JP2002238037A - 電子透かし埋め込み方法、電子透かし埋め込み装置および電子透かしを有する記録媒体 - Google Patents

電子透かし埋め込み方法、電子透かし埋め込み装置および電子透かしを有する記録媒体

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JP2002238037A
JP2002238037A JP2001035006A JP2001035006A JP2002238037A JP 2002238037 A JP2002238037 A JP 2002238037A JP 2001035006 A JP2001035006 A JP 2001035006A JP 2001035006 A JP2001035006 A JP 2001035006A JP 2002238037 A JP2002238037 A JP 2002238037A
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digital watermark
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Yoshiaki Moriyama
義明 守山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御情報の検出遅れに伴う問題を解消しうる
電子透かし埋め込み方法および電子透かし埋め込み装置
を提供する。 【解決手段】 デジタル情報からなるコンテンツ11に
所定の規則に基づいて生成された信号からなる電子透か
しを埋め込む電子透かし埋め込み方法であって、コンテ
ンツ(11)に対応する電子透かしの先頭部における所
定期間t0にわたり、電子透かしの埋め込み強度を強制
的に強める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル情報から
なるコンテンツに複製を制限するための電子透かしを埋
め込む、電子透かし埋め込み方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルテレビ放送の実現により、映像
のデジタル信号による配信が一般化しつつある。また、
映像を光ディスクや磁気テープなどにデジタルデータと
して記録するビデオレコーダーも普及しつつある。映像
をデジタルデータとして記録することができれば、映像
を劣化させることなく複製することが可能となる。この
ため、著作権等の観点から、映像の複製を制限する必要
がある。
【0003】例えば、特開平2000−173175号
公報に開示されたウォータマーク(電子透かし)技術は
映像の複製を制限する技術の1つであり、デジタル映像
に複製制限に関する情報を埋め込む技術である。以下、
デジタル映像に埋め込むための複製制限に関する情報を
「ウォータマーク」と呼ぶ。ウォータマークは、映像中
に隠れるように埋め込まれる。このため、ウォータマー
クを映像中に埋め込んでも、映像の質はほとんど低下し
ない。また、ウォータマークが埋め込まれた映像を受け
取った者は、その映像中にウォータマークが存在するこ
とさえ認識できないであろうから、ウォータマークを映
像から除去することは極めて困難である。
【0004】上記特開平2000−173175号公報
には、複製禁止を示すウォータマークと1世代複製許可
を示すウォータマークを用いたシステムが開示されてい
る。このようなシステムによれば、複製の回数を管理す
ることができるので、著作権の問題を生じさせることな
く、テレビ放送の受信者は放送時間に束縛されずに配信
された映像を見ることができる。
【0005】このシステムでは、デジタル映像がビデオ
レコーダーに入力されたとき、ビデオレコーダーはその
映像中にウォータマークが存在するか否かを判断する。
ウォータマークが存在し、そのウォータマークが複製禁
止を示すものであれば、ビデオレコーダーはその映像の
記録を行わない。また、ウォータマークが存在していな
いとき、あるいはウォータマークは存在するがそのウォ
ータマークが1世代複製許可を示すものであれば、ビデ
オレコーダーは、その映像は複製許可されていると判断
し、その映像を例えば光ディスクに記録する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】映像を放送局から放送
する場合には、通常、複数の映像コンテンツを連続して
放送する形態がとられる。したがって、映像の複製に関
する制御情報、すなわち、複製禁止、1世代複製許可、
複製許可などの情報が互いに異なる映像コンテンツが、
連続して放送されることになる。例えば、複製許可の映
像コンテンツに続けて、複製禁止の映像コンテンツが放
送される場合等が考えられる。
【0007】しかし、ビデオレコーダーにおけるウォー
タマークの有無等の検出には、所定の時間(例えば、1
秒間〜30秒間)を要する。このため、映像コンテンツ
の切り替わりに速やかに検出が追従できず、後続の映像
コンテンツの冒頭部分では、ビデオレコーダーにおいて
実際の制御情報と異なる制御情報が認識されることにな
る。このため、例えば、映像のコンテンツが複製許可か
ら複製禁止に切り替わったにもかかわらず、後続の映像
コンテンツの冒頭部分が複製されるという問題が発生し
た。また、1世代複製許可の映像コンテンツは、通常、
複製済みのウォータマークが更に埋め込まれ、またスク
ランブルがかけられて録画されるため、映像コンテンツ
が複製許可から1世代複製許可に切り替わった場合、後
続の円蔵コンテンツの冒頭部分の録画映像に複製済みの
ウォータマークが埋め込まれず、またスクランブルがか
からないという問題が発生する。
【0008】本発明は、制御情報の検出遅れに伴う問題
を解消しうる電子透かし埋め込み方法および電子透かし
埋め込み装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電子透かし埋め
込み方法は、デジタル情報からなるコンテンツに所定の
規則に基づいて生成された信号からなる電子透かしを埋
め込む電子透かし埋め込み方法であって、コンテンツ
(11)に対応する電子透かしの先頭部における所定期
間(t0)、電子透かしの埋め込み強度を強制的に強め
