JP2002241020A - シート巻きぐせ矯正装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート巻きぐせ矯正装置及び画像形成装置

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JP2002241020A
JP2002241020A JP2001036011A JP2001036011A JP2002241020A JP 2002241020 A JP2002241020 A JP 2002241020A JP 2001036011 A JP2001036011 A JP 2001036011A JP 2001036011 A JP2001036011 A JP 2001036011A JP 2002241020 A JP2002241020 A JP 2002241020A
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Itsuro Sekida
逸朗 関田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートに良好な巻きぐせ矯正を行うことが可
能な安定性に優れたシート巻きぐせ矯正装置及び画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 小径下ローラ103を回転し、大径上ロ
ーラ102を従動回転すると共に、ローラ支持コロ10
9A,109Bは小径下ローラ103にたわみが生じな
いように小径下ローラ103を支持して摺動回転し、巻
きぐせ矯正時におけるシートの搬送不良、巻きぐせ矯正
不良、画像汚れ、駆動モータの過剰な駆動力の供給等を
防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の画
像形成装置(例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ
等)において、画像形成後のシートに生ずる巻きぐせ
(カール)を矯正するシート巻きぐせ矯正装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の画像形成装置にお
いては、像担持体である感光ドラム(電子写真感光体)
に形成されたトナー画像をシートに転写し、トナー画像
転写済みのシートを定着装置に通してトナーをシート面
に固着させて永久画像にする。なお、定着装置を通過す
るシートには一般的にシリコンオイルが塗布され、トナ
ーとシートが定着ローラに付着しないようにしている。
また、画像定着後のシートは、ソータ等によって仕分け
られる。
【0003】電子写真方式の画像形成装置には、フルカ
ラー機のような4色のトナーをシート上に載せるフルカ
ラーモード、1色のトナーだけで画像形成を行う単色モ
ード、2色,3色のトナーをシート上に載せて画像形成
を行う2色,3色モードがある。一般的にシートの1面
にトナー像を載せて定着装置の加圧、加熱ローラを通過
させて定着すると、シートには、トナー像を載せた画像
面側に端部が反った巻きぐせ(トナー像側が凹むカー
ル)が発生する。
【0004】しかし、定着装置を通過したシートをソー
タや排紙トレイ等に収納する際にシートがカールしてい
ると、ジャム等の搬送不良が生じやすくなったり、ある
いはソータ等の機能を十分に果たすことができなくなっ
たりするおそれがあった。このようなことから、従来よ
り画像形成装置(の定着装置)とソータあるいは排紙ト
レイ等の間にはシートに付いた巻きぐせを矯正するシー
ト巻きぐせ矯正装置が配置されている。
【0005】図7に、従来の電子写真方式の画像形成装
置に用いられている代表的なシート巻きぐせ矯正装置2
01の構成を示す。本方式のシート巻きぐせ矯正装置
は、例えば特開2000−177906号公報にて開示
されている。
【0006】図7のシート巻きぐせ矯正装置201にお
いては、軟質ローラ202に硬質ローラ203を押し当
てて硬質ローラ203を軟質ローラ202にくい込ま
せ、両ローラ202,203のニップにシートPを通過
させ、シートPを硬質ローラ203に巻き付けることで
シートPに腰を付け、巻きぐせを矯正するようにしてい
