JPH08143206A - 巻きぐせ矯正装置及び画像形成装置 - Google Patents

巻きぐせ矯正装置及び画像形成装置

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JPH08143206A
JPH08143206A JP6283076A JP28307694A JPH08143206A JP H08143206 A JPH08143206 A JP H08143206A JP 6283076 A JP6283076 A JP 6283076A JP 28307694 A JP28307694 A JP 28307694A JP H08143206 A JPH08143206 A JP H08143206A
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rotating body
soft
roller
correction device
cleaning
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JP6283076A
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English (en)
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Toru Matsuyama
徹 松山
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Original Assignee
Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/00662Decurling device

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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成後のシートの画像光沢ムラ,画像不
良等や滑り,斜行,ジャム,巻き付き等の搬送不良の発
生を防止した巻きぐせ矯正装置を提供する。 【構成】 軟質ローラ28に対向させて小径硬質ローラ29
を配置し、該軟質ローラ28と硬質ローラ29間でシートP
を挟持搬送し、カール方向と逆方向にシートPをたわま
せてカールを矯正するカール矯正装置において、前記軟
質ローラ28と硬質ローラ29のうち少なくとも一方の表面
を清掃するためのクリーニング手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の画
像形成装置において、画像形成後のシートに生ずる巻き
ぐせを矯正する巻きぐせ矯正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写機等の画像形成装置
においては、像担持体である感光ドラム(電子写真感光
体)に形成されたトナー画像をシートに転写して、該シ
ートを定着装置を通過するときトナーを固着させ、永久
画像にするような手段が用いられている。また、前記画
像形成装置において、画像定着後のシートは、ソーター
等によって仕分けられ、コピー後の後処理が容易に行な
えように構成されている。
【0003】ここで、フルカラー複写機のような4色の
トナーをシート上に載せるフルカラーモードだけではな
く、1色のトナーだけで画像形成を行なう単色モードや
2色,3色のトナーをシート上に載せて画像形成を行な
う2色,3色モードもある。一般的にシートの1面にト
ナー像を載せて加圧,加熱ローラを通過させて定着する
とトナー像を載せた画像面側に反った巻きぐせ(以下
『カール』と言う)が発生する(トナー像側に凹となる
カール)。
【0004】そして、定着装置を通過したシートをソー
タ,排紙トレイ等に収納する際に、シートがカールして
いると、シートを搬送する際にジャム等の搬送不良を生
じたり、ソータ等の機能を果たすことができないおそれ
があった。従って、上記カールの問題を解消するため
に、従来は図11(a)(b)に示す2タイプのカール矯
正装置が考案され、画像形成装置とソータ或いは排紙ト
レイの間に配置されている。
【0005】即ち、比較的軟質なスポンジローラ51或い
はベルト53に硬質なローラ52に押し当て、硬質ローラ52
を軟質ローラ51にくい込ませて両ローラに形成されるニ
ップにシートPを通過させ、硬質ローラ51に巻き付ける
ことでシートPにこしをつけ、カールを矯正するように
構成されている。例えば、軟質ローラ51を外径φ20程
度,ゴム硬度25°(ASKAR C)のスポンジローラ