ることを特徴とする。
【0010】本発明において、「電子透かしの埋め込み
強度」とは、電子透かしの信号レベル、映像信号の
一部に埋め込む場合の空間的範囲(広いほど強度大)、
映像信号の一部に埋め込む場合の時間的な範囲(時間
比率が大きいほど強度大)、などがある。(レベル、時
間、デューティー比等があったと記憶してますが、強度
についての定義の記載をお願いします。) この電子透かし埋め込み方法によれば、コンテンツに対
応する電子透かしの先頭部における所定時間、電子透か
し埋め込み強度を強めているので、そのコンテンツに付
加された電子透かしを確実かつ迅速に検出することがで
きる。
【0011】所定期間では、電子透かしの埋め込み強度
を一定値としてもよいし、所定期間では、電子透かしの
埋め込み強度を他の期間の埋め込み強度に対して一定の
倍率で高めてもよい。また、所定期間では、電子透かし
の埋め込み強度を他の期間の埋め込み強度に対して一定
値を加えた値としてもよい。
【0012】コンテンツに対応する電子透かしの先頭は
コンテンツの先頭よりも時間的に前に位置してもよい。
この場合には、電子透かしがコンテンツよりも先行する
ことにより、コンテンツを受信する側において電子透か
しを検出するのに要する時間を補償して、電子透かしを
検出するタイミングをコンテンツの先頭により一層接近
させることができる。したがって、受信する側における
複製の許可/禁止の制御タイミングを、さらに適切なも
のとすることができる。
【0013】本発明の電子透かし埋め込み装置は、デジ
タル情報からなるコンテンツに所定の規則に基づいて生
成された信号からなる電子透かしを埋め込む電子透かし
埋め込み装置(401)であって、コンテンツ(11)
に対応する電子透かしの先頭部における所定期間、電子
透かしの埋め込み強度を強制的に強めることを特徴とす
る。
【0014】この電子透かし埋め込み装置によれば、コ
ンテンツに対応する電子透かしの先頭部における所定時
間、電子透かし埋め込み強度を強めているので、そのコ
ンテンツに付加された電子透かしを確実かつ迅速に検出
することができる。所定のコンテンツが開始された直後
に、そのコンテンツに付加された電子透かしを確実に検
出することができる。
【0015】所定期間では、電子透かしの埋め込み強度
を一定値としてもよいし、所定期間では、電子透かしの
埋め込み強度を他の期間の埋め込み強度に対して一定の
倍率で高めてもよい。また、所定期間では、電子透かし
の埋め込み強度を他の期間の埋め込み強度に対して一定
値を加えた値としてもよい。
【0016】コンテンツに対応する電子透かしの先頭は
コンテンツの先頭よりも時間的に前に位置してもよい。
この場合には、電子透かしがコンテンツよりも先行する
ことにより、コンテンツを受信する側において電子透か
しを検出するのに要する時間を補償して、電子透かしを
検出するタイミングをコンテンツの先頭により一層接近
させることができる。したがって、受信する側における
複製の許可/禁止の制御タイミングを、さらに適切なも
のとすることができる。
【0017】本発明の電子透かしを有する記録媒体は、
デジタル情報からなるコンテンツに所定の規則に基づい
て生成された信号からなる電子透かしを埋め込んだ電子
透かしを有する記録媒体(423)であって、コンテン
ツ(11)に対応する電子透かしの先頭部における所定
期間、電子透かしの埋め込み強度を強制的に強めること
を特徴とする。
【0018】この電子透かしを有する記録媒体によれ
ば、コンテンツに対応する電子透かしの先頭部における
所定時間、電子透かし埋め込み強度を強めているので、
そのコンテンツに付加された電子透かしを確実かつ迅速
に検出することができる。
【0019】所定期間では、電子透かしの埋め込み強度
を一定値としてもよいし、所定期間では、電子透かしの
埋め込み強度を他の期間の埋め込み強度に対して一定の
倍率で高めてもよい。また、所定期間では、電子透かし
の埋め込み強度を他の期間の埋め込み強度に対して一定
値を加えた値としてもよい。
【0020】コンテンツに対応する電子透かしの先頭は
コンテンツの先頭よりも時間的に前に位置してもよい。
この場合には、電子透かしがコンテンツよりも先行する
ことにより、コンテンツを受信する側において電子透か
しを検出するのに要する時間を補償して、電子透かしを
検出するタイミングをコンテンツの先頭により一層接近
させることができる。したがって、受信する側における
複製の許可/禁止の制御タイミングを、さらに適切なも
のとすることができる。
【0021】なお、本発明の理解を容易にするために添
付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それによ
り本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0022】
【発明の実施の形態】−第1の実施形態− 以下、図1〜図10を参照して、本発明による電子透か
しの埋め込み方法の第1の実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、デジタル情報からなるコンテン
ツとして映像コンテンツを例示しているが、本発明は音
楽コンテンツ等すべてのデジタル情報からなるコンテン
ツに適用できる。
【0023】(デジタル映像の記録とその複製制限)ま
ず、本発明の実施形態によるビデオレコーダを用いたデ
ジタル映像の記録とその複製制限について図1および図
2に従って説明する。
【0024】図1に示すように、デジタル映像は、テレ
ビ放送局400から配信される。例えば映画のように、
著作権等の観点から複製を制限する必要があるデジタル
映像には、テレビ放送局400から配信される以前の段
階で、そのデジタル映像にウォータマーク(電子透か
し)が埋め込まれる。
【0025】本実施形態におけるウォータマークには、
1世代複製許可を示すウォータマークと、複製禁止を示
すウォータマークとがある。1世代複製許可を示すウォ
ータマークが埋め込まれたデジタル映像については、1
世代に限り複製することが許されるが、2世代以上の複
製は許されない。複製禁止を示すウォータマークが埋め
込まれたデジタル映像については、一切の複製が許され
