JP2002231675A - 被処理体の処理方法及び処理装置 - Google Patents

被処理体の処理方法及び処理装置

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JP2002231675A JP2001026233A JP2001026233A JP2002231675A JP 2002231675 A JP2002231675 A JP 2002231675A JP 2001026233 A JP2001026233 A JP 2001026233A JP 2001026233 A JP2001026233 A JP 2001026233A JP 2002231675 A JP2002231675 A JP 2002231675A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な装置を用いて被処理体に付着した有機
物を除去することができる被処理体の処理方法及び処理
装置を提供する。 【解決手段】 熱処理装置1は、昇温用ヒータ12を有
し、有機物が付着した半導体ウエハ10を収容する反応
管2と、反応管2内に酸素ガスを供給する第1ガス導入
管13と、水素ガスを供給する第2ガス導入管14とを
備えている。第1ガス導入管13により酸素ガス、第2
ガス導入管14により水素ガスが反応管2内に供給さ
れ、昇温用ヒータ12により反応管2が酸素ガス及び水
素ガスが活性化可能な温度に加熱される。そして、反応
管2内で燃焼反応が起こり、半導体ウエハ10に付着し
た有機物が酸化、分解し、除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理体の処理方
法及び処理装置に関する。詳しくは被処理体に付着した
有機物を除去する被処理体の処理方法及び処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程では、例えばCV
D(Chemical Vapor Deposition)等の処理によって、
被処理体、例えば半導体ウエハにポリシリコン膜、シリ
コン酸化膜等の薄膜を形成することが広く行われてい
る。
【0003】このような薄膜を形成する工程は、半導体
ウエハに汚染物質が付着するのを防止するために、一般
にクリーンルーム内で行われている。しかし、クリーン
ルームであっても汚染物質を完全に除去するのは困難な
ため、微量の有機物(汚染物質)が含まれており、この
ような有機物が半導体ウエハに付着してしまう場合があ
る。このような有機物が付着した状態で半導体ウエハ上
に薄膜を形成すると、半導体装置の特性が悪化し、歩留
まりが悪くなるという問題が発生してしまう。このた
め、半導体ウエハ上に薄膜を形成する前には、半導体ウ
エハに付着した有機物を除去する半導体ウエハのクリー
ニングが行われている。
【0004】半導体ウエハのクリーニングは、例えば、
図5に示すような処理装置を用いて行われる。まず、処
理装置51内の載置部52上に半導体ウエハ53を載置
する。次に、載置部52内に配設されたヒータ54によ
り処理装置51内(半導体ウエハ53)を所定の温度に
加熱する。続いて、導入ポート55から処理装置51内
に、処理ガス、例えば、オゾンガスを供給する。供給さ
れたオゾンガスは、処理装置51内(半導体ウエハ53
近傍)で活性化されて酸素原子ラジカル(O)を生成
し、半導体ウエハ53の表面に付着した有機物を分解す
る。そして、この分解された有機物を排気ポート56を
介して処理装置51外に排出することにより、半導体ウ
エハ53がクリーニングされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ク
リーニング方法では、処理装置51に供給するオゾンを
発生させるために、処理装置51に紫外線照射装置やプ
ラズマ発生器等を配設しなければならず、処理装置51
の構造が複雑になってしまう。
【0006】また、オゾンガスを活性化して、酸素原子
ラジカルを生成するためには、処理装置51内(半導体
ウエハ53)を、例えば、600℃のような高温に加熱
しなければならない。
【0007】さらに、上記クリーニング方法では、半導
体ウエハ53を1枚ずつクリーニングしているので、多
数の半導体ウエハ53をクリーニングする場合には、ク
リーニングに要する時間が長くなってしまう。