る。例えば、軟質ローラ202を外径φ20程度、ゴム
硬度25゜(ASKARC)のスポンジローラとして、
硬質ローラ203は外径φ12以下(好ましくはφ8〜
φ6)とすると、適正な巻きぐせ矯正が可能となる。
【0007】また、シート巻きぐせ矯正装置201は、
例えば特開平08−217313号公報に開示されてい
るように巻きぐせを矯正する際に、画像形成装置内で検
知される画像情報(トナー量)、シートの種類、シート
サイズ、周囲の環境等の状況によって巻きぐせ量を多段
階に修正が切り替え可能になっている場合が多い。巻き
ぐせ量の切り替えは軟質ローラ202を硬質ローラ20
3にくい込ませる量を変えることにより行っている。こ
の状態を図8に示す。
【0008】図8において、シート巻きぐせ矯正装置2
01は、シリコンスポンジ等の弾性体から成る軟質ロー
ラ202と、硬質ローラ203とにより構成されてい
る。
【0009】硬質ローラ203を軟質ローラ202に押
し付けることにより軟質ローラ202を変形させ、硬質
ローラ203の外径に沿った、上に凸形状のニップを形
成し、ニップを通過するシートPに対して正カール(下
に凸)の修正を行う。
【0010】巻きぐせ矯正能力は、軟質ローラ202の
変形量、すなわち硬質ローラ203の軟質ローラ202
に対する侵入量xを変えることにより調節可能であり、
侵入量xの変化は、駆動モータ208bの駆動による偏
心カム206の回転によって加圧軸207を押圧して、
支軸205を中心に硬質ローラ203を支持する加圧ア
ーム204を回動させて、硬質ローラ203の位置を変
更することによって軟質ローラ202と硬質ローラ20
3の回転中心間距離を変化させることにより行う構成と
なっている。
【0011】この場合、硬質ローラ203を軟質ローラ
202に押し付ける押圧力は、もっとも軟質ローラ20
2が硬質ローラ203にくい込んだ場合、総圧で5〜6
kgf程度必要になる。このため、両端で支持される硬
質ローラ203の長手方向中央部にたわみが生じる。こ
れを防止するため、硬質ローラ203の長手方向中央部
下側にローラ支持部材(ブロック)209を設けている
(図8においては影になっているが、図7と同一の位置
に存在する)。このブロック209は硬質ローラ203
に対し、同ローラ203が摺動するように当接してい
る。
【0012】また、図7、図8においては駆動モータ2
08aからの回転駆動は軟質ローラ202に駆動ベルト
を介して伝達されて軟質ローラ202が回転し、硬質ロ
ーラ203は軟質ローラ202に従動回転する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0014】軟質ローラ202を硬質ローラ203にく
い込ませ、加圧力が5〜6kgなった場合、その荷重の
約1/2以上がブロック209にかかり、硬質ローラ2
03との摺動抵抗が増加するので、ブロック209への
荷重は軟質ローラ202を駆動する駆動モータ208a
の駆動力の負荷になっていた。特に近年、画像形成装置
の高速化に伴う装置内のシート搬送速度の増加に伴い軟
質ローラ202を高速回転する必要があり、駆動モータ
208aの負荷はますます増加の一途にあった。
【0015】この状態では硬質ローラ203とブロック
209を摺動させることにより、互いに削れが発生し、
その削れによる硬質ローラ203の支持位置の変化や、
その変化による巻きぐせ矯正能力の低下が発生してい
た。また削れ粉が各ローラ202,203を汚染するこ
とにより、画像形成されたシートPの表面または裏面を
汚すことになって、画像品位の低下をも招いていた。
【0016】また、軟質ローラ202を駆動モータ20
8aで駆動させているが、軟質ローラ202の直径は耐
久等により変化し易く、そのためにシート搬送速度の変
化が生じ、シートPの搬送不良やシートPの変形等が発
生していた。
【0017】さらに、巻きぐせ矯正量の切り替えの際に
は、硬質ローラ203の位置を変更させるが、外径φ1
2以下(好ましくはφ8〜φ6)の硬質ローラ203の
位置を変更するとシートPのローラ202,203のニ
ップへの突入位置が変化し、シートPのつまり、搬送不
良等を招いていた。
【0018】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、シー
