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プラズマ表示装置及びその製造方法
本発明はプラズマ表示装置及びその製造方法に関し、より詳しくはプラズマディスプレイパネル駆動の時発生される発光色の混色防止及びコントラスト特性を高めることができるプラズマ表示装置及びその製造方法に関する。
一般的に、プラズマ表示装置としてのプラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel:以下、 PDPと表記する。)はソーダライム(Soda-lime)ガラスになった前面基板と後面基板の間に形成された隔壁が一つの単位セルを成して、各セル内にはヘリウム-キセノン(He-Xe)、ヘリウム-ネオン(He-Ne)などのような不活性ガスが高周波電圧によって放電になる時、真空紫外線(Vacuum Ultraviolet rays)が発生されて隔壁の間に形成された蛍光体を発光させて画像を具現する装置である。
図1は従来PDPの構造を概略的に示した斜視図である。示したようにPDP100は画像が表示される表示面の前面基板10と後面を成す後面基板20が所定距離を間に置いて平行に結合される。前面基板10は、下方に一つの画素で相互放電によってセルの発光を維持するための維持電極11、すなわち透明なITO物質に形成された透明電極11a と金属材質に製作されたバス電極11bが具備された維持電極11が対を成して形成される。前記維持電極11は放電電流を制限して電極対の間を絶縁する誘電体層12aによって覆われて、 誘電体層12a上面には放電条件を容易くするために酸化マグネシウム(MgO)を蒸着した保護層13が形成される。後面基板20は複数個の放電空間すなわち、セルを形成させるためのストライプタイプ(またはウェルタイプ)の隔壁21が平行を維持して配列されて前記維持電極11と交差される部位でアドレス放電を遂行して真空紫外線を発生させるようになる多数のアドレス電極22が隔壁21に対してに配置される。 また、前記アドレス電極22上面には誘電体層(12b)が形成されて、前記誘電体層上面はアドレス放電の時画像表示のための可視光線を放出するR、G、B蛍光層23が塗布される。このような構造を持つPDPの画像階調を具現する方法は図2のようである。
図2は従来PDPの画像階調を具現する方法を示す。示したように、 PDPの画像階調(Gray Level)はひとつフレームを発光回数が異なる色々サブフィールドで分けて駆動され、各サブフィールドは、また、放電を均一に起こすためのリセット期間、放電セルを選択するためのアドレス期間及び放電回数によって階調を具現するサステイン期間に分けられる。
例えば、 256階調で画像を表示しようとする場合に1/60秒にあたるフレーム期間(16.7ms)は前記図2のように8個のサブフィールド(SF1乃至SF8)で分けられて、前記8個のサブフィールドら(SF1乃至SF8)それぞれはリセット期間、アドレス期間及びサステイン期間でさらに分けられるようになる。各サブフィールドのリセット期間及びアドレス期間は各サブフィールド毎に同一である。放電セルを選択するためのアドレス放電は、データ電極であるアドレス電極とスキャン電極である透明電極の間の電圧の差によって起きる。サステイン期間は各サブフィールドで2n(但し、 n = 0、 1、 2、 3、 4、 5、 6、 7)の割合で増加される。
一方、前記PDPの単位ピクセルは通常R、G、Bを発光する三つの種類のサブピクセルで構成されて、このような各サブピクセルはサステインパルスの個数によって発光量を調節してこれを視覚的に併置混合させることで具現させようとする色と階調を表現するようになる。
