JP2002230443A - ビデオ、cd等のレンタルシステム - Google Patents

ビデオ、cd等のレンタルシステム

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JP2002230443A
JP2002230443A JP2001025752A JP2001025752A JP2002230443A JP 2002230443 A JP2002230443 A JP 2002230443A JP 2001025752 A JP2001025752 A JP 2001025752A JP 2001025752 A JP2001025752 A JP 2001025752A JP 2002230443 A JP2002230443 A JP 2002230443A
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rental
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terminal
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English (en)
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Kunihisa Takeda
邦久 武田
Takeshi Sugiura
武志 杉浦
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Nippon Kouatsu Electric Co
Original Assignee
Nippon Kouatsu Electric Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 インターネットを利用するビデオレンタルに
おいても店舗にビデオ保管用スペースが必要で、レンタ
ル品の返却は顧客自身が配達業者に依頼しなければなら
なかった。 【解決手段】 レンタル品展示手段とレンタル品管理手
段とホストコンピュータからなる店舗と、運搬用車両と
配達端末とからなる配達者と、顧客端末を備える顧客と
これらを相互に接続するインターネットとからなるレン
タルシステムで、レンタル品管理手段が貸出、返却、貸
出期間などのレンタル情報を管理し、配達者が携帯する
端末からインターネットを経由しレンタル品の配達情報
を取得し、顧客先への配達および返却品の受け取りを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ等のレンタ
ル品を貸出するレンタルサービスを提供するためのシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオ等のレンタル品を貸出する
レンタルサービスは、店舗を構え、その店舗内にレンタ
ル品を展示・陳列し、店舗に来店した顧客が店内に展示
・陳列してあるレンタル品から希望するレンタル品を探
し、希望のレンタル品が見つかると、レンタル品の貸出
作業を行なってレンタル品を顧客が直接持って貸出して
いた。しかしながら、顧客はレンタル品を返却するため
にわざわざ店舗に行かなければならないと言うことがあ
った。
【0003】そこで、近年、インターネットの普及に伴
って、実際の店舗を持たずにインターネット上にホーム
ページを開設して、顧客がホームページにアクセスし、
操作することで様々なサービスやショッピングが顧客に
提供されるようになった。例えば、インターネットなど
のネットワークを介してレンタルビデオを検索・予約
し、予約したレンタルビデオを配達可能にするビデオレ
ンタル方法が既に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、顧客の
好みは様々であり、多種類のビデオを数多くストックし
なければならないため、結局は後者のインターネットを
利用するビデオレンタルの方法においても、ビデオを保
管するための広い場所が依然として必要であった。つま
り、前者の店舗を持つのと同等のレンタル品保管場所が
必要であった。
【0005】また、ビデオレンタルの予約があった場合
には、そのレンタル品の配送業務を配送業者に依頼して
いたが業者はレンタル品を配送するのみで、返却の際は
顧客自身が配送業者に依頼し、レンタル業者にレンタル
品を送らなければならないため、手続きが面倒であっ