【0008】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、簡易な装置を用いて被処理体に付着した有機物
を除去することができる被処理体の処理方法及び処理装
置を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、低温下で、被処理体に付
着した有機物を除去することができる被処理体の処理方
法及び処理装置を提供することを目的とする。
【0010】さらに、本発明は、短時間で複数枚の被処
理体に付着した有機物を除去することができる被処理体
の処理方法及び処理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる被処理体の処理方法
は、有機物が付着した被処理体を反応室に収容し、該反
応室を所定の温度に加熱するとともに処理ガスを供給し
て、前記有機物を前記被処理体から除去する被処理体の
処理方法であって、前記処理ガスは酸化性ガスと還元性
ガスとを含み、前記反応室の温度を前記酸化性ガス及び
前記還元性ガスが活性化可能な温度に加熱する、ことを
特徴とする。
【0012】この構成によれば、有機物が付着した被処
理体を収容した反応室に酸化性ガスと還元性ガスとを含
む処理ガスが供給される。そして、反応室内で燃焼反応
が起こり、酸素活性種(O)及び水酸基活性種(OH
)が生成される。この酸素活性種及び水酸基活性種に
より、被処理体に付着した有機物が酸化、分解されて、
被処理体から有機物が除去される。
【0013】前記酸化性ガスには、例えば、O、N
O、NOよりなる群から選択される少なくとも1つのガ
スが含まれる。また、前記還元性ガスには、例えば、H
、NH、CHよりなる群から選択される少なくと
も1つのガスが含まれる。
【0014】前記反応室の温度を少なくとも350℃に
加熱することが好ましい。この場合、反応室の温度を従
来より下げても、被処理体に付着した有機物を除去する
ことができる。
【0015】前記反応室内の圧力を133Pa〜399
Paに設定することが好ましい。このように反応室内が
低圧に設定されていると、被処理体に均一に処理ガスを
供給することができる。
【0016】前記反応室には前記有機物が付着した被処
理体が複数枚収容され、前記反応室内に前記処理ガスを
供給することにより、前記複数枚の被処理体に付着した
有機物を除去することが好ましい。この場合、一度の処
理により複数枚の被処理体に付着した有機物を除去する
ことができ、有機物の除去に要する時間を短くすること
ができる。
【0017】この発明の第2の観点にかかる被処理体の
処理装置は、所定の温度に設定可能な加熱部を有し、被
処理体を収容する反応室と、前記反応室内に酸化性ガス
と還元性ガスとを含む処理ガスを供給する処理ガス供給
手段と、前記反応室内のガスを排気する排気手段と、前
記加熱部により前記反応室を前記酸化性ガス及び前記還
元性ガスが活性化可能な温度に加熱させる制御手段とを
備える、ことを特徴とする。
【0018】この構成によれば、処理ガス供給手段によ
り、有機物が付着した被処理体を収容した反応室に酸化
性ガスと還元性ガスとを含む処理ガスが供給される。ま
た、制御手段に制御された加熱部により、酸化性ガス及
び還元性ガスが活性化可能な温度に反応室が加熱され
る。そして、反応室で燃焼反応が起こり、酸素活性種及
び水酸基活性種が生成される。この酸素活性種及び水酸
基活性種により、被処理体に付着した有機物が酸化、分
解されて、被処理体から有機物が除去される。
【0019】前記酸化性ガスには、例えば、O、N
O、NOよりなる群から選択される少なくとも1つのガ
スが含まれる。また、前記還元性ガスには、例えば、H
、NH、CHよりなる群から選択される少なくと
も1つのガスが含まれる。
【0020】前記制御手段は前記加熱部に前記反応室の
温度を少なくとも350℃に加熱させることが好まし
い。この場合、反応室の温度を従来より下げても、被処
理体に付着した有機物を除去することができる。
【0021】前記制御手段は前記排気手段に前記反応室
内のガスを排気させ、前記反応室内の圧力を133Pa
〜399Paに維持することが好ましい。このように反
応室内が低圧に設定されていると、被処理体に均一に処
理ガスを供給することができる。
【0022】前記反応室は前記被処理体を複数枚収容可
