JP2002240921A - 食品等の容器自動供給装置 - Google Patents

食品等の容器自動供給装置

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JP2002240921A JP2001040595A JP2001040595A JP2002240921A JP 2002240921 A JP2002240921 A JP 2002240921A JP 2001040595 A JP2001040595 A JP 2001040595A JP 2001040595 A JP2001040595 A JP 2001040595A JP 2002240921 A JP2002240921 A JP 2002240921A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品等の容器の大きさ等の種類の変更に対応
し得て、多量の容器を迅速に供給し得る食品等の容器自
動供給装置を実現すること。 【解決手段】 複数の容器を連続的に移送可能なシャト
ルコンベヤ1と、該コンベヤ1から容器の供給を受け当
該容器を搬送する容器搬送手段Bとを設け、上記コンベ
ヤ1の終端可動部1’の後退により該可動部1’上の容
器を上記容器搬送手段Bに供給可能に構成し、該容器搬
送手段Bは終端可動部1’から供給される容器を載置す
る底板29a等を有し、容器の幅方向位置を規制する1
対のガイドレール29,30と、底板29a等に載置さ
れた容器を搬送方向に搬送し得る搬送コンベヤ3とによ
り構成し、該搬送コンベヤ3には、上記底板29a等に
載置された容器背面に係合して当該容器を搬送方向に搬
送する仕切片28a,28a’を上記搬送方向に沿って
一定間隔毎に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばべんとう容
器等の食品容器等を自動的に供給する食品等の容器自動
供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、べんとう等の食品容器を搬送し、
飯を盛付ける装置として、食品容器搬送用のコンベヤ上
に複数のブロック状のスペーサーを直立軸の回りに設
け、当該スペーサー間に食品容器を挟持した状態で当該
食品容器を搬送する装置がある。そして、上記スペーサ
ーを取り外し、別のサイズのスペーサーに取り替えるこ
とにより、大きさの異なる複数の種類の食品容器を搬送
可能に構成されていた(実公平6−47850号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
搬送装置では、食品容器をスペーサーで挟持した状態で
搬送するものであるため、食品容器の種類が異なる場
合、コンベヤ上に設けられた複数のスペーサーの全てを
取り替える必要があり、その作業に長時間を要するもの
であった。
【0004】そこで、本発明は、複数種の容器の変更に
も迅速に対応可能な食品等の容器自動供給装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】また、本発明は、迅速多量に容器を搬送し
つつ、容器への食品等の供給を行うことのできる食品等
の容器自動供給装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、容器を供給し得る容器供給手段と、当該容
器供給手段から上記容器の供給を受ける容器搬送手段と
を設け、上記容器搬送手段は、上記容器供給手段から供
給される容器を載置する底板を有し、容器の幅方向位置
を規制する一対のガイドレールと、上記底板上に載置さ
れた容器を搬送方向に搬送し得る搬送コンベヤとにより
構成し、該搬送コンベヤには、上記底板上に載置された
容器に係合して当該容器を搬送方向に搬送する仕切片を
上記搬送方向に沿って一定間隔毎に設け、上記各仕切片
間に上記容器の供給を受けるように構成したものである
ことを特徴とする食品等の容器自動供給装置により構成
されるものである。
【0007】上記容器供給手段は、例えば容器を移送可
能なシャトルコンベヤ(1)等の容器供給部(A)等に
より構成することができる。
【0008】また、複数の容器を移送可能な供給コンベ
ヤと、当該供給コンベヤから容器の供給を受ける容器搬
送手段とを設け、かつ上記供給コンベヤの終端部に移動
可能な終端可動部を設けて上記搬送手段を上記終端可動
部下方に配設し、上記終端可動部の後退により当該可動
部上の容器を上記容器搬送手段に供給可能に構成し、上
記容器搬送手段は、上記終端可動部から供給される容器
を載置する底板を有し、容器の幅方向位置を規制する一
対のガイドレールと、上記底板上に載置された容器を搬
送方向に搬送し得る搬送コンベヤとにより構成し、該搬
送コンベヤには、上記底板上に載置された容器に係合し
て当該容器を搬送方向に搬送する仕切片を上記搬送方向
に沿って一定間隔毎に設け、上記各仕切片間に上記容器
の供給を受けるように構成したものであることを特徴と
する食品等の容器自動供給装置により構成されるもので
ある。
【0009】上記供給コンベヤと終端可動部は例えばシ
ャトルコンベヤ(1)により構成することができるが、
供給コンベヤの終端部に別途、前進後退等の移動自在な
終端可動手段を設けても良い。尚、この終端可動部の移
動方向は、前進後退に限らず、供給コンベヤの搬送方向
に直交する左右方向等、その他の方向に移動可能な構成
としても良い。上記搬送コンベヤの仕切片と上記容器と
の係合は、当該仕切片が上記容器の背面に当接した状態
で当該容器を搬送方向に搬送するように構成することが
好ましいが、他の係合方法により構成することもでき
る。一対のガイドレールは、例えばセンターレール(2
9)及び可動ガイドレール(30)等により構成するこ
とができる。上記底板は例えば、センターレール(2
9)の固定底板(29a等)、及び可動ガイドレール3
0の可動底板(30a等)により構成することができ
る。
【0010】また、上記ガイドレールの幅調整手段を設
け、該幅調整手段により上記ガイドレールの幅を上記搬
送コンベヤの搬送方向に直交する近接又は離間方向に調
整可能に構成することが好ましい。
【0011】この幅調整手段は、例えば可動ガイドレー
ル(30、30’等)の支持板(32a,32a’等)
を左右方向に連結する駆動螺杆(34等)と、当該螺杆
を回転させるクランク(38)等により構成することが
できるが、これに限定されない。
【0012】また、上記供給コンベヤの終端可動部の可
動範囲の調整手段を設け、当該調整手段により上記可動
範囲を容器の種類の応じて調整可能に構成することが好
ましい。
【0013】この可動範囲調整手段は、例えば上記終端
可動部(1’)の駆動アーム(11)の回動ストローク
をセンサー(S1等)により検出可能とし、当該センサ
ーの検出信号に基づいて駆動アームの回動終端位置を調
整可能に構成することが好ましい。
【0014】また、上記容器搬送手段の容器搬送径路途
中に、上記容器内に食品等を供給する食品等供給部を配
設すると共に、上記搬送コンベヤを間歇駆動する間歇駆
動手段を設け、上記搬送コンベヤの停止状態において上
記食品等供給部下方に位置する容器内に食品等を供給す
るように構成することが好ましい。
【0015】この間歇駆動手段は、例えば搬送コンベヤ
の駆動スプロケット(25)に関連して設けられた検出
カム板(43)及び近接センサー(S5)等により構成
することができるが、その他ロータリーエンコーダ等を
用いる等、各種の間歇駆動手段を用いることができる。
【0016】また、上記容器への上記食品等の供給位置
を原点位置と定め、当該原点位置から一定ピッチで上記
搬送コンベヤを間歇駆動する構成とし、上記容器搬送手
