JP2002235072A - 混合作動流体とそれを用いた冷凍サイクル装置 - Google Patents

混合作動流体とそれを用いた冷凍サイクル装置

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JP2002235072A
JP2002235072A JP2001033425A JP2001033425A JP2002235072A JP 2002235072 A JP2002235072 A JP 2002235072A JP 2001033425 A JP2001033425 A JP 2001033425A JP 2001033425 A JP2001033425 A JP 2001033425A JP 2002235072 A JP2002235072 A JP 2002235072A
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compressor
refrigeration cycle
hydrocarbons
working fluid
cycle apparatus
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JP2001033425A
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Yuji Yoshida
雄二 吉田
Noriho Okaza
典穂 岡座
Shozo Funakura
正三 船倉
Fumitoshi Nishiwaki
文俊 西脇
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • F25B9/002Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant
    • F25B9/006Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant the refrigerant containing more than one component

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、二酸化炭素(CO2)を冷凍サイ
クル装置に用いる場合の機器課題を解決し、より優れた
特性を導くものである。 【解決手段】 二酸化炭素(CO2)と共沸性の高い炭
化水素類からなり、90重量%以上のCO2、望ましく
は95重量%以上のCO2を含む作動流体と、前記作動
流体を充填した冷凍サイクル装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二酸化炭素(以下
CO2と記す)と炭化水素類からなる混合作動流体と、
それを用いた冷凍サイクル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷凍サイクル装置は、圧縮機、
必要に応じて四方弁、放熱器(または凝縮器)、キャピ
ラリーチューブや膨張弁等の減圧器、蒸発器、等を配管
接続して冷凍サイクルを構成し、その内部に冷媒を循環
させることにより、冷却または加熱作用を行っている。
これらの冷凍サイクル装置における冷媒としては、フロ
ン類(以下米国ASHRAE34規格に基づきR○○ま
たはR○○○と記す)と呼ばれるメタンまたはエタンか
ら誘導されたハロゲン化炭化水素が知られている。
【0003】上記のような冷凍サイクル装置用冷媒とし
てはR22(クロロジフルオロメタン、CHClF2、沸点−
40.8℃)などが用いられてきた。このR22は塩素
と水素を含むフッ化炭化水素類(HCFC冷媒)であ
り、フッ化炭化水素類(HCFC冷媒)はいずれも成層
圏オゾン破壊能力があるため、すでにモントリオール議
定書によって使用量及び生産量の規制が決定されてい
る。例えば、R22の代替冷媒としては、分子構造中に
塩素を含まず、水素を含むフッ化炭化水素類(HFC冷
媒)や、フッ素も含まない炭化水素類(HC冷媒)の代
替冷媒が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、フッ化炭化水
素類(HFC冷媒)は、地球環境問題のもう一つの課題
である地球温暖化に対する影響を示す地球温暖化係数
(以下GWPと記す)が高い、炭化水素類(HC冷媒)
は、強可燃性である、という課題がある。
【0005】また、二酸化炭素(CO2、R744、三