た。また、客先において顧客から出された各種要望に対
しても十分対応できず、顧客サービスの低下が避けられ
なかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は上記課題を解
決すべく提案するものであり、レンタル品展示手段とレ
ンタル品管理手段とホストコンピュータとからなる店舗
と、運搬用車両と配達者端末とからなる配達者と、顧客
端末あるいは顧客携帯端末からなる顧客と、店舗と配達
者と顧客とを相互に接続するインターネットとからなる
ビデオ、CD等のレンタルシステムにおいて、上記レン
タル品展示手段はレンタル品を陳列、展示する棚等から
なり、レンタル品管理手段は店舗内において貸出・返却
・貸出期間等のレンタル品に関する情報を入力あるいは
表示する装置からなり、ホストコンピュータはレンタル
品の管理情報・インターネットのホームページなどを管
理する中央処理装置とレンタル品並びに顧客に関する管
理情報を登録するデータベースとホームページを記憶す
るホームページ記憶装置とインターネットに接続する通
信装置とからなり、上記配達者端末は、配達者が携帯
し、インターネットを介してホストコンピュータから配
達者がレンタル品を顧客に配達する際に使用する情報を
引き出しあるいは表示し、情報を入力する装置からな
り、上記顧客端末あるいは顧客携帯端末は、インターネ
ットを介してホストコンピュータと情報の送受信を行な
い、該送受信を行なった情報を表示・入力する装置から
なることを特徴とするビデオ、CD等のレンタルシステ
ムを提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のビデオ、CD等の
レンタルシステムについて図1乃至図28に基づき説明
する。図1は本発明の全体の構成を示す図であり、1は
本発明のビデオ、CD等のレンタルシステムで、レンタ
ル品展示手段3とレンタル品管理手段4とホストコンピ
ュータ5とを設置した店舗2と、顧客端末7(例えばイ
ンターネット接続可能なパソコン)や顧客携帯端末8
(例えばインターネット接続可能な携帯電話など)を所
有する顧客6と、配達者端末10を所有する配達者9か
ら構成されており、上記店舗2に設置したホストコンピ
ュータ5並びに配達者端末10と顧客端末7あるいは顧
客携帯端末8をインターネット11を介して接続してい
る。
【0008】上記店舗2には、レンタルするためのレン
タル品12(例えばビデオ、DVD、LD、CD、本な
ど)が展示してあるレンタル品展示手段3並びに店舗内
のレンタル品12を貸し出し・返却時の管理情報を入力
するレンタル品管理手段4と、レンタル品12の管理情
報・インターネット11のホームページなどを管理する
ホストコンピュータ5が設置されている。
【0009】上記レンタル品展示手段3は、一般的にレ
ンタル品12を展示しておく棚や展示ケースのようなも
のを意味するもので、来店した顧客はレンタル品展示手
段3よりレンタル品を取り出し、また返却されたレンタ
ル品を再度陳列(保管)するためのものである。
【0010】上記レンタル品管理手段4はレンタル品1
2の貸し出し・返却・貸出期間等のレンタル品12に関
する情報を入力・表示する手段であり、レンタル品12
にそれぞれ付与してあるレンタル品情報を読み出すため
のレンタル品情報読み取り装置13と、読み取った情報
を処理する処理装置14と、処理装置14に情報を入力
するキーボードやマウスなどの入力装置15と、処理し
た結果を表示するディスプレイ(例えばCRT、液晶、
EL素子、プラズマディスプレイ等)などの表示装置1
6と、ホストコンピュータ5とデータを送受信するため
の通信装置17とから構成されている。
【0011】上記レンタル品情報読み取り装置13は、
レンタル品12に付与された識別番号を読み取る装置で
あり、読み取られた識別番号をホストコンピュータ5に
送信し、レンタル品情報を参照して貸出情報や発送情
報、返却情報に使用する。なお、読み取り装置13とし
て例えばバーコードを利用することができる。つまり、
レンタル品12には識別番号に対応したバーコードを貼
着し、そのバーコードをバーコードリーダによって読み
取るようにする。
【0012】5はレンタル品に関する情報・インターネ
ットのホームページなどを管理するホストコンピュータ
であり、店舗内でのレンタル品に関する情報とインター
ネットを介してやり取りされるレンタル品に関する情報
とを一元管理している。上記ホストコンピュータ5は、
他の機器(レンタル品管理手段4や顧客端末7、配達者
