JP2002229756A - データ処理システムおよびその制御方法 - Google Patents

データ処理システムおよびその制御方法

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JP2002229756A
JP2002229756A JP2001024725A JP2001024725A JP2002229756A JP 2002229756 A JP2002229756 A JP 2002229756A JP 2001024725 A JP2001024725 A JP 2001024725A JP 2001024725 A JP2001024725 A JP 2001024725A JP 2002229756 A JP2002229756 A JP 2002229756A
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Yasuo Ohashi
康雄 大橋
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ処理時間の増大を未然に防止するデー
タ処理システムおよびその制御方法を提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ101と印刷装置1
03