JP2002240238A - ストライプ状厚膜印刷用スクリーン、ストライプ状厚膜の印刷方法、および放電表示装置 - Google Patents

ストライプ状厚膜印刷用スクリーン、ストライプ状厚膜の印刷方法、および放電表示装置

Info

Publication number
JP2002240238A
JP2002240238A JP2001042004A JP2001042004A JP2002240238A JP 2002240238 A JP2002240238 A JP 2002240238A JP 2001042004 A JP2001042004 A JP 2001042004A JP 2001042004 A JP2001042004 A JP 2001042004A JP 2002240238 A JP2002240238 A JP 2002240238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thick film
printing
screen
stripe
thick
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001042004A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Hiroshima
政幸 廣嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritake Co Ltd
Noritake Electronics Ltd
Original Assignee
Noritake Co Ltd
Noritake Electronics Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritake Co Ltd, Noritake Electronics Ltd filed Critical Noritake Co Ltd
Priority to JP2001042004A priority Critical patent/JP2002240238A/ja
Publication of JP2002240238A publication Critical patent/JP2002240238A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Screen Printers (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ストライプ状の厚膜を高い寸法・形状精度で形
成し得る厚膜印刷用スクリーン、厚膜印刷方法、および
寸法・形状精度の高い厚膜を備えた放電表示装置を提供
する。 【解決手段】開口部56の幅寸法がその一端の5〜6(mm)
程度の範囲内において小さくされたパターンを備えたス
クリーン製版を用い、その開口部56の他端からその一
端に向かう方向に沿ってスキージを摺動させて厚膜印刷
を施すことにより、背面板内面にストライプ状の隔壁が
形成されることから、その摺動方向終端部におけるその
隔壁の高さ寸法および幅寸法の増大が抑制される。した
がって、その終端部において高さ寸法が部分的に高くな
ることに起因して隔壁頂部と前面板内面との隙間が生ず
ることが抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストライプ状の厚
膜を形成する技術およびストライプ状の厚膜を備えた放
電表示装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ストライプ状の厚膜を備えた構
造体の一例として、例えば、背面板(基板)およびそれに
平行に対向配置された透明な前面板の間に形成された気
密空間内に複数の放電空間を備え、それら複数の放電空
間内の放電により発生させられた光を前面板を通して射
出する形式のプラズマ・ディスプレイ・パネル(Plasma
Display Panel:PDP)等の放電表示装置が知られて
いる。このような放電表示装置では、背面板内面に例え
ば複数本のストライプ状の隔壁(リブ状壁)が備えられ、
気密空間が複数本の放電空間に区分される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の隔壁は、例え
ば、フィラー(充填材)や顔料等を適宜含む厚膜絶縁体で
構成されるものである。このような隔壁は、例えば、メ
ッシュに合成樹脂(レジスト)等で開口パターンを形成し
たスクリーン上に厚膜絶縁ペーストを供給し、スキージ
等を一方向に沿って摺動させることによりその開口部か
らその厚膜絶縁ペーストを押し出して背面板(或いは前
面板)上に塗布する厚膜スクリーン印刷法を利用して設
けられる。
【0004】ところで、隔壁のようなストライプ状の厚
膜を形成する際にスクリーン印刷法を利用する場合に
は、スキージで押し下げられたスクリーンの撓み変形に
起因するパターン位置精度の低下を可及的に抑制すべ
