JPH06250542A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06250542A
JPH06250542A JP3645493A JP3645493A JPH06250542A JP H06250542 A JPH06250542 A JP H06250542A JP 3645493 A JP3645493 A JP 3645493A JP 3645493 A JP3645493 A JP 3645493A JP H06250542 A JPH06250542 A JP H06250542A
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JP
Japan
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fixing
recording material
fixing roller
pressure
roller
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JP3645493A
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Saijiro Endo
才二郎 遠藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録材の搬送性向上を図ることができる信頼
性の高い画像形成装置を提供すること(第1発明)。 【構成】 画像形成装置の定着装置1において、記録材
12の進行方向に沿って定着ローラ対を2対以上配設
し、該定着ローラ対の定着ローラ2,16の直径が記録
材12の進行方向に沿って順次小さくなるよう構成する
(第1発明)。第1発明によれば、最初の定着ローラ対
(定着ローラ2を含むローラ対)で1度目の定着を受け
た記録材12がカールして次の定着ローラ対(定着ロー
ラ16を含むローラ対)を通過する際、該記録材12は
カールしているにも拘らず、該記録材12はジャムしな
いで分離、搬送されるため、該記録材12の分離性及び
搬送性が高められて画像形成装置の信頼性が高められ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、レーザビームプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を採る画像形成装置
では、未定着の現像剤の記録材への定着方式として熱定
着方式が多く使われている。
【0003】ところで、近年、複写機の普及に伴ってコ
ピーの使用枚数が増加し、加えてオフィスの省力化、自
動化の所謂OA(オフィスオートメーション)化の進展
によって複写処理スピード(コピースピード)の速い複
写機が要求されてきており、特に、コピースピード50
枚/分以上の高速機、更には100枚/分以上の超高速
機が普及するに至っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記高速機
や超高速機における熱定着器には定着性の確保が要求さ
れるため、定着ローラはその肉厚や径が大きくなり、熱
容量も大きくなり、更には、その定着ローラに十分な熱
エネルギーを与えるために大きなワッテージのハロゲン
ヒータが必要であり、ウェイトタイムが長くなったり、
装置の消費電力が大きくなる他、装置も大型化するとい
う問題があった。
【0005】そして、画像形成装置が大型化すると、そ
のメンテナンスが複雑化し、更には設置スペースやメン
テナンススペースの確保が困難となり、小型でメンテナ
ンスの容易な高速機、超高速機の提案が望まれていた。
【0006】特に、ウェイトタイムはユーザーにとって
は不要で無駄な時間であり、高速機や超高速機において
定着性を損なうことがなく、ウェイトタイムの短縮が可
能な締着装置の出現が強く望まれていた。
【0007】又、近年のOA化の進展により、複写機の
機能が多機能化してきており、両面コピーや多重コピー
の機能が多く使われてきている。この両面多重機能は、
高速機や超高速機等には標準的に装備されており、又、
コピースピードが20〜40枚/分の中低速機でも標準
装備若しくはオプション対応で装備されている。この両
面・多重コピー動作には、記録材に画像形成させた後に
中間トレイに該記録材を一旦スタックし、その記録材の
