JP2002240998A - 巻取軸の巻取コアチャック装置 - Google Patents

巻取軸の巻取コアチャック装置

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JP2002240998A JP2001035668A JP2001035668A JP2002240998A JP 2002240998 A JP2002240998 A JP 2002240998A JP 2001035668 A JP2001035668 A JP 2001035668A JP 2001035668 A JP2001035668 A JP 2001035668A JP 2002240998 A JP2002240998 A JP 2002240998A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻取コア26を確実にチャッキングする。 【解決手段】 リング状のホルダ4が巻取軸1のまわり
に同心に配置され、複数の収容みぞがホルダの外周面に
周方向に間隔を置いて形成され、複数のつめ11が各収
容みぞ内に収容され、弾性手段16が各つめに作用し、
各つめが巻取軸の半径方向に起立し、その尖縁12がホ
ルダの外周面から突出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紙、プラスチックフ
ィルムなどのウエブ材料を中空の巻取コアに巻き取る巻
取軸に関するものであり、特にその巻取軸の巻取コアチ
ャック装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】スリッタの巻取軸としてフリ
クション駆動方式のものが使用されている。特公昭60
−30621号公報に記載されているものがそれであ
る。同公報の巻取軸では、リング状のフリクションプレ
ートが巻取軸のまわりに同心に配置され、テーパ状の傾
斜面がフリクションプレートの外周面に形成され、複数
のチップがフリクションプレートのまわりに間隔を置い
て配置され、その傾斜面に係合する。さらに、ピストン
がシリンダブロックの内孔に挿入され、エア圧が巻取軸
の内部流路を通り、シリンダブロックの内孔に供給さ
れ、ピストンがフリクションプレートの端面に押し付け
られ、フリクションプレートの傾斜面により、各チップ
が巻取軸の半径方向に移動し、拡張され、巻取コアの内
周面に押し付けられ、これによって巻取コアがチャッキ
ングされる。さらに、ピストンとフリクションプレート
のフリクションにより、巻取軸のトルクがフリクション
プレート、チップおよび巻取コアに伝達され、これによ
って巻取コアが回転し、ウエブ材料が巻取コアに巻き取
られる。
【0003】ところで、この巻取軸の場合、各チップを
巻取コアの内周面に押し付けるのはフリクションプレー
トの傾斜面であり、シリンダブロックの内孔のエア圧で
ある。このため、特に、シリンダブロックの内孔のエア
圧が小さいとき、各チップを巻取コアの内周面に押し付
け、巻取コアを確実にチャッキングすることができない
という問題がある。
【0004】一方、最近、薄いフィルムなどの伸びやす
い材料をできるだけ伸びないよう巻き取ることが要求さ
れている。これを達成するには、その材料を小さい巻取
張力で巻き取る必要があるが、この巻取軸の場合、巻取
張力に関係するのは巻取コアに伝達されるトルクであ
り、ピストンとフリクションプレートのフリクションで
ある。そして、シリンダブロックの内孔のエア圧によっ
てそれが決定される。エア圧が小さいほど、フリクショ
ンが小さく、トルクが小さく、巻取張力も小さい。しか
しながら、エア圧が小さいとき、巻取コアを確実にチャ
ッキングすることができないことは前述したとおりであ
り、この関係上、エア圧を減少させることに限界があ
り、ウエブ材料を小さい巻取張力で巻き取ることは困難
であるという問題があった。
【0005】
【発明の目的】したがって、この発明の目的は、巻取軸
の巻取コアチャック装置として新しい構成のものを提供
し、巻取コアを確実にチャッキングすることにある。
【0006】他の目的は、フリクション駆動方式の巻取
軸において、紙、プラスチックフィルムなどのウエブ材
料を大きい巻取張力で巻き取ることができ、小さい巻取