能な被処理体収容部を備え、前記制御手段は前記処理ガ
スを前記被処理体収容部に供給させ、前記複数枚の被処
理体に付着した有機物を除去することが好ましい。この
場合、一度の処理により複数枚の被処理体に付着した有
機物を除去することができ、有機物の除去に要する時間
を短くすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
る被処理体の処理方法及び処理装置について説明する。
本実施の形態では、被処理体の処理方法及び処理装置
を、図1に示すバッチ式縦型熱処理装置を用いて、半導
体ウエハ(被処理体)上に付着した有機物を分解、除去
(クリーニング)する場合を例に説明する。
【0024】図1に示すように、熱処理装置1は、長手
方向が垂直方向に向けられた略円筒状の反応管2を備え
ている。反応管2は、内部に成膜領域を構成する内管3
と、内管3を覆うと共に内管3と一定の間隔を有するよ
うに形成された有天井の外管4とから構成された二重管
構造を有する。内管3及び外管4は、耐熱材料、例えば
石英により形成されている。
【0025】外管4の下方には、筒状に形成されたステ
ンレス鋼(SUS)からなるマニホールド5が配置され
ている。マニホールド5は、外管4の下端と気密に接続
されている。また、内管3は、マニホールド5の内壁か
ら突出すると共に、マニホールド5と一体に形成された
支持リング6に支持されている。
【0026】マニホールド5の下方には蓋体7が配置さ
れ、ボートエレベータ8により蓋体7は上下動可能に構
成されている。そして、ボートエレベータ8により蓋体
7が上昇すると、マニホールド5の下方側が閉鎖され
る。
【0027】蓋体7には、例えば石英からなるウエハボ
ート9が載置されている。ウエハボート9には、被処理
体、例えば半導体ウエハ10が垂直方向に所定の間隔を
おいて複数枚収容されている。
【0028】反応管2の周囲には、反応管2を取り囲む
ように断熱体11が設けられ、その内壁面には、例えば
抵抗発熱体からなる昇温用ヒータ12が設けられてい
る。そして、昇温用ヒータ12を駆動することにより、
反応管2内が所定の温度に設定される。
【0029】マニホールド5の側面には、複数のガス導
入管が挿通されている。本実施の形態では、第1ガス導
入管13と第2ガス導入管14との2つのガス導入管が
マニホールド5の側面に挿通されている。
【0030】第1ガス導入管13は内管3内を臨むよう
に配設されている。図1に示すように、支持リング6よ
り下方(内管3の下方)のマニホールド5の側面から第
1ガス導入管13が挿通されている。そして、第1ガス
導入管13から、例えば、酸素ガス(O)のような酸
化性ガスが内管3内に導入される。
【0031】第2ガス導入管14は内管3内を臨むよう
に配設され、第1ガス導入管13と同様に、支持リング
6より下方(内管3の下方)のマニホールド5の側面に
挿通されている。そして、第2ガス導入管14から、例
えば水素ガス(H)のような還元性ガスが内管3内に
導入される。
【0032】マニホールド5の側面には排出口15が設
けられている。排出口15は支持リング6より上方に設
けられており、反応管2内の内管3と外管4との間に形
成された空間に連通する。そして、第1ガス導入管13
から酸素ガス、第2ガス導入管14から水素ガスが内管
3内に供給されてクリーニングが行われ、クリーニング
によって分解された有機物が内管3と外管4との間を通
って排出口15に排出される。また、マニホールド5側
面の排出口15の下方には、パージガスとしての窒素ガ
スを供給するパージガス供給管16が挿通されている。
【0033】排出口15には排気管17が気密に接続さ
れている。排気管17には、バルブ18と真空ポンプ1
9とが介設されている。バルブ18は、排気管17の開
度を調整して、反応管2内の圧力を所定の圧力に制御す
る。真空ポンプ19は、排気管17を介して反応管2内
のガスを排気するとともに反応管2内の圧力を調整す
る。
【0034】ボートエレベータ8、昇温用ヒータ12、
第1ガス導入管13、第2ガス導入管14、パージガス
供給管16、バルブ18、真空ポンプ19には、制御部
20が接続されている。制御部20は、マイクロプロセ
ッサ、プロセスコントローラ等から構成され、熱処理装
置1の各部の温度、圧力等を測定し、測定データに基づ
いて、上記各部に制御信号等を出力して、熱処理装置1
