JP2002229860A - コンテンツ再生装置 - Google Patents

コンテンツ再生装置

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JP2002229860A
JP2002229860A JP2001020920A JP2001020920A JP2002229860A JP 2002229860 A JP2002229860 A JP 2002229860A JP 2001020920 A JP2001020920 A JP 2001020920A JP 2001020920 A JP2001020920 A JP 2001020920A JP 2002229860 A JP2002229860 A JP 2002229860A
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JP2001020920A
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Katsuyuki Matsumoto
勝行 松本
Masanao Yoshida
雅直 吉田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 メモリ28には、逐次更新されるカレンダ日
付Daが記憶されており、メモリ32には、前回カレン
ダ日付Daを設定したときまたは主電源をOFF状態か
らONしたときの日付Dbが記憶されている。ここで、
キー入力装置18の操作によりカレンダ日付Daを変更
すべく所望の日付Dsを入力すると、CPU16は、そ
の入力した日付Dsがカレンダ日付Daよりも新しい日付
であるときにのみ、このカレンダ日付Daの変更を受け
付ける。一方、入力した日付Dsがカレンダ日付Da以前
の日付であるときには、CPU16は、このカレンダ日
付Daの変更を無効とする。 【効果】 カレンダ日付Daが過去の日付に遡って設定
されるのを防止できるので、メモリカード12に記憶さ
れている期限付きコンテンツの再生を、その再生期限に
従って確実に制限することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、音楽や画像などのコ
ンテンツを再生するコンテンツ再生装置に関し、特にた
とえば、期限付きコンテンツの期限日とメモリに設定さ
れかつ定期的に更新されるカレンダ日付とに基づいて期
限付きコンテンツの再生を制御する、コンテンツ再生装
置に関する。
【0002】
【従来技術】従来のこの種のコンテンツ再生装置におい
ては、装置自身が有するカレンダの日付と、コンテンツ
に付加されている再生期限日に係る情報(年月日情報)
とを比較し、装置側のカレンダ日付がコンテンツの再生
期限日を経過すると、そのコンテンツの再生を不能とし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の装置で
は、カレンダ日付をオペレータ側で任意の日付に設定す
ることができたので、次のような問題があった。すなわ
ち、既に再生期限の切れているコンテンツであっても、
オペレータが装置側のカレンダ日付をコンテンツの再生
期限日よりも前の日付に変更すれば、装置は、そのコン
テンツの再生期限はまだ切れていないものと誤認識し
て、そのコンテンツを再生可能とする。したがって、か
かる再生期限経過後のコンテンツの不正使用を確実に防
止することができない、という問題があった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、再
生期限が切れたコンテンツの不正使用を確実に防止する
ことのできる、コンテンツ再生装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、期限付きコ
ンテンツの再生期限日とメモリに設定されかつ定期的に
更新されるカレンダ日付とに基づいて期限付きコンテン
ツの再生を制御するコンテンツ再生装置において、所望
の日付を入力する入力手段、この入力手段により入力さ
れた所望の日付をカレンダ日付と比較する比較手段、所
望の日付がカレンダ日付よりも未来の日付であるときカ
レンダ日付を所望の日付に変更する変更手段、および所
望の日付がカレンダ日付よりも過去の日付であるとき所
望の日付を無効とする無効手段を備えることを特徴とす
る、コンテンツ再生装置である。
【0006】
【作用】この発明において、入力手段により所望の日付
を入力すると、比較手段が、この所望の日付とカレンダ
日付とを比較する。ここで、所望の日付がカレンダ日付
よりも未来の日付であるとき、変更手段が、カレンダ日
付を所望の日付と同じ日付とするよう変更する。これに
対して、所望の日付がカレンダ日付よりも過去の日付で