段は上記搬送コンベヤの間歇駆動の停止状態において上
記供給コンベヤから上記容器の供給を受けるように構成
することが好ましい。
【0017】上記一定ピッチは、例えば上記搬送コンベ
ヤの隣接する仕切片の間隔(T)に等しくすることが好
ましい。上記一定ピッチの間歇駆動は、例えば検出カム
板(43)の1回転を近接センサー(S5)で検出し、
当該1回転を搬送コンベヤの1ピッチに対応させること
により実現することができるが、駆動モータの回転角等
をエンコーダ等により制御することにより実現する等、
各種の方法により実現することができる。
【0018】また、上記搬送コンベヤの上記原点位置を
容器の種類に応じて設定可能に構成することが好まし
い。
【0019】即ち、上記容器に応じて原点位置を設定可
能に構成し、当該原点位置から一定ピッチで間歇駆動す
ることで各種の容器に対応することができる。原点位置
の調整は、例えば搬送コンベヤ(3)を容器に応じて原
点位置に位置調整し、上記検出カム板(43)の始点
(突出部(43a)の位置)を近接センサー(S5)の
対向位置に合わせることにより行うことができるが、そ
の他、搬送コンベヤ(3)の駆動モータ等の回転角度等
を容器の種類に応じて変更制御する等、各種の方法にて
行うことができる。
【0020】また、上記食品等供給部下方に容器持上げ
ブロックを設け、上記食品等供給部の食品等の供給時に
当該持上げブロックにて上記容器搬送手段の容器を上記
食品等供給部の供給口近傍まで持上げるように構成する
ことが好ましい。
【0021】尚、本欄において実施形態との対応関係を
明確にするために実施形態の符合をかっこ書で示した
が、本発明の構成が当該符合の部材に限定されるもので
はない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の食品等の容器自動
供給装置について、詳細に説明する。尚、本実施形態に
おいて容器に供給するものは飯等の食品を例に説明する
が、供給するものは食品に限らず、その他の物であって
も良い。
【0023】図1は、本発明に係る食品等の容器自動供
給装置の全体構成を示す図であり、シャトルコンベヤ1
の終端可動部1’を矢印D方向に後退させて、上面開口
の食品容器2を下方の固定底板29a等の容器供給位置
P1、P2に供給する容器供給部Aと、上記シャトルコ
ンベヤ1から食品容器2の供給を受け、搬送コンベヤ3
の間歇駆動により当該食品容器2を矢印C方向に搬送す
る容器搬送手段B、及び上記コンベヤ3の上側移行部3
a径路途中に設けられ底板29a等の上記食品容器2内
に飯等の食品を供給する食品供給部(食品等供給部)P
により構成されている。
【0024】上記容器供給部Aにおいて(図2、図3参
照)、上記シャトルコンベヤ1は機枠10に水平に支持
されており、始端の駆動ローラ4、中間部の固定ローラ
5、該コンベヤ1の終端部に位置し、前後方向(矢印
C,D方向)に水平摺動可能に支持された可動フレーム
6、該可動フレーム6の前後に各々軸支された先端ロー
ラ7及び後端ローラ8を有し、上記駆動ローラ4及び各
ローラ5、7、8間に搬送ベルト9を張設することによ
り構成されている。当該コンベヤ1のベルト9は、上記
駆動ローラ4に同軸的に接続された駆動モータM1の回
転により矢印C方向に連続的に駆動されるものであり、
上記コンベヤ1の上側移行部1aに2列に載置された容
器2、2’(図3参照)を該コンベヤ1の終端方向(矢
印C方向)に搬送するものである。
【0025】11は、上記可動フレーム6の上記後端ロ
ーラ8にその先端溝11aが係合する駆動アームであ
り、この駆動アーム11の基端部11bは機枠10に支
持された基軸12に回転自在に軸支され、上記基軸12
を中心として図2中実線位置と二点鎖線位置との間を往
復回動することにより、上記シャトルコンベヤ1の可動
フレーム6を前後方向(矢印C,D方向)に水平駆動
し、これにより該コンベヤ1の終端可動部1’の位置
を、図2中実線位置(容器停止位置L1)と二点鎖線位
置(容器落下位置L2)との二位置に往復摺動(前進
(矢印C方向)、後退(矢印D方向))し得るように構
成されている(図4、5参照)。尚、上記シャトルコン
ベヤ1における上記終端部の可動範囲部分(上記L1〜
L2の範囲)を終端可動部1’という。
【0026】上記駆動アーム11板面の縦孔11cに
は、揺動アーム14の駆動ピン14aが係合しており、
当該揺動アーム14の基端は駆動モータM2により正逆
駆動される駆動軸13に軸支されており、上記モータM
2の正逆駆動により上記揺動アーム14を矢印E,F方
向に往復駆動することにより、上記駆動ピン14aを介
して上記駆動アーム11を矢印C,D方向に駆動して、
上記シャトルコンベヤ1の上記終端可動部1’を上記二
位置間において往復駆動するものである(図4、図5参
照)。上記シャトルコンベヤ1の後退タイミングは、後
述のストッパ軸19が矢印G方向に回転して先頭の容器
,2’を該コンベヤ1の終端方向に移動させた後
となる。尚、上記シャトルコンベヤ1の終端可動部1’
の前進後退動作は上記シャトルコンベヤ1の駆動モータ
M1の駆動中、即ち、上記搬送ベルト9の連続駆動中に
行われる。ここで、上記シャトルコンベヤ1上の上記容
器2,2’について、先頭の容器からの順番を指すとき
は2,2’のように少数字を順番に付して示すもの
とする。また、後述の食品供給位置Sにおける容器は2
,2’とする。
【0027】上記揺動アーム14の駆動軸13には、図
6に示すように駆動アーム11の回動ストロークを定め
るためのドグ50,51が設けられており、当該ドグ5
0,51に対向して近接センサーS1,S2が取付板5
2に取り付けられている。上記近接センサーS1、S2
は、上記ドグ50,51の扇状部50a,51aを各々
検出するものであり、通常は上記センサーS1がドグ5
0の扇状部50aを検出している間、後述のシーケンサ
ー46により上記駆動モータM2を駆動することで上記
駆動アーム11の回動ストロークが決定されるように構
成している(図6(a)の11’)。異なる大きさ等の
容器を使用する場合に上記駆動アーム11の回動ストロ
ークを変更する場合は、上記近接センサーS1を上記セ
ンサーS2に切り換えて上記ドグ51の上記扇状部50
aより広い扇状部51aを検出し得るように構成し、当
該扇状部51aを検出している間、上記駆動モータM2
を駆動することで、駆動アーム11の矢印D方向の回動
終端位置を例えばより後方に移動して(図6(a)の1
1”)、上記シャトルコンベヤ1の容器落下位置をより
後方(図5のL2’)に移動することができる。従っ
て、上記駆動アーム11の駆動ストロークは上記ドグの
扇状部50a,51aの開き角度を変更することで、容
器の大きさ等に合わせて各種のストロークに設定するこ
とができる。尚、上記駆動アーム11の回動ストローク
の変更は上記ドグの他、ロータリーエンコーダ等を用い
て上記駆動アーム11の回動角度を制御することにより
行うこともできる。
【0028】15,15’は(図3参照)、上記シャト
ルコンベヤ1の終端可動部1’上方位置において該コン
ベヤ1上の容器2,2’の幅方向位置を規制するための
1対の案内ガイドであり、これら案内ガイド15,1
5’は上記コンベヤ1の移行方向に平行となるように、
支持板15a,15a’の下向き取付板15b,15
b’に取付けられており、その支持板15a,15a’
は、機枠16,16’に軸支された左右方向の螺杆18
に螺合状態で支持されている。尚、上記案内ガイド1
5,15’のコンベヤ1始端方向端部は、外方向に屈曲
した案内用屈曲部15c,15c’が形成されている。
上記支持板15a,15a’と上記螺杆18とはいわゆ
る逆螺子関係で螺合しており、上記螺杆18をその一端
