JP2002230449A - ポイント活用方法およびポイント振替システム - Google Patents

ポイント活用方法およびポイント振替システム

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JP2002230449A
JP2002230449A JP2001023557A JP2001023557A JP2002230449A JP 2002230449 A JP2002230449 A JP 2002230449A JP 2001023557 A JP2001023557 A JP 2001023557A JP 2001023557 A JP2001023557 A JP 2001023557A JP 2002230449 A JP2002230449 A JP 2002230449A
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JP2001023557A
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Yasuhiro Shimizu
康弘 清水
Yuji Shinohara
雄二 篠原
Yoshiaki Nakajima
厳明 中島
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NEC Infrontia Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のポイントシステムを生かしながら、あ
るポイントシステムから与えられたポイントを他のポイ
ントシステムで有効に利用できるようにする。 【解決手段】 複数のポイントシステム20A、20B
に登録されている会員10が、ポイント振替システム3
0に対して振替元、振替先および振り替えるポイントP
iを指定して振替を要求する()。この振替要求を受
けたポイント振替システム30は、振替元のポイントシ
ステム20AにポイントPiを金額Miで売り()、
ポイントシステム20Aにおける会員10の持ちポイン
トPaをポイントPi分減点させ(′)、金額Miか
ら振替益mを差し引いた金額Mj分のポイントPjを振
替先のポイントシステム20Bから買い()、ポイン
トシステム20Bにおける会員10の持ちポイントPb
をポイントPj分加点させる(′)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を販売する企
業や店舗が商品を購入した客に購入金額に応じたポイン
トを与え、このポイントに応じた独自のサービスを行う
互いに独立した複数のポイントシステムの間で、ポイン
トを共通に利用できるようにするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】商品の販売促進のためのシステムとし
て、商品を販売する企業や店舗が商品を購入した者にそ
の購入金額に応じたポイントを与え、持ちポイントに応
じたサービスを行うポイントシステムがあった。
【0003】このようなポイントシステムには、一つの
企業や店舗で独自に管理するものの他に、同一グループ
に属する複数の企業によって構成されるもの、あるいは
同一商店街に属する複数の店舗によって構成されるもの
等があり、それぞれのシステムが独自のサービスを行っ
ている。
【0004】このサービスの形態としては、持ちポイン
トの合計に応じて商品購入時に割引を行う場合や、持ち
ポイントと景品とを交換する場合などがあるが、商品の
購入金額に対するポイントへの変換率や、持ちポイント
に対するサービスの変換率は、各ポイントシステム毎に
大きく異なっている。
【0005】ところが、このような独自のポイントシス
テムが多くなってくると、そのポイントを利用する側で
は、各ポイントシステムから与えられたポイントを有効
に利用できないという問題が発生してきている。
【0006】特に、これらのポイントシステムには、ポ
イントに有効期限が設定されている場合が多いので、ご
くまれにしか利用しない店舗が加盟するポイントシステ
ムから与えられたポイントは、そのサービスを受ける前
に有効期限がきれて、利用できなくなってしまう。
【0007】この問題を解決するために、それまで独立
していた各ポイントシステムを統合して、多数の異業種
企業や団体が加盟可能な広域なポイントシステムを新た
に構築することが考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような広域なポイントシステムを新たに構築すること
は、それまでの独自に運営されていた各ポイントシステ
ムの設備等が無駄になり、膨大な費用がかかってまう。
【0009】また、このような統合されたポイントシス
テムでは、持ちポイントに対するサービスも単一化して
しまい、それまでの各ポイントシステムが提供していた
独自のサービスを利用者が受けることができなくなって
しまう。
【0010】本発明は、これらの問題を解決し、既存の
ポイントシステムを生かしながら、あるポイントシステ
ムから与えられたポイントを他のポイントシステムで有
効に利用できるようにしたポイント活用方法およびポイ
ント振替システムを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のポイント活用方法は、商品を購
入した者にその購入金額に応じたポイントを付与し、該
ポイントを有している者にサービスを提供する複数の独
立したポイントシステムの間でポイントの振替利用を可
能にするためのポイント活用方法であって、前記複数の
ポイントシステムに登録されているポイント振替要求者
が、振替元のポイントシステム、振替先のポイントシス
テムおよび前記振替元のポイントシステムの持ちポイン
トから振り替える第1のポイントをポイント振替システ
ムに指定する段階と、前記ポイント振替システムが、前
記指定された振替元のポイントシステムに前記第1のポ
イントを第1の金額で売る段階と、前記ポイント振替要
求者の前記振替元のポイントシステムにおける持ちポイ
ントを前記第1のポイント分減点する段階と、前記ポイ
ント振替システムが、前記第1の金額から振替益を差し
引いた第2の金額分の第2のポイントを、前記指定され
た振替先のポイントシステムから買う段階と、前記ポイ
ント振替要求者の前記振替先のポイントシステムにおけ
る持ちポイントを前記第2のポイント分加点する段階と
を含むことを特徴としている。
【0012】また、本発明の請求項2のポイント活用方
法は、商品を購入した者にその購入金額に応じたポイン
トを付与し、該ポイントを有している者にサービスを提
供する複数の独立したポイントシステムの間でポイント
の振替利用を可能にするためのポイント活用方法であっ
て、前記複数のポイントシステムに登録されているポイ
ント振替要求者が、振替元のポイントシステム、振替先
のポイントシステムおよび前記振替元のポイントシステ
ムの持ちポイントから振り替える第1のポイントをポイ
ント振替システムに指定する段階と、前記ポイント振替
システムが、前記指定された振替元のポイントシステム
に前記第1のポイントを第1の金額で売る段階と、前記
振替元のポイントシステムにおける前記ポイント振替要
求者の持ちポイントを前記第1のポイント分減点する段
階と、前記ポイント振替システムが前記ポイント振替要
求者から第2の金額を徴収する段階と、前記ポイント振
替システムが、前記第1の金額と前記第2の金額との合
計金額から振替益を差し引いた第3の金額分の第2のポ
イントを、前記指定された振替先のポイントシステムか
ら買う段階と、前記振替先のポイントシステムにおける
前記ポイント振替要求者の持ちポイントを前記第2のポ
イント分加点する段階とを含むことを特徴としている。
【0013】また、本発明の請求項3のポイント振替シ
ステムは、商品を購入した者にその購入金額に応じたポ
イントを付与し、該ポイントを有している者にサービス