ない。なお、デジタル映像中にウォータマークが埋め込
まれていない場合には、そのデジタル映像については、
自由に複製することが許される。
【0026】例えば、テレビ放送局400から配信され
るデジタル映像に、1世代複製許可を示すウォータマー
クが埋め込まれた場合には、デジタル映像の受信者は、
配信されたデジタル映像を1回だけ光ディスク120に
記録することが許されるので、放送時間に束縛されずに
配信された映像を見ることができる。
【0027】テレビ放送局400から配信されたデジタ
ル映像は、セットトップボックス500によって受信さ
れ、セットトップボックス500からビデオレコーダ1
00に送られる。ビデオレコーダ100は、デジタル映
像に埋め込まれたウォータマークが1世代複製許可を示
していることを検出し、そのデジタル映像を光ディスク
120に記録する。このとき、ビデオレコーダ100
は、1世代複製許可を示すウォータマークが埋め込まれ
たデジタル映像に、複製済みであることを示すウォータ
マークを埋め込み、そのデジタル映像を光ディスク12
0に記録する。
【0028】また、図2に示すように、ビデオレコーダ
100は、テレビ放送局400から配信されたデジタル
映像が記録された光ディスク120から、そのデジタル
映像を読み出して再生することができると共に、そのデ
ジタル映像を、ビデオレコーダ100と同様の構成を有
する他のビデオレコーダ200に向けてデジタルで出力
することができる。しかしながら、ビデオレコーダ10
0によって光ディスク120に1度記録されたデジタル
映像には、複製済みであることを示すウォータマークが
埋め込まれているため、ビデオレコーダ200は、この
デジタル映像を他の光ディスク130に記録することが
できない。即ち、ビデオレコーダ200は、デジタル映
像に埋め込まれたウォータマークが複製済みであること
を示していることを検出し、そのデジタル映像の記録を
行わない。このようにして、デジタル映像の複製が制限
され、デジタル映像の複製の世代管理が行われる。 (映像送出装置の説明)図3は放送局400に設けられ
る映像送出装置を示すブロック図である。
【0029】図3に示すように、映像送出装置401
は、送出すべき映像コンテンツを記憶するハードディス
クを駆動するハードディスク駆動装置402と、制御情
報として用いられるPN系列を生成するPN系列生成部
403と、PN系列403からの出力信号を増幅してそ
の強度を設定する強度設定部404と、制御情報の付加
/非付加を制御する制御スイッチ405と、映像コンテ
ンツのデータと制御情報のデータとを加算する加算部4
06と、映像コンテンツのデータを圧縮するMPEGエ
ンコーダ407と、送信アンテナに向けて変調した映像
信号を出力する映像信号出力装置408と、RAMおよ
びROMを有する記憶部410と、操作者に向けて所定
の情報を提示するための表示部411と、操作者の操作
を受付ける操作部412と、ハードディスク駆動装置4
02、PN系列生成部403、強度設定部404、制御
スイッチ405、加算部406、MPEGエンコーダ4
07、映像信号出力装置408、記憶装置410、表示
部411および操作部412を制御する制御装置414
とを備える。
【0030】ハードディスクに記録された映像コンテン
ツは、ハードディスク駆動装置402により読み出され
る。一方、PN系列生成部403では所定のPN系列
(制御情報)を生成する。PM系列生成部403におけ
るPN系列の生成開始、および生成終了は制御装置41
4によって制御される。
【0031】(PN系列からなるウォータマーク)次
に、デジタル情報に埋め込まれるウォータマークについ
て図4ないし図7に従って説明する。
【0032】デジタル映像には、このデジタル映像を構
成する各画像の輝度を表す情報が含まれている。この輝
度を表す情報は、例えば4〜8ビット程度の数値であ
り、画像を構成する画素にそれぞれ対応している。即
ち、各画素毎に輝度を表す数値が個別的に設定されてい
る(以下、画素の輝度を表す数値を「輝度値」とい
う)。これについて、図4を用いて具体的に説明する
と、図4中の画像P1はデジタル映像を構成する画像の
1つであり、画像P1中のa,b,c,d,…はそれぞ
れの画素に設定された輝度値を示している。
【0033】ウォータマークは、所定の規則に基づいて
生成された信号、例えば、PN(Pseudorandom Noise)
系列によって構成されており、PN系列の各符号を画素
の輝度値にそれぞれ加算することによって画像中に埋め
込まれる。例えば、図4中の「0011……」はウォー
タマークを構成するPN系列をである。このPN系列を
画像P1中の輝度値a,b,c,d,…に加算すること
により、輝度値が図5に示すように、a,b,c+1,
d+1,…となる。このようして、ウォータマークがデ
ジタル映像を構成する各画像に埋め込まれる。
【0034】ウォータマークを構成するPN系列は、例
えばM系列のような疑似ランダム符号のシーケンスであ
り、PN系列を生成するための多項式(生成式)に初期
値を与えることにより生成される。本実施形態におい
て、PN系列を生成するための多項式(生成式)は、例
えば、図6に示すようなPN系列生成回路1として具現
化される。PN系列生成回路1は、シフトレジスタ1A
〜1Dおよび加算器1Eにより構成され、PN系列生成
部403に設けられる。なお、実際に用いられるPN系
列は、系列周期が長くなるように、よりシフトレジスタ
数の多いものが用いられる。
【0035】また、本実施形態では、互いに異なる2種
類のPN系列を生成し、これらのうちの一方を1世代複
製許可を示すウォータマークとして用い、他方を複製禁
止を示すウォータマークとして用いる。PN系列は、多
項式および初期値のうちのいずれか一方または双方を変
更することによってランダム符号の配列が変化する。従
って、多項式および初期値のうちのいずれか一方または
双方を変更することによって異なるPN系列を生成する
ことができる。
【0036】例えば、1世代複製許可を示すウォータマ
ークとして用いられるPN系列を、図6に示すPN系列
生成回路1によって生成する。一方、複製禁止を示すウ
ォータマークとして用いられるPN系列を、図7に示す
PN系列生成回路2によって生成する。図7に示すPN