裏面若しくは同一面に再度画像形成させて定着を行なう
工程が含まれている。
【0008】ところで、従来の熱定着方式では、熱と加
圧力によって必ず記録材にカールが発生し、その記録材
のカール方向やカール量は環境や紙種或いはサイズ等で
バラツキが大きく、記録材を中間トレイに収納スタック
させる際に、該記録材がカールで丸まって収納できなか
ったり、先端部が折れたり、搬送途中でジャムしたり、
再給紙の際にカールの影響で2面目の画像形成時に再転
写が発生したり、転写抜けが発生したりして画像品質が
低下することがあった。
【0009】又、定着器を通過した記録材が機外に排出
されて、ソーターやフィニッシャーやトレイ等に収納さ
れる際にも、カールによって該記録材の収納不良やジャ
ム等が発生することがあった。
【0010】上述のように、両面多重機能を十分に満足
させることは容易でなく、このため今までに種々のカー
ル防止手段等が考案されているが、何れも十分とは言え
ず、カールの少ない信頼性の高い両面多重機能を装備し
た装置の出現が強く望まれていた。
【0011】更に、最近では地球環境保護のエコロジー
の立場から、森林資源の確保のために再生紙がコピー紙
として使われ始めてきており、加えて、先の両面多重機
能によって紙の表裏に画像形成が可能なためにコピー紙
を極力減らすことが可能となり、再生紙を使用しての両
面コピーや多重コピーが多く用いられるようになってき
ている。
【0012】ところが、再生紙はその紙繊維が何回かの
処理工程によってダメージを受け、紙の腰(剛性)が弱
くなっており、更に紙繊維のスキ目方向のバラツキ具合
を示す配向角度が大きく、繊維の方向性が一様でないた
め、通常のコピー紙に比べて、熱定着方式における熱と
加圧力によってカール量が大きく、搬送性が著しく劣る
欠点を有している。加えて、両面多重機能を装備してい
る画像形成装置においては、先に説明したカールに起因
する様々な欠点がより顕著になり、再生紙等を含めたよ
り多くの記録材に対する信頼性のラチチュードを高めた
画像形成装置の出現が強く望まれていた。
【0013】従って、第1発明の目的とする処は、記録
材の搬送性向上を図ることができる信頼性の高い画像形
成装置を提供することにある。
【0014】又、第2発明の目的とする処は、記録材の
シワの発生防止を図り、両面多重機能を含めた信頼性を
高めることができる画像形成装置を提供することにあ
る。
【0015】更に、第3発明の目的とする処は、記録材
の分離性の向上、シワの発生防止、オフセット現象の発
生防止等を図ることができる信頼性の高い画像形成装置
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく第
1発明は、互いに圧接して回転自在に配設した定着ロー
ラと加圧ローラから成る定着ローラ対の間に、未定着現
像剤像を担持する記録材を通して定着を行なう定着装置
を備える画像形成装置において、前記記録材が進行する
方向に沿って前記定着ローラ対を2対以上配設し、該定
着ローラ対の定着ローラの直径が記録材の進行方向に沿
って順次小さくなるよう構成したことをその特徴とす
る。
【0017】又、第2発明は、互いに圧接して回転自在
に配設した定着ローラと加圧ローラから成る定着ローラ
対の間に、未定着現像剤像を担持する記録材を通して定
着を行なう定着装置を備える画像形成装置において、前
記記録材が進行する方向に沿って前記定着ローラ対を2
対以上配設し、該定着ローラ対の定着ローラの逆クラウ
ン量が記録材の進行方向に沿って順次小さくなるよう構
成したことをその特徴とする。
【0018】更に、第3発明は、互いに圧接して回転自
在に配設した定着ローラと加圧ローラから成る定着ロー
ラ対の間に、未定着現像剤像を担持する記録材を通して
定着を行なう定着装置を備える画像形成装置において、
前記記録材が進行する方向に沿って前記定着ローラ対を
2対以上配設し、該定着ローラ対の総加圧力が記録材の
進行方向に沿って順次小さくなるよう構成したことをそ
の特徴とする。
【0019】
【作用】一般的に熱ローラ定着方式において、定着した
記録材の搬送ジャム発生の原因の1つに定着ローラの直
径(曲率)が大きく関与しており、直径が大きく曲率の
小さな定着ローラでは記録材の曲率分離ができにくいた
め、該定着ローラに記録材が巻き付く傾向となる。この
ため、記録材を分離爪によって分離する必要があり、従
って、分離ジャムが発生し易くなる。
