JP2002240337A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JP2002240337A JP2001044605A JP2001044605A JP2002240337A JP 2002240337 A JP2002240337 A JP 2002240337A JP 2001044605 A JP2001044605 A JP 2001044605A JP 2001044605 A JP2001044605 A JP 2001044605A JP 2002240337 A JP2002240337 A JP 2002240337A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラテンローラがグレーズ層の形状に追従し
ないサーマルヘッドを提供する。 【解決手段】 ヘッド基板3上に設けられた第1のグレ
ーズ層20aに平行に配置される第2のグレーズ層20
bと、第1のグレーズ層上に設けられた発熱体2と、第
2のグレーズ層上に一部が重なるように設けられた共通
電極21の一部を露出させるように覆い設けられた絶縁
性保護膜23と、発熱体と共通電極の一部を露出させて
覆い設けられた導電性保護膜24とを備えたサーマルヘ
ッドにおいて、絶縁性保護膜23の、共通電極21側で
の端辺23dを、第1のグレーズ層と第2のグレーズ層
の間25に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する 技術分野】本発明は、サーマルヘッド
に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、従来のサーマルヘッ
ドは、セラミックなどの支持板1の上に、発熱体2を印
刷形成したヘッド基板3と、プリント配線板4を粘着材
5等によって固定し、該プリント配線板4上には発熱体
2を駆動する集積回路からなる駆動素子6を搭載してい
る。そして、前記駆動素子6上にはその保護を目的とし
て樹脂7が塗布されている。また、前記プリント配線板
4には、外部との電気的な接続を目的として、コネクタ
ー8が配置されている。更に、前記発熱体2上には、ゴ
ム製のプラテンローラー9が配置され、感熱紙等の記録
媒体10が押圧接触している。以下、図8乃至図11に
基づいて具体的に説明する。
【0003】図8のサーマルヘッドと感熱紙等の記録媒
体との接触付近の拡大断面図及び図9、図10、図11
の発熱体付近の拡大平面図に示すように、アルミナAl2O
3 等の材料で構成されたヘッド基板3上に、ガラス等か
らなる略断面半円状の第1のグレーズ層11aと、該第
1のグレーズ層11aに略平行に配置される第2のグレ
ーズ層11b、第3のグレーズ層11cがそれぞれ形成
されている。
【0004】また、金、銀等の導電性材料からなる共通
電極12が前記第2のグレーズ層11bに沿って形成さ
れ、前記第1のグレーズ層11aと交わるように共通リ
ード電極12a、及び金等からなる個別リード電極13
が形成され、更に、前記第1のグレーズ層11a上に、
該第1のグレーズ層11aに沿うように酸化ルテニウム
等からなる発熱体2が形成されている。また、前記発熱
体2の上にはガラス材料等からなる絶縁性保護膜14を
前記共通リード電極12aの一部を残して略全面にわた
り形成され、該絶縁性保護膜14上には、記録媒体10
との摩擦帯電によるサーマルヘッドの静電気破壊の防止
や、記録媒体7との摩擦による劣化を防止するといった
耐磨耗性の向上、感熱紙等の記録媒体に含まれるNa+
オン、K+イオン、Cl- イオン等による化学破壊の防止等
を目的として、導電性保護膜15が前記共通電極12と
部分的に接し、前記発熱体2を略全面にわたって覆うよ
うに形成されている。
【0005】ここで、図8の断面図に示すように、前記
発熱体2による発熱は、前記絶縁性保護膜14、前記導
電性保護膜15を通して、プラテンローラ9による押力
でサーマルヘッドに押し当てられた感熱紙等の記録媒体