トに良好な巻きぐせ矯正を行うことが可能な安定性に優
れたシート巻きぐせ矯正装置及び画像形成装置を提供す
ることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のシート巻きぐせ矯正装置にあっては、軟質の
矯正回転体と、前記軟質の矯正回転体と圧接された硬質
の矯正回転体と、前記硬質の矯正回転体に当接して同回
転体を支持する回転体支持部材と、を具備するシート巻
きぐせ矯正装置において、前記硬質の矯正回転体は駆動
源から回転駆動を受けて回転し、前記軟質の矯正回転体
は前記硬質の矯正回転体に従動回転すると共に、前記回
転体支持部材は前記硬質の矯正回転体に外周を接触させ
て前記硬質の矯正回転体に従動回転可能な回転部材であ
ることを特徴とする。
【0020】軟質の矯正回転体と、前記軟質の矯正回転
体と圧接された硬質の矯正回転体と、前記硬質の矯正回
転体に当接して同回転体を支持する回転体支持部材と、
を具備するシート巻きぐせ矯正装置において、前記回転
体支持部材は前記硬質の矯正回転体に外周を接触させて
前記硬質の矯正回転体に従動回転可能な回転部材である
ことを特徴とする。
【0021】前記回転体支持部材を複数備え、複数の前
記回転体支持部材の前記硬質の矯正回転体に対する支持
力の合力は前記軟質の矯正回転体の略中心に向くことが
好適である。
【0022】前記回転体支持部材を複数備え、複数の前
記回転体支持部材は前記軟質の矯正回転体からの荷重を
均等に受けることが好適である。
【0023】前記回転体支持部材は前記硬質の矯正回転
体に対し、遠近方向に位置を調整可能にする機構を有す
ることが好適である。
【0024】前記回転体支持部材は金属製の回転軸受部
材であり、前記金属製の回転軸受部材の外周には樹脂製
の層を設けたことが好適である。
【0025】軟質の矯正回転体と、前記軟質の矯正回転
体と圧接された硬質の矯正回転体と、前記硬質の矯正回
転体に当接して同回転体を支持する回転体支持部材と、
を具備するシート巻きぐせ矯正装置において、前記硬質
の矯正回転体は駆動源から回転駆動を受けて回転し、前
記軟質の矯正回転体は前記硬質の矯正回転体に従動回転
することを特徴とする。
【0026】前記軟質の矯正回転体は前記硬質の矯正回
転体に対し、回転中心間距離を複数段階可変にする機構
を有することが好適である。
【0027】本発明の画像形成装置にあっては、1枚ず
つ給送されたシートにトナー画像を転写し、シートに転
写されたトナー画像を定着する画像形成装置において、
上記のシート巻きぐせ矯正装置をトナー画像転写時又は
トナー画像定着時にシートについた巻きぐせを矯正する
手段として備えたことを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0029】(第1の実施の形態)図1〜図4を参照し
て、第1の実施の形態について説明する。
【0030】まず、図1を参照してフルカラー複写機の
概略構成について説明する。図1には本発明のシート巻
きぐせ矯正装置を備えたフルカラー複写機(電子写真画
像形成装置)の全体的な構成を示す。
【0031】1は複写機本体であり、その上部には原稿
を読取位置まで自動給送する自動原稿給送装置2が搭載
されている。
【0032】複写機本体1内には、装置上部にデジタル
画像リーダ部3、装置下部にデジタル画像プリンタ部4
を装備している。
【0033】自動原稿給送装置2に原稿が載置され、ス
タートボタンが押されると、原稿は複写機本体1上部の
原稿台ガラス上に送られてセットされる。また、原稿ス
タートと同時に後述するカセットからシートが給紙され
る。
【0034】原稿台ガラス上にセットされた原稿は、画
像読取手段としてのデジタル画像リーダ部3により光照
射されてその反射光をCCD等の光電変換素子に集光さ
せて電気信号に変換し、画像信号を得る。この画像信号
は、図示しない増幅回路を経て、図示しないビデオ処理
ユニットにて処理を施された後、画像形成手段としての
デジタル画像プリンタ部4へ転送される。
【0035】5Y、5M、5C、5Bkは像担持体とし
ての感光ドラムであり、その周囲には帯電器6Y、6
M、6C、6Bk、現像器7Y、7M、7C、7Bk、