重点−56.6℃、臨界温度31.1℃)の単一冷媒を
用いた冷凍サイクル装置では、凝縮過程を含まない遷臨
界サイクルとなりうるものであり、CO2を冷凍サイク
ル装置に用いる場合の一つの機器課題は、CO2単一冷
媒を用いると、冷凍サイクル装置の圧縮機における吐出
温度が上昇しやすいことであり、使用する圧縮機用潤滑
油の信頼性に細心の注意をしなければならないという課
題がある。特に、CO2単一冷媒の性能改善のためにサ
イクル内熱交換を行う冷凍サイクル装置においては、圧
縮機の吐出温度が上昇しがちであり、吐出温度低減手段
の検討が必要になるものである。
【0006】さらに、CO2を冷凍サイクル装置に用い
る場合のもう一つの機器課題は、CO2は、ナフテン系
やパラフィン系の鉱油、アルキルベンゼン油、エーテル
油、エステル油、ポリアレキレングリコール油、カーボ
ネート油、等の圧縮機用潤滑油と一定の温度範囲では溶
解するが、CO2を冷媒とする冷凍サイクル装置の運転
開始から、安定に至るまでの運転状態の広い温度域にお
いて、必ずしも完全溶解しない。またCO2と圧縮機用
潤滑油の任意の混合割合においても、圧縮機の動作条件
においてCO2と不溶解域もち、必ずしも完全溶解しな
い。すなわち、CO2と共存する圧縮機用潤滑油の圧縮
機へのオイルリターンを確保するという課題がある。
【0007】本発明は、これらの冷媒の課題に鑑み、C
O2を冷凍サイクル装置に用いる場合の機器課題を解決
し、優れた特性をもった別の代替冷媒を提案しようとす
るものである。
【0008】また、本発明は、化学構造的に圧縮機用潤
滑油と近く、CO2と共沸性の高い炭化水素類を少量の
範囲で混合する作動流体であり、他にも優れた特性をも
つこのCO2と炭化水素類からなる混合作動流体を用
い、CO2を使用する場合の圧縮機吐出温度の低減と共
存する圧縮機用潤滑油の圧縮機へのオイルリターンを確
保できる冷凍サイクル装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上ような課題を解決す
るため、本発明は二酸化炭素と共沸性の高い炭化水素類
からなり、90重量%以上の二酸化炭素、望ましくは9
5重量%以上の二酸化炭素を含むことを特徴とする混合
作動流体である。
【0010】また、本発明は二酸化炭素と共沸性の高い
炭化水素類が、プロパン、シクロプロパン、イソブタ
ン、ブタンから選択されることを特徴とするものであ
る。
【0011】また、本発明は前記混合作動流体に、着臭
剤や着色剤の漏洩検知助剤を添加ことを特徴とするもの
である。
【0012】また、本発明は前記混合作動流体を用いる
ことを特徴とする冷凍サイクル装置である。
【0013】また、本発明は二酸化炭素の臨界温度以上
で動作することを特徴とするものである。
【0014】また、本発明は圧縮機に封入される潤滑油
が、圧縮機の動作条件において二酸化炭素と不溶解域も
つ潤滑油であることを特徴とするものである。
【0015】また、本発明は100℃で5センチストー
クス以上の粘度グレードをもつ圧縮機用潤滑油を使用す
ることを特徴とするものである。
【0016】また、本発明は圧縮機がオイルレス型又は
オイルプア型のリニア圧縮機であることを特徴とするも
のである。
【0017】また、本発明は放熱器の出口側から減圧器
の入口側までの間に形成された放熱側冷媒流路と、蒸発
器の出口側から圧縮機の吸入部までの間に形成された蒸
発側冷媒流路との間で熱交換を行う補助熱交換器をもつ
ことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1および図2を用いて説明する。
【0019】(実施の形態1)図1に、CO2と、プロ
パン(R290、CH3-CH2-CH3、R290、沸点−4
2.1℃、臨界温度96.7℃)、シクロプロパン(R
C270、C3H6、RC270、沸点−32.9℃、臨界
温度125.2℃)、イソブタン(R600a、i-C4H
8、R600a、沸点−11.7℃、臨界温度134.
7℃)、ブタン(R600、n-C4H8、R600、沸点−
0.5℃、臨界温度152.0℃)、等の炭化水素類と
の混合物の温度0℃における気液平衡特性を示す。
【0020】同図から、作動流体であるCO2は、炭化
水素類であるプロパン(R290)、シクロプロパン
(RC270)、イソブタン(R600a)、ブタン
(R600)、等とは各成分よりも沸点が低くなる共沸
混合物を構成しないが、95重量%以上のCO2を含む
範囲においては、沸点温度と露点温度はほとんど同一で
