JPH10306289A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

冷凍サイクル装置

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JPH10306289A
JPH10306289A JP11784397A JP11784397A JPH10306289A JP H10306289 A JPH10306289 A JP H10306289A JP 11784397 A JP11784397 A JP 11784397A JP 11784397 A JP11784397 A JP 11784397A JP H10306289 A JPH10306289 A JP H10306289A
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JP
Japan
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hydrocarbons
compressor
composition
oil
refrigerant
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Withdrawn
Application number
JP11784397A
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English (en)
Inventor
Yuji Yoshida
雄二 吉田
Shozo Funakura
正三 船倉
Mitsuharu Matsuo
光晴 松尾
Noriho Okaza
典穂 岡座
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/12Inflammable refrigerants

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  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、R32を非溶解性の圧縮機用潤滑
油と一緒に冷凍サイクル装置に用いる場合の、機器課題
を解決するものである。 【解決手段】 冷凍サイクル装置に、R32と、共沸様
混合物を作るR600、R600a、RC270の炭化
水素類から選ばれた少なくとも1種と、R32と非溶解
性の鉱油および/またはアルキルベンゼン油の圧縮機用
潤滑油を使用し、炭化水素類は共沸様組成より0.5〜
5重量%多い組成で充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジフルオロメタン
と、共沸様混合物を作る炭化水素類と、ジフルオロメタ
ンと非溶解性の圧縮機用潤滑油を用いたエアコン、冷凍
機等の冷凍サイクル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアコン、冷凍機等の冷凍サイク
ル装置は、圧縮機、必要に応じて四方弁、凝縮器、キャ
ピラリーチューブや膨張弁等の絞り装置、蒸発器、アキ
ュームレータ等を配管接続して冷凍サイクルを構成し、
その内部に冷媒を循環させることにより、冷却または加
熱作用を行っている。これらの冷凍サイクル装置におけ
る冷媒としては、フロン類(以下R○○またはR○○○
と記すことが、米国ASHRAE34規格により規定さ
れている)と呼ばれるメタンまたはエタンから誘導され
たハロゲン化炭化水素が知られている。
【0003】エアコン、冷凍機等においては、利用温度
としては凝縮温度は略50℃、蒸発温度は略0℃の範囲
において通常使用され、中でもR22(クロロジフルオ
ロメタン、CHClF2、沸点−40.8℃)が冷媒として幅
広く用いられている。このR22は、塩素を含むフッ化
炭化水素類(HCFC冷媒)であり、成層圏オゾン破壊
能力があるため、すでにモントリオール国際条約によっ
て使用量及び生産量の規制が決定され、さらに将来的に
はその使用・生産を廃止しようという動きがある。成層
圏オゾン層に及ぼす影響をほとんどなくするためには、
分子構造中に塩素を含まないことが必要条件とされてお
り、この可能性のあるものとして別の塩素を含まないフ
ッ化炭化水素類(HFC冷媒)や炭化水素類(HC冷
媒)の代替冷媒が提案されている。
【0004】例えば炭化水素類(HC冷媒)としては、