端末10)との接続やインターネット11に接続するた
めの通信装置18と、レンタル品の管理情報・インター
ネットのホームページなどを管理する手段を備える中央
処理装置19と、管理情報を登録する管理情報データベ
ース20(以下、管理情報DB20と言う)と、ホーム
ページを記憶するホームページ記憶装置21とからな
る。
【0013】上記中央処理装置19は管理情報DB20
を書き換えるDB書換手段19aと、管理情報DB20
を検索するDB検索手段19bと、新規会員登録者にI
Dおよびパスワードを作成し発行するID・パスワード
発行手段19cと、ホームページを管理するホームペー
ジ管理手段19dと、新規会員を管理情報DB20に登
録する会員登録手段19eとを備えている。
【0014】20は管理情報DBで、レンタル品情報、
顧客情報、内容情報、貸出情報、発送情報、返却情報が
登録されており、それぞれ関連のある情報はリンクされ
ており、簡単に情報を引き出すことができる。なお、上
記したレンタル品20並びに会員や貸出に関する各情報
を総称して管理情報と称する。
【0015】次に、上記レンタル品12並びに会員、貸
出に関する各情報(管理情報)について説明する。レン
タル品情報は、レンタル品12にそれぞれつけられた固
有の情報であり、例えば、識別番号、名称(タイト
ル)、返却の有無、返却日等の情報から構成されてい
る。
【0016】顧客情報は、顧客の個人情報に関する情報
であり、例えば名前、住所、電話番号、生年月日、メー
ルアドレス、新着情報の送信の有無、ID、パスワー
ド、レンタル履歴等の情報から構成されている。
【0017】内容情報は、レンタル品の内容に関する情
報であり、例えばビデオレンタルの場合は名称(タイト
ル)、監督、出演、発売元、公開年、ストーリー、キー
ワード等で構成される。なお、上記内容情報はレンタル
品によって変わるもので、レンタル品の内容がわかるよ
うな情報を項目としてあげればよい。
【0018】貸出情報はレンタル品に関する貸出状況が
分かる情報であり、例えば名前、識別番号、名称(タイ
トル)、レンタル期間、返却日、発送・引取希望日、支
払方法などの情報から構成されている。
【0019】発送情報は、配達者9がレンタル品を顧客
に配達する場合に使用する情報であり、配達先の名前、
住所、電話番号、識別番号、名称(タイトル)、発送番
号、返却日などの情報から構成されている。
【0020】返却情報は、配達者9がレンタル品を顧客
から受け取る(返却する)場合に使用する情報であり、
引取先の名前、住所、電話番号、識別番号、名称(タイ
トル)、返却番号、延長の有無、返却の有無などの情報
から構成されている。なお、上記発送情報および返却情
報はすでに入力・登録されたレンタル品情報、顧客情
報、内容情報、貸出情報から中央処理装置19によって
作成される。
【0021】7は顧客6が使用する顧客端末であり、イ
ンターネット11に接続するための通信装置22、処理
装置23、表示装置24、入力装置25、記憶装置26
とから構成されるもので、例えばインターネット11に
接続可能なパソコンを使用することができる。なお、上
記顧客端末7はインターネット11に接続できるパソコ
ン等の端末だけでなく、例えばインターネット11に接
続可能な携帯電話、PHSなどの顧客携帯端末8を使用
することができる。
【0022】上記通信装置22は電話回線(図示されて
いない)などを通してインターネットに接続するもので
ある。処理装置23はインターネットに関する処理を実
行するものである。ホームページの表示を行なう表示装
置24、キーボードやマウスなどの文字入力や選択時の
入力をする入力装置25、ホームページをダウンロード
した場合に記憶しておく記憶装置26である。
【0023】10はレンタル品12を配達する配達者9
が所有する配達者端末であり、通信装置27、処理装置
28、表示装置29、入力装置30、出力装置31、地
図情報記憶装置32、GPS受信装置33、位置情報取
得装置34、記憶装置35とから構成されており、パソ
コン等を使用することができる。
【0024】上記通信装置27は、携帯電話やPHS等
の通信機器(図示されていない)に接続され、通信装置
27は通信機器を介してインターネット11に接続され
る。上記処理装置28は情報を処理すると共に位置情報
取得装置34から得られた現在位置の情報と顧客6の住
所を地図上にのせ、ルートを検索・案内を行なったりす
るものである。表示装置29は上記情報ならびに顧客6
の住所、現在位置を地図上で表したものを表示する。入
