JP2001318845A - 住所に基づくurlの設定方法及び位置情報を送信できる携帯端末を利用したシステム - Google Patents

住所に基づくurlの設定方法及び位置情報を送信できる携帯端末を利用したシステム

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JP2001318845A
JP2001318845A JP2000136218A JP2000136218A JP2001318845A JP 2001318845 A JP2001318845 A JP 2001318845A JP 2000136218 A JP2000136218 A JP 2000136218A JP 2000136218 A JP2000136218 A JP 2000136218A JP 2001318845 A JP2001318845 A JP 2001318845A
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Masaru Murata
大 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明の課題は、携帯端末1の位置の特定
機能を活用し、今いる位置のHPに簡単にアクセスでき
るようにし、今いる位置の最新の情報を簡単に入手でき
るようにすること等である。 【解決手段】 そこで、上記課題を解決するために、こ
の発明は、位置情報31を送信できる携帯端末1と、位
置情報31に対応したHP情報32を記憶したデータベ
ース3を有し、かつ、インターネット7に接続するコン
ピュータ2によって構成されるシステムに利用される方
法であって、携帯端末1が位置情報31を送信するステ
ップ(S10)その位置情報31に対応したHP情報3
2を読み出すステップ(S20)その位置情報31に対
応するHP情報32を前記携帯端末1に送信するステッ
プ(S24)を含むこととする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
に用いられる技術である。また、位置情報を特定できる
携帯端末の利用法に関する技術である。
【0002】
【従来の技術とその問題点】★A 住所URL 従来、インターネットのHP(ホームページ)を通じて
情報を発信するシステムにおいて、そのHPのURL
は、プロバイダーのドメインネームとHPの主催者(プ
ロバイダーにとっての顧客)が希望する文字や数字を組
み合わせて決定されていた。そのため、第三者がURL
を見た場合、そのプロバイダーを認識することはできて
もそのHPの主催者に関する情報を得ることはできなか
った。
【0003】一方、大衆があるお店のHPを見ようとし
たとき、その住所が分かっていてもURLを知らなけれ
ば直接アクセスすることはできず、URLを調べるか、
お店の名前などを頼りに検索しなくてはならなかった。
【0004】また、後述するモバイルロケーションシス
テムを利用する場合、実際の位置情報(住所)とその位
置のURLが適合していることが必要である。しかし、
イベント会場のブースやコーナーなどは毎回区割りを変
更するため、その区割毎に変更された位置情報を認識す
るのは困難な場合がある。このような場合、自分が認識
している位置情報が誤っていると、その位置情報に基づ
きHPにアクセスしても希望するHPにアクセスすること
ができなくなる。よって、位置情報(住所)からURL
を認識し、そのHPにアクセスできるようにするために
は、正確な位置情報に基づくURLを設定しなくてはな
らない。そのためには、URLを設定する者の認識を除
いて機械的にURLを設定するほうが望ましい場合があ
る。
【0005】★B モバイルロケーション また、これまで、携帯端末の位置を特定し、その位置に
関連した情報を提供する発明としては特開平5−102
906がある。しかし、この発明で提供できる情報は事
前にデータベースとして記憶しておかなければならなか
った。また、常に新しい情報を提供するためには、この
データベースの内容を情報の提供者自信で更新しなけれ
ばならなかった。そのため、提供できるデータは少な
く、その内容も古いものが多かった。
【0006】また、インターネットに接続できる携帯電
話は、様々なHPにアクセスすることで最新の情報を入
手することが可能である。しかし、携帯電話は通常のコ
ンピュータ等とは異なり、画面が小さくそのキーも小さ
い。そのため希望するHPの検索は困難である。とく
に、店を訪れた顧客がその店のHPの情報が欲しいと思
った場合、その希望するHPに容易にアクセスできない
問題点があった。
【0007】(サイバーパンフレット)また、イベント
会場において後述するモバイルロケーションを実施する
と様々な情報を入手することができる。しかし、携帯端
末は一般に記憶容量が少ないため、あまり多くのHP情
報を記憶することができない。これでは、イベント会場
から会社などに戻った後に、その日に入手したHP情報
の比較・検討をすることができない。
【0008】よって、このモバイルロケーションを実施
するに当たっては、そのモバイルロケーションを利用し
た場所のみならず、その後であっても入手したHPを活
用できる手段が求められる。
【0009】★C 1to1ショッピングシステム これまでの店舗販売では、顧客獲得のために各種のサー
ビスが行われている。そのうちの一つとしては、事前に
商品購入の意思を示した顧客に対して、優遇した価格
(安い価格)を提示するものがある。これは、事前にあ
る程度の販売が見止まれる商品については、在庫管理が
容易になるため、そのメリットを顧客に還元するもので
ある。
【0010】しかし、あまりに早く優遇した価格を提示
してしまうと、この価格が顧客の間で広まってしまい、
事前に購入を申し込んでいない顧客もこの優遇した価格
によるサービスを求めてくることがあった。これでは、
商品の販売数量を予測することができず、商品管理が困
難になる。また、事前に購入を申し込んだ顧客とのバラ
ンスがとれず、このサービスの意義が失われてしまう。
【0011】また、固定客を獲得するために、何度も購
入してくれる顧客には、より多くのクーポン券などを配
布するものもある。しかし、このサービスでもあまりに
早く優遇したクーポン券を提示してしまと、他の顧客と
のバランスを失うことになりかねない。そのため、店舗
としては、できるだけ販売の直前に優遇した価格を表示
したいと考えていた。
【0012】ここで、来店した顧客がこのサービスを申
し込んだ者である旨を店員に伝え、そこで始めてサービ
ス(価格)を提示した場合、店舗内にいる他のお客に不
審に思われるおそれがあった。また、本当に購入を申し
込んだ者かどうかの確認も必要となり、店員の負担が増
加する欠点があった。そこで、他のお客に不審に思われ
ないようなサービス(価格)の提示方法が求められてい
た。
【0013】また、事前に購入を申し込んだ顧客であっ
ても、本当にその商品を購入する者はその一部である。
これまでは、購入を申し込んできた顧客について、本当
に購入する意思があるのか否かを確かめる方法はなかっ
た。そのため、申し込む時期によってサービス(価格)
の内容に差をつけることはあっても、顧客の購入意思の
強弱によってサービス(価格)の内容に差を設けること
はできなかった。
【0014】しかし、商品によっては、早く販売してし
まいたいもの等があり、このような商品に付いては、事
前に購入を申し込む者のうち、本当に購入する気持ちが
強いものについてはよりよいサービス(安い価格)を提
示しても良い場合がある。
【0015】そこで、店舗としては、本当に商品購入の
意思が強い顧客だけにより優遇したサービス(価格)を
提示したいと考えていた。
【0016】更に、商品の購入を決めている者は、各店
舗の価格の比較を行い、もっとも安い価格のお店で購入
するものである。そのため、商品購入の意思の強い顧客
には、より安い価格を提示することで商品購入の意思決
定を促す手段が求められていた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】(課題1a)そこで、
この発明はHPの主催者の住所に関連した事項から、そ
の主催者のURLを認識し、HPにたどり着けるように
することである。 (課題1b) また、正確な位置情報に基づいてURL
を設定するために、機械的に住所に基づくURLを設定
できるようにすることである。 (課題2a)また、携帯端末の位置の特定機能を活用
し、今いる位置のHPに簡単にアクセスできるようにす
ることである。また、今いる位置の最新の情報を簡単に
入手できるようにすることである。 (課題2b)また、入手したHP情報をその後に活用で
きるような手段を提供することである。 (課題3)また、事前に商品購入を申し込んできた顧客
に対し、購入直前に優遇したサービスを提示することで
ある。また、他のお客に不審に思われないようにこの優
遇したサービスを提示することである。更に、商品購入
の意思が強い顧客だけにより優遇したサービスを提示
し、商品購入の意思決定を促すことである。
【0018】
【課題を解決するための手段】★A 住所URL そこで、この発明は、課題1aを解決するために、イン
ターネットを通じて情報を発信するHPのURLを主催
者の住所に基づいて設定する。そして、そのURLの設
定を実現するために、インターネットのHPを通じて情
報を発信するコンピュータであって、HPのURLを主
催者の住所に基づいて設定することとしたものである。
【0019】ここで、「HP」とは、「Home Page」の
略であり、インターネットを介して情報を提供するホー
ムページを意味する。そして、HPの内容とは、HPにお
ける各ファイルに記憶されている情報をいう。このHP
の言語は、HTML言語が望ましいが、特に、HTML
言語に限られるものでなく、インターネットで送受信可
能な言語であればよい。
【0020】また、「URL」とは、「Uniform Resou
ce Locator」の略であり、各プロバイダーによって公
開されているHPにアクセスするための識別子をいう。
【0021】また、「主催者」とは、プロバイダーのコ
ンピュータを利用し、HPを通じて情報を発信する者を
いい、一般の人のみならず、宣伝を行う小売店の経営者
や各種イベントの企画者・運営者、更には、場所の説明
や解説が必要な事業者などが該当する。
【0022】そして、「インターネットのHPを通じて
情報を発信するコンピュータ」とは、プロバイダーが有
する様々なサーバの集合体をいい、主催者の情報を主催
者に代わってインターネットを通じて情報提供するため
のコンピュータをいう。一般に、このコンピュータは、
WWWサーバー、DNSサーバ、FTPサーバ等によっ
て構成される。これらのサーバは、一つのハードウエア