転写帯電器8Y、8M、8C、8Bk、クリーニング器
9Y、9M、9C、9Bk等のプロセス手段がそれぞれ
配設されている。
【0036】10はレーザー露光光学系であり、デジタ
ル画像リーダ部3からの画像信号は、レーザー出力部に
て光信号に変換され、該変換されたレーザー光はポリゴ
ンミラーで反射され、ミラーを経て各感光ドラム5Y、
5M、5C、5Bkの周面に投影される。
【0037】画像形成時には、各感光ドラム5Y、5
M、5C、5Bkは帯電器6Y、6M、6C、6Bkに
より予め帯電されている。そして、レーザー露光光学系
10により露光されて静電潜像が形成され、現像器7
Y、7M、7C、7Bkによりイエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの各色トナーが付与されて各感光ドラム
5Y、5M、5C、5Bk上にトナー像が形成される。
【0038】複写機本体1の下部に装備されたカセット
11a、11bよりピックアップローラ12a、12b
により送りされたシート(図示せず)は、リタードロー
ラ対13a、13bにより1枚ずつ分離搬送されて、停
止しているレジストローラ対14で斜行が補正される。
【0039】手差しトレイ15より送りこまれたシート
(図示せず)も停止しているレジストローラ対14で斜
行が補正される。
【0040】斜行補正後のシートは、レジストローラ対
14を駆動させて所定のタイミングで転写ベルト16上
に載置されて搬送され、該転写ベルト16を介して対向
する各感光ドラム5Y、5M、5C、5Bkと転写帯電
器8Y、8M、8C、8Bk間を通過する際に各色トナ
ー像が順次転写される。
【0041】トナー像転写後に各感光ドラム5Y、5
M、5C、5Bkに残留するトナーはクリーニング器9
Y、9M、9C、9Bkによって除去され、次の画像形
成に備える。
【0042】17は定着装置であり、定着ローラ、加圧
ローラ対間を通過するトナー像転写済みのシートに熱及
び圧力を印加することでトナー像をシート面に定着させ
る。
【0043】トナー像定着後のシートはフラッパ18に
より搬送路を切り換えられ、片面のみの画像形成であれ
ば、排出ローラ対19によりシート巻きぐせ矯正ユニッ
ト101へ搬送されて定着装置17通過時に付いた巻き
ぐせが矯正される。
【0044】また、両面画像形成を行う場合には、再搬
送ローラ対20により反転搬送路21に導かれ、反転搬
送ローラ対22により反転させて搬送され、収容部とし
ての中間トレイ23に画像面を上側にして積載される。
【0045】中間トレイ23に一時的に積載されたシー
トはピックアップローラ24により送り出され、リター
ドローラ対25によって1枚ずつ分離搬送されて、停止
しているレジストローラ対14で斜行が補正される。
【0046】次いで、斜行補正後のシートは駆動するレ
ジストローラ対14により所定のタイミングで転写ベル
ト16上に載置されて搬送され、両面画像形成が行なわ
れた後に、シート巻きぐせ矯正ユニット101へ搬送さ
れて定着装置17通過時に付いた巻きぐせが矯正され
る。
【0047】そして、巻きぐせ矯正ユニット101を通
過した巻きぐせ矯正済みのシートは次段のソータ27に
送られて、画像形成プロセスは終了する。ここにおける
ソータ27は公知のものであり、排紙されたシートの丁
合やグループ分けを行う。
【0048】次に図2において、本発明のシート巻きぐ
せ矯正装置である巻きぐせ矯正ユニット101について
詳しく説明する。なお、図2はローラ支持コロ109
A,109B(回転体支持部材)の配置を示すために上
下が逆、つまり図の下方向が実機では上方向になってい
る。
【0049】シート巻きぐせ矯正ユニット101は、シ
リコンスポンジ等の弾性体から成る軟質の大径上ローラ
102(軟質の矯正回転体)と、大径上ローラ102よ
りかたい金属製の小径下ローラ103(硬質の矯正回転
体)と、により構成されている。
【0050】金属製の小径下ローラ103は装置側板に
固定されている軸受110により両端を支持されてい
る。その小径下ローラ103に大径上ローラ102を押
し付けることにより、大径上ローラ102をくい込ませ
て変形させ、小径下ローラ103外径に沿った上に凸形
状のニップを形成し、ニップを通過するシートPを正カ