とすると、硬質ローラ52は外径φ12以下で、好ましくは
φ8又はφ6とすると、適正なカール矯正が可能とな
る。
【0006】この時、硬質ローラ52を軟質ローラ51に押
し付ける押圧力は、総圧で5〜6kgf程度必要にな
る。このため、両端で支持される硬質ローラ52の長手方
向中央部にたわみが生じる。これを防止するため、硬質
ローラ52の長手方向中央下部にたわみを防止する支持部
材54を設けていた。そして、定着装置を通過するシート
には、一般的にシリコンオイルを塗布し、トナーとシー
トが定着ローラに付着しないようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の電子写真複写機においては、以下に述べるよう
な課題があった。図12において、OHPシート等の特殊
紙に複写後にカール矯正装置を通過させる場合、シート
PにはシリコンオイルSが塗布されており、カール矯正
装置を抜けた後、図12(a)〜(c)に示すように、シ
リコンオイルSは軟質ローラ51に転着される。そして、
上記軟質ローラ51の表面上に転着されたシリコンオイル
Sは、図12(d)に示すように、次第に硬質ローラ52に
転着される。特に硬質ローラ52のたわみを防止する支持
部材54との接触面にはシリコンオイルSが蓄積され易
い。
【0008】そして、この状態で、普通紙のようなシー
トPPをカール矯正装置を通過させた場合、図12(e)
(f)に示すように、軟質ローラ51及び硬質ローラ52に
転着されたシリコンオイルSが転着して画像の光沢むら
や画像不良が発生してしまう。これは、シートPPの画
像面だけではなく裏面についても同様のことが生ずる。
更にシートに転写された画像が濃い画像(ベタ画像)の
ような場合、トナーが壁のような役割をしてしまい、シ
リコンオイルSがシートに浸透し難くなる性質があり、
次に薄い画像を転写したシートをカール矯正装置を通過
させると、前述したように画像の光沢むら等が発生し易
くなる。以上は、シリコンオイルSの転着について説明
したが、ごみや紙粉についても同様のことが言える。
【0009】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、画像形成後のシートの画像光沢ムラ,画像不良等
や滑り,斜行,ジャム,巻き付き等の搬送不良の発生を
防止した巻きぐせ矯正装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される本発明の代表的
な手段は、軟質回転体に対向させて小径硬質回転体を配
置し、該軟質回転体と硬質回転体間でシートを挟持搬送
し、巻きぐせ方向と逆方向にシートをたわませて巻きぐ
せを矯正する巻きぐせ矯正装置において、前記軟質回転
体と硬質回転体のうち少なくとも一方の表面を清掃する
ためのクリーニング手段を有することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記手段によれば、軟質回転体と硬質回転体の
うち少なくとも一方の表面を清掃するためのクリーニン
グ手段を設けたことにより、上記軟質回転体や硬質回転
体にシリコンオイル,ゴミ,紙粉等が付着するのを防止
することにより、これらがシートに転着するのを防止で
きる。
【0012】
【実施例】
〔第1実施例〕次に図面を参照して本発明に係る巻きぐ
せ(以下『カール』と言う)矯正装置の一実施例につい
て説明する。本実施例は画像形成装置の一例としてフル
カラー複写機を用い、該複写機に装備されたカール矯正
装置について説明する。図1は複写機の全体構成を示す
断面図、図2はカール矯正装置の拡大説明図、図3,図
4はクリーニング手段の斜視図である。
【0013】先ず、図1を参照してフルカラー複写機の
概略構成について説明する。1は複写機本体であり、そ
の上部には、原稿を読取位置まで自動給送する自動原稿
給送装置2が搭載されている。上記複写機本体1内に
は、装置上部にデジタル画像リーダ部3、装置下部にデ
ジタル画像プリンタ部4を装備している。上記自動原稿
搬送装置2に原稿が載置され、スタートボタンが押され
ると、後述するカセットからシートが給紙される。原稿
台ガラス上にセットされた原稿は、読取手段としてのデ
ジタル画像リーダ部3により光照射されてその反射光を
CCD等の光電変換素子に集光させて電気信号に変換
し、画像信号を得る。この画像信号は、図示しない増幅
回路を経て、図示しないビデオ処理ユニットにて処理を
施された後、画像形成手段としてのデジタル画像プリン
タ部4へ転送される。
【0014】5Y,5M,5C,5Bkは像担持体とし
ての感光ドラムであり、その周囲には帯電器6Y,6
