JP2002236323A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2002236323A
JP2002236323A JP2001032095A JP2001032095A JP2002236323A JP 2002236323 A JP2002236323 A JP 2002236323A JP 2001032095 A JP2001032095 A JP 2001032095A JP 2001032095 A JP2001032095 A JP 2001032095A JP 2002236323 A JP2002236323 A JP 2002236323A
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Japan
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photosensitive material
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magazine
guide
width guide
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JP2001032095A
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English (en)
Inventor
Takehisa Ono
剛久 大野
Koichi Sato
浩一 佐藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像記録装置の小型化とマガジンから感光材
料が引出されるときの上下のバタツキをなくすことを課
題とする。 【解決手段】 マガジン26が装填部から外されると、
幅ガイド40を最大幅まで移動させる。次のマガジン2
6が装填されると、引出しローラ36によって、幅ガイ
ド40の可動領域にあるフォトセンサ16が感光材料A
の先端部を検出するまで引き出す。感光材料Aの先端部
が検出されると、感光材料Aをマガジン26側へ巻き戻
して先端部を幅ガイド40の可動領域の外側まで移動さ
せ、次に、感光材料Aの幅方向両端部の上下面だけをガ
イドする位置まで幅ガイド40を移動させる。幅ガイド
40が移動する際に、可動領域に感光材料Aがないの
で、溝に落ち込んでジャミングすることがない。また、
感光材料Aの幅方向両端部の上下面だけを幅ガイド40
でガイドすることで、感光材料Aの上下のバタツキがな
くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料を露光し
て画像を形成する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル露光を利用する画像記録装置
は、画像読取装置によって光電的に読み取られた写真フ
ィルムの画像を画像データとして受け取り、この画像デ
ータに応じて変調した記録光によって感光材料を走査露
光して画像(潜像)を記録するものである。そして、潜
像が記録された感光材料は、プロセッサ(現像処理装
置)で現像処理され、プリント(写真)として排出され
る。
【0003】一方、図15に示すように、画像記録装置
23には、ロール状の感光材料Aが収納されたマガジン
27が装填される装填部15が設けられている。装填部
15の内側には、引出しローラ36が設けられており、
装填部15に装填されたマガジン27から感光材料Aを
引き出し、感光材料の先端部がフォトセンサ17で検出
されるであろう位置まで引出すことで、マガジン27の
中に感光材料Aが有るか無いかをチェックする構成であ
る。
【0004】また、フォトセンサ17と引出しローラ3
6との間には、感光材料Aの幅方向に移動可能な幅ガイ
ド41が設けられており、感光材料Aの蛇行を規制する
ようになっている。
【0005】従来、この幅ガイド41は、感光材料Aを
マガジン27へ巻き戻すとき、感光材料Aの幅方向両端
側面に当たる位置まで移動し、感光材料Aの蛇行を防止
する役割が主であり、マガジン27から感光材料Aを引
出すときは、マガジン27側のガイド(図示省略)で幅
方向の蛇行を規制すれば十分であると考えられていた。
【0006】しかし、マガジン27側のガイドでは、引
出しローラ36によって引出された後、感光材料Aの先
端部の上下方向のバタツキを抑えることができない。
【0007】また、図16に示すように、感光材料Aの