ール方向(上に凸)に修正を行う。
【0051】巻きぐせ矯正能力は、大径上ローラ102
の変形量、すなわち小径下ローラ103の大径上ローラ
102に対する侵入量xを変えることにより調節可能で
あり、侵入量xの変化は、駆動モータ108bの駆動に
よる偏心カム106の回転によって加圧軸107を押圧
して、支軸105を中心に小径下ローラ103を支持す
る加圧アーム104を回動させて、大径上ローラ102
と小径下ローラ103の回転中心間距離を変化させるこ
とにより行う構成となっている。
【0052】図3に大径上ローラ102と小径下ローラ
103の回転中心間距離を変化させた場合の模式図を示
す。上から侵入量x=0mmの場合(図3(a))、
0.5mmの場合(図3(b))、1mmの場合(図3
(c))のそれぞれを示す。このように侵入量xを変化
させた場合でも、シートPのローラ102,103のニ
ップへの突入位置は変わらず、シートPの詰まり、折れ
等なく良好な搬送性が保たれる。
【0053】またこの大径上ローラ102と小径下ロー
ラ103の駆動は、駆動モータ108aの駆動をギア等
の駆動系(図示せず)を介して、小径下ローラ103に
伝達して小径下ローラ103を回転することにより行わ
れる。大径上ローラ102は小径下ローラ103に従動
回転する。
【0054】この小径下ローラ103を回転し、大径上
ローラ102を従動回転する構成では、大径上ローラの
小径下ローラ103への侵入による見かけの直径変化や
耐久により大径上ローラ102の径に変化が生じても、
シートPの搬送速度は小径下ローラ103に依存するた
めシートPの搬送速度が変化することはなく、シートの
しわ、折れ、詰まり等がなく良好な搬送性が保たれ、シ
ートPの変形も防止される。
【0055】また、ローラ支持コロ109A,109B
は小径下ローラ103の長手方向のおよそ中央付近の下
側に配置されて、小径下ローラ103にたわみが生じな
いように小径下ローラ103を支持している。
【0056】ローラ支持コロ109A,109Bはいわ
ゆるベアリング等の回転部材であり、軸等(図示せず)
に軸支されて小径下ローラ103に対して従動回転可能
なように外周を当接しているか、わずかの隙間(0.5
mm以下)を空けておき、小径下ローラ103にわずか
のたわみが発生した場合に当接し、従動回転するように
配置されている。この断面図を図4に示す。
【0057】図4(a)に示すように、ローラ支持コロ
109A,109Bは左右対称に2個配置され、大径上
ローラ102の荷重を均等に受ける構成になっている。
この均等に受ける構成により、小径下ローラ103の位
置は安定するので、良好なシート搬送、また安定した巻
きぐせの矯正を行うことができる。
【0058】また、ローラ支持コロ109A,109B
の小径下ローラ103に対する支持力の合力は大径上ロ
ーラ102の略中心に向く構成になっている。この支持
力の合力が大径上ローラ102の略中心に向く構成によ
り、小径下ローラ103の位置は安定するので、良好な
シート搬送、また安定した巻きぐせの矯正を行うことが
できる。
【0059】図4(a),(b),(c)には小径下ロ
ーラ103とローラ支持コロ109A,109Bのギャ
ップの状態が示されている。
【0060】図4(a)は小径下ローラ103とローラ
支持コロ109A,109Bのギャップがちょうど0の
場合を示す。この場合、小径下ローラ103の回転トル
ク、つまり駆動モータ108aのトルクに余分な負荷が
からず、また巻きぐせ矯正能力も良好に発揮される。
【0061】図4(b)は小径下ローラ103とローラ
支持コロ109A,109Bのギャップが0.5mmの
場合を示す。この場合も小径下ローラ103の回転トル
ク、つまり駆動モータ108aのトルクに余分な負荷が
からず、また巻きぐせ矯正能力は図4(a)の場合に比
べると若干低下するものの、実機上では問題ない範囲で
おさまるので良好な配置といえる。
【0062】ただし、これ以上ギャップが広がると小径
下ローラ103のたわみが大きくなり巻きぐせ矯正能力
がはっきり低下し、好ましくない。
【0063】図4(c)はローラ支持コロ109A,1
09Bが小径下ローラ103にくい込み、小径下ローラ
103を押し上げる状態を示す。この状態になると小径