プロパン(CH3-CH2-CH3、R290、沸点−42.1
℃)、プロピレン(CH3-CH=CH2、R1270、沸点−4
7.7℃)や、エタン(CH3-CH3、R170、沸点−8
8.8℃)との混合冷媒への移行が提案されている。こ
こでHC冷媒の欠点は、従来のHCFC冷媒のR22に
はなかった強い可燃性があることである。
【0005】また塩素を含まないフッ化炭化水素類(H
FC冷媒)としては、ジフルオロメタン(CH2F2、R3
2、沸点−51.7℃)、ペンタフルオロエタン(CF3-
CHF2、R125、沸点−48.1℃)、1,1,1,2
−テトラフルオロエタン(CF 3-CH2F、R134a、沸点
−26.1℃)等の混合冷媒が、代替冷媒候補として考
えられている。例えば、R32とR125からなる混合
冷媒が注目されており、50±2重量%のR32と50
±2重量%のR125からなる混合冷媒は、共沸様混合
物となり、米国ASHRAE34規格においてR410
Aの番号が付与されている。また、R32とR125と
R134aからなる混合冷媒が注目されており、23±
2重量%のR32と25±2重量%のR125と52±
2重量%のR134aからなる混合冷媒は、非共沸混合
物であるが、米国ASHRAE34規格においてR40
7Cの番号が付与されている。
【0006】ここでHFC冷媒の欠点は、地球環境問題
のもう一つの課題である地球温暖化に対する影響を示す
地球温暖化係数(以下GWPと記す)が、従来のHCF
C冷媒のR22と同程度に近いことである。1995年
のIPCC(Intergovermental Panel on Climate
Change、気候変動政府間パネル)報告によれば、炭酸ガ
ス(CO2)のGWPを1としたときの積算時水平軸1
00年の比較値は、R22のGWPは1700、HFC
冷媒の内、R32のGWPは650、R125のGWP
は2800、R134aのGWPは1300とされてい
る。従って、これらを混合したR410AのGWPは1
700、R407CのGWPは1500と試算される。
【0007】一方可燃性の判定基準としては、米国AS
HRAE34規格に規定されており、毒性のないものは
A分類として、その中で可燃性の程度に応じて、A1、
A2、A3に分類されている。ここで、R22、R12
5、R134a等は、実質的に不燃性のA1、R32
(ジフルオロメタン)は弱可燃性のA2、炭化水素類は
強可燃性のA3、に分類される。
【0008】従って、R32は弱い可燃性があるという
欠点があるものの、地球温暖化に対する影響を、R22
やR410Aに比べて約1/3に小さくできる利点があ
るため、さらなるR32の欠点を改良して、R22の代
替冷媒として注目されているR410AのGWPの低減
を行うことが考えられる。
【0009】R32は弱可燃性があるという欠点の他
に、従来の圧縮機用潤滑油として用いられてきた鉱油や
アルキルベンゼン油と相溶性が悪く、圧縮機から冷媒と
一緒に吐出された潤滑油が低温の蒸発器から圧縮機に帰
還しなくなる恐れがある。このためR32を冷媒として
用いる場合には、圧縮機用潤滑油として相溶性の良いエ
ステル油を用いることが望ましいものとして考えられて
いるが、一方エステル油は加水分解しやすく、化学材料
的な信頼性について細心の注意を払う必要がある。特に
R32は、エステル油との相溶性が他のHFC冷媒と比
較して小さく、エステル油や水分の共存下において分解
しやすいため、R125を混合したR410Aよりも、
エステル油の使用において細心の注意を払う必要があ
る。
【0010】従ってR32と共存する従来の圧縮機用潤
滑油の圧縮機へのオイルリターンを確保するために、化
学構造的に鉱油やアルキルベンゼン油と近い共沸性の高
い炭化水素類をR32と弱可燃性を示す少量の範囲で混
合することによって、鉱油やアルキルベンゼン油の従来
の圧縮機用潤滑油との相溶性を改善して用いることが考
えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、R32(ジ
フルオロメタン)と、共沸様混合物を作る炭化水素類
と、R32(ジフルオロメタン)と非溶解性の圧縮機用
潤滑油を、冷凍サイクル装置に用いる場合の、機器課題
を解決しようとするものである。
【0012】具体的には、R32と非溶解性の圧縮機用
潤滑油を用いた冷凍サイクル装置に、R32と炭化水素
類の混合冷媒を充填する際、たとえ共沸様混合物を作る
混合冷媒であっても、R32より多い炭化水素類の圧縮
機用潤滑油への溶解量のために、充填した共沸様混合組
