JP2002233910A - 回転切削工具 - Google Patents

回転切削工具

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JP2002233910A
JP2002233910A JP2001026749A JP2001026749A JP2002233910A JP 2002233910 A JP2002233910 A JP 2002233910A JP 2001026749 A JP2001026749 A JP 2001026749A JP 2001026749 A JP2001026749 A JP 2001026749A JP 2002233910 A JP2002233910 A JP 2002233910A
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cutting edge
outer peripheral
period
nick
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JP2001026749A
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Kiyoshi Tsuzuki
清志 都築
Naoki Takebe
直己 建部
Satoru Kamata
知 鎌田
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OSG Corp
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OSG Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2210/00Details of milling cutters
    • B23C2210/08Side or top views of the cutting edge
    • B23C2210/088Cutting edges with a wave form

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンドミルなどの回転切削工具において、び
びり振動により加工面粗さが悪化することを防止する。 【解決手段】 ラフィング切れ刃にて構成されている外
周刃18の波形状のピッチPR が、波形状の凹凸の偶数
周期を1周期として正弦曲線状に増減させられていると
ともに、そのピッチPR の増減に連動して深さHR およ
び曲率半径RR1、RR2もそれぞれ波形状の凹凸の1周期
毎に変化させられているため、その増減により軸方向各
部の切削態様が変化して共振周波数がずれ、工具全体と
して共振が軽減されてびびり振動が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転切削工具に係
り、特に、外周刃がラフィング切れ刃やニック切れ刃に
て構成されている回転切削工具の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】径寸法が略一定の円筒面上に外周刃が設
けられ、軸心まわりに回転駆動されつつその軸心と交差
する方向へ被加工物に対して相対移動させられることに
より、その外周刃によって切削加工を行うストレート状
の回転切削工具、例えばエンドミルやフライスなどが、
各種の加工分野で広く用いられている。そして、刃径が
周期的に滑らかに変化している波形状のラフィング切れ
刃や、一定間隔でニックを設けたニック切れ刃を採用す
ることにより、切りくずを細かく分断して切削抵抗を低
減し、切削性能や加工能率を向上させることが、例えば
特開平7−299635号公報や特開平9−29530
号公報などで提案されている。このようなラフィング切
れ刃やニック切れ刃の凹凸形状(ピッチや深さなど)
は、一般に工具の径寸法に応じて最適な大きさに設定さ
れ、径寸法が小さくなる程工具剛性が低下することか
ら、切りくずを小さくするために凹凸形状も小さくして
いるのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のラフィング切れ刃やニック切れ刃の凹凸は、
外周刃の全長に亘って一定の寸法で周期的に設けられて
いたため、所定の加工条件で共振してびびり振動が発生
し、加工面粗さが悪化することがあった。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、びびり振動による加
工面粗さの悪化を防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、径寸法が略一定の円筒面上に外周刃
が設けられ、軸心まわりに回転駆動されることにより切
削加工を行うとともに、その外周刃がラフィング切れ刃