を提供する複数の独立したポイントシステムとの間でポ
イントの振替を行うためのポイント振替システムであっ
て、前記複数のポイントシステムに登録されているポイ
ント振替要求者に、振替元のポイントシステム、振替先
のポイントシステムおよび前記振替元のポイントシステ
ムの持ちポイントから振り替える第1のポイントを指定
させるための振替指定手段と、前記指定された振替元の
ポイントシステムに前記第1のポイントを第1の金額で
売るポイント売り手段と、前記ポイント振替要求者の前
記振替元のポイントシステムにおける持ちポイントを前
記第1のポイント分減点させる減点手段と、前記第1の
金額から振替益を差し引いた第2の金額分の第2のポイ
ントを前記指定された振替先のポイントシステムから買
うポイント買い手段と、前記ポイント振替要求者の前記
振替先のポイントシステムにおける持ちポイントを前記
第2のポイント分加点させる加点手段とを備えている。
【0014】また、本発明の請求項4のポイント振替シ
ステムは、商品を購入した者にその購入金額に応じたポ
イントを付与し、該ポイントを有している者にサービス
を提供する複数の独立したポイントシステムとの間でポ
イントの振替を行うためのポイント振替システムであっ
て、前記複数のポイントシステムに登録されているポイ
ント振替要求者に、振替元のポイントシステム、振替先
のポイントシステムおよび前記振替元のポイントシステ
ムの持ちポイントから振り替える第1のポイントを指定
させるための振替指定手段と、前記指定された振替元の
ポイントシステムに前記第1のポイントを第1の金額で
売るポイント売り手段と、前記ポイント振替要求者の前
記振替元のポイントシステムにおける持ちポイントを前
記第1のポイント分減点させる減点手段と、前記ポイン
ト振替要求者から第2の金額を徴収する料金徴収手段
と、前記第1の金額と第2の金額との合計金額から振替
益を差し引いた第3の金額分の第2のポイントを前記指
定された振替先のポイントシステムから買うポイント買
い手段と、前記ポイント振替要求者の前記振替先のポイ
ントシステムにおける持ちポイントを前記第2のポイン
ト分加点させる加点手段とを備えている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の概念を示す図で
ある。
【0016】図1において、複数(この例では2つ)の
ポイントシステム20A、20Bは、それぞれ商品の販
売業務を行うとともに商品を購入した会員10にその購
入金額に応じたポイントを付与し、そのポイントを有し
ている会員10にそれぞれのシステム独自のサービスを
提供する。なお、ここで会員10は2つのポイントシス
テム20A、20Bに登録されている者である。
【0017】各ポイントシステム20A、20Bの商品
販売業務は、それぞれのシステムに加盟している実存の
店舗で行う場合の他に、インタネット等のコンピュータ
ネットワーク上に開設された仮想店舗で行う場合もあ
る。
【0018】また、各ポイントシステム20A、20B
によるポイントの付与および管理の形態としては、ポイ
ントシステム側のみで全ての会員のポイントを管理する
方法、会員側だけでポイントを管理する方法、ポイント
システム側と会員側の双方でポイントを管理する方法と
がある。
【0019】ポイントシステム側のみでポイント管理を
行う場合、各会員に対してポイントシステム固有の識別
情報を通知するかあるいは識別情報が記録されたカード
(磁気カード、ICカード等)を与えるとともに、ポイ
ントシステム内に各会員の識別情報と持ちポイントを対
応付けて記憶するデータベースを設けておき、会員が商
品を購入した際に識別情報を入力させて、購入金額に応
じたポイントをデータベースの持ちポイントに加点す
る。
【0020】また、会員個々にポイント管理する場合、
各会員に持ちポイントを記録するためのカード(磁気カ
ード、ICカード等)を与え、会員が商品を購入した際
にその購入金額に応じたポイントを会員の所持カードの
持ちポイントに加点する。
【0021】また、上記2つの方法を併用してポイント
システム側と会員側の双方でポイントを管理する場合に
は、各会員に識別情報と持ちポイントを記録するための
カード(磁気カード、ICカード等)を与え、会員が商
品を購入した際に会員の所持カードに記録されている識
別情報と持ちポイントをポイントシステム側のデータベ
ースと照合し、照合結果に異常がなければ、その購入金
額に応じたポイントを会員の所持カードおよびデータベ
ースの持ちポイントに加点する。
【0022】これらの独立したポイントシステム20
A、20Bは、ポイント振替システム30との間でデー
タの授受ができるように構成されており、ポイント振替
システム30からのポイントの売り要求および買い要求
に応じることができるように構成されている。
【0023】ポイント振替システム30は、2つの独立
したポイントシステム20A、20Bの少なくとも一方
から付与されたポイントを他方のポイントシステムで利
用できるように振り替えるサービスを提供するためのシ
ステムであり、ポイントシステム20A、20Bと同様
に、実存の店舗で利用者の振替要求を受ける形式の他
に、コンピュータネットワーク上に開設された仮想的な
店舗で利用者の振替要求を受ける形式のいずれであって
もよい。
【0024】このポイント振替システム30は、振替指
定手段30a、ポイント売り手段30b、減点手段30
c、ポイント買い手段30dおよび加点手段30eを有
している。
【0025】振替指定手段30aは、振替要求者に振替
元のポイントシステム、振替先のポイントシステム、お
よび振り替えるポイントを指定させる。
【0026】ポイント売り手段30bは、振替要求者か
ら指定された振替元のポイントシステムにポイントPi
をそのポイントPiに対応した金額Miで売る。
【0027】減点手段30cは、振替元のポイントシス
テムにおける振替要求者の持ちポイントをポイントPi
分減点させる。
【0028】ポイント買い手段30dは、金額Miから
振替益mを差し引いた金額Mjで振替先のポイントシス
テムからポイントPjを買う。
【0029】加点手段30eは、振替先のポイントシス
テムにおける振替要求者の持ちポイントをポイントPj
分加点させる。
【0030】このポイント振替システム30は、以下の
手順によってポイントの振替処理を行う。
【0031】即ち、図1ののように、2つのポイント
システム20A、20Bに登録されている会員10が、
振替指定手段30aによって、例えば振替元としてポイ
ントシステム20A、振替先としてポイントシステム2
0B、ポイントシステム20Bの持ちポイントPaから
振り替えるポイントとしてポイントPiを指定して振替
要求したとき、ポイント買い手段30bによってのよ
うにポイントPiを振替元のポイントシステム20Aに
金額Miで売り、減点手段30cによって′のように
会員10のポイントシステム20Aにおける持ちポイン
トPaをポイントPi分減点させる。
【0032】そして、ポイント買い手段30dによっ
て、のように金額Miから所定の振替益mを差し引い
た金額Mj分のポイントPjをポイントシステム20B
から買い、加点手段30eによって′のようにそのポ
イントPjを会員10のポイントシステム20Bにおけ
る持ちポイントPbに加点させる。
【0033】ここで、ポイント振替システム30が振替
元のポイントシステム20Aにポイントを売る際のレー
ト(1ポイント当たりの単価)は、ポイント振替システ
ム30とポイントシステム20Aとの間で予め取り決め
られており、ポイント振替システム30が振替先のポイ
ントシステム20Bからポイントを買う際の(レート)
(1ポイント当たりの単価)は、ポイント振替システム
30とポイントシステム20Bとの間で予め取り決めら
れている。これらのレートはポイントシステム20A、
20Bが、ポイント振替システム30に対するポイント
の売り買いによって損をすることがないように設定され