く、一般に、その長手方向に沿ってスキージが摺動させ
られる。しかしながら、このように摺動方向が設定され
た結果として、その終端部において厚膜の厚さ寸法およ
び幅寸法が大きくなる問題があった。
【0005】例えば、厚膜の厚さ寸法が120(μm)程度に
設定されている場合には、その増大量は10〜20(μm)程
度になる。また、幅寸法も同様な割合だけ増大する。そ
のため、ストライプ状の厚膜に高い寸法精度が要求され
る場合には、その要求品質を満たすことが困難となって
いた。因みに、放電表示装置において上記のように終端
部における隔壁高さが高くなると、前面板内周部でその
内面と隔壁頂部との間に上記増大量に応じた大きさの隙
間が生じる。このような隙間は、前面板の共振に起因す
るノイズや、その隙間を経由して放電ガス・イオンが隣
接する放電空間にまで広がることに起因するクロストー
ク等を発生させ得るため、その大きさを例えば10(μm)
程度以下に留めなければならない。
【0006】本発明は、以上の事情を背景として為され
たものであって、その目的は、ストライプ状の厚膜を高
い寸法・形状精度で形成し得る厚膜印刷用スクリーン、
厚膜印刷方法、および寸法・形状精度の高い厚膜を備え
た放電表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための第1の手段】斯かる目的を達成
するため、本発明の要旨とするところは、互いに平行な
複数本の開口部から成るストライプ状厚膜印刷パターン
が設けられた厚膜印刷用スクリーンであって、(a)前記
複数本の開口部の各々が、その長手方向における一端か
ら他端側に向かう所定の範囲内においてその一端に向か
うに従って幅寸法を小さくされたことにある。
【0008】
【第1発明の効果】このようにすれば、開口部の幅寸法
がその一端の所定範囲内において小さくされることか
ら、このようなパターンを備えたスクリーンを用いて厚
膜印刷を施す際には、その所定範囲ではスクリーンから
被印刷面に向かって押し出される厚膜絶縁ペーストの量
が減じられる。そのため、その被印刷面に形成されるス
トライプ状厚膜パターンがその一端において厚くなるよ
うな条件下においても、その厚みの増大が抑制される。
例えば細幅寸法となった上記一端をスキージの摺動方向
における終端側に設定することにより、従来の摺動方向
終端部における厚さ寸法の増大が抑制される。したがっ
て、ストライプ状の厚膜を高い寸法・形状精度で形成す
ることの可能な厚膜印刷用スクリーンが得られる。
【0009】
【第1発明の他の態様】ここで、好適には、(b)前記厚
膜印刷用スクリーンは、放電表示装置において放電空間
を相互に区画するためのストライプ状の隔壁を印刷形成
するためのものであり、(c)前記所定の範囲は、前記放
電表示装置において表示に用いられない周縁部領域に対
応する位置に設けられたものである。このようにすれ
ば、放電表示装置の隔壁を形成するための厚膜印刷用ス
クリーンにおいて、その放電表示装置の非表示領域に対
応する範囲内で開口部の幅寸法が小さくされる。そのた
め、このスクリーンを用いて隔壁を形成すると、その非
表示領域内では、その高さ寸法が開口部の幅寸法の一様
な場合に比較して低くなるが、この非表示領域で前面板
と隔壁頂部との間に隙間が生じ延いてはクロストーク等
が生じても、放電表示装置の表示品質には影響しない。
したがって、隔壁とその頂部に当接させられる前面板と
の間に隙間が生じる程度まで開口部の幅寸法を小さくし
得るため、その非表示領域内における隔壁高さ寸法を十
分に低くして表示領域内における隙間の発生を一層確実
に抑制できる。
【0010】
【課題を解決するための第2の手段】また、前記目的を
達成するための第2発明の印刷方法の要旨とするところ
は、前記第1発明のストライプ状厚膜印刷用スクリーン
を用いてストライプ状厚膜を印刷する方法であって、
(a)前記スクリーン上に厚膜印刷ペーストを供給して、
前記他端から前記一端に向かう方向に沿ってスキージを
摺動させることにある。
【0011】
【第2発明の効果】このようにすれば、開口部の幅寸法
がその一端の所定範囲内において小さくされたパターン
を備えたスクリーンを用いて、その開口部の他端から一
端に向かう方向に沿ってスキージを摺動させることによ
り厚膜印刷が施されることから、その一端側の所定範囲
ではスクリーンから被印刷面に向かって押し出される厚
膜絶縁ペーストの量が減じられる。そのため、その一端
側すなわち摺動方向の終端部における膜厚および幅寸法
の増大が抑制される。したがって、ストライプ状の厚膜
を高い寸法・形状精度で形成することができる。
【0012】
【課題を解決するための第3の手段】また、前記目的を
達成するための第3発明の放電表示装置の要旨とすると
ころは、(a)前記第2発明のストライプ状厚膜の印刷方
法を用いて所定の基板の一面に厚膜絶縁ペーストを塗布
することにより、気密空間を複数本の放電空間を区分す
るためのストライプ状の隔壁を形成したことにある。
【0013】
【第3発明の効果】このようにすれば、開口部の幅寸法
がその一端の所定範囲内において小さくされたパターン