にて構成されている回転切削工具において、前記ラフィ
ング切れ刃の波形状のピッチPR 、深さHR 、および曲
率半径RR のうちの少なくとも一つが、その波形状の凹
凸の周期よりも大きな周期で増減していることを特徴と
する。なお、ラフィング切れ刃とは、刃径が周期的に滑
らかに変化している円弧状の凸部および円弧状の凹所か
ら成る波形状の切れ刃のことで、例えば逃げ面の二番取
り加工などによって形成される。
【0006】第2発明は、第1発明の回転切削工具にお
いて、少なくとも前記ピッチPR が、前記波形状の凹凸
の偶数周期を1周期として、予め定められた基準ピッチ
に対して一定の割合だけ正弦曲線状に増減していること
を特徴とする。
【0007】第3発明は、径寸法が略一定の円筒面上に
外周刃が設けられ、軸心まわりに回転駆動されることに
より切削加工を行うとともに、その外周刃がニック切れ
刃にて構成されている回転切削工具において、前記ニッ
ク切れ刃の凹凸のピッチPNおよび深さHN の少なくと
も一方が、そのニック切れ刃の凹凸の周期よりも大きな
周期で増減していることを特徴とする。なお、ニック切
れ刃とは、切りくず分断用のニック(溝)が外周刃に沿
って逃げ面に所定の間隔で連続的に設けられた切れ刃の
ことである。
【0008】第4発明は、第3発明の回転切削工具にお
いて、少なくとも前記ピッチPN が、前記ニック切れ刃
の凹凸の偶数周期を1周期として、予め定められた基準
ピッチに対して一定の割合だけ正弦曲線状に増減してい
ることを特徴とする。
【0009】
【発明の効果】第1発明の回転切削工具においては、ラ
フィング切れ刃の波形状のピッチPR、深さHR 、およ
び曲率半径RR のうちの少なくとも一つが、波形状の凹
凸の周期よりも大きな周期で増減しているため、その増
減により軸方向各部の切削態様が変化して共振周波数が
ずれ、工具全体として共振が軽減されてびびり振動が抑
制され、加工精度が向上する。
【0010】第2発明では、少なくともピッチPR が、
波形状の凹凸の偶数周期を1周期として、予め定められ
た基準ピッチに対して一定の割合だけ正弦曲線状に増減
しているため、軸方向各部の切削態様が確実に変化し
て、共振によるびびり振動をより確実に抑制できるとと
もに、周期的に同じ形状になるため波形状の設定が容易
である。
【0011】第3発明の回転切削工具においては、ニッ
ク切れ刃の凹凸のピッチPN および深さHN の少なくと
も一方が、ニック切れ刃の凹凸の周期よりも大きな周期
で増減しているため、その増減により軸方向各部の切削
態様が変化して共振周波数がずれ、工具全体として共振
が軽減されてびびり振動が抑制され、加工精度が向上す
る。
【0012】第4発明では、少なくともピッチPN が、
ニック切れ刃の凹凸の偶数周期を1周期として、予め定
められた基準ピッチに対して一定の割合だけ正弦曲線状
に増減しているため、軸方向各部の切削態様が確実に変
化して、共振によるびびり振動をより確実に抑制できる
とともに、周期的に同じ形状になるため波形状の設定が
容易である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、軸心まわりに回転駆動
されつつその軸心と交差する方向へ被加工物に対して相
対移動させられることにより、外周刃によって側面切削
や溝切削などの切削加工を行うエンドミルやフライスな
どに好適に適用される。外周刃が設けられる円筒面の径
寸法は一定であることが望ましいが、軸心に対する傾斜
角度が1°程度以下のテーパ面であっても差し支えない
など、加工誤差などで径寸法が多少ばらついていても良
い。また、外周刃が設けられた刃部の全長に亘って径寸
法が略一定である必要はなく、少なくとも一部に径寸法
が略一定のストレート部を備えておれば、部分的に径寸
法が変化しているテーパ形状部などを備えていても良
い。外周刃は、軸心に対して所定のねじれ角でねじれた
ねじれ刃が望ましいが、軸心と平行な直刃であっても良
い。
【0014】外周刃の数は2枚以上であることが望まし
く、ラフィング切れ刃の波形状やニック切れ刃のニック
は、外周刃毎に軸方向の位相をずらして設けることが望
ましい。具体的には、ピッチPR 、PN を外周刃の刃数
で割り算した寸法ずつ位相をずらして設けることによ
り、波形状やニックによる削り残しが少なくなって加工
面粗さが向上する。
【0015】ラフィング切れ刃のピッチPR や深さ
R 、曲率半径RR 、或いはニック切れ刃のピッチ
N 、深さHN は、少なくとも波形状やニック切れ刃の
凹凸の周期、すなわちピッチPR 、PN の基準ピッチよ
りも大きな周期で増減させれば良いが、第2発明、第4
発明のように波形状やニック切れ刃の凹凸の偶数周期を
1周期として増減させることが望ましく、例えば波形状
やニック切れ刃の凹凸の4周期〜8周期程度を1周期と
して増減させられる。また、波形状やニック切れ刃の凹