図3a乃至図3dは従来PDPのさまざまな形象の放電セル構造を示す。図3aは、隔壁がストライプタイプ(Stripe Type)の放電セル構造で、図3bは隔壁がウェルタイプ(Well Type)の放電セル構造で、 図3cは隔壁がデルタタイプ(Delta Type)の放電セル構造で、図3dは隔壁が蜂の巣タイプ(Honey Type)の放電セル構造である。図示したように、前記のような放電セル構造を持つ従来PDPのサブピクセル101a、101b、101cはR、G、B各色を出す蛍光体の分離のために隔壁21が形成される。このようなサブピクセル101a、101b、101cは、R、G、Bサブピクセルが集まって隔壁21を境界として単位ピクセル101を成して、前記単位ピクセルも隔壁21を境界に隣接された単位ピクセルと一定な形状に配置されて画像を表現するようになる。
前記のような放電セル構造を持つPDPで隔壁は、サブピクセルあるいは単位ピクセルの間の電気的、光学的クロストーク(Crosstalk)を防止する役目をすることで、 PDPの表示品質と発光效率の特性を調節するのに一番重要な要素である。従来PDPに形成された隔壁をよく見れば、単位ピクセルを区切る隔壁の幅(a)と前記単位ピクセルを構成するR、G、Bサブピクセルの間の境界を建てる隔壁の幅(b)が等しく形成されている。このような構造は単位ピクセルそれぞれが発光してこれを混合して画像が表現されるPDPにおいて、隣接された単位ピクセルの色による混色性特性が良くない問題点がある。すなわち、サブピクセルの間に形成された隔壁の幅と単位ピクセルの間に形成された隔壁の幅が等しいことで、 PDP駆動の時単位ピクセルの固有色が隣接された単位ピクセルの色によって混色特性が低下される結果をもたらすようになる。
一方、前記のような放電セル構造を持つ従来PDPの隔壁構造で上、下単位ピクセルの間の色分離と反射率を低減してコントラスト特性を高めるために前面基板に反射率が低いブラックマットリックスを形成させるようになる。
図4a及び図4bは従来放電セル構造がストライプタイプ構造及びウェルタイプ構造を持つPDPの一例において、前面基板に形成されたブラックマットリックス構造を示すのである。図4a及び図4bをよく見れば、前面基板10に形成されたブラックマットリックス13aは単位ピクセル101の横方向だけで形成されている。このような構造はブラックマットリックス13aを基準で上、下に形成された単位ピクセルの101 間 の色分離や反射率低減によるコントラスト特性は良いが、左、右単位ピクセルにおいては大きい効果をもたらすことが出来ない。したがって従来には後面基板に単位ピクセルやサブピクセルを区切る隔壁の材質を反射率が低い黒色物質を使ってコントラス特性を進めようとした。しかしこのような構造は隔壁上端部から外部間には一定な厚さを持つ透明な前面基板が存在するから接した単位ピクセルの間に発光した光が完全に遮られずコントラスト特性が低下する問題点がある。
したがって本発明は、前記のような問題点を解決するためのことで、その目的は、プラズマディスプレイパネルの単位ピクセルを区切る隔壁の構造を変形して視覚的に感じる混色性を改善して、同時に隔壁の反射率だけではなくブラックマットリックスの構造を改善してコントラスト特性を高めることができるプラズマ表示装置及びその製造方法を提供するのである。
上述した本発明の目的を果たすための本発明の第1実施例によるプラズマ表示装置は複数のサブピクセルを区切る第1隔壁、前記複数のサブピクセルが一つの単位ピクセルを成して隣接された単位ピクセルと境界を建てて区画されるように形成された第2隔壁、前記単位ピクセルを区切る第2隔壁の幅が前記複数のサブピクセルを区切る第1隔壁の幅よりさらに大きく形成されることを特徴とする。
前記第1隔壁及び第2隔壁上部に黒色物質層が形成されることを特徴とする。
本発明の第2実施例によるプラズマ表示装置は複数のサブピクセルを区切る第1隔壁、前記複数のサブピクセルが一つの単位ピクセルを成して隣接された単位ピクセルと境界を建てて区画されるように形成された第2隔壁、前記第1隔壁及び第2隔壁に垂直した方向に形成された第1ブラックマットリックス、及び前記第2隔壁の延長方向に形成された第2ブラックマットリックスを具備して、前記単位ピクセルを区切る第2隔壁の幅が前記複数のサブピクセルを区切る第1隔壁の幅よりさらに大きく形成されることを特徴とする。