を備えたスクリーンを用い、その開口部の他端から一端
に向かう方向に沿ってスキージを摺動させて厚膜印刷を
施すことにより、基板の一面にストライプ状の隔壁が形
成されることから、その一端側の所定範囲すなわち摺動
方向の終端部におけるその隔壁の高さ寸法および幅寸法
の増大が抑制される。したがって、その終端部において
高さ寸法が部分的に高くなることに起因して隔壁頂部と
前面板内面との隙間が生ずることが抑制されることか
ら、ノイズやクロストーク等が好適に抑制された放電表
示装置が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の隔壁の修正方法を適用し
て製造した3電極構造のAC型カラーPDP10の構成
を、一部を切り欠いて示す斜視図である。図において、
PDP10は、例えば互いに平行に配置された前面板1
2および背面板14と、それらの間に形成された偏平な
気密空間を一方向に沿って配列された複数の放電空間1
6に区画する複数本の長手状の隔壁18とを備えてい
る。これら前面板12および背面板14は、何れも透光
性を有するソーダライム・ガラス製平板から成るもので
ある。本実施例においては、背面板14が基板に、隔壁
18がリブ状壁にそれぞれ相当する。
【0016】上記の前面板12上には、上記隔壁18の
長手方向と直交する一方向に沿って互いに平行に配置さ
れた複数対の表示放電電極20a、20b(以下、特に
区別しないときは単に表示放電電極20という)が、各
対相互に一定の中心間隔を以て備えられ、硼珪酸ガラス
等の低軟化点ガラスから成る誘電体層22および酸化マ
グネシウム(MgO)等から成る保護膜24で覆われてい
る。複数本の表示放電電極24の各々は、例えばITO
(Indium Tin Oxide:酸化インジウム錫)やATO(Antim
on Tin Oxide:酸化アンチモン錫)等の透明導体材料か
ら成る透明電極26と、その透明電極26の導電性を補
うために表示放電電極20の各対毎の外側位置に重ねて
設けられ、例えば銀(Ag)、クロム(Cr)、銅(Cu)等の金属
材料から成る金属電極28とから構成されている。な
お、上記保護膜24は、誘電対層22のスパッタリング
を防止する目的で設けられたものであるが、二次電子放
出係数の高い誘電体から構成されていることから、実質
的に放電電極として機能する。
【0017】一方、上記の背面板14上には、その略全
面を覆う低アルカリガラス或いは無アルカリガラス等か
ら成るアンダ・コート30が設けられ、その上に厚膜銀
等から成る複数本の書込電極32が前記複数の隔壁18
に沿ってそれらの間の位置に、低軟化点ガラスおよび白
色の酸化チタン等の無機フィラー等から成るオーバ・コ
ート34に覆われて設けられている。これらアンダ・コ
ート30およびオーバ・コート34は、厚膜銀から成る
書込電極32と背面板14との反応および後述の蛍光体
層42の汚染を防止する目的で設けられている。
【0018】また、前記隔壁18は、幅50〜150(μm)程
度、高さ100〜200(μm)程度の寸法に、放電空間16お
よび書込電極32の中心間隔に略等しい200〜500(μm)
程度の中心間隔を以て上記のオーバ・コート34上に設
けられたものである。なお、オーバ・コート34は背面
板14の略全面を覆うものであり、隔壁18は実質的に
背面板14の内面に設けられている。この隔壁18は、
例えば、硼酸、硼珪酸、酸化鉛系等の低軟化点ガラスを
主成分としてアルミナ粒子等の無機フィラ−を5〜30(%)
程度の割合で含み、必要に応じて着色顔料を更に含む気
孔率が50〜80(%)程度の比較的緻密な厚膜である。隔壁
18の頂部36は前面板12内面(厳密には保護膜24
の表面)に当接させられ、これにより、放電空間16が
相互に空間的に分離させられている。
【0019】図2は、隔壁18の長手方向に沿ったPD
P10の断面において、その隔壁18を側面視における
形状を説明する図である。隔壁18の高さ寸法はha=10
0〜200(μm)程度の略一様な値であるが、その一端側、
例えば図における右端側の範囲eでは、その一端に向か
うに従って高さ寸法が次第に低くなっている。範囲eの
長さ寸法は例えば2〜6(mm)程度、好適には5〜6(mm)程度
であり、最も低くなった一端における高さ寸法hbは例え
ばhaよりも10〜30(μm)程度だけ小さい値である。その
ため、その範囲eでは、前面板12内面と隔壁頂部36
との間に隙間42が存在し、放電空間16相互が完全に
は分離されていない。他の部分では前面板12と隔壁1
8とは略密接する。なお、PDP10の周縁部に設けら
れている非表示領域(ダミー・エリア)は、隔壁18の長
手方向において2〜10(mm)程度、好適には5〜10(mm)程度
であり、上記範囲eはその非表示領域内に設けられてい
る。したがって、隔壁18の高さ寸法は、表示領域内で
略一様であり、その高さ寸法よりも高い部分は存在しな
い。
【0020】また、上記隔壁18の幅寸法はwa=50〜15
0(μm)程度の略一様な値であるが、上記範囲eを含む一