【0020】逆に、直径が小さく曲率の大きな定着ロー
ラでは記録材の曲率分離ができ易いため、記録材が定着
ローラに巻き付かず、該記録材の分離性が良い。
【0021】而して、第1発明によれば、定着ローラ対
の定着ローラの直径が記録材の進行方向に順次小さくな
る(曲率が順次大きくなる)ため、1度目の定着を受け
た記録材がカールして再度定着ローラ対を通過する際、
該記録材はカールしているにも拘らず、該記録材はジャ
ムしないで分離、搬送され、該記録材の分離性及び搬送
性が高められて画像形成装置の信頼性向上が図られる。
【0022】又、一般的に定着ローラは、記録材のシワ
発生防止のために逆クラウン形状に成形されており、そ
の逆クラウン量と加圧ローラによる加圧力によって記録
材にストレスを生じさせて該記録材にシワが発生するの
を防止している。この場合、定着ローラの逆クラウン量
が大きいときには、記録材へのストレスの発生が大きく
なって記録材にシワが発生しにくい。
【0023】而して、第2発明によれば、定着ローラの
逆クラウン量が記録材の進行方向に沿って順次小さくな
るよう構成されているため、最初の定着ローラ対で記録
材に比較的大きなストレスが生じて該記録材にシワが発
生するのが防がれ、特に両面多重機能を含めた画像形成
装置の信頼性が高められる。
【0024】更に、一般的に加圧手段の力又は加圧ロー
ラの硬度は定着ローラと加圧ローラの圧接力に関係して
おり、加圧手段の力が大きい又は加圧ローラの硬度が高
いと定着ローラと加圧ローラによって生ずる加圧力も大
きくなり、記録材が定着ローラと加圧ローラの間に強く
狭まれることになり、通常シワ発生防止のために設けら
れている定着ローラの逆クラウン形状での記録材を伸ば
す効果が抑制されて記録材にシワが発生し易くなる。特
に、再び定着ローラ対を通過させるような両面又は多重
機能動作の際には顕著である。
【0025】記録材である紙の繊維は1面目コピー時に
圧力と熱によって伸び切った状態となり、2面目コピー
時に再び定着ローラを通過する際に記録材を伸ばす効果
が薄れ、1面目と同じ加圧力では記録材に必要以上の力
を加えることになり、記録材にむしろ多くのシワを発生
させてしまうことになる。
【0026】而して、第3発明によれば、記録材が順次
進むに従って定着ローラと加圧ローラが圧接することに
よる総加圧力が順次小さくなるため、記録材に必要以上
の力を加えないで済み、従って、該記録材のシワの発生
が抑えられ、画像形成装置の搬送性及び信頼性向上が図
られる。特に、両面多重機能を含めた装置全体の大幅な
信頼性向上が図られる。
【0027】又、最初の定着ローラ対では総加圧力が大
きいため、記録材上の現像剤に十分な圧力が与えられて
高い定着性が得られ、定着性が低い時に発生するような
オフセット現象は起きず、定着ローラへの現像剤の付着
がなく、その結果として、記録材と定着ローラとの分離
性が良くなる。
【0028】つまり、最初の定着ローラ対において、オ
フセット現象を著しく発生させない程度の総加圧力を付
与しておけば、次の定着ローラ対の総加圧力が小さくて
も、最初の定着ローラ対で高い定着性を確保することが
できるため、オフセット現象の発生を防止し、且つ、定
着性も確保し、安定した高画質が得られるとともに、定
着ローラのクリーニング手段の高寿命化及びサービスメ
ンテナンスの容易化も可能となる。
【0029】
【実施例】
[第1発明]以下に第1発明の実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
【0030】図1は本発明に係る画像形成装置の定着装
置1の断面図であり、該定着装置1は、図示矢印A方向
に回転する定着ローラ2と、該定着ローラ2とのニップ
を形成するように圧接して配設された加圧ローラ3を有
している。尚、定着ローラ2は、不図示の軸受で回転自
在に支持されている。
【0031】上記定着ローラ2は、アルミニウムや鉄系
の金属材料で構成されており、その芯金の肉厚はt1
外径はφD1 にそれぞれ設定されている。そして、該定
着ローラ2の表面は、トナーの付着を防止するために、
テフロン(登録商標)等のフッ素系樹脂でコーティング
されている。
【0032】一方、前記加圧ローラ3は、芯金部3aと
ゴム部3bとで構成されており、その外径はφD1
で、ゴム部3bの厚さはt1 ’硬度はHs1にそれぞれ設
定されている。そして、この加圧ローラ3は、回転軸4