に集まっていてもよいし、複数のハードウエアに分散す
る態様であってもよい。また、上記ハードウエアとは別
のハードウエアによりURLを設定したとしても、イン
ターネットを通じてこの住所URLに基づき情報を発信
するものはこのコンピュータに含まれるとする。そし
て、HPのURLは、少なくとも主催者の住所の「市や
区の名前」と「町の名前」と「丁目」を含むものが望ま
しい。そして、この「住所に基づいて設定されたUR
L」を「住所URL」とする。また、この「住所UR
L」には、店舗のカテゴリーを示す文字や記号を含むも
のであってもよい。
【0023】また、この発明では、課題1bを解決する
ために、位置情報31を送信できる携帯端末1と、イン
ターネット7に接続されたコンピュータ2によって構成
されるシステムに利用されるURLの設定方法であっ
て、以下のステップを含むことを特徴とする。 ・位置情報31を携帯端末1からコンピュータ2に送信
するステップ ・送信された位置情報31に基づきURL(住所UR
L)を設定するステップ ここで、 ここで、「位置情報31を送信できる携帯端
末1」とは、その位置の特定方法は問わず、何らかの形
で携帯端末1の位置を特定でき、そして、その位置情報
31を送信できるものをいう。この携帯端末1の具体例
としては、GPSを用いたカーナビゲーションシステム
やGIS、複数無線セルから構成されるセルラーシステ
ムによりその位置情報31を送信できる携帯電話などが
該当する。また、この携帯端末1は、それ自身が位置情
報31を特定できなくても、近くにある通信基地がその
位置情報31を送信できるものであってもよい。例え
は、「ブルートゥース」と呼ばれる無線システムを利用
するものが考えられる。このシステムを利用する場合、
携帯端末1は最も近くの通信基地を経由してコンピュー
タ2にアクセスする。その際、この携帯端末1からは位
置情報31は送られない。しかし、コンピュータは、ど
の通信基地からアクセスしてきたのかを認識することで
携帯端末1の位置情報31を把握できるものである。
【0024】送信する「位置情報31」としては、緯度
・経度からなる情報(高さを含むことも可)であっても
よいし、行政区画に対応する丁名と番地、または、イベ
ント会場におけるブース名などといった位置情報であっ
てもよい。また、これら平面的な情報のほかに、高さや
ビルの階数(3FやB1)といった情報を含むものであ
ってもよい。また、この解決手段は、位置情報31を送
信できる携帯端末1と、インターネット7に接続された
コンピュータ2によって構成されるシステムに利用され
るURLの設定方法であって、以下のステップを含むこ
とを特徴とするものである。 ・HPを開設する位置で携帯端末1から位置情報31を
コンピュータ2に送信するステップ ・他のHPを開設する位置に移動し、その位置から新し
い位置情報31をコンピュータ2に送信するステップ ・受信した位置情報31に基づき、URL(住所UR
L)を設定するステップ
【0025】★B モバイルロケーション この発明は、課題2aを解決するために、位置情報31
を送信できる携帯端末1と、位置情報31に対応したH
P情報32を記憶したデータベース3を有し、かつ、イ
ンターネット7に接続されたコンピュータ2によって構
成されるシステムに利用される方法であって、以下のス
テップを含むものとする。 ・携帯端末1が位置情報31を送信するステップ(S1
0) ・その位置情報31に対応したHP情報32を読み出す
ステップ(S20) ・その位置情報31に対応するHP情報32を前記携帯
端末1に送信するステップ(S24) ここで、「位置情報31を送信できる携帯端末1」とは
前記説明と同様である。
【0026】また、返信する「HP情報32」として
は、各主催者のHPの内容であってもよいし、そのHP
のURL(住所URLを含む)であってもよい。 ま
た、この発明を実行するために、データベース3は、
「位置情報31に対応したHP情報32」を記憶した記
憶媒体とする。また、このコンピュータ2は、位置情報
31を入力すると、この位置に対応するHP情報32を
読み出すものである。そして、その動作を行うために、
コンピュータ2は、前記位置情報31を入力すると、こ
の位置情報31に対応するHP情報32を読み出す処理
をコンピュータ2に行わせるためのプログラムを記録し
た記録媒体を有するものである。
【0027】また、この発明は、課題2aを解決するた
めに、位置情報31を送信できる携帯端末1と、インタ
ーネット7に接続されたコンピュータ2によって構成さ
れるシステムに利用される方法であって、以下のステッ
プを含むことを特徴とするものである。 ・位置情報31を携帯端末1からコンピュータ2に送信
するステップ(S10) ・送信された位置情報31に基づき「住所URL」を求
めるステップ(S26) ・この「住所URL」のHP情報32を携帯端末1に送
信するステップ(S27) そして、この位置情報31に対応してHP情報32を送
信することを「モバイルロケーション」といい、この方
法を実行する構成を「モバイルロケーションシステム」
とする。更に、この方法は、携帯端末1がこの送られて
きたHP情報32を記憶するステップ(S12)を有し
ていることが望ましい。
【0028】そして、送られてきたHP情報32に基づ
き、そのHPで紹介されている商品を購入できるステッ
プ、及び、その購入する商品の代金を電子決済できるス
テップを含むものが望ましい。ここで、「電子決済」と
は、お店に直接代金を支払うのではなく、インターネッ
ト7や専用回線などの様々なネットワークを活用して、
顧客の口座から商品代金を引き落とす決済方法をいう。
【0029】また、この発明は、課題2aを解決するた
めに、上記各ステップを実行するための手段を有するシ
ステムでもある。
【0030】また、この発明は、課題2bを解決するた
めに、位置情報31を送信できる利用者の携帯端末1
と、インターネット7に接続されたコンピュータ2によ
って構成されるシステムであって、以下の手段を含むこ
とを特徴とするものである。 ・携帯端末1から位置情報31を送信する手段 ・携帯端末1を特定する情報(携帯端末情報34)と、
前記位置情報31を記憶する手段 ・位置情報31に対応するHP情報32を記憶する手段 ・利用者からのアクセスに対し、その利用者の前記HP
情報32を送信する手段そして、このシステムを「サイ
バーパンフレットシステム」とする。
【0031】このシステムの実施は、繰り返して位置情
報31を記憶する手段や繰り返して位置情報31に対応
するHP情報32を記憶する手段を含むものが望まし
い。また、記憶した複数のURLを利用者側の携帯端末
1や大型端末8に一覧表示させる手段を含むものであっ
てもよい。更に、そのURLを画面上でクリックすると
そのHPにアクセスできるようにリンクをはったものが
望ましい。
【0032】そして、この一覧表示されたURLは、位
置情報31を送信した時間順に表示することものであっ
てもよい。また、送信してきた位置情報31を送信先の
位置に基づいてグループ化し、そのグループ毎に表示す
るものであってもよい。また、URLをカテゴリー別に
分類し、カテゴリー別に表示するものであってもよい。
更に、このサイバーパンフレットシステムにおいては、
URLに前記「住所URL」を用いるものであってもよ
い。
【0033】そして、送られてきたHP情報32に基づ
き、そのHPで紹介されている商品を購入できる手段、
及び、その購入する商品の代金を電子決済できる手段を
含むものが望ましい。
【0034】★C 1to1ショッピングシステム この発明は、課題3を解決するために、位置情報31を
送信できる顧客の携帯端末1と、販売業者のコンピュー
タ2によって構成されるシステムであって、以下の手段
を含むことを特徴とする ・顧客の商品購入の意思を販売業者のコンピュータ2に
送信する手段 ・顧客の携帯端末1を特定する情報を販売業者のコンピ
ュータに送信する手段 ・販売業者の店舗近辺の位置情報31を、顧客の携帯端
末31から販売業者のコンピュータ2に送信する手段 ・携帯端末1の特定と前記位置情報31を確認後、顧客
にサービス33を提示する手段 そして、このサービス33には商品価格を含むことが望
ましい。また、このシステムでは、これまでの顧客の利
用度を考慮したサービス33を提示する手段を含むこと
が望ましい。更に、顧客に関連商品の情報を提示する手
段を含むことが望ましい。また、このシステムは、イン
ターネット7を介してサービス33を提供することが望
ましい。また、上記サービス33を提供した後に、商品
購入を依頼する手段、及び、その商品の代金を電子決済
できる手段を含むことが望ましい。そして、上記ステッ
プを実効するシステムを1to1ショッピングシステム
とする。
【0035】そして、このシステムは、以下のステップ
により実行される。 ・顧客の商品購入の意思と顧客の携帯端末1を特定する
情報を販売業者のコンピュータ2に送信するステップ
(SC11) ・販売業者の店舗近辺の位置情報31を、顧客の携帯端
末1から販売業者のコンピュータ2に送信するステップ
(SC12) ・携帯端末1の特定と前記位置情報31を確認後、顧客
にサービス33を提示するステップ(SC13) また、このシステムは、以下のステップによっても実行
される。 ・販売業者の店舗近辺の位置情報31を、顧客の携帯端
末1から販売業者のコンピュータ2に送信するステップ
(SC21) ・顧客の商品購入の意思と顧客の携帯端末1を特定する
情報を販売業者のコンピュータ2に送信するステップ
(SC22) ・携帯端末1の特定と前記位置情報31を確認後、顧客
にサービス33を提示するステップ(SC23) そして、サービス33を提示された顧客はその内容から
商品を購入するか否かを決定する(SC14、SC2
4)。商品を購入する場合、その商品代金の支払いは電
子決済とするのが望ましい(SC15、SC25)。
【0036】
【発明の実施の態様、及び、発明の効果】(実施態様A
1、住所URL)この発明は、インターネットを通じて情
報を発信するHPのURLを主催者の住所に基づいて設
定するものである。そして、そのURLの設定を実現す
るために、インターネットのHPを通じて情報を発信す
るコンピュータであって、HPのURLを主催者の住所
に基づいて設定するものである。そこで、その実施態様
を説明する。
【0037】HPのURLを主催者の住所に基づいて設
定する態様とは、例えば「通信プロトコル」の次に「サ
ブドメイン名」がつき、その次に「プロバイダーのドメ
イン名」、「主催者の住所」を示す文字をつけ、URL
としたものをいう。例えば、通信プロトコルが「http」
であって、サブドメイン名が「www」プロバイダー名
が「 WEBINTERACTIVE 」、顧客の住所が「大阪市西区北
堀江1−9−A」の場合。そのURLを「http//:www.