の各部を制御する。
【0035】次に、以上のように構成された熱処理装置
1を用い、半導体ウエハ10上に付着した有機物を、酸
素ガスと水素ガスとを含む処理ガスによりクリーニング
する処理方法について、図2に示すレシピ(タイムシー
ケンス)を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て、熱処理装置1を構成する各部の動作は、制御部20
によりコントロールされている。
【0036】まず、蓋体7が下げられた状態で、有機物
が付着した半導体ウエハ10が収容されたウエハボート
9を蓋体7上に載置する。また、昇温用ヒータ12によ
り反応管2内を所定のローディング温度に設定する。
【0037】次に、ボートエレベータ8により蓋体7を
上昇させ、ウエハボート9(半導体ウエハ10)を反応
管2の内管3内にロードする。これにより、半導体ウエ
ハ10を反応管2内に収容するとともに、反応管2を密
閉する。また、パージガス供給管16から反応管2内に
窒素ガスを所定量供給し、反応管2内に混入した有機物
等の汚染物質を排出する(ロード工程)。
【0038】続いて、反応管2内の減圧を開始する。具
体的には、パージガス供給管16から反応管2内に所定
量の窒素ガスを供給するとともに、バルブ18の開度を
制御しつつ、真空ポンプ19を駆動させて、反応管2内
のガスを排出する。反応管2内のガスの排出は、反応管
2内の圧力が常圧から所定の圧力、例えば133Pa〜
399Pa(1Torr〜3Torr)になるまで行
う。
【0039】また、昇温用ヒータ12により反応管2内
を酸化性ガス(酸素ガス)及び還元性ガス(水素ガス)
が活性化可能な温度である350℃以上に加熱する。反
応管2の温度を350℃より低くすると、酸素ガス及び
水素ガスが活性化されないためである。ただし、反応管
2の温度を高くしすぎると半導体ウエハ10の表面が酸
化されてしまうことから、反応管2の温度を、好ましく
は350℃〜600℃、さらに好ましくは350℃〜4
00℃に加熱する。そして、この減圧及び加熱操作を、
反応管2内が所定の圧力及び温度で安定するまで行う
(安定化工程)。
【0040】反応管2内が所定の圧力及び温度で安定す
ると、パージガス供給管16からの窒素ガスの供給を停
止する。そして、第1ガス導入管13から酸素ガスを所
定量、例えば、1.8リットル/min供給するととも
に、第2ガス導入管14から水素ガスを所定量、例え
ば、0.9リットル/minを反応管2の内管3内に供
給する。
【0041】反応管2内は酸素ガス及び水素ガスが供給
されると、酸素ガス及び水素ガスが活性化されて、内管
3で以下のような水素の燃焼反応が進行する。 H+O → H+HO+OH → H+HO O+H → OH+O+O → H+OH
【0042】このように、水素の燃焼反応過程中におい
て、O(酸素活性種)とOH(水酸基活性種)とが
発生し、これらにより半導体ウエハ10上に付着した有
機物が分解されて、半導体ウエハ10から有機物が除去
される(クリーニング工程)。なお、除去された有機物
は、排気口15を介して排気管17に吸引され、反応管
2外に排気される。
【0043】ここで、反応管2内の圧力が133Pa〜
399Pa(1Torr〜3Torr)のような低圧に
維持されているので、ウエハボート9に収容されたすべ
ての半導体ウエハ10に、O、OHを、均一に供給
することができる。
【0044】半導体ウエハ10から有機物が除去される
と、第1ガス導入管13及び第2ガス導入管14からの
処理ガス(酸素ガス、水素ガス)の供給を停止する。そ
して、バルブ18の開度を制御しつつ、真空ポンプ19
を駆動させて、反応管2内のガスを排出した後、パージ
ガス供給管16から所定量の窒素ガスを供給して、反応
管2内のガスを排気管17に排出する(パージ工程)。
なお、反応管2内のガスを確実に排出するために、反応
管2内のガスの排出及び窒素ガスの供給を複数回繰り返
すことが好ましい。
【0045】最後に、パージガス供給管16から所定量
の窒素ガスを供給して、反応管2内を常圧(760To
rr)に戻し、ウエハボート9(半導体ウエハ10)を
反応管2からアンロードする(アンロード工程)。
【0046】次に、本実施の形態の効果を確認するた
め、有機物を付着させた半導体ウエハ10のサンプル
を、種々の条件下でクリーニングを行った。サンプル