力装置25はレンタル品12に関する情報を入力するす
るためのものである。出力装置31はレンタル品12が
返却されたことを証明する返却証を発行するためのもの
である。地図情報記憶装置32並びにGPS受信装置3
3、位置情報取得装置34はGPS衛星からの信号を取
得し、該信号から現在位置の情報を得て、自分の現在位
置を知るものである。記憶装置35はインターネット1
1を介してホスト5からダウンロードした情報を記憶す
るためのものである。
【0025】次に、本発明のビデオ、CD等のレンタル
システムをビデオのレンタルに適用した場合について説
明する。店舗2にはレンタル品展示手段3である棚が設
けられ、該棚にはレンタル品12のビデオが並べられて
いる。また、店舗2内にはレンタル品管理手段4および
ホストコンピュータ5(以下、ホストと言う)が設置さ
れており、両者はケーブル或いは無線通信装置等によっ
て接続され、さらにホスト5はインターネット11にも
接続している。上記ビデオにはレンタル品情報の一部、
例えば識別番号がバーコードに変換されて貼付されてい
る。
【0026】ここで、顧客6が店舗2に直接来店した場
合の貸出について説明する。店舗2に顧客6が入店し、
レンタル品展示手段3から貸出(レンタル)を希望する
ビデオをレンタル品管理手段4まで運び、店員は顧客6
からビデオを受け取ると、顧客6にIDとパスワードを
求める。ここで、顧客6が会員に登録していない場合に
は新規会員登録を行ない、登録されている場合には貸出
作業を行なう。
【0027】顧客6が新規会員に登録する場合は、図6
のフロー図にあるようにホスト5から新規会員登録の画
面を呼び出し(S1、S2)、必要事項、例えば名前、
住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、新着情報
の送信の有無などをレンタル品管理手段4から入力し
(S3)、ホスト5に対し送信すると(S4)、ホスト
5では送られた情報を確認し(S5)、その顧客6のみ
使用ができるID並びにパスワードを発行する(S6)
と共に、上記情報とID、パスワードを組合わせて顧客
情報として管理情報DB20に登録する(S7)。その
後、ID並びにパスワードをレンタル品管理手段4に送
信し(S8)、レンタル品管理手段4は受信したID並
びにパスワードを表示して(S9)、顧客6に知らせる
(S10、S11)。上記顧客情報を管理情報DB20
に登録後、貸出作業を行なう。
【0028】なお、顧客情報には、過去にレンタルした
ビデオの履歴を残すようにしてもよい。この履歴を残す
ようにすると、顧客個別の好みがわかり、新着情報とし
て情報を提供する時に顧客の望む情報を提供することが
できる。上記新着情報は新しくレンタルされるビデオの
情報であり、ホスト5が作成して定期あるいは不定期に
顧客に対してE−mailあるいは郵送にて送られるも
のである。
【0029】顧客が既に会員登録済み並びに新規会員登
録済みの場合は、図7に示すフロー図のように貸出作業
を行なう。店員または顧客6自身がのIDとパスワード
を直接レンタル品管理手段4に入力し(S20)、レン
タル品管理手段4のレンタル品情報読み取り装置13に
よってビデオに貼着されたバーコード読み取って(S2
1)、上記入力されたIDおよびパスワード並びにレン
タル品情報をホスト5に送信する(S22)。ホスト5
は送信された情報を受け取り(S23)、顧客情報並び
にレンタル品情報を検索し(S24)、該当する情報を
含む貸出情報入力画面をレンタル品管理手段4に送信す
る(S25)。
【0030】送信された貸出情報入力画面に沿って顧客
6が要望する事項、例えばレンタル期間、引取の希望、
支払方法などを入力し(S26)、レンタル品管理手段
4から貸出情報としてホスト5に送信する(S27)。
ホスト5ではレンタル品管理手段4から送信された貸出
情報を受信し(S28)、管理情報DB20に登録する
(S29)と共に、確認事項例えば返却日、料金、入金
についての情報をレンタル品管理手段4へ返信し(S3
0)、顧客6が確認して貸出作業が終了する(S31、
S32)。このとき、レンタル品12のビデオは直接顧
客6に渡すようにしてもよいし、顧客6の希望により配
達してもよい。
【0031】なお、上記貸出情報に配達希望・引取希望
が含まれていた場合には、ホスト5は貸出情報と管理情
報DB20から名前、住所、電話番号、識別番号、名称
(タイトル)、発送番号、返却日を検出し、表にまとめ