ている。
【0034】また、上記した処理のうち、ポイント振替
システム30とポイントシステム20A、20Bとの間
の金額Mi、Mjの実際のやりとりは、電子マネーを用
いてネットワーク上で直接行う方法の他に銀行等の金融
機関を介して間接的に行う方法のいずれであってもよ
く、また、ポイントの振替要求を受ける毎に毎回やりと
りする方法と、一定期間毎に集計しその集計金額を一括
してやりとりする方法のいずれであってもよい。
【0035】このポイント振替処理により、会員10の
第1のポイントシステム20Aにおける持ちポイントP
aはポイントPi分減り、第2のポイントシステム20
Bにおける持ちポイントPbはポイントPj分増加する
ことになり、この会員10は、少なくともポイントPj
分のサービスをポイントシステム20Bから受けること
ができるようになる。
【0036】また、ポイント振替システム30の振替益
m(=Mi−Mj)を正となるように設定すれば、この
振替益mによってポイント振替システム30の運営費を
賄うことができ、各ポイントシステム20A、20Bと
完全に独立した企業によるシステム運営が可能となる。
【0037】なお、この振替益mはポイント振替システ
ム30の運営形態によって決定すればよく、必ずしも正
にする必要はない。
【0038】例えば、ポイント振替システム30が振替
要求者に企業広告を提示すること等によりシステム運営
に必要な収入を得ていて、上記のポイント振替処理によ
る収益を必要としない場合には、金額Miに対して金額
Mjを等しくする、即ち振替益mを零にしてもよく、さ
らに、前記した企業広告の提示による利益の一部を振替
要求者に還元する場合には、金額Miに対して金額Mj
を多くする、即ち、振替益mを負にしてもよい。
【0039】このようにポイントシステム20A、20
Bとの間にポイント振替システム30を介在させること
により、ポイントシステム20A、20Bに登録されて
いる会員10は、例えば、一方のポイントシステムの持
ちポイントの有効期限が切れる前に他方のポイントシス
テムに振り替えることができ、ごくまれにしか利用しな
い店舗が加盟するポイントシステムから与えられたポイ
ントを、他のポイントシステムで有効に活用することが
できる。
【0040】また、ポイントが所定値に達すると希望商
品と交換できるサービスを提供しているポイントシステ
ムの持ちポイントが所定値に対して僅かに不足している
ような場合に、そのポイントシステムで新たに商品を購
入しないでも、他のポイントシステムのポイントを振り
替えることで希望商品との交換が可能となる。
【0041】また、各ポイントシステム20A、20B
には、ポイント振替システム30との間でポイントの売
買を可能にする手段を設けるだけで済み、大きな設備投
資をすることなく対応でき、既存のポイントシステムの
設備等を無駄にすることなく、各ポイントシステム独自
のサービスの提供を継続することができる。
【0042】なお、上記説明は理解を容易にするために
2つのポイントシステム20A、20B間でのポイント
振替について説明したが、3つ以上のポイントシステム
の任意の2つのポイントシステムの間でも同様の処理が
可能である。
【0043】また、上記の例では、振替元がポイントシ
ステム20A、振替先がポイントシステム20Bの場合
であったが、振替元がポイントシステム20B、振替先
がポイントシステム20Aの場合も全く同様にポイント
の振替が可能である。
【0044】また、図1の会員10の持ちポイントの減
点や加点の処理′、′は、会員の持ちポイントの管
理形態(持ちポイントの記録場所)に応じて行う。
【0045】即ち、会員の持ちポイントをポイントシス
テム20A、20B側のデータベースに記録して管理し
ている場合には、ポイント振替システム30からポイン
トPiの減点要求を受けたポイントシステム20Aがそ
のデータベースに記録されている会員10の持ちポイン
トPaをポイントPi分減点し、ポイント振替システム
30からポイントPjの加点要求を受けたポイントシス
テム20Bがそのデータベース内に記録されている会員
10の持ちポイントPbをポイントPj分加点する。
【0046】また、会員の持ちポイントを会員が所持す
るカードに記録して管理している場合、ポイントシステ
ム20AにポイントPiを売る際にポイント振替システ
ム30自身が会員10のポイントシステム20Aのカー
ドに記録されている持ちポイントPaをポイントPi分
減点し、ポイントシステム20BからポイントPjを買
う際にポイント振替システム30自身が会員10のポイ
ントシステム20Bのカードに記録されている持ちポイ
ントPbをポイントPj分加点する。
【0047】図2は、本発明のより具体的な実施の形態
として、前記したように会員のポイントをそれぞれデー
タベース内に記録して管理するポイントシステム20
A、20Bと、ポイント振替システム30とがインタネ
ット1上に構築されている例を示している。
【0048】図2において、ポイントシステム20A
は、インタネット1に接続されているサーバ内に設けら
れた仮想的な店舗21A(図2では一つだけ示している
が複数であってもよい)とポイント管理装置22Aとに
よって構成されている。
【0049】店舗21Aは、予めこのポイントシステム
20Aに登録されている会員に対する商品の販売を行っ
たときに、その会員の識別情報と商品の金額に対応する
ポイントをポイント管理装置22Aに通知する。
【0050】ポイント管理装置22Aには、予めこのポ
イントシステム20Aに登録されている会員の識別情報
と持ちポイントとが対応付けられて記憶されているデー
タベース23Aが設けられており、店舗21Aから会員
の識別情報とポイントが通知されたとき、データベース
23Aに記録されている会員のうち、通知された識別情
報に対応する持ちポイントを通知されたポイント分加算
する。
【0051】なお、ポイント管理装置22Aと店舗21
Aとが互いに独立した企業によって運営されている場合
には、店舗21Aがポイント管理装置22Aからポイン
トを買って商品を購入した会員に付与する形態をとるこ
とで、ポイント管理装置22Aの運営費を賄う。
【0052】また、ポイント管理装置22Aは、ポイン
ト振替システム30から識別情報と持ちポイントの照会
要求を受けると、その識別情報がデータベース23Aに
登録されているか否かを調べ、登録済みであればその識
別情報に対応する持ちポイントをポイント振替システム
30に通知し、登録されていなければその旨を通知す
る。
【0053】そして、この通知後にポイント振替システ
ム30からポイントPiの売り要求を受けると、振替ポ
イントシステム30から通知された識別情報に対応する
持ちポイントをポイントPi分減点するとともにポイン
トPiに相当する金額Miをポイント振替システム30
に支払い、ポイント振替システム30からポイントPj
とともにポイント買い要求を受けると、振替ポイントシ
ステム30から通知された識別情報に対応する持ちポイ
ントをポイントPj分加点し、そのポイントPjに相当
する金額Mjをポイント振替システム30から徴収す
る。
【0054】一方、ポイントシステム20Bもポイント
システム20Aと同様に、インタネット1に接続されて
いるサーバ内に設けられた仮想的な店舗21Bとポイン
ト管理装置22Bとによって構成されている。
【0055】店舗21Bは、予めこのポイントシステム
20Bに登録されている会員に対する商品の販売を行っ
たときに、その会員の識別情報と商品の金額に対応する
ポイントをポイント管理装置22Bに通知する。
【0056】ポイント管理装置22Bには、予めこのポ
イントシステム20Bに登録されている会員の識別情報
と持ちポイントとが対応付けられて記憶されているデー
タベース23Bが設けられており、店舗21Bから会員
の識別情報とポイントが通知されたとき、データベース
23Bに記録されている会員のうち通知された識別情報
に対応する持ちポイントを通知されたポイント分加算す