成と異なる循環組成になってしまう可能性があることで
ある。このため、冷凍サイクル装置中を循環し、ガスま
たは液の相変化を行う組成が共沸様混合組成からずれる
ため、もし冷凍サイクル装置からの漏洩が起こると、炭
化水素類の強可燃性の性質が表れる可能性があることで
ある。
【0013】さらには、R32の鉱油やアルキルベンゼ
ン油の従来の圧縮機用潤滑油との相溶性を改善するため
に、共沸性の高い炭化水素類を混合するとしても、弱可
燃性を示す少量の範囲で混合されるため、完全な相溶性
を確保することは困難であり、例えば停止時の圧縮機中
で、比重の重いR32が一部非溶解となった潤滑油の下
部に滞留し、圧縮機起動時の潤滑給油のための粘度が不
足して、信頼性に支障がある可能性があることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、冷凍サイクル装置に、R32(ジフルオロ
メタン)と、共沸様混合物を作る炭化水素類から選ばれ
た少なくとも1種と、R32(ジフルオロメタン)と非
溶解性の鉱油および/またはアルキルベンゼン油の圧縮
機用潤滑油を使用し、R32(ジフルオロメタン)と共
沸様混合物を作る炭化水素類は、共沸様組成より若干多
い組成で充填するものである。
【0015】また本発明のR32(ジフルオロメタン)
と共沸様混合物を作る炭化水素類は、ブタン(n-C4H8
R600、沸点−0.5℃)またはイソブタン(i-C
4H8、R600a、沸点−11.7℃)またはシクロプ
ロパン(C3H6、RC270、沸点−32.9℃)から選
ばれた1種であり、共沸様組成より0.5〜5重量%多
い組成で充填するものである。
【0016】さらに本発明は、高圧シェル型圧縮機を用
い、その吐出温度を特定された温度以下に制御するもの
である。
【0017】さらに本発明のR32(ジフルオロメタ
ン)と、炭化水素類から選ばれた少なくとも1種に、R
32(ジフルオロメタン)と共沸様混合物となる不燃性
のR125(ペンタフルオロエタン)をさらに混合する
ものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、冷凍サイクル装置に充
填され、R32(ジフルオロメタン)と混合される、R
600(ブタン)またはR600a(イソブタン)また
はRC270(シクロプロパン)の炭化水素類から選ば
れた1種の混合組成を、共沸様混合物となる組成より若
干多い組成とすることによって、化学構造的に近い鉱油
やアルキルベンゼン油の従来の圧縮機用潤滑油との相溶
性を改善でき、冷凍サイクル運転時には共沸様混合物と
して循環し、R32の弱可燃性の範囲にとどめることが
可能であることを見いだしたものである。
【0019】かかるR32と炭化水素類との混合物の組
成範囲は、共沸様の混合物を作る共沸様組成よりも炭化
水素類が0.5〜5重量%多い組成に限定されるもので
ある。従って、共沸様組成よりも0.5〜5重量%多い
炭化水素類の組成は、冷凍サイクル装置中では主に圧縮
機用潤滑油に溶解するため、冷凍サイクル中のすべての
構成要素中でR32と炭化水素類との混合割合をほぼ同
一とすることができる。
【0020】選択された炭化水素類は、従来の鉱油、ア
ルキルベンゼン油等の圧縮機用潤滑油との相溶性を利用
して、従来の鉱油、アルキルベンゼン油等の加水分解の
ない圧縮機用潤滑油と一緒に、通常の冷凍サイクル装置
にそのまま使用可能であるため、R125を混合したR
410Aよりもエステル油の使用において細心の注意を
払う必要があるR32が、高コストなエステル油との相
溶性が比較的小さく、エステル油や水分の共存下におい
て分解しやすいという欠点を改良できるものである。
【0021】高圧シェル型圧縮機は、潤滑油の滞留する
高圧シェル内は圧縮時の高温高圧の吐出ガスにさらされ
るため、たとえ停止時の圧縮機中で、比重の重いR32
が一部非溶解となった潤滑油の下部に滞留していたとし
ても、圧縮機起動時にR32が速やかに気化し、適度の
粘度をもった潤滑油が圧縮機構に給油されるため、信頼
性の課題を多いに低減することが可能性となる。
【0022】一方で高圧シェル型圧縮機は、通常運転時
は、潤滑油の滞留する高圧シェル内は高温高圧状態とな
るため、R32と炭化水素類の圧縮機用潤滑油への溶解
量の差が大きくなる。従って、上記した循環組成の変動
を避けるために、その吐出温度を特定された温度以下に
制御することが望ましいものである。
【0023】さらにかかる混合物の共沸様組成の炭化水