あり、気相組成と液相組成もほとんど同じであり、あた
かも単一冷媒の如く取り扱うことができるような、共沸
様混合物を形成することが明らかになったものである。
すなわち、CO2が約95重量%以上では、CO2と炭
化水素類が共沸様混合物を作ることがわかる。
【0021】また、プロパン(R290)、シクロプロ
パン(RC270)、イソブタン(R600a)、ブタ
ン(R600)、等の炭化水素類の臨界温度は、CO2
単一冷媒の臨界温度よりも高いため、若干量でも炭化水
素類を混合した共沸様混合物の臨界温度は、CO2単一
冷媒の臨界温度以上の臨界温度をもつことになる。した
がって、CO2単一冷媒を用いた冷凍サイクル装置で
は、凝縮過程を含まない遷臨界サイクルとなりうるのに
対して、炭化水素類を混合した共沸様混合物を用いた冷
媒では、温度条件によっては凝縮過程を含む亜臨界サイ
クルを構成することも可能である。
【0022】したがって、かかるCO2と炭化水素類か
らなる共沸様混合物は、冷凍サイクル装置の冷媒として
用いる場合に優れた特性を示し、実用上の機器課題を解
決できるものである。CO2と共沸様混合物を作る炭化
水素類を、90重量%以上のCO2を含むように混合し
た作動流体は、冷凍サイクル装置としての冷媒を、自然
冷媒であるCO2と炭化水素類を含む混合物となすこと
により、成層圏オゾン層に及ぼす影響をなくすることを
可能とするものである。さらにかかる混合物は、GWP
が1のCO2と、GWPがほとんどない炭化水素類のみ
から構成されるため、これらを混合した冷媒も、地球温
暖化に対する影響はほとんどないものである。
【0023】CO2と混合されるプロパン(R29
0)、シクロプロパン(RC270)、イソブタン(R
600a)、ブタン(R600)、等の炭化水素類は、
いづれも少量であり、主たる成分となる炭化水素類に対
して他の炭化水素類が若干量含有されていても何ら問題
ないものである。
【0024】また、プロパン(R290)、シクロプロ
パン(RC270)、イソブタン(R600a)、ブタ
ン(R600)、等の炭化水素類に対して、漏洩検知助
剤として、メチルメルカプタン、テトラヒドロチオフェ
ン、アンモニア、等を主成分とする着臭剤や、アゾ顔
料、蛍光染料、蛍光顔料、等を主成分とする着色剤や、
着臭剤の溶解助剤、着色剤の溶解助剤、等が微少量添加
しても、通常ppmオーダーの含有で効果を発揮するた
め、問題ないものである。
【0025】次に、CO2と炭化水素類の2成分系混合
物の可燃性について調査した。炭化水素類であるプロパ
ン(R290)、シクロプロパン(RC270)、イソ
ブタン(R600a)、ブタン(R600)の燃焼下限
界については、1.8〜2.4vol%と強可燃性であ
ることが知られている。一方、CO2は、消火剤として
も用いられることも知られている。
【0026】ここでCO2と炭化水素類の混合物に関す
る燃焼性の試験は、簡易の燃焼実験方法として次のよう
に行った。方法としては、容積75.6mlの試験管、
または容積325mlのメスシリンダを用い、その開口
部を下に設置して、容器中に所定の濃度の混合ガスを充
填して充分に拡散した後に、開口部を開封直後にマッチ
によって着火した。燃焼の判定は、火炎が下部の開口部
から容器全体に、すなわち容器上部にまで到達した時を
燃焼濃度とした。この方法によって燃焼濃度がない混合
ガス組成を不燃性とした。
【0027】不燃性のCO2と、可燃性のプロパン(R
290)、シクロプロパン(RC270)、イソブタン
(R600a)、ブタン(R600)のガスとを混合し
た場合には、CO2の混合量を増やして行くとCO2の
濃度が約90重量%から不燃性となることがわかった。
これはCO2の不燃化効果によるものであり、約10重
量%以下の炭化水素類と約90重量%以上のCO2の混
合作動流体は実質的に不燃性であるといえる。
【0028】冷凍サイクル装置の運転状態においては、
CO2よりも多く炭化水素類が圧縮機用潤滑油に選択的
に溶解するため、充填した混合組成よりも炭化水素類の
少ない循環組成となる。したがって、循環組成を95重
量%以上のCO2を含む共沸様混合物としたい場合に
は、CO2と炭化水素類を、90重量%以上のCO2を
含むように混合してもよい。このとき、可燃性の炭化水
素類がたとえ冷凍サイクル装置から漏洩したとしても、
循環組成のCO2及び炭化水素類の2成分からなる混合
作動流体は共沸様混合物を作り、漏洩時にCO2と炭化
水素類の混合割合がほとんど変化することがない。した
がって、90重量%以上のCO2を含むように混合して
