JP2002233698A - 衣類プレス器 - Google Patents

衣類プレス器

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JP2002233698A
JP2002233698A JP2001033436A JP2001033436A JP2002233698A JP 2002233698 A JP2002233698 A JP 2002233698A JP 2001033436 A JP2001033436 A JP 2001033436A JP 2001033436 A JP2001033436 A JP 2001033436A JP 2002233698 A JP2002233698 A JP 2002233698A
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JP
Japan
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movable plate
clothes
plate
fixed plate
fixed
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Pending
Application number
JP2001033436A
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English (en)
Inventor
Keiji Ishikawa
啓治 石川
Minoru Kakiuchi
稔 柿内
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被プレス物のセット状態が視認できる透明な
可動板の構成を堅牢にし、加圧時の撓みを少なくして良
好な仕上がりを得る。 【解決手段】 固定板10とで衣類等を挟圧する可動板
11を、補強体20を有する透明体で形成するととも
に、前記補強体20は、一端を前記可動板11に取り付
けたヒンジ装置15に対向させてほぼ平行に配設したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズボン等の衣類を
挟圧加熱してしわ伸ばしと折り目付けを行う衣類プレス
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衣類プレス器は、図4に
示すような構成になっていた。図において、合板等の材
料で作られた一対の挟圧板のうち、本体側挟圧板1に発
熱体(図示せず)を設け、その上を表布2で覆ってい
る。他方の蓋側挟圧板3にクッション4を設け、前記本
体側挟圧板1と蓋側挟圧板2をヒンジ装置5により回動
自在に連結するとともに、一対の挟圧板1、3を閉じた
状態を保持するロック装置6を設けた構成であり、ズボ
ン等の衣類をこれら一対の挟圧板1、3の間に挟んで、
加熱プレスを行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発明者らは、一対の挟
圧板の間に挟圧したズボン等の状態が外から視認できる
ように、合板等の木材で構成された蓋側挟持板3をガラ
スや透明樹脂で構成することを検討してきたが、このよ
うな従来の構成では、挟持板に従来の木材と同等な板厚
(9〜10mm)を持たせるようにしないと衣類を挟圧
ロックした場合に挟持板が反って変形し、良好な衣類の
プレスができないことを得ていた。しかしながら、ガラ
スや樹脂は比重が木材より大なるために、同様の板厚で
はコスト高になるとともに、製品全体の重量が非常に重
いものになるという問題があった。
【0004】本発明は、上記の課題を解決するもので、
安価で、かつ、重量を抑制するとともに、挟持板の反り
や変形をなくして、衣類の良好なプレス効果が得られる
ようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、固定板とで衣類等を挟圧する可動板を、
補強体を有する透明体で形成するとともに、前記補強体
は、一端を可動板に取り付けたヒンジ装置に対向させて
配設したものである。
【0006】これにより、被プレス物のセット状態を視
認することができるとともに、軽量で、かつ、透明な可
動板の構成を堅牢にし、加圧時の撓みを少なくして、良
好な仕上がり効果を得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、衣類等を挟圧する固定板および可動板と、前記固定
板と可動板の一端を回動自在に連結し、前記可動板を固
定板に対向させて開閉自在に支持するヒンジ装置と、前