の回転ノブ18aを以って矢印L,M方向に正逆回転す
ることにより、上記案内ガイド15,15’を互いに近
接方向(矢印I,I’方向、図3中二点鎖線位置)、又
は離間方向(矢印H,H’方向)に摺動させて、両案内
ガイド15,15’の幅T1を、上記コンベヤ1上に載
置される容器2,2’の種類に応じて調整可能に構成し
ている。
【0029】S3は(図3参照)上記支持板15aに設
けられた光センサーであり、上記コンベヤ1上を搬送さ
れてきた先頭の容器2,2’を検出して、検出信号
を後述のシーケンサー46に送出するものである。
【0030】19は上記機枠16,16’に左右方向に
軸支されたストッパ軸であり、当該軸19にストッパー
片19a,19a’が斜め後方下向きに所定間隔を以っ
て固設されると共に、これらストッパー片19a,19
a’より上記軸19の周方向に一定角度回転した位置に
駆動片19b,19b’が斜め後方向きに固設されてい
る。上記ストッパ軸19はその一端に設けられたモータ
M3により、上記センサーS3が先頭の容器2
’を検出したことに基づいて、矢印G方向(図2参
照)に回転駆動されるものである。上記ストッパー片1
9a、19a’には、図2の実線位置において上記シャ
トルコンベヤ1上を搬送されてきた先頭の容器2、2
’の前面が当該ストッパー片19a、19aに各々当
接し、これにより上記容器2,2’の前進が阻止さ
れるものである。その後、上記ストッパ軸19は上記モ
ータM3により図2中二点鎖線位置まで矢印G方向に回
転駆動され、上記駆動片19b,19b’の矢印G方向
の回転により、該駆動片19b,19b’先端部を上記
先端の容器2,2’の前方縁内側に係合して該先端
の容器2,2’のみを上記コンベヤ1先端部方向に
少許移動させ(図2二点鎖線位置)、先端の容器2
’とその後の容器2,2’との間にスペースt
を設けるものである(図4参照)。
【0031】上記駆動片19b,19b’で上記容器2
,2’を前方に移動させるのは、上記シャトルコン
ベヤ1上の容器と上記容器供給位置P1,P2との位置
調整を行うためであり、上記スペースtを設けることに
より、先端の容器2,2’を下方のガイドレールの
底板29a等の容器供給位置P1に落下させ、2番目の
容器2,2’を上記容器供給位置P1と後述の仕切
片28aを隔てた容器供給位置P2に落下させるためで
ある(図4、図5参照)。尚、上記各容器供給位置P
1,P2の幅(後述の仕切片28aの間隔T)は上記容
器2,2'の前後方向長さより広く形成されており、上
記容器2,2’は各供給位置P1,P2の任意の位置に
落下し得るように構成されている。
【0032】尚、上記ストッパ軸19にドグ及び近接ス
イッチ、又はロータリーエンコーダ等を設けて、その軸
19の回転角度(即ち上記間隔t)を容器の種類に応じ
て調整することもできる。
【0033】20a,20a’は(図3参照)、上記シ
ャトルコンベヤ1の上記終端可動部1’上の容器の内、
先頭から3番目の容器2,2’を外側から把持する
把持部であり、上記シャトルコンベヤ1の上記終端可動
部1’が上記容器落下位置L2に後退したとき、上記3
番目の容器2,2’を把持して当該容器2
’の搬送コンベヤ3への落下を阻止するものであ
る。この把持部20a,20a’は、上記センサーS3
が先頭の容器2,2’を検出することに基づいて、
駆動モータM4を以って駆動軸21を回転駆動し、傘歯
車23,24を介して上記把持部20a,20a’の各
駆動軸20b,20b’を矢印J、K方向に回転駆動す
ることにより(図3参照)、上記把持部20a,20
a’を互いに近接する方向に駆動して上記3番目の容器
、2’をその両側部から把持するものである。
【0034】従って、上記終端可動部1’に搬送されて
きた2列の容器2、2’の内、先頭の4個の容器2
’,2,2’が上記終端可動部1’の後退によ
って、下方の固定底板29a,29a’及び可動底板3
0a,30a’の上(上記容器供給位置P1,P2)に
落下供給される。尚、上記把持部20a,20a’は、
先頭の4個の容器が下方の搬送コンベヤ側に落下し、シ
ャトルコンベヤ1が容器停止位置L1に復帰するとき、
上記とは逆方向に回動して上記容器2,2’の把持
を解除する。尚、上記終端可動部1’から落下させる容
器の個数は、上記4個に限らず、より多くの個数(例え
ば6個)、或いはより少ない個数(例えば2個)等に設
定することもできる。
【0035】上記把持部20a,20a’及びその駆動
モータM4等の駆動機構は筐体54に収納されており
(図2参照)、当該筐体54は上記機枠16’に設けら
れた案内シャフト55に沿って矢印C,D方向に摺動自
在に設けられている。これにより、容器の種類(大きさ
等)が異なる場合に、上記筐体54をシャフト55に沿
って矢印C,D方向に移動させることにより、上記把持
部20a,20a’の位置を矢印C、D方向に位置調整
できるように構成されている(図4の把持部20aの2
点鎖線位置参照)。
【0036】次に、容器搬送手段Bの構成について説明
する(図1、図7等)。上記搬送コンベヤ3は駆動スプ
ロケット25、従動スプロケット26及びこれらスプロ
ケット25,26間に張設された無端チエン27、2
7’により構成されている。
【0037】28,・・・は、上記無端チエン27と2
7’を左右方向に連結する複数の連杆であり、上記無端
チエン27,27’の全周に亙り一定間隔(ピッチ)T
毎に設けられている。当該各連杆28の後方側の縁部に
は上方に突出する仕切片28a、28a’が左右方向に
2ヶ所設けられており、上記各容器2、2’は、上記シ
ャトルコンベヤ3の終端可動部1’からこれら仕切片2
8a、28a’と仕切片28a,28a’との間の上記
容器供給位置P1,P2に落下供給される。
【0038】29は、上記搬送コンベヤ3の上側移行部
3a上方中央部において、上記容器供給部P1,P2か
ら上記搬送コンベヤ3の終端部近傍位置に至るまで、上
記上側移行部3aの略全長に亙り上記チエン27,2
7’に平行に設けられたセンターガイドレールであり、
該センターガイドレール29の下端縁には、該センター
ガイドレール29の全長に亙り該レール29に沿って左
右方向に水平に延びる固定底板29a,29a’が一体
的に設けられている。このセンターガイドレール29は
その固定底板29a、29a’が上記連杆28の上方に
位置するように上記機枠10に固定されている(図10
参照)。
【0039】30,30’は、上記搬送コンベヤ3の上
側移行部3a上方両側位置において、該コンベヤ3のチ
エン27,27'及び上記センターガイドレール29に
平行に設けられた1対の可動ガイドレールである。これ
ら可動ガイドレール30,30’は、その全長に亙り水
平方向にかつ上記固定底板29a,29a’と同一高さ
に設けられた可動底板30a,30a’と、該底板30
a,30a’に直交する直立ガイド板30b,30b’
により横断面L字状に形成されており、上記容器供給部
P1,P2から上記搬送コンベヤ3の終端部近傍位置ま
で該搬送コンベヤ3の上記上側移行部3aの略全長に亙
り設けられている。これにより、上記直立ガイド板30
bと上記センターガイドレール29の間、及び上記直立
ガイド板30b’とセンターガイドレール29の間に容
器供給径路R,R’が各々形成され、上記容器2,2’
はこれら容器供給径路R,R’内において固定底板29
a,29a’及び可動底板30a,30a’上に載置さ
れた状態で上記仕切片28a,28a’によりその背面
2a,2a’(図9参照)を押されながら、矢印C方向
に搬送されるものである。
【0040】当該可動ガイドレール30,30’には上
記直立ガイド板30b,30b’の外面側に各々横断面
L字状の取付杆31,31’が固設されており、各取付