る。
【0057】なお、ポイント管理装置22Bと店舗21
Bとが独立した企業によって運営されている場合には、
店舗21Bがポイント管理装置22Bからポイントを買
って商品を購入した会員に付与する形態をとることで、
ポイント管理装置22Bの運営費を賄う。
【0058】また、ポイント管理装置22Bは、ポイン
ト振替システム30から識別情報と持ちポイントの照会
要求を受けると、その識別情報がデータベース23Bに
登録されているか否かを調べ、登録済みであればその識
別情報に対応する持ちポイントをポイント振替システム
30に通知する。
【0059】そして、この通知後にポイント振替システ
ム30からポイントPiの売り要求を受けると、振替ポ
イントシステム30から通知された識別情報に対応する
持ちポイントをポイントPi分減点するとともにポイン
トPiに相当する金額Miをポイント振替システム30
に支払い、ポイント振替システム30からポイントPj
とともにポイント買い要求を受けると、振替ポイントシ
ステム30から通知された識別情報に対応する持ちポイ
ントをポイントPj分加点し、そのポイントPjに相当
する金額Mjをポイント振替システム30から徴収す
る。
【0060】ポイント振替システム30は、インタネッ
ト1に接続されたサーバ内に仮想振替店舗の形態で設け
られており、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末機
あるいは携帯電話機等の情報端末機11を介してアクセ
スしてきた会員10に対して、ポイントの振替処理を行
う。
【0061】このポイント振替システム30は、前記し
た振替指定手段30a〜加点手段30eと同等の各手段
の他に、振替要求者が入力した情報に対する照合を各ポ
イントシステムに要求する照合手段を有している。
【0062】図3は、このポイント振替システム30に
よるポイント振替処理の手順を示したフローチャートで
ある。以下、このフローチャートに基づいてこのシステ
ム全体の動作を説明する。
【0063】始めに、処理S1のように、会員10が情
報端末機11を介してポイント振替システム30にアク
セスし、会員10がポイントを所有している2つ以上
(この例では2つ)のポイントシステム20A、20B
を指定する情報とそれぞれの識別情報IDa、IDbを
入力して振替要求をすると、ポイント振替システム30
は、処理S2のように、会員から指定された各ポイント
システム20A、20Bに対して、識別情報IDa、I
Dbと持ちポイントの照会要求をそれぞれ行う(照会手
段)。
【0064】この照会要求に対してポイントシステム2
0Aは、ポイント振替システム30から照会要求された
識別情報IDaがデータベース23Aに登録されている
か否かを調べ、登録済みであれば登録済みであることを
示す情報とその識別情報IDaに対応する持ちポイント
Paとをポイント振替システム30に通知し、ポイント
システム20Bは、ポイント振替システム30から照会
要求された識別情報IDbがデータベース23Bに登録
されているか否かを調べ、登録済みであれば登録済みで
あることを示す情報とその識別情報IDbに対応する持
ちポイントPbとをポイント振替システム30に通知す
る。
【0065】ポイント振替システム30は、処理S3、
S4のように、ポイントシステムからの情報に基づい
て、2つ以上のポイントシステムに会員10の識別情報
が登録されていることを確認すると、振替要求をした会
員10に対して識別情報の登録が確認されたポイントシ
ステム20A、20Bにおける持ちポイントPa、Pb
を通知して、振替元と振替先のポイントシステムと、振
替元のポイントシステムの持ちポイントから振り替える
ポイントの指定を促す(振替指定手段)。
【0066】なお、2つ以上のポイントシステムにおけ
る識別情報の登録が確認されない場合には、この振替要
求を拒否する。
【0067】ポイント振替システム30から各ポイント
システム20A、20Bにおける持ちポイントPa、P
bを通知された会員10が、処理S5のように、例えば
ポイントシステム20Aの持ちポイントPaのうちのポ
イントPiをポイントシステム20Bに振り替えるよう
に指定すると、ポイント振替システム30は、処理S
6、S7のように、振替元のポイントシステム20Aに
対し、ポイントPiをそのポイントPiに相当する金額
Miで売ることを通知し(ポイント売り手段)、識別情
報IDaに対応する持ちポイントPaをポイントPi分
減点するように要求する(減点手段)。
【0068】ポイント振替システム30からポイントP
iの売り通知と減点要求を受けたポイントシステム20
Aは、データベース23Aの識別情報IDaに対応する
持ちポイントPaをポイントPi分減点し、ポイント振
替システム30に金額Miを支払う。
【0069】次に、ポイント振替システム30は、処理
S8、S9に示すように、振替先のポイントシステム2
0Bに対して、金額Miから振替益mを差し引いた金額
Mj分に相当するポイントPiを買うことを通知し(ポ
イント買い手段)、識別情報IDbに対応する持ちポイ
ントPbをポイントPj分加点させるように要求する
(加点手段)。ただし、前記したように振替益mは正だ
けでなく、零または負であってもよい。
【0070】ポイント振替システム30からポイントP
jの買い通知と加点要求を受けたポイントシステム20
Bは、データベース23Bの識別情報IDbに対応する
持ちポイントPbをポイントPj分加点して、ポイント
振替システム30から金額Mjを徴収する。
【0071】なお、ポイントシステム20A、20Bと
ポイント振替システム30との間の金額の支払いや徴収
は、ネット上で電子マネーを直接送る方法の他に図示し
ない金融機関を介して間接的に行う。
【0072】このような処理を行うことで、会員10の
ポイントシステム20Aにおける持ちポイントPaはポ
イントPi分減り、ポイントシステム20Bにおける持
ちポイントPbはポイントPj分増えることになり、会
員10は、少なくともポイントPj分のサービスをポイ
ントシステム20Bから受けることができる。
【0073】また、上記の例では、振替元がポイントシ
ステム20A、振替先がポイントシステム20Bの場合
であったが、振替元がポイントシステム20B、振替先
がポイントシステム20Aの場合も全く同様にポイント
の振替が可能である。
【0074】また、上記の例では、振替元、振替先およ
び振り替えるポイントPiを指定せずに振替要求を行
い、処理S4でこれらの情報の指定を促しているが、振
替要求時に振替元、振替先および振り替えるポイントP
iを指定させるようにしてもよい。
【0075】この場合、振替元のポイントシステム20
Aに対する照会を行う際には、その識別情報IDaが登
録されているか否かだけでなく、その持ちポイントPa
がポイントPi以上あるか否かを調べてもらい、持ちポ
イントPaがポイントPi以上ある場合にのみ振替を許
可する。
【0076】このようにインタネット1上にポイントシ
ステム20A、20Bとともにポイント振替システム3
0を設けた場合も、前記したように、ポイント振替シス
テム30を運営する企業には、ポイントPiを売ること
によって得られる金額MiとポイントPjを買うのに必
要な金額Mjとの差益が発生し、この差益によってシス
テムを運営することができ、各ポイントシステム20
A、20Bと完全に独立した企業による運営が可能とな
る。
【0077】また、一方のポイントシステムの持ちポイ
ントの有効期限が切れる前に他方のポイントシステムに
振り替えることができ、ごくまれにしか利用しない店舗
が加盟するポイントシステムから与えられたポイント
を、他のポイントシステムで有効に活用することができ
る。
【0078】また、ポイントが所定値に達すると希望商
品と交換できるサービスを提供しているポイントシステ
ムの持ちポイントが所定値に対して僅かに不足している
ような場合に、そのポイントシステムで新たに商品を購