を中心として回動する加圧アーム5に不図示の軸受を介
して回転自在に支持されており、該加圧アーム5の他端
は、ネジ6に係合し、定着装置1の枠体1’の一部に形
成された突起1aとバネ力p1 を有した加圧バネ7によ
って付勢されている。従って、加圧ローラ3には総加圧
力P1 が付与され、該加圧ローラ3は定着ローラ2に圧
接して定着ローラ2との間に幅T1 のニップを形成して
いる。
【0033】又、定着ローラ2と加圧ローラ3には、そ
れぞれ分離爪8,9が設けられており、これらの分離爪
8,9の各一端8a,9aにはバネ10,11がそれぞ
れ係合しており、各バネ10,11の他端は定着装置1
内の固定端1b,1cに係合しており、これによって分
離爪8,9が定着ローラ2と加圧ローラ3にそれぞれ所
定圧で当接している。
【0034】而して、該定着装置1においては、図1の
右側より紙12が不図示の搬送部によって左側へ搬送さ
れて来る。尚、紙12上には未定着現像剤像13が形成
されている。
【0035】そして、定着装置1には上記紙12の搬送
方向に沿って左側に加圧ローラ15と定着ローラ16が
配設されている。加圧ローラ15は図示矢印B方向に回
転駆動され、該加圧ローラ15に定着ローラ16が圧接
して両者間にニップが形成されている。ここで、定着ロ
ーラ16は、不図示の軸受によって回転自在に支持され
ている。
【0036】上記加圧ローラ15は、円筒状の芯金部1
5aとゴム部15bとで構成されており、その外径はφ
2 ’、ゴム部15bの厚さはt2 ’、ゴム硬度はHs2
にそれぞれ設定されている。そして、この加圧ローラ1
5は、回転軸17を中心として回動する加圧アーム18
に不図示の軸受を介して回転自在に支持されており、該
加圧アーム18の他端はネジ19に係合し、定着装置1
の枠体1’一部の突起1dとバネ力p2 を有した加圧バ
ネ20によって付勢されている。従って、加圧ローラ1
5には総加圧力P2 が付与され、該加圧ローラ15は定
着ローラ16に圧接して定着ローラ16との間に幅T2
のニップを形成している。
【0037】一方、定着ローラ16は、前記定着ローラ
2と同様に構成されており、アルミニウムや鉄系の金属
材料で構成され、その芯金の肉厚はt2 、外径はφD2
に設定されている。
【0038】又、加圧ローラ15と定着ローラ16に
は、それぞれ分離爪21,22が設けられており、分離
爪21,22の各一端21a,22aにはバネ23,2
4がそれぞれ係合しており、それぞれのバネ23,24
の他端は定着装置1内の固定端1e,1fに係合してお
り、これによって各分離爪21,22は加圧ローラ1
5、定着ローラ16にそれぞれ所定圧で当接している。
【0039】更に、定着ローラ2と定着ローラ16の内
部には、その長手方向に延びるハロゲンヒータ25,2
6がそれぞれ配設されており、ハロゲンヒータ25,2
6はそれぞれW1 ,W2 のワッテージを有しており、そ
れらで発生する熱が定着ローラ2,16を介して、図示
矢印C方向に進行して来る紙12上の未定着現像剤像1
3に作用し、現像剤像13が紙12上に定着される。
【0040】又、定着ローラ2及び定着ローラ16に
は、所定量のオイルを含油したウェブ27がウェブロー
ラ28,29を介して当接しており、定着ローラ2,1
6の表面上の残留現像剤はウェブ27によって除去され
る。ウェブ27は、供給側27aより定量的に送り出さ
れ、巻き取り側27bにより図示D矢印方向へ巻き取ら
れ、該ウェブ27によってオフセットの発生が防がれ
る。
【0041】更に、ハロゲンヒータ25,26が設けら
れている定着ローラ2と定着ローラ16には、それぞれ
の表面上の温度を制御するために、温度検知器であるサ
ーミスタ30,31が定着ローラ2,16に所定圧で当
接せしめられている。
【0042】一方、定着装置1の枠体1’には、紙12
を定着ローラ2側へ案内搬送するための入口ガイド32
がビス33で取り付けられており、紙12を定着ローラ
2の側へ当接、進入させることで右側の定着ローラ対
(定着ローラ2と加圧ローラ3)による紙12のシワの
発生を防いでいる。
【0043】ところで、本実施例に係る定着装置1にお
いては、定着ローラ2と加圧ローラ3で構成される定着
ローラ対と加圧ローラ15と定着ローラ16で構成され
る定着ローラ対の計2対の定着ローラ対が配設されてい
るが、各定着ローラ対の定着ローラ2,16の直径φD
1 ,φD2 は紙12の搬送方向(図1の左方向)に沿っ