系列生成回路2は、PN系列生成回路1に対応する多項
式(生成式)と異なる多項式(生成式)を具現化したも
のであり、シフトレジスタ2A〜2Dおよび加算器2E
により構成されている。PN系列生成回路2もまた、P
N系列生成部403に設けられる。
【0037】PN系列生成回路1に対応する多項式とP
N系列生成回路2に対応する多項式が異なることは、シ
フトレジスタおよび加算器の接続が、PN系列生成回路
1とPN系列生成回路2とで異なることから明らかであ
る。このように、接続または構成が異なる2つのPN系
列生成回路(即ち、構造が異なる2つの多項式)を用い
ることにより、1世代複製許可を示すウォータマークと
複製禁止を示すウォータマークをそれぞれ生成すること
ができる。
【0038】また、図6に示すPN系列生成回路1のみ
を用いて、1世代複製許可を示すウォータマークと複製
禁止を示すウォータマークをそれぞれ生成することも可
能である。この場合には、PN系列生成回路1に与える
初期値を2種類用意する。これら2種類の初期値のうち
の一方の初期値をPN系列生成回路1に与えることによ
って、1世代複製許可を示すウォータマークを構成する
PN系列を生成し、他方の初期値を同じPN系列生成回
路1に与えることによって、複製禁止を示すウォータマ
ークを構成するPN系列を生成することができる。例え
ば、1世代複製許可を示すウォータマークを構成するP
N系列を生成するときには、シフトレジスタ1Aないし
1Dに初期値「0011」を入力する。一方、複製禁止
を示すウォータマークを構成するPN系列を生成すると
きには、シフトレジスタ1Aないし1Dに初期値「01
01」を入力する。
【0039】(強度設定部の動作等)PN系列生成部4
03から出力された制御情報のデータは強度設定部40
4に入力されて適切な強度に増幅される。本実施形態で
は、各コンテンツの先頭部、すなわち各コンテンツの開
始から所定時間の間、強制的に制御情報の強度を上げる
ようにしている。これにより、受信側において制御情報
を迅速に検出することが可能となる。
【0040】図3に示すように、強度設定部404には
ハードディスク駆動装置402により読み出された映像
データも入力される。強度設定部では、入力された映像
データに応じて必要な制御情報の強度が算出される。
【0041】強度設定部404から出力された制御情報
のデータは制御スイッチ405に入力される。制御スイ
ッチ405のオン/オフは制御装置414により制御さ
れる。制御スイッチ405を切換えることにより、映像
コンテンツにウォータマークが埋め込まれるか否かが選
択される。制御スイッチ405がオフされた場合には、
PN系列生成部403の処理内容にかかわらず、映像コ
ンテンツにウォータマークは付加されない。この場合、
かかる映像コンテンツは複製許可となる。
【0042】次に、強度設定部404の通常時、すなわ
ち、上述した各コンテンツの先頭部に該当しない期間に
おける処理について説明する。
【0043】強度設定部404は入力された画像の状態
を検出し、その検出結果に基づいてウォータマークの強
度を変更する。具体的に説明すると、強度設定部404
は、1画像を構成する画素にそれぞれ設定された輝度値
が大きく変化しているか、それとも、小さく変化してい
るかを検出する。輝度値が大きく変化しているときに
は、その画像は、例えば複雑な模様を有しているので、
ウォータマークを埋め込んでも、ウォータマークが目立
たない。そこで、輝度値が大きく変化しているときに
は、強度設定部404は、ウォータマークの強度を高め
る処理を、PN系列生成部25から出力されたPN系列
に施す。例えば、PN系列が「0101……」である場
合には、これを「0202……」または、「0303…
…」に変更する。そして、強度設定部404は、強度を
高めたウォータマーク(即ちPN系列)を制御スイッチ
405に出力する。
【0044】一方、1画像を構成する画素にそれぞれ設
定された輝度値が小さく変化しているときには、その画
像は、例えばフラットな画像であるため、ウォータマー
クが目立ちやすい。そこで、輝度値が小さく変化してい
るときには、強度設定部404は、PN系列生成部40
3から出力されたPN系列をそのまま制御スイッチ40
5に出力する。
【0045】(ウォータマークの検出)次に、ビデオレ
コーダーにおいて実行される、ウォータマークの検出に
ついて説明する。上述したように、ビデオレコーダー1
00は、受け取ったデジタル映像を光ディスク120に
記録する前に、デジタル映像にウォータマークが埋め込
まれているか否か、および、デジタル映像に埋め込まれ
ているウォータマークが1世代複製許可および複製禁止
のうちいずれを示すのかを判断する。ビデオレコーダー
100は、このようなウォータマークの検出および判断
を次のような方法によって行う。
【0046】まず、1世代複製許可を示すウォータマー
クを構成するPN系列を生成する。そして、そのPN系
列を構成する各符号のうち、その値が「1」の符号を選
択し、その符号のPN系列内における位置を特定する。
さらに、その符号の位置に対応する画素を特定し、その
画素に設定されている輝度値を読み出す。例えば、図4
において、1世代複製許可を示すウォータマークを構成
するPN系列が「0011……」であるとすると、画像
P1中の輝度値cおよびdをそれぞれ読み出す。このよ
うな処理を画像全体について行い、これによって読み出
されたすべての輝度値の合計値α1を演算する。
【0047】次に、1世代複製許可を示すウォータマー
クを構成するPN系列の各符号のうち、その値が「0」
の符号を選択して、その符号のPN系列内における位置
を特定する。さらに、その符号の位置に対応する画素を
特定し、その画素に設定されている輝度値を読み出す。
例えば、図4において、1世代複製許可を示すウォータ
マークを構成するPN系列が「0011……」であると
すると、画像P1中の輝度値aおよびbをそれぞれ読み
出す。このような処理を画像全体について行い、これに
よって読み出されたすべての輝度値の合計値β1を演算
する。
【0048】次に、前記合計値α1とβ1との差を演算
する。もし、画像中に1世代複製許可を示すウォータマ
ークが埋め込まれている場合には、合計値α1とβ1と