WEBINTERACTIVE.co.jp/kitahorie/1/9/A.htm 」とす
る。なお、このドメインネーム以下のディレクトリやフ
ァイルの区切る位置は、プロバイダーの任意であって、
「http//:www. WEBINTERACTIVE.co.jp/kitahorie-1-9/
A.htm 」のようにハイフン(−)、スラッシュ
(/)、チルダ(~)などを組み合わせる態様であって
もよい。ただし、そのハイフン等の使い方は、事前に第
三者(利用者)に明確になっていることが望ましい。こ
こで、「www」といったサブドメイン名をつけるか否
か、また、その文字はプロバイダーの任意であって限定
はない。また、URLの最後にある「 htm 」は、FT
PサーバにおけるファイルがHTML形式で作成された
ことを示すものであり、その言語によって適宜に変更さ
れるものである。
【0038】そして、主催者の住所は、主催者が自ら述
べた住所であればその真偽を確かめる必要はないが、本
当の住所に基づくURLとするには、戸籍謄本や自動車
免許書などによりその住所が確認できた者にのみにUR
Lを認める態様であってもよい。
【0039】さらに、主催者の住所は、「市や区の名
前」と「町の名前」、「丁目」、「番地」、「マンショ
ン名」、「部屋番号」などによって構成されるが、その
全てを含む必要はなく、これらを任意に組み合わせたも
のであってよい。また、住所の概要を伝える点からは、
「市や区の名前」と「町の名前」、「丁目」、を含むも
のが望ましい。
【0040】よって、この実施態様の構成は、インター
ネットのHPを通じて情報を発信するコンピュータであ
って、そのHPのURLを、「通信プロトコル」、「プ
ロバイダーのドメイン名」、「主催者の住所」の順番で
構成するものである。
【0041】そして、この発明により、第三者は、主催
者の住所とそのプロバイダー名を知っていれば、そのU
RLが分かる。よって、そのHPを検索しなくともUR
Lに基づきHPにアクセスすることが可能になる。
【0042】また、これまでタウン情報を各HPの主催
者に送る場合、住所などを調べずにHPにあるメールア
ドレス宛に送る場合があった。これでは、送る側も情報
を受け取る側にも無駄が多かった。しかし、この「住所
URL」では、URLからその主催者の住所がわかる。
これにより、その地域に隣接したタウン情報のみを送る
ことが可能となり、タウン情報を送る側の無駄が省け
る。また、HPの主催者にしても、無駄な情報が減り、
効率的にタウン情報を入手することができるようにな
る。
【0043】更に、現実の住所ではなくとも、将来住ん
でみたい住所に基づくURLを取得することで、その住
所の周りのタウン情報を効率的に集めることも可能にな
る。また、国会議事堂や東京ドームといった、現実には
ありえない住所とすることで、主催者の虚栄心を満足す
ることもできる。
【0044】(実施態様A2、郵便番号利用)また、H
PのURLを主催者の住所に基づいて設定する態様とし
ては、郵便番号を利用するものであってもよい。その内
容は、例えば「通信プロトコル」の次に「プロバイダー
のドメイン名」がつき、その次に「主催者の住所の郵便
番号」をつけて、URLとしたものである。例えば、通
信プロトコルが「http」であって、プロバイダー名が
「 WEBINTERACTIVE 」、顧客の住所の郵便番号が「550-
0014」、場合、そのURLを「http//:www. WEBINTERAC
TIVE.co.jp/550-0014.htm」とするものである。この実
施態様では、TV局のように固有の郵便番号をもってい
る主催者などにとって、URLから自社の郵便番号を知
らせることができる。また、第三者は、このURLから
郵便番号を知ることができ、その郵便番号に基づき、は
がき等を郵送することができる。また、主催者の郵便番
号のあとに「主催者の住所」を示す文字をつけURLと
したものであってもよい。例えば、「http//:www. WEBI
NTERACTIVE.co.jp/550-0014/1-9/A.htm」とする態様で
ある。
【0045】更に、ドメインネーム以降の数字が郵便番
号を示すものであることを明確にするためには、郵便番
号である旨を示す文字や数字や記号をURLに含ませる
態様が望ましい。例えば、「http//www. WEBINTERACTIV
E.co.jp/〒550-0014.htm」である。
【0046】よって、この実施態様の構成は、インター
ネットのHPを通じて情報を発信するシステムであっ
て、そのシステムにおけるHPのURLを、「通信プロ
トコル」、「プロバイダーのドメイン名」、「主催者の
住所の郵便番号」の順番で構成するものである。更に、
「主催者の住所」や「郵便番号を示す文字や数字や記
号」を含む態様が望ましい。
【0047】(実施態様A3、イベント会場)また、H
PのURLを主催者の住所に基づいて設定する態様とし
て、イベント会場等については、その会場名とブース名
を利用するものであってもよい。その内容は、例えば
「通信プロトコル」の次に「プロバイダーのドメイン
名」がつき、その次に「イベント会場名」と「ブース
名」と「ブース内のコーナー名」をつけて、URLとし
たものである。また、「ブース内のコーナー名」の他、
施設の場所名称や施設の区割りの名称などを含むもので
あってもよい。ここで、「ブース名」とは、イベント会
場をいくつかの領域に区切った1区画の名前をいい、そ
の名前と位置はイベントごとに変更されるものである。
そして、通常のイベントでは、商品の展示を行う企業ご
とにブース名がつけられるものである。例えば、通信プ
ロトコルが「http」であって、プロバイダー名が「 WEB
INTERACTIVE 」、イベント会場名が「Makuhari(幕
張)」、ブース名が「A−41」の場合、そのURLを
「http//:www. WEBINTERACTIVE.co.jp/ Makuhari /A-4
1.htm」とするものである。また、ブースの企業名を含
むURLであってもよい。
【0048】このURLによって、その会場にいる第三
者は、ブース名を見ることで関連するHPのURLを認
識でき、このURLを用いてHPに直接アクセスするこ
とができるようになる。
【0049】よって、この実施態様の構成は、インター
ネットのHPを通じて情報を発信するシステムであっ
て、そのシステムにおけるHPのURLを、「通信プロ
トコル」、「プロバイダーのドメイン名」、「イベント
会場名」と「ブース名」の順番で構成するものである。
更に、「主催者の住所」や「企業名」、「郵便番号を示
す文字や数字や記号」等を含む態様であってもよい。
【0050】(実施態様A4、緯度・経度)また、HP
のURLを主催者の住所に基づいて設定する態様として
は、主催者が希望する位置の緯度と経度を利用するもの
であってもよい。その内容は、例えば「通信プロトコ
ル」の次に「プロバイダーのドメイン名」がつき、その
次に「主催者の店舗の緯度と経度」をつけて、URLと
したものである。例えば、通信プロトコルが「http」で
あって、プロバイダー名が「 WEBINTERACTIVE.」、主
催者の店舗が北緯130度、東経30度にある場合は、
そのURLを「http//:www. WEBINTERACTIVE.co.jp/n130/e
30.htm」とする態様である。そして、この緯度・経度か
らなるURLにおいても高さを含めて実施することは可能
である。
【0051】この緯度・経度を用いた実施態様では、数
メートルごと若しくは数センチごとに区分けしたURLを
設定することが可能になる。また、緯度と経度がわかれ
ば、行政上の住所名を知らなくてもそのURLからお店の
位置を把握することが可能になる。
【0052】(実施態様A5、ドメイン名)また、HPの
主催者が自らドメイン名をもつ場合、ドメイン名をその
住所とする態様でも実施が可能である。例えば、主催者
の住所が「北堀江1丁目9番地A」のとき、そのURLを
「http//:www. Kitahorie-1-9-A.co.jp」とする態様で
ある。この態様では、プロバイダー名を知らなくても、
その住所からURLを特定できる利点があり、よりそのHP
にアクセスしやすくなる。
【0053】なお、これまで説明してきた様々な実施態
様(A1〜A5)におけるURLには、漢字を用いても良
い。そして、住所を示す部分を漢字で表記すると、その
住所が認識しやすいといった利点がある。そのURLの
態様としては、「http//:www. WEBINTERACTIVE.co.jp/
北堀江/1−9−A.htm」である。
【0054】(実施態様A6:カテゴリー)また、これ
まで説明してきた様々な実施態様(A1〜A5)における
URLには、HPのカテゴリーを示す文字や記号を含ませ
るものであっても良い。ここで、HPのカテゴリーと
は、そのHPに記載されている内容によって種類分けを
行ったものをいう。そのカテゴリーとしては、飲食店の
HP、販売店のHP、駐車場のHP等があげられる。そ
して、カテゴリーを示す文字や記号としては、飲食店の
カテゴリーに「R」、駐車場のカテゴリーに「P」の文
字を含ませるもの等である。また、洋服屋のカテゴリー
には洋服の形をした記号を含ませるものであってもよ
い。
【0055】そこで、例えば、住所が「北堀江1丁目9
番地A」、HPのカテゴリーが飲食店(その記号は
「R」)とのき、この実施態様におけるURLは、「ht
tp//:www.(ドメイン名)/ Kitahorie/ 1 / 9-A/R.ht
m」とするものである。
【0056】ここで、この「住所URL」に含ませる、
カテゴリーを示す文字等の位置に制限はなく、ドメイン
名の前や、住所の前、中、後であってもよい。そのなか
で、HPのカテゴリーを認識させやすくするには、UR
Lの後方にカテゴリーを示す文字等を付するのが望まし
い。
【0057】よって、この実施態様の発明は、インター
ネットを通じて情報を発信するHPのURLを「主催者
の住所」と「HPのカテゴリーを示す文字」に基づいて
設定することであり、それを実現するための構成は、イ
ンターネットのHPを通じて情報を発信するコンピュー
タであって、HPのURLを「主催者の住所」と「HP
のカテゴリーを示す文字」に基づいて設定するものであ
る。
【0058】そして、この実施態様により、大衆はUR
Lから店舗の住所や位置のみならずHPのカテゴリー、
すなわちそのHPにはどのような情報が記載されている
のかを認識することが可能になる。
【0059】(実施態様A7、URL設定方法)次に、
主催者の住所の選択方法について説明する。主催者の住
所は用紙に書き込んでもらっても、口頭で述べる方法で
もよいが、画面に現した地図に基づき選択する方法であ
ってもよい。
【0060】その選択方法は、依頼者の住所の周りを適
宜に限定した後に、その周辺の地図を画面に表示する。
そして、その地図における依頼者の住所の部分をクリッ
クすることにより、そのクリックされた住所をもってU
