JP2002234475A - 折畳み式二輪車用携帯フェンダー - Google Patents

折畳み式二輪車用携帯フェンダー

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JP2002234475A
JP2002234475A JP2001077235A JP2001077235A JP2002234475A JP 2002234475 A JP2002234475 A JP 2002234475A JP 2001077235 A JP2001077235 A JP 2001077235A JP 2001077235 A JP2001077235 A JP 2001077235A JP 2002234475 A JP2002234475 A JP 2002234475A
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fender
portable
portable fender
hole
front fork
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Kisho Shikada
紀章 鹿田
Hisami Shikada
久美 鹿田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二輪車用フェンダーを折畳み、ポケットに入
れて携帯できるようにする。 【解決手段】 前輪に合わせて彎曲した金属板(1)を
連結穴(4)で、ビス又はリベット(6)を使用し、図
2のように3枚重ね合わせて回転可能に結合し、折畳み
を可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型に折畳み携帯し、
必要時にのみ使用状態に取付けできるようにした二輪車
用携帯フェンダーに関するもので、使用時には前輪の外
周に接近配設し得るようにし、これにより、泥水の遮断
が実現できるようにしたものである。
【0002】
【従来技術及び課題】従来のフェンダーは折畳めないの
で持ち運びが不便である。例えば純正のフェンダーが振
動などで破損し取付不能になった場合、雨天時に泥水を
跳ね上げるため視界が悪くなり非常に危険である。
【0003】しかし、その時のためにかさばる純正フェ
ンダーを持ち運ぶのは非常に大変である。つまり小さく
折畳む事ができれば持ち運びが簡単になる。
【0004】そこで、上記問題に着眼した二輪車用フェ
ンダーとして例えば図10、図11に示す如きものがあ
る。
【0005】同図に示すフェンダーは雨天時にのみ使用
状態にセットできるようにしたもので、このものでは素
材にゴムを使用し、気室(10)を設け、それが膨張す
る事により整形されフェンダーとして使用可能になるよ
うに構成されている。
【0006】このものでは、付属の空気入れで従来のゴ
ム製フェンダー(13)の形になるまで膨らまして、取
付ステー(11)でフロントフォーク(8)に取り付け
る事により、該フェンダー(13)は前輪(9)の外周
上面にその上方から対向した状態になる。
【0007】これにより、雨天時の二輪車走行時に前輪
(9)が巻き上げる泥水等は、膨張状態にある従来のゴ
ム製フェンダー(13)の下面で遮断されて運転者にか
かる心配が少なくなる。
【0008】ところが、上記従来のものでは、ゴム製で
空気入れにより膨張させて使用するため、タイヤからの
跳ね石などによりパンクする可能性があるし、空気入れ
も携帯しなくてはならないため、あまり小さく収納でき
ない。などの問題があった。 [請求項1の発明について]請求項1の発明はかかる点
に鑑みて成されたもので、素材を金属にし、これによ
り、耐久性を確保し、しかも携帯性に於いても向上が図
れるようにすることをその課題とする。
【0009】
【技術的手段】上記課題を解決する為の請求項1の発明
の技術的手段は、『レーザーを使用し、切り抜き及び穴
開けした後に彎曲させた金属板(1)3枚をビス又はリ
ベット(6)を使用し図2のように、ビス又はリベット
(6)を軸にして回転可能に結合した』ことである。
【0010】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。金属板
(1)を使用してるので強度を確保出来る。
【0011】回転可能に結合してるので、使用しない時
は、図2の状態から図5の状態に折畳む事ができる。
【0012】
【効果】本発明は次の特有の効果を有する。折畳み時
は、手のひらに納まるくらいコンパクトになるので、ポ
ケットなどに収納出来、非常時に備え気軽に持ち運びが
できる。 [請求項2の発明について]請求項2の発明は、取付穴
(3)3個のうち中心以外の取付穴(3)で取り付けた
場合(図6図8)、中心の取付穴(3)で取付けた場合
(図7)と比較すると、フロントフォーク(8)に取付
た穴から携帯フェンダー(7)端までの距離が長くなる
ため、金属板(1)が、フロントフォーク(8)に取付
た穴に近い方のビス又はリベット(6)を中心に回転し
やすいので、それを改善するためのものである。
【0013】
【技術的手段】上記課題を解決する為の請求項2の発明
の技術的手段は、『補強板(14)として、金属板
(1)に合わせ湾曲させたフラットバーの先端を、取付
穴(3)に差し込めるようにした後、90度曲げて、取
付用の穴(15)と携帯用の穴(16)を開ける』こと
である。
【0014】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。携帯フ
ェンダー(7)をフロントフォーク(8)に取付けた穴
と、その隣の取付穴(3)を直線的に固定する
【0015】
【効果】請求項2の発明は次の特有の効果を有する。補
強板(14)を使用した部分は、金属板(1)が、ビス
又はリベット(6)を軸にして回転する事がない。しか
も補強板(14)は携帯時、図15のように携帯フェン
ダー(7)と重ねてボルト(17)とナットで固定する