張力で巻き取ることもでき、どのような材料であって
も、それを的確に巻き取ることができるようにすること
にある。
【0007】
【発明の構成】この発明によれば、リング状のホルダが
巻取軸のまわりに同心に配置され、複数の収容みぞがホ
ルダの外周面に周方向に間隔を置いて形成される。収容
みぞは巻取軸の軸方向にのびる。さらに、複数のつめが
各収容みぞ内に収容される。つめは涙型断面の一定長さ
のもので、尖縁および円弧面を有し、尖縁は巻取軸の軸
方向にのびる。円弧面も巻取軸の軸方向にのび、収容み
ぞの底面に係合する。さらに、弾性手段が各つめに作用
し、各つめが巻取軸の半径方向に起立し、その尖縁がホ
ルダの外周面から突出する。したがって、各つめを巻取
コアの内周面に食い込ませ、これによって巻取コアをチ
ャッキングすることができる。
【0008】好ましい実施例では、つめの起立位置にお
いて、各つめが巻取軸の回転方向と同方向に一定角度傾
斜し、円弧面の中心線のまわりにおいて、つめは巻取軸
の回転方向と同方向に傾倒可能である。
【0009】さらに、つめの尖縁と端面のコーナーが斜
めに切除され、これによってカム面が形成され、カム面
は円弧面の中心線との距離がつめの傾倒方向に向かうに
従って増大するよう傾斜する。そして、その傾斜状態が
少なくとも円弧面の中心線と尖縁を通る平面を越えて持
続する。
【0010】弾性手段はリング状のコイルスプリングま
たはスプリングピアノ線からなり、つめおよびホルダの
まわりに設けられ、つめの係合部分に係合し、係合部分
は円弧面の中心線と尖縁を通る平面の両側のうち、つめ
の起立側に位置する。
【0011】係合部分は円弧面の中心線と巻取軸の中心
線を通る平面の両側のうち、常時尖縁の反対側に位置す
る。
【0012】さらに、ベアリングがホルダと巻取軸間に
設けられ、ホルダは巻取軸のまわりを回転可能である。
そして、フリクションにより、巻取軸のトルクがホル
ダ、つめおよび巻取コアに伝達され、これによって巻取
コアが回転する。
【0013】
【実施例の説明】以下、この発明の実施例を説明する。
【0014】図1において、これは巻取軸1の巻取コア
チャック装置である。巻取軸1はフリクション駆動方式
のもので、巻取軸1の軸方向に間隔を置いて設定された
複数の巻取コアチャッキング位置において、それぞれカ
ラー2、ベアリング3、ホルダ4およびフリクションプ
レート5が設けられていることは特公昭60−3062
1号公報のものと同様である。巻取軸1はその軸心のま
わりを回転可能であり、駆動モータに連結されている。
ホルダ4はリング状のもので、巻取軸1のまわりに同心
に配置され、ベアリング3がホルダ4と巻取軸1間に設
けられており、ホルダ4は巻取軸1のまわりを回転可能
である。フリクションプレート5もリング状のもので、
巻取軸1のまわりに同心に配置されている。さらに、ピ
ンによってフリクションプレート5とホルダ4が連結さ
れており、ホルダ4はフリクションプレート5と一体的
に回転する。シリンダブロック6が隣接対の巻取コアチ
ャッキング位置間に配置されていることも同公報のもの
と同様である。シリンダブロック6もリング状のもので
あり、巻取軸1の外周面にはめ合わされている。さら
に、ピストン7がシリンダブロック6の内孔に挿入さ
れ、フリクションプレート5の端面に対向し、エア圧が
巻取軸1の内部流路8を通り、シリンダブロック6の内
孔に供給されることも同公報のものと同様である。
【0015】さらに、この巻取軸では、図2に示すよう
に、複数の収容みぞ9がホルダ4の外周面10に周方向
に間隔を置いて形成されている。収容みぞ9は巻取軸1
の軸方向にのびる。さらに、複数のつめ11が各収容み
ぞ9内に収容されている。つめ11は涙型断面の一定長
さLのもので、尖縁12および円弧面13を有し、尖縁
12は巻取軸1の軸方向にのび、円弧面13も巻取軸1
の軸方向にのびる。収容みぞ9の形状については、図3
に示すように、収容みぞ9は円弧面13に対応する形状
の底面14を有し、円弧面13は収容みぞ9の底面14
に係合する。さらに、収容みぞ9はホルダ4の外周面1
0に開口しており、その開口幅Wは円弧面13および底
面14の直径Dよりも小さい。したがって、つめ11は
収容みぞ9内に保持され、巻取軸1の半径方向におい
て、つめ11が収容みぞ9から抜けることはない。さら