RLを設定するものである。
【0061】この地図を表示した住所の選択方法は、イ
ンターネットなどのネットワークを介して実施すること
ができる。通常ネットワークを利用して、プロバイダー
にHPの依頼を申し込む場合、主催者の住所や希望する
URLなどを打ち込む必要がある。しかし、この方法で
は、画面に現れた地図をクリックするだけでよく、申し
込み手続きが容易になるここで、既に選択されており、
選択できない住所の位置と選択できる住所の位置とは、
異なる態様で表示するするのが望ましい。これにより、
選択できない部分が明確となり、URLを申し込んだに
もかかわらず、そのURLは既に他人が使用していたた
め、再度選択し直しといった事態を回避できる。異なる
表示態様としては、色彩を変更するものや、その輪郭線
の太さを変更するもの、また、選択可能な住所について
は、点滅させる態様などである。また、主催者の住所が
既に登録されている場合しては、マンションなどのよう
に同一領域に複数人の移住者がいる場合や、東京タワー
といった人気のある住所に希望者が集まる場合を言う。
【0062】なお、この地図としては、平面的な地図で
実施が可能であるが、高さを含む3次元の地図であって
もよい。そして、3次元の地図とすることで同じ住所を
有する主催者に対しても、その部屋番号などで差別化を
図り、URLを設定することができるようになる。
【0063】よって、この実施態様の構成は、主催者の
端末とプロバイダーのコンピュータとがインターネット
を介して繋がっており、かつ、インターネットのHPを
通じて情報を発信し、そのHPのURLを主催者の住所
に基づいて設定するシステムであって、以下の手段を含
むことを特徴とする。 ・主催者の住所の周辺地図を画面に表示する手段 ・その地図における主催者の住所の部分をクリックする
手段 ・そのクリックされた住所をもってURLを設定する手
段である。そして、この実施態様は、既に選択された住
所の部分と選択可能な住所の部分とは異なる態様で表示
する手段を有することが望ましい。
【0064】(実施態様A8:URL設定方法2)この
実施態様A8を図1を用いて説明する。この発明は、位
置情報31を送信できる携帯端末1と、インターネット
7に接続されたコンピュータ2によって構成される。そ
こで、この実施態様A8の実施の流れを説明する。
【0065】イベント会場において、各企業のブース毎
にコーナーを設け、このコーナー毎の位置情報31ごと
にHPを立ち上げる場合、HPの主催者は携帯端末1を持っ
て各ブース又はコーナーに移動する。そして、希望の位
置で携帯端末1から位置情報31をコンピュータ2へ送
信する。この位置情報31は中継基地6を通じてコンピ
ュータ2へ送られる。そして、この位置情報31を受け
取ったコンピュータ2は、その位置情報31に基づくUR
Lを設定する。この設定されるURLの内容は前記実施
態様A1〜A5で説明した通りである。
【0066】なお、位置情報31と共に、HPのカテゴリ
ーを示す文字等を送ることにより、実施態様A6に示すU
RLを設定することも可能になる。
【0067】そして、HPの主催者は携帯端末1を持った
まま次のブース又はコーナーへ移動し、その新しい位置
から位置情報31を送信する。そして、この位置情報3
1を受け取ったコンピュータ2は、このブース又はコー
ナーのURLを設定する。
【0068】この作業を繰り返すことで、主催者はたく
さんの位置情報31に基づくURLを設定できるものであ
る。
【0069】ここで、URLの設定は、位置情報31が
送られてくるごとに設定してもよいし、また、位置情報
31が送られるとこれを記憶しておき、複数の位置情報
31を記憶してから、それらの位置情報31対して各々
のURLを設定してもよい。
【0070】この発明の実施により、HPの主催者は「住
所URL」を設定するときであっても、HPの位置情報31
を調べる必要はなく、そのHPを立ち上げる場所から位置
情報31を送信することで、機械的に「住所URL」を設
定することができる。また、位置情報31を入力する手
間が省ける。よって、「住所URL」を設定する作業が効
率的になる。また、携帯端末1から送られる位置情報3
1に基づいて機械的に「住所URL」が設定されるため、
誤った位置情報31に基づく「住所URL」を設定するこ
ともなくなる。
【0071】★B モバイルロケーション (実施態様B1)モバイルロケーションの実施態様B1
を図2、図3を用いて説明する。ここで、図2は実施態
様B1の概略を示すものである。図2に示すように、こ
の発明は携帯端末1と、この携帯端末1から位置情報3
1を受けHP情報32を送り返すコンピュータ2と、位
置情報31とこの位置情報31に対応するHP情報32
を記憶するデータベース3とによって構成される。次
に、図3は、この実施態様B1のフローチャートであ
る。
【0072】この発明は、携帯端末1を持った利用者
が、今いる位置に関する情報を得たいときに利用するも
のである。例えば、街中で気に入った店舗に入った利用
者が、その店舗のHPを見たいときや、百貨店の中の気
に入った売り場にいる利用者がその売り場のHPを見た
いとき、または、イベント会場において今いるブースの
企業のHPや商品のHPを見たいときなどである。ここ
で、情報を探すときにHPを探すのは、HPであれば常
に書きこみや更新がされており、最新の情報を得られる
からである。
【0073】そこで、この発明の流れを図3に基づいて
説明する。利用者は、情報を得たい位置から位置情報3
1をコンピュータ2へ送信する(S10)。ここで、位
置情報31は、コンピュータ2へ送信できれば良く、そ
の経路に限定はない。しかし、一般には、図2に示す様
に、位置情報31は携帯端末1から中継基地6に送信さ
れ、この中継基地6からコンピュータ2までは、インタ
ーネット7を通じて送信される。なお、この中継基地6
の役割は前記実施態様A7でも同様である。また、この
中継基地6自身が、コンピュータを有しプロバイダーと
してのサービスを行う場合、位置情報31はインターネ
ット7を介してコンピュータ2に送信される必要はな
く、携帯端末1から直接送信されることとなる。
【0074】次に、この位置情報31の求め方を説明す
る。携帯端末1は、その位置情報31を特定できればよ
く、前記GPSなどが利用される。そして、携帯端末1が
携帯電話であるときは、携帯端末1が周囲のアンテナ5
との位置関係からその位置情報31を把握し、この情報
を電話会社である中継基地6に送信される。そして、こ
の中継基地6から、位置情報31がコンピュータ2へ送
られる。なお、この中継基地6からコンピュータ2まで
は、専用線などを用いる態様であっても、実施は可能で
ある。
【0075】次に、位置情報31を受け取ったコンピュ
ータ2は、データベース3からこの位置情報31に対応
するHP情報32を読み出す(S20)。ここで、「位
置情報31に対応したHP情報32」とは、次のもの等
を意味する。 ・位置情報31が、住所やイベント会場のブース、コー
ナー名からなるものであるときは、その住所に存在する
店舗やブース、そのコーナーのHP情報32などであ
る。 ・位置情報31が、緯度・経度からなるものであるとき
は、その位置に存在する店舗のHP情報32、又は、そ
の位置に存在するイベント会場のブースやコーナーのH
P情報32などである。 ・利用者が、道路の上から位置情報31を送信した場合
など、その位置に現実の店舗等が存在しない場合は、そ
の位置に最も近い位置にあるHP情報32であってもよ
い。 ・同様に、その位置に現実の店舗等が存在しない場合、
店舗の種類に優先順位をつけておき、優先順位の高いH
P情報32であってもよい。
【0076】ここで、データベース3は、位置情報31
に対応したHP情報32を記憶していなければならな
い。しかし、HPの内容まで記録しておく必要ななく、
少なくとも位置情報31に対応したURLを記憶してお
けばよい。
【0077】データベース3がHPの内容を記憶してい
るとき、位置情報31に対して直ちにHPの内容を読み
出すことができる(S21)。よって、この態様では、
携帯端末1にHPの内容を迅速に送信できる利点があ
る。
【0078】一方、データベース3がURLを記憶して
いるとき、コンピュータ2は、位置情報31に対するU
RLを読み出す(S22)。そして、このURLをHP
情報32としてもよい。一方、このURLを手がかりに
インターネット7を介してこのURLのHPにアクセス
し、そのHPの内容を得る態様であってもよい(S2
3)。
【0079】URLをHP情報32とする場合(S2
2)、携帯端末1からの要求に対して迅速に返信でき、
また、通信データ量が少なくてよい利点がある。また、
URLからHPにアクセスしてHPの内容を得る場合
(S23)、この態様においてデータベース3は、位置
情報31に対応したURLのみを記憶しておけばよいた
め、記憶すべきデータ量が少なくてよいという利点があ
る。
【0080】さらに、データベース3は、HPの内容と
URLとをそれぞれ記憶していてもよい。この場合、位
置情報31に対応するHPの内容を記憶している場合に
は、直ちにその内容を送信する。一方、HPの内容を記
憶していない場合にはURLをそのまま返信するか、若
しくは、URLからHPの内容を読み出し、その内容を
送信するものである。
【0081】以上のことから、この発明におけるデータ
ベース3は、位置情報31に対応したHP情報32を記
憶した記憶媒体を有するものである。ここで、「記憶媒
体」とは、情報を蓄える媒体をいい、磁気ディスクのほ
か光ディスクなどが含まれる。具体的には、フレキシブ
ルディスク、CD−R、CD−RW、ハードディスク、
メモリーカード、DVD、MD、MO等を含む概念であ
る。
【0082】そして、「位置情報31に対応したHP情
報32」とは、位置情報31が決まることにより、その
内容も決定されるHP情報32を意味する。
【0083】そして、これまで説明したように、このコ
ンピュータ2は、前記位置情報31を入力すると、この
位置情報31に対応するHP情報32を読み出す処理を
行うコンピュータ2である。このコンピュータ2は物理
的に一体である必要はなく、位置情報31の入力部と、
その位置情報31の制御部、HP情報32を読み出す部
などはそれぞれ離れていてもよい。
【0084】そして、コンピュータ2はこのHP情報3
2を携帯端末1に送信し(S24)、携帯端末1は受信
する(S11)。ここで、送られたHP情報32がHP
の内容である場合、利用者は直ちに今いる位置の情報を
得ることができる。一方、送られたHP情報32がUR
Lの場合、この携帯端末32はそのURLを手がかりに
インターネット7を介して、そのHPにアクセスし情報
を得ることができる。
【0085】これにより、利用者は今居る位置の店舗の
HPを、検索やURLを自ら打ち込むことなく見ること
ができ、最新の情報を取得できるものである。