あるとき、無効手段が、所望の日付を無効とし、すなわ
ちカレンダ日付は変更されない。なお、所望の日付とカ
レンダ日付とが同日である場合には、カレンダ日付を所
望の日付と同じ日付とするよう変更してもよいし、変更
しなくてもよい。このカレンダ日付は、定期的に、たと
えば1日毎に、更新される。そして、このカレンダ日付
と期限付きコンテンツの再生期限日とに基づいて、コン
テンツの再生が制御される。たとえば、カレンダ日付が
コンテンツの再生期限日以前の日付であるときに、その
コンテンツの再生が可能となり、カレンダ日付がコンテ
ンツの再生期限日を経過しているときには、そのコンテ
ンツの再生は不能となる。なお、コンテンツとしては、
たとえば音声や音楽などのいわゆるオーディオコンテン
ツがある。
【0007】この発明の他の実施例では、無効手段が所
望の日付を無効とするときにその旨を表す情報を出力す
る情報出力手段をさらに備える。なお、ここで言う情報
は、たとえばメッセージ表示などの視覚的な態様で出力
してもよいし、あるいは音声などの聴覚的な態様で出力
してもよい。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、コンテンツ再生装置
のカレンダの日付を変更するために新たに入力しようと
する所望の日付が、既にメモリに設定されているカレン
ダ日付よりも未来の日付であるとき、このカレンダ日付
の変更が受け付けられ、入力しようとする所望の日付
が、カレンダ日付よりも過去の日付であるときには、カ
レンダ日付は変更されない。すなわち、カレンダ日付を
過去の日付に遡って設定することができないので、再生
期限が切れたコンテンツの不正使用を確実に防止するこ
とができる。
【0009】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1に示すこの実施例のコンテンツ再生装置
10は、たとえば携帯型のもので、メモリカード12に
記録されている音声や音楽などのオーディオコンテンツ
を再生するためのものである。メモリカード12は、着
脱自在な記録媒体であり、このコンテンツ再生装置10
に設けられている図示しないスロットに装着されたとき
に、メモリインターフェース14を介してCPU(Cent
ral Processing Unit)16と電気的に接続される。な
お、オーディオコンテンツは、たとえば一般に知られて
いるMP3(MPEG-1 AUDIO Layer 3)やTwinVQな
どの所定の圧縮フォーマットで圧縮された状態で、メモ
リカード12に記録されている。また、メモリカード1
2には、この圧縮されたオーディオコンテンツを伸長す
るためのデコードソフトウェア(復号プログラム)も記
録されている。
【0011】CPU16は、これに接続されているキー
入力装置18の所定の操作に応じて、具体的には図2に
示す再生キー18aの操作に応じて、メモリインターフ
ェース14を介して、メモリカード12からオーディオ
データとデコードソフトウェアとを取り込む。そして、
CPU16は、これらオーディオデータとデコードソフ
トウェアとを、DSP(Digital Signal Processor)2
0に供給する。
【0012】DSP20は、CPU16から供給された
デコードソフトウェアを用いてオーディオコンテンツを
伸長(復号)して、音声データを得る。この音声データ
は、D/A変換器22によりアナログの音声信号に変換
される。そして、この変換後の音声信号は、オーディオ
アンプ24によって増幅された後、スピーカ26に入力
され、これによって、オーディオコンテンツが再生され
る。なお、このオーディオコンテンツの再生動作を停止
するには、図2に示すストップキー18bを押下すれば
よい。
【0013】ところで、この実施例のコンテンツ再生装
置10は、試聴用のオーディオコンテンツなどの期限付
きコンテンツを再生するときに、再生期限が切れている
ものについてはその再生を不能とする機能を備えてい
る。これを実現するために、この装置は、カレンダ機能
を有するメモリ28を内蔵している。このメモリ28
は、予め複数年分,たとえばこの装置の寿命よりも遥か
に長い年月分のカレンダ情報を有しており、このカレン
ダ情報に従って計時動作(カレンダ日付の更新動作)を
実行する。
【0014】そして、CPU16が、メモリカード12
からメモリインターフェース14を介してコンテンツの
再生期限を示す年月日情報を取り込み、この年月日情報
とメモリ28に記憶されている現在の日付を示すカレン
ダ日付データ(以下、単にカレンダ日付と言う。)Da
とを比較する。ここで、コンテンツの再生期限日がカレ
ンダ日付Daを経過していない場合には、CPU16
は、そのコンテンツの再生を可能とする。一方、コンテ