先端部を検出するフォトセンサ17を幅ガイド41の可
動領域に配置すると、感光材料Aの先端部を検出して幅
ガイド41が可動するとき、幅ガイド41が移動するた
めの溝19に感光材料Aの先端部が巻き込まれジャミン
グが起きる恐れがあるため、フォトセンサ17は幅ガイ
ド41の下流側に設けられていた。
【0008】このため、感光材料Aをマガジン27から
引出してフォトセンサ17まで搬送する距離が長くな
り、それが、画像記録装置の小型化を妨げていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明上記事
実を考慮して、画像記録装置の小型化とマガジンから感
光材料が引出されるときの上下のバタツキをなくすこと
を課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ロール状の感光材料を露光して画像を記録する画像
記録装置において、装填されたマガジンから前記感光材
料を引き出す引出しローラと、前記感光材料の幅サイズ
に応じて感光材料の幅方向へ移動し、感光材料の幅方向
両端部をガイドする幅ガイドと、前記幅ガイドの可動領
域内に配置され前記引出しローラで引き出された前記感
光材料の先端部を検出するセンサと、前記マガジンが外
されると、前記幅ガイドを最大幅まで移動させる第1制
御手段と、前記センサが次に装填されたマガジンから引
き出された感光材料の先端部を検出すると、感光材料の
先端部が前記幅ガイドの可動領域外に至るまで、感光材
料を前記マガジン側へ巻き戻した後、前記幅ガイドが感
光材料の幅方向両端部の上下面だけをガイドする位置ま
で幅ガイドを移動させる第2制御手段と、を有すること
を特徴としている。
【0011】上記構成では、マガジンが装填部から外さ
れると、第1制御手段が幅ガイドを最大幅まで移動させ
る。このため、次に、感光材料の幅サイズが異なるマガ
ジンを装填しても、また、感光材料の先端部がマガジン
から斜めに引出されていても、幅ガイドの間でジャミン
グすることがない。
【0012】そして、マガジンが装填されると、感光材
料が引出しローラによって、センサが感光材料の先端部
を検出するまで引き出される。すなわち、センサが感光
材料の先端部を検出しないと、マガジン内に感光材料が
収納されていないと判断する構成である。
【0013】このセンサによって、感光材料の先端部が
検出されると、第2制御手段が、感光材料をマガジン側
へ巻き戻して先端部を幅ガイドの可動領域の外側まで移
動させる。先端部が幅ガイドの可動領域から離れると、
感光材料の幅方向両端部の上下面だけをガイドする位置
まで幅ガイドを移動させる。
【0014】このように、幅ガイドが感光材料の幅方向
に移動する際に、可動領域に感光材料の先端部がないの
で、感光材料が幅ガイド移動用の溝に落ち込んでジャミ
ングすることがない。また、感光材料の幅方向両端部の
上下面だけを幅ガイドでガイドすることで、マガジンが
感光材料から送り出されるときの上下のバタツキがなく
なる。
【0015】請求項2に記載の発明は、前記感光材料が
前記マガジンに巻き戻されるとき、感光材料の幅方向両
端部の側面をガイドする位置まで前記幅ガイドを移動さ
せることを特徴としている。
【0016】上記構成では、感光材料がマガジンに巻き
戻されるとき、幅ガイドを感光材料の幅方向両端部の側
面をガイドする位置まで移動させる。これにより、感光
材料が蛇行してマガジン内へ斜めに巻き戻されることが
なくなる。
【0017】請求項3に記載の発明は、前記センサを前
記感光材料の幅方向に渡って一対配置し、それぞれのセ
ンサが感光材料の先端部を検出するタイミングから感光
材料搬送の可否を判定することを特徴としている。
【0018】上記構成では、センサが感光材料の先端部
を検出するタイミングが設定範囲外である場合、すなわ
ち、感光材料の先端部が斜めにカットされ過ぎていると
きは、搬送不良となりジャミングの原因となるため、ユ
ーザーに対して、感光材料の先端部を正しくカットする
ように警告を出す。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本形態に係
る画像記録装置を説明する。 (画像記録装置の概略構成)図1に示すように、画像記
録装置22は、マガジン26にロール状に巻取られた感
光材料Aを引き出して搬送させ、画像位置情報形成部2
8で停止させ画像位置情報の記録を行なう。
【0020】次に、画像位置情報に基づき、露光部30
では、フィルムスキャナー等の画像読取装置で読み取ら
れた画像情報をセットアップ装置で決定された露光条件