10に、熱伝導により加えられる。しかしながら、近年
のダウンサイジング化の動向により、サーマルヘッドの
小型化が求められており、その結果、特に前記発熱体2
に直交する方向(以下、短手方向という)の寸法が小さ
くなってきている。
【0006】また、前記ヘッド基板3の製造は、通常、
複数個の前記ヘッド基板が割り付けられたシート形態
で、前記共通電極12、共通リード電極12a、個別リ
ード電極13、発熱体2、絶縁性保護膜14、導電性保
護膜15等が形成された後に各小片に分割される。この
時、前記第3のグレーズ層11cは前記ヘッド基板3の
端部にわたって平坦部を確保するためにシート形態にお
いては隣接の小片に跨がるように連続して前記第2のグ
レーズ層11bが形成されている。
【0007】ここで、前記ヘッド基板3の短手方向に対
する寸法の縮小化に伴い、前記第2のグレーズ層11b
は、前記第1のグレーズ層11aの近傍に略平行に形成
されることになる。その結果、プラテンローラ9による
感熱紙等の記録媒体10への押力は前記発熱体付近だけ
でなく、前記発熱体2が形成された前記第1のグレーズ
層11aの近傍に形成された前記第2のグレーズ層11
b上にも押し当てられることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以下、図8、図12、
図13に示す従来のサーマルヘッドの部分拡大断面図及
び図9乃至図11図に示す部分拡大平面図を参照しなが
ら本発明が解決しようとする課題を説明する。アルミナ
Al2O3 等の電気絶縁性の前記ヘッド基板3上に、前記第
1のグレーズ層11aと、前記第1のグレーズ層11a
に略平行に配置される前記第2のグレーズ層11b、前
記第3のグレーズ層(図示せず、図8の11c)、前記
共通電極12、共通リード電極12a、及び前記個別リ
ード電極13、前記発熱体2を備え、さらにガラス材料
等からなる一層構造の絶縁性保護膜14又は下層の絶縁
性保護膜14a、上層の絶縁性保護膜14bが2層構造
として略全面にわたり形成されている。
【0009】前記したように記録媒体との摩擦帯電によ
るサーマルヘッドの静電気破壊の防止や、記録媒体との
摩擦による劣化を防止するといった耐磨耗性の向上、感
熱紙等の記録媒体に含まれるNa+ イオン、K+イオン、Cl
- イオン等による化学破壊の防止等を目的として、導電
性保護膜15が形成されている。
【0010】また、前記導電性保護膜15を前記共通電
極12と接続するため、前記共通電極12の一部を露出
するように前記絶縁性保護膜14の一端が前記共通電極
12の斜面上に位置するように形成されている。ここ
で、厚膜印刷技術により上記各層を形成する場合、各層
の端辺は、スクリーン印刷時にスクリーン開口部の外周
辺に沿って突起16が生じる。さらに、前記絶縁性保護
膜を、ピンホール等の発生による絶縁性の低下の影響を
抑えるために2層構造とする場合、下層の絶縁性保護膜
14aと上層の絶縁性保護膜14bの端辺が同領域に形
成されることとなり、各層の端辺に生じる突起が重なっ
てしまい、その突起の高さが下層の絶縁性保護膜のみの
突起に比べ、増加してしまう。
【0011】また、図13のように一層の絶縁性保護膜
14とする場合は、前記ピンホール等の発生を抑えるた
めに層を厚く印刷形成することが必要となり、層が厚く
なるために、この場合も前記絶縁性保護膜の多層構造と
同様に絶縁性保護膜14の共通電極12側の端辺に突起
16が生じる。このような前記突起16が、図8のよう
にプラテンローラ9の押圧下に存在した場合、突起16
が感熱紙等の記録媒体10の走行に伴い記録媒体の表面
を引っかくことになり、印字面にキズが生じ印字品位を
損なってしまう。また、熱転写リボンなどを用いる熱転
写記録方式においては、前記突起16の影響として、熱
転写リボンのキズ・破れ・シワの発生等により、正常な
印字が出来ない。
【0012】この対策として前記突起を研磨することに
より該突起を削除し表面を平坦化することで、前述した
印字品位の確保不可、及び印字キズ発生等の、該突起に