のでかさばらない。
【0016】
【従来技術及び課題】たとえば、金属板(1)の材質に
ボンデ鋼板を使用した場合、1個の取付穴(3)で固定
すると、振動でフロントフォーク(8)への取付部から
亀裂が入るため、取付部を増やさなければいけない。
【0017】そのため、二輪車への取付に手間が掛かり
不便である。 [請求項3の発明について]請求項3の発明は、1個の
取付穴(3)で簡単に取付出来るようにしたものであ
る。
【0018】
【技術的手段】上記課題を解決するための請求項3の発
明の技術的手段は、『金属板(1)の素材に振動に強い
バネ材を使用する』ことである。
【0019】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。振動に
強く、復元性があり、割れにくい。
【0020】
【効果】振動に強いので、1個の取付穴(3)で充分な
取付け強度が得られるので、使用時、簡単に短時間で装
着できる。 [請求項4の発明について]請求項4の発明は使用時及
び携帯時に、ひとりでに金属板(1)がビス又はリベッ
ト(6)を軸にして回転しないように、ロック機能を持
たせるためである。
【0021】
【技術的手段】上記課題を解決する為の請求項4の発明
の技術的手段は、『図1のように、金属板(1)に凸状
突起(2)と凹穴(5)を設ける』ことである。
【0022】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。凸状突
起(2)と凹穴(5)が重なりあうと、互いにはまり込
む。
【0023】
【効果】請求項4の発明は次の特有の効果を有する。使
用時にロックが効くので、走行風、又は振動により金属
板(1)が、ビス又はリベット(6)を軸にして回転し
にくくなる。
【0024】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て説明する。取り付ける前にあらかじめステーを取り付
けるか、フロントフォーク(8)の前輪側に直に携帯フ
ェンダー(7)取付用のネジ穴又は穴(18)を製作し
ておく。
【0025】携帯時に折畳んである携帯フェンダー
(7)を、ビス又はリベット(6)を軸に金属板(1)
を180度回転させ使用状態にした携帯フェンダー
(7)を、ネジ穴又は穴(18)にボルト(17)やナ
ットを使用し、取り付ける。これにより前輪(9)から
の泥水を殆ど防ぐ事ができる。
【0026】補強板(14)は携帯時、図15のように
携帯フェンダー(7)と重ねてボルト(17)とナット
で固定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯フェンダー(7)を構成する金属板(1)
3枚のうち、1枚の上視図である。
【図2】使用時の携帯フェンダー(7)の上視図であ
る。
【図3】使用時の携帯フェンダー(7)の断面図であ
る。
【図4】折畳み過程の携帯フェンダー(7)の上視図で
ある。
【図5】折畳み時の携帯フェンダー(7)の斜視図であ
る。
【図6】フロントフォーク(8)に対して、最前方に携
帯フェンダー(7)を取付けた横視図である。
【図7】フロントフォーク(8)に対して、中心に携帯
フェンダー(7)を取付けた横視図である。
【図8】フロントフォーク(8)に対して、最後方に携
帯フェンダー(7)を取付けた横視図である。
【図9】携帯フェンダー(7)の凸状突起(2)と凹穴
(5)が、はまり込んだ部分の断面図である。
【図10】従来のゴム製フェンダー(13)の上視図で
ある。
【図11】従来のゴム製フェンダー(13)の横視図で
ある。
【図12】フロントフォーク(8)に従来のゴム製フェ
ンダー(13)を取付けた横視図である。
【図13】補強板(14)の斜視図である。
【図14】補強板(14)と携帯フェンダー(7)の横
視図である。
【図15】折畳み時の携帯フェンダー(7)と補強板
(14)の横視図である。
【図16】フロントフォーク(8)の正面図である。
【符号の説明】
1 金属板 2 凸状突起 3 取付穴 4 連結穴 5 凹穴 6 ビス又はリベット 7 携帯フェンダー 8 フロントフォーク 9 前輪 10 気室 11 取付けステー 12 空気バルブ 13 従来のゴム製フェンダー 14 補強板 15 取付用の穴 16 携帯用の穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板(1)を連結穴(4)で、ビス又は
    リベット(6)を使用し、図2のように3枚重ね合わせ
    て回転可能に結合した、折畳み式二輪車用携帯フェンダ
    ー。
  2. 【請求項2】付属の補強板(14)を使用すると使用時
    の強度を増す事ができ、しかも補強板(14)と携帯フ
    ェンダー(7)を重ねて収納できる請求項1の携帯フェ
    ンダー。
  3. 【請求項3】携帯フェンダー使用者が、あらかじめフロ
    ントフォーク(8)側に製作した1個のネジ穴又は穴
    に、1個の取付穴(3)を使用し、簡単に二輪車に取付
    できる、請求項1と請求項2の携帯フェンダー。
  4. 【請求項4】使用時図2、収納時図5、共に凸状突起
    (2)と凹穴(5)がはまりこみ固定される請求項1と
    請求項2と請求項3の携帯フェンダー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102328710A (zh) * 2011-07-25 2012-01-25 侯楷楠 一种自行车挡泥板
WO2013050728A1 (en) * 2011-10-05 2013-04-11 Patrick Elson Cycle accessory
CN109131678A (zh) * 2018-08-26 2019-01-04 深圳市领航致远科技有限公司 一种代步车的车壳和代步车

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