前記第2ブラックマトリックスは単位ピクセルを区切る中央部位に所定のギャップが形成されることを特徴とする。
前記第1隔壁及び第2隔壁は皆白色物質を含むことを特徴とする。
本発明の第3実施例によるプラズマ表示装置は複数のサブピクセルを区切る第1隔壁、前記複数のサブピクセルが一つの単位ピクセルを成して隣接された単位ピクセルと境界を建てて区画されるように形成された第2隔壁を具備して、前記第1隔壁及び第2隔壁は皆黒色物質で成り立って、前記単位ピクセルを区切る第2隔壁の幅が前記複数のサブピクセルを区切る第1隔壁の幅よりさらに大きく形成されることを特徴とする。
前記第1または第2または第3の実施例によるプラズマ表示装置の第1隔壁と第2隔壁によって形成された放電セル構造はストライプタイブ、ウェルタイブ、デルタタイプ、蜂の巣タイプの中で少なくともいずれかひとつであることを特徴とする。
本発明によるプラズマ表示装置の製造方法は(a)ガラスに形成された誘電体上部に第1及び第2隔壁用ペーストを塗布する段階、(b)前記第1及び第2隔壁用ペースト上にパターンが一定しないマスクをおいて露光して幅がお互いに違う第1隔壁及び第2隔壁のパターンを形成する段階を含む。
前記ガラスに形成された誘電体上部に第1及び第2隔壁用ペーストを塗布する段階後、前記第1及び第2隔壁用ペースト上部に黒色物質層を形成する段階をさらに含むことを特徴とする。
このように、本発明はPDPの各単位放電セルの発光による色の混色性を改善させて、同時に外部光だけでなく内部光による反射率を低減させてコントラスト特性を高めることができる效果がある。
以下では添付された図面を参照にして本発明の望ましい実施例をより詳細に説明する事にする。
<第1実施例>
図5a及び図5bは本発明の第1実施例で、プラズマ表示装置としてのプラズマディスプレイパネルの放電セル構造による隔壁構造を示す図である。すなわち、図5aは本発明のストライプタイプの放電セル構造による隔壁構造を示す図で、図5bは本発明のウェルタイプの放電セル構造による隔壁構造を示す図である。
図示したように、本発明によるプラズマディスプレイパネルの隔壁はR、G、B各サブピクセル201a、201b、201cを区切る第1隔壁31と、前記三つのR、G、Bサブピクセルが一つの単位ピクセル201を成して隣接単位ピクセルと区切る第2隔壁31が後面基板に形成されて成り立つ。この時、前記R、G、Bサブピクセル201a、 201b、201cを区切る第1隔壁31の幅をbとし、単位ピクセル201を区切る第2隔壁31の幅をaとすれば、aはbよりさらに大きく形成される。すなわち、単位ピクセル間を境界を建てる第2隔壁31の幅(a)がサブピクセル間の境界を建てる第1隔壁31の幅(b)より大きく形成される。また、第1隔壁31及び第2隔壁31上部には黒色物質層が形成される。
上述した本発明の隔壁はサンドブラスティング(Sand blasting)法だけでなくスクリーンプリンティング(Screen printing)法、添加(Additive)法及び感光性ペースト法の中でどの一つを利用して製造されることができるし、前記図5a及び図5bのストライプタイプ(Stripe Type)及びウェルタイプ(Well Type)の放電セル構造だけでなくデルタタイプや蜂の巣タイプの放電セル構造にも適用可能である。
このように、本発明の第1実施例による隔壁構造を持つPDPは三つのR、G、Bサブピクセルの発光に組合された単位ピクセルの色が隣接された単位ピクセルの色と空間的にさらに遠く離れるようになって視覚的に感じる混色性が改善する。
<第2実施例>