M,6C,6Bk、現像器7Y,7M,7C,7Bk、
転写帯電器8Y,8M,8C,8Bk、クリーニング器
9Y,9M,9C,9Bk、等のプロセス手段が夫々配
設されている。10はレーザー露光光学系であり、前記デ
ジタル画像リーダ部3からの画像信号は、レーザー出力
部にて光信号に変換され、該変換されたレーザー光はポ
リゴンミラーで反射され、ミラーを経て各感光ドラム5
Y,5M,5C,5Bkの周面に投影される。画像形成
時には、上記各感光ドラム5Y,5M,5C,5Bkは
帯電器6Y,6M,6C,6Bkにより予め帯電されて
おり、上記レーザー露光光学系10により露光されて静電
潜像が形成され、現像器7Y,7M,7C,7Bkによ
りイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの各色トナー
が付与されてトナー像が形成される。
【0015】装置下部に装備されたカセット11a,11b
よりピックアップローラ12a,12bにより送りされたシ
ートPは、リタードローラ対13a,13bにより1枚ずつ
分離搬送されて、停止しているレジストローラ対14に搬
送されて斜行が補正される。また手差しトレイ15より送
りこまれたシートPも同様に停止しているレジストロー
ラ対14に搬送されて斜行が補正される。上記シートP
は、レジストローラ対14を駆動させて所定のタイミング
で転写ベルト16上に載置されて搬送され、該転写ベルト
16を介して対向する各感光ドラム5Y,5M,5C,5
Bkと転写帯電器8Y,8M,8C,8Bk間を通過す
る際に各色トナー像が夫々転写される。画像転写後に各
感光ドラム5Y,5M,5C,5Bkに残留するトナー
は、クリーニング器9Y,9M,9C,9Bkによって
除去され、次の画像形成に備える。17は定着装置であ
り、ローラ対間を通過するシートPに熱及び圧力を印加
することで転写画像を定着させる。
【0016】画像定着後のシートPはフラッパ18により
搬送路を切り換えられ、片面のみの画像形成であれば、
排出ローラ対19によりカール矯正装置26へ搬送され、ま
た両面画像形成を行なう場合には、再搬送ローラ対20に
より反転搬送路21に導かれ、反転搬送ローラ対22により
反転させて搬送され、収容部としての中間トレイ23に画
像面を上側にして排出積載される。
【0017】上記中間トレイ23に積載されたシートPは
ピックアップローラ24により送り出され、リタードロー
ラ対25によって1枚ずつ分離搬送されて、前記レジスト
ローラ対14により所定のタイミングで転写ベルト16上に
載置されて搬送され、両面画像形成が行なわれた後に、
カール矯正装置26へ搬送される。
【0018】その後、丁合いやグループ分けを行なうソ
ータ27に送られて、画像形成プロセスは終了する。上記
ソータ27は、公知のものであり、排紙されたシートPを
丁合いやグループ分けを行なう。
【0019】次に上記カール矯正装置26の構成について
図2〜図4を参照して説明する。図2は図1におけるA
部の拡大図である。カール矯正装置26は、複写機本体1
とソータ27等の後処理装置の間に配置され、画像形成後
のシートPに生ずるカールを矯正するものである。図2
(a)において、28は軟質ローラでありスポンジローラ
等が用いられている。29は硬質ローラでありステンレス
スチール等の金属ローラが用いらている。上記硬質ロー
ラ29の長手方向中央下部は支持部材30により支持されて
おり、たわみを防止している。上記軟質ローラ28と硬質
ローラ29は、該硬質ローラ29が軟質ローラ28にくい込む
ように対向配置されており、上記軟質ローラ28を駆動さ
せて両ローラ間をシートPを通過することにより、カー
ル方向と逆方向にこし付けを行なうことによりカールを
矯正するものである。この時、上記硬質ローラ29は上記
軟質ローラ28に従動するように構成されている。
【0020】また、上記軟質ローラ28の上側には、クリ
ーニングユニット31が設けられている。上記クリーニン
グユニット31内には、3本のローラが配置されている。
第1ローラ31aには長尺状のふきとり部材32の一端が連
結しておりロール状に巻かれている。第2ローラ31bは
上記ふきとり部材32の他端が連結しており、第1ローラ
31aより繰り出されたふきとり部材32を巻き取ることが
可能である。上記第1ローラ31aと第2ローラ31bとの
間には第3ローラ31cが配置されており、上記ふきとり
部材32を上記軟質ローラ28に押圧するように構成されて
いる。上記ふきとり部材32としては、織布,薄軟紙等の
繊維質の部材が好適に用いられる。
【0021】上記軟質ローラ28の回転方向と逆方向の移