て発送情報として管理情報DB20に登録される。ま
た、発送情報と同じく返却情報が作成される。返却情報
は同様に貸出情報と管理情報DB20から名前、住所、
電話番号、識別番号、名称(タイトル)、返却番号、返
却・延長の有無を検出し、表にまとめ返却情報として管
理情報DB20に登録される。
【0032】次に、インターネット11を介しての新会
員登録と貸出作業について説明する。顧客端末7からイ
ンターネット11に接続し、アドレスを指定あるいは入
力してホームページにアクセスする。顧客6は初めてビ
デオレンタルシステムを使用する場合は、新規会員登録
を行ない、既に会員になっている場合はインターネット
貸出を行なう。
【0033】まず、新規会員登録について説明する。図
8にインターネット11を介して新規会員登録を行なう
フロー図を示す。ホームページから新規会員登録をアク
セスすると(S40)、会員登録画面が送られてくる
(S41)。送られてきた画面に必要事項、例えば名前
(氏名)、住所、電話番号、生年月日、E−mailア
ドレス、新着情報の送信などの個人情報を入力し(S4
2)、ホスト5に送信する(S43)。この場合、個人
情報が他人に漏れないようにするため、送信内容を暗号
化するようになっている。
【0034】ホスト5は顧客端末7から送信された情報
を受信・確認し(S44、S45)、顧客6に対してI
D並びにパスワードを発行すると共に(S46)、送信
された情報とIDおよびパスワードを顧客情報として管
理情報DB20に登録する(S47)。ホスト5は発行
されたID並びにパスワードを顧客端末7に送信する
(S48)。なお、このID並びにパスワードの送信は
E−mailを使用して行なってもよい。顧客6はID
並びにパスワードを受信・確認して新規会員登録は終了
する(S49、S50)。上記会員登録終了後、顧客6
はインターネット貸出のページにアクセスし、ビデオの
レンタルを申し込めるようになる。
【0035】また、顧客情報には、過去にレンタルした
ビデオの履歴を残すようにしてもよい。この履歴を残す
ようにすると、顧客個別の好みがわかり、新着情報とし
て情報を提供する時に顧客の望む情報を提供することが
できる。
【0036】次に、既に会員登録済みの顧客あるいは新
規会員登録した顧客が、インターネット貸出のホームペ
ージにアクセスし、ビデオレンタルの申し込み方につい
て説明する。図9にインターネット11を介して貸出を
行なうフロー図を示す。まず、顧客6はインターネット
貸出のページにアクセスし(S60)、どのようなビデ
オがあるのかを知るためにビデオの検索を行なう。この
検索は、タイトル、出演者、発売元、キーワード等によ
ってビデオの検索ができるようになっている。例えば、
顧客はこの検索の出演者の欄に出演者の名前を入力し、
検索をクリックすると、ホスト5に情報が送信され(S
61)、キーワード(この場合は出演者)を元に管理情
報DB20の内容情報が検索される(S62)。検索
後、結果を顧客端末7に送信し(S63)、キーワード
となっている出演者が出ているビデオのタイトルとレン
タル在庫の一覧が表示される(S64)。この時、詳細
をクリックする(S65)とホスト5より選択したタイ
トルの詳細なデータ、例えば監督名、出演者、公開年、
ストーリー(あらすじ)を表示するようになっており、
ビデオの内容について知ることができる(S66、S6
7)。なお、詳細データが表示されている画面におい
て、戻るをクリックすると上記一覧表示に戻るようにな
っている(S68)。
【0037】タイトルや内容を見ることで、どのビデオ
をレンタルするかを決めると、予約の欄にチェックを入
れ、次へをクリックする(S69)と、顧客6のIDお
よびパスワードを入力する画面が表示される。顧客6の
IDおよびパスワードを入力し(S70)、次へをクリ
ックすると、入力された情報がホスト5に送信され(S
71)、ホスト5は入力された顧客6のIDおよびパス
ワードを管理情報DB20にて確認し(S72)、貸出
情報の入力画面を送信する(S73)。顧客端末7では
貸出情報の入力画面を受信し、表示させる(S74)。
このとき、先に選択したビデオの情報や顧客の情報が必
要項目に記入されており、わざわざ入力する必要がな
い。
【0038】上記顧客6は送られてきた貸出情報の入力
画面に必要事項、例えば配達希望日(平成○○年○月○
日等)、レンタル期間(7泊8日)、支払方法(着払
い、現金、回数券、クレジットカード、デビットカー
ド、口座振替)などの情報を入力し(S75)、該情報