は、半導体ウエハ10に1000オングストロームの厚
さの酸化膜を形成し、この酸化膜の表面を希釈フッ化水
素酸(DHF)で1分間洗浄した後、クリーンルーム内
に所定時間放置して、有機物の付着した半導体ウエハ1
0を作成した。
【0047】また、有機物の付着量は接触角法を用いて
測定を行った。接触角法は、半導体ウエハ10上に純水
を滴下し、この純水の玉(滴)の接触角を測定する方法
であり、半導体ウエハ10に有機物が付着しているほど
疎水性が高くなり接触角が大きくなる。逆に、有機物の
付着量が減少すると親水性が高くなり接触角が小さくな
る。
【0048】本実施の形態では、半導体ウエハ10上の
5点で接触角を測定し、この平均値を求めた。作成され
たサンプルの接触角は57°であった。なお、有機物が
完全に除去された半導体ウエハ10上に純水を落として
も、純水の玉の接触角は0°にはならず、また低角度で
の厳密な測定は困難であることから、接触角が2°以下
の半導体ウエハ10では、ほぼ完全に有機物が除去され
ているものと考えられる。
【0049】図3にクリーニングの条件を示す。図3に
示すように、クリーニングは、反応管2の温度(実施例
1、実施例2、比較例1、比較例2)、反応管2の圧力
(実施例3〜5)、クリーニング時間(実施例6、7)
等を変化させ、これらの関係について検討を行った。ま
た、本例では、実験を簡便に行うために、ウエハボート
9の上部、中央部、下部の3カ所に半導体ウエハ10を
1枚ずつ(合計3枚)収容した場合について検討を行
い、これらの平均値を各実施例の接触角とした。なお、
ウエハボート9内の半導体ウエハ10の枚数の影響につ
いては、実施例8で別に検討している。この結果を図3
及び図4に示す。図4では各実施例について、クリーニ
ング後の接触角を棒グラフで示している。また、参考の
ため、クリーニング処理をしない場合についても、その
結果を図3及び図4に示す。
【0050】図3及び図4の実施例1、実施例2に示す
ように、反応管2の温度が350℃、400℃では、半
導体ウエハ10に付着した有機物がほぼ完全に除去され
ていることが確認できた。また、図3及び図4の比較例
1、比較例2に示すように、反応管2の温度が300
℃、330℃では、半導体ウエハ10に付着した有機物
が除去されない。これは、反応管2の温度が350℃よ
り低いと、酸素ガス及び水素ガスが活性化されないため
に、O、OHが生成されないため、有機物を分解で
きないからである。なお、反応管2の温度を350℃よ
り高くしても、半導体ウエハ10に付着した有機物を除
去することが可能であるが、反応管2の温度を高くしす
ぎると半導体ウエハ10の表面が酸化されてしまう。こ
のため、反応管2の温度を350℃〜600℃にするこ
とが好ましく、350℃〜400℃にすることがさらに
好ましい。
【0051】図3及び図4の実施例1、実施例3〜実施
例5に示すように、反応管2の圧力が133Pa〜39
9Paでは、半導体ウエハ10に付着した有機物がほぼ
完全に除去されていることが確認できた。また、反応管
2の圧力が399Paを越えると、ウエハボート9に収
容されたすべての半導体ウエハ10に、O、OH
を、均一に供給できないおそれがあることから、反応
管2の圧力は133Pa〜399Paにすることが好ま
しい。
【0052】図3及び図4の実施例1、実施例6、実施
例7に示すように、クリーニング時間が1分〜30分で
は、半導体ウエハ10に付着した有機物がほぼ完全に除
去されていることが確認できた。クリーニング時間が1
分より短いと、半導体ウエハ10に付着した有機物をほ
ぼ完全には除去できなくなるおそれがあり、クリーニン
グ時間が30分より長いと、半導体ウエハ10のクリー
ニングを効率的に行うことができなくなってしまう。こ
のため、クリーニング時間は1分〜30分にすることが
好ましい。ただし、半導体ウエハ10に付着する有機物
の付着量によっては、この時間をさらに長くしたり、短
くしたりすることは可能である。
【0053】図3及び図4の実施例1、実施例8に示す
ように、ウエハボート9内の半導体ウエハ10の枚数を
3枚から100枚にしても、半導体ウエハ10に付着し
た有機物の除去に影響を与えないことが確認できた。こ
れは、反応管2内を低圧に維持しているためである。こ
のため、ウエハボート9内の半導体ウエハ10の枚数