記固定板と可動板により衣類等を挟圧した状態に保持す
るロック装置と、前記固定板と可動板で挟圧した衣類等
を加熱する発熱体とを具備し、前記可動板を補強体を有
する透明体で形成するとともに、前記補強体は、一端を
前記可動板に取り付けた前記ヒンジ装置に対向させて配
設したものであり、可動板をロックした状態に保持した
ときに、可動板に応力が作用する位置で補強効果を高め
ることができ、反りや変形を効果的に抑制して、衣類を
良好にプレスすることができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、補強体は、所定の間隔を有して可
動板の長手方向にほぼ平行に配設したものであり、可動
板の長手方向の反りや変形を少なくすることができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、ヒンジ装置は、固定板と
可動板の両方に取り付けるとともに、可動板側を補強体
に固着したものであり、ヒンジ装置により補強体を介し
て可動板を強固に支持することができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、衣類等を挟圧す
る固定板および可動板と、前記固定板と可動板の一端を
回動自在に連結し、前記可動板を固定板に対向させて開
閉自在に支持するヒンジ装置と、前記固定板と可動板に
より衣類等を挟圧した状態に保持するロック装置と、前
記固定板と可動板で挟圧した衣類等を加熱する発熱体と
を具備し、前記可動板を補強体を有する透明体で形成す
るとともに、前記ロック装置は、固定板側に回動自在に
設けたレバーと、前記可動板の両端に設けて前記レバー
を係止する係止部を有し、前記補強体の両端部を前記係
止部に対向させて前記可動板に構成したものであり、可
動板をロックした状態に保持したときに反りや変形を抑
制して、衣類を良好にプレスすることができる。
【0011】請求項5に記載の発明は、上記請求項4に
記載の発明において、係止部は、可動板に設けた補強体
に固着したものであり、ロック時に可動板に加わる応力
を補強体で受け止めることができ、可動板の撓みを少な
くして衣類を強く加圧することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0013】(実施例1)図1に示すように、ズボンな
どの衣類(図示せず)を挟圧する一対の固定板10およ
び可動板11を対向して設け、固定板10は、下端を脚
12に固定し略垂直に立設するとともに、その内面側に
は箔状に形成した発熱体13を有したクッション体14
が設けてあり、発熱体13はクッション体14の加圧面
側に配設している。発熱体13とクッション体14は、
薄い布製のカバー14aで覆われている。
【0014】可動板11は、固定板10の下端とヒンジ
装置15により回動自在に連結してあり、例えば透明ま
たは半透明なガラス板、樹脂板等で構成され、内部に挟
圧する衣類等を可動板11の外から視認できるようにし
ている。16は可動板11の周縁部に沿って設けた保護
体で、例えば金属、木、樹脂、ゴム、エラストマ等で断
面形状を略コ字状に形成してあり、可動板11の端部を
三方向から包囲するようにしている。
【0015】17は固定板10と可動板11の間に衣類
等を挟圧した状態に保持するロック装置で、立設した固
定板10の背面に回動自在に設けたレバー18と、この
レバー18を係止する係止部19を可動板11に設けて
あり、レバー18を係止部19に係止することによって
可動板11と固定板10を挟圧状態に保持する。
【0016】20は可動板11の外面側に設けた補強体
で、断面を略コ字状に形成した複数の金具で構成すると
ともに、下端をヒンジ装置15に対向させて配設してあ
り、所定の間隔を有して可動板15の長手方向にほぼ平
行に配設している。そして、固定板10と可動板11の
両方に取り付けたヒンジ装置15の可動板11側を、こ
の補強体20の下端に固着してあり、ヒンジ装置15に
より補強体20を介して可動板11を支持している。
【0017】上記構成において、次に動作について説明
すると、可動板11を固定板10から離れる方向へ回動
させて、衣類等をこの固定板10と可動板11の間にセ
ットし、ロック装置17を操作して、衣類等(ズボン)
の裾部を挟持するように可動板11を固定板10側へ回
動させて閉じる。このとき、透明な可動板11を透かし
て衣類等にたるみや折り目のズレがないかどうか目視に
て確認することができる。
【0018】そして、正しくセットされていないとき
は、再度可動板11を開いて衣類等をセットし直すか、
或いは、衣類の上端を引張って整えた後、ロック装置1