に、カバー15によってホルダ4の端面が被覆され、ね
じによってカバー15とホルダ4が連結され、固定され
ており、巻取軸1の軸方向において、つめ11はフリク
ションプレート5とカバー15間に配置され、保持され
ている。
【0016】さらに、弾性手段が各つめ11に作用し、
各つめ11が巻取軸1の半径方向に起立し、その尖縁1
2がホルダ4の外周面10から突出する。弾性手段はリ
ング状のコイルスプリングまたはスプリングピアノ線1
6からなり、つめ11およびホルダ4のまわりに設けら
れており、ホルダ4の周方向みぞ17にはめ込まれてい
る。さらに、図4および図5に示すように、つめ11の
一端部分において、平坦面18が円弧面13の中心線C
に沿って形成されており、平坦面18は円弧面13の中
心線Cと尖縁12を通る平面Pに直角にのびる。さら
に、平坦面18の一方の側縁において、面取り加工によ
って係合部分19が形成されており、コイルスプリング
またはスプリングピアノ線16はその係合部分19に係
合する。係合部分19は一定角度の斜面からなる。
【0017】さらに、この装置では、つめ11の起立位
置において、各つめ11が巻取軸1の回転方向Xと同方
向に一定角度α傾斜し、円弧面13の中心線Cのまわり
において、つめ11は巻取軸1の回転方向Xと同方向に
傾倒可能である。この実施例では、収容みぞ9の一方の
壁面20が巻取軸1の回転方向Xと同方向に相当角度傾
斜しており、つめ11は収容みぞ9の一方の壁面20に
係合し、巻取軸1の回転方向Xと同方向に一定角度α傾
斜し、その状態に保たれる。さらに、収容みぞ9の他方
の壁面21も巻取軸1の回転方向Xと同方向に相当角度
傾斜しており、円弧面13の中心線Cのまわりにおい
て、つめ11は巻取軸1の回転方向Xと同方向に傾倒
し、収容みぞ9の他方の壁面21に係合する。
【0018】したがって、つめ11の起立方向について
は、コイルスプリングまたはスプリングピアノ線16が
つめ11の係合部分19に係合し、つめ11は巻取軸1
の回転方向Xと逆方向に起立するものであるが、これに
関連し、係合部分19は円弧面13の中心線Cと尖縁1
2を通る平面P0の両側のうち、つめ11の起立側に位
置する。さらに、係合部分19は円弧面13の中心線C
と巻取軸1の中心線を通る平面P1の両側のうち、常時
尖縁12の反対側に位置する。したがって、コイルスプ
リングまたはスプリングピアノ線16によって係合部分
19が押さえられ、つめ11の尖縁12は円滑に起立す
る。係合部分19は面取り加工された斜面からなり、係
合部分19によってコイルスプリングまたはスプリング
ピアノ線16が損傷することもない。
【0019】さらに、この実施例では、つめ11の一端
部分または両端部分において、つめ11の尖縁12と端
面のコーナーが斜めに切除され、これによってカム面2
2が形成されている。カム面22は円弧面13の中心線
Cとの距離がつめ11の傾倒方向に向かうに従って増大
するよう傾斜する。そして、その傾斜状態が少なくとも
円弧面13の中心線Cと尖縁12を通る平面P0を越え
て持続している。
【0020】さらに、この実施例では、複数のボール2
3が複数のケース24内に回転可能に収容され、隣接対
の巻取コアチャッキング位置間において、各ケース24
が巻取軸1のまわりに間隔を置いて配置されており、各
ボール23が各ケース24の外面から突出する。さら
に、この実施例では、各ケース24が45°の角度間隔
を置いて配置され、シリンダブロック6に埋め込まれ、
取り付けられ、固定されており、ボール23はシリンダ
ブロック6よりもわずかに突出する。さらに、多数の小
球25が各ケース24内に敷き詰められており、ボール
23は各小球25に接触し、回転可能に収容されてい
る。
【0021】この装置はスリッタの付属装置である。ス
リッタでは、巻取軸1のまわりにおいて、複数の巻取コ
ア26が巻取軸1の軸方向に間隔を置いて配置され、
紙、プラスチックフィルムなどのウエブ材料がスリット
刃に導かれ、複数条にスリットされ、各巻取コア26に
導かれる。巻取コア26は紙管からなる。
【0022】なお、ホルダ4の外周面10については、
その直径は巻取コア26の内周面よりもわずかに小さ
い。さらに、各つめ11が巻取軸1の半径方向に起立
し、その尖縁12がホルダ4の外周面10から突出して