ンツの再生期限日がカレンダ日付Daを経過している場
合には、CPU16は、キー入力装置18の再生キー1
8aが押下されてもこれを拒否することにより、そのコ
ンテンツの再生を不能とする。
【0015】なお、上記メモリ28に記憶されているカ
レンダ日付Daは、ディスプレイ30に表示される。こ
のディスプレイ30の表示例を、図3に示す。同図に示
す各数値は、左側から右側に向かって順に「年」,
「月」および「日」を表す。なお、この図では、「年」
を、西暦表記としているが、年号表記としてもよい。ま
た、図には示さないが、時刻についても、ディスプレイ
30に表示するようにしてもよい。
【0016】このカレンダ日付Daは、キー入力装置1
8の操作により変更することができる。具体的には、キ
ー入力装置18のカレンダ設定キー18cを押下する
と、CPU16は、カレンダ日付Daの変更モードに入
る。そして、このカレンダ設定キー18cを押下するた
びに、CPU16は、「年」→「月」→「日」→「年」
・・・の順に、これらの数値を変更可能な状態とし、デ
ィスプレイ30の画面上でこれらの数値を点滅表示させ
る。各数値は、上向きの矢印キー18dまたは下向きの
矢印キー16eの押下によって変更される。そして、セ
ットキー18fを押下すると、CPU16は、この一連
の操作により変更された日付Dsを、新たなカレンダ日
付Daとしてメモリ28に設定する。
【0017】ただし、上記カレンダ日付Daを任意に設
定可能とすると、次のような不都合が生じる。すなわ
ち、既に再生期限の切れているコンテンツであっても、
オペレータがカレンダ日付Daをコンテンツの再生期限
日よりも前の日付に変更すれば、CPU16は、そのコ
ンテンツの再生期限はまだ切れていないものと誤認識し
て、そのコンテンツを再生可能としてしまう。したがっ
て、かかる再生期限経過後のコンテンツの不正使用を確
実に防止することができなくなる。
【0018】そこで、この実施例のコンテンツ再生装置
10では、かかる期限付きコンテンツの再生期限を確実
に保護するための機能をさらに備えている。これを実現
するために、上記メモリ28とは別のメモリ32が設け
られている。このメモリ32は次のように用いられる。
【0019】たとえば今、このコンテンツ再生装置10
が工場出荷状態あるいは製品発売状態にあり、主電源
が、工場の作業員あるいは店頭の販売員などの所定のオ
ペレータによって初めてONされるとする。この時点で
は、メモリ28および32のいずれにも、何も記憶され
ていない状態にある(ただし、メモリ28には上述した
カレンダ情報が予め記憶されている)。そして、所定の
オペレータにより上記カレンダ日付Daを変更するとき
と同様の手順で現在の日付(工場出荷時あるいは製品発
売時の日付)Dsが入力されると、CPU16が、この
入力された日付Dsをカレンダ日付Daとしてメモリ28
に設定する。この時点から、メモリ28は計時動作を開
始し、時間の経過と共にカレンダ日付Dsを自動更新す
る。これと同時に、CPU16は、上記入力された日付
Dsをメモリ32にも記憶する。ただし、このメモリ3
2に記憶された日付Dbは、後述する所定の条件下での
み更新される。
【0020】そして、ある時点において、この装置のユ
ーザなどの任意のオペレータが、カレンダ日付Daを所
望の日付Dsに変更すべくキー入力装置18を操作する
とする。すると、CPU16は、キー入力装置18から
入力された日付Dsと、メモリ32に記憶されている日
付Db,すなわち前回キー入力装置18から入力された
日付Dsとを比較する。
【0021】ここで、たとえばキー入力装置18から入
力された日付Dsがメモリ32に記憶されている日付Db
よりも新しいとする。この場合、CPU16は、そのカ
レンダ日付Daの変更を受け付け、すなわちキー入力装
置18から入力された日付Dsを新たなカレンダ日付Da
としてメモリ28に設定する。これと同時に、CPU1
6は、メモリ32に記憶されている日付Dbについて
も、キー入力装置18から入力された日付Dsに変更す
る。
【0022】一方、キー入力装置18から入力された日
付Dsがメモリ32に記憶されている日付Dbよりも古い
とき、CPU16は、そのカレンダ日付Daの変更を無
効として、カレンダ日付Daを変更しない。また、CP
U16は、メモリ32に記憶されている日付Dbについ
ても、変更せずに現状を維持する。
【0023】なお、キー入力装置18から入力された日
付Dsとメモリ32に記憶されている日付Dbとが同じで
あるときに、上記各日付DaおよびDbを変更するか否か
は任意であるが、ここでは、入力された日付Dsがメモ
リ32に記憶されている日付Dbよりも古いときと同様
に各日付DaおよびDbを変更しない。
【0024】このようにしてキー入力装置18の操作に