よる影響を排除している。しかしながら、サーマルヘッ
ドの製造過程において、研磨作業を追加することによ
り、新たな工数の追加、及びコスト増加等のデメリット
が生じてしまう。また、前記突起のみを特定し研磨する
ことは非常に困難であり、近傍に配置された前記発熱体
上部の保護膜を同時に研磨してしまう。この場合、前記
保護膜が部分的に薄くなり、サーマルヘッドの印字濃度
が部分的に不均一になる。また、研磨による厚み方向の
調整も困難であり、過度の研磨の場合には、下層の前記
共通電極、共通リード電極等を破損してしまう恐れがあ
り、サーマルヘッドの不良品発生の原因になる。本発明
は、プラテンローラ押圧下での突起の発生を抑え、記録
媒体などへの印字キズを回避するだけでなく、印字品位
を高めることのできるサーマルヘッドを提案する。
【0013】
【課題を解決するための手段】絶縁基板と、前記絶縁基
板上に設けられた第1のグレーズ層、該第1のグレーズ
層に平行に配置された第2のグレーズ層と、前記第1の
グレーズ層上に設けられた発熱体と、前記第2のグレー
ズ層上に少なくとも一部が重なるように設けられた共通
電極と、前記共通電極の一部を露出させるように覆い設
けられた絶縁性保護膜と、少なくとも前記発熱体と前記
共通電極の一部を露出させて覆い設けられた導電性保護
膜とを備えサーマルヘッドにおいて、前記絶縁性保護膜
の、前記共通電極側での端辺を、前記第1のグレーズ層
と前記第2のグレーズ層間に配置する。絶縁性保護膜形
成時に発生する突起が抑制される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、第1の実施の形態を示
し、その共通電極と絶縁性保護膜近傍の断面構造を示し
ている。図1に示すように、アルミナAl2O3 等の電気絶
縁性のヘッド基板3上に、ガラス等からなる略断面半円
状の第1のグレーズ層20aと、該第1のグレーズ層2
0aに略平行に配置される第2のグレーズ層20b、第
3のグレーズ層(図示せず)が形成されている。さら
に、金、銀等の導電性材料からなる共通電極21、共通
リード電極21a及び金等からなる個別リード電極22
が形成され、さらに、酸化ルテニウムRuO2等からなる発
熱体2が前記第1のグレーズ層20a上に形成されてい
る。さらにこれらの上には、ガラス材料等からなる上層
の絶縁性保護膜23bと下層の絶縁性保護膜23aが2
層構造として略全面にわたり形成されている。さらに前
記絶縁性保護膜上に記録媒体との摩擦帯電による静電気
の影響を防止するという目的や、該記録媒体との摩擦に
よる劣化を防止するといった耐磨耗性の向上、感熱紙等
の該記録媒体に含まれるNa+ イオン、K+イオン、Cl-
オン等による化学破壊の防止等を目的として、導電性保
護膜24が前記共通電極21と部分的且つ電気的に接続
するように形成されている。
【0015】ここで、前記発熱体2が形成された前記第
1のグレーズ層20aと、該第1のグレーズ層20aに
略平行に形成された前記第2のグレーズ層20bを近接
して配置することにより、第1のグレーズ層20aと第
2のグレーズ層20bの間隙部25の部分は、プラテン
ローラがグレーズ層個々の形状に追従せず、プラテンロ
ーラの押圧の影響を受けないことが分かった。
【0016】そこで本発明は、この前記間隙部25に着
目し、前記二層の絶縁性保護膜23a、23bの共通電
極21側の端辺23cを該間隙部25の内側に位置する
ように形成する。すると、前記突起が記録媒体と接触し
ない前記間隙部内に形成されることになり、感熱紙等の
記録媒体に対し印字キズの影響を排除して印字品位の向
上が望め、さらに熱転写方式においては、熱転写リボン
の傷・破れ・シワ等の発生を防ぐことができる。
【0017】次に、第2の実施の形態を図2に基づいて
説明する。図2に示すように、絶縁性保護膜を一層構造
の絶縁性保護膜23とした場合も、第1の実施の形態と
同様に、プラテンローラーの押圧によっても、感熱紙等
の記録媒体がサーマルヘッドに接触しない間隙部25が
第1のグレーズ層20aと第2のグレーズ層20bとの