て小さくなる(φD2 <φD1 )ように構成されてい
る。具体的には、定着ローラ2,16の直径φD1 ,φ
2 は、それぞれφD1 =φ40mm、φD2 =φ30
mmに設定されている。
【0044】一般的に熱ローラ定着方式において、定着
した記録材の搬送ジャム発生の原因の1つに定着ローラ
の直径(曲率)が大きく関与しており、直径が大きく曲
率の小さな定着ローラでは記録材の曲率分離ができにく
いため、該定着ローラに記録材が巻き付く傾向となる。
このため、記録材を分離爪によって分離する必要があ
り、従って、分離ジャムが発生し易くなる。
【0045】逆に、直径が小さく曲率の大きな定着ロー
ラでは記録材の曲率分離ができ易いため、記録材が定着
ローラに巻き付かず、該記録材の分離性が良い。
【0046】而して、本実施例によれば、定着ローラ対
の定着ローラ2,16の直径直径φD1 ,φD2 が紙1
2の搬送方向(図1の左方向)に沿って小さくなる(φ
2<φD1 )ように構成されているため、定着ローラ
2と加圧ローラ3によって1度目の定着を受けた紙12
がカールして次に加圧ローラ15と定着ローラ16の間
を通過する際、該紙12はカールしているにも拘らず、
この紙12はジャムしないで分離、搬送され、該紙12
の分離性及び搬送性が高められて画像形成装置の信頼性
向上が図られる。
【0047】又、定着器装置1の枠体1’内に一体的に
2対の定着ローラ対がコンパクトに配設され、しかも各
定着ローラ対は従来よりも小径の定着ローラ2,16で
構成されるため、定着装置1の小型化、延いては画像形
成装置の小型化、メンテナンスの容易化等が実現でき
る。
【0048】ここで、定着装置1を備える画像形成装置
を図2に基づいて説明する。尚、図2は画像形成装置要
部の構成図である。
【0049】図2において、100は矢印J方向に回転
する円筒状の潜像担持体である感光ドラムであり、該感
光ドラム100の上方には一次帯電器101が配設され
ている。
【0050】而して、感光ドラム100の表面は一次帯
電器101によって一様に帯電され、該表面は露光ビー
ム102によって露光され、感光ドラム100の表面上
には静電潜像が形成される。そして、この静電潜像は、
感光ドラム100の回転方向に順次配設された現像装置
103,104の何れか又は双方によってトナー像とし
て現像される。尚、一方の現像装置103には非磁性の
有彩色トナーが収納されており、他方の現像装置104
には磁性の黒色トナーが収納されているため、多色のコ
ピーが可能である。
【0051】上記トナー像は、感光ドラム100の回転
に伴って該感光ドラム100の下方の転写帯電器105
が配された転写部に到来する。転写部には、カセットC
1,C2の何れかから選択的に取り出された記録材12
が搬送路106を通って進行し、該記録材12はレジス
トローラ対107によって制御されて感光ドラム100
上のトナー像とタイミングを合せて搬送され、該記録材
12上には転写帯電器105によってトナー像が転写さ
れる。
【0052】次に、前記転写帯電器105と並んで配設
された分離帯電器108によって、転写時に記録材12
に付与された電荷が除電されて記録材12は感光ドラム
100から分離し、定着装置1に搬送されてここでトナ
ー像の定着を受ける。
【0053】以上のような本画像形成装置において片面
コピーを行なう場合には、図2に実線で示す位置にフラ
ッパF1を設定して記録材12をそのまま矢印E方向に
搬送して機外に排出すれば良い。
【0054】一方、両面或いは多重コピーを実行する際
には、フラッパF1を図2に二点鎖線で示す位置に設定
し、定着装置1から出た記録材12を矢印G方向に搬送
する。そして、両面コピーの場合は更にフラッパF2を
図2に実線にて示す位置に設定して該記録材12を中間
トレイ111に一旦収納した後、該中間トレイ111か
ら記録材12を取り出してこれを矢印Hに沿って搬送
し、該記録材12をその第二面が感光ドラム100に対
向するような向きにして搬送路106に再度供給する。
このときまでに感光ドラム100に形成されているトナ
ー像を前記と同様の手法で記録材12上に転写し、この
記録材12が定着装置1を通過するまでにフラッパF1
を図2に実線で示す位置に切り換え、定着の終了した記
録材12を図示矢印E方向に搬送して機外に排出する。
【0055】又、記録材12の片面に多重コピーを行な
場合には、フラッパF2を図2に二点鎖線で示す位置に