よりカレンダ日付Daを最初に入力しまたは変更すると
き、CPU16は、図4に示すフロー図を処理する。な
お、このフロー図に基づいてCPU16の動作を制御す
るためのいわゆる制御プログラムは、図示しないプログ
ラム用メモリに予め記憶されている。
【0025】同図に示すように、カレンダ日付Daを所
望の日付Dsに設定すべくキー入力装置18が操作され
ると、CPU16はまず、ステップS1において、その
設定が初めて成されるものであるか否かを判断する。こ
の判断は、メモリ28に日付Daを示すデータが記憶さ
れていないかいなか否かによって行われる。ここで、メ
モリ28に日付Daを示すデータが記憶されていなけれ
ば、CPU16は、カレンダ日付Daの設定が初めて成
される(すなわち装置が工場出荷状態あるいは製品発売
状態にある)と判断し、ステップS1からステップS3
に進む。このステップS3では、CPU16は、キー入
力装置18から入力された日付Dsをカレンダ日付Daと
してメモリ28に設定し、続くステップS5では、キー
入力装置18から入力された日付Dsをメモリ32に記
憶する。ステップS5の処理が完了すると、CPU16
は、図示しないメインルーチンに復帰する。
【0026】一方、メモリ28に日付Daを示すデータ
が記憶されているときは、CPU16は、ステップS1
からステップS7に進み、キー入力装置18から入力さ
れた日付Dsとメモリ32に記憶されている日付Dbとを
比較する。そして、ステップS9において、キー入力装
置18から入力された日付Dsがメモリ32に記憶され
ている日付Dbよりも新しい日付であると判断したと
き、CPU16は、ステップS3に進み、キー入力装置
18から入力された日付Dsをカレンダ日付Daとしてメ
モリ28に設定する。そして、CPU16は、ステップ
S5において、メモリ32に記憶されている日付Dbを
上記日付Dsに変更した後、メインルーチンに復帰す
る。
【0027】これに対して、ステップS9において、キ
ー入力装置18から入力された日付Dsがメモリ32に
記憶されている日付Db以前の日付であると判断したと
き、CPU16は、ステップS11に進み、そのカレン
ダ日付Daの設定を無効とする旨の所定のエラーメッセ
ージをディスプレイ30に表示する。そして、このエラ
ー表示後、CPU16は、メインルーチンに復帰する。
【0028】さらに、この実施例では、主電源がOFF
されているときにもメモリ28が計時動作を継続するよ
うに、このメモリ28の動作を維持するためのたとえば
リチウム電池を用いたバックアップ電源34を備えてい
る。そして、主電源がOFF状態からONされたときで
あって、かつそのときのメモリ28のカレンダ日付Da
がメモリ32に記憶されている日付Dbよりも新しいと
きには、CPU16は、メモリ32に記憶されている日
付Dbをカレンダ日付Daによって設定し直す。
【0029】このようにして主電源がOFF状態からO
Nされたとき、CPU16は、図3に示すフロー図を処
理する。なお、このフロー図に基づいてCPU16の動
作を制御するための制御プログラムもまた、上述したプ
ログラム用メモリに予め記憶されている。
【0030】同図に示すように、主電源がONされる
と、CPU16はまず、ステップS21において、メモ
リ28からカレンダ日付Daを取り込み、ステップS2
3において、このカレンダ日付Daとメモリ32に記憶
されている日付Dbとを比較する。そして、ステップS
25において、カレンダ日付Daの方がメモリ32に記
憶されている日付Dbよりも新しいと判断したとき、C
PU16は、ステップS27に進み、メモリ32に記憶
されている日付Dbをカレンダ日付Daに変更する。そし
て、この日付Dbの変更後、CPU16は、メインルー
チンに復帰する。これに対して、ステップS25におい
て、カレンダ日付Daがメモリ32に記憶されている日
付Db以前の日付であると判断したとき、CPU16
は、ステップS27をスキップして、そのままメインル
ーチンに復帰する。
【0031】以上のように、この実施例によれば、コン
テンツ再生装置10のカレンダ日付Daを変更するため
に新たに入力しようとする所望の日付Dsが、メモリ3
2に記憶されている日付Db,すなわち前回入力された
日付または主電源をONしたときの日付よりも新しい日
付である場合にのみ、このカレンダ日付Daの変更が受
け付けられる。そして、新たに入力しようとする所望の
日付Dsが、メモリ32に記憶されている日付Dbよりも
古い日付である場合には、カレンダ日付Daは変更され
ない。すなわち、カレンダ日付Daを過去に遡って設定
することができないので、再生期限が切れたオーディオ
コンテンツの不正使用を確実に防止することができる。
このことは、特に、外部との通信手段(すなわち外部か