の差は比較的大きい値となる。なぜなら、1世代複製許
可を示すウォータマークが埋め込まれたことによって値
が1増加したすべての輝度値の合計値がα1であり、1
世代複製許可を示すウォータマークが埋め込まれたこと
によっても値が何ら変化しなかった輝度値の合計値がβ
1だからである。一方、画像中にウォータマークが埋め
込まれていない場合、または、画像中に複製禁止を示す
ウォータマークが埋め込まれている場合には、合計値α
1とβ1との差は比較的小さい値となる。従って、合計
値α1とβ1との差が所定のしきい値以上のときには、
画像中に1世代複製許可を示すウォータマークが埋め込
まれていると判断することができる。
【0049】次に、複製禁止を示すウォータマークを構
成するPN系列を生成する。そして、そのPN系列を構
成する各符号のうち、その値が「1」の符号を選択し、
その符号のPN系列内における位置を特定する。さら
に、その符号の位置に対応する画素を特定し、その画素
に設定されている輝度値を読み出す。このような処理を
画像全体について行い、これによって読み出されたすべ
ての輝度値の合計値α2を演算する。
【0050】次に、複製禁止を示すウォータマークを構
成するPN系列の各符号のうち、その値が「0」の符号
を選択して、その符号のPN系列内における位置を特定
する。さらに、その符号の位置に対応する画素を特定
し、その画素に設定されている輝度値を読み出す。この
ような処理を画像全体について行い、これによって読み
出されたすべての輝度値の合計値β2を演算する。
【0051】次に、前記合計値α2とβ2との差を演算
する。もし、画像中に複製禁止を示すウォータマークが
埋め込まれている場合には、合計値α2とβ2との差は
比較的大きい値となる。なぜなら、複製禁止を示すウォ
ータマークが埋め込まれたことによって値が1増加した
すべての輝度値の合計値がα2であり、複製禁止を示す
ウォータマークが埋め込まれたことによっても値が何ら
変化しなかった輝度値の合計値がβ2だからである。一
方、画像中にウォータマークが埋め込まれていない場
合、または、画像中に1世代複製許可を示すウォータマ
ークが埋め込まれている場合には、合計値α2とβ2と
の差は比較的小さい値となる。従って、合計値α2とβ
2との差が所定のしきい値以上のときには、画像中に複
製禁止を示すウォータマークが埋め込まれていると判断
することができる。
【0052】また、上記検出を行った結果、合計値α1
とβ1の差および合計値α2とβ2との差のいずれもが
前記しきい値よりも小さいときには、その画像中にウォ
ータマークは埋め込まれていないと判断することができ
る。
【0053】なお、このウォータマークの検出方法で
は、PN系列に1シーケンス内において、値が「1」の
符号の総数と、値が「0」の符号の総数がほぼ等しいと
いう性質を利用している。さらに、PN系列において、
「1」の符号と「0」の符号は平均的にばらついている
ため、PN系列の符号が「1」か「0」かによって1画
像を構成する全画素の輝度値を2つのグループに分別す
ると、輝度値がそれぞれのグループに平均的にばらつく
ことを利用している。
【0054】また、このウォータマークの検出方法にお
いて、1世代複製許可を示すウォータマークを構成する
PN系列と、複製禁止を示すウォータマークを構成する
PN系列とを正確に識別するためには、1世代複製許可
を示すウォータマークを構成するPN系列と、複製禁止
を示すウォータマークを構成するPN系列とが直交して
いることが望ましい。両PN系列が直交していると、例
えば、複製禁止を示すウォータマークを構成するPN系
列が埋め込まれた画像を構成する全画素の輝度値を、1
世代複製許可を示すウォータマークを構成するPN系列
に基づいて、2つのグループに分別した場合、複製禁止
を示すウォータマークを構成するPN系列の符号がそれ
ぞれのグループに平均的にばらつく。この結果、前記合
計値α1とβ1との差は比較的小さい値となる。同様
に、1世代複製許可を示すウォータマークを構成するP
N系列が埋め込まれた画像を構成する全画素の輝度値
を、複製禁止を示すウォータマークを構成するPN系列
に基づいて、2つのグループに分別した場合、1世代複
製許可を示すウォータマークを構成するPN系列の符号
がそれぞれのグループに平均的にばらつく。この結果、
前記合計値α2とβ2との差は比較的小さい値となる。
【0055】(映像送出処置における処理)次に、映像
送出装置で実行される処理の手順について、詳細に説明
する。
【0056】図8は、映像送出装置における映像コンテ
ンツの送出処理を示すフローチャートである。
【0057】まず、図8のステップS101では、これ
から送出するコンテンツの制御情報を判定し、制御情報
が複製許可(CF)であればステップS102へ、制御
情報が複製禁止(NC)であればステップS103へ、
制御情報が1世代複製許可(CO)であればステップS
105へ、それぞれ進む。
【0058】ステップS102では、制御スイッチ40
5をオフしてステップS108へ進む。
【0059】ステップS103では、PN系列生成部4
03で生成されるPN系列を複製禁止に設定した後、ス
テップS104において制御スイッチ405をオンし
て、ステップS108へ進む。
【0060】ステップS105では、PN系列生成部4
03で生成されるPN系列を1世代複製許可に設定した
後、ステップS106において制御スイッチ405をオ
ンして、ステップS108へ進む。
【0061】ステップS108では、ウォータマークの
強度を通常時よりも上昇させる処理を行う。ここでは、
例えば、通常時の強度に対して予め定めた倍率の強度と
する。あるいは、通常時の強度に一定の値を加算した値
としてもよい。
【0062】次に、ステップS109では、コンテンツ
の再生を開始する。次に、ステップS110では、コン
テンツの再生から所定時間が経過したか否か判断し、判
断が肯定されればステップS111へ進み、判断が否定
されればステップS110を繰り返す。
【0063】ステップS111では、ウォータマークの
強度を標準、すなわち通常時の強度に戻す。ステップS
112ではコンテンツの再生が終了したか否か判断し、
判断が肯定されればステップS113へ進み、判断が否
定されればステップS112を繰り返す。