図6a及び図6bは本発明の第2実施例で、プラズマ表示装置としてのプラズマディスプレイパネルの放電セル構造による隔壁構造及びブラックマトリックス構造を示す図である。すなわち、図6aは本発明のストライプタイプの放電セル構造による隔壁構造及びブラックマトリックス構造を示す図で、図6bは本発明のウェルタイプの放電セル構造による隔壁構造及びブラックマトリックス構造を示す図である。
図6a及び図6bに示した本発明によるプラズマディスプレイパネルの隔壁構造は上述した第1実施例の隔壁構造と等しいことでここに対しては略する事にする。ただ、本発明によるプラズマディスプレイパネルの前面基板には所定のパターンを持つブラックマットリックスが形成される。この時、前面基板に形成されたブラックマットリックスによるPDP輝度低下を償うために隔壁は白色物質を含むのが望ましい。
一方、図6aのようにストライプタイプ(Stripe Type)を持つ放電セル構造や図6bようにウェルタイプ(Well Type)を持つ放電セル構造を持つプラズマディスプレイパネルの前面基板には先に、従来と同じく第1隔壁及び第2隔壁に垂直な方向で第1ブラックマットリックス13aが形成される。また、前記単位ピクセルを区切る第2隔壁31の延長方向に沿って第2ブラックマットリックス13bが形成される。すなわち、前記第2ブラックマトリックス13bは、サブピクセルを区切る第1隔壁31より幅がさらに広い第2隔壁31上に延ばして前面基板上に形成される。場合によっては、各サブピクセルを区切る第1隔壁31の延長方向でブラックマットリックスを形成させることができるが、この場合、輝図特性が低下されることができる問題点がある。また、後面基板に形成された隔壁と前面基板に形成されたブラックマットリックスの間のアラインメント特性を維持させるのに工程上の難しい問題点が発生するので、前記ように単位ピクセル201を区切る第2隔壁31上の延長方向でブラックマットリックスを形成させることが望ましい。
このようなブラックマットリックスはブラックマットリックス材料のペーストを利用してスクリーン印刷法等に形成されて、前記ペーストはクロム(Cr)などのような金属化合物や非金属化合物が利用される。ただ、前記ブラックマットリックス材料が金属化合物である場合、不透明性が良くて反射率を低減させてコントラスト特性を高めることができるが、前面基板に形成された多数の電極に電圧を印加してセル放電の時前記電極を覆っている誘電体の絶縁破壊のような性質でブラックマットリックスに通電されてPDPセルの誤放電を起こす問題点がある。
図7a及び図7bは本発明の放電セル構造による異なるPDPのブラックマットリックス構造を示す図示したように、本発明によるPDPのブラックマットリックス13a、13bは、前記図6a及び図6bに示したものと殆ど等しく形成される。ただ、単位ピクセル201を区切る第2隔壁31の延長方向に形成された第2ブラックマットリックス13bが、前記単位ピクセルを区切る中央部位に所定のギャップ(d)を持つように形成される。 すなわち、電気的な絶縁性を確保するためにブラックマットリックスを段落させるように形成する。 もちろんこの場合、隔壁の構造は第1実施例による隔壁の構造と等しい。
このように、本発明の第2実施例による隔壁構造及びブラックマットリックス構造を持つPDPは、各単位ピクセルの発光による色の混色性を改善させて、同時に外部光及び内部透過光による反射率を低減させてコントラスト特性を高めることができる。
<第3実施例>
図8a及び図8bは本発明の第3実施例で、プラズマ表示装置としてのプラズマディスプレイパネルの放電セル構造による隔壁構造を示す図である。すなわち、図8aは本発明のストライプタイプの放電セル構造による隔壁構造を示す図で、図8bは本発明のウェルタイプの放電セル構造による隔壁構造を示す図である。
図8a及び図8bに示した本発明によるプラズマディスプレイパネルの隔壁構造も、上述した第1実施例の隔壁構造と等しいので、ここでは省略する事にする。ただ、隔壁31、31’の材質は、全て黒色物質で成る。