いるとき、尖縁12は巻取コア26の内周面よりもわず
かに大きい円上に位置する。
【0023】したがって、この装置において、巻取コア
26を巻取軸1のまわりに配置するとき、巻取コア26
を巻取軸1の軸方向に押し込むと、巻取コア26の端面
が各つめ11に向かって進行し、その内周縁がつめ11
のカム面22に係合する。したがって、各つめ11が巻
取コア26の押し込み力を受け、カム面22によってそ
の分力が生じ、分力によって各つめ11が傾倒する。つ
め11は巻取軸1の回転方向Xと同方向に傾倒する。こ
れによって尖縁12の突出量が減少し、巻取コア26は
各つめ11を乗り越え、そのまま押し込まれ、所定位置
に配置される。その後、コイルスプリングまたはスプリ
ングピアノ線16によって各つめ11が弾性付勢され、
各つめ11が巻取軸1の半径方向に起立し、巻取コア2
6の内周面に押し付けられる。
【0024】次いで、エア圧をシリンダブロック6の内
孔に供給すると、ピストン7がフリクションプレート5
の端面に押し付けられる。したがって、駆動モータによ
って巻取軸1を回転させると、フリクションがピストン
7とフリクションプレート5間に生じ、フリクションに
より、巻取軸1のトルクがフリクションプレート5、ホ
ルダ4および巻取コア26に伝達され、これによってフ
リクションプレート5、ホルダ4および巻取コア26が
回転する。さらに、ホルダ4の回転にともない、各つめ
11が完全に起立し、巻取コア26の内周面に食い込
み、これによって巻取コア26がチャッキングされる。
その後、つめ11は収容みぞ9の一方の壁面20に係合
し、巻取軸1の回転方向Xと同方向に一定角度α傾斜
し、その状態に保たれる。したがって、巻取コア26を
確実にチャッキングし、フリクションプレート5および
ホルダ4と一体的に回転させることができ、ウエブ材料
を中空の巻取コア26に巻き取ることができる。
【0025】この装置の場合、トルクを巻取コア26に
伝達するのはピストン7とフリクションプレート5のフ
リクションであり、各巻取コア26毎にトルクが伝達さ
れる。したがって、各巻取コア26を互いに独立させて
駆動し、回転させることができる。さらに、巻取コア2
6に伝達されるトルクがウエブ材料の巻取張力に関係す
るが、フリクションおよびトルクの大きさについては、
シリンダブロック6の内孔に供給されるエア圧によって
それが決定される。したがって、エア圧によってフリク
ションおよびトルクを調整することができる。さらに、
エア圧が小さくても、それに関係なく、各つめ11を巻
取コア26の内周面に食い込ませ、巻取コア26を確実
にチャッキングすることができる。この結果、ウエブ材
料を大きい巻取張力で巻き取ることができ、小さい巻取
張力で巻き取ることもでき、どのような材料であって
も、それを的確に巻き取ることができる。
【0026】さらに、ウエブ材料の巻取完了後、巻取製
品を巻取軸1の回転方向Xにわずかに回転させるか、ま
たは巻取軸1を逆方向にわずかに回転させると、各つめ
11が巻取コア26の内周面から外れ、これによって巻
取コア26が解放され、巻取製品はボール23上に支持
される。したがって、巻取製品を巻取軸1のまわりから
引き抜き、取り出すとき、各巻取コアチャッキング位置
間において、そのボール23が巻取製品に連動し、ケー
ス24内で回転し、大きい重量の巻取製品であっても、
ボール23によってその抵抗が軽減され、巻取製品を容
易に引き抜き、取り出すことができる。
【0027】なお、ウエブ材料が巻取コア26に巻き取
られているとき、巻取コア26を回転させるのはピスト
ン7とフリクションプレート5のフリクションである。
したがって、巻取コア26はシリンダブロック6と一体
的に回転するわけではないが、問題はない。巻取コア2
6に変形またはゆがみが生じても、その内周面が各ボー
ル23に係合し、それによってボール23が回転するだ
けであり、シリンダブロック6によって巻取コア26の
内周面がこすられ、損傷するおそれはなく、ボール23
によって巻取コア26の内周面が保護され、好ましい。
各ケース24をシリンダブロック6ではなく、フリクシ
ョンプレート5に取り付けることも考えられ、この場
合、ウエブ材料が巻取コア26に巻き取られていると
き、巻取コア26はフリクションプレート6と一体的に