動するふきとり部材32を常に当接させて軟質ローラ28の
表面を摺擦することにより、画像転写後にシートPより
転着され蓄積するシリコンオイルやゴミ等を除去して、
再度シートPに転着するのを防止できる。従って、画像
形成後のシートPの画像の光沢ムラ,画像不良等や滑
り,斜行,ジャム,巻き付き等の搬送不良の発生を防止
し、安定した高品位画像を得ることができる。
【0022】また、上記クリーニングユニット31は、軟
質ローラ28の変形を防止するため、図2(b)に示すよ
うに、軸31dを中心にして矢印方向(時計回り方向)に
回動させて非動作時には軟質ローラ28より退避可能に構
成しても良い。或いは上記クリーニングユニット31を、
例えばシートのサイズがA4サイズであれば10枚分カー
ルを修正する度にふきとり部材32を数mm程度ずつ進行
させ、所定の時間或いはコピー枚数に応じて動作させる
ように構成しても良い。
【0023】また、上記クリーニングユニット31の斜視
図を図3及び図4に示す。図3は軟質ローラ28の長手方
向全幅にわたってふきとり部材32を設けた場合を示すも
のである。また図4に示すように、比較的シリコンオイ
ル,ゴミ等の蓄積が多い支持部材30の周辺にのみクリー
ニングユニット31′を設けても、シートPにシリコンオ
イル,ゴミ等が転着することを防止し、画像の光沢ム
ラ,画像不良等や搬送不良の発生を防止するために有効
である。
【0024】尚、本実施例では、軟質回転体として軟質
ローラを用いたが、ローラ部材に限らずベルト部材であ
っても良い。
【0025】〔第2実施例〕次に前記カール矯正装置の
他例について図5を参照して説明する。尚、カール矯正
装置の概略構成は前記実施例と同様であるので、同一部
材には同一番号を付して説明を援用するものとし、以下
特徴点を中心に説明する。
【0026】本実施例は、図5(a)に示すように、軟
質ローラ28の上側にクリーニング手段として吸収ローラ
33を圧接するように配置し、軟質ローラ28の表面を摺擦
して該軟質ローラ28に転着したシリコンオイルを吸収ロ
ーラ33に吸収させるように構成したものである。上記吸
収ローラ33としては、表面が多孔質部材、例えばシリコ
ンスポンジやベルイータ(商品名),ルビセルクリーン
(商品名),或いは繊維を植毛したもの等が好適に用い
られる。
【0027】また、上記吸収ローラ33は、軟質ローラ28
の長手方向全域幅にわたって摺擦する構成、或いは支持
部材30の周辺でのみ摺擦するように構成しても良い。
【0028】また、上記吸収ローラ33は軟質ローラ28に
摺擦しているだけでなく、軟質ローラ28の変形を防止す
るため、図5(b)の破線に示すように、図示しない解
除機構により吸収ローラ33′の位置へ退避可能に構成し
ても良い。
【0029】上記構成によっても、軟質ローラ28に付着
したシリコンオイル,ゴミ等がシートPに転着すること
を防止し、画像の光沢ムラ,画像不良等や搬送不良の発
生を防止することが可能である。
【0030】〔第3実施例〕次に前記カール矯正装置の
他例について図6を参照して説明する。尚、カール矯正
装置の概略構成は前記実施例と同様であるので、同一部
材には同一番号を付して説明を援用するものとし、以下
特徴点を中心に説明する。
【0031】本実施例は、図6に示すように、クリーニ
ング手段として軟質ローラ28の上側に弾性を有するブレ
ード部材34を当接させて、該軟質ローラ28に付着したシ
リコンオイル,ゴミ等をかきとることでシートPへの転
着を防止するものである。上記ブレード部材34として
は、ウレタン,シリコン等のゴムブレードが好適に用い
られる。上記構成によっても、軟質ローラ28に付着した
シリコンオイル,ゴミ等がシートPに転着することを防
止し、画像の光沢ムラ,画像不良等や搬送不良の発生を
防止することが可能である。
【0032】〔第4実施例〕次に前記カール矯正装置の
他例について図7を参照して説明する。尚、カール矯正
装置の概略構成は前記実施例と同様であるので、同一部
材には同一番号を付して説明を援用するものとし、以下
特徴点を中心に説明する。
【0033】前記第1〜第3実施例では、軟質ローラ28
側にクリーニング手段を備えていたが、本実施例は硬質
ローラ29側にクリーニング手段を装備したものである。
即ち図7において、硬質ローラ29を支持している支持部
材30にシリコンオイル,ゴミ等が転着するのを防止する
ため、硬質ローラ29の近傍にかきとり部材35を装備した
ものである。上記かきとり部材35としてはウレタンゴ
ム、ポリウレタンゴム等が好適に用いられる。これによ
り、軟質ローラ28に付着したシリコンオイル,ゴミ等が