設定し、第一面コピー終了後に矢印G方向に進行する記
録材12をそのまま図示矢印H方向に進行させてこれを
搬送路106に供給し、前記と同様に2回目以降の画像
形成動作を実行すれば良い。 [第2発明]以下に第2発明の実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
【0056】図3は第2発明に係る定着装置1の断面図
であり、該定着装置1は図1に示した第1発明に係る定
着装置1と基本的に同様の構成を有する。従って、ここ
では第1発明に係る定着装置1(図1参照)と異なる点
のみについて述べる。
【0057】本実施例では、図4に示すように、定着ロ
ーラ2と定着ローラ16は逆クラウン形状に成形されて
おり、一方の定着ローラ2の両端部の外径φD1bはφ4
0mmに設定されており、該両端部の外径φD1bと中央
部の外径φD1aとの差を該定着ローラ2の逆クラウン量
1 と定義すると、a1 =φD1b−φD1a=170μと
なっている。
【0058】又、他方の定着ローラ16の両端部の外径
φD1bはφ40mmに設定され、該両端部の外径φD1b
と中央部の外径φD2aとの差を該定着ローラ16の逆ク
ラウン量a2 と定義すると、a2 =φD2b−φD2a=1
25μとなっている。
【0059】従って、本実施例では、定着ローラ2,1
6の逆クラウン量a1 ,a2 が記録材12の進行方向に
沿って小さくなる(a2 <a1 )よう構成されている。
このため、定着ローラ2と加圧ローラ3で構成される最
初の定着ローラ対で記録材12に比較的大きなストレス
が生じて該記録材12にシワが発生するのが防がれ、特
に両面多重機能を含めた画像形成装置の信頼性が高めら
れる。 [第3発明]以下に第3発明の実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
【0060】<第1実施例>本実施例に係る画像形成装
置は前記第2発明の実施例と基本的に同様の構成を有す
る定着装置を備えており、従って、ここでは第2発明の
実施例に係る定着装置1(図3参照)と異なる点のみに
ついて述べる。
【0061】本実施例では、定着ローラ2側の総加圧力
1 は、加圧バネ7のバネ力p1 によって決定されてい
てP1 =p1 =30Kgに設定され、定着ローラ16側
の総加圧力P2 は、加圧バネ20のバネ力p2 によって
決定されていてP2 =p2 =20Kgに設定されてい
る。
【0062】従って、本実施例では、定着ローラ対の総
加圧力が記録材の進行方向に沿って順次小さくなるよう
構成されており、定着ローラ16側の総加圧力P2 が定
着ローラ2側の総加圧力P1 よりも小さく(P2 <P
1 )設定されている。
【0063】ところで、一般的に加圧手段の力又は加圧
ローラの硬度は定着ローラと加圧ローラの圧接力に関係
しており、加圧手段の力が大きい又は加圧ローラの硬度
が高いと定着ローラと加圧ローラによって生ずる加圧力
も大きくなり、記録材が定着ローラと加圧ローラの間に
強く狭まれることになり、通常シワ発生防止のために設
けられている定着ローラの逆クラウン形状での記録材を
伸ばす効果が抑制されて記録材にシワが発生し易くな
る。特に、再び定着ローラ対を通過させるような両面又
は多重機能動作の際には顕著である。
【0064】記録材である紙の繊維は1面目コピー時に
圧力と熱によって伸び切った状態となり、2面目コピー
時に再び定着ローラを通過する際に記録材を伸ばす効果
が薄れ、1面目と同じ加圧力では記録材に必要以上の力
を加えることになり、記録材にむしろ多くのシワを発生
させてしまうことになる。
【0065】而して、本実施例によれば、記録材が順次
進むに従って総加圧力P1 ,P2 が順次小さくなる(P
1 >P2 )ため、記録材に必要以上の力を加えないで済
み、従って、該記録材のシワの発生が抑えられ、画像形
成装置の搬送性及び信頼性向上が図られる。特に、両面
多重機能を含めた装置全体の大幅な信頼性向上が図られ
る。
【0066】又、定着ローラ2側の最初の定着ローラ対
では総加圧力P1 が大きいため、記録材上の現像剤に十
分な圧力が与えられて高い定着性が得られ、定着性が低
い時に発生するようなオフセット現象は起きず、定着ロ
ーラ2への現像剤の付着がなく、その結果として、記録
材と定着ローラ2との分離性が良くなる。
【0067】つまり、最初の定着ローラ対において、オ