回転し、その内周面が各ボール23に係合しても、それ
によってボール23が回転することはなく、騒音の問題
もなく、好ましい。巻取コア6をフリクションを生じさ
せないプレートと一体的に回転させ、各ケース24をそ
のプレートに取り付けてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、巻取コア26を確実にチャッキングすることができ
る。さらに、ウエブ材料を大きい巻取張力で巻き取るこ
とができ、小さい巻取張力で巻き取ることもでき、どの
ような材料であっても、それを的確に巻き取ることがで
き、所期の目的を達成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1の装置の横断面図である。
【図3】図2のホルダの正面図である。
【図4】図1のつめの拡大図である。
【図5】図4のつめの正面図である。
【符号の説明】
1 巻取軸 4 ホルダ 9 収容みぞ 10 外周面 11 つめ 12 尖縁 13 円弧面 14 底面 16 コイルスプリングまたはスプリングピアノ線 19 係合部分 22 カム面 26 巻取コア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取軸のまわりに同心に配置されたリン
    グ状のホルダと、前記ホルダの外周面に周方向に間隔を
    置いて形成され、前記巻取軸の軸方向にのびる複数の収
    容みぞと、前記巻取軸の軸方向にのびる尖縁および円弧
    面を有し、前記各収容みぞ内に収容され、前記円弧面が
    前記収容みぞの底面に係合する涙型断面の一定長さの複
    数のつめと、前記各つめを前記巻取軸の半径方向に起立
    させ、その尖縁を前記ホルダの外周面から突出させる弾
    性手段とからなり、前記各つめを巻取コアの内周面に食
    い込ませ、これによって前記巻取コアをチャッキングす
    るようにしたことを特徴とする巻取軸の巻取コアチャッ
    ク装置。
  2. 【請求項2】 前記つめの起立位置において、前記各つ
    めが前記巻取軸の回転方向と同方向に一定角度傾斜し、
    前記円弧面の中心線のまわりにおいて、前記つめは前記
    巻取軸の回転方向と同方向に傾倒可能であることを特徴
    とする請求項1に記載の巻取コアチャック装置。
  3. 【請求項3】 前記つめの尖縁と端面のコーナーが斜め
    に切除され、これによってカム面が形成され、前記カム
    面は前記円弧面の中心線との距離が前記つめの傾倒方向
    に向かうに従って増大するよう傾斜し、その傾斜状態が
    少なくとも前記円弧面の中心線と前記尖縁を通る平面を
    越えて持続していることを特徴とする請求項2に記載の
    巻取コアチャック装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性手段はリング状のコイルスプリ
    ングまたはスプリングピアノ線からなり、前記つめおよ
    び前記ホルダのまわりに設けられ、前記つめの係合部分
    に係合し、前記係合部分は前記円弧面の中心線と前記尖
    縁を通る平面の両側のうち、前記つめの起立側に位置す
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の巻
    取コアチャック装置。
  5. 【請求項5】 前記係合部分は前記円弧面の中心線と前
    記巻取軸の中心線を通る平面の両側のうち、常時前記尖
    縁の反対側に位置することを特徴とする請求項4に記載
    の巻取コアチャック装置。
  6. 【請求項6】 ベアリングが前記ホルダと前記巻取軸間
    に設けられ、前記ホルダは前記巻取軸のまわりを回転可
    能であり、フリクションにより、前記巻取軸のトルクが
    前記ホルダ、前記つめおよび前記巻取コアに伝達され、
    これによって前記巻取コアが回転するようにしたことを
    特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の巻取コアチ
    ャック装置。
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