凸の1周期毎にそれ等の寸法を変化させるようにすれば
良いが、深さHR 、HNや曲率半径RR は、波形状やニ
ック切れ刃の凹凸の1周期の中でも連続的に変化させる
ことができる。曲率半径RR については、円弧状の凸部
および円弧状の凹所毎にそれ等の曲率半径を変化させる
ようにしても良い。
【0016】ラフィング切れ刃の場合、ピッチPR が変
化すると、深さHR および曲率半径RR の少なくとも一
方も、滑らかな波形状が得られるようにピッチPR の変
化に連動して変化させられる。また、波形状の凸部およ
び凹所の曲率半径RR は基本的に同じ、すなわち1ピッ
チ毎に同じであっても良いが、例えば凸部側の曲率半径
R1を凹所側の曲率半径RR2より大きくするなど種々の
態様を採用できる。
【0017】上記ラフィング切れ刃の波形状の深さHR
は、例えばピッチPR に対して0.05PR 〜0.5P
R の範囲内で設定することが望ましく、曲率半径RR1
R2は、例えばピッチPR に対して0.2PR 〜2.4
R の範囲内で設定することが望ましい。ニック切れ刃
のニックの深さHN についても、例えばピッチPN に対
して0.05PN 〜0.5PN の範囲内で設定すること
が望ましい。
【0018】ピッチPR 、PN の基本寸法である基準ピ
ッチ(mm)は、外周刃の径寸法D(mm)に応じて設
定することが望ましく、例えば次式(1) または(2) を満
足する範囲内で設定される。更に、次式(3) または(4)
で求められるピッチPR 、P N を中心としてそれぞれ±
20%程度の範囲内に入るように設定することが望まし
い。なお、この場合のピッチPR 、PN は、何れも軸心
と平行な方向の長さ寸法で、ねじれ刃でも直刃でも同じ
である。また、径寸法Dが50mm以上になると十分な
剛性が得られるため、D≧50mmでは、D=50mm
の時の条件を満足するように設定しても良い。 0.5+(3/100)×D≦PR ≦2+(3/25)×D・・・(1) 0.5+(3/100)×D≦PN ≦2+(3/25)×D・・・(2) PR =1+(2/25)×D ・・・(3) PN =1+(2/25)×D ・・・(4)
【0019】第2発明、第4発明において、ピッチ
R 、PN を予め定められた基準ピッチに対して増減さ
せる割合は、例えば基準ピッチの30%〜70%程度の
範囲内が適当で、50%程度が望ましい。
【0020】第2発明、第4発明ではピッチPR 、PN
が増減させられるが、第1発明、第3発明では、ピッチ
R 、PN を一定に維持しつつ深さHR 、HN や曲率半
径R R を増減させるだけでも良い。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。図1は、本発明が適用された回転切削工
具としてのエンドミル10の正面図で、軸心まわりに回
転駆動されつつ被加工物に対して軸心と交差する方向へ
相対移動させられることにより、側面切削や溝切削など
の切削加工を行うもので、シャンク12および刃部14
を軸方向に連続して一体に備えている。刃部14の外周
部には軸心まわりに等間隔で4本のねじれ溝16が形成
され、そのねじれ溝16に沿って軸心まわりにねじれた
4枚の外周刃18が設けられている。刃部14の径寸法
は全長に亘って一定で、外周刃18は、径寸法が一定の
円筒面上に設けられている。また、工具先端には、外周
刃18に連続して4枚の底刃20が設けられている。
【0022】図2は、外周刃18をねじれ溝16側、す
なわちすくい面側から見た拡大図で、軸心に対して直角
方向から見た図(ねじれ刃を軸心まわりの同じ位置へシ
フトして示した図)であり、刃径が周期的に滑らかに変
化している円弧状の凸部22および円弧状の凹所24か
ら成る波形状のラフィング切れ刃にて構成されている。
このラフィング切れ刃(外周刃18)の波形状のピッチ
R 、深さHR 、および曲率半径RR1、RR2は、何れも
波形状の凹凸周期よりも十分に大きな周期、例えば波形
状の4周期或いは8周期分を1周期として増減させられ
ている。本実施例では刃部14の径寸法が50mm以下
で、ピッチPR は、図3に斜線で示すように前記(1) 式
を満足する範囲内で、具体的には一点鎖線で示すように
前記(3)式に従って求められる寸法を基準ピッチPR *
として、その50%である0.5PR * 分だけ正弦曲線
状に増減させられるようになっている。すなわち、例え
ば波形状の凹凸の4周期分を1周期として増減する場
合、その凹凸の1周期毎にピッチPR はPR * 、1.5
R * 、PR * 、0.5PR * というように変化させら
れるのである。
【0023】また、滑らかな波形状になるように、ピッ
チPR の変化に連動して深さHR および曲率半径RR1
R2が、それぞれ波形状の凹凸の1周期毎に変化させら
れている。深さHR は、ピッチPR に対して例えば0.