素類の混合割合は、最大でも20重量%であり、この共
沸様組成よりも5重量%多い組成以内で充填することに
限定したため、冷凍サイクル装置中ではR32と炭化水
素類からなる混合冷媒は共沸様混合物を作り、可燃性の
R32や炭化水素類がたとえ装置から漏洩したとして
も、漏洩時にR32と炭化水素類の混合割合がほとんど
変化することがないため、R32単一冷媒と同様の妨爆
対策を用いることができて望ましい。
【0024】圧縮機用潤滑油への炭化水素類の溶解量
は、冷凍サイクル装置に用いる冷媒量と、圧縮機に用い
る潤滑油量によって異なるが、特にR600(ブタン)
またはR600a(イソブタン)またはRC270(シ
クロプロパン)の炭化水素類の混合割合を、10重量%
以内とすれば、冷凍サイクル装置中の循環組成における
炭化水素類の混合割合を約5重量%とすることも可能で
あり、このような循環組成の漏洩における危険性は、実
質的にR32単一冷媒と同程度となるものである。
【0025】さらに本発明のR32(ジフルオロメタ
ン)と炭化水素類から選ばれた少なくとも1種を含む混
合冷媒に、R32(ジフルオロメタン)と共沸様混合物
となる不燃性のR125(ペンタフルオロエタン)をさ
らに混合すれば、可燃性のR32や炭化水素類を混合し
て弱可燃性の組成範囲に特定された混合冷媒の燃焼性
を、さらに弱めることが可能となるものである。ここで
R32とR600またはR600aまたはRC270の
炭化水素類は共沸様混合物となり、R32とR125も
共沸様混合物となるため、R32と炭化水素類とR12
5を混合した3成分系もほとんど共沸様混合物となるも
のである。
【0026】またR32(ジフルオロメタン)と非溶解
性の圧縮機用潤滑油は、鉱油またはアルキルベンゼン油
の単独の圧縮機用潤滑油でもよいし、これらを混合した
混合圧縮機用潤滑油でもよいことはもちろんのことであ
る。
【0027】本発明は、上述の組合せによって、冷媒
を、塩素を含まないR32(ジフルオロメタン)と、R
600(ブタン)またはR600a(イソブタン)また
はRC270(シクロプロパン)の炭化水素類から選ば
れた1種を含む混合物となすことにより、成層圏オゾン
層に及ぼす影響をほとんどなくすることを可能とするも
のであり、特定された組成範囲におけるODPも0と予
想されるものである。
【0028】さらにかかる混合物は、R22のGWPよ
りもかなり小さいR32と、GWPがほとんどない炭化
水素類のみから構成されるため、これらを混合した冷媒
も、地球温暖化に対する影響はR22よりもかなり小さ
いものであり、R32のGWPをさらに低減して、R2
2やR22の代替冷媒として注目されているR410A
のGWPを約1/3に小さくできるものである。
【0029】さらに本発明は、R22より低沸点である
R32(ジフルオロメタン)と、R22より高沸点であ
るR600(ブタン)またはR600a(イソブタン)
またはRC270(シクロプロパン)の炭化水素類から
選ばれた1種を、共沸様組成で循環するように混合した
ものであり、R32単一冷媒やR22の代替冷媒として
注目されているR410Aよりも冷凍能力や成績係数が
優れ、エアコン、冷凍機等の冷凍サイクル装置の利用温
度である略0〜略50℃においては、R22を用いた現
行機器を小型化することを可能とするものである。また
R410A用に設計された冷凍サイクル装置において
は、吐出温度は若干高くなるが、圧力はほぼR410A
と同等であるため、製品として、またはサービス用とし
て充填することも可能である。
【0030】(実施例1)本実施例は、炭化水素類から
選択されたR600(ブタン)またはR600a(イソ
ブタン)またはRC270(シクロプロパン)と、R3
2(ジフルオロメタン)からなる2成分系の理想的な冷
凍性能と、これらの炭化水素類がR32(ジフルオロメ
タン)と共沸様組成を形成することを示すものである。
【0031】すなわち、R32と炭化水素類からなる2
成分系の、R32が80重量%から100重量%の混合
冷媒の理想的な冷凍性能を、R410Aの理想的な冷凍
性能と比較したものである。条件は、凝縮平均温度が5
0℃、蒸発平均温度が0℃、凝縮器出口過冷却度が0d
eg、蒸発器出口過熱度が0degの場合である。(表
1)はR32とR600からなる2成分系、(表2)は
R32とR600aからなる2成分系、(表3)はR3
2とRC270からなる2成分系、の理想的な冷凍性能
を示す。またこのときのR410Aの凝縮圧力は3.0