【0064】ステップS113では、後続のコンテンツ
があるか否か判断し、判断が肯定されればステップS1
01へ戻り、判断が否定されれば図8の処理を終了す
る。
【0065】図9は図8の処理によるウォータマークの
強度の変化を示している。図9では、コンテンツ11
(1世代複製許可)→コンテンツ12(複製許可)→コ
ンテンツ13(複製禁止)の順で、コンテンツおよび制
御情報が変化している。そして、コンテンツ11の開始
から所定時間t0の間、およびコンテンツ13の開始か
ら所定時間t0の間は、他の期間(通常の期間)と比較
して、ウォータマークの強度が高くなっている。
【0066】したがって、本実施形態では、ビデオレコ
ーダ100においてコンテンツ11あるいはコンテンツ
13の開始から短時間の間(開始から時間t0の間)
に、ウォータマークを確実に検出することができ、結果
としてウォータマークを迅速に検出できる。
【0067】図10は映像送出装置401(図3)に代
えて使用される映像送出装置を示すブロック図である。
【0068】この映像送出装置401Bは映像送出装置
401と共通あるいは対応する要素を備えるため、それ
らの要素については同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0069】図10に示すように、映像送出装置401
Bは、映像信号ラインと強度設定部404との中間に制
御装置414Bにより制御されるスイッチ450を備え
る。このスイッチ450をオフすると、強度設定部40
4に映像信号が入力されない。そして、映像送出装置4
01Bを用いる場合には、所定のコンテンツの先頭部に
おいてスイッチ450をオフし、ウォータマークの強度
は予め定めた一定の値(通常時よりも大きな値)に固定
される。所定のコンテンツが開始されてから一定時間
(t0)が経過すると、再びスイッチ450がオンされ
て、強度設定部404に映像信号が入力され、ウォータ
マークの強度は通常時のものに戻る。
【0070】−第2の実施形態− 以下、図11および図12を参照して、本発明の電子透
かし埋め込み方法の第2の実施形態について説明する。
【0071】図11は、第2の実施形態の電子透かし埋
め込み方法が採用されるシステム構成を示す図である。
図11に示すように、このシステムは、例えば、映画会
社の設備の一部としての記録システム401Aと、例え
ば、放送局側の映像送出装置430とを備える。
【0072】(記録システム)以下、記録システム40
1Aについて説明するが、記録システム401Aは第1
の実施形態の映像送出装置と共通あるいは対応する要素
を備えるため、それらの要素については同一符号を付し
て、その重複説明を避ける。
【0073】図11に示すように、記録システム401
Aは、記録すべき映像コンテンツをビデオテープから読
み出すビデオレコーダ421と、映像コンテンツを電子
透かしとともにビデオテープに記録するビデオレコーダ
422と、制御情報として用いられるPN系列を生成す
るPN系列生成部403と、PN系列403からの出力
信号を増幅してその強度を設定する強度設定部404
と、制御情報の付加/非付加を制御する制御スイッチ4
05と、映像コンテンツのデータと制御情報のデータと
を加算する加算部406と、RAMおよびROMを有す
る記憶部410と、操作者に向けて所定の情報を提示す
るための表示部411と、操作者の操作を受付ける操作
部412と、再生側ビデオレコーダ421、記録側ビデ
オレコーダ422、PN系列生成部403、強度設定部
404、制御スイッチ405、加算部406、記憶部4
10、表示部411および操作部412を制御する制御
装置414Aとを備える。
【0074】次に、記録システム401Aの動作につい
て説明する。ビデオテープに記録された映像コンテンツ
は、ビデオテープレコーダ421により読み出される。
一方、PN系列生成部403では所定のPN系列(制御
情報)を生成する。PN系列生成部403におけるPN
系列の生成開始、および生成終了は制御装置414Aに
よって制御される。
【0075】PN系列生成部403から出力された制御
情報のデータは強度設定部404に入力されて適切な強
度に増幅される。図11に示すように、強度設定部40
4にはビデオレコーダ421により読み出された映像デ
ータが入力される。強度設定部では、入力された映像デ
ータに応じて必要な制御情報の強度が算出される。
【0076】強度設定部404から出力された制御情報
のデータは制御スイッチ405に入力される。制御スイ
ッチ405のオン/オフは制御装置414Aにより制御
される。制御スイッチ405を切換えることにより、映
像コンテンツにウォータマークが埋め込まれるか否かが
選択される。制御スイッチ405がオフされた場合に
は、PN系列生成部403の処理内容にかかわらず、映
像コンテンツにウォータマークは付加されない。
【0077】図12は記録システム401Aにおける処
理を示すフローチャートである。
【0078】図12のステップS201では、ビデオレ
コーダ421により再生される記録コンテンツの制御情
報を判定する。制御情報が複製許可であると判定されれ
ばステップS202へ進み、制御情報が複製禁止である
と判定されればステップS203へ進み、制御情報が1
世代複製許可であると判定されればステップS205へ
進む。
【0079】ステップS202では、制御スイッチ40
5をオフして、ステップS208へ進む。
【0080】ステップS203では、PN系列生成部4
03で生成されるPN系列を複製禁止に設定した後、ス
テップS204において制御スイッチをオンして、ステ
ップS208へ進む。
【0081】ステップS205では、PN系列生成部4
03で生成されるPN系列を1世代複製許可に設定した
後、ステップS206において制御スイッチをオンし
て、ステップS208へ進む。
【0082】ステップS208では、ウォータマークの
強度を通常時よりも上昇させる処理を行う。ここでは、
例えば、通常時の強度に対して予め定めた倍率の強度と
する。あるいは、通常時の強度に一定の値を加算した値
としてもよい。
【0083】次に、ステップS209では、コンテンツ
の再生を開始する。次に、ステップS210では、コン
テンツの再生から所定時間が経過したか否か判断し、判