硬質ローラ29に転着するのを防止し、画像の光沢ムラ,
画像不良等や搬送不良の発生を防止することが可能であ
る。
【0034】〔第5実施例〕次に前記カール矯正装置の
他例について図8を参照して説明する。尚、カール矯正
装置の概略構成は前記実施例と同様であるので、同一部
材には同一番号を付して説明を援用するものとし、以下
特徴点を中心に説明する。
【0035】本実施例も硬質ローラ29側にクリーニング
手段を装備したものであり、図8において、硬質ローラ
29を支持している支持部材30内にクリーニング部材36を
装備することによって、軟質ローラ28,硬質ローラ29に
シリコンオイル,ゴミ等が転着しても、クリーニング部
材36によって吸収することができるように構成されてい
る。上記クリーニング部材36としてはシリコンスポン
ジ、ベルイータ(商品名)等が好適に用いられる。これ
により、シートPの画像の光沢ムラ,画像不良等や搬送
不良の発生を防止することが可能である。
【0036】〔第6実施例〕次に前記カール矯正装置の
他例について図9及び図10を参照して説明する。尚、カ
ール矯正装置の概略構成は前記実施例と同様であるの
で、同一部材には同一番号を付して説明を援用するもの
とし、以下特徴点を中心に説明する。
【0037】本実施例は、クリーニング手段を前記第1
〜第3実施例の構成と第4,第5実施例の構成を組み合
わせによって、軟質ローラ28と硬質ローラ29の両ローラ
にクリーニング手段を備えた構成を示すものである。例
えば、図9は軟質ローラ28側に第1実施例のクリーニン
グユニット31を備え、硬質ローラ29側に第4実施例のか
きとり部材35を備えたものであり、図10は軟質ローラ28
側に第2実施例の吸収ローラ33を備え、硬質ローラ29側
に第5実施例のクリーニング部材36を備えたものであ
る。尚、上記組み合わせの他に、第1実施例と第5実施
例、第2実施例と第4実施例、第3実施例と第4実施
例、第3実施例と第5実施例を組み合わせた構成であっ
ても良い。
【0038】上記構成によれば、軟質ローラ28と硬質ロ
ーラ29の両ローラにシリコンオイル,ゴミ等が転着して
も、シートPに転着するのを完全に防止することがで
き、一層効率良く画像の光沢ムラ,画像不良等や搬送不
良の発生を防止することができ、安定した高品位画像を
提供することが可能である。
【0039】尚、本実施例は画像形成装置として複写機
を用いて説明したが、他の装置、例えばレーザービーム
プリンタ等であっても良い。
【0040】
【発明の効果】本発明は前述したように、軟質回転体と
硬質回転体のうち少なくとも一方の表面を清掃するため
のクリーニング手段を設けたことにより、上記軟質回転
体や硬質回転体にシリコンオイル,ゴミ,紙粉等が付着
するのを防止することにより、画像形成後にシートより
転着され蓄積するシリコンオイルやゴミ等を除去して、
再度シートに転着するのを防止できる。従って、画像形
成後のシートの画像の光沢ムラ,画像不良等や滑り,斜
行,ジャム,巻き付き等の搬送不良の発生を防止し、安
定した高品位画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る複写機の全体構成を示す断面
図である。
【図2】カール矯正装置の拡大説明図である。
【図3】クリーニング手段の斜視図である。
【図4】クリーニング手段の斜視図である。
【図5】第2実施例に係るクリーニング手段の説明図で
ある。
【図6】第3実施例に係るクリーニング手段の説明図で
ある。
【図7】第4実施例に係るクリーニング手段の説明図で
ある。
【図8】第5実施例に係るクリーニング手段の説明図で
ある。
【図9】第6実施例に係るクリーニング手段の説明図で
ある。
【図10】第6実施例に係るクリーニング手段の説明図
である。
【図11】従来のカール矯正装置の説明図である。
【図12】従来のカール矯正装置の課題を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
P…シート 1…複写機本体 2…自動原稿給送装置 3…デジタル画像リーダ部 4…デジタル画像プリンタ部 5Y,5M,5C,5Bk…感光ドラム 6Y,6M,6C,6Bk…帯電器 7Y,7M,7C,7Bk…現像器 8Y,8M,8C,8Bk…転写帯電器 9Y,9M,9C,9Bk…クリーニング器 10…レーザー露光光学系 11a,11b…カセット 12a,12b,24…ピックアップローラ 13a,13b,25…リタードローラ対 14…レジストローラ対 15…手差しトレイ 16…転写ベルト 17…定着装置 18…フラッパ 19…排出ローラ対 20…再搬送ローラ対 21…反転搬送路 22…反転搬送ローラ対 23…中間トレイ 26…カール矯正装置 27…ソータ 28…軟質ローラ 29…硬質ローラ 30…支持部材 31…クリーニングユニット 31a,31b,31c…第1,第2,第3ローラ 31d…軸 32…ふきとり部材 33…吸収ローラ 34…ブレード部材 35…かきとり部材 36…クリーニング部材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質回転体に対向させて小径硬質回転体