入しないでも、他のポイントシステムのポイントを振り
替えることで希望商品との交換が可能となる。
【0079】また、各ポイントシステム20A、20B
には、ポイント振替システム30との間でポイントの売
買を可能にする手段を設けるだけで済み、大きな設備投
資をすることなく対応でき、既存のポイントシステムの
設備等を無駄にすることなく、各ポイントシステム独自
のサービスの提供を継続することができる。
【0080】なお、上記処理では、振替要求者に対する
認証を行っていないが、予めポイント振替システム30
に登録した者だけに対して、上記のポイント振替処理を
行うようにしてもよい。
【0081】この場合には、ポイント振替システム30
への登録を希望する者に対して、ポイント振替システム
固有の識別情報IDzを付与し、また、この登録希望者
が属しているポイントシステムのIDおよび暗証コード
を入力させ、これら入力情報と識別情報IDzとを対応
付けてポイント振替システム30内のデータベースに登
録しておき、振替要求時に識別情報IDzと暗証コード
とを入力させ、その入力情報が正しいときだけ前記した
振替処理を実行すればよい。
【0082】また、上記したポイント振替システム30
では、振替の要求がある毎に少なくとも振替元と振替先
のポイントシステムに対する照会が必要であるが、図4
に示すシステムのように、予めポイント振替システム3
0に登録した者についての持ちポイントのデータベース
31をポイント振替システム30側に設けておけば、振
替要求があったときにポイントシステムへの照会を行わ
ずにポイントの振替を行うことができる。
【0083】次に、この図4に示したポイント振替シス
テム30の処理手順を図5〜図8のフローチャートにし
たがって説明する。
【0084】図5は、ポイント振替システム30の処理
手順の全体を示すものであり、このポイント振替システ
ム30に対する登録要求(S11)、ポイントシステム
からのポイント変更通知(S12)、または会員からの
ポイントの振替要求(S13)を受けて、それぞれ登録
処理(S14)、ポイント更新処理(S15)、ポイン
ト振替処理(S16)を行う。
【0085】ここで、例えば2つ(2つ以上でよい)の
ポイントシステム20A、20Bからポイントが付与さ
れている会員10が、そのポイントシステムを指定する
情報とそれぞれの識別情報IDa、IDbとを入力して
ポイント振替システム30に対する登録要求(S11)
を行った場合、ポイント振替システム30は、図6の処
理S14aに示しているように、登録希望者10が入力
した各ポイントシステム20A、20Bに対して、その
識別情報IDa、IDbと持ちポイントの照会を前記同
様に行う(照会処理)。
【0086】各ポイントシステム20A、20Bは、前
記同様に、ポイント振替システムシステム30から識別
情報と持ちポイントの照会を受けると、その識別情報I
Da、IDbがデータベース23A、23Bに登録され
ているか否かを調べ、登録済みであれば、登録されてい
ることを示す情報と持ちポイントとをポイント振替シス
テム30へ通知する。
【0087】各ポイントシステム20A、20Bから照
会に対する通知を受けたポイント振替システム30は、
処理S14b〜S14dのように、少なくとも2つ以上
のポイントシステム20A、20Bにおいて識別情報の
登録が確認された場合、その確認されたポイントシステ
ム20A、20Bの識別情報IDa、IDbと持ちポイ
ントPa、Pbとを、このポイント振替システム固有の
識別情報IDzに対応付けてデータベース31に登録し
(登録処理)、この識別情報IDzを登録希望者に通知
する(識別情報通知手段)。
【0088】なお、図示していないが、この登録の際に
登録希望者に暗証コードを登録させ、この暗証コードを
識別情報IDzに対応付けてデータベース31に登録し
ておく。
【0089】そして、照会したポイントシステムのうち
識別情報が確認されたポイントシステム20A、20B
に対しては、処理S14eのように、識別情報IDa、
IDbに対応する持ちポイントPa、Pbに変更があっ
たときに、その識別情報IDa、IDbと変更後の持ち
ポイントを通知してもらうように依頼する(変更通知依
頼手段)。
【0090】この持ちポイントの変更通知依頼を受けた
ポイントシステム20A、20Bは、会員10がポイン
トシステム20A、20Bで商品を購入して、その持ち
ポイントPa、Pbが加点されたとき、あるいは持ちポ
イントPa、Pb内のサービスを受けて、その持ちポイ
ントPa、Pbが減点されたとき、識別情報IDa、I
Dbと変更後の持ちポイントPa、Pbをポイント振替
システム30に通知する。
【0091】ポイントシステム20Aまたはポイントシ
ステム20Bから持ちポイントの変更通知を受けたポイ
ント振替システム30は、図7の処理S15aに示すよ
うに、ポイントシステムから通知された識別情報に対応
するデータベース31内の持ちポイントを識別情報とと
もに通知された持ちポイントと同一となるように更新す
る(ポイント更新手段)。
【0092】この処理S15aにより、ポイント振替シ
ステム30のデータベース31には、ポイント振替シス
テム30に登録されている者の最新の持ちポイントが常
に記録されていることになる。
【0093】ここで、上記のようにポイント振替システ
ム30に登録された会員10が、ポイント振替システム
30にアクセスして識別情報IDzおよび暗証コードを
入力して振替要求(S13)を行うと、ポイント振替シ
ステム30は、図8の処理S16a、S16bに示すよ
うに、振替要求した会員10が入力した識別情報IDz
および暗証コードがデータベース31に登録されている
か否かおよび両者が対応しているか否かを調べ(認証手
段)、識別情報IDzおよび暗証コードが正しければ、
その識別情報IDzに対応する各ポイントシステム20
A、20Bにおける持ちポイントPa、Pbを会員10
に通知して、会員10にポイントの振替元、振替先およ
び振り替えるポイントPiの指定を促す(振替指定手
段)。
【0094】ここで、処理S16cのように、例えば会
員10がポイントシステム20Aの持ちポイントPaの
うちのポイントPiをポイントシステム20Bへ振り替
えるように指定すると、ポイント振替システム30は、
処理S16d〜S16fのように、ポイントシステム2
0Aに対し、ポイントPiを金額Miで売ることを通知
し(ポイント売り手段)、識別情報IDaに対応する持
ちポイントPaをポイントPi分減点するように要求し
(減点手段)、データベース31内の識別情報IDzに
対応する持ちポイントPaをポイントPi分減点する
(減点手段)。
【0095】このポイント振替システム30からの要求
を受けたポイントシステム20Aは、データベース23
Aの識別情報IDaに対応する持ちポイントPaをポイ
ントPi分減点して、金額Miをポイント振替システム
30に支払う。
【0096】次に、ポイント振替システム30は、処理
S16g〜S16iのように、振替先のポイントシステ
ム20Bに対して、金額Miから振替益mを差し引いた
金額Mj分のポイントPjを買うことを通知し(ポイン
ト買い手段)、識別情報IDbに対応する持ちポイント
PbをポイントPj分加点するように要求し(加点手
段)、さらに、データベース31内の識別情報IDzに
対応する持ちポイントPbをポイントPj分加点する
(加点手段)。
【0097】このポイント振替システム30からの要求
を受けたポイントシステム20Bは、データベース23
Bの識別情報IDbに対応する持ちポイントPbをポイ
ントPj分加点して、ポイント振替システム30から金
額Mjを徴収する。
【0098】このようにポイント振替システム30側の
データベース31に登録者の各ポイントシステムにおけ
る持ちポイントを記憶させておき、その持ちポイントが
変化する毎に更新できるようにしておけば、振替要求毎
のポイントシステムへの照会処理が不要となり、迅速に
ポイント振替が行える。