断が肯定されればステップS211へ進み、判断が否定
されればステップS210を繰り返す。
【0084】ステップS211では、ウォータマークの
強度を標準、すなわち通常時の強度に戻す。ステップS
212ではコンテンツの再生が終了したか否か判断し、
判断が肯定されればステップS213へ進み、判断が否
定されればステップS212を繰り返す。
【0085】次に、ステップS213ではビデオレコー
ダ412の再生およびビデオレコーダ422の記録を停
止し、図12の処理を終了する。
【0086】以上の処理により映像コンテンツおよびウ
ォータマークが記録されたビデオテープ423(図1
1)が作製される。このビデオテープには、コンテンツ
の先頭部におけるウォータマークの強度が上昇された状
態で、制御情報が記録されている。これは、図9におけ
るコンテンツ11、あるいはコンテンツ13の状態に相
当し、コンテンツの開始から所定時間t0の間は、他の
期間(通常の期間)と比較して、ウォータマークの強度
が高くなっている。
【0087】(映像送出装置)次に、図11の映像送出
装置430について説明する。
【0088】映像送出装置はビデオテープ423等のビ
デオテープがセットされるビデオレコーダ431と、ビ
デオレコーダの出力信号を圧縮するMPEGエンコーダ
432と、MPEGエンコーダ432の出力信号を変調
してアンテナに向けて出力する映像信号出力装置433
と、RAMおよびROMを含む記憶装置434と、操作
者に向けて表示を行う表示部435と、操作者の操作を
受付ける操作部436と、ビデオレコーダ431、MP
EGエンコーダ432、映像信号出力装置433、記憶
装置434、表示部435および操作部436を制御す
る制御装置437とを備える。
【0089】ビデオレコーダ431から出力された映像
信号はMPEGエンコーダ432により圧縮される。こ
の圧縮された映像信号は映像信号出力装置433におい
て変調され、アンテナを介して送信される。
【0090】このように、第1の実施形態における映像
送出装置401(図3)とは異なり、第2の実施形態に
おける映像送出装置430では、制御情報(ウォータマ
ーク)の付加のための構成を備えておらず、ビデオテー
プに予め記録されたウォータマークを含む映像をそのま
ま送出する。
【0091】しかし、本実施形態では、上記のようにビ
デオテープに記録されたデータ自体において、コンテン
ツの先頭部でウォータマークの強度が高められているの
で、放送局の側で特別な加工を施さなくても、受信者側
においてウォータマークが速やかに検出される。
【0092】上記各実施形態では、図9に示すように、
コンテンツの先頭と、ウォータマークの先頭とを、時間
的に揃えた場合について説明している。しかし、図13
に示すように、コンテンツに対応する電子透かしの先頭
をコンテンツの先頭よりも時間t1だけ前に位置させて
もよい。この場合には、電子透かしがコンテンツよりも
先行することにより、コンテンツを受信する側において
電子透かしを検出するのに要する時間を補償して、電子
透かしを検出するタイミングをコンテンツの先頭により
一層接近させることができる。したがって、受信する側
における複製の許可/禁止の制御タイミングを、さらに
適切なものとすることができる。
【0093】電子透かしの先頭のずれ時間t1を、ビデ
オレコーダ100におけるウォータマークの検出時間に
合致させることにより、ウォータマークの検出タイミン
グと、実際のコンテンツの先頭とを一致させることがで
きる。ただし、ウォータマークの検出時間はビデオレコ
ーダの機種によって異なるため、例えば、コンテンツの
複製を先頭部分から確実に禁止したいような場合には、
検出時間の長い機種にあわせ、ずれ時間t1をその検出
時間と同等、あるいはその検出時間よりも長い時間に設
定すればよい。
【0094】なお、上述した実施形態では、ウォータマ
ークを構成するPN系列を、画像の画素にそれぞれ設定
された輝度値に加算する構成としたが、本発明はこれに
限るものではなく、ウォータマークを構成するPN系列
を、画素にそれぞれ設定された他の値に加算してもよ
い。
【0095】また、ウォータマークを構成するPN系列
は、M系列に限らない。ウォータマークを構成するPN
系列として、例えばゴールド(Gold)符号のような他の
ランダム系列を用いてもよい。
【0096】また、前記実施形態では、ウォータマーク
をPN系列によって構成する場合を例に挙げたが、本発
明はこれに限るものではない。例えば、ランダム若しく
はランダムに近い符号または符号の配列に規則性があっ
てもその規則性を容易に判断することができないような
符号が配列された他の信号によってウォータマークを構
成することも可能である。
【0097】また、前記実施形態では、PN系列を構成
する符号と画像の画素とを一対一に対応させる場合を例
に挙げたが、本発明はこれに限らない。例えば、画像を
互いに隣接した複数の画素からなる複数の領域に分割
し、この領域に、PN系列を構成する符号を一対一に対
応させてもよい。ここで、複製禁止を示すウォータマー
クを構成するPN系列「0101……」を、互いに連接
する4つの画素からなる正方形の領域に分割された画像
に埋め込む場合を例に挙げる。この場合、この画像の第
1番目に配置された領域に含まれる4つの画素の輝度値
には、すべて「0」が加算される。さらに、この画像の
第2番目に配置された領域に含まれる4つの画素の輝度
値には、すべて「1」が加算される。このように、PN
系列を構成する符号と複数の画素からなる領域とを一対
一に対応させることにより、デジタル映像がフィルタに
かけられたり圧縮されたりしてもウォータマークをデジ
タル映像中に残存させることができる。
【0098】更に、前記実施形態では、放送メディアに
本発明を適用した例を説明したが、ビデオテープやDV
D等のパッケージメディアにも本発明が適用可能である
ことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】テレビ局から配信されるデジタル映像の流れを
示す図。
【図2】デジタル映像の複製の世代管理の方法を示す
図。
【図3】放送局に設けられる映像送出装置を示すブロッ
ク図。
【図4】ウォータマークを説明する図。