フセット現象を著しく発生させない程度の総加圧力P1
を付与しておけば、次の定着ローラ対の総加圧力P2
小さくても、最初の定着ローラ対で高い定着性を確保す
ることができるため、オフセット現象の発生を防止し、
且つ、定着性も確保し、安定した高画質が得られるとと
もに、定着ローラ2,16のクリーニング手段の高寿命
化及びサービスメンテナンスの容易化も可能となる。
【0068】<第2実施例>本実施例では、加圧ローラ
3,15のゴム部3b,15bの硬度Hs1,Hs2のみ異
なり、その他は前記第1実施例と同一である。
【0069】一般的に、ゴム硬度の大きさに比例して総
加圧力も大きくなることが知られている。
【0070】本実施例では、定着ローラ2側の定着ロー
ラ対での総加圧力P1 は加圧ローラ3のゴム部3bの硬
度Hs1によって決定されていてHs1=50°であり、定
着ローラ16側の定着ローラ対の総加圧P2 は、加圧ロ
ーラ15のゴム部15bの硬度Hs2=40°(<Hs1
であるため、前記第1実施例と同様に、定着ローラ16
側の総加圧力P2 が定着ローラ2側の総加圧力P1 より
も小さく(P2 <P1)設定されている。
【0071】<第3実施例>本発明の第3実施例を図5
に基づいて説明する。
【0072】本実施例では、図5に示すように、加圧ロ
ーラ3と加圧ローラ15の各ゴム部3b,15bの肉厚
1 ’,t2 ’のみ異なり、その他は第1実施例と同一
である。
【0073】一般的に、ゴムの肉厚の大きさに比例して
見掛けのゴム硬度は小さくなり、結果として総加圧力も
小さくなることが知られている。
【0074】本実施例では、定着ローラ2側の定着ロー
ラ対での総加圧力P1 は加圧ローラ3の見掛けのゴム硬
度、つまり、ゴム部3bの肉厚t1 ’によって決定され
ていてt1 ’=5mmに設定され、定着ローラ16側の
定着ローラ対での総加圧力P2 は加圧ローラ15の見掛
けのゴム硬度、つまり、ゴム部15bの肉厚t2 ’によ
って決定されていてt2 ’=7mm(>t1 )に設定さ
れているため、前記第1実施例と同様に、定着ローラ1
6側の総加圧力P2 が定着ローラ2側の総加圧力P1
りも小さく(P2 <P1 )設定されている。
【0075】<第4実施例>本発明の第4実施例を図6
に基づいて説明する。
【0076】本実施例では、定着ローラ2と加圧ローラ
3及び定着ローラ16と加圧ローラ15との圧接によっ
て生ずるニップの幅T1 ,T2 のみ異なり、その他は第
1実施例と同一である。
【0077】一般的にニップ幅が小さいと、これに比例
して総加圧力も小さくなることが知られている。
【0078】本実施例では、定着ローラ2側の定着ロー
ラ対での総加圧力P1 はニップ幅T1 で決定されていて
1 =3mmに設定されており、定着ローラ16側の定
着ローラ対での総加圧力P2 はニップ幅T2 で決定され
ていてT2 =5mm(>T1)に設定されているため、
前記第1実施例と同様に、定着ローラ16側の総加圧力
2 が定着ローラ2側の総加圧力P1 よりも小さく(P
2 <P1 )設定されている。
【0079】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、第1発明に
よれば、定着ローラ対の定着ローラの直径が記録材の進
行方向に順次小さくなる(曲率が順次大きくなる)た
め、1度目の定着を受けた記録材がカールして再度定着
ローラ対を通過する際、該記録材はカールしているにも
拘らず、該記録材はジャムしないで分離、搬送され、該
記録材の分離性及び搬送性が高められて画像形成装置の
信頼性向上が図られるという効果が得られる。
【0080】又、第2発明によれば、定着ローラの逆ク
ラウン量が記録材の進行方向に沿って順次小さくなるよ
う構成されているため、最初の定着ローラ対で記録材に
比較的大きなストレスが生じて該記録材にシワが発生す
るのが防がれ、特に両面多重機能を含めた画像形成装置
の信頼性が高められるという効果が得られる。
【0081】更に、第3発明によれば、記録材が順次進
むに従って定着ローラと加圧ローラが圧接することによ
る総加圧力が順次小さくなるため、記録材に必要以上の
力を加えないで済み、従って、該記録材のシワの発生が
抑えられ、画像形成装置の搬送性及び信頼性向上が図ら
れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明に係る画像形成装置の定着装置の断面
図である。