【0086】なお、コンピュータ2から携帯端末1に送
信するHP情報32は、一つに限られることはなく、位
置情報31の近辺にある複数のHP情報32を送信しても
良い。
【0087】そして、利用者は、送られてきたHP情報
32に基づき、そのHPの内容を得ることができる。こ
こで、そのHPが商品を紹介している場合、コンピュー
タ2に商品購入の意思を送信し、その商品を購入できる
態様が望ましい。これにより、利用者は情報収集のみな
らず、商品まで入手することができる。そして、その購
入する商品の代金の決済方法に特に制限はない。しか
し、簡単な手続きで商品購入手続きを済ませる観点か
ら、商品の代金の決済は電子決済できることが望まし
い。
【0088】(実施態様B2)次に、実施態様Aに記載
した「住所URL」を利用した実施態様B2を説明す
る。図4は、この実施態様B2のフローチャートであ
る。この実施態様B2は、実施態様Aに記載した「住所
URL」が普及している場合、もしくは、データベース
3が「住所URL」を記憶している場合などに実施が可
能である。
【0089】まず、利用者は位置情報31を携帯端末1
からコンピュータ2に送信する(S10)。位置情報3
1受け取った、コンピュータ2は、「住所URL」を設
定する規則に基づいて、その位置に存在する「住所UR
L」を求める(S26)。例えば、この位置情報31が
「大阪市西区北堀江1−9−A」であって、そのプロバ
イダー名が明らかであれば、その位置に存在するHPの
URLは「http//:www.(プロバイダー名) /kitahorie
/1/9/A.htm 」とするものである。
【0090】そして、コンピュータ2は、このURLを
そのままHP情報32としてもよいし(S27)、実施
態様B1と同様に、インターネット7を介してHPの内
容を得て、HPの内容をHP情報32としてもよい(S
28)。そして、コンピュータ2はこのHP情報32を
携帯端末1へ送信し(S29)、携帯端末1はHP情報
32を受信する(S11)。
【0091】この実施態様では、コンピュータ2は位置
情報31から直接URLを求めることができる。よっ
て、データベース3において位置情報31に対応したH
P情報32を記憶する必要がなく、データベース3の負
担を低減できる利点がある。
【0092】なお、「実施態様Aに記載したURL」と
は、実施態様A1〜A6に記載した「住所URL」のほ
か、実施態様A7、A8で説明したURL設定方法によ
って、設定されたURLをも含むものである。
【0093】そして、実施態様B1、B2よりHP情報
32を受信した携帯端末1はこのHP情報32を記憶す
るステップ(S12)を有することが望ましい。これに
より、利用者は次のようにこのモバイルロケーションを
利用することができる。イベント会場にて、ある商品の
コーナーから位置情報31を送信し、このコーナーに関
するHP情報32を得る。そして、このHP情報32を
携帯端末1に記憶させ、別のコーナーに移動する。そし
て、別のコーナーにおける商品と、この記憶させたHP
情報32とを比較することである。ここで、この記憶す
るHP情報32としてはHPの内容であることが望まし
いが、URLである場合は、必要なときにそのURLか
らHPにアクセスしてHPの内容を取得すればよい。
【0094】このように、携帯端末1は、送られてきた
HP情報32を携帯端末1に記憶させることにより、商
品の比較・検討を手軽に行えるようになる。また、イベ
ント会場にて、訪れたコーナー毎にパンフレットを持ち
かえらなくても、他のコーナーで商品の比較をすること
ができる。
【0095】なお、この実施態様B2においても、HP
で紹介された商品を購入できる態様が望ましく、その商
品の代金も電子決済できることが望ましい。
【0096】以上の説明により、この実施態様B1のシ
ステムの構成は、位置情報31を送信できる携帯端末1
と、位置情報31に対応したHP情報32を記憶したデ
ータベース3を有し、かつ、インターネット7に接続さ
れたコンピュータ2によって構成されるシステムであっ
て、以下の手段を含むことを特徴とする。 ・携帯端末1が位置情報31を送信する手段 ・その位置情報31に対応したHP情報32を読み出す
手段 ・位置情報31に対応するHP情報32を前記携帯端末
1に送信する手段 そして、携帯端末1は、この送られてきたHP情報32
を記憶する手段を有していることが望ましい。
【0097】また、この実施態様B2のシステムの構成
は、位置情報31を送信できる携帯端末1と、インター
ネット7に接続されたコンピュータ2によって構成され
るシステムであって、以下の手段を含むことを特徴とす
るものである。 ・位置情報31を携帯端末1からコンピュータ2に送信
する手段 ・送信された位置情報31に基づき「住所URL」を求
める手段 ・この「住所URL」のHP情報32を携帯端末1に送
信する手段 そして、携帯端末1は、この送られてきたHP情報32
を記憶する手段を有していることが望ましい。
【0098】(実施態様B3:サイバーパンフレット)
次に、サイバーパンフレットの実施態様B3を説明す
る。このサイバーパンフレットとは、前記モバイルロケ
ーションを利用して、HPの内容を従来のパンフレット
として活用するものである。そこで、この実施態様B3
の概要を図5に示す。このサイバーパンフレットは、位
置情報31を送信できる利用者の携帯端末1と、インタ
ーネット7に接続されたコンピュータ2によって構成さ
れるシステムである。そして、「位置情報31を送信で
きる携帯端末1」「コンピュータ2」の意味は、これま
で説明した通りである。そして、この実施態様B3で
は、HPの内容を見る端末として大型端末8を用いる。
この大型端末8としては、HPの内容を見るのに適した
大きな表示画面を有するものであればよく、デスクトッ
プ型のパソコン等が該当する。そして、携帯端末1や大
型端末8のように、利用者が用いる端末を「利用者側の
端末」とする。
【0099】次に、このサイバーパンフレットの実施態
様をイベント会場を例に説明する。その実施の手順を図
6にフローチャートとしてに示す。
【0100】イベント会場において、気に入ったコーナ
ー(ブース)が見つかると利用者は、位置情報31と携
帯端末1を特定する情報(携帯端末情報34)をコンピ
ュータ2に送信する(SB10)。ここで、携帯端末情
報34は、利用者が入力し、送信した情報であってもよ
いし、携帯端末1からの送信に対して自動的に付随する
情報であってもよい。
【0101】次に、コンピュータ2は、この送られてき
た位置情報31と携帯端末情報34を記憶する(SB1
1)。そして、コンピュータ2は送られてきた位置情報
31に対応するHP情報32を求める(SB12)。こ
こで、位置情報31に対応するHP情報32を求めるス
テップは、前記実施態様B1におけるステップS20と
同様である。また、位置情報31が「住所URL」であ
ればこのHP情報32を求めるステップは実施態様B2
におけるステップS26と同様である。そして、コンピ
ュータ2はこの「位置情報31に対応するHP情報3
2」を記憶する(SB13)。ここで、このHP情報3
2は、URLであってもよいし、HPの内容であっても
よい。このように、携帯端末1から位置情報31が送ら
れるとコンピュータ2が各種の情報を記憶する態様でこ
のサイバーパンフレットは実施が可能である。
【0102】そして、利用者は、気に入ったコーナーを
見つけるたびに位置情報31と携帯端末情報34をコン
ピュータ2に送り(SB10’)、コンピュータ2は送
られてきた位置情報31と携帯端末情報34を記憶する
(SB11’)。コンピュータ2はその位置情報31に
対応するHP情報を求め(SB12’)、その情報を記
憶していく(SB13’)。これを繰り返すことでコン
ピュータ2は、利用者が移動した各コーナーのHP情報
32を逐次記憶する。
【0103】そして、イベント会場の見学が終わった利
用者は、自宅に戻り、大型端末8からコンピュータ2へ
アクセスし、利用者は自分の携帯端末情報34とこれま
での位置情報31に対応したHP情報32を送る命令を
コンピュータ2へ送信する(SB21)。コンピュータ
2は、携帯端末情報34から利用者を認識し、その利用
者からの位置情報31に対応したHP情報32を大型端
末8に送信する(SB22)。そして、利用者は、HP
情報32を受信する(SB23)。すなわち、この態様
は、コンピュータ2に記憶されたHP情報32を、位置情
報31を送信した携帯端末1とは異なる利用者側の端末
(大型端末8)に送信するものである。
【0104】このように、イベント会場を訪れた利用者
は、欲しい情報があるときに、携帯端末1から位置情報
31を送信すればよく、イベント会場においてHP情報
32を受信する必要はない。これにより、通信の負担を
最小限にすることができ、携帯端末1の電源の消費を抑
え、イベント会場において電源が切れてしまうといった
事態を回避することができる。また、一般に携帯端末1
は記憶容量が小さいので、前記モバイルロケーションの
ように、欲しい情報をその都度受信していては記憶容量
が足りなくなってしまう。そこで、この発明の実施によ
り、記憶容量の少ない携帯端末1であっても、多くの情
報を収集することが可能になる。
【0105】ここで、コンピュータ2から送信されるH
P情報32は一つだけであっても良いし、また、複数で
あってもよい。しかし、簡単に大量の情報を入手できる
という点を考慮すると複数のHP情報32であることが
望ましい。したがって、実施の態様としては(SB1
0)〜(SB13)は繰り返して行う態様が望ましい
(SB10’)〜(SB13’)。
【0106】また、HP情報32の送信先も、大型端末
8に限られることはなく、利用者の要求等を考慮して決
められる。よって、携帯端末1に送信する態様であって
もよい。ここで、大型端末8に送信すると、大きな表示
画面によりHP情報32の内容が見やすい利点がある。
一方、携帯端末1に送信する場合は、自宅に戻らなくて
も例えばイベント会場の見学後、すぐに、HP情報32
を見ることができる利点がある。
【0107】そして、複数のHP情報32を利用者に送
信する場合、HPの内容でもURLでもよい。しかし、
複数のHPの内容ではその情報量が多く、通信の時間お
よび費用が大きくなってしまう。よって、複数のHP情
報32を送信する場合は、URLを送信する態様が望ま
しく、コンピュータ2は複数のURLを一覧表示させる
ように送るのが望ましい。これにより、利用者は短い通
信時間でURLのリストを受信することができ、このリ
ストからHPを選択し、そのHPにアクセスすることで
必要な情報のみを入手することができる。そして、この
ようにURLのリストを用いることで通信時間を短縮
し、無駄な通信費を削除することができる。
【0108】ここで、「URLを一覧表示する」態様
は、URLをそのまま表示する態様のほか、そのURL
からアクセスできるHPのタイトルを一覧表示する態様