を貸出情報としてホスト5に情報を送信する(S7
6)。ホスト5は送られた貸出情報を管理情報DB20
に登録する(S77)。登録後、ホスト5は顧客端末7
に貸出の内容を表示した確認画面を送信し(S78)、
顧客端末7では確認画面を受信・表示して(S79)顧
客6は貸出の内容を確認をし(S80)、インターネッ
ト貸出は終了する(S81)。
【0039】また、ホスト5は貸出情報と管理情報DB
20から名前、住所、名称(タイトル)、返却日、支払
方法を検出し、発送番号を付加して表にまとめ、発送情
報として管理情報DB20に登録される。さらに、発送
情報と同じく返却情報が作成される。返却情報は同様に
貸出情報と管理情報DB20から名前、住所、名称(タ
イトル)、返却日を検出し、返却番号及び返却/延長の
欄を付加して表にまとめ、返却情報として管理情報DB
20に登録される(S82、S83)。なお、上記貸出
の手続において、予約欄にチェックを入れ、送信した時
にホスト5側でビデオの在庫を確認し、レンタル品12
のビデオがすべてレンタル中であった場合には在庫がな
い旨のメッセージを顧客端末7に送信するようになって
いる。
【0040】次に、配達者9の持つ配達者端末10につ
いて説明する。配達者端末10を起動すると、メニュー
画面が表示される。該メニュー画面に表示される番号を
選択することによって、発送情報・返却情報を表示させ
ることができる。例えば、1.発送情報を確認する。を
クリックすると、配達者端末10は通信手段27を介し
てインターネット11に接続し、該インターネット11
を介してホスト5に接続する。配達者端末10は発送情
報を管理情報DB20からダウンロードし、端末10内
の記憶装置35に貯められると共に、画面に表示を行な
う。画面に表示される情報は上記の発送情報が一覧とな
って表示され、該表示された発送情報付近の地図を調べ
るには地図をクリックして詳細な地図を表示させる。な
お、この地図情報は配達者端末10内に備えてもよい
し、インターネット11を介してホスト5から送るよう
にしてもよい。
【0041】2.返却情報を確認する。をクリックする
と、配達者端末10は通信手段27を介してインターネ
ット11に接続し、該インターネット11を介してホス
ト5に接続する。配達者端末10は返却情報を管理情報
DB20からダウンロードし、端末10内の記憶装置3
5に貯められると共に、表示装置29の画面に表示を行
なう。画面に表示される情報は上記返却情報が一覧とな
って表示され、該表示された返却情報付近の地図を調べ
るには地図をクリックして詳細な地図を表示させる。な
お、この地図情報は配達者端末10内に備えてもよい
し、インターネット11を介してホスト5から送るよう
にしてもよい。
【0042】配達者9は上記配達者端末10を携帯し、
該端末10をインターネットを介してホスト5に接続
し、発送情報を取得・確認し、レンタル予定のビデオを
店舗より持ち出し、各貸出した会員(顧客)のところま
で運搬用車両(例えば自動車、バイクあるいは屋根付き
バイク、自転車等)により配達する。このとき、配達者
端末10に送られた発送情報から配達先を取得して、地
図に表示させ、GPSより取得した現在位置から配達先
までのルートを検索し、配達先までの最短の距離または
時間で到着できるようになっている。また、配達者9は
発送情報にある支払方法により、会員(顧客6)が着払
いやクレジットカード、デビットカードを使用する場合
には、配達者9が図示されていない支払装置を使用して
料金を徴収するようにしている。
【0043】さらに、配達者9は上記配達者端末10を
ホスト5に接続し、返却情報を取得・確認すると、配達
時と同様に配達した会員(顧客6)のところまで出向
き、レンタルしたビデオを受け取る。配達者9はビデオ
を受け取ると、返却の欄に返却の情報を入れ、ホスト5
に返却情報を送信する。ホスト5は返却情報を受け取る
と、該情報に対応した貸出情報及びレンタル品情報、顧
客情報を管理情報DB20から引き出し、返却の情報を
付加して管理情報DB20を書き換える。このとき、ビ
デオのレンタル期間の延長を申し込む場合は、返却情報
に期限延長の情報を付け、ホスト5に送信すると、ホス
ト5は管理情報DB20から引き出した貸出情報並びに
レンタル品情報、顧客情報に延長期限の情報を付加し、
管理情報DB20に再登録を行なう。なお、支払につい
ては、配達者9が図示されていない支払装置を使用して
その場で差額を代引きするようにしてもよい。
【0044】上記返却情報がホスト5に送信されると、