【0099】また、上記のようにポイント振替システム
30に会員登録させるようにした場合、振替を要求する
者に対する認証を厳重に行うことができ、不正なポイン
ト振替要求に対処できる。
【0100】なお、上記ポイント振替システム30で
は、処理S14dにおいて、少なくとも2つ以上のポイ
ントシステム20A、20Bにおいて識別情報の登録が
確認された場合にポイント振替システム30へ登録して
いたが、1つ以下のポイントシステムにしか登録されて
いない者に対してもポイント振替システム30への登録
を許可して識別情報IDzの付与と暗証コードの登録を
し、後で加入したポイントシステムのID等の情報を追
加入力させてもよい。
【0101】また、上記システムは、各ポイントシステ
ム20A、20B側で会員の持ちポイントの管理を行っ
ている場合に対応したものであるが、前記したように、
各会員の持ちポイントが会員が所持するカードに記録さ
れている場合には、ポイント振替システム30自身が会
員の持ちポイントに対する減点処理および加点処理を直
接行うことができる。
【0102】図9はそのシステム例を示したものであ
り、ポイントシステム20A、20Bの店舗21A、2
1Bおよびポイント振替システム30が実存の店舗の形
態を有し、各ポイントシステム20A、20Bはそれぞ
れの持ちポイントPa、Pbが記録されたカード24
A、24Bを会員10に所持させ、商品購入の際にその
購入金額分のポイントをカード処理装置25A、25B
によってカード24A、24Bの持ちポイントに加点す
る。
【0103】また、ポイント振替システム30側では、
ポイントの振替要求をする者が所持するカード24A、
24Bに記録されている持ちポイントPa、Pbに対す
る減点処理と加点処理をカード処理装置32によって行
う。
【0104】このようなシステムにおいて、図10のよ
うに、処理S21のように会員10がポイント振替シス
テム30にカード24A、24Bを提示して振替要求を
すると、ポイント振替システム30は、処理S22のよ
うに、カード24A、24Bの持ちポイントPa、Pb
をカード処理装置32によって読み出して、その持ちポ
イントPa、Pbを会員10に提示し、振替元、振替先
および振り替えるポイントPiの指定を促す(振替指定
手段)。
【0105】ここで、会員10が、処理S23のよう
に、例えばポイントシステム20Aの持ちポイントPa
のうちのポイントPiをポイントシステム20Bに振り
替えるように指定すると、ポイント振替システム30
は、処理S24、S25のように、振替元のポイントシ
ステム20Aに対してポイントPiを金額Miで売るこ
とを通知し(ポイント売り手段)、カード24Aに記録
されている持ちポイントPaをポイントPi分減点して
会員に返却する(減点手段)。
【0106】そして、処理S26のように、振替先のポ
イントシステム20Bに対して、金額Miから振替益m
を差し引いた金額Mj分のポイントPjを買うことを通
知し(ポイント買い手段)、カード24Bに記録されて
いる持ちポイントPbをポイントPj分加点して会員1
0に返却する(加点手段)。なお、前記したように、振
替益mは零または負であってもよい。
【0107】このポイント振替処理により、会員10の
カード24Aの持ちポイントPaはPi分減点され、カ
ード24Bの持ちポイントPbはPj分加点されること
になり、会員10は、ポイントシステム20Bから少な
くともポイントPj分のサービスを受けることができ
る。
【0108】なお、このように会員10が所持するカー
ド24A、24Bに持ちポイントPa、Pbが記録され
ている場合には、各ポイントシステム20A、20Ba
側で持ちポイントの管理が不要となり、データベース2
3A、23Bが不要となるが、データベース23A、2
3Bとカード24A、24Bの双方に持ちポイントを記
録して管理するポイントシステムの場合、ポイント振替
システム30は、カードに対するポイントの減点、加点
を前記同様に行うとともに、各ポイントシステムに対す
る持ちポイントの減点および加点を要求して、各カード
の持ちポイントと各ポイントシステムの持ちポイントと
を一致させておく。
【0109】以上説明したシステムでは、ポイント振替
システム30とポイントシステムとの間だけ金額のやり
とりがなされていたが、図11〜図13に示すフローチ
ャートのように、ポイント振替システム30が、金額M
iと振替要求者が支払う金額Mpの合計から振替益を差
し引いた金額分のポイントを買って持ちポイントに加点
させるようにしてもよい。
【0110】ここで、図11は、前記図3のフローチャ
ートと同様に、振替要求がある毎にポイントシステムへ
の照会を行う場合のフローチャートであり、処理S4′
で振替要求者に振替元、振替先のポイントおよび振り替
えるポイントを指定させる際に、振替要求者が支払う金
額Mp(零でもよい)を指定させる。
【0111】そして、処理S5′で金額Mpを含む情報
が指定されたとき、前記同様に処理S6で振替元のポイ
ントシステム20AにポイントPiを金額Miで売っ
て、処理S7でポイントシステム20Aにおける振替要
求者の持ちポイントPaをポイントPi分減点させた後
に、処理S8′に示すように、金額Miと振替要求者が
支払う金額Mpとの合計金額から振替益m(前記したよ
うに零または負でもよい)を差し引いた金額Mj分のポ
イントPjを振替先のポイントシステム20Bから買っ
て、処理S9でポイントシステム20Bにおける振替要
求者の持ちポイントPaをPj分加点させ、処理S10
のように振替要求者から金額Mpを徴収する。
【0112】また、図12は、前記図8のフローチャー
トと同様に、ポイント振替システム30側のデータベー
ス31に会員10の持ちポイント等を登録しておく場合
のフローチャートであり、処理S16b′で振替要求者
に振替元、振替先のポイントおよび振り替えるポイント
を指定させる際に、振替要求者が支払う金額Mp(零で
もよい)を指定させる。
【0113】そして、処理S16c′で金額Mpを含む
情報が指定されたとき、前記同様に処理S16dで振替
元のポイントシステム20AにポイントPiを金額Mi
で売って、処理S16e、S16fでポイントシステム
20Aにおける振替要求者の持ちポイントPaをポイン
トPi分減点させた後に、処理S16g′に示すよう
に、金額Miと振替要求者が支払う金額Mpとの合計金
額から振替益m(前記したように零または負でもよい)
を差し引いた金額Mj分のポイントPjを振替先のポイ
ントシステム20Bから買って、処理S16h、S16
iでポイントシステム20Bにおける振替要求者の持ち
ポイントPaをPj分加点させ、処理S16jのように
振替要求者から金額Mpを徴収する。
【0114】また、図13は、前記図10のフローチャ
ートと同様に、振替要求者が所持するカード24A、2
4Bの持ちポイントに対する減点および加点の処理をポ
イント振替システム30が直接行う場合のフローチャー
トであり、処理S22′で振替要求者に振替元、振替先
のポイントおよび振り替えるポイントを指定させる際
に、振替要求者が支払う金額Mp(零でもよい)を指定
させる。
【0115】そして、処理S23′で金額Mpを含む情
報が指定されたとき、前記同様に処理S24で振替元の
ポイントシステム20AにポイントPiを金額Miで売
って、処理S25で振替元のポイントシステム20Aの
カード24Aに記録されている持ちポイントPaをポイ
ントPi分減点させた後に、処理S26′に示すよう
に、金額Miと振替要求者が支払う金額Mpとの合計金
額から振替益m(前記したように零または負でもよい)
を差し引いた金額Mj分のポイントPjを振替先のポイ
ントシステム20Bから買って、処理S27でポイント
システム20Bにおける振替要求者の持ちポイントPa
をPj分加点させ、処理S28のように振替要求者から
金額Mpを徴収する。
【0116】このような処理を行うことで、振替要求者
は、振替元の持ちポイントPaの全てを振り替えても振