も、万一の漏洩においても可燃性の危険をほとんど防止
することができる。
【0029】(実施の形態2) (表1)は、CO2とプロパン(R290)からなる2
成分系の、CO2が90重量%から100重量%の混合
冷媒(100重量%はCO2単一冷媒)の冷凍性能を、
CO2単一冷媒と比較したものである。
【0030】ここで、冷凍性能は、放熱器(または凝縮
器)の出口温度を35℃、蒸発器の蒸発開始温度を0℃
として、成績係数が最大になるように放熱器(または凝
縮器)の高圧力を制御して測定したものである。
【0031】
【表1】
【0032】(表1)から明らかなように、放熱器出口
温度と蒸発開始温度を固定して測定した場合、CO2と
共沸性の高い炭化水素類を混合したことによって、成績
係数が最大になるような放熱器の高圧力の低下度合いは
低圧力の低下度合いよりも大きく、CO2単一冷媒と比
較すれば、R290を混合するにつれて、冷凍能力は低
下するものの、成績係数は向上する。この高圧力の低下
度合いの大きさは、CO2の漏洩の危険性を回避し、着
臭剤や着色剤の漏洩検知助剤の効果をさらに高めるもの
である。
【0033】また、(表1)の放熱温度勾配と蒸発温度
勾配は、放熱器(または凝縮器)および蒸発器の配管中
の圧力損失を補正したものである。放熱温度勾配は、圧
縮機の吐出温度と放熱器(または凝縮器)の出口温度の
差を表す。CO2とプロパン(R290)の2成分系に
おいて、90重量%以上のCO2では、蒸発温度勾配は
ほぼ3deg以下であり、ほとんど共沸様混合組成とし
て扱えることがわかる。また、CO2とプロパン(R2
90)を、90重量%以上のCO2を含むように混合す
れば、CO2単一冷媒の臨界温度に比べ高くなるため、
CO2単一冷媒では凝縮過程を含まない冷凍サイクル装
置において、温度条件によっては凝縮過程を含んで、高
い凝縮伝熱性能をもつことから、熱交換器を含む機器を
小型化することも可能である。
【0034】さらに、(表1)からは、プロパン(R2
90)の吐出温度低減効果は、プロパン(R290)を
混合するにつれて、徐々に大きくなり、90/10重量
%では約2degの吐出温度低減効果があることがわか
る。このことは、他のシクロプロパン(RC270)、
イソブタン(R600a)、ブタン(R600)、等の
炭化水素類を混合する場合にも同様の効果を奏するもの
であり、CO2と炭化水素類を、90重量%以上のCO
2を含むように混合すれば、炭化水素類の吐出温度低減
効果により、この混合作動流体を冷凍サイクル装置に用
いたときに、CO2単一冷媒を用いるときに比べ圧縮機
における吐出温度を低減できるという作用を奏する。
【0035】このように、CO2と炭化水素類からなる
2成分系の作動流体を、冷凍サイクル装置の冷媒として
用いる場合、優れた特性を示すものである。
【0036】(実施の形態3)図2は本発明の実施の形
態4における冷凍サイクル装置の概略構成を示したもの
であり、同図において、11はリニア圧縮機、12は扁
平チューブに形成された複数の貫通孔を冷媒流路として
有する放熱器(または凝縮器)、13は減圧器、14は
扁平チューブに形成された複数の貫通孔を冷媒流路とし
て有する蒸発器であり、これらを配管接続することによ
り閉回路を形成し、図中矢印の方向に冷媒が循環する冷
凍サイクルを構成し、冷媒としてCO2と共沸性の高い
炭化水素類からなり、90重量%以上のCO2を含む混
合作動流体が封入されている。
【0037】さらに、放熱器12の出口から減圧器13
の入口までの冷媒流路である放熱側冷媒流路と、蒸発器
14の出口から圧縮機11の吸入部までの冷媒流路であ
る蒸発側冷媒流路と、で熱交換を行う補助熱交換器16
を備えている。また、圧縮機11と放熱器12との間に
油分離器15を備えた。油分離器15で分離されるオイ
ルは、油分離器15の出口を分岐して、副減圧器17を
介して、圧縮機11に配管接続された補助経路18によ
り、圧縮機11に帰還される構成となっている。
【0038】ここで、CO2と炭化水素類からなる混合
作動流体を共存させると、運転状態においては、炭化水
素類が潤滑油に選択的に溶解するため、圧縮機11用の
潤滑油は、圧縮機11の動作条件においてCO2と不溶
解域もつ潤滑油であってもよく、潤滑油の選定や粘度管
理が容易となる。特に、CO2と各種の潤滑油の溶解性
は、低温ばかりでなく、高温においても不溶解性となる
ことが知られているが、リニア圧縮機11において炭化
水素類が潤滑油に選択的に溶解することによって、冷凍
サイクル装置に油分離器15を用いないことも可能であ