端の平面視を図3に示すように、その範囲eではその一
端に向かうに従ってその幅寸法が次第に狭くなる滑らか
な段付形状になっている。最も狭い一端における幅寸法
wbは、例えばwaよりも30〜80(μm)だけ小さい値であ
る。
【0021】図1に戻って、背面板14の内面(厳密に
はオーバ・コート34の表面)38および隔壁18の側
面40、すなわち放電空間16の内壁面のうち前面板1
2の内面を除く位置には、各放電空間16毎に塗り分け
られた蛍光体層42が例えば50(μm)程度以下の範囲内
において色毎に定められた厚みで設けられている。蛍光
体層42は、例えば紫外線励起により発光させられるR
(赤),G(緑),B(青)等の発光色に対応する蛍光
体から成るものであり、隣接する放電空間16相互に異
なる発光色となるように設けられている。なお、前記の
図2および図3においては、この蛍光体層42や前記の
書込電極32等を省略して示した。
【0022】以上のように構成されるPDP10は、例
えば、以下のように駆動される。すなわち、先ず、一方
の表示放電電極20aに所定の負電圧を印加して順次走
査すると同時に、その走査のタイミングに同期して所定
の書込電極32に所定の正電圧を印加することにより、
正電圧が印加された書込電極32と表示放電電極20a
との間で順次書込放電させて、表示放電電極20aを覆
う保護膜24上に電荷を蓄積して発光させる区画(表示
区画)を選択する。その後、全ての表示放電電極20
a、20bに所定の放電維持パルスを印加して表示放電
を発生させ且つ所定時間維持して、選択された表示区画
内の蛍光体層42を励起して発光させ、その光を前面板
12を通して射出することにより、一画像を表示する。
上記の表示区画の選択および発光が一定周期で繰り返さ
れることにより所望の画像が連続的に表示される。
【0023】このとき、PDP10は、放電空間16の
分離を不完全なものとする前面板12と隔壁18との隙
間42が、表示に無関係なダミー・エリア内だけに存在
し、表示領域内では放電空間16が確実に分離されてい
る。そのため、放電により発生するガス・イオン、紫外
線や蛍光体の発光が隣接する放電空間16内に漏れ出な
いことから、それらの漏れに起因する混色(クロストー
ク)は表示領域内において発生しない。しかも、隙間4
2が表示領域内に存在する場合のような前面板12の共
振延いてはノイズの発生もない。なお、詳細な駆動方法
は本実施例の理解に不要であるため説明を省略する。
【0024】ところで、PDP10は、薄膜或いは厚膜
形成技術を利用して前面板12および背面板14にそれ
ぞれ膜形成した後、それらの膜形成面が対向する向きで
重ね合わせ、周縁部においてガラス封着することにより
製造されたものである。前面板12への膜形成工程にお
いては、その内面に例えば蒸着等の薄膜技術を用いて透
明電極26を形成した後、厚膜スクリーン印刷法等の厚
膜技術を用いて金属電極28および誘電体層22を順次
形成し、更に、薄膜技術を用いて保護膜24を設ける。
一方、背面板14への膜形成工程では、その内面上に厚
膜絶縁ペースト或いは厚膜導体ペーストを例えば厚膜ス
クリーン印刷法を用いて順次塗布することにより、アン
ダ・コート30、書込電極32、オーバ・コート34、
および隔壁18を順次形成し、更に、その隔壁18の頂
部36上から蛍光体ペーストを塗布することにより蛍光
体層42が形成される。なお、前面板12および背面板
14の何れの厚膜形成工程においても、必要に応じて厚
膜ペーストが繰り返し塗布されて積層されることによ
り、所望の厚みの厚膜が設けられる。
【0025】上記製造工程のうち隔壁18の形成工程で
は、先ず、既に形成されたオーバ・コート34の内面3
8上に厚膜スクリーン印刷法により厚膜絶縁ペーストを
ストライプ状に印刷する。この塗布(印刷)工程は、例え
ば図4に示すようにスクリーン製版44を内面38から
上方に僅かに離隔した高さ位置に配置して、その上に厚
膜絶縁ペースト46を適量載せ、スクリーン48を押し
下げつつスキージ50を矢印Sで示す一方向に沿って摺
動させることによって行われる。これにより、その厚膜
絶縁ペースト46がそのS方向に送られつつスクリーン
48の開口部から押し出され、内面38上に塗布され
る。
【0026】図5は、上記のスクリーン製版44の要部
構成を説明する平面図である。図において、製版44
は、例えば対辺が互いに平行な四辺によって囲まれた矩
形の版枠52を備えており、前記のスクリーン48はそ
の版枠52に周縁部において接着剤等で接着されてい
る。版枠52は、例えばアルミニウムや軽合金等の軽量
金属材料から成り、例えば、1000〜2000(mm)程度の枠寸
法を有するものである。一方、スクリーン48は、例え
ばステンレス鋼等の金属製の細線を縦糸および横糸とし
て織ったメッシュ(網)であり、例えば325メッシュ
(#325)程度のものが用いられる。このスクリーン
48は、例えば株式会社トープロテック社製のSTG−
75G型テンションゲージを用いて測定した値で0.8〜
0.85(mm)程度に相当する張力を付与された状態で版枠5
