共
用する。
【0031】次に、この実施の形態の動作を説明する。 (1) 加速→一定速→減速の場合(図6) 図6(A)に示すように、待機運転中の運転速度S2又
は低速運転中の運転速度S3で運転している場合は、給
油インターバル時間管理手段6で、給油インターバル時
間T1が時刻tで満了したことを検出しても、自動給
油は開始しない。自動給油を開始させるために、図6
(B)に示すように、速度指令制御手段2から時刻t
で加速指令2bが出力されると、電動機3は加速して、
時刻tで通常速度運転の運転速度S1に達する。
【0032】これで、給油制御手段8は、図6(C)に
示すように、給油制御信号8aをオンにして、自動給油
を開始する。時刻t10で給油時間管理手段7が給油時間
T2の満了を検出すると、給油制御手段8は、給油制御
信号8aをオフにして、自動給油を終了する。その後、
速度指令制御手段2から減速指令2cを出力して、時刻
11であらかじめ運転制御手段1に記憶されている運転
速度S2、S3まで減速する(速度復帰手段)。
【0033】(2) 減速→一定速→加速の場合(図
7) 図7(A)に示すように、高速運転中の運転速度S4で
運転している場合は、給油インターバル時間管理手段6
で、給油インターバル時間T1が時刻tで満了したこ
とを検出しても、自動給油は開始しない。自動給油を開
始させるために、図7(B)に示すように、速度指令制
御手段2から時刻t12で減速指令2cが出力されると、
電動機3は減速して、時刻t13で通常速度運転の運転速
度S1に達する。
【0034】これで、給油制御手段8は、図7(C)に
示すように、給油制御信号8aにオンにして、自動給油
を開始する。時刻t14で給油時間管理手段7が給油時間
T2の満了を検出すると、給油制御手段8は給油制御信
号8aをオフにして、自動給油を終了する。その後、速
度指令制御手段2から加速指令2bを出力して、時刻t
15であらかじめ運転制御手段1に記憶されている運転速
度S4まで加速する(速度復帰手段)。
【0035】このようにして、電動機3の運転中、時刻
で給油インターバル時間T1が満了しても、電動機
3が所定の運転速度S1で運転していないと、電動機3
を加速又は減速して運転速度S1で給油を開始するよう
にしたため、常に最適の速度状態のときに給油すること
が可能となる。
【0036】実施の形態6.図8はこの発明の第8発明
の一実施の形態を示す給油動作タイムチャートである。
なお、図1は実施の形態6にも共用する。次に、この実
施の形態の動作を説明する。まず、運転制御手段1にお
いて、エスカレーターの運転速度のパターンを学習して
記憶させておく。
【0037】図8(A)に示すように、給油インターバ
ル時間管理手段6が、時刻tで給油インターバル時間
T1の満了を検出すると、運転制御手段1の学習結果か
ら、給油時間管理手段7において、給油時間T2を決定
する。同様に、上記学習結果から、図8(B)に示すよ
うに、運転パターンに合わせて給油時間T7,T9及び
給油インターバル時間T6,T8を決定する。
【0038】待機運転中の運転速度S2又は低速運転中
の運転速度S3(図示しない)が多い運転パターンの場
合は、給油時間管理手段7において給油時間T7を短く
設定し、給油インターバル時間管理手段6において給油
インターバル時間T6を長く設定する。また、高速運転
中の運転速度S4が多い運転パターンの場合は、給油時
間T9を長く設定し、給油インターバル時間T8を短く
設定する。なお、給油時間T7,T9及び給油インター
バル時間T6,T8の両方を可変にするものとしたが、
一方だけを可変にしても有用である。
【0039】このようにして、種々の運転パターンを学
習して、給油時間T7,T9又は給油インターバル時間
T6,T8を設定するようにしたため、適量の油を適確
に給油することが可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、マンコンベア駆動用電動機の運転速度に応じて、
給油制御信号を出力するようにしたので、むらのない自
動給油を実行することができる。
【0041】また、第2発明では、マンコンベア駆動用
電動機が所定の運転速度で運転中に、予定の給油開始時
刻が到来すると、所定時間給油制御信号を出力するよう
にし、第3発明では、自動給油動作中に所定の運転速度
を変化する時刻が到来しても、自動給油動作が終了する
までは、所定の運転速度による運転時間を延長するよう
にしたので、常に最適の運転状態のときに給油すること
ができる。
【0042】また、第4発明では、マンコンベア駆動用
電動機が運転パターンに応じた速度で運転中に、予定の
給油開始時刻が到来すると、運転パターンに応じて給油
制御信号の出力時刻を変化させるようにし、第5発明で
は、マンコンベア駆動用電動機が所定の運転速度以外の
速度で運転中に、予定の給油開始時刻が到来しても、電
動機の運転速度が所定の運転速度になるまで、給油制御
信号の出力を阻止するようにしたので、常に最適の運転
状態のときに給油することができる。
【0043】また、第6発明では、自動給油動作中に緊
急停止信号が出力されると、給油制御信号の出力を中断
し、マンコンベア駆動用電動機の運転が再開されて電動
機の速度が所定の運転速度に達したら、給油制御信号を
再出力するようにし、第7発明では、マンコンベア駆動
用電動機が所定の運転速度以外の速度で運転中に、予定
の給油開始時刻が到来すると、電動機を所定の運転速度
まで変速して給油制御信号を出力し、給油動作が終了す
ると電動機を変速以前の運転速度に復帰させるようにし