(画像記録条件)に応じて、光ビームにより感光材料A
を走査露光して潜像を形成する。
【0021】潜像が形成された感光材料Aは、バックプ
リント部32で撮影情報等のバックプリントが行なわ
れ、現像処理装置で現像処理が行なわれ写真フィルムの
画像が記録されたプリントとして排出される。
【0022】次に、各構成部位を詳細に説明していく。
【0023】図1及び図2に示すように、マガジン26
が装填される装填部14の挿入口18には、ニップ解除
機構によってニップ解除が自在とされた引出しローラ3
6が設けられており、マガジン26のポート12の凹部
12Aに入り込んで、感光材料Aを引き出すようになっ
ている。
【0024】なお、ニップ解除機構は、図4に示すよう
に、上部に配置された従動側の引出しローラ36のシャ
フト36Aを支持する昇降プレート140を図示しない
カム機構で昇降させることで実現するもので、感光材料
Aを巻き戻すときに、引出しローラ36のニップが解除
される。
【0025】引出しローラ36の下流側には、感光材料
Aの幅方向を規制する幅ガイド40が設けられており、
感光材料の幅サイズに応じて幅間隔を可変できる構成で
ある。また、後述するが、幅ガイド40の中央部には、
フォトセンサ16が配置されており、感光材料Aの先端
部を検出するようになっている。
【0026】幅ガイド40の奥側には、第1ループ形成
部42が設けられている。この第1ループ形成部42
で、感光材料Aにループ(弛み)を形成することによっ
て、下流に配置される画像位置情報形成部28による感
光材料Aの搬送および停止等による速度変動を吸収する
部分である。
【0027】画像位置情報形成部28には、感光材料A
にパンチ穴を形成するパンチ装置50が設けられてい
る。このパンチ装置50は、感光材料Aを切断するため
に、プリント一枚毎の位置情報(いわゆるコマ情報)
や、例えば24枚、36枚等のフィルム一本分等の適宜
設定された単位枚数毎の位置情報(いわゆるソート情
報)等の画像位置情報を感光材料Aに形成するものであ
る。
【0028】パンチ穴が形成された感光材料Aは、搬送
ローラ56とローラ57A〜57Cに巻きかけられたエ
ンドレスベルト59に挟持され、露光部30へ送られ
る。
【0029】露光部30は、第2ループ形成部58と、
副走査搬送部60と、第3ループ形成部62とから構成
されている。
【0030】副走査搬送部60は、感光材料Aを露光位
置に案内するレジストローラ70、72および幅ガイド
90を備え、その下流側に精度良く露光位置に搬送する
搬送ローラ82、84を備える。搬送ローラ82、84
で精度良く副走査方向に搬送される感光材料Aに対して
光ビーム走査装置24が主走査方向に走査露光すること
によって感光材料Aが二次元状に露光される。
【0031】この露光位置(副走査搬送部60)の上流
側および下流側には、第2ループ形成部58および第3
ループ形成部62が設けられている。したがって、搬送
ローラ82、84は、上下流に配置された搬送手段から
影響を受けることなく(バックテンションや引っ張り
等)、高精度な送り速度で感光材料Aを副走査方向へ搬
送する。
【0032】また、第3ループ形成部62の下流側に
は、搬送ローラ98を介してバックプリント部32が設
けられている。
【0033】バックプリント部32では、印字装置2に
よって原稿フィルムの撮影日や感光材料Aやプリントの
各種データがプリントの裏面に記録される。
【0034】バックプリント部32の下流側には、搬送
ローラ106を介して第1カッタ112およびリザーバ
(第4ループ形成部)34が設けられている。
【0035】第1カッタ112は、通常の作動状態では
使用されず、例えば、露光走査を終了した後に、リザー
バ34に収納された露光済の感光材料Aを全て現像処理
装置側へ排出する際等に使用されるものである。
【0036】なお、リザーバ34は、画像記録装置22
と現像処理装置との処理速度の差を吸収して、効率の良
いプリント作成を行なうために設けられたものである。
【0037】さらに、リザーバ34の下流側には、搬送
ローラ120を介して第2カッタ124および第5ルー
プ形成部125が配設される。第2カッタ124は、現
像処理装置のトラブル等の際に感光材料Aを切断するた
めに使用され、画像記録装置22内の露光済みの感光材
料Aを助けるためのものである。
【0038】また、第5ループ形成部125は、画像記
録装置22の処理速度と現像処理装置の処理速度の差を
吸収し、現像処理装置によって感光材料Aが不要に矢印
方向へ引っ張られ損傷するのを防止するものである。