杆31,31’の板面各々2ヶ所に、支持板32a,3
2b、及び32a’32b’が下方向けて固定されてい
る。
【0041】上記可動ガイドレール30,30’の支持
板32a、32a’及び32b,32b’は、各々その
下端に螺子孔33を有しており(図10参照)、上記支
持板32a,32a’の当該螺子孔33に左右方向の駆
動螺杆34を螺合し、上記支持板32b,32b’の螺
子孔33に左右方向の駆動螺杆35を螺合して、これら
の駆動螺杆34,35の各両端部を上記機枠10上に固
定された軸受37により回転可能に支持することによ
り、上記可動ガイドレール30,30’を上記搬送コン
ベヤ3の両側上方位置に支持するものである。
【0042】上記駆動螺杆34と35は各々傘歯車3
6,36’を介して連結軸57で連結されており、上記
駆動螺杆34の回転駆動により両駆動螺杆34,35を
連動して回転駆動し得るように構成している。また、上
記駆動螺杆34と上記可動ガイドレールの支持板32
a,32a’の螺子孔33、及び上記駆動螺杆35と上
記支持杆32b,32b’の螺子孔33はいわゆる逆螺
子状態で螺合しており、上記駆動螺杆34をクランク3
8で正方向に回転して、該駆動螺杆34を回転駆動する
と、上記連結軸57を介して上記駆動螺杆35が回転駆
動され、両駆動螺杆34,35の回転に伴って上記支持
杆32a,32a’及び32b,32b’を介して上記
可動ガイドレール30,30’を互いに近接する方向
(矢印I,I’方向)に駆動し、上記クランク38を逆
方向に回転駆動して上記各駆動螺杆34,35を上記と
は反対方向に回転駆動することにより、上記支持杆32
a等を介して上記可動ガイドレール30,30’を互い
に離間する方向(矢印H,H’方向、図10二点鎖線位
置)に駆動し得るように構成し、これにより上記センタ
ーガイドレール29と各可動ガイドレール30,30’
の直立ガイド板30b,30b’との間の幅T2、T2
を容器2、2’の種類に合わせて任意に調整可能に構成
している。また、上記センターガイドレール29の底板
29a,29a’と上記可動レール30,30’の可動
底板30a,30a’の表面は、摩擦係数の大きい材質
により形成されており、上記各底板29a,29a’及
び30a,30a’上に載置される容器が容易に位置ず
れしないように構成している。
【0043】上記可動レール30,30’の上記直立ガ
イド板30b,30b’の幅は、上記容器供給位置P
1,P2(終端可動部1’に対応する位置)においては
狭く(図9、幅N1)、当該容器供給位置P1の出口近
傍からテーパ面30c,30c’を介して広く(図1
0、幅N2)形成されており、上記容器供給部P1,P
2における上記センターガイドレール29と上記ガイド
板30b,30b’との幅は、2列の容器2、2’の幅
よりも広い幅(T3、T3)に形成されている。従っ
て、上記容器供給位置P1、P2に落下供給された容器
2、2’が搬送コンベヤ3の仕切片28a,28a’に
より押されながら前方(矢印C方向)に搬送されると、
上記容器2、2’の前端両側面が上記テーパ面30c,
30c’により位置規制されながら上記容器2、2’の
幅と略同一幅(T2、T2)の容器供給径路R,R’に
移行する。従って、上記容器供給径路R,R’内では上
記仕切片28a,28a’は各々容器2、2の背面2
a,2a’に接触し(図9参照)、これら容器2,2’
は当該仕切片28a,28a’により押されながら前方
に搬送される状態となる。これにより、上記容器搬送経
路R,R’内で搬送される容器2,2’は、上記仕切片
28a,28a’のピッチTの範囲内において、上記底
板29a,29a’及び30a,30a’に載置された
状態で、上記仕切片28a,28a’にその背面2a,
2a’が接触した位置に位置決めされるため、容器の大
きさ等の種類が異なっても従来のスペーサー等を用いる
ことなく、上記容器搬送経路R,R’内における容器
2,2’の位置決めを行うことができる(図7、図9
等)。
【0044】上記食品供給部Pは、上記搬送コンベヤ3
の上側移行部3aの食品供給位置S上に配置されてお
り、飯供給ホッパー39内の飯等を一対の食品供給口4
0、40’から食品供給位置Sにある搬送コンベヤ3上
の容器2、2’内に供給するものである。上記食品
供給口40、40’は図7に示すように、搬送コンベヤ
3の間歇駆動における停止位置において、上記飯供給位
置Sに搬送されてきた容器2、2’の略中央に位置
するように配設されるものである。
【0045】また、上記搬送コンベヤ3は、上記図7の
停止位置(即ち、容器2,2’が飯供給位置Sに位置し
ている状態)を搬送コンベヤ3の「原点位置」として、
当該原点位置から一定ピッチT(隣接する前後方向の仕
切片28a間の距離)で間歇駆動されるものである。さ
らに、この原点位置においては、上記搬送コンベヤ3の
始端部側の仕切片28a,28a’は、隣接する前後方
向の仕切片28a,28a’によって容器供給位置P
1,P2を構成する位置(図1、図4に示す位置)に存
在するように、上記容器供給部Aと上記容器搬送手段B
との位置関係が調整されている。
【0046】S4は(図7参照)、上記食品供給位置S
において上記直立ガイド板30bに設けられた光センサ
ーであり、当該センサーS4で上記食品供給位置Sに食
品容器2,2’が搬送されてきたことを検出し、上記供
給位置Sに食品容器2,2’が搬送されなかったとき、
後述のシーケンサー46でそれを検出し、該シーケンサ
ー46からの信号に基づいて上記食品供給部Pの食品供
給動作を停止するものである。
【0047】上記搬送コンベヤ3は、図11(a)に示
すように、上記駆動スプロケット25の駆動軸25aに
連結された駆動モータM5により一定ピッチ(T)で間
歇駆動されるものである。上記駆動軸25aには大径ギ
ア41及び当該ギア41に噛合して回転する小径ギア4
2が設けられており、上記ギア42の回転軸42aに検
出カム板43が設けられ、該カム板43の突出部43a
の対向位置における木枠10上に近接センサーS5が固
定されている。搬送コンベヤ3の上記「原点位置」は、
図11(a)(b)に示すように、該コンベヤ3が上記
食品供給位置Sにある状態において、上記カム板43の
突出部43aが上記近接センサーS5に対向する位置に
設定されており、当該原点位置から上記カム板43が一
回転する毎に上記近接センサーS5が上記突出部43a
を検出して検出信号を発し、後述のシーケンサー46が
当該検出信号に基づいて上記搬送コンベヤ3の上記1ピ
ッチT毎の間歇駆動を繰り返すものである。即ち、上記
検出カム板43の1回転が搬送コンベヤ3の1ピッチT
の移動に相当する。
【0048】また、他の種類の容器を使用する場合は、
容器によって原点位置が異なるため、予め搬送コンベヤ
3を移動調整する。例えば、図11(d)に示す容器6
0であれば、原点位置が上記(b)の容器2に比較して
コンベヤ3の始端部方向にずれることになる(図11
(d)の位置)。この場合当該原点位置に搬送コンベヤ
3の位置調整を行うと、上記カム板43の突出部43a
が図11(a)の位置に対して図11(c)の実線位置
となる。従って、当該原点位置に搬送コンベヤ3を移動
調整した後、上記カム板43の突出部43aを近接セン
サーS5に対応する位置(図11(c)二点鎖線位置)
に合わせて、当該位置から1ピッチT毎の間歇駆動を行
う。また、図11(f)の容器61では、原点位置(図
11(f)の位置)においてカム板43の突出部43a
の位置が図10(e)の実線位置となるため、当該原点
位置に搬送コンベヤ3を移動調整した後、上記カム板4
3の突出部43aの位置を近接センサーS5に対応する
位置(図10(e)二点鎖線位置)に合わせて、当該位