38MPa、蒸発圧力は7.97MPa、吐出温度7
3.5℃である。
【0032】(表1)〜(表3)の圧力特性や凝縮過程
と蒸発過程における温度勾配からは、R32とR600
の2成分系では、約5重量%のR600まで共沸様組成
となり、R32とR600aの2成分系では、約10重
量%のR600aまで共沸様組成となり、R32とRC
270の2成分系では、約20重量%のRC270まで
共沸様組成となることがわかる。
【0033】R32と炭化水素類の共沸様組成範囲を特
定したことによって、R32単一冷媒やR22の代替冷
媒として注目されているR410Aよりも冷凍能力や成
績係数が優れ、エアコン、冷凍機等の冷凍サイクル装置
の利用温度である略0〜略50℃においては、R22を
用いた現行機器を小型化することが可能である。またR
410A用に設計された冷凍サイクル装置においては、
吐出温度は若干高くなるが、圧力はほぼR410Aと同
等であるため、製品として、またはサービス用として充
填することが可能であることもわかる。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】(実施例2)本実施例は、R32(ジフル
オロメタン)と、炭化水素類から選択されたR600
(ブタン)またはR600a(イソブタン)またはRC
270(シクロプロパン)が、鉱油およびアルキルベン
ゼン油に溶解する様子を調べたものである。
【0038】図1は、40℃におけるR32の、同一粘
度の鉱油とアルキルベンゼン油への溶解特性である。図
1からわかるように、R32のガス冷媒は、40℃にお
いては、鉱油に対して約15重量%、アルキルベンゼン
油に対して約20重量%までしか溶解できないが、一定
温度・一定圧力の溶解範囲においては、アルキルベンゼ
ン油に対する溶解性の方が鉱油に対する溶解性よりも高
い。
【0039】図2は、同じく40℃におけるR32、R
600、R600a、RC270の、同一アルキルベン
ゼン油への溶解特性である。図2からわかるように、R
32のガス冷媒はアルキルベンゼン油に一定量までしか
溶解できないが、炭化水素類はアルキルベンゼン油に任
意の混合割合で溶解し、一定温度・一定圧力の溶解範囲
においては、沸点の高いR600、R600a、RC2
70、R32の順に、アルキルベンゼン油によく溶解す
る。
【0040】従って、R32と炭化水素類からなる混合
冷媒が冷凍サイクル装置内に充填される際には、圧縮機
用潤滑油内に炭化水素類がよく溶解し、これが運転時の
圧縮機へのオイルリターンを確保する要因となるが、一
方で(実施例1)で見た共沸様組成をくずす要因ともな
る。
【0041】このため、R32と、共沸様混合物を作る
炭化水素類から選ばれた少なくとも1種からなる混合冷
媒を、R32と非溶解性の鉱油および/またはアルキル
ベンゼン油の圧縮機用潤滑油を使用した冷凍サイクル装
置に充填する際に、R32と共沸様混合物を作る炭化水
素類は、共沸様組成より若干多い組成で充填することが
望ましいものである。この望ましい組成は、冷凍サイク
ル装置に用いる冷媒量と、圧縮機に用いる潤滑油量によ
って異なるが、一般には共沸様組成よりも0.5〜5重
量%多い組成が望ましいものである。従って冷凍サイク
ル装置を運転する際には、圧縮機用潤滑油内に炭化水素
類が溶解した分だけ、炭化水素類の循環量が減少し、循
環組成はもとの共沸様組成とほぼ一致するものである。
【0042】(実施例3)本実施例は、R32(ジフル
オロメタン)と、炭化水素類から選択されたR600
(ブタン)またはR600a(イソブタン)またはRC
270(シクロプロパン)の各2成分系の可燃性につい
て調査したものである。
【0043】各可燃性冷媒の燃焼下限界については、R
32は14.0vol%と弱可燃性であり、R600は
1.9vol%、R600aは1.7vol%であり、
RC270は2.4vol%であり、いずれも強可燃性
であることが知られている。
【0044】これらの可燃性冷媒同志を混合した場合の
燃焼下限界については、ルシャトリエの法則により予測
することが可能であり、R32/R600とR32/R
600aとR32/RC270の各2成分系の混合割合
に応じた燃焼下限界を計算すると、図3のごとくにな
る。すなわち、いずれの場合にも、炭化水素類が約6重
量%までは燃焼下限界を10vol%以上とすることが
できる。
【0045】また、これらの可燃性冷媒同志を混合した
場合について、米国ASHRAE34規格の可燃性分類
に従うA2判定条件からの余裕度は、図4のごとくにな