間に存在する。この場合も、前記絶縁性保護膜23の共
通電極側の端辺23cを、前記間隙部25内に形成する
ことにより、感熱紙等の記録媒体に対し印字キズの影響
を排除して印字品位の向上が望め、さらに熱転写リボン
等に対し破れや傷、シワ等の発生を防ぐことができる。
【0018】次に、第3の実施の形態を図3に基づいて
説明する。図3に示すように、二層の絶縁性保護膜27
a、27bを形成する際に、上層の絶縁性保護膜27b
の端辺27cと下層の絶縁性保護膜27aの端辺27d
を同一の位置ではなく、前記発熱体2と直交する方向に
ずらせるように形成する。好適には、前記上層の絶縁性
保護膜27bの端辺27cを前記第1のグレーズ層20
aと前記第2のグレーズ層20bの前記間隙部25内に
形成する。さらにその上に、導電性保護膜24が形成さ
れている。
【0019】このように前記導電性を有する保護膜と前
記共通電極との接触領域が確保されることにより、記録
媒体との摩擦帯電による静電気の影響を防止するという
目的や、記録媒体との摩擦による劣化を防止するといっ
た耐磨耗性の向上、感熱紙等の記録媒体に含まれるNa+
イオン、K+イオン、Cl- イオン等による化学破壊の防止
等の目的は維持されることとなる。さらに、記録媒体等
に対し印字キズの影響を排除して印字品位の向上が望
め、さらに熱転写方式では、熱転写リボンに対し、傷・
破れ・シワ等の発生を防ぐことができる。
【0020】次に、第4の実施の形態を図4に基づいて
説明する。図4に示すように、二層の絶縁性保護膜27
a、27bの下層の絶縁性保護膜27aの端辺27e
を、第1のグレーズ層20aと第2のグレーズ層20b
の間隙部25内に形成し、その上に導電性保護膜24が
形成されている。この場合も、第3の実施の形態と同様
の効果を奏するサーマルヘッドを提供することができ
る。
【0021】次に、第5の実施の形態を図5に基づいて
説明する。図5に示すように、二層の絶縁性保護膜27
a、27bの下層の絶縁性保護膜27aを覆うように、
上層の絶縁性保護膜27bの端辺27eを共通電極21
の斜面部に形成したものである。このようにして導電性
保護膜24と共通電極21との接触領域は確保しておく
ことにより、導電性保護膜24の静電気・化学破壊等に
よるサーマルヘッドの破壊防止効果は、維持されること
となる。この場合、従来の突起の高さを約0.5 倍に削減
することができ、記録媒体等に対し印字キズの影響を排
除して印字品位の向上が望め、さらに熱転写方式では、
熱転写リボンに対し、傷・破れ・シワ等の発生を防ぐこ
とができる。
【0022】次に、第6の実施の形態を図6に基づいて
説明する。図6に示すように、下層の絶縁性保護膜27
aを上層の絶縁性保護膜27bの端辺27fよりも短手
方向に長くなるように共通電極21の斜面部に形成した
ものである。そして、導電性保護膜24と共通電極21
との接触領域は確保しておくことにより、導電性保護膜
24の静電気・化学破壊等によるサーマルヘッドの破壊
防止効果は、維持されることとなる。この実施の形態
も、従来の突起の高さを約0.5 倍に削減することができ
る。このため、記録媒体等に対し印字キズの影響を排除
して印字品位の向上が望め、さらに熱転写方式では、熱
転写リボンに対し、傷・破れ・シワ等の発生を防ぐこと
ができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、前記突起が形成される領域を
短手方向の間隙部に前記突起が位置するように形成して
プラテンローラの押圧下に存在しないようにしたから、
記録媒体への印字キズを回避でき、印字品位の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサーマルヘッドの第1の実施に形
態の部分拡大断面図。
【図2】本発明によるサーマルヘッドの第2の実施の形
態の部分拡大断面図。
【図3】本発明によるサーマルヘッドの第3の実施の形
態の部分拡大断面図。
【図4】本発明によるサーマルヘッドの第4の実施の形
態の部分拡大断面図。