置から1ピッチT毎の間歇駆動を行う。尚、食品供給口
40、40’の大きさは、容器の種類に合わせてその大
きさを適宜変更して使用する(図11(d)、(f)参
照)。
【0049】また、上記カム板43の中心軸に上記カム
板43の回転角度検出用のエンコーダを設けて、上記図
11(a)のカム板43の位置のエンコーダの出力信号
を原点位置としてシーケンサー46に記憶し、当該原点
位置からカム板43の一回転をエンコーダからの出力信
号に基づいて上記シーケンサー46で検出することで、
上記搬送コンベヤ3の一定ピッチTの間歇駆動を行うよ
うに構成しても良い。この場合、原点位置が図11
(c)(d)(又は図11(e)(f))のように変更
された場合は、上記図11(c)(又は図11(e))
のカム板43の実線位置のエンコーダの出力信号を図1
1(d)(又は図11(f))の容器の原点位置としてシ
ーケンサー46に記憶し、当該位置からのカム板43の
一回転をエンコーダからの出力信号に基づいて上記シー
ケンサー46で検出して、上記図11(d)(図11
(f))の原点位置から一定ピッチTの間歇駆動を行
う。
【0050】また、上記容器の種類に応じて上記原点位
置の調整を行うと、該搬送コンベヤ3の始端側の容器供
給位置P1,P2における仕切片28a,28a'位置
もずれることになるが(図4の仕切片28aの二点鎖線
位置参照)、上記搬送コンベヤ3の始端側の仕切片28
a,28a’に合わせて、把持部20a,20a’の位
置調整(矢印C又はD方向)を行い、さらに上述のよう
に上記駆動アーム11のストロークを調整して、上記シ
ャトルコンベヤ1の容器落下位置L2の位置を、例えば
図5のL2’の位置に調整することにより、各種の大き
さの容器に対応することができる。
【0051】また、上記飯供給位置Sにおける食品容器
,2’下方に容器持上ブロック45,45’を設
けても良い(図8、図10等参照)。上記ブロック45
は上記固定底板29aと可動底板30aとの間、及び上
記ブロック45’は上記固定底板29a’と可動底板3
0a’との間に位置しており、その下面側には駆動アー
ム62を介してこれら持上ブロック45,45’を上下
方向に駆動する駆動シリンダー63を設ける。上記駆動
シリンダー63は、上記コンベヤ3の停止したタイミン
グで上記各ブロック45,45’を上方に突出し、該ブ
ロック上方位置(食品供給位置S)にある容器2,2
’を上方に持ち上げるように構成する。上記持上ブロ
ック45,45’は上記容器2,2’上縁が上記食
品供給口40,40’下端部より上方に位置するまで持
ち上げ、食品供給口40,40’から確実に容器2
’内への飯等の供給を可能とするものである(図1
0の二点鎖線参照)。
【0052】上記シリンダ63は上述のように搬送コン
ベヤ3の停止タイミングで上記容器2,2’を持ち
上げ、飯の供給が終了する一定時間後に上記各底板29
a,29a’及び30a,30a’より下方位置に下降
して飯の供給の終了した上記容器を再び上記底板29
a,29a,’及び30a,30a’上に載置する動作
を繰り返すように構成する。尚、上記持上ブロック4
5,45’を設けずに、上記コンベヤ3の食品供給位置
Sにある容器2,2’に直接飯を落下供給するよう
に構成してもよい。上記持上ブロック45,45’を設
ける場合は、搬送コンベヤ3の下側移行部3b、及び、
駆動螺杆34,35、連結軸57等の可動ガイドレール
30,30’の駆動機構を下方よりに設置して上記駆動
シリンダー63等の設置スペースを確保する(図10の
下側移行部3b、図8、10の連結軸57,駆動螺杆3
4等の二点鎖線位置参照)。
【0053】図15乃至図18に上記容器持上ブロック
45,45’の駆動機構の他の実施形態を示す。図1
5、図17に示すように、上記コンベヤ3の一方側の機
枠10に駆動モータM6を固設し、該モータM6の出力
軸に円盤80を接続し、該円盤80上の偏心ピン80a
を駆動アーム81の長孔81aに係合してクランク機構
を構成する。そして上記駆動アーム81の基端部81b
を回動支点となる駆動シャフト82に接続固定する。上
記駆動シャフト82は上記機枠10の軸受86,86に
回転自在に軸支し、上記モータM6により上記円盤80
を矢印U方向に回転駆動することにより、上記駆動ピン
80aを介して上記駆動アーム81を、上記駆動シャフ
ト82を中心軸として矢印V,W方向に往復回動し、こ
れにより上記駆動シャフト82を矢印X,Y方向に回転
駆動する。上記駆動シャフト82には、上記コンベヤ3
と直交する方向の駆動レバー83を接続固定し、該駆動
レバー83の他端部の水平ピン83aを、水平ブロック
支持基台84の直立支持片84aに軸着し、上記ブロッ
ク支持基台84上に一対の支持杆85,85’を立設し
てこれら支持杆85,85’上に上記容器持上ブロック
45,45’を各々取り付ける。
【0054】かかる構成により、上記駆動モータM6を
矢印U方向に回転させることにより、上記駆動アーム8
1を介して上記駆動シャフト82を矢印X,Y方向に往
復回動して、上記駆動レバー83を介して上記容器持上
げブロック45,45’を図15の下降位置と図16の
上昇位置とを繰り返し移動させるように構成する。尚、
このとき、上記搬送コンベヤ3の停止状態において上記
持上げブロック45,45’を上昇、下降させるように
上記駆動モータM6のタイミングを制御する。また、図
17に示すように、上記容器持上ブロック45,45’
の駆動レバー83を1本の駆動シャフト82の2ヶ所に
設け、一度に4個の食品容器を持上げて、これら4個の
食品容器に食品(飯等)を供給し得るように構成するこ
ともできる。このようにすると、食品容器に飯等を供給
しながら、より迅速多量に容器を搬送することができ
る。
【0055】上記容器持上げブロック45,45’は持
上げる容器に応じてその容器に適合するブロックに取り
換えて使用するものであり、図18に示すように、容器
供給径路R,R’に異なる種類の容器を搬送する場合
は、上記容器持上げブロック45と容器持上げブロック
45’を異なる形状のものとすることもできる。尚、上
記容器持上げブロック45,45’は図8に示すように
容器2等より小さく形成され、上記ピッチTの範囲内に
おいて設けられるため、同図の2点鎖線に示すように、
原点位置が変更されても、当該ブロック45,45’の
取り付け位置を変更する必要はない。
【0056】次に本発明の電気的構成を説明する。図1
2に示すように、本発明の食品容器自動供給装置の動作
は、シーケンサー(プログラマブルコントローラ)46
に基づいて制御されるものである。該シーケンサー46
は、上記近接センサーS1又はS2、上記容器検出光セ
ンサーS3、S4、及び上記近接センサーS5の接続さ
れた入力インターフェース47、図13又は図14に示
す動作手順が記憶された記憶部と、上記当該入力インタ
ーフェース47からの各種検出信号に基づいて各種演算
処理を行い上記記憶部に記憶された動作手順に基づいて
出力インターフェース49に制御信号を送出する制御部
48、上記制御部48からの制御信号に基づいて上記各
モータM1〜M5、上記シリンダー63又は駆動モータ
M6及び食品供給部Pに対して制御信号を送出する出力
インターフェース49により構成されている。尚、搬送
コンベヤ3の間歇駆動その他、各種制御にエンコーダを
使用する場合は、当該エンコーダからの信号をシーケン
サー46に入力すべく、該エンコーダを上記シーケンサ
ー46の入力インターフェースに接続する。
【0057】次に、本発明の動作について図13又は図
14の上記シーケンサー46の動作手順に従って以下説
明する。尚、図13は容器持上げブロック45,45’
を使用しない場合、図14は容器持上げブロック45,
45’を使用する場合の動作手順を示す。