【0039】このようにして、画像が露光された長尺状
の感光材料Aは、搬送ローラ132とニップローラ13
4、136によって、現像処理装置へ送り込まれ、現像
処理される。現像処理された感光材料は、カッタによっ
て所定サイズに切断されて仕上りプリントとして、ソー
タに収納される構成である。
【0040】次に、マガジンと装填部について詳細に説
明する。
【0041】図2及び図3に示すように、装填部14の
セット面14Aに載置されるマガジン26の底面26A
には、一対の脚部154A、154Bが設けられてい
る。この脚部154A、154Bの両端部には、丸くラ
ウンドされた摺動部156A、156Bが形成されてお
り、この摺動部156A、156Bの間にコロ162
A、162Bが回転自在に設けられている。
【0042】このコロ162A、162Bをセット面1
4Aからガイド台20の斜面20Aに沿って転がし、マ
ガジン26のポート12を装填部14の挿入口18へ押
し込むことで、マガジン26のセットが完了する。
【0043】なお、摺動部156A、156Bは、コロ
162A、162Bよりも底面26Aから飛び出してお
り、マガジン26をセットした後は、摺動部156A、
156Bのみが、ガイド台20とガイド44の間の溝、
及びガイド台20とガイド46の間の溝に嵌り、マガジ
ン26を安定して保持する。
【0044】また、マガジン26の立面(ポート12
側)には、位置決めピン48が突設されており、装填部
14側には、位置決めピン48が挿入されて嵌合する位
置決め孔(図示省略)が形成されている。位置決めピン
48が位置決め孔に挿入されることにより、マガジン2
6が装填部14に対して正確に位置決めされる。
【0045】さらに、立面の下部には、一対の位置決め
板64が左右方向対称に突設されており、これら位置決
め板64の先端部には、係止軸66が直立している。こ
の係止軸66が、装填部14に設けられたラッチ部材
(図示省略)にラッチされ、マガジンがロックされる。
【0046】また、ラッチ部材の近傍には、マイクロス
イッチが配置されており、位置決め板64を押し込む動
作によって作動し、マガジン26が装填されたことを検
出する。
【0047】さらに、位置決め板64の間には、IDピ
ン68が突設されている。このIDピン68は、マガジ
ン26に収納されている感光材料のサイズ、面種等によ
って配置が異なっている。そして、マガジン26がセッ
トされると、装填部14の正面に設けられた5つの何れ
かの検出孔74へ進入し、検出孔74と対応して配置さ
れたマイクロスイッチを押すことで、感光材料の情報が
画像記録装置22へ入力される構成である。
【0048】また、内部に遮光状態で収納された感光材
料Aが引き出されるポート12の中央部には、矩形状の
凹部12Aが形成されている。この凹部12Aには、マ
ガジン26が装填部14にセットされると、引出しロー
ラ36のニップ部が入り込み、感光材料Aを画像記録装
置22内へ引き込む構成である。なお、装填部14にマ
ガジン26がセットされると、図示しないシャッター機
構が開放し、ポート12の通路から遮光部材が退避す
る。
【0049】次に、図2及び図4に示すように、引出し
ローラ36の下流側には、第1ループ形成部42へ感光
材料Aを案内する搬送ガイド76、80が設けられてい
る。搬送ガイド76、80は上流側が上下に広がり下流
側が幅狭とされた薄板で構成されており、幅ガイド40
の可動許容するために、両側が開口され溝となってい
る。そして、搬送ガイド80に案内された感光材料A
は、押えコロ78を通じて、搬送ガイド80の屈曲部に
沿って下方へ案内される。
【0050】幅ガイド40は、側面から見ると、上流側
が上下に広がり下流側が幅狭とされたラッパ形状として
おり、感光材料Aの搬送方向から見ると、中央部側が開
放するコ字型をしている。すなわち、幅ガイド40の縦
壁40Aが感光材料Aの幅方向両端部側面に当たって、
蛇行を防止する役割を果たし、上下壁40Bが感光材料
Aの幅方向両端部上下面に当たり、感光材料Aの先端部
のバタツキを抑制すると共に、搬送ガイド80がない領
域(溝)へ感光材料の突っ込みを防止する。
【0051】幅ガイド40の下部にはブラケット86が
突設されており、このブラケット86に形成された貫通
孔88へ、感光材料Aの幅方向に延設されたガイドシャ
フト92が挿通され、幅ガイド40が感光材料Aの幅方
向へスライド可能となっている。
【0052】ブラケット86には、タイミングプーリー
96に巻き掛けられたタイミングベルト94に連結され