替先の持ちポイントPaが所望のポイントに達しないよ
うな場合でも、金額Mpを支払うことで振替先の持ちポ
イントを所望ポイント以上にすることができる。
【0117】また、振替要求者が支払う金額Mpを、ポ
イント振替システム30の振替益にすることもできる。
この場合には、金額Miと金額Mjとを等しくしてその
差益を零にすればよい。
【0118】また、上記説明では、振替要求者が振替元
のポイントシステムの持ちポイントから振り替えるポイ
ントPiを指定していたが、前記したようにポイントP
iに対する金額MiおよびポイントPjに対する金額M
jは前記した所定のレートで決まっており、振替益もポ
イント振替システム30の運営形態で決まっており、金
額Mjは、金額Miから振替益を差し引いた額、あるい
は金額Miと金額Mpの合計から振替益を差し引いた額
で決まるので、ポイントPiとポイントPjとは1対1
で対応している。
【0119】したがって、ポイントPiを直接指定する
代わりに、ポイントPjあるいは振替後の持ちポイント
Pbを直接指定した場合でも、ポイントPiを間接的に
指定したことになる。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のポイント活用方法は、商品を購入した者にその購入金
額に応じたポイントを付与し、該ポイントを有している
者にサービスを提供する複数の独立したポイントシステ
ムの間でポイントの振替利用を可能にするためのポイン
ト活用方法であって、前記複数のポイントシステムに登
録されているポイント振替要求者が、振替元のポイント
システム、振替先のポイントシステムおよび前記振替元
のポイントシステムの持ちポイントから振り替える第1
のポイントをポイント振替システムに指定する段階と、
前記ポイント振替システムが、前記指定された振替元の
ポイントシステムに前記第1のポイントを第1の金額で
売る段階と、前記ポイント振替要求者の前記振替元のポ
イントシステムにおける持ちポイントを前記第1のポイ
ント分減点する段階と、前記ポイント振替システムが、
前記第1の金額から振替益を差し引いた第2の金額分の
第2のポイントを、前記指定された振替先のポイントシ
ステムから買う段階と、前記ポイント振替要求者の前記
振替先のポイントシステムにおける持ちポイントを前記
第2のポイント分加点する段階とを含むことを特徴とし
ている。
【0121】また、本発明の請求項3のポイント振替シ
ステムは、商品を購入した者にその購入金額に応じたポ
イントを付与し、該ポイントを有している者にサービス
を提供する複数の独立したポイントシステムとの間でポ
イントの振替を行うためのポイント振替システムであっ
て、前記複数のポイントシステムに登録されているポイ
ント振替要求者に、振替元のポイントシステム、振替先
のポイントシステムおよび前記振替元のポイントシステ
ムの持ちポイントから振り替える第1のポイントを指定
させるための振替指定手段と、前記指定された振替元の
ポイントシステムに前記第1のポイントを第1の金額で
売るポイント売り手段と、前記ポイント振替要求者の前
記振替元のポイントシステムにおける持ちポイントを前
記第1のポイント分減点させる減点手段と、前記第1の
金額から振替益を差し引いた第2の金額分の第2のポイ
ントを前記指定された振替先のポイントシステムから買
うポイント買い手段と、前記ポイント振替要求者の前記
振替先のポイントシステムにおける持ちポイントを前記
第2のポイント分加点させる加点手段とを備えている。
【0122】このため、例えば、一方のポイントシステ
ムの持ちポイントの有効期限が切れる前に他方のポイン
トシステムに振り替えることができ、ごくまれにしか利
用しない店舗が加盟するポイントシステムから与えられ
たポイントを、他のポイントシステムで有効に活用する
ことができる。また、ポイントが所定値に達すると希望
商品と交換できるサービスを提供しているポイントシス
テムの持ちポイントが所定値に対して僅かに不足してい
るような場合に、そのポイントシステムで新たに商品を
購入しないでも、他のポイントシステムのポイントを振
り替えることで希望商品との交換が可能となる。また、
各ポイントシステムには、ポイント振替システムとの間
でポイントの売買を可能にする手段を設けるだけで済
み、大きな設備投資をすることなく対応でき、既存のポ
イントシステムの設備等を無駄にすることなく、各ポイ
ントシステム独自のサービスの提供を継続することがで
きる。
【0123】また、本発明の請求項2のポイント活用方
法は、商品を購入した者にその購入金額に応じたポイン
トを付与し、該ポイントを有している者にサービスを提
供する複数の独立したポイントシステムの間でポイント
の振替利用を可能にするためのポイント活用方法であっ
て、前記複数のポイントシステムに登録されているポイ
ント振替要求者が、振替元のポイントシステム、振替先
のポイントシステムおよび前記振替元のポイントシステ
ムの持ちポイントから振り替える第1のポイントをポイ
ント振替システムに指定する段階と、前記ポイント振替
システムが、前記指定された振替元のポイントシステム
に前記第1のポイントを第1の金額で売る段階と、前記
振替元のポイントシステムにおける前記ポイント振替要
求者の持ちポイントを前記第1のポイント分減点する段
階と、前記ポイント振替システムが前記ポイント振替要
求者から第2の金額を徴収する段階と、前記ポイント振
替システムが、前記第1の金額と前記第2の金額との合
計金額から振替益を差し引いた第3の金額分の第2のポ
イントを、前記指定された振替先のポイントシステムか
ら買う段階と、前記振替先のポイントシステムにおける
前記ポイント振替要求者の持ちポイントを前記第2のポ
イント分加点する段階とを含むことを特徴としている。
【0124】また、本発明の請求項4のポイント振替シ
ステムは、商品を購入した者にその購入金額に応じたポ
イントを付与し、該ポイントを有している者にサービス
を提供する複数の独立したポイントシステムとの間でポ
イントの振替を行うためのポイント振替システムであっ
て、前記複数のポイントシステムに登録されているポイ
ント振替要求者に、振替元のポイントシステム、振替先
のポイントシステムおよび前記振替元のポイントシステ
ムの持ちポイントから振り替える第1のポイントを指定
させるための振替指定手段と、前記指定された振替元の
ポイントシステムに前記第1のポイントを第1の金額で
売るポイント売り手段と、前記ポイント振替要求者の前
記振替元のポイントシステムにおける持ちポイントを前
記第1のポイント分減点させる減点手段と、前記ポイン
ト振替要求者から第2の金額を徴収する料金徴収手段
と、前記第1の金額と第2の金額との合計金額から振替
益を差し引いた第3の金額分の第2のポイントを前記指
定された振替先のポイントシステムから買うポイント買
い手段と、前記ポイント振替要求者の前記振替先のポイ
ントシステムにおける持ちポイントを前記第2のポイン
ト分加点させる加点手段とを備えている。
【0125】このため、前記した効果の他に、振替要求
者が支払う金額分のポイントの加点が行え、振替元の持
ちポイントが少ない場合で、振替先の持ちポイントを所
望ポイントにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための概念図
【図2】本発明の実施の形態を説明するための図
【図3】図2の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート
【図4】本発明の他の実施の形態を説明するための図
【図5】図4の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート
【図6】図5の要部の処理を示すフローチャート
【図7】図5の要部の処理を示すフローチャート
【図8】図5の要部の処理を示すフローチャート
【図9】本発明の他の実施の形態を説明するための図