【0058】まず、クランク38を回転して可動ガイド
レール30,30’を矢印I,I’方向又は矢印H,
H’方向に移動して、上記容器搬送径路R,R’の幅T
2、T2を搬送コンベヤ3で搬送する容器2、2’の幅
に合わせる。尚、搬送コンベヤ3の停止状態では、該コ
ンベヤ3は図1(又は図4実線位置)に示す「原点位
置」にあり、当該状態で検出カム板43の突出部43a
が近接センサーS5の対向位置にあるものとする(図1
1(a))。また、当該原点位置では、上記搬送コンベ
ヤ3の各仕切片28a,28a’の位置は、図4に示す
実線位置(食品供給位置Sにおいては図7の位置、容器
供給位置P1,P2においては、図4の実線位置)にあ
るものとする。また、シャトルコンベヤ1上の案内ガイ
ド15,15’の回転ノブ18aを操作して、該案内ガ
イド15,15’の幅T1を2列の容器2,2’の幅と
略等しい幅に合わせる。また、上記駆動アーム11は、
近接センサーS1(ドグ50)によりそのストロークが
決定されるように設定する。そして、シャトルコンベヤ
1の始端側から容器2,2’を2列状態で供給する。
【0059】かかる状態から、本発明にかかる供給装置
を駆動開始すると、シーケンサー46がモータM1を駆
動し、シャトルコンベヤ1が連続的に回転駆動開始し
て、同コンベヤ1上に2列に供給された容器2、2’を
該コンベヤ1終端方向(矢印C方向)に搬送する(図1
3S1、図14S1)。上記容器2、2’は上記案内ガ
イド15,15’に案内されながら2列状態でシャトル
コンベヤ1の終端部の終端可動部1’上に移行し、先端
の容器2,2’が光センサーS3位置を通過した
後、その先端部がストッパー片19a,19aに当接し
て停止する(図2の実線位置、図3参照)。尚、このと
き、シャトルコンベヤ1の終端可動部1’は容器停止位
置L1に位置している(図13S2、図14S2、図4
参照)。
【0060】上記シーケンサー46は上記光センサーS
3からの検出信号に基づいてモータM3を駆動して、ス
トッパー軸19を矢印G方向に回転駆動する(図13S
3,S4、図14S3,S4)。すると、駆動片19
b,19b’が矢印G方向に回転して、その先端部で先
端容器2,2’を前方(矢印C方向)に少許移動さ
せ、上記先端の容器2,2’と2番目の容器2
’との間にスペースtを設ける(図4の駆動片19
bの実線位置参照)。さらに上記シーケンサー46は上
記駆動モータM3の駆動と略同時に駆動モータM4を駆
動して把持部20a,20a’を互いに近接方向(矢印
J,K方向)に駆動して3番目の容器2,2’をそ
の両側から把持する(図13S3、S4、図14S3,
S4、図4の把持部20aの実線位置参照)。
【0061】上記シーケンサー46はその後、駆動モー
タM2を駆動して近接センサーS1からの検出信号に基
づいて、シャトルコンベヤ1の駆動アーム11を図4の
位置から図5の位置(図5又は図6(a)の11'の位
置)まで矢印D方向に回動し、同コンベヤ1の終端可動
部1’を容器停止位置L1から容器落下位置L2まで後
退駆動した時点で上記モータM2の駆動を停止する(図
13S5、図14S5,図5参照)。すると、上記シャ
トルコンベヤ1の終端移動部1’上に位置していた先頭
2列の容器2,2’、2,2’(計4個)が下
方の固定底板29a,29a’,可動底板30a,30
a’上の容器供給位置P1,P2に各々落下する(図5
参照)。このとき、搬送コンベヤ3は停止状態であり、
上記容器2,2’の背面2a,2a’には上記搬送コン
ベヤ3の仕切片28a,28a’は接触しておらず、上
記各容器2,2’は上記容器供給位置P1,P2の範囲
(T)内の任意の位置(底板29a,29a’及び30
a,30a’上)に落下する(図5参照)。
【0062】その後、上記シーケンサー46はモータM
3及びモータM4を逆転駆動して上記ストッパー軸19
及び把持部20a,20a’を回動復帰させる(図13
S6、図14S6)。
【0063】上記シーケンサー46は、その後、近接セ
ンサーS5からの検出信号に基づいて駆動モータM5を
間歇駆動して、上記搬送コンベヤ3の1ピッチT毎の間
歇駆動を開始する(図13S7、図14S7)。又は、
エンコーダからの出力信号に基づいてカム板43の1回
転毎(1ピッチT毎)の間歇駆動を開始する。上記搬送コ
ンベヤ3の矢印C方向の駆動により、当該容器2,2’
は仕切片28a,28a’によりその背面2a,2a’
を押されながら固定底板29a,29a’及び移動底板
30a,30a’上を前進し、テーパ面30c,30
c’を通過して容器供給経路R,R’に進入していく。
【0064】上記容器供給径路R,R’内の幅T2、T
2は上記各容器2、2’の幅と略同一に形成されている
ので、同径路R,R’内においては各容器2はその背面
2a,2aが上記仕切片28a,28a’に当接した位
置に位置決めされた状態(図7、図8等に示す状態)
で、該仕切片28a,28a’で押されながら上記底板
29a,29a’,30a,30a’上において前方に
搬送される。このとき、上記容器供給径路R,R’にお
いては、上記容器2,2’はセンターガイドレール2
9、可動ガイドレール30,30’及び仕切片28a,
28a’により確実に位置決めされるため、従来のよう
にスペーサを設ける必要はない。
【0065】また、上記シーケンサー46は、上記駆動
モータM5により搬送コンベヤ3を間歇駆動すると同時
に、上記搬送コンベヤ3の停止期間中に食品供給部Pに
信号を送信し、これにより該食品供給部Pから食品供給
位置Sに移行してきた食品容器2,2’上に飯が落
下供給される(図13S8,S9)。
【0066】持上ブロック45,45’を使用する場合
は、上記シーケンサー46は、上記搬送コンベヤ3の停
止期間中に、駆動シリンダー63(又は駆動モータM
6)を駆動して持上ブロック45,45’を上昇させ、
一定時間後に下降させる動作を繰り返す(図14S8〜
S12)。この場合、上記容器2、2’は上記搬送コン
ベヤ3の間歇駆動により、上記食品供給部Pの食品供給
位置Sに移行した時点で、上記持上ブロック45,45
により下方から上方に持ち上げられ、上方持上げ位置に
おいて、食品供給口40,40’から飯等が容器2
’内に供給され(図10の二点鎖線又は図16参
照)、飯の供給後上記持上ブロック45,45が上記固
定底板29a,29a’,可動底板30a,30a’よ
り下方の位置まで下降することにより(図10又は図1
5)、同底板上に載置され、その後搬送コンベヤ3の上
記間歇駆動により、搬送コンベヤ3の終端部方向に搬送
される。
【0067】尚、上記食品供給位置Sにおいて、容器
2,2’が搬送されていない場合、即ち空移動の場合
は、シーケンサー46は上記センサーS4からの信号に
基づいて食品供給部Pに停止信号を送信し、飯等の供給
を停止する(図13S8、S10、図14S9,S1
1)。
【0068】上記搬送コンベヤ3が1ピッチ駆動され、
当該1ピッチの前進駆動と略同じタイミング(飯供給位
置Sでは、飯等の供給が終了したタイミング又は上記ブ
ロック45,45’が下降したタイミング)で、上記ス
テップS2において上記シャトルコンベヤ1の終端可動
部1’が容器停止位置L1まで前進し、次の先頭の容器
2,2’をシャトルコンベヤ1の終端移動部1’に搬送
する(図13S9,S2,図14S12,S2)。以降
はステップS3以後の動作が繰り返し行われる。即ち、
上記シャトルコンベヤ1の終端可動部1’が容器落下位
置L2まで後退し、次の4個の容器2,2’が下方の停
止状態の搬送コンベヤ3の容器供給位置P1,P2に落
下供給され、その後搬送コンベヤ3が1ピッチ前進する
のと略同じタイミングで上記終端可動部1’が容器停止
位置L1まで前進し、当該容器供給部Aにおいて次に供