05PR 〜0.5PR の範囲内で適当に定められた一定
の割合とされ、ピッチPR の変化に応じて変化させられ
る。曲率半径RR1、RR2も、ピッチPR に対してそれぞ
れ0.2PR 〜2.4PR の範囲内で適当に定められた
一定の割合とされ、ピッチPR の変化に応じて変化させ
られるが、凸部22の曲率半径RR1よりも凹所24の曲
率半径RR2の方が小さい割合とされている。上記凸部2
2および凹所24は、軸心を含む断面(図2と同じ)に
おいてそれぞれ曲率半径RR1、RR2の円弧形状になるよ
うに、逃げ面の二番取り加工により、リード零で周方向
へ形成されている。
【0024】なお、4枚の外周刃18の各々の波形状
は、互いに1/4ピッチずつ位相が軸方向にずれるよう
に設けられる。また、径寸法Dが50mm以上の場合に
は、基準ピッチPR * は2〜8(mm)の範囲内の一定
値、例えば5mm程度の値に設定される。
【0025】このような本実施例のエンドミル10は、
ラフィング切れ刃にて構成されている外周刃18の波形
状のピッチPR が、波形状の周期の偶数倍(例えば4周
期或いは8周期)を1周期として正弦曲線状に増減させ
られているとともに、そのピッチPR の増減に連動して
深さHR および曲率半径RR1、RR2もそれぞれ波形状の
凹凸の1周期毎に変化させられているため、その増減に
より軸方向各部の切削態様が変化して共振周波数がず
れ、工具全体として共振が軽減されてびびり振動が抑制
され、加工精度が向上する。また、ピッチPR 等が波形
状の偶数周期を1周期として増減させられているため、
周期的に同じ形状になり、波形状の設定が容易である。
【0026】なお、上例では外周刃18がラフィング切
れ刃によって構成されていたが、図4に示す外周刃28
のように、切りくず分断用のニック(溝)30が切れ刃
に沿って逃げ面に所定の間隔で連続的に設けられたニッ
ク切れ刃によって構成することもできる。この外周刃
(ニック切れ刃)28の凹凸のピッチPN (ニック30
の間隔)は、前記(4) 式に従って求められる寸法を基準
ピッチPN * として、外周刃28の凹凸の偶数周期、例
えば4周期或いは8周期分を1周期として、その基準ピ
ッチPR * の50%である0.5PR * 分だけ正弦曲線
状に増減させられている。また、そのピッチPN の増減
に連動して深さHN および溝幅WN も、外周刃28の凹
凸の1周期毎に変化させられている。溝幅WN は、ニッ
ク30の底部から開口部までの間の平均値で、例えばピ
ッチPN の1/2など一定割合とされ、深さHN は0.
05PN 〜0.5PN の範囲内で適当に定められた一定
の割合とされている。また、ニック30の開口部および
底部の角部にはそれぞれ所定の曲率半径RN1、RN2で丸
みが付けられているが、それ等の曲率半径RN1、RN2
ピッチPN の変化に連動して変化させられている。図4
は前記図2に対応する図である。なお、上記ニック30
の開口部および底部の角部の丸み(RN1、RN2)は必ず
しも必要でなく、無しでも良い。
【0027】このようにニック切れ刃にて構成されてい
る場合も、外周刃28の凹凸のピッチPN が、凹凸の偶
数周期を1周期として正弦曲線状に増減させられている
とともに、そのピッチPN の増減に連動して深さHN
よび溝幅WN も凹凸の1周期毎に変化させられているた
め、その増減により軸方向各部の切削態様が変化して共
振周波数がずれ、工具全体として共振が軽減されてびび
り振動が抑制され、加工精度が向上する。また、ピッチ
N 等が凹凸の偶数周期を1周期として増減させられて
いるため、周期的に同じ形状になり、凹凸形状の設定す
なわちニック30の間隔であるピッチPN や深さHN
溝幅WN の設定が容易である。
【0028】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、
本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加
えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるエンドミルを示す図
で、軸心と直角方向から見た正面図である。
【図2】図1のエンドミルの一つの外周刃(ラフィング
切れ刃)をねじれ溝側から見た拡大図である。
【図3】図2のラフィング切れ刃の波形状のピッチPR
と径寸法Dとの関係を説明する図である。
【図4】外周刃がニック切れ刃にて構成されている場合
を説明する図で、図2に相当する図である。
【符号の説明】
10:エンドミル(回転切削工具) 18:外周刃
(ラフィング切れ刃) 28:外周刃(ニック切れ刃) 30:ニック
フロントページの続き (72)発明者 鎌田 知 愛知県新城市有海字丸山1番2 オーエス ジー株式会社内 Fターム(参考) 3C022 KK01 KK21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径寸法が略一定の円筒面上に外周刃が設
    けられ、軸心まわりに回転駆動されることにより切削加
    工を行うとともに、該外周刃がラフィング切れ刃にて構
    成されている回転切削工具において、 前記ラフィング切れ刃の波形状のピッチPR 、深さ
    R 、および曲率半径RRのうちの少なくとも一つが、
    該波形状の凹凸の周期よりも大きな周期で増減している
    ことを特徴とする回転切削工具。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記ピッチPR が、前記波形
    状の凹凸の偶数周期を1周期として、予め定められた基
    準ピッチに対して一定の割合だけ正弦曲線状に増減して
    いることを特徴とする請求項1に記載の回転切削工具。
  3. 【請求項3】 径寸法が略一定の円筒面上に外周刃が設
    けられ、軸心まわりに回転駆動されることにより切削加
    工を行うとともに、該外周刃がニック切れ刃にて構成さ
    れている回転切削工具において、 前記ニック切れ刃の凹凸のピッチPN および深さHN
    少なくとも一方が、該ニック切れ刃の凹凸の周期よりも
    大きな周期で増減していることを特徴とする回転切削工
    具。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記ピッチPN が、前記ニッ
    ク切れ刃の凹凸の偶数周期を1周期として、予め定めら
    れた基準ピッチに対して一定の割合だけ正弦曲線状に増
    減していることを特徴とする請求項3に記載の回転切削
    工具。
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