が、例えば100枚のように増えても、反応管2の圧
力、クリーニング時間は同様の傾向を示す。
【0054】なお、接触角法は、一般に、純水を滴下す
る平面(半導体ウエハ10)の表面状態に影響を受けや
すく、クリーニングによって半導体ウエハ10の表面形
状が変化すると、有機物の付着量を正確に測定すること
ができなくなってしまうと考えられる。このため、クリ
ーニング前後での半導体ウエハ10の表面形状を確認し
た。この結果、半導体ウエハ10の表面形状はクリーニ
ング前後でほとんど変化していないことが確認できた。
【0055】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、第1ガス導入管13から酸素ガス、第2ガス導入管
14から水素ガスを、350℃以上に加熱された反応管
2内に供給することにより、半導体ウエハ10に付着し
た有機物を除去することができる。このため、熱処理装
置1に、従来のクリーニング方法のような紫外線照射装
置やプラズマ発生器等が不要になり、熱処理装置1の構
造を簡単にすることができる。また、簡易な装置で、半
導体ウエハ10に付着した有機物を除去することができ
る。さらに、従来のクリーニング方法に比べ、低温下で
半導体ウエハ10に付着した有機物を除去することがで
きる。
【0056】本実施の形態によれば、一度のクリーニン
グにより、ウエハボート9内に収容された複数枚の半導
体ウエハ10に付着した有機物を除去することができ
る。このため、多数の半導体ウエハ10をクリーニング
する場合にもクリーニングに要する時間を短くすること
ができる。
【0057】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形、応用が可能である。以
下、本発明に適用可能な上記の実施の形態の変形態様に
ついて、説明する。
【0058】上記実施の形態では、酸化性ガスとして酸
素ガスを用い、還元性ガスとして水素ガスを用いた場合
を例に本発明を説明したが、酸化性ガスとして、例え
ば、O 、NO、NOよりなる群から選択される少な
くとも1つのガスを用いてもよく、また還元性ガスとし
て、例えば、H、NH、CHよりなる群から選択
される少なくとも1つのガスを用いてもよい。このよう
な場合にも、前述したような還元性ガスの燃焼過程にお
いて生じる酸素活性種と水酸基活性種とを生成し、簡易
な装置で、半導体ウエハ10に付着した有機物を除去す
ることができる。また、低温下で半導体ウエハ10に付
着した有機物を除去することができる。なお、酸化性ガ
ス及び還元性ガスに、酸素ガスや水素ガス以外の上記ガ
スを用いた場合にも、酸素ガス及び水素ガスを用いた場
合と同様の反応管2の温度、反応管2内の圧力等のクリ
ーニング条件とすることにより、半導体ウエハ10に付
着した有機物を除去することができる。
【0059】上記実施の形態では、内管3と外管4とか
らなる二重管構造の反応管2を有する熱処理装置1を用
いて半導体ウエハ10に付着した有機物を除去する場合
を例に本発明を説明したが、例えば、図1に示す熱処理
装置1から内管3及び支持リング6を取り除いたよう
な、単管構造の熱処理装置であってもよい。この場合、
熱処理装置の構造を簡単にすることができ、さらに簡易
な装置で、半導体ウエハ10に付着した有機物を除去す
ることができる。
【0060】上記実施の形態では、バッチ式縦型の熱処
理装置1を用いて半導体ウエハ10に付着した有機物を
除去する場合を例に本発明を説明したが、例えば、枚葉
式の熱処理装置を用いてもよい。この場合にも、簡易な
装置で、半導体ウエハ10に付着した有機物を除去する
ことができる。また、低温下で半導体ウエハ10に付着
した有機物を除去することができる。
【0061】第1ガス導入管13及び第2ガス導入管1
4の数は一つに限らず、複数であってもよい。また、被
処理体は半導体ウエハ10に限らず、例えばガラス基板
であってもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡易な装置を用いて被処理体に付着した有機物を除去す
ることができる。また、本発明によれば、低温下で、被
処理体に付着した有機物を除去することができる。さら
に、本発明によれば、短時間で複数枚の被処理体に付着