る。すなわち、図4において、1以上となる混合割合
は、A2冷媒としての判定範囲であり、炭化水素類が約
25重量%までは、ほぼA2冷媒として判定することが
できる。
【0046】このA2冷媒としての判定範囲となる値
や、燃焼下限界が10vol%以上となる値は、弱可燃
性であることを示す目安の数値として利用されており、
(実施例1)で示されたR600やR600aやRC2
70の共沸様組成よりも0.5〜5%多い組成であれ
ば、R32単一冷媒と同様の妨爆対策を用いることがで
きて望ましい。
【0047】(実施例4)さらに図5は、壁11を介し
て、エアコン等の室外に設置された冷凍サイクル装置1
の一実施例であり、一体型の匡体2の内部に、圧縮機
3、四方弁4、凝縮器や蒸発器として作用する室外側熱
交換器5、キャピラリーチューブや膨張弁等の絞り装置
6、蒸発器や凝縮器として作用する室内側熱交換器7、
アキュームレータ8、等を配管接続し、室内外共用のモ
ータに接続された室外ファン9は室外熱交換器5を大気
と、室内ファン10は室内熱交換器7を室内空気と熱交
換している。この冷凍サイクル装置は、R32(ジフル
オロメタン)とR600(ブタン)からなる混合冷媒と
アルキルベンゼン油の潤滑油が封入されている。
【0048】R32とR600が冷媒として冷凍サイク
ル中を循環する際に、室内側熱交換器7が蒸発器として
作用する場合には冷却作用、室内側熱交換器7が凝縮器
として作用する場合には加熱作用を行う。
【0049】ここで圧縮機3は高圧シェル型圧縮機であ
り、その吐出温度を特定された温度以下に制御するもの
である。高圧シェル型圧縮機は、潤滑油の滞留する高圧
シェル内は圧縮時の高温高圧の吐出ガスにさらされるた
め、たとえ停止時の圧縮機中で、比重の重いR32が一
部非溶解となった潤滑油の下部に滞留していたとして
も、圧縮機起動時にR32が速やかに気化し、適度の粘
度をもった潤滑油が圧縮機構に給油されるため、信頼性
の課題を多いに低減することが可能性となるものであ
る。
【0050】一方で高圧シェル型圧縮機は、通常運転時
は、潤滑油の滞留する高圧シェル内は高温高圧状態とな
るため、R32と炭化水素類の圧縮機用潤滑油への溶解
量の差が大きくなる。従って循環組成の変動を避けるた
めに、その吐出温度は特定された温度以下に制御される
ものである。
【0051】また、特に暖房運転時に冷媒が圧縮機3へ
液バックしやすく、アキュームレータ8内において気相
と液相の組成分離が起こる。R32及びR600がそれ
ぞれ略95〜100重量%、0〜略5重量%となるよう
な2成分からなる混合冷媒は、アキュームレータ8内に
おいて気相と液相の組成分離が起こったとしても、共沸
様混合物を作るため、液相中のR600の混合割合は循
環組成とほぼ同一であり、R600とアルキルベンゼン
油の潤滑油との相溶性を利用して、圧縮機3から冷媒と
一緒に吐出された潤滑油が低温のアキュームレータ8か
ら圧縮機3に帰還することを保証することができる。
【0052】R600を混合しない場合には、R32が
アルキルベンゼン油とほとんど相溶性がないため、特に
暖房運転時の蒸発器として作用する室外側熱交換器5の
出口から、アキュームレータ8を含む圧縮機3の吸入管
において、潤滑油の粘度が最高となり、潤滑油が配管中
に滞留して圧縮機3に帰還しなくなるものであった。こ
のことは、暖房運転時の外気温度が低くなるにつれて顕
著となったが、本実施例のように共沸様組成より若干多
い組成のR600を混合すると、潤滑油が圧縮機3に帰
還しだし、圧縮機3の油面が上昇することが確認され
た。このことは、R32と共沸様混合物を作るR600
がアルキルベンゼン油と相溶し、かつ粘度の低いR60
0が低温でのアルキルベンゼン油の粘度を低下させたこ
とが影響していると考えられる。
【0053】また主に圧縮機3中に滞留するアルキルベ
ンゼン油の潤滑油は、圧縮機3が高温になり、冷媒中に
微少の水分が含まれていも、エステル油のように加水分
解することがなく、R32とR600からなる混合冷媒
は、従来の鉱油、アルキルベンゼン油等の加水分解のな
い圧縮機用潤滑油と一緒に、通常の冷凍サイクル装置に
そのまま使用可能であるため、R125を混合したR4
10Aよりもエステル油の使用において細心の注意を払
う必要があるR32が、高コストなエステル油との相溶
性が比較的小さく、エステル油や水分の共存下において
分解しやすいという欠点を改良できるものである。
【0054】また可燃性のR32やR600がたとえ装