下ローラ103の回転トルクは急速に増大し、駆動モー
タ108aのトルクが図4(a),(b)に比して2倍
以上必要になる場合も生じるので、好ましくない。
【0064】また、図4(c)のような状態になると小
径下ローラ103及びローラ支持コロ109A,109
Bの削れも発生し、画像の汚れにもつながる。
【0065】そこで、本実施の形態では、このローラ支
持コロ109A,109Bの位置を小径下ローラ103
に対し遠近方向に位置を調整可能にしており、この小径
下ローラ103とローラ支持コロ109A,109B間
のギャップを0mm〜0.5mmの間の適正な距離に保
つように構成されている。このローラ支持コロ109
A,109Bの位置の調節は、例えばローラ支持コロ1
09A,109Bの軸支位置を変更する等の構成で達成
できる。
【0066】以上説明した本実施の形態では、小径下ロ
ーラ103の回転に伴いローラ支持コロ109A,10
9Bも従動回転するので、大径上ローラ102を小径下
ローラ103にくい込ませた加圧力の荷重がローラ支持
コロ109A,109Bにかかっても、小径下ローラ1
03とローラ支持コロ109A,109B間の摺動抵抗
が増加することはなく、小径下ローラ103を駆動する
駆動モータ108aの駆動力に負荷はかからない。特に
近年、画像形成装置の高速化に伴う装置内のシート搬送
速度の増加に伴い小径下ローラ103を高速回転する必
要があるが、駆動力は必要最小限で済む。
【0067】また、小径下ローラ103とローラ支持コ
ロ109A,109B間のギャップを適正な距離に保つ
ように調整するので、互いの削れが防止され、削れによ
る小径下ローラ103の支持位置の変化や、その変化に
よる巻きぐせ矯正能力の低下が防止できる。また削れ粉
が各ローラ102,103を汚染することにより、画像
形成されたシートPの表面または裏面を汚すことになっ
て、画像品位が低下することも防止できる。
【0068】一方、小径下ローラ103を回転し、大径
上ローラ102を従動回転するので、大径上ローラ10
2の径に変化が生じても、シートPの搬送速度は小径下
ローラ103に依存するためシートPの搬送速度が変化
することはなく、シートPの搬送不良やシートPの変形
等が防止できる。
【0069】また、巻きぐせ矯正量の切り替えの際に
は、大径上ローラ102の位置を変更させるので、シー
トPのローラ102,103のニップへの突入位置は変
わらず、シートPのつまり、搬送不良等が防止できる。
【0070】以上のように、巻きぐせ矯正時におけるシ
ートの搬送不良、巻きぐせ矯正不良、画像汚れ、駆動モ
ータ108aの過剰な駆動力の供給等を防止することが
でき、安定性が一段と向上する。
【0071】(第2の実施の形態)図5には、第2の実
施の形態に係るシート巻きぐせ矯正装置が示されてい
る。上記第1の実施の形態の巻きぐせ矯正ユニット10
1において、ローラ支持コロ109A,109B(回転
体支持部材)の配置を変更したものである。なお、図5
は図2と同様にローラ支持コロ109A,109B(回
転体支持部材)の配置を示すために上下が逆、つまり図
の下方向が実機では上方向になっている。
【0072】その他の構成および作用については第1の
実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0073】本実施の形態に係る巻きぐせ矯正ユニット
101は、ローラ支持コロ109A,109Bは小径下
ローラ103の長手方向を約3分の1ずつに均等に等分
する位置に配置されている。
【0074】この配置では小径下ローラ103をより分
散して均等に受けることが可能になる。
【0075】なお、第1,第2の実施の形態におけるロ
ーラ支持コロ109は必ずしも2個である必要はなく、
1個のみ中央にある構成でコストダウンを図ることも可
能であるし、3個以上を並べることで小径下ローラ10
3の全体を受け1個あたりの荷重の減少を図ることも可
能である。
【0076】(第3の実施の形態)図6には、第3の実
施の形態に係るローラ支持コロが示されている。第3の
実施の形態に係るローラ支持コロ109は2重構造を有
している。
【0077】その他の構成および作用については第1,
第2の実施の形態と同一なので、同一の構成部分につい