2に接着されている。
【0027】また、スクリーン48の全面には、例えば
10〜200(μm)程度の厚みを備えた感光性樹脂54が固着
されている。そのため、スクリーン48の感光性樹脂5
4を含めた全厚みは、例えば50〜500(μm)程度である。
この感光性樹脂54は、露光により重合が進行させられ
て機械的強度が高められており、印刷時において厚膜絶
縁ペースト46を透過させないレジスト層として機能さ
せられる。但し、スクリーン48の中央部には、上記感
光性樹脂54が露光後に所定パターンで除去されること
により複数の開口部56が形成された厚膜絶縁ペースト
46の透過領域A、すなわち、印刷領域が備えられてい
る。
【0028】上記の印刷領域Aは、例えば500〜1400(m
m)×300〜800(mm)程度の大きさに設定されており、その
中に形成された複数の開口部56は、図4に示すスキー
ジング方向Sに沿って伸びる互いに平行な帯状パターン
である。開口部56は前記の隔壁18を形成するための
ものであり、各々が隔壁18よりも僅かに小さい幅寸法
と印刷領域Aの略全長に亘る長さ寸法とを備えたもので
あって、隔壁18の中心間隔に一致する一様な中心間隔
を以て設けられている。
【0029】図6は、上記の開口部56のうちスキージ
ング方向Sにおける終端部近傍を拡大して示す図であ
る。開口部56は殆どの部分において一定の幅寸法W0
であるが、図に示される終端部cではその幅寸法が段階
的に小さくされている。すなわち、隔壁18を形成する
ための印刷工程(塗布工程)は、一定の幅寸法W0の端部
(図4における左端部、図5における下端部)側から細幅
部分を備えた端部側に向かってスキージ50を摺動させ
ることで行われる。この細幅となった部分cは、印刷領
域Aのうち表示に寄与しないダミー・エリアに対応する
位置に設けられており、その長さ寸法はLc=2〜10(m
m)程度、例えば5(mm)程度である。また、細幅部分c
は、他の部分よりも細幅の1乃至2つの部分から構成さ
れている。図6には2つの部分a、bから構成されてい
る場合を示した。a部は長さ寸法がLa=1/2Lc程
度、幅寸法がWa=(0.75〜0.85)W0程度、b部も長さ
寸法がLb=1/2Lc程度、幅寸法がWb=(0.75〜0.8
5)W0程度である。
【0030】このような開口部56を備えたスクリーン
製版44を用いて厚膜絶縁ペースト46が塗布されるこ
とにより形成される塗布膜は、スキージ50の摺動方向
Sの終端部において開口部56から押し出される厚膜絶
縁ペースト46の量が少なくなることから、その終端部
における厚さ寸法および幅寸法が小さくなり、その開口
部56に倣った形状となる。このため、前記の図2,3
に示されるように一端部における高さ寸法が低く且つ幅
寸法の小さな隔壁18が形成されるのである。すなわ
ち、これら図2,3は、隔壁18の右端部がスキージ5
0の摺動方向Sにおける終端部に一致する向きに描かれ
ている。
【0031】但し、厚膜スクリーン印刷の一回の塗布厚
みは10〜20(μm)程度と薄く、隔壁18に必要な高さ寸
法を一回の印刷で得ることはできない。そのため、隔壁
18を形成するに際しては、印刷工程の後に所定温度で
乾燥する乾燥工程が実施され、これら印刷工程および乾
燥工程を必要な膜厚が得られるまで所定回数だけ繰り返
すことにより塗布膜が積層される。そして、所望の高さ
の印刷膜が得られた後、所定の熱処理温度で焼成処理が
施される。これにより、ペースト46(印刷膜)中の有機
成分が除去され且つガラス成分が熔融・硬化させられ、
前記図1乃至図3に示すような隔壁18が形成される。
【0032】なお、上記の乾燥工程および焼成工程にお
ける処理温度は厚膜絶縁ペーストの種類に応じて定めら
れる。例えば、硼珪酸鉛系ガラス粉末を40〜70(%)程度
およびアルミナ、チタニア等の無機フィラーを5〜30(%)
程度に、ペースト化するためのビヒクル等の有機成分や
必要に応じてクロム酸化物等の無機着色材料等を混合し
た厚膜絶縁ペーストでは、乾燥温度が80〜200(℃)程度
に、焼成温度が500〜650(℃)程度に設定される。また、
この焼成温度における焼成残存率は例えば60〜80(%)程
度であり、塗布厚みはこの残存率に基づいて定められ
る。なお、図6において58は、スクリーン48を構成
するメッシュであり、感光性樹脂54が除去された開口
部56内のみに現れている。
【0033】ここで、下記の表1は、摺動方向Sの終端
部に種々の長さ寸法および幅寸法の細幅部分cを設けて
前述した工程に従って隔壁18を形成し、その高さ寸法
を測定した結果を表したものである。表1において、I
〜Pは、例えば印刷パターンの幅方向における中央部に
図7に示すように並ぶ8本の開口部56に対応し、各々
のLc、Wa、Wb欄の値は前記の図6に示す部分の寸
法(単位はそれぞれmm、%、%)である。また、測定位置1
〜20はスキージング方向S終端からの距離(単位はmm)を
表しており、I〜P各々の各測定位置における値は、そ
の位置における隔壁18の高さ寸法(単位はμm)であ