も含むものとする。一般に、URLをそのまま表示して
もそのHPの内容を理解することは困難である。よっ
て、このURLを表示する態様としては、すくなくとも
HPタイトルを含む表示をするのが望ましい。また、表
示画面におけるHPタイトルの読みやすさを考慮する
と、URLの文字などは表示せず、HPタイトルのみを
表示する態様が適している。また、HPタイトルとUR
Lとを共に表示するものであってもよい。更に、URL
をそのまま表示するもののとHPタイトルを表示するも
のと混ぜて表示する態様であってもよい。
【0109】次に、このURLの一覧表示からそのHP
にアクセスする場合、URLを打ち込むのでは手続きが
面倒である。そこで、一覧表示されたURLのうち、希
望するURL(HPタイトルが表示されているときはそ
のHPタイトル)を画面上でクリックするとHPにアク
セスできるようにリンクをはったものが望ましい。これ
により、利用者は選択したURLのHPの内容を簡単に
入手できるようになる。
【0110】ここで、利用者側に送信されたURLの一
覧(前記、HPタイトルも含む)は、その表示方法に特
に制限はなく、利用者の希望やプロバイダー側の希望に
合わせて適宜に決定することができる。しかし、次の様
に表示することも可能である。 ・URLを携帯端末1が位置情報31を送信した時間順
に表示する。この態様では、利用者がどのような順序で
位置情報31を送信したかを時系列で思い出せる利点が
ある。そして、「時間順」とは、送信時間が古いものか
ら並べる態様や、新しいものから並べる態様であっても
よい。 ・位置情報31ごとにグループ化し、そのグループ毎に
表示する。イベント会場においては、通常何らかの関連
ある企業や商品が集まって展示を行う。よって、この態
様ではこの関連ある企業等の情報を整理して集められる
利点がある。 また、位置情報31のグループ化の方法
によっては、**通り沿いのお店の情報や、**地区の
情報なども整理して集められる利点がある。 ・URLのカテゴリー別に表示する。
【0111】前記実施態様Aで説明したようなURLに
HPのカテゴリーを示す文字や記号が含まれる場合、こ
のカテゴリー別に表示することも可能である。
【0112】これにより、位置情報31を送った位置の
商品等について、同種類の商品ごとに整理した形で情報
を集められる利点がある。 ・位置情報31を送信する際に、重要度を示す情報も送
信し、重要度の高いものから表示する態様であってもよ
い。
【0113】(実施態様B4)実施態様B3では、コン
ピュータ2がHP情報32を記憶し、イベント会場から
戻った利用者にそのHP情報32を送信した。しかし、
このサイバーパンフレットは、利用者から位置情報32
の送信があると、コンピュータ2が位置情報31を記憶
するだけでなく、前記モバイルロケーションと同様に、
その位置情報31に対応したHP情報32を携帯端末1
に送信し、そのHP情報32を携帯端末1が記憶する態
様であってもよい。すなわち、この態様は、コンピュー
タ2に記憶されたHP情報32を、位置情報31を送信し
た携帯端末1とその他の利用者側の端末(大型端末8)
に送信するものである。
【0114】これにより、利用者はイベント会場におい
て必要な情報を直ちに入手することがでる。そして、自
宅に帰った後、大型端末8を利用してそのHPの内容を
詳細に検討することが可能となる。また、携帯端末1で
HPの内容を確認し、不要と判断したHP情報32につ
いては、すぐに削除命令をコンピュータ2に送ることが
でき、コンピュータ2の記憶する負担を低減することが
できる。また、不要なHP情報32を削除しておくこと
により、より効率的にHP情報32の整理をすることが
可能になる。
【0115】以上説明したように、このサイバーパンフ
レットシステムを用いることで、利用者は自分が移動し
た位置に関連するHPの内容を、単に位置情報31を送
ることにより、入手することができる。また、移動する
たびに位置情報31を送れば、最終的にそのHP情報3
2の一覧が得られるので、情報収集が容易となる。さら
に、これまでイベント会場では、訪れるコーナー毎にパ
ンフレットをもらっていた。そのため、複数のコーナー
を訪れるとパンフレットだけで相当の重さとなり、もっ
て帰る事ができない問題点があった。しかし、このシス
テムでは、位置情報31を送信することで自宅に戻って
から各コーナーの情報を検討することが容易となる。
【0116】なお、訪れるコーナー毎に、利用者自らが
各コーナーの主催者や企業のHPのURLを記憶する手
段や、各企業のHPを検索することでこのシステムと同
様に情報収集は可能である。しかし、限られた時間のな
かで数多くのコーナーを訪れなければならないイベント
会場などにおいては、このように自らがURLを記憶し
ていくこと(手帳や携帯端末1に手入力すること)は時
間と労力の無駄である。また、自宅に帰った後に複数の
企業のHPを検索することとも時間と通信費の無駄であ
る。
【0117】一方、イベント会場に出展している企業な
どにとってみると、これまでパンフレットとして配布し
ていた情報を、位置情報31に対応したHPとしてイン
ターネット7上に掲載すれば、利用者にその情報を提供
できるようになる。すなわち、自社のコーナーに訪れた
利用者は、このシステムを利用して簡単にHPにアクセ
スすることができる。よって、イベント会場においてパ
ンフレットを渡さなくても、HPを通じて商品説明など
の情報を提供することが可能になる。これにより、イベ
ント会場に出展している企業にとっては、パンフレット
の製作費を低減することが可能になる。
【0118】★C 1to1 ショッピングシステム この発明は、位置情報31を送信できる顧客の携帯端末
1と、販売業者のコンピュータ2によって構成されるシ
ステムである。ここで、「位置情報31を送信できる携
帯端末1」とは、これまで説明したものである。そし
て、「顧客」とはこのシステムを利用して商品を購入す
るものをいい、「販売業者」とは、このシステムを用い
て顧客にサービスを提供し、商品の販売等を行うものを
いう。
【0119】そして、この発明の実施態様には、店舗を
訪れる前に商品購入の意思を伝える態様(C1)と、店
舗を訪れたあとに商品購入の意思を伝える態様(C2)
とがある。
【0120】(実施態様C1)そこで、始めに、実施態
様C1を説明する。この実施態様C1流れを図7aに示
す。商品の購入を考えているものは、店舗を訪れる前
に、顧客の商品購入の意思を販売業者のコンピュータ2
に送信する(SC11’)。その送信手段には特に限定
はなく、販売業者のHPを見た顧客がインターネット7
を介したe−mailによって商品購入の意思を伝えて
もよい。このe−mailを用いる手段では、データ登
録が容易といった利点がある。また、雑誌やTV広告、
パンフレットなどを見た顧客が、電話やFAXを用いて
商品購入の意思を伝えてもよい。この場合は、伝えられ
た情報をオペレータがコンピュータに入力する。この
「販売業者のコンピュータ2」とは、必ずしも販売業者
が所有するコンピュータである必要はなく、販売業者か
らの依頼を受けてこのサービスを提供するプロバイダー
のコンピュータ等をも含むものである。
【0121】そして、「顧客の商品購入の意思」を送信
するとき、顧客は商品を特定してもよいし、また、単
に、店舗を訪れる日付を指定するだけであってもよい。
ここで、商品の販売予測また在庫管理の観点からする
と、顧客の商品購入の意思を送信する際には、商品を特
定する態様が望ましい。
【0122】そして、顧客は携帯端末1を特定できる情
報もコンピュータ2に送信する(SC11’’)。この
携帯端末1を特定できる情報(携帯端末情報34)は、
携帯端末1が携帯電話であればその電話番号であっても
よいし、また、メールアドレスを有している場合はその
アドレスであってもよい。また、IPアドレスを有して
いる場合は、IPアドレスそのものであってもよい。
【0123】この実施態様では、顧客が店舗に行く前
に、携帯端末情報34をコンピュータ2に送信させてお
く。これにより、店舗近辺からの位置情報31がコンピ
ュータ2に送られたときに、以前、商品購入を申し込ん
だ顧客が店舗近辺に来ていることを確認できるものであ
り、この顧客は商品購入の強い意思があることの確認も
できるものである。
【0124】以上の顧客の商品購入の意思と携帯端末1
を特定できる情報を販売業者のコンピュータ2に送信す
るステップをSC11とする。ここで、商品購入の意思
の送信ステップ(SC11’)と携帯端末情報の送信ス
テップ(SC11’’)とは、順序は問わず、同時であ
ってもよい。
【0125】そして、商品の購入を考えている顧客は、
販売業者の店舗に移動する。そこで、実際の商品を確か
め、そして、その優遇された価格を知りたいときに、販
売業者の店舗近辺から、顧客の携帯端末1を用いて、そ
の位置情報31を販売業者のコンピュータ2に送信す
る。この位置情報31を送信するステップをSC12と
する。
【0126】この際、顧客は商品を特定して位置情報3
1を送ってもよいし、また、事前に商品を特定してある
場合には単に位置情報31だけを送ればよい。
【0127】このコンピュータ2への位置情報31の送
信手段には特に制限はないが、携帯端末1から販売業者
のコンピュータ2を特定するのが面倒な場合がある。そ
こで、このコンピュータ2への送信手段としては、前記
モバイルロケーションシステムにより、携帯端末1から
販売業者のHPにアクセスする態様が望ましいといえ
る。
【0128】そして、その際、販売業者のHPのURL
が「住所URL」であれば、位置情報31に対応したH
Pの検索負担が低減する利点がある。そして、携帯端末
1とコンピュータ2とはインターネット7を介して接続
している態様が望ましい。インターネット7であれば様
々な情報を迅速、かつ、広範囲に送受信できるからであ
り、既存の通信設備を利用することでこの発明の実施が
可能だからである。
【0129】この位置情報31を受けたコンピュータ2
は、その送信元から携帯端末1を特定すること、すなわ
ち携帯端末1をもっている顧客を特定することができ
る。そして、その位置情報31から顧客が店舗近辺にい
ることもわかる。これにより、販売業者は顧客が店舗近
辺に来ていることがわかり、その顧客の商品購入の強い
意思を確認することができるものである。
【0130】ここで、「店舗近辺」とは、必ずしも店舗
内から位置情報31を送る必要はないということであ
る。すなわち、店舗内が混雑しており、携帯端末1の操
作が困難な場合等を考慮し、店舗に買物に来ていると判
断できる程度の距離以内を店舗近辺とする。
【0131】そして、販売業者は、携帯端末1の特定と
位置情報31の確認後、顧客にサービス33を提示す
る。このサービス33を提示するステップをSC13と
する。
【0132】このサービス33の提示手段は、特に制限
はなく、携帯端末1にe−mailとして提示しても良
く、また、携帯端末1が電話であるならば、電話を通じ