ては同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0078】本実施の形態に係るローラ支持コロ109
は2重構造を有しており、内輪にあたる109aは通常
の金属製であるものが多いコロ軸受(ベアリング等の回
転軸受部材)である。外輪にあたる109bは樹脂で成
型されたコート層であり、コロ軸受109aの外周と伴
に回転する。
【0079】本実施の形態では、この樹脂のコート層1
09bが小径下ローラ103と接触するため、金属同士
の接触を防止することができ、接触部の削れの発生、ま
た騒音等を防止することができる。
【0080】なお、上記実施の形態においては、一つの
シート巻きぐせ矯正装置に一対の巻きぐせ矯正ローラ対
のみを有する場合を説明したが、本発明はこれに限るも
のではない。例えば、巻きぐせ矯正ローラ対を複数有
し、シートの表裏方向のいずれか及び両方の巻きぐせを
矯正するような構成においても本発明を用いることは可
能である。またこの場合、巻きぐせ矯正ローラ対の複数
に対しその駆動トルクの軽減が行え、またそれぞれの矯
正ローラ対に対する速度のばらつきの防止を行えるの
で、本発明の効果をより大きく発揮できる。
【0081】また、上記実施の形態においては、硬質の
小径下ローラと軟質の大径上ローラの組み合わせにおい
て説明したが、本発明の効果はこれに限るものではな
く、例えば硬質ローラ(硬質の矯正回転体)と搬送ベル
ト(軟質の矯正回転体)の組み合わせによるシート巻き
ぐせ矯正装置や硬質ローラ(硬質の矯正回転体)と複数
の小径ローラ(軟質の矯正回転体)の組み合わせによる
シート巻きぐせ矯正装置の場合でも同様の効果を得られ
るのはもちろんのことである。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、シート
の搬送速度を安定させ、シートの詰まり、汚れ等もな
く、また搬送に必要な駆動力も最小限で済み、安定した
シート巻きぐせ矯正能力を有する装置を提供することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るシート巻きぐせ矯正装
置を備えた複写機の全体構成を示す断面図である。
【図2】第1の実施の形態に係るシート巻きぐせ矯正装
置の構成を示す斜視図である。
【図3】第1の実施の形態に係る硬質の矯正回転体に対
する軟質の矯正回転体の侵入量を変化させた状態を示す
断面図である。
【図4】第1の実施の形態に係る回転体支持部材と硬質
の矯正回転体間のギャップを変化させた状態を示す断面
図である。
【図5】第2の実施の形態に係るシート巻きぐせ矯正装
置の構成を示す斜視図である。
【図6】第3の実施の形態に係る回転体支持部材を示す
図である。
【図7】従来技術のシート巻きぐせ矯正装置の構成を示
す斜視図である。
【図8】従来技術のシート巻きぐせ矯正装置の構成を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 複写機本体 2 自動原稿給送装置 3 デジタル画像リーダ部 4 デジタル画像プリンタ部 5Y、5M、5C、5Bk 感光ドラム 6Y、6M、6C、6Bk 帯電器 7Y、7M、7C、7Bk 現像器 8Y、8M、8C、8Bk 転写帯電器 9Y、9M、9C、9Bk クリーニング器 10 レーザー露光光学系 11a,11b カセット 12a,12b ピックアップローラ 13a,13b リタードローラ対 14 レジストローラ対 15 手差しトレイ 16 転写ベルト 17 定着装置 18 フラッパ 19 排出ローラ対 20 再搬送ローラ対 21 反転搬送路 22 反転搬送ローラ対 23 中間トレイ 24 ピックアップローラ 25 リタードローラ対 27 ソータ 101 巻きぐせ矯正ユニット 102 大径上ローラ 103 小径下ローラ 104 加圧アーム 105 支軸 106 偏心カム 107 加圧軸 108a,108b 駆動モータ 109 ローラ支持コロ 109a コロ軸受 109b コート層 110 軸受

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟質の矯正回転体と、前記軟質の矯正回転