【図5】ウォータマークを説明する図。
【図6】PN系列生成回路の構成を示す図。
【図7】PN系列生成回路の構成を示す図。
【図8】映像送出装置における映像コンテンツの送出処
理を示すフローチャート。
【図9】図8の処理によるウォータマークの強度の変化
を示す図。
【図10】別の映像送出装置を示すブロック図。
【図11】第2の実施形態の電子透かし埋め込み方法が
採用されるシステム構成を示す図。
【図12】記録システムにおける処理を示すフローチャ
ート。
【図13】コンテンツに対応する電子透かしの先頭をコ
ンテンツの先頭よりも時間的に前に位置させた場合を示
す図。
【符号の説明】
11 コンテンツ 11a 制御情報(電子透かし) 401 映像送出装置(電子透かし埋め込み装置)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月2日(2001.3.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図3】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/781 H04N 7/08 Z 5J104 5/85 5/91 P 5/91 5/92 H 5/92 Fターム(参考) 5B057 CA20 CC03 CE08 CH11 CH12 5C052 AA02 AB04 CC11 DD04 EE02 EE03 EE05 5C053 FA13 FA15 FA23 FA24 GB06 GB37 HA33 JA21 JA30 KA01 LA07 5C063 AB03 AC01 AC05 AC10 CA40 DA13 5C076 AA14 BA06 5J104 AA13 AA14 PA05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル情報からなるコンテンツに所定
    の規則に基づいて生成された信号からなる電子透かしを
    埋め込む電子透かし埋め込み方法であって、 前記コンテンツに対応する電子透かしの先頭部における
    所定期間、前記電子透かしの埋め込み強度を強制的に強
    めることを特徴とする電子透かし埋め込み方法。
  2. 【請求項2】 前記所定期間では、前記電子透かしの埋
    め込み強度を一定値とすることを特徴とする請求項1に
    記載の電子透かし埋め込み方法。
  3. 【請求項3】 前記所定期間では、前記電子透かしの埋
    め込み強度を他の期間の埋め込み強度に対して一定の倍
    率で高めることを特徴とする請求項1に記載の電子透か
    し埋め込み方法。
  4. 【請求項4】 前記所定期間では、前記電子透かしの埋
    め込み強度を他の期間の埋め込み強度に対して一定値を
    加えた値とすることを特徴とする請求項1に記載の電子
    透かし埋め込み方法。
  5. 【請求項5】 前記コンテンツに対応する電子透かしの
    先頭は前記コンテンツの先頭よりも時間的に前に位置す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の電子透かし埋め込み方法。
  6. 【請求項6】 デジタル情報からなるコンテンツに所定
    の規則に基づいて生成された信号からなる電子透かしを
    埋め込む電子透かし埋め込み装置であって、 前記コンテンツに対応する電子透かしの先頭部における
    所定期間、前記電子透かしの埋め込み強度を強制的に強
    めることを特徴とする電子透かし埋め込み装置。
  7. 【請求項7】 前記所定期間では、前記電子透かしの埋
    め込み強度を一定値とすることを特徴とする請求項6に
    記載の電子透かし埋め込み装置。
  8. 【請求項8】 前記所定期間では、前記電子透かしの埋
    め込み強度を他の期間の埋め込み強度に対して一定の倍
    率で高めることを特徴とする請求項6に記載の電子透か
    し埋め込み装置。
  9. 【請求項9】 前記所定期間では、前記電子透かしの埋
    め込み強度を他の期間の埋め込み強度に対して一定値を
    加えた値とすることを特徴とする請求項6に記載の電子
    透かし埋め込み装置。
  10. 【請求項10】 前記コンテンツに対応する電子透かし
    の先頭は前記コンテンツの先頭よりも時間的に前に位置
    することを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記
    載の電子透かし埋め込み装置。
  11. 【請求項11】 デジタル情報からなるコンテンツに所
    定の規則に基づいて生成された信号からなる電子透かし
    を埋め込んだ電子透かしを有する記録媒体であって、 前記コンテンツに対応する電子透かしの先頭部における
    所定期間、前記電子透かしの埋め込み強度を強制的に強
    めることを特徴とする電子透かしを有する記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記所定期間では、前記電子透かしの
    埋め込み強度を一定値とすることを特徴とする請求項1
    1に記載の電子透かしを有する記録媒体。
  13. 【請求項13】 前記所定期間では、前記電子透かしの
    埋め込み強度を他の期間の埋め込み強度に対して一定の
    倍率で高めることを特徴とする請求項11に記載の電子
    透かしを有する記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記所定期間では、前記電子透かしの
    埋め込み強度を他の期間の埋め込み強度に対して一定値
    を加えた値とすることを特徴とする請求項111に記載
    の電子透かしを有する記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記コンテンツに対応する電子透かし
    の先頭は前記コンテンツの先頭よりも時間的に前に位置
    することを特徴とする請求項11〜14のいずれか1項
    に記載の電子透かしを有する記録媒体。
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