て音声として提示する方法であってもよい。また、この
サービス33を提供するために設けられたHPに顧客が
アクセスすることでその内容を認識できる手段であって
よい。
【0133】すなわち、店舗近辺にいる他のお客に不自
然に思われないものであり、また、店員の負担が少ない
様々な方法で実施することができる。なお、店員に負担
をかけずに、かつ、店舗にいる顧客に迅速にサービス3
3を提示することを考えると、このサービス33の提示
手段は携帯端末1に送信する手段が望ましい。また、店
舗内で静かにこのサービス33を確認することなどを考
えると携帯端末1に文字情報として提示する手段が望ま
しいといえる。
【0134】この提示される「サービス33」は、何ら
かの形で顧客に利益となるものであればよい。したがっ
て、このサービス33には、商品価格のほか、クーポン
やポイント累積サービスなどが含まれる。例えば、購入
価格に応じたポイント累積サービス等を行っている場合
は、店舗に表示されている商品価格と同じ価格であって
も、このポイントを割増にするといったサービス33で
あってもよい。また、次回の購入の際には商品価格を割
り引くといったクーポンなどもこのサービス33に該当
する。
【0135】しかし、この「サービス33」には、少な
くとも商品価格を含む態様が望ましい。商品価格を提示
することが最も顧客の購入意欲を刺激し、販売促進に繋
がるからである。例えば、店舗に表示されている実際の
商品価格よりより安い価格を提示する態様である。
【0136】また、商品価格を提示する場合、全ての顧
客に同じ価格とする必要はなく、顧客の利用度を考慮し
てサービス33の内容を変更させても良い。例えば、こ
れまで何度もこのシステムを利用してくれている顧客
や、商品を一つではなく複数購入する意思を示してくれ
た顧客に対してより安い価格を提示するものなどであ
る。
【0137】なお、サービス33を提示するための時間
は、顧客から位置情報31の送信があったときからでき
るだけ早いほうが望ましく、顧客が店舗内にとどまって
いると考えられる60分以内程度が望ましい。更に、顧
客の商品購入意欲を損なわない観点からは、5分以内に
送信する態様が望ましい。
【0138】更に、このサービス33を提示するに際し
ては、顧客が希望する商品に関する情報に限定するもの
ではなく、関連商品の情報を提示してもよい。例えば、
顧客が希望する商品と競合する商品の価格を提示した
り、顧客が希望する商品と相性のよい商品を紹介する態
様である。具体的には、「希望の商品Aは**万円、一
方、商品B(競合する商品)は++万円」といった態様
である。又「希望する商品がコートである場合、商品A
は**万円、このコートとおそろいのマフラーと手袋
(相性の良い商品)はそれぞれ**万円、*万円」とい
った態様であってもよい。このようにすることで、顧客
は商品選択の幅が広がり、販売業者も販売促進を図るこ
とができる。
【0139】そして、このサービス33を提示された顧
客は、サービス33の内容を検討し、商品を購入するか
否かを決定する。このステップをSC14とする。
【0140】このように、実際に店舗近辺に来てくれた
顧客にのみ、優遇したサービス33を提示することによ
り、優遇したサービス33が事前に広まってしまうこと
を回避することができる。また、サービス33を直接携
帯端末1に送信すると、他のお客に不審に思われること
なくサービス33を提示することができる。さらに、販
売業者は、実際に商品購入の意思の強い顧客であること
を確認することが可能になり、このような顧客にはより
優遇したサービス33を提示することで、商品購入の意
思決定を促し、販売促進を図ることができる。
【0141】また、顧客にとっては、実際に店舗に行か
なければ優遇されたサービス33を知ることができない
ので、顧客は、そのサービス33の内容を知るために、
まず、店舗に行くこととなる。これによって、販売業者
は、顧客を集めることができ、それによって、他の商品
を販売する機会を得ることができる。
【0142】そして、サービス33に満足した顧客は商
品を購入する。この商品購入に際し、その商品代金の支
払い方法に特に制限はない。しかし、迅速に手続きをす
る点を考慮すると電子決済が望ましい。この商品代金を
電子決済するステップをSC15とする。
【0143】(実施態様C2)次に、お客が店舗を訪れ
たあとに商品購入の意思を伝える態様(C2)を説明す
る。この実施態様C2の流れを図7bに示す。この態様
では、まず、顧客は店舗を訪れて商品をチェックする。
その際、顧客は商品を購入せずに、携帯端末1の位置情
報31を販売業者のコンピュータ2へ送信する(SC2
1)。これにより、コンピュータ2では、ある携帯端末
1を有する者が店舗を訪れたことを認識することができ
る。また、送られた位置情報31によっては、顧客がど
の商品の前から位置情報31を送ってきたかがわかるた
め、顧客がどんな商品に興味を持っているのかを認識す
ることもできる。そして、位置情報31を送ってきた顧
客のうち一定の割合は、実際に商品を購入すると予測で
きるので、販売業者はこの情報を元に在庫管理や商品の
仕入れなどを行うことができる。なお、この位置情報3
1を送信するとき、顧客は商品を特定する情報を送って
もよいし、送らなくてもよい。しかし、販売業者にとっ
ては、商品を特定する情報を送ってもらえたほうが商品
管理の面から望ましい。
【0144】ここで、このコンピュータ2への位置情報
31の送信手段には特に制限はないが、携帯端末1から
販売業者のコンピュータ2を特定するのが面倒な場合が
ある。そこで、このコンピュータ2への送信手段として
は、前記モバイルロケーションシステムにより、携帯端
末1から販売業者のHPにアクセスする態様が望ましい
といえる。そして、その際、販売業者のHPのURLは
「住所URL」であれば、位置情報31に対応したHP
の検索負担が低減する利点がある。
【0145】次に、顧客は複数の店舗の商品を見た後
に、購入しようと考える商品を扱う販売業者のコンピュ
ータ2にアクセスする。これは、顧客の商品購入の意思
と顧客の携帯端末1を特定する情報を販売業者のコンピ
ュータ2に送信するステップ(SC22)である。
【0146】このコンピュータ2へアクセスするステッ
プは、実施態様C1におけるSC11と同様である。こ
れにより、販売業者は、このアクセスしてきた者が、前
回位置情報31を送ってきた携帯端末1を所有する顧客
であると特定でき、この顧客が商品購入の意思を有して
いることがわかる。ここで、前記ステップSC21にお
いて、商品を特定する情報を送っていないときはこのス
テップ22において「商品を特定する情報」を含めてお
くことが必要である。なお、携帯端末1からコンピュー
タ2にアクセスすれば、携帯端末1を特定するための特
別な操作をしなくても送信元から携帯端末1を特定でき
る利点がある。
【0147】そして、コンピュータ2では、今回、商品
購入を希望する者が、以前、店舗近辺の位置情報31を
送ってきた携帯端末1を有する顧客であると認識した後
に、顧客に優遇されたサービス33を提示する。これ
は、携帯端末1の特定と位置情報31の確認後、サービ
ス33を提示するステップである(SC23)。ここ
で、提示されるサービス33の内容は前記実施態様C1
と同様である。
【0148】そして、顧客は、提示されたサービス33
の内容を検討し、商品を購入するか否かを決定し(SC
24)、商品購入を電子決済する(SC25)。
【0149】この実施態様C2では、お客は気に入った
商品を見つけるたびに位置情報31を販売業者のコンピ
ュータ2に送信する。そして、様々な比較を行った上
で、気に入った商品について優遇されたサービス33の
内容(商品価格)を知ることができるものである。その
ため、事前に何も手続きをする必要がなく、また、街中
で、急に気に入った商品を見つけたときも他店とのサー
ビスや価格検討を行った上で商品を購入できる利点があ
る。
【0150】一方、販売業者は、位置情報31が送られ
てくると、この集計によりある程度の販売予測ができる
利点がある。また、再度、アクセスしてきた顧客は実際
に商品の購入する意思が強いものと考えられるので、か
かる顧客には、よりよい条件のサービス33を提示して
商品購入の決定を促し、販売促進を図ることができる。
【0151】(実施態様C3)なお、実施態様C1及び
C2における「サービス33を提示する」には、顧客が
位置情報31を送った店舗におけるサービス33のみな
らず、他の店舗におけるサービス33の内容も提示する
態様であってもよい。例えば、顧客がA店から位置情報
31をコンピュータ2に送信してきたとき、コンピュー
タ2はA店におけるサービス33のみならず、B店にお
けるサービス33を送信する態様である。この態様で
は、顧客が少なくとも一つの店舗に行ったことが確認で
きれば、これにより、商品購入の強い意思があるものと
して、実施態様C1及びC2と同様に優遇したサービス
33を提供するものである。よって、顧客は希望する商
品を一旦決めてしまうと、少なくとも一つの店舗に行
き、そこから位置情報31を送信すれば、サービス33
を受けることが可能になり、複数の店舗に実際に行き価
格やサービスを比較する必要がはなくなる。そして、こ
れにより商品検討の無駄な時間と労力を削減することが
できるものである。
【0152】この実施態様C3における「販売業者」
は、必ず商品を販売するものである必要はなく、様々な
店舗に対して中立の立場を取るものであってよく、位置
情報31を送ってきた顧客に対して複数の店舗のサービ
ス33を提供するものをいう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施態様A8の構成図
【図2】 実施態様B1の構成図
【図3】 実施態様B1のフローチャート
【図4】 実施態様B2のフローチャート
【図5】 実施態様B3の構成図
【図6】 実施態様B3のフローチャート
【図7a】 実施態様C1のフローチャート
【図7b】 実施態様C2のフローチャート
【符号の説明】
1 携帯端末 2 コンピュータ 3 データベース 7 インターネット 31 位置情報 32 HP情報 33 サービス 34 携帯端末情報 S10 位置情報31送信ステップ S20 HP情報32を読み出すステップ S24 HP情報32の送信ステップ S26 住所URLを求めるステップ S29 HP情報32の送信ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 506 506 H04L 12/28 H04M 3/42 U H04M 3/42 H04L 11/00 310B Fターム(参考) 5B049 AA01 BB11 CC05 CC10 CC37 FF09 GG06 GG07 5B075 ND20 ND36 NK10 NR12 PP03 PP13 PQ02 PQ46 PR10 5K024 AA76 BB04 CC09 CC11 DD01 FF03 GG01 GG10 5K033 DA19 9A001 CC05 CC06 FF03 JJ10 JJ25 JJ26 JJ78