ている。すなわち、図2に示す、右側の幅ガイド40の
ブラケット86はタイミングベルト94の上側に、左側
の幅ガイド40のブラケット86はタイミングベルト9
4の下側に、連結されている。
【0053】これにより、図示しないパルスモータをパ
ルス制御して、でタイミングプーリー96を正転逆転さ
せることで、左右の幅ガイド40がセンタを境にして互
いに離れ、互いに接近する構成である。
【0054】一方、左右の幅ガイド40の間、すなわ
ち、幅ガイド40の可動領域内には、搬送ガイド76に
検査光が遮光されない位置にフォトセンサ16が設けら
れている。図6に示すように、このフォトセンサ16
は、感光材料Aの先端部を検出して、制御部158へ信
号を出力する。
【0055】次に、図6に示す機能ブロック図及び、図
7に示すフローチャートを参照して、幅ガイドの動きを
説明する。
【0056】ステップ200でマガジン26が装填され
たことが検出されると,ステップ202でIDピン68
の位置に基づき、マガジン26に収納された感光材料A
のサイズが検出される。
【0057】ステップ204では、引出しローラ36が
所定量駆動して感光材料Aをマガジン26から引出す
(図8の2点鎖線参照)。ステップ206では、感光材
料Aの先端部がフォトセンサ16に検出されたか否か判
断する。
【0058】否定されると、ステップ208で、図示し
ないディスプレイにマガジン内に感光材料が収納されて
いない旨を表示する。また、ステップ206で肯定され
ると、ステップ210で巻芯160を所定量逆転させ、
感光材料Aの先端部が幅ガイド40の可動領域の外側ま
で移動させる(図8の実線参照)。
【0059】先端部が幅ガイド40の可動領域から離れ
ると、ステップ212で感光材料Aの幅方向両端部の上
下面だけをガイドする位置(図12参照)まで幅ガイド
40を移動させる(図9参照)。このように、幅ガイド
40が感光材料Aの幅方向に移動する際に、可動領域に
感光材料Aの先端部がないので、感光材料Aが幅ガイド
40が移動するための溝に落ち込んでジャミングするこ
とがない。
【0060】また、感光材料Aが引き出されるとき、幅
方向の蛇行はマガジン26内のガイドで防止され、さら
に、感光材料Aの幅方向両端部の上下面だけを幅ガイド
40の上下壁40Bでガイドすることで、マガジン26
が感光材料Aから送り出されるときの上下のバタツキが
なくなる。なお、幅ガイド40の開き距離は、縦壁40
Aと感光材料Aの幅方向端部との間隔が4mm程度とな
るように設定されている。
【0061】幅ガイド40がこの位置で停止すると、ス
テップ214で引出しローラ36を駆動して、マガジン
26から感光材料Aを引き出し、画像位置情報形成部2
8へ送る(図1参照)。
【0062】次に、ステップ216では、感光材料Aの
巻戻し指令があるか否かを見る。感光材料Aの巻戻し指
令があると、ステップ218で引出しローラ36を停止
してニップ状態を解除する。次に、ステップ220で幅
ガイド40を、図13に示すように、感光材料Aの幅方
向端部を縦壁40Aでガイドできる位置まで移動させ
る。
【0063】次に、ステップ222で、図10に示すよ
うに、巻芯160を逆転させ、感光材料Aを巻き戻す。
このとき、幅ガイド40で感光材料Aの幅方向の蛇行が
防止されるので、感光材料Aがマガジン26内へ斜めに
引き込まれてジャミングすることもない。
【0064】ステップ224で、感光材料Aの巻戻しが
完了したと判断されると、ステップ226で、マガジン
26が装填部14から取り外されたか否か判断される。
なお、マガジンが取り外されたか否かは、位置決め板6
4の係止軸66がラッチ部材から解除され、ラッチ部材
の動作によってマイクロスイッチが操作されることで検
出される。
【0065】ステップ226で、図11に示すように、
マガジン26が装填部14から取り外されたと判断され
ると、ステップ228で、幅ガイド40を最大幅とし、
ステップ200へ移行する。これにより、次に、感光材
料の幅サイズが異なるマガジン26を装填しても、ま
た、感光材料Aの先端部がマガジン26から斜めに引出
されていても、幅ガイド40の間でジャミングすること
がない。
【0066】なお、本形態では、幅ガイド40の間に1
つのフォトセンサ16を配置して、感光材料Aの先端部
を検出するようにしたが、図14に示すように、感光材
料Aの幅方向にフォトセンサ47を一対配置し、それぞ
れのフォトセンサ47が感光材料Aの先端部を検出する
タイミングから感光材料Aが搬送できるか否を判定して
もよい。
【0067】これにより、感光材料Aの先端部が斜めに