置から漏洩したとしても、循環組成のR32及びR60
0の2成分からなる混合冷媒は共沸様混合物を作り、漏
洩時にR32とR600の混合割合がほとんど変化する
ことがないため、R32単一冷媒と同様の妨爆対策を用
いることができて望ましい。
【0055】またR32と混合される炭化水素類は、R
600の代わりに、R600aまたはRC270からな
る混合冷媒が封入されている場合にも、同様の効果を期
待することができ、圧縮機用潤滑油は、アルキルベンゼ
ン油の代わりに、鉱油を用いても、同様の効果を期待す
ることができる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
においては以下の効果を有する。すなわち、(1)共沸
様組成よりも0.5〜5重量%多い炭化水素類の組成
は、冷凍サイクル装置中では主に圧縮機用潤滑油に溶解
するため、冷凍サイクル中のすべての構成要素中でR3
2と炭化水素類との混合割合をほぼ同一とすることがで
きる。(2)選択された炭化水素類は、化学構造的に近
い鉱油やアルキルベンゼン油の従来の圧縮機用潤滑油と
の相溶性を改善でき、R32に対し、高コストで、水分
の共存下において分解しやすいエステル油を用いなくて
よい。(3)吐出温度制御された高圧シェル型圧縮機を
採用すると、比重の重いR32が一部非溶解となった潤
滑油の下部に滞留していたとしても、圧縮機起動時にR
32が速やかに気化し、信頼性の課題を多いに低減する
ことが可能性となる。(4)かかる混合物の共沸様組成
の炭化水素類の混合割合は、最大でも20重量%であ
り、この共沸様組成よりも5重量%多い組成以内で充填
することに限定したため、可燃性のR32や炭化水素類
がたとえ装置から漏洩したとしても、R32単一冷媒と
同様の妨爆対策を用いることができる。(5)さらにR
32と共沸様混合物となる不燃性のR125混合すれ
ば、可燃性のR32や炭化水素類を混合して弱可燃性の
組成範囲に特定された混合冷媒の燃焼性を、さらに弱め
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】R32の、同一粘度の鉱油とアルキルベンゼン
油への溶解特性を示す図
【図2】R32、R600、R600a、RC270
の、同一アルキルベンゼン油への溶解特性を示す図
【図3】R32/R600とR32/R600aとR3
2/RC270の各2成分系の燃焼下限界を示す図
【図4】R32/R600とR32/R600aとR3
2/RC270の各2成分系の米国ASHRAE34規
格の可燃性分類に従うA2判定条件からの余裕度を示す
【図5】本発明になる混合物を適用した冷凍サイクル装
置の一実施例を示す図
【符号の説明】
1 冷凍サイクル装置 2 匡体 3 圧縮機 4 四方弁 5 室外側熱交換器 6 絞り装置 7 室内側熱交換器 8 アキュームレータ 9 室外ファン 10 室内ファン 11 壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡座 典穂 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジフルオロメタンと、共沸様混合物を作
    る炭化水素類から選ばれた少なくとも1種と、ジフルオ
    ロメタンと非溶解性の鉱油および/またはアルキルベン
    ゼン油の圧縮機用潤滑油を使用し、ジフルオロメタンと
    共沸様混合物を作る炭化水素類は、共沸様組成より若干
    多い組成で充填することを特徴とする冷凍サイクル装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ジフルオロメタンと
    共沸様混合物を作る炭化水素類は、ブタンまたはイソブ
    タンまたはシクロプロパンから選ばれた1種であり、共
    沸様組成より0.5〜5重量%多い組成で充填すること
    を特徴とする冷凍サイクル装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、圧縮機は、吐出温度
    制御された高圧シェル型圧縮機であることを特徴とする
    冷凍サイクル装置。
  4. 【請求項4】 請求項1においてジフルオロメタンと、
    炭化水素類から選ばれた1種に、ペンタフルオロエタン
    をさらに混合したことを特徴とする冷凍サイクル装置。
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