ら現在の正確な日付を取得する手段)を持たずコンテン
ツの再生期限が切れていないかどうかを判断するのに自
己の有するカレンダ日付Daにしか頼らざるを得ない装
置において、きわめて有効である。
【0032】なお、メモリ28のうち、複数年分のカレ
ンダ情報を記憶する部分については、たとえばROM構
成とし、カレンダ日付Daを記憶する部分については、
RAM構成とし、好ましくはバックアップの必要性など
を鑑みるとSRAM構成とするのが望ましい。一方、メ
モリ32については、さほど頻繁ではないもののこれに
記憶するデータ(日付)Dbを書き換える必要があるこ
とを鑑みると、EEPROMなどの書き換え可能なRO
M構成とするのが望ましい。また、このメモリ32に記
憶するデータDbついては、キー入力装置18の操作に
よりメモリ28のカレンダ日付Daを変更するとき、お
よび主電源をOFF状態からONするときにのみ書き換
えるようにしたが、たとえば定期的に書き換えるように
してもよい。
【0033】また、この実施例では、オーディオコンテ
ンツを再生するためのコンテンツ再生装置10について
説明したが、たとえば画像などの他のコンテンツを再生
するための装置についても、本発明を応用できることは
言うまでもない。また、コンテンツ再生装置10は、携
帯型である必要はなく、たとえば机上や所定のラックな
どへの据置型のものであってもよい。
【0034】そして、コンテンツを記録する媒体とし
て、メモリカード12を用いたが、これに限らない。た
とえば、光磁気ディスクや磁気テープなどの他の記録媒
体を用いてもよい。
【0035】さらに、ここでは、既にメモリカード12
に記録されているコンテンツを再生する場合について説
明したが、これに限らない。たとえば、図示しないパー
ソナルコンピュータを介してインターネットなどの通信
網から期限付きコンテンツをダウンロードできる機能を
備えた装置において、このダウンロードした期限付きコ
ンテンツを再生する場合にも、本発明を適用できる。
【0036】そして、図2のステップS11において、
エラーメッセージをディスプレイ30に表示するよう構
成したが、これに限らない。このエラーメッセージの表
示という視覚的な態様に代えて(またはこれと同時
に)、たとえばブザーを鳴らしたり、あるいは音声を出
力したりするなど、上記エラーメッセージを聴覚的な態
様によって出力してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】同実施例におけるキー入力装置を拡大して示す
図である。
【図3】同実施例におけるディスプレイの一表示例を示
す図である。
【図4】同実施例におけるCPUの動作の一部を示すフ
ロー図である。
【図5】同実施例におけるCPUの他の動作の一部を示
すフロー図である。
【符号の説明】
12…メモリカード 16…CPU 18…キー入力装置 20…DSP 28,32…メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】期限付きコンテンツの期限日とメモリに設
    定されかつ定期的に更新されるカレンダ日付とに基づい
    て前記期限付きコンテンツの再生を制御するコンテンツ
    再生装置において、 所望の日付を入力する入力手段、 前記所望の日付を前記カレンダ日付と比較する比較手
    段、 前記所望の日付が前記カレンダ日付よりも未来の日付で
    あるとき前記カレンダ日付を前記所望の日付に変更する
    変更手段、および前記所望の日付が前記カレンダ日付よ
    りも過去の日付であるとき前記所望の日付を無効とする
    無効手段を備えることを特徴とする、コンテンツ再生装
    置。
  2. 【請求項2】前記無効手段が前記所望の日付を無効とす
    るときにその旨を表す情報を出力する情報出力手段をさ
    らに備える、請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  3. 【請求項3】前記コンテンツは、オーディオコンテンツ
    である、請求項1または2記載のコンテンツ再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005276207A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Hitachi Ltd ストレージシステムのための適正なクロック調整
JP2008502904A (ja) * 2004-06-15 2008-01-31 ドルビー・ラボラトリーズ・ライセンシング・コーポレーション 調整可能なフリーランニングの固定時計

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