たので、常に最適の運転状態のときに給油することがで
きる。
【0044】また、第8発明では、マンコンベア駆動用
電動機の運転パターンに合わせて給油休止時間を設定
し、運転パターンに合わせて給油時間を設定するように
したので、常に適量の油を適確に給油することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1〜実施の形態8を示
す全体構成図。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す給油動作タイ
ムチャートで、(A)は運転速度曲線図、(B)は給油
制御信号図。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す給油動作タイ
ムチャートで、(A)は運転速度曲線図、(B)は給油
制御信号図。
【図4】 この発明の実施の形態3を示す給油動作タイ
ムチャートで、(A)は運転速度曲線図、(B)は給油
制御信号図。
【図5】 この発明の実施の形態4を示す給油動作タイ
ムチャートで、(A)は運転速度曲線図、(B)は給油
制御信号図。
【図6】 この発明の実施の形態5を示す給油動作タイ
ムチャートで、(A)は運転速度曲線図、(B)は速度
指令(加速→減速)信号図、(C)は給油制御信号図。
【図7】 この発明の実施の形態5を示す給油動作タイ
ムチャートで、(A)は運転速度曲線図、(B)は速度
指令(減速→加速)信号図。
【図8】 この発明の実施の形態6を示す給油動作タイ
ムチャートで、(A)は運転速度曲線図、(B)は給油
制御信号図。
【符号の説明】
1 エスカレーター運転制御手段、 2 速度指令制御
手段、 3 エスカレーター駆動用電動機、 4 速度
検出手段、 4a 速度値、 5 運転時間管理手段、
6 給油インターバル時間管理手段、 7 給油時間
管理手段、 8給油制御手段、 8a〜8c 給油制御
信号、 9 給油動作用ポンプ、 S1通常速度運転の
運転速度、 S2 待機運転中の運転速度、 S3 低
速運転中の運転速度、 S4 高速運転中の運転速度、
T1,T6,T8 給油休止時間(給油インターバル
時間)、 T2,T7,T9 給油時間。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変速運転する電動機によって駆動され
    るマンコンベアを有し、給油制御信号が出力されると、
    上記マンコンベアの要部に自動給油する装置において、
    上記電動機の運転速度に応じて上記給油制御信号を出力
    する給油制御手段を備えたことを特徴とするマンコンベ
    アの自動給油装置。
  2. 【請求項2】 給油制御手段を、電動機が所定の運転速
    度で運転中に、予定の給油開始時刻が到来すると所定時
    間給油制御信号を出力するものとしたことを特徴とする
    請求項1記載のマンコンベアの自動給油装置。
  3. 【請求項3】 自動給油動作中に所定の運転速度を変化
    する時刻が到来しても、上記自動給油動作が終了するま
    では上記所定の運転速度による運転時間を延長する運転
    時間延長手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の
    マンコンベアの自動給油装置。
  4. 【請求項4】 給油制御手段を、電動機が運転パターン
    に応じた速度で運転中に、予定の給油開始時刻が到来す
    ると、上記運転パターンに応じて給油制御信号の出力時
    刻を変化させるものとしたことを特徴とする請求項1記
    載のマンコンベアの自動給油装置。
  5. 【請求項5】 給油制御手段を、電動機が所定の運転速
    度以外の速度で運転中に、予定の給油開始時刻が到来し
    ても、上記電動機の運転速度が上記所定の運転速度にな
    るまで、給油制御信号の出力を阻止するものとしたこと
    を特徴とする請求項1記載のマンコンベアの自動給油装
    置。
  6. 【請求項6】 自動給油動作中に緊急停止信号が出力さ
    れると、電動機を緊急停止させる緊急停止手段を設け、
    給油制御手段を、上記緊急停止信号が出力されると、給
    油制御信号の出力を中断し、上記電動機の運転が再開さ
    れて上記電動機の速度が所定の運転速度に達したら上記
    給油制御信号を再出力するものとしたことを特徴とする
    請求項1記載のマンコンベアの自動給油装置。
  7. 【請求項7】 給油制御手段を、電動機が所定の運転速
    度以外の速度で運転中に、予定の給油開始時刻が到来す
    ると、上記電動機を上記所定の運転速度まで変速して給
    油制御信号を出力するものとし、給油動作が終了すると
    上記電動機を上記変速以前の運転速度に復帰させる速度
    復帰手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のマン
    コンベアの自動給油装置。
  8. 【請求項8】 電動機の運転パターンに合わせて給油休
    止時間を設定する給油インターバル時間管理手段及び上
    記運転パターンに合わせて給油時間を設定する給油時間
    管理手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のマン
    コンベアの自動給油装置。
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