る。細幅部cは終端から5(mm)或いは(mm)の範囲に設け
たため、その範囲における隔壁高さの変動が明確となる
よう、終端から10(mm)までは1(mm)間隔で、それよりも
基端側は2(mm)間隔にて隔壁18の高さ寸法を測定し
た。なお、図8は、測定位置を横軸に、隔壁高さを縦軸
にとったグラフに測定結果を表したものである。
【0034】 [表1] I J K L M N O P Lc 5 5 5 5 6 6 6 6 Wa 85 85 75 75 85 85 75 75 Wb 75 85 75 85 75 85 75 85 測定位置 1 91 102 90 100 89 99 89 106 2 99 105 91 100 87 101 90 101 3 108 104 93 86 94 102 88 94 4 110 102 93 88 97 101 90 87 5 112 109 105 104 104 101 89 90 6 121 113 117 111 105 110 103 105 7 113 114 117 115 108 111 118 115 8 110 114 113 115 108 114 114 115 9 112 117 115 117 110 113 115 116 10 113 115 113 117 111 117 117 115 12 112 114 117 114 111 111 112 114 14 118 114 118 117 113 114 114 116 16 116 119 117 119 115 113 116 114 18 118 115 119 116 113 115 114 114 20 118 116 120 113 115 117 114 118
【0035】上記の表1から明らかなように、細幅部c
をI〜Pの何れの形状で設けた場合にも、スキージ摺動
方向Sの終端部における隔壁18の高さ寸法が他の部分
に比較して高くなることを抑制できる。すなわち、細幅
部cの長さ寸法を5〜6(mm)、その幅寸法を他の部分の幅
寸法の75〜85(%)の範囲に設定すれば、終端部における
厚膜の盛り上がりを抑制できることになる。
【0036】上述したように、本実施例によれば、開口
部56の幅寸法がその一端の5〜6(mm)程度の範囲内にお
いて小さくされたパターンを備えたスクリーン製版44
を用い、その開口部56の他端からその一端に向かう方
向に沿ってスキージ50を摺動させて厚膜印刷を施すこ
とにより、背面板14の内面38にストライプ状の隔壁
18が形成されることから、その摺動方向Sの終端部に
おけるその隔壁18の高さ寸法および幅寸法の増大が抑
制される。したがって、その終端部において高さ寸法が
部分的に高くなることに起因して隔壁18の頂部36と
前面板12の内面との隙間が生ずることが抑制されるこ
とから、ノイズやクロストーク等が好適に抑制されたP
DP10が得られる。
【0037】なお、開口部56のスキージング方向S終
端部に設けられる細幅部cの形状は、図6に示したよう
な2段の段付形状に限られず、終端に向かうに従って幅
寸法が狭くなるものであれば種々定め得る。図9(a)、
(b)、(c)にその一例を示す。(a)に示すパターンでは、
細幅部cが先細りのテーパ状に形成されている。(b)、
(c)に示すパターンでは、細幅部cが1段或いは3段の
段付形状に形成されている。何れにしても、終端部にお
ける幅寸法が小さくされているため、先に説明した実施
例と同様な効果を得ることができる。また、これらの他
にも、細幅部cは、(a)において細幅部cの輪郭線が凸
或いは凹になった形状や、(b)、(c)において開口部56
の長手方向に沿って伸びる部分、段付部分やそれらの境
界部分等を曲線で滑らかに連続させた形状等としても差
し支えない。
【0038】以上、本発明の一実施例を図面を参照して
詳細に説明したが、本発明は、更に別の態様でも実施で
きる。
【0039】例えば、実施例においては、本発明が面放
電構造AC型カラーPDP10、その背面板14上に形
成されるストライプ状の隔壁18の形成方法、およびそ
のためのスクリーン製版44の修正方法に適用された場
合について説明したが、本発明は、ストライプ状の隔壁
18を備えた放電表示装置であれば、モノクロ表示用の
PDP、DC型PDPやプラズマ・アドレス液晶表示装
置(PALC)にも同様に適用され、それらの隔壁(P
ALCにおいては、プラズマ・スイッチング基板の隔
壁)の形成方法にも適用される。また、隔壁18のよう
な絶縁体膜の他にも、電極の如き導体膜の形成にも適用
可能である。更に、放電表示装置に限られず、寸法・形
状精度を要求される種々のストライプ状厚膜の形成にも
適用され得る。
【0040】また、実施例においては、細幅部cの長さ
寸法が5〜6(mm)に設定されていたが、その長さ寸法は、
非表示領域の大きさや細幅部cを設けない場合の終端部
における寸法変化に応じて、その寸法変化を十分に抑制
でき、且つストライプ状厚膜の機能を失わない範囲で適
宜定められるものである。なお、実施例で示したPDP
10のように、内周部では前面板12内面と隔壁18と