このように、本発明の第3実施例による隔壁構造を持つPDPは各単位ピクセルの発光による色の混色性を改善して、隔壁31、31’の物質が黒色物質で成り、外部光による反射率を低下させてコントラスト特性を高めることができる。
図9の(a)〜(c)及び図10の(d)は、本発明によるプラズマディスプレイパネルの隔壁製造方法を順次で示した工程図である。先に、図9の(a)を参照すれば、アドレス電極(未図示)が実装された下部基板40上に誘電体41が形成されて、前記誘電体41上には所定の厚さを持つ隔壁用ペースト31が形成される。この時、前記隔壁用ペースト31は、外部光による反射率を減少させるために黒色物質を利用して印刷法やコーティング方法の中で何れ一つの方法に形成される。
この後、前記隔壁用ペースト上にはドライフィルムレジン(Dry Film Resin;以下、 DFRという)42がラミネイティング工程を通じて形成されて、前記DFR上にはフォトマスク43が整列されて光が照射される。この時、使われるフォトマスクはマスクの光遮断部43aと光透過部43bの間の間隔(d1、d2)が一定しないパターンを持つ。これは所定の工程を通じて形成された隔壁すなわち、R、G、Bサブピクセルの間の境界を作りために形成された隔壁と、前記R、G、Bサブピクセルで成る単位ピクセルの間の境界を作るために形成された隔壁の幅とが違うようにするためである。
図9の(b)を参照すれば、前記DFR42露光工程後、現象工程が実施する。このような現象工程によって光に露出しない領域(以下'未露光領域'という)のDFR42は隔壁用ペースト31上に残る一方に、光に露出した領域(以下'露光領域'という)のDFR42は蝕刻されて除去される。
図9の(c)を参照すれば、前記現象工程を経った隔壁用ペースト31及びDFR42上にサンドブラスティング装置44が位置されて駆動することで、サンド粒子を隔壁用ペーストに噴射する。この時、サンド粒子のスパッタリングによって隔壁用ペースト31が削られるようになる一方、隔壁にあたるペースト31はDFR42パターンによって保護される。
図10の(d)を参照すれば、前記DFR42によって保護されてパターン化された隔壁ペースト31がサンドブルラスティング工程後に現われるようになれば、剥離工程を実施してDFR42が剥離される。引き継いで、隔壁用ペースト31は塑性される。その結果、隔壁が完成されて、隔壁の間に凹状に放電空間が形成される。
このような工程を通じて製作された本発明のPDP隔壁は、PDP駆動の時視覚的に感じる放電セルの混色性を進め、同時に隔壁用ペーストが黒色物質で成り立って外部光による反射率を低下させてコントラスト特性を高めることができる。
図11の(a),(b)および図12の(c),(d)は、本発明による他のPDPの隔壁製造方法を順次で示した工程図である。先に、図11(a)を参照すれば、アドレス電極(未図示)が実装された下部基板40上に誘電体41が形成されて、前記誘電体41上には所定の厚さを持つ白色層隔壁用ペースト31が形成される。前記隔壁用ペースト上には感光性黒色層ペースト31aが印刷法やコーティング法を通じて積層される。 以後、前記感光性黒色層ペースト上にドライフィルムレジン(Dry Film Resin;以下、 DFRという)42がラミネイティング工程を通じて形成されて、前記DFR上にはフォトマスク43が整列されて光が照射される。この時、使われるフォトマスクはマスクの光遮断部43aと光透過部43bの間の間隔(d1、d2)が一定しないパターンを持つ。これは所定の工程を通じて形成された隔壁すなわち、R、G、Bサブピクセルの間の境界を作りために形成された隔壁と、前記R、 G、 Bサブピクセルで成り立った単位ピクセルの間の境界を作るために形成された隔壁の幅とが違うようにするためだからである。
図11(b)を参照すれば、前記DFR42露光工程後、現像工程が実施される。このような現象工程によって光に露出しない領域(以下'未露光領域'という)のDFR42は隔壁用ペースト31及び感光性黒色層ペースト31a上に残る一方、光に露出した領域(以下'露光領域'という)のDFR42は蝕刻されて除去される。