した有機物を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の熱処理装置の概略図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態のクリーニング手順を説明
するためのレシピを示した図である。
【図3】本発明の実施の形態のクリーニング条件を示し
た表である。
【図4】図3のクリーニング条件での有機物の付着量
(接触角)を示したグラフである。
【図5】従来の熱処理装置の概略図である。
【符号の説明】
1 熱処理装置 2 反応管 9 ウエハボート 10 半導体ウエハ 12 昇温用ヒータ 13 第1ガス導入管 14 第2ガス導入管 15 排気口 17 排気管 18 バルブ 19 真空ポンプ 20 制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機物が付着した被処理体を反応室に収容
    し、該反応室を所定の温度に加熱するとともに処理ガス
    を供給して、前記有機物を前記被処理体から除去する被
    処理体の処理方法であって、 前記処理ガスは酸化性ガスと還元性ガスとを含み、前記
    反応室の温度を前記酸化性ガス及び前記還元性ガスが活
    性化可能な温度に加熱する、ことを特徴とする被処理体
    の処理方法。
  2. 【請求項2】前記酸化性ガスはO、NO、NOより
    なる群から選択される少なくとも1つのガスを含み、前
    記還元性ガスはH、NH、CHよりなる群から選
    択される少なくとも1つのガスを含む、ことを特徴とす
    る請求項1に記載の被処理体の処理方法。
  3. 【請求項3】前記反応室の温度を少なくとも350℃に
    加熱する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の
    被処理体の処理方法。
  4. 【請求項4】前記反応室内の圧力を133Pa〜399
    Paに設定する、ことを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれか1項に記載の被処理体の処理方法。
  5. 【請求項5】前記反応室には前記有機物が付着した被処
    理体が複数枚収容され、前記反応室内に前記処理ガスを
    供給することにより、前記複数枚の被処理体に付着した
    有機物を除去する、ことを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれか1項に記載の被処理体の処理方法。
  6. 【請求項6】所定の温度に設定可能な加熱部を有し、被
    処理体を収容する反応室と、 前記反応室内に酸化性ガスと還元性ガスとを含む処理ガ
    スを供給する処理ガス供給手段と、 前記反応室内のガスを排気する排気手段と、 前記加熱部により前記反応室を前記酸化性ガス及び前記
    還元性ガスが活性化可能な温度に加熱させる制御手段
    と、を備える、ことを特徴とする被処理体の処理装置。
  7. 【請求項7】前記酸化性ガスはO、NO、NOより
    なる群から選択される少なくとも1つのガスを含み、前
    記還元性ガスはH、NH、CHよりなる群から選
    択される少なくとも1つのガスを含む、ことを特徴とす
    る請求項6に記載の被処理体の処理装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段は前記加熱部に前記反応室の
    温度を少なくとも350℃に加熱させる、ことを特徴と
    する請求項6または7に記載の被処理体の処理装置。
  9. 【請求項9】前記制御手段は前記排気手段に前記反応室
    内のガスを排気させ、前記反応室内の圧力を133Pa
    〜399Paに維持する、ことを特徴とする請求項6乃
    至8のいずれか1項に記載の被処理体の処理装置。
  10. 【請求項10】前記反応室は前記被処理体を複数枚収容
    可能な被処理体収容部を備え、 前記制御手段は前記処理ガスを前記被処理体収容部に供
    給させ、前記複数枚の被処理体に付着した有機物を除去
    する、ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項
    に記載の被処理体の処理装置。
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