の隙間の発生が問題になるが、周縁部ではその隙間が問
題にならないようなものに適用される場合には、「寸法
変化の抑制」とは終端部における隔壁18の高さ寸法が
他の部分よりも高くならないことを意味する。
【0041】また、実施例においては、スキージング方
向Sの終端部とされる開口部56の一方の端部だけに細
幅部cが設けられていたが、ストライプ状厚膜(隔壁1
8)の長手方向に沿った両方向にスキージ50が摺動さ
せられる場合には、その両端部において厚膜の寸法・形
状精度が低下し得るため、その両端部に細幅部cを設け
ることが好ましい。
【0042】その他、一々例示はしないが、本発明は、
その主旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放電表示装置の一適用例であるAC型
カラーPDPの要部を一部を切り欠いて示す斜視図であ
る。
【図2】図1のPDPの隔壁に沿った断面の要部を説明
するである。
【図3】図2隔壁の先端部形状を説明する平面図であ
る。
【図4】図1のPDPの製造工程のうち隔壁の形成工程
において厚膜スクリーン印刷法により厚膜絶縁ペースト
を塗布する印刷工程を説明する図である。
【図5】図4の印刷工程に用いられるスクリーン製版の
要部構成を説明する図である。
【図6】図5のスクリーン製版に備えられる開口部の一
端を説明する図である。
【図7】開口部の一端の形状を種々変更した試験を説明
する図である。
【図8】図7の試験結果を説明する図である。
【図9】(a)〜(c)は、それぞれ本発明の他の実施例のス
クリーン製版に備えられる開口部の一端の他の形状を説
明する図である。
【符号の説明】
44:スクリーン製版 48:スクリーン 56:開口部 c:細幅部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣嶋 政幸 福岡県朝倉郡夜須町大字三並字八ツ並2160 番地 ノリタケ電子工業株式会社夜須工場 内 Fターム(参考) 2C035 AA06 FD01 FF22 FF26 2H114 AB05 AB15 AB16 EA04 5C027 AA09 5C040 GF19 JA12 JA32 MA20 MA24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行な複数本の開口部から成るス
    トライプ状厚膜印刷パターンが設けられた厚膜印刷用ス
    クリーンであって、 前記複数本の開口部の各々が、その長手方向における一
    端から他端側に向かう所定の範囲内においてその一端に
    向かうに従って幅寸法を小さくされたことを特徴とする
    ストライプ状厚膜印刷用スクリーン。
  2. 【請求項2】 前記厚膜印刷用スクリーンは、放電表示
    装置において放電空間を相互に区画するためのストライ
    プ状の隔壁を印刷形成するためのものであり、 前記所定の範囲は、前記放電表示装置において表示に用
    いられない周縁部領域に対応する位置に設けられたもの
    である請求項1のストライプ状厚膜印刷用スクリーン。
  3. 【請求項3】 前記請求項1のストライプ状厚膜印刷用
    スクリーンを用いてストライプ状厚膜を印刷する方法で
    あって、 前記スクリーン上に厚膜印刷ペーストを供給して、前記
    他端から前記一端に向かう方向に沿ってスキージを摺動
    させることを特徴とするストライプ状厚膜の印刷方法。
  4. 【請求項4】 前記請求項3のストライプ状厚膜の印刷
    方法を用いて所定の基板の一面に厚膜絶縁ペーストを塗
    布することにより、気密空間を複数本の放電空間を区分
    するためのストライプ状の隔壁を形成したことを特徴と
    する放電表示装置。
JP2001042004A 2001-02-19 2001-02-19 ストライプ状厚膜印刷用スクリーン、ストライプ状厚膜の印刷方法、および放電表示装置 Pending JP2002240238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001042004A JP2002240238A (ja) 2001-02-19 2001-02-19 ストライプ状厚膜印刷用スクリーン、ストライプ状厚膜の印刷方法、および放電表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001042004A JP2002240238A (ja) 2001-02-19 2001-02-19 ストライプ状厚膜印刷用スクリーン、ストライプ状厚膜の印刷方法、および放電表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002240238A true JP2002240238A (ja) 2002-08-28

Family