    を配置し、該軟質回転体と硬質回転体間でシートを挟持
    搬送し、巻きぐせ方向と逆方向にシートをたわませて巻
    きぐせを矯正する巻きぐせ矯正装置において、 前記軟質回転体と硬質回転体のうち少なくとも一方の表
    面を清掃するためのクリーニング手段を有することを特
    徴とする巻きぐせ矯正装置。
  2. 【請求項2】 前記軟質回転体は、大径な軟質ローラ部
    材或いは軟質なベルト部材を用いたことをする特徴とす
    る請求項1記載の巻きぐせ矯正装置。
  3. 【請求項3】 前記クリーニング手段は、前記軟質回転
    体の表面に対して摺擦するクリーニング部材を用いたこ
    とをする特徴とする請求項1記載の巻きぐせ矯正装置。
  4. 【請求項4】 前記クリーニング手段は、前記軟質回転
    体の表面に対して摺擦する吸収部材を用いたことをする
    特徴とする請求項1記載の巻きぐせ矯正装置。
  5. 【請求項5】 前記クリーニング手段は、前記軟質回転
    体の表面に対して摺擦するブレード部材を用いたことを
    する特徴とする請求項1記載の巻きぐせ矯正装置。
  6. 【請求項6】 前記クリーニング手段は、前記軟質回転
    体の表面から退避移動可能であることを特徴とする請求
    項1記載の巻きぐせ矯正装置。
  7. 【請求項7】 前記前記クリーニング手段は、所定の時
    間間隔で動作することを特徴とする請求項1記載の巻き
    ぐせ矯正装置。
  8. 【請求項8】 前記クリーニング手段は、前記硬質回転
    体の表面に対して摺擦するクリーニング部材を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の巻きぐせ矯正装置。
  9. 【請求項9】 前記硬質回転体を長手方向中央部で支持
    する支持部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    巻きぐせ矯正装置。
  10. 【請求項10】 前記クリーニング手段は、少なくとも
    前記支持部材に対応する長手方向中央部に配設したこと
    をする特徴とする請求項9記載の巻きぐせ矯正装置。
  11. 【請求項11】 前記クリーニング手段は、前記硬質回
    転体を支持する支持部材の近傍若しくは該支持部材内に
    クリーニング部材を備えたことをする特徴とする請求項
    9記載の巻きぐせ矯正装置。
  12. 【請求項12】 軟質回転体に対向させて小径硬質回転
    体を配置し、該軟質回転体と硬質回転体間でシートを挟
    持搬送する際に巻きぐせ方向と逆方向にシートをたわま
    せて巻きぐせを矯正し、前記軟質回転体と硬質回転体の
    うち少なくとも一方の表面を清掃するためのクリーニン
    グ手段を有する巻きぐせ矯正装置を備えた画像形成装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6939279B2 (en) 2001-05-01 2005-09-06 Ten Cate Enbi Tire for skew reducing roller
JP2008094507A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びカール矯正装置
JP2016043994A (ja) * 2014-08-19 2016-04-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 記録媒体のカール除去装置及びそれを備えた画像形成装置
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JP2020196617A (ja) * 2019-05-30 2020-12-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 クリーニング装置およびこれを備えた画像形成装置

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