る。
【0039】100℃で5センチストークス以上の粘度
グレードをもつ潤滑油は、潤滑油の種類によって粘度指
数も異なるため一概に言えないが、40℃ではほぼ50
センチストークス以上の粘度グレードをもつ。このよう
な100℃で5センチストークス以上の粘度グレードを
もつ潤滑油と、CO2と炭化水素類からなる混合作動流
体を共存させると、運転状態においては、炭化水素類が
潤滑油に選択的に溶解して潤滑油の粘度は低下する。
【0040】すなわち、常温で炭化水素類が潤滑油に選
択的に溶解して潤滑油の粘度が低下した状態から圧縮機
11が起動され、100℃で5センチストークス以上の
粘度グレードをもつ潤滑油を選定しておけば信頼性上の
保証が得られるものである。
【0041】粘度グレードの上限については特に規定し
ないが、100℃で20センチストークス以下程度が、
摺動摩擦による消費電力の増大を防止するのに適当であ
る。また潤滑油としては、ナフテン系やパラフィン系の
鉱油、アルキルベンゼン油、エーテル油、エステル油、
ポリアレキレングリコール油、カーボネート油、等の単
独の基油でもよいし、これらの混合油でもよいことはも
ちろんのことである。
【0042】本発明の実施例で用いているリニア圧縮機
11は、シリンダとピストンとは接触状態での摺動動作
を必要とするが、ピストンとシリンダに表面処理やガス
ベアリングを採用したり、ピストン又はシリンダに多孔
性表面層を形成し、多孔性表面層でオイルを保持するこ
とで、潤滑油を用いないか極めて少ない潤滑油で動作さ
せることもできる。
【0043】したがって、冷凍サイクル装置の圧縮機1
1として、潤滑油を用いないオイルレス型、又は潤滑油
の使用が少量のオイルプア型のリニア圧縮機11を用い
る場合には、油分離器15や補助減圧器17や補助経路
18を省略することも可能である。この場合には、冷媒
としてCO2と共沸性の高い炭化水素類からなり、95
重量%以上のCO2を含む混合作動流体を封入すること
が望ましいものであり、5重量%以下の炭化水素類が潤
滑油としての作用をもつものである。
【0044】次に、以上のような構成を有する冷凍サイ
クル装置の動作について説明する。圧縮機11で圧縮さ
れたCO2と炭化水素類からなる混合冷媒は高温高圧状
態となり、放熱器12へ導入される。放熱器12では、
混合冷媒は超臨界状態であるので、場合によって気液二
相状態とはならずに、空気や水などの媒体に放熱して、
補助熱交換器16の放熱器12の出口から減圧器13の
入口までの放熱側冷媒流路においてさらに冷却される。
減圧器13では減圧されて、低圧の気液二相状態となり
蒸発器14へ導入される。蒸発器14では、空気などか
ら吸熱して、補助熱交換器16の蒸発器14の出口から
圧縮機11の吸入部までの蒸発側冷媒流路においてガス
状態となり、再び圧縮機11に吸入される。このような
サイクルを繰り返すことにより、放熱器12で放熱によ
る加熱作用、蒸発器14で吸熱による冷却作用を行う。
【0045】ここで、補助熱交換器16では、放熱器1
2を出て減圧器13に向かう比較的高温の混合冷媒と、
蒸発器14を出て圧縮機11に向かう比較的低温の混合
冷媒とで熱交換が行われる。このため、放熱器12を出
た混合冷媒がさらに冷却されて減圧器13で減圧される
ため、蒸発器14の入口エンタルピが減少して、蒸発器
14の入口と出口でのエンタルピ差が大きくなり、吸熱
能力(冷却能力)が増大する。このようなCO2単一冷
媒の性能改善のためにサイクル内熱交換を行う冷凍サイ
クル装置においては、圧縮機11の吐出温度が上昇しが
ちであり、混合冷媒に含まれる炭化水素類の吐出温度低
減効果はより大きくなるものである。
【0046】さらに、CO2と共沸性の高い炭化水素類
を実質的に不燃性を示す少量の範囲で混合するものであ
り、運転開始から安定に至るまでの運転状態の広い温度
域やCO2と潤滑油の任意の混合割合において、化学構
造的に近い潤滑油との溶解性を改善でき、CO2と共存
する潤滑油の圧縮機11へのオイルリターンを確保する
ことができる。炭化水素類と潤滑油との溶解性を利用し
て、圧縮機11から冷媒と一緒に吐出された潤滑油が、
油分離器15で捕捉できなくとも、低温の蒸発器14か
ら圧縮機3に帰還することを保証することができる。
【0047】この望ましい組成は、冷凍サイクル装置に
用いる冷媒量と、圧縮機11に用いる潤滑油量によって
異なるが、一般にはCO2が90重量%以上、炭化水素
類が10重量%以下でよいものである。従って冷凍サイ
クル装置を運転する際には、潤滑油内に炭化水素類が溶