配達者端末10はビデオ(レンタル品)を返却したこと
を示す返却証を印刷する。この返却証を顧客に渡して返
却が完了する。また、上記したように配達者9が顧客6
のところで、ビデオの在庫状況や新たな貸出を依頼され
た場合、配達者端末10からホスト5にインターネット
を介して接続し、インターネット貸出のホームページを
呼び出してビデオの貸出をすることができる。このと
き、配達者は一度店舗に戻り、上記貸出を行なったビデ
オ(レンタル品)を持ち、再度顧客6のところに配達す
る。
【0045】
【発明の効果】本発明は、インターネットを介してレン
タル(貸出)されるによるレンタル品に関する情報だけ
でなく、店舗に来店する顧客に対してレンタル(貸出)
されるによるレンタル品に関する情報についてもホスト
コンピュータが一元管理しているため、顧客からの問い
合せ(例えばレンタル品の在庫状況等)に対して速やか
に回答することができることになり、レンタル品(ビデ
オ等)を効率良くレンタル(貸出)ができる。
【0046】また、インターネットを介してレンタルす
るレンタル品の保管場所に店舗を利用することができる
ため、店舗に来店する顧客に対して展示するためにレン
タル品を店舗に陳列しているため、レンタル品を保管す
るための場所を余分に設けなくてもよい。
【0047】また、レンタル品の配達を行なっているた
め、インターネットを介して貸出をした場合や店舗で貸
出した場合でも、返却時にわざわざ店舗に足を運ばなく
てもよいのはもちろんのこと、配達者が所有する配達者
端末はホストコンピュータから情報を得られるようにし
ているため効率良く、ビデオの配達・返却ができる。さ
らに、顧客の要望(貸出期間の延長など)によりホスト
コンピュータに対し情報を送ることによって、顧客の要
望を満足させることができる。
【0048】また、配達者は配達や引取時の移動にバイ
クあるいは屋根付きバイクを使用して小回りが利くた
め、配送・引取の移動時間が短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビデオ、CD等のレンタルシステムの
構成を示すブロック図。
【図2】レンタル品管理手段の構成を示すブロック図。
【図3】ホストコンピュータの構成を示すブロック図。
【図4】顧客端末の構成を示すブロック図。
【図5】配達者端末の構成を示すブロック図。
【図6】店舗における新規会員登録のフロー図。
【図7】店舗におけるレンタル品の貸出のフロー図。
【図8】インターネットを介して行なう新規会員登録の
フロー図。
【図9】インターネットを介して行なうレンタル品の貸
出のフロー図。
【図10】本発明のビデオ、CD等のレンタルシステム
が提供するホームページの画面の一例。
【図11】新規会員を登録する新規会員登録画面の一
例。
【図12】新規会員登録後に発行されたID・パスワー
ドを表示する画面の一例。
【図13】店舗において貸出を行なう場合にレンタル品
管理手段に表示される顧客のID・パスワードを入力す
る画面の一例。
【図14】店舗において貸出を行なう場合にレンタル品
管理手段に表示される貸出情報を入力する画面の一例。
【図15】店舗において貸出を行なう場合にレンタル品
管理手段に表示される貸出情報を確認する画面の一例。
【図16】インターネットを介して貸出を行なう場合に
顧客端末に表示されるレンタル品の検索ホームページを
示す画面の一例。
【図17】インターネットを介して貸出を行なう場合に
顧客端末に表示される検索結果の一覧のホームページを
示す画面の一例。
【図18】インターネットを介して貸出を行なう場合に
顧客端末に表示されるレンタル品の詳細情報を見せるホ
ームページを示す画面の一例。
【図19】インターネットを介して貸出を行なう場合に
顧客端末に表示される顧客のID・パスワードを入力す
るホームページの画面の一例。
【図20】インターネットを介して貸出を行なう場合に
顧客端末に表示される貸出情報を入力するホームページ
の画面の一例。
【図21】インターネットを介して貸出を行なう場合に
顧客端末に表示される貸出情報を確認するホームページ
の画面の一例。
【図22】配達者端末に表示されるメニュー画面の一
例。
【図23】配達者端末において発送情報を得るためにホ
ストコンピュータへの接続を確認する画面の一例。
【図24】配達者端末において発送情報の一覧を表示す
る画面の一例。
【図25】配達者端末において配達先のまでの地図並び
にルートを表示する画面の一例。
【図26】配達者端末において返却情報を得るためにホ