カットされ過ぎているときは、ユーザーに対して、感光
材料の先端部を正しくカットするように警告を出すこと
で、感光材料が搬送不良となりジャミングの原因となら
ない。
【0068】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、画像記録
装置の小型化を図ることができる。また、マガジンから
感光材料が引出されるときの上下のバタツキをなくすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態に係る画像記録装置の概略説明図であ
る。
【図2】本形態に係る画像記録装置の装填部とマガジン
との関係を示した斜視図である。
【図3】マガジンの底面を示す斜視図である。
【図4】マガジンが装填部へ装填された状態を示す要部
側面図である。
【図5】マガジンが装填部へ装填された状態を示す要部
平面図である。
【図6】本形態に係る画像記録装置の要部ブロック図で
ある。
【図7】本形態に係る画像記録装置の幅ガイドの動きを
説明するフローチャートである。
【図8】本形態に係る画像記録装置の幅ガイドの動きを
説明する平面図である。
【図9】本形態に係る画像記録装置の幅ガイドの動きを
説明する平面図である。
【図10】本形態に係る画像記録装置の幅ガイドの動き
を説明する平面図である。
【図11】本形態に係る画像記録装置の幅ガイドの動き
を説明する平面図である。
【図12】本形態に係る画像記録装置の幅ガイドと感光
材料との位置関係を説明する平面図である。
【図13】本形態に係る画像記録装置の幅ガイドと感光
材料との位置関係を説明する平面図である。
【図14】フォトセンサを2つ設けた画像記録装置を説
明する平面図である。
【図15】従来の画像記録装置の概略説明図である。
【図16】幅ガイドとフォトセンサとの関係を示す平面
図である。
【符号の説明】
16 フォトセンサ(センサ) 17 フォトセンサ(センサ) 26 マガジン 36 引出しローラ 40 幅ガイドと 158 制御部(第1制御手段、第2制御手段) 160 巻芯
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03D 13/00 G03D 13/00 F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状の感光材料を露光して画像を記
    録する画像記録装置において、 装填されたマガジンから前記感光材料を引き出す引出し
    ローラと、 前記感光材料の幅サイズに応じて感光材料の幅方向へ移
    動し、感光材料の幅方向両端部をガイドする幅ガイド
    と、 前記幅ガイドの可動領域内に配置され前記引出しローラ
    で引き出された前記感光材料の先端部を検出するセンサ
    と、 前記マガジンが外されると、前記幅ガイドを最大幅まで
    移動させる第1制御手段と、 前記センサが次に装填されたマガジンから引き出された
    感光材料の先端部を検出すると、感光材料の先端部が前
    記幅ガイドの可動領域外に至るまで、感光材料を前記マ
    ガジン側へ巻き戻した後、前記幅ガイドが感光材料の幅
    方向両端部の上下面だけをガイドする位置まで幅ガイド
    を移動させる第2制御手段と、 を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記感光材料が前記マガジンに巻き戻さ
    れるとき、感光材料の幅方向両端部の側面をガイドする
    位置まで前記幅ガイドを移動させることを特徴とする請
    求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記センサを前記感光材料の幅方向に渡
    って一対配置し、それぞれのセンサが感光材料の先端部
    を検出するタイミングから感光材料搬送の可否を判定す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像
    記録装置。
JP2001032095A 2001-02-08 2001-02-08 画像記録装置 Pending JP2002236323A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007163612A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置

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