7により固定板10と可動板11を挟圧状態にロックし
て衣類等を挟圧保持して加熱する。
【0019】そして、固定板10と可動板11の間にズ
ボン等の衣類を挟んでロックした状態に保持すると、ク
ッション体14が圧縮されて衣類に圧力を加えるが、こ
の圧力により可動板11が外側へ膨らむように変形させ
る力を、可動板11に設けた補強体20が抑制するよう
に作用し、可動板11の反りや変形を少なくすることが
できる。また、所定の間隔を有して可動板11の長手方
向にほぼ平行に配設したことにより、撓み量が大きくな
る可動板11の長手方向の反りや変形を少なくすること
ができ、さらに、補強体20にヒンジ装置15の可動板
11側を固着したことにより、補強体20を介して可動
板11を強固に支持することができる。
【0020】(実施例2)図2および図3に示すよう
に、補強体21の両端部をロック装置17の係止部19
に対向させて可動板11の外面側に構成したものであ
り、補強体20と同様に断面を略コ字状に形成した金具
で構成している。そして、可動板11に設けた補強体2
1にロック装置17の係止部19を固着している。他の
構成は上記実施例1と同じである。
【0021】上記構成によれば、可動板11をロックし
た状態に保持したときの可動板11の反りや変形を抑制
して、衣類を良好にプレスすることができる。そして、
ロック時に可動板11に局部的に加わる応力を補強体2
1で受け止めて分散させることができ、衣類の加圧力を
強くすることができる。
【0022】なお、図1に示すように、補強体20、2
1を組合せてこれらを結合させることにより、補強体2
0、21によって可動板11を一層強固に補強すること
ができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1〜5に
記載の発明によれば、被プレス物のセット状態を視認す
ることができるとともに、軽量で、かつ、透明な可動板
の構成を堅牢にし、加圧時の撓みを少なくして、良好な
仕上がり効果を得ることができる。また、可動板をロッ
クした状態に保持したときに、可動板に応力が作用する
位置で補強効果を高めることができ、反りや変形を効果
的に抑制して、衣類を良好にプレスすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の衣類プレス器の斜視図
【図2】本発明の実施例2の衣類プレス器の斜視図
【図3】同衣類プレス器の要部を断面で示した上面図
【図4】従来の衣類プレス器の斜視図
【符号の説明】
10 固定板 11 可動板 13 発熱体 15 ヒンジ装置 17 ロック装置 20 補強体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類等を挟圧する固定板および可動板
    と、前記固定板と可動板の一端を回動自在に連結し、前
    記可動板を固定板に対向させて開閉自在に支持するヒン
    ジ装置と、前記固定板と可動板により衣類等を挟圧した
    状態に保持するロック装置と、前記固定板と可動板で挟
    圧した衣類等を加熱する発熱体とを具備し、前記可動板
    を補強体を有する透明体で形成するとともに、前記補強
    体は、一端を前記可動板に取り付けた前記ヒンジ装置に
    対向させて配設した衣類プレス器。
  2. 【請求項2】 補強体は、所定の間隔を有して可動板の
    長手方向にほぼ平行に配設した請求項1記載の衣類プレ
    ス器。
  3. 【請求項3】 ヒンジ装置は、固定板と可動板の両方に
    取り付けるとともに、可動板側を補強体に固着した請求
    項1または2記載の衣類プレス器。
  4. 【請求項4】 衣類等を挟圧する固定板および可動板
    と、前記固定板と可動板の一端を回動自在に連結し、前
    記可動板を固定板に対向させて開閉自在に支持するヒン
    ジ装置と、前記固定板と可動板により衣類等を挟圧した
    状態に保持するロック装置と、前記固定板と可動板で挟
    圧した衣類等を加熱する発熱体とを具備し、前記可動板
    を補強体を有する透明体で形成するとともに、前記ロッ
    ク装置は、固定板側に回動自在に設けたレバーと、前記
    可動板の両端に設けて前記レバーを係止する係止部を有
    し、前記補強体の両端部を前記係止部に対向させて前記
    可動板に構成した衣類プレス器。
  5. 【請求項5】 係止部は、可動板に設けた補強体に固着
    した請求項4記載の衣類プレス器。
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