ストコンピュータへの接続を確認する画面の一例。
【図27】配達者端末において返却情報の一覧を表示す
る画面の一例。
【図28】配達者端末において引取先のまでの地図並び
にルートを表示する画面の一例。
【符号の説明】
1 ビデオ、CD等のレンタルシステム 2 店舗 3 レンタル品展示手段 4 レンタル品管理手段 5 ホストコンピュータ 6 顧客 7 顧客端末 8 顧客携帯端末 9 配達者 10 配達者端末 11 インターネット 12 レンタル品
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月2日(2001.2.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】
【発明の効果】ホストコンピュータには、来店した顧客
に対するレンタル品の貸し出し並びに返却の情報がレン
タル品管理手段を介して入力され、さらに顧客端末或い
は顧客携帯端末の顧客に対する貸し出し並びに返却の情
報がインターネットを介して入力されて両者の顧客情報
が該ホストにより一元化管理されているため、顧客の或
いは顧客からのレンタル品に対する各種問い合わせに対
しても速やかに且つ適格に対応することが可能になり、
レンタル品の回転が良くなり効率的な運用がはかれる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】また、ホストコンピュータは配達者とイン
ターネットに接続する携帯端末を介して接続されている
ため、顧客は貸し出し時或いは返却時にレンタル品の配
送を依頼することが可能になり、顧客はレンタル品を店
まで借りに行ったり返しに行ったりしなくてもよい。こ
の配送システムは特に来店した顧客もレンタル品の返却
時等に利用することが出来るため便利である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】また、配達者は所持する携帯端末によりホ
ストコンピュータから貸し出し並びに返却等の各種情報
が入手可能なため、出先(客先)にあってレンタル品の
貸し出し、予約、期間延長等の顧客の依頼或いは問い合
わせに素早く対応することが出来効率的である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】また、配達者はバイク或いは屋根付きバイ
ク等の車両による運搬手段で配送業務を行なうため、レ
ンタル品の配送並びに返却業務の時間短縮が可能にな
り、顧客を長時間待たせたりしない等顧客に対するサー
ビスが向上する。また、レンタル品を収納する保管場所
はインターネット単独でのレンタル業務にあっても必要
であるが、本願発明にあってはこの保管場所を店舗とし
て利用することで来店する顧客についても対応可能であ
り、極めて合理的である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンタル品展示手段とレンタル品管理手段
    とホストコンピュータとからなる店舗と、運搬用車両と
    配達者端末とからなる配達者と、顧客端末あるいは顧客
    携帯端末からなる顧客と、店舗と配達者と顧客とを相互
    に接続するインターネットとからなるビデオ、CD等の
    レンタルシステムにおいて、 上記レンタル品展示手段はレンタル品を陳列、展示する
    棚等からなり、レンタル品管理手段は店舗内において貸
    出・返却・貸出期間等のレンタル品に関する情報を入力
    あるいは表示する装置からなり、ホストコンピュータは
    レンタル品の管理情報・インターネットのホームページ
    などを管理する中央処理装置とレンタル品並びに顧客に
    関する管理情報を登録するデータベースとホームページ
    を記憶するホームページ記憶装置とインターネットに接
    続する通信装置とからなり、 上記配達者端末は、配達者が携帯し、インターネットを
    介してホストコンピュータから配達者がレンタル品を顧
    客に配達する際に使用する情報を引き出しあるいは表示
    し、情報を入力する装置からなり、 上記顧客端末あるいは顧客携帯端末は、インターネット
    を介してホストコンピュータと情報の送受信を行ない、
    該送受信を行なった情報を表示・入力する装置からなる
    ことを特徴とするビデオ、CD等のレンタルシステム。
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