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットを通じて情報を発信するH
    PのURLを主催者の住所に基づいて設定する方法。
  2. 【請求項2】インターネットのHPを通じて情報を発信
    するコンピュータであっ て、HPのURLを主催者の
    住所に基づいて設定するもの。
  3. 【請求項3】インターネットのHPを通じて情報を発信
    するコンピュータであっ て、HPのURLを、少なく
    とも主催者の住所の「市や区の名前」と「町の名前」
    と「丁目」を含むように設定するもの。
  4. 【請求項4】位置情報31を送信できる携帯端末1と、
    インターネット7に接続 されたコンピュータ2によっ
    て構成されるシステムに利用されるURLの設定方法
    であって以下のステップを含むことを特徴とするもの。 ・位置情報31を携帯端末1からコンピュータ2に送信
    するステップ ・送信された位置情報31に基づきURLを設定するス
    テップ
  5. 【請求項5】位置情報31を送信できる携帯端末1と、
    インターネット7に接続されたコンピュータ2によって
    構成されるシステムに利用されるURLの設定方法であ
    って、以下のステップを含むことを特徴とする。 ・HPを開設する位置で携帯端末1から位置情報31を
    コンピュータ2に送信するステップ ・他のHPを開設する位置に移動し、その位置から新し
    い位置情報31をコンピュータ2に送信するステップ ・受信した位置情報31に基づき、URLを設定するス
    テップ
  6. 【請求項6】位置情報31を送信できる携帯端末1と、
    位置情報31に対応したHP情報32を記憶したデータ
    ベース3を有し、かつ、インターネット7に接続された
    コンピュータ2によって構成されるシステムに利用され
    る方法であって、以下のステップを含むことを特徴とす
    る。 ・携帯端末1が位置情報31を送信するステップ(S1
    0) ・その位置情報31に対応したHP情報32を読み出す
    ステップ(S20) ・その位置情報31に対応するHP情報32を前記携帯
    端末1に送信するステップ( S24)
  7. 【請求項7】位置情報31を送信できる携帯端末1と、
    インターネット7に接続されたコンピュータ2によって
    構成されるシステムに利用される方法であって、以下の
    ステップを含むことを特徴とするもの。 ・位置情報31を携帯端末1からコンピュータ2に送信
    するステップ(S10) ・送信された位置情報31に基づき「住所URL」を求
    めるステップ(S26) ・この「住所URL」のHP情報32を携帯端末1に送
    信するステップ(S29)
  8. 【請求項8】請求項6又は請求項7に記載した方法であ
    って、携帯端末1が送られてきたHP情報32を記憶す
    るステップ(S12)を含むことを特徴とするもの。
  9. 【請求項9】請求項6ないし請求項8に記載した方法で
    あって、送られてきたHP情報32に基づき、そのHP
    で紹介されている商品を購入できるステップを含むこと
    を特徴とするもの。
  10. 【請求項10】請求項9に記載した方法であって、購入
    する商品の代金を電子決済できるステップを有すること
    を特徴とするもの。
  11. 【請求項11】位置情報31を送信できる携帯端末1
    と、位置情報31に対応したHP情報32を記憶したデ
    ータベース3を有し、かつ、インターネット7に接続さ
    れたコンピュータ2によって構成されるシステムであっ
    て、以下の手段を含むことを特徴とするもの。 ・携帯端末1が位置情報31を送信する手段 ・その位置情報31に対応したHP情報32を読み出す
    手段 ・位置情報31に対応するHP情報32を前記携帯端末
    1に送信する手段
  12. 【請求項12】位置情報31を送信できる携帯端末1
    と、インターネット7に接続されたコンピュータ2によ
    って構成されるシステムであって、以下の手段を含むこ
    とを特徴とするもの。 ・位置情報31を携帯端末1からコンピュータ2に送信
    する手段 ・送信された位置情報31に基づき「住所URL」を求
    める手段 ・この「住所URL」のHP情報32を携帯端末1に送
    信する手段
  13. 【請求項13】請求項11又は請求項12に記載したシ
    ステムであって、携帯端末1が送られてきたHP情報3
    2を記憶する手段を有していることを特徴とするもの。
  14. 【請求項14】請求項11ないし請求項13に記載した
    システムであって、送られてきたHP情報32に基づ
    き、そのHPで紹介されている商品を購入できる手段を
    含むことを特徴とするもの。
  15. 【請求項15】請求項14に記載したシステムであっ
    て、購入する商品の代金を電子決済できる手段を有する
    ことを特徴とするもの。
  16. 【請求項16】前記位置情報31に対応したHP情報3
    2を記憶した記憶媒体
  17. 【請求項17】前記位置情報31を入力すると、この位
    置情報31に対応するHP情報32を読み出す処理を行
    うコンピュータ2。
  18. 【請求項18】位置情報31を送信できる利用者の携帯
    端末1と、インターネット7に接続されたコンピュータ
    2によって構成されるシステムであって、以下の手段を
    含むことを特徴とする。 ・携帯端末1から位置情報31を送信する手段 ・携帯端末1を特定する情報と、前記位置情報31を記
    憶する手段 ・位置情報31に対応するHP情報32を記憶する手段 ・利用者からのアクセスに対し、その利用者の前記記憶
    されたHP情報32を送信する手段
  19. 【請求項19】請求項18に記載されたシステムであっ
    て、繰り返して位置情報 31を記憶する手段、及び、
    繰り返して位置情報31に対応するHP情報32を記
    憶する手段を含むことを特徴とするもの。
  20. 【請求項20】請求項19に記載されたシステムであっ
    て、複数のURLを利用 者側の端末に一覧表示させる
    手段を含むことを特徴とするもの。
  21. 【請求項21】請求項20に記載されたシステムであっ
    て、一覧表示されたURLは、そのURLを画面上でク
    リックするとHPにアクセスできるようにリンクをはっ
    たことを特徴とするもの。
  22. 【請求項22】請求項20又は請求項21に記載された
    システムであって、一覧表示されたURLは、位置情報
    31を送信した時間順に表示することを特徴とするも
    の。
  23. 【請求項23】請求項20又は請求項21に記載された
    システムであって、送信してきた位置情報31を送信先
    の位置に基づいてグループ化し、そのグループ毎にUR
    Lを表示することを特徴とするもの。
  24. 【請求項24】請求項20又は請求項21に記載された
    システムであって、URLをカテゴリー別に分類し、カ
    テゴリー別に表示することを特徴とするもの。
  25. 【請求項25】請求項18ないし請求項24に記載され
    たシステムであって、URLが「住所URL」であるこ
    とを特徴とするもの。
  26. 【請求項26】位置情報31を送信できる顧客の携帯端
    末1と、販売業者のコン ピュータ2によって構成され
    るシステムであって、以下の手段を含むことを特徴と
    する ・顧客の商品購入の意思を販売業者のコンピュータ2に
    送信する手段 ・顧客の携帯端末1を特定する情報を販売業者のコンピ
    ュータ2に送信する手段 ・販売業者の店舗近辺の位置情報31を、顧客の携帯端
    末1から販売業者のコンピュータ2に送信する手段 ・携帯端末1の特定と前記位置情報31を確認後、顧客
    にサービス33を提示する手段
  27. 【請求項27】位置情報31を送信できる顧客の携帯端
    末1と、販売業者のコンピュータ2によって構成される
    システムに利用される方法であって、以下のステップを
    含むことを特徴とする ・顧客の商品購入の意思と顧客の携帯端末1を特定する
    情報を販売業者のコンピュータ2に送信するステップ
    (SC11) ・販売業者の店舗近辺の位置情報31を、顧客の携帯端
    末1から販売業者のコンピュータ2に送信するステップ
    (SC12) ・携帯端末1の特定と前記位置情報31を確認後、顧客
    にサービス33を提示するステップ(SC13)
  28. 【請求項28】位置情報31を送信できる顧客の携帯端
    末1と、販売業者のコンピュータ2によって構成される
    システムに利用される方法であって、以下のステップを
    含むことを特徴とする ・販売業者の店舗近辺の位置情報31を、顧客の携帯端
    末1から販売業者のコンピュータ2に送信するステップ
    (SC21) ・顧客の商品購入の意思と顧客の携帯端末1を特定する
    情報を販売業者のコンピュータ2に送信するステップ
    (SC22) ・携帯端末1の特定と前記位置情報31を確認後、顧客
    にサービス33を提示するステップ(SC23)
  29. 【請求項29】請求項26ないし請求項28に記載され
    たシステムであって、サービス33が商品価格を含むこ
    とを特徴とするもの。
  30. 【請求項30】請求項26ないし請求項29に記載され
    たシステムであって、これまでの顧客の利用度を考慮し
    たサービス33を提示する手段を含むことを特徴とする
    もの。
  31. 【請求項31】請求項26ないし請求項30に記載され
    たシステムであって、顧客に関連商品の情報を提示する
    手段を含むことを特徴とするもの。
  32. 【請求項32】請求項26ないし請求項31に記載され
    たシステムであって、インターネット7を介してサービ
    ス33を提供することを特徴とするもの。
  33. 【請求項33】請求項26ないし請求項32に記載され
    たシステムであって、複数の店舗のサービス33を提供
    することを特徴とするもの。
  34. 【請求項34】請求項26ないし請求項33に記載され
    たシステムであって、サービス33の提示後、顧客が商
    品代金を電子決済できることを特徴とするもの。
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