    体と圧接された硬質の矯正回転体と、前記硬質の矯正回
    転体に当接して同回転体を支持する回転体支持部材と、
    を具備するシート巻きぐせ矯正装置において、 前記硬質の矯正回転体は駆動源から回転駆動を受けて回
    転し、前記軟質の矯正回転体は前記硬質の矯正回転体に
    従動回転すると共に、 前記回転体支持部材は前記硬質の矯正回転体に外周を接
    触させて前記硬質の矯正回転体に従動回転可能な回転部
    材であることを特徴とするシート巻きぐせ矯正装置。
  2. 【請求項2】軟質の矯正回転体と、前記軟質の矯正回転
    体と圧接された硬質の矯正回転体と、前記硬質の矯正回
    転体に当接して同回転体を支持する回転体支持部材と、
    を具備するシート巻きぐせ矯正装置において、 前記回転体支持部材は前記硬質の矯正回転体に外周を接
    触させて前記硬質の矯正回転体に従動回転可能な回転部
    材であることを特徴とするシート巻きぐせ矯正装置。
  3. 【請求項3】前記回転体支持部材を複数備え、 複数の前記回転体支持部材の前記硬質の矯正回転体に対
    する支持力の合力は前記軟質の矯正回転体の略中心に向
    くことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート巻き
    ぐせ矯正装置。
  4. 【請求項4】前記回転体支持部材を複数備え、 複数の前記回転体支持部材は前記軟質の矯正回転体から
    の荷重を均等に受けることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のシート巻きぐせ矯正装置。
  5. 【請求項5】前記回転体支持部材は前記硬質の矯正回転
    体に対し、遠近方向に位置を調整可能にする機構を有す
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記
    載のシート巻きぐせ矯正装置。
  6. 【請求項6】前記回転体支持部材は金属製の回転軸受部
    材であり、 前記金属製の回転軸受部材の外周には樹脂製の層を設け
    たことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記
    載のシート巻きぐせ矯正装置。
  7. 【請求項7】軟質の矯正回転体と、前記軟質の矯正回転
    体と圧接された硬質の矯正回転体と、前記硬質の矯正回
    転体に当接して同回転体を支持する回転体支持部材と、
    を具備するシート巻きぐせ矯正装置において、 前記硬質の矯正回転体は駆動源から回転駆動を受けて回
    転し、前記軟質の矯正回転体は前記硬質の矯正回転体に
    従動回転することを特徴とするシート巻きぐせ矯正装
    置。
  8. 【請求項8】前記軟質の矯正回転体は前記硬質の矯正回
    転体に対し、回転中心間距離を複数段階可変にする機構
    を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一
    つに記載のシート巻きぐせ矯正装置。
  9. 【請求項9】1枚ずつ給送されたシートにトナー画像を
    転写し、シートに転写されたトナー画像を定着する画像
    形成装置において、 請求項1乃至8のいずれか一つに記載のシート巻きぐせ
    矯正装置をトナー画像転写時又はトナー画像定着時にシ
    ートについた巻きぐせを矯正する手段として備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008094507A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びカール矯正装置
JP2009249167A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置およびカール矯正装置
JP2020097483A (ja) * 2018-12-19 2020-06-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置

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