【図2】第1発明に係る画像形成装置の構成図である。
【図3】第2発明に係る画像形成装置の定着装置の断面
図である。
【図4】第2発明に係る定着ローラの逆クラウン形状を
示す平断面図である。
【図5】第3発明の第3実施例を示す定着装置の断面図
である。
【図6】第3発明の第4実施例を示す定着装置の断面図
である。
【符号の説明】
1 定着装置 2,16 定着ローラ 3,15 加圧ローラ 12 紙(記録材) 7,20 加圧バネ(加圧手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに圧接して回転自在に配設した定着
    ローラと加圧ローラから成る定着ローラ対の間に、未定
    着現像剤像を担持する記録材を通して定着を行なう定着
    装置を備える画像形成装置において、前記記録材が進行
    する方向に沿って前記定着ローラ対を2対以上配設し、
    該定着ローラ対の定着ローラの直径が記録材の進行方向
    に沿って順次小さくなるよう構成したことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 互いに圧接して回転自在に配設した定着
    ローラと加圧ローラから成る定着ローラ対の間に、未定
    着現像剤像を担持する記録材を通して定着を行なう定着
    装置を備える画像形成装置において、前記記録材が進行
    する方向に沿って前記定着ローラ対を2対以上配設し、
    該定着ローラ対の定着ローラの逆クラウン量が記録材の
    進行方向に沿って順次小さくなるよう構成したことを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 互いに圧接して回転自在に配設した定着
    ローラと加圧ローラから成る定着ローラ対の間に、未定
    着現像剤像を担持する記録材を通して定着を行なう定着
    装置を備える画像形成装置において、前記記録材が進行
    する方向に沿って前記定着ローラ対を2対以上配設し、
    該定着ローラ対の総加圧力が記録材の進行方向に沿って
    順次小さくなるよう構成したことを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記各定着ローラ対の加圧ローラは加圧
    手段によって定着ローラに圧接され、加圧手段の力が記
    録材の進行方向に沿って順次小さくなるよう構成したこ
    とを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記各定着ローラ対の加圧ローラはゴム
    で構成され、該加圧ローラのゴムの硬度が記録材の進行
    方向に沿って順次小さくなるよう構成したことを特徴と
    する請求項3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記各定着ローラ対の加圧ローラはゴム
    で構成され、該加圧ローラのゴムの肉厚が記録材の進行
    方向に沿って順次大きくなるよう構成したことを特徴と
    する請求項3記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記各定着ローラ対の定着ローラと加圧
    ローラ間に形成されるニップの幅が記録材の進行方向に
    沿って順次大きくなるよう構成したことを特徴とする請
    求項3記載の画像形成装置。
JP3645493A 1993-02-25 1993-02-25 画像形成装置 Pending JPH06250542A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7016637B2 (en) 2003-03-25 2006-03-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Thermal fixing device and image forming apparatus
US7260351B2 (en) 2004-04-01 2007-08-21 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus and fixing apparatus

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