給する容器(2,2’)を上記容器停止位置L1に搬送
し、上記終端可動部1’の後退により該可動部1’上の
4個の容器2,2’が次々に容器供給位置P1,P2に
落下供給される動作が繰り返し行われる。そして、上記
容器供給部Aから容器供給位置P1,P2に供給された
容器2,2’は、上記搬送コンベヤ3の間歇駆動により
順次間歇的に搬送され、当該容器が上記食品供給位置S
に至ると、搬送コンベヤ3の停止タイミングにおいて、
上記食品供給部Pから上記食品供給位置Sの容器2
’に飯の供給が行われ、これら一連の動作が連続的
に行われる(図13S9〜S2、図14S12〜S
2)。
【0069】次に、異なる大きさの容器(例えば図11
(d)の容器60)を使用する場合は、回転ノブ18a
を調整することで、上記案内ガイド15,15’の幅T
1を容器60に合わせて変更し、かつクランク38を回
転して容器供給経路R,R’の幅T2,T2を調整す
る。また、筐体54を矢印D方向に移動して把持部20
a,20a’の位置をシャトルコンベヤ1の始端方向
(矢印D方向)に移動する(図4の把持部20aの2点
鎖線位置)。また、駆動アーム11の近接スイッチS1
を近接スイッチS2に切り換えて、駆動アーム11の駆
動ストロークをドグ51により決定されるストローク
(図5の11”の位置)とする。即ち、上記駆動アーム
11の終端回動位置は、図5又は図6の位置11”とな
り、シャトルコンベヤ1の終端可動部1’の容器落下位
置を図5の位置L2からL2’の位置となるように調整
する。さらに、搬送コンベヤ3を手動にて移動調整し、
容器60の飯供給位置Sに合わせて図11(d)の位置
に「原点位置」を変更する。この場合、飯供給位置Sに
おける仕切片28a,28a’の位置は、図10(d)
に示すように搬送コンベヤ3の始端方向に移動すること
になる。そして、検出カム板43を回転させてその突出
部43aを図10(c)二点鎖線のように近接センサー
S5に対応する位置に合わせる。かかる状態を図4の連
杆28の二点鎖線位置で示す。或いは、予め記憶してい
た図11(d)の容器の原点位置(図11(c)のカム
板43の実線位置)に、エンコーダからの出力信号に基
づいて駆動モータM5を駆動して搬送コンベヤ3を移動
させる。
【0070】そして、シャトルコンベヤ1に同様に食品
容器60を2列状態で供給すると、上記と同様の動作手
順により食品容器の供給が行われる。このとき、食器供
給位置P1,P2における仕切片28a,28a’は搬
送コンベヤ3の始端側に移動しているため、上記容器6
0は、図5の二点鎖線にて示すように、上記供給位置P
1,P2の範囲(T)内に落下供給される。また、図
4,図5の2点鎖線に示すように、把持部20a,20
a’も3番目の容器60、60’を確実に把持し得
る。また、シャトルコンベヤ1の終端可動部1'の容器
落下位置も、より後方に移動した位置L2’となるため
(図5参照)、先頭の4個の容器60,60’のみを確
実に搬送コンベヤ3に落下供給し得る。上記食品供給位
置Sにおいては図11(d)に示す位置で搬送コンベヤ
3が停止するため、該容器60の飯供給部60aに飯を
確実に供給することができる。
【0071】尚、図11(f)の容器を使用する場合
は、上述と同様に各種の調整を行うことで食品供給を連
続的に行うことができる。
【0072】また、容器の種類を予め設定しておき、容
器の種類に応じて、駆動アーム11の駆動ストローク、
搬送コンベヤ3の原点位置、把持部20a、20a’の
位置、ストッパ軸19の回転角度を容器の種類毎に予め
シーケンサー46の記憶部に設定しておき、操作パネル
で容器を選択するだけで、これらの調整を自動的に行う
ように構成することもできる。このように構成すると、
案内ガイド15,15’の幅、可動ガイドレール30,
30’の幅調整を行うだけで、複数の種類の容器に迅速
に対応することができる。尚、上記実施形態では、容器
2,2’を2列状態で供給、搬送する例を示したが、本
発明はこれに限定されず容器を1列、又は3列以上で供
給する構成としても良い。
【0073】上述のように、本発明は、シャトルコンベ
ヤ1から固定底板29a、29a’、可動底板30a,
30a’上に容器2,2’を供給し、当該底板上に載置
された容器2,2’の背面2a,2a’に搬送コンベヤ
3の仕切片28a、28a’を当接した状態で当該容器
2,2’を搬送するように構成したものであるから、容
器供給経路R,R’内において容器2,2’を位置決め
した状態で当該容器の搬送を行うことができ、従来のよ
うにスペーサーを用いることなく複数種の容器を迅速に
自動供給し得る食品等の容器自動供給装置を提供するこ
とができる。
【0074】また、搬送する容器の幅(搬送方向に直交
方向の幅)が変更される場合は、クランク38を回転す
ることにより容器供給経路R,R’の幅T2,T2を任
意の幅に変更することができ、大きさ等の異なる複数種
の容器に迅速に対応可能な食品等の容器自動供給装置を
提供することができる。
【0075】また、シャトルコンベヤ1の終端可動部
1’の可動範囲を調整する場合は、ドグ50,51、近
接センサーS1,S2等による可動範囲の調整手段を切
り換えることにより、容器の大きさ、食品供給部の相違
等、容器の種類の応じて上記終端可動部1’の可動範囲
を容易に調整することができ、これにより複数種の容器
に対応可能な食品等の容器自動供給装置を提供すること
ができる。
【0076】また、食品供給部Pを容器搬送経路途中に
設けることで、食品等の容器を迅速に搬送しながら、飯
等の食品を容器中に供給することができる。
【0077】また、食品供給位置Sを原点位置と定め、
当該原点位置から一定ピッチTで搬送コンベヤ3を間歇
駆動する構成とし、搬送コンベヤ3の検出カム板43と
近接センサーS5等の検出手段により当該原点位置を食
品容器に応じて設定可能に構成したので、各容器に対応
した原点位置を設定することにより、各容器の種類に応
じて食品供給位置が異なっても、従来のようにスペーサ
ー等を変更することなく、食品等を供給しながら食品容
器を迅速に搬送することができる食品等の容器自動供給
装置を実現することができる。
【0078】さらに、食品供給位置Sにおいて持上げブ
ロック45,45’により容器を食品供給口近傍位置ま
で持上げるように構成することにより、飯等の食品を確
実に容器内に供給することができる。
【0079】本発明に関し、さらに以下の事項を開示す
る。 1.搬送コンベヤ(3)の仕切片(28a,28a')
の間隔Tを、容器(2,2’)の前後方向長さより大き
くしたものであることを特徴とする食品等の容器自動供
給装置。 2.容器供給経路R,R'において、容器(2,2’)
の背面に仕切片(28a,28a')を接触した状態に
位置決めし、当該状態で上記仕切片により上記容器背面
を押しながら該容器を搬送し得るように構成したことを
特徴とする食品等の容器自動供給装置。 3.終端可動部(1')上の容器をストッパー片(19
a,19a’)により一旦停止させ、駆動片(19b,
19b’)により先頭の容器のみを少許前方に移動させ
た後、上記終端可動部の後退により該可動部上の容器を
容器搬送手段に供給するように構成したことを特徴とす
る食品等の容器自動供給装置。 4.供給コンベヤ上の容器の内、容器搬送手段に供給さ
れる容器の後方に位置する容器を把持部(20a,20
a')により把持して当該容器の容器搬送手段への供給
を阻止するように構成したことを特徴とする食品等の容
器自動供給装置。
【0080】
【発明の効果】上述のように、本発明は、容器供給手段
から容器搬送手段に容器を供給し、当該容器を搬送コン
ベヤの仕切片により搬送するように構成したものである
から、多量の食品容器を迅速に供給し、搬送することが