解した分だけ、炭化水素類の循環量が減少し、循環組成
は最大でも10重量%よりも少なくなるものである。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
においては以下の効果を有する。すなわち、 (1)冷媒を、CO2と共沸性の高い炭化水素類からな
り、90重量%以上のCO2、望ましくは95重量%以
上のCO2を含む混合物となすことにより、成層圏オゾ
ン層に及ぼす影響や地球温暖化に対する影響をほとんど
なくし、実質的に不燃化できる。
【0049】(2)CO2と共沸性の高い炭化水素類を
混合すれば、成績係数が最大になるような放熱器の高圧
力の低下度合いは低圧力の低下度合いよりも大きい。
【0050】(3)冷凍サイクル装置に用いたときに、
CO2単一冷媒を用いるときの圧縮機における吐出温度
を低減できる。
【0051】(4)炭化水素類が主に圧縮機用潤滑油に
溶解し、CO2と共存する圧縮機用潤滑油の圧縮機への
オイルリターンを確保することができる。
【0052】(5)圧縮機としてオイルレス型又はオイ
ルプア型のリニア圧縮機を用いる場合には、炭化水素類
が潤滑油としての作用をもつ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる作動流体の特性の一実施例を示す
【図2】本発明になる作動流体を用いた冷凍サイクル装
置の一実施例を示す図
【符号の説明】
11 圧縮機 12 放熱器 13 減圧器 14 蒸発器 15 油分離器 16 補助熱交換器 17 副減圧器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10M 105/48 C10M 105/48 107/34 107/34 171/02 171/02 F04B 39/02 F04B 39/02 Z F25B 1/00 395 F25B 1/00 395Z // C10N 40:30 C10N 40:30 (72)発明者 船倉 正三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西脇 文俊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3H003 BD02 4H104 BA04A BB08A BB31A BB37A CB14A DA02A EA02A PA20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二酸化炭素と共沸性の高い炭化水素類か
    らなり、90重量%以上の二酸化炭素、望ましくは95
    重量%以上の二酸化炭素を含むことを特徴とする混合作
    動流体。
  2. 【請求項2】 二酸化炭素と共沸性の高い炭化水素類
    が、プロパン、シクロプロパン、イソブタン、ブタンか
    ら選択されることを特徴とする請求項1記載の混合作動
    流体。
  3. 【請求項3】 着臭剤や着色剤の漏洩検知助剤を添加し
    たことを特徴とする請求項1または2記載の混合作動流
    体。
  4. 【請求項4】 請求項1から3いずれかに記載の混合作
    動流体を用いる冷凍サイクル装置。
  5. 【請求項5】 二酸化炭素の臨界温度以上で動作するこ
    とを特徴とする請求項4記載の冷凍サイクル装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機に封入される潤滑油が、圧縮機の
    動作条件において二酸化炭素と不溶解域もつ潤滑油であ
    ることを特徴とする請求項4または5記載の冷凍サイク
    ル装置。
  7. 【請求項7】 100℃で5センチストークス以上の粘
    度グレードをもつ圧縮機用潤滑油を使用することを特徴
    とする請求項6記載の冷凍サイクル装置。
  8. 【請求項8】 圧縮機がオイルレス型又はオイルプア型
    のリニア圧縮機であることを特徴とする請求項4から7
    いずれかに記載の冷凍サイクル装置。
  9. 【請求項9】 放熱器の出口側から減圧器の入口側まで
    の間に形成された放熱側冷媒流路と、蒸発器の出口側か
    ら圧縮機の吸入部までの間に形成された蒸発側冷媒流路
    との間で熱交換を行う補助熱交換器をもつことを特徴と
    する請求項4から8いずれかに記載の冷凍サイクル装
    置。
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