ID=18904364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001042004A Pending JP2002240238A (ja) 2001-02-19 2001-02-19 ストライプ状厚膜印刷用スクリーン、ストライプ状厚膜の印刷方法、および放電表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002240238A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100647624B1 (ko) 2004-10-19 2006-11-23 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR100741669B1 (ko) * 2004-11-01 2007-07-23 후지츠 히다찌 플라즈마 디스플레이 리미티드 Pdp의 형광체 페이스트 도포 방법 및 pdp의 형광체 페이스트 충전 인쇄용 마스크 장치
JP2008153126A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Pioneer Electronic Corp ディスプレイパネル、およびディスプレイパネルの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100647624B1 (ko) 2004-10-19 2006-11-23 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR100741669B1 (ko) * 2004-11-01 2007-07-23 후지츠 히다찌 플라즈마 디스플레이 리미티드 Pdp의 형광체 페이스트 도포 방법 및 pdp의 형광체 페이스트 충전 인쇄용 마스크 장치
JP2008153126A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Pioneer Electronic Corp ディスプレイパネル、およびディスプレイパネルの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2716013B2 (ja) カラープラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
US4005402A (en) Flat panel display apparatus
JP2005285771A5 (ja)
JP2005285771A (ja) プラズマディスプレーパネル及びその製造方法
JPH05134243A (ja) プラズマアドレス方式の液晶表示素子
US6833673B2 (en) Plasma display panel and method for manufacturing the same
EP2051276A2 (en) Plasma display panel
KR100547309B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
JP2002240238A (ja) ストライプ状厚膜印刷用スクリーン、ストライプ状厚膜の印刷方法、および放電表示装置
JP3032538B2 (ja) プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
JP2848278B2 (ja) カラープラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
JPH10283936A (ja) 気体放電表示装置
KR20030018277A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100667925B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 및 이의 제조방법
KR100570673B1 (ko) 가스 방전 표시장치
JP2000348606A (ja) ガス放電表示パネルの製造方法
JPH09129140A (ja) 面放電型プラズマディスプレイパネル
JP3054489B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
JPH04308630A (ja) 面放電型プラズマディスプレイパネル
JP2004087356A (ja) プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
JP3430539B2 (ja) プラズマディスプレイパネルとその製造方法
JP2005050787A (ja) プラズマディスプレイパネル
KR100560484B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP2000133142A (ja) プラズマディスプレイパネル及びその製造方法
KR100560511B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 제조 방법