できるものである。
【0081】また、搬送する容器の大きさ等の容器の種
類が異なっても、ガイドレールの幅等を変更することに
より、容器の種類の変更にも迅速に対応することができ
る。
【0082】また、食品等の供給位置を原点位置と定
め、当該原点位置から一定ピッチで搬送コンベヤを間歇
駆動する構成とし、当該原点位置を容器に応じて設定可
能に構成したので、各容器に対応した原点位置を設定す
ることにより、各容器の種類に応じて食品等の供給位置
が異なっても、従来のようにスペーサー等を変更するこ
となく、食品等を供給しながら迅速に容器を搬送するこ
とができる。
【0083】さらに、食品等の供給位置において持上げ
ブロックを以って容器を供給口近傍位置まで持上げるよ
うに構成することにより、飯等の食品等を確実に容器内
に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る食品等の容器自動供給装置の一部
省略側面図である。
【図2】同上装置の容器供給部近傍の一部省略側面図で
ある。
【図3】同上装置の容器供給部近傍の一部省略平面図で
ある。
【図4】同上装置の容器を容器搬送手段への供給前の状
態を示す容器供給部近傍の側面図である。
【図5】同上装置のシャトルコンベヤを後退させ容器を
容器搬送手段に供給した状態を示す容器供給部近傍の側
面図である。
【図6】(a)は同上装置のシャトルコンベヤの駆動ア
ーム近傍の側面図、(b)は同上シャトルコンベヤの駆
動アーム近傍の正面図である。
【図7】同上装置の搬送コンベヤ等の容器搬送手段の一
部切欠平面図である。
【図8】図7のZ−Z線断面図である。
【図9】同上装置の搬送コンベヤ等の容器搬送手段の容
器供給部近傍の平面図である。
【図10】同上装置の搬送コンベヤ等の容器搬送手段の
食品供給部近傍の一部断面正面図である。
【図11】(a)は搬送コンベヤの駆動スプロケット近
傍の側面図、(b)は原点位置における食品容器を示す
搬送コンベヤの平面図、(c),(e)は異なる容器を
使用した場合の搬送コンベヤの駆動スプロケット近傍の
側面図、(d),(f)は異なる容器を使用した場合に
おける各原点位置における食品容器を示す搬送コンベヤ
の平面図である。
【図12】同上装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図13】同上装置の動作手順を示すフローチャートで
ある。
【図14】同上装置の容器持上げブロックを使用した場
合の動作手順を示すフローチャートである。
【図15】同上装置の搬送コンベヤ等の容器搬送手段の
食品供給部近傍の一部断面正面図であり、容器持上げブ
ロックの他の駆動機構を示すものである。
【図16】同上装置の搬送コンベヤ等の容器搬送手段の
食品供給部近傍の一部断面正面図であり、容器持上げブ
ロックの他の駆動機構を示すものである。
【図17】同上装置の搬送コンベヤ等の容器搬送手段の
一部省略平面図であり、容器持上げブロックの他の駆動
機構を示すものである。
【図18】同上装置の容器持上げブロックの駆動機構の
該ブロック近傍の正面図である。
【符号の説明】
1 シャトルコンベヤ 1’ 終端可動部 2,2’ 食品容器 3 搬送コンベヤ 28a,28a’ 仕切片 29 センターガイドレール 29a,29a’ 固定底板 30、30’ 可動ガイドレール 30a,30a’ 可動底板 34,35 駆動螺杆 38 クランク P 食品供給部 43 検出カム板 S5 近接センサー 45,45’ 容器持上げブロック

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器を供給し得る容器供給手段と、当該
    容器供給手段から上記容器の供給を受ける容器搬送手段
    とを設け、 上記容器搬送手段は、上記容器供給手段から供給される
    容器を載置する底板を有し、容器の幅方向位置を規制す
    る一対のガイドレールと、上記底板上に載置された容器
    を搬送方向に搬送し得る搬送コンベヤとにより構成し、 該搬送コンベヤには、上記底板上に載置された容器に係
    合して当該容器を搬送方向に搬送する仕切片を上記搬送
    方向に沿って一定間隔毎に設け、上記各仕切片間に上記
    容器の供給を受けるように構成したものであることを特
    徴とする食品等の容器自動供給装置。
  2. 【請求項2】 複数の容器を移送可能な供給コンベヤ
    と、当該供給コンベヤから容器の供給を受ける容器搬送
    手段とを設け、 かつ上記供給コンベヤの終端部に移動可能な終端可動部
    を設けて上記搬送手段を上記終端可動部下方に配設し、
    上記終端可動部の後退により当該可動部上の容器を上記
    容器搬送手段に供給可能に構成し、上記容器搬送手段
    は、上記終端可動部から供給される容器を載置する底板
    を有し、容器の幅方向位置を規制する一対のガイドレー
    ルと、上記底板上に載置された容器を搬送方向に搬送し
    得る搬送コンベヤとにより構成し、 該搬送コンベヤには、上記底板上に載置された容器に係
    合して当該容器を搬送方向に搬送する仕切片を上記搬送
    方向に沿って一定間隔毎に設け、上記各仕切片間に上記
    容器の供給を受けるように構成したものであることを特
    徴とする食品等の容器自動供給装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイドレールの幅調整手段を設け、
    該幅調整手段により上記ガイドレールの幅を上記搬送コ
    ンベヤの搬送方向に直交する近接又は離間方向に調整可
    能に構成したものであることを特徴とする請求項1又は
    2記載の食品等の容器自動供給装置。
  4. 【請求項4】 上記供給コンベヤの終端可動部の可動範
    囲の調整手段を設け、当該調整手段により上記可動範囲
    を容器の種類の応じて調整可能に構成したものであるこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載の食品等の容器自
    動供給装置。
  5. 【請求項5】 上記容器搬送手段の容器搬送径路途中
    に、上記容器内に食品等を供給する食品等供給部を配設
    すると共に、上記搬送コンベヤを間歇駆動する間歇駆動
    手段を設け、上記搬送コンベヤの停止状態において上記
    食品等供給部下方に位置する容器内に食品等を供給する
    ように構成したものであることを特徴とする請求項1〜
    4の何れかに記載の食品等の容器自動供給装置。
  6. 【請求項6】 上記容器への上記食品等の供給位置を原
    点位置と定め、当該原点位置から一定ピッチで上記搬送
    コンベヤを間歇駆動する構成とし、上記容器搬送手段は
    上記搬送コンベヤの間歇駆動の停止状態において上記容
    器の供給を受けるように構成したものであることを特徴
    とする請求項5に記載の食品等の容器自動供給装置。
  7. 【請求項7】 上記搬送コンベヤの上記原点位置を容器
    の種類に応じて設定可能に構成したものであることを特
    徴とする請求項5又は6に記載の食品等の容器自動供給
    装置。
  8. 【請求項8】 上記食品等供給部下方に容器持上げブロ
    ックを設け、上記食品等供給部の食品等の供給時に当該
    持上げブロックにて上記容器搬送手段の容器を上記食品
    等供給部の供給口近傍まで持上げるように構成したもの
    であることを特徴とする請求項5〜7の何れかに記載の
    食品等の容器自動供給装置。
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