【図10】図9の実施の形態の動作を説明するためのフ
ローチャート
【図11】本発明の他の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャート
【図12】本発明の他の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャート
【図13】本発明の他の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャート
【符号の説明】
1 インタネット 10 会員 11 情報端末機 20A、20B ポイントシステム 21A、21B 店舗 22A、22B ポイント管理装置 23A、23B データベース 24A、24B カード 25A、25A カード処理装置 30 ポイント振替システム 30a 振替指定手段 30b ポイント売り手段 30c 減点手段 30d ポイント買い手段 30e 加点手段 31 データベース 32 カード処理装置
フロントページの続き (72)発明者 中島 厳明 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内 Fターム(参考) 3E042 CC01 CD04 EA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品を購入した者にその購入金額に応じた
    ポイントを付与し、該ポイントを有している者にサービ
    スを提供する複数の独立したポイントシステムの間でポ
    イントの振替利用を可能にするためのポイント活用方法
    であって、 前記複数のポイントシステムに登録されているポイント
    振替要求者が、振替元のポイントシステム、振替先のポ
    イントシステムおよび前記振替元のポイントシステムの
    持ちポイントから振り替える第1のポイントをポイント
    振替システムに指定する段階と、 前記ポイント振替システムが、前記指定された振替元の
    ポイントシステムに前記第1のポイントを第1の金額で
    売る段階と、 前記ポイント振替要求者の前記振替元のポイントシステ
    ムにおける持ちポイントを前記第1のポイント分減点す
    る段階と、 前記ポイント振替システムが、前記第1の金額から振替
    益を差し引いた第2の金額分の第2のポイントを、前記
    指定された振替先のポイントシステムから買う段階と、 前記ポイント振替要求者の前記振替先のポイントシステ
    ムにおける持ちポイントを前記第2のポイント分加点す
    る段階とを含むことを特徴とするポイント活用方法。
  2. 【請求項2】商品を購入した者にその購入金額に応じた
    ポイントを付与し、該ポイントを有している者にサービ
    スを提供する複数の独立したポイントシステムの間でポ
    イントの振替利用を可能にするためのポイント活用方法
    であって、 前記複数のポイントシステムに登録されているポイント
    振替要求者が、振替元のポイントシステム、振替先のポ
    イントシステム、前記振替元のポイントシステムの持ち
    ポイントから振り替える第1のポイントおよび前記ポイ
    ント振替要求者が支払う第1の金額を、ポイント振替シ
    ステムに指定する段階と、 前記ポイント振替システムが、前記指定された振替元の
    ポイントシステムに前記第1のポイントを第2の金額で
    売る段階と、 前記振替元のポイントシステムにおける前記ポイント振
    替要求者の持ちポイントを前記第1のポイント分減点す
    る段階と、 前記ポイント振替システムが、前記第1の金額と前記第
    2の金額との合計金額から振替益を差し引いた第3の金
    額分の第2のポイントを、前記指定された振替先のポイ
    ントシステムから買う段階と、 前記振替先のポイントシステムにおける前記ポイント振
    替要求者の持ちポイントを前記第2のポイント分加点す
    る段階と、 前記ポイント振替システムが前記ポイント振替要求者か
    ら前記第1の金額を徴収する段階とを含むことを特徴と
    するポイント活用方法。
  3. 【請求項3】商品を購入した者にその購入金額に応じた
    ポイントを付与し、該ポイントを有している者にサービ
    スを提供する複数の独立したポイントシステムとの間で
    ポイントの振替を行うためのポイント振替システムであ
    って、 前記複数のポイントシステムに登録されているポイント
    振替要求者に、振替元のポイントシステム、振替先のポ
    イントシステムおよび前記振替元のポイントシステムの
    持ちポイントから振り替える第1のポイントを指定させ
    るための振替指定手段と、 前記指定された振替元のポイントシステムに前記第1の
    ポイントを第1の金額で売るポイント売り手段と、 前記ポイント振替要求者の前記振替元のポイントシステ
    ムにおける持ちポイントを前記第1のポイント分減点さ
    せる減点手段と、 前記第1の金額から振替益を差し引いた第2の金額分の
    第2のポイントを前記指定された振替先のポイントシス
    テムから買うポイント買い手段と、 前記ポイント振替要求者の前記振替先のポイントシステ
    ムにおける持ちポイントを前記第2のポイント分加点さ
    せる加点手段とを備えたことを特徴とするポイント振替
    システム。
  4. 【請求項4】商品を購入した者にその購入金額に応じた
    ポイントを付与し、該ポイントを有している者にサービ
    スを提供する複数の独立したポイントシステムとの間で
    ポイントの振替を行うためのポイント振替システムであ
    って、 前記複数のポイントシステムに登録されているポイント
    振替要求者に、振替元のポイントシステム、振替先のポ
    イントシステム、前記振替元のポイントシステムの持ち
    ポイントから振り替える第1のポイントおよび前記ポイ
    ント振替要求者が支払う第1の金額を指定させるための
    振替指定手段と、 前記指定された振替元のポイントシステムに前記第1の
    ポイントを第2の金額で売るポイント売り手段と、 前記ポイント振替要求者の前記振替元のポイントシステ
    ムにおける持ちポイントを前記第1のポイント分減点さ
    せる減点手段と、 前記第1の金額と第2の金額との合計金額から振替益を
    差し引いた第3の金額分の第2のポイントを前記指定さ
    れた振替先のポイントシステムから買うポイント買い手
    段と、 前記ポイント振替要求者の前記振替先のポイントシステ
    ムにおける持ちポイントを前記第2のポイント分加点さ
    せる加点手段と、 前記ポイント振替要求者から第1の金額を徴収する徴収
    手段とを備えたことを特徴とするポイント振替システ
    ム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002312731A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Nec Corp 特典ポイント共通化システム
WO2004077323A1 (ja) * 2003-02-28 2004-09-10 Yasushi Shiomi 算定装置・方法、ポイント又はクーポンサービスシステム
JP2006122090A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Nec Corp 遊技システム,遊技方法,遊技店サーバおよびプログラム
JP2008194119A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Sammy Systems:Kk 景品交換システム

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