【図5】本発明によるサーマルヘッドの第5の実施の形
態の部分拡大断面図。
【図6】本発明によるサーマルヘッドの第6の実施の形
態の部分拡大断面図。
【図7】一般的なサーマルヘッドの断面図。
【図8】図7の部分拡大図。
【図9】従来のサーマルヘッドの絶縁性保護膜が形成さ
れる前の状態の部分拡大平面図。
【図10】図9に絶縁性保護膜が形成された状態の部分
拡大平面図。
【図11】図10に導電性保護膜が形成された状態の部
分拡大平面図。
【図12】 従来のサーマルヘッドの絶縁性保護膜が2
層の部分拡大断面図。
【図13】 従来のサーマルヘッドの絶縁性保護膜が1
層の部分拡大断面図。
【符号の説明】
1・・支持板 2・・発熱体 3・・ヘッド基板 4・
・プリント配線板 6・・駆動素子 20a・・第1のグレーズ層 20b
・・第2のグレーズ層 21・・共通電極 21a・・共通リード電極 23・
・絶縁性保護膜 23a・・下層の絶縁性保護膜 23b・・上層の絶縁
性保護膜 24・・導電性を有する保護膜 25・・第1のグレー
ズ層と第2のグレーズ層の間隙部 26・・突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板と、前記絶縁基板上に設けられ
    た第1のグレーズ層、該第1のグレーズ層に平行に配置
    された第2のグレーズ層と、前記第1のグレーズ層上に
    設けられた発熱体と、前記第2のグレーズ層上に少なく
    とも一部が重なるように設けられた共通電極と、前記共
    通電極の一部を露出させるように覆い設けられた絶縁性
    保護膜と、少なくとも前記発熱体と前記共通電極の一部
    を露出させて覆い設けられた導電性保護膜とを備えたサ
    ーマルヘッドにおいて、前記絶縁性保護膜の、前記共通
    電極側での端辺を、前記第1のグレーズ層と前記第2の
    グレーズ層間に配置したことを特徴とするサーマルヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 絶縁基板と、前記絶縁基板上に設けられ
    た第1のグレーズ層、該第1のグレーズ層に平行に配置
    された第2のグレーズ層と、前記第1のグレーズ層上に
    設けられた発熱体と、前記第2のグレーズ層上に少なく
    とも一部が重なるように設けられた共通電極と、前記共
    通電極の一部を露出させるように覆い設けられた絶縁性
    保護膜と、少なくとも前記発熱体と前記共通電極の一部
    を露出させて覆い設けられた導電性保護膜とを備えたサ
    ーマルヘッドにおいて、 前記絶縁性保護膜が第1の絶縁性保護膜と第2の絶縁性
    保護膜で積層されてなり、前記第1の絶縁性保護膜又は
    前記第2の絶縁性保護膜の前記共通電極側での端辺が、
    前記第2の絶縁性保護膜又は前記第2の絶縁性保護膜の
    前記共通電極側での端辺に対して、前記発熱体に直交す
    る方向にずらして配置したことを特徴とするサーマルヘ
    ッド。
  3. 【請求項3】 前記第1の絶縁性保護膜と前記第2の絶
    縁性保護膜のいずれか一方の共通電極側での端辺を、前
    記第1のグレーズ層と前記第2のグレーズ層との間に配
    置したことを特徴とする請求項2のサーマルヘッド。
  4. 【請求項4】 前記第1の絶縁性保護膜と前記第2の絶
    縁性保護膜のいずれか一方の共通電極側での端辺を、前
    記第2のグレーズ層上に配置したことを特徴とする請求
    項2のサーマルヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015157448A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 京セラ株式会社 サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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