12(c)を参照すれば、前記現象工程を経た隔壁用ペースト31及び感光性黒色層ペースト31a上方に、DFR42上にサンドブルラスティング装置44が位置させて駆動することで、サンド粒子を隔壁用ペースト31a、31に噴射する。この時、サンド粒子のスパッタリングによって隔壁用ペースト31a、31が削られるようになる一方、隔壁にあたるペースト31a、31はDFR42パターンによって保護される。
図12(d)を参照すれば、前記DFR42によって保護されてパターン化された隔壁ペースト31a、31がサンドブルラスティング工程後に現われるようになれば、剥離工程を実施してDFR42が剥離される。引き継いで、隔壁用ペースト31a、31は塑性される。その結果、隔壁が完成されて、隔壁らの間に凹状に放電空間が形成される。
このような工程を通じて製作されられた本発明のPDP隔壁は、PDP品質特性である輝度特性だけでなくコントラスト特性が高めるようになる。
上述したように、本発明の技術的構成は、本発明が属する技術分野の当業者が本発明のその技術的思想や必須特徴を変更しなくても他の具体的な形態で実施することができるということが理解される
従って、以上で記述した実施例は、すべての面で例示的なことで限定的はないこととして理解されなければならないし、本発明の範囲は、前記詳細な説明よりはむしろ特許請求の範囲によって現わされて、特許請求範囲の意味及び範囲、そして、その等価概念から導出されるすべての変更または変形された形態が、本発明の範囲に含まれることに解釈されなければならない。
従来プラズマディスプレイパネルの構造を概略的に示す斜視図。 従来PDPの画像階調を具現する方法を示す図。 従来PDPの放電セル構造を示す図(ストライプタイプ)。 従来PDPの放電セル構造を示す図(ウェルタイプ) 従来PDPの放電セル構造を示す図(デルタタイプ) 従来PDPの放電セル構造を示す図(蜂の巣タイプ) 従来放電セル構造がストライプタイプ構造を持つPDPの一例において、前面基板に形成されたブラックマットリックス構造を示す図。 従来放電セル構造がウェルタイプ構造を持つPDPのイルイェにおいて、前面基板に形成されたブラックマットリックス構造を示す図。 本発明の第1実施例で、プラズマディスプレイパネルの放電セル構造による隔壁構造を示す図(ストライプタイプ)。 本発明の第1実施例で、プラズマディスプレイパネルの放電セル構造による隔壁構造を示す図(ウェルタイプ)。 本発明の第2実施例で、プラズマディスプレイパネルの放電セル構造による隔壁構造及びブラックマトリックス構造を示す図(ストライプタイプ)。 本発明の第2実施例で、プラズマディスプレイパネルの放電セル構造による隔壁構造及びブラックマトリックス構造を示す図(ウェルタイプ)。 本発明の放電セル構造による他のPDPのブラックマットリックス構造を示す図(ストライプタイプ)。 本発明の放電セル構造による他のPDPのブラックマットリックス構造を示す図(ウェルタイプ)。 本発明の第3実施例で、プラズマディスプレイパネルの放電セル構造による隔壁構造を示す図(ストライプタイプ)。 本発明の第3実施例で、プラズマディスプレイパネルの放電セル構造による隔壁構造を示す図(ウェルタイプ)。 本発明によるプラズマディスプレイパネルの隔壁製造方法を順次で示す工程図(その1)。 本発明によるプラズマディスプレイパネルの隔壁製造方法を順次で示す工程図(その2)。 本発明による他のPDPの隔壁製造方法を順次で示す工程図である(その1)。 本発明による他のPDPの隔壁製造方法を順次で示す工程図である(その2)。
符号の説明
31;隔壁
201;放電セル
40;下部基板
41;誘電体
42;DFR
43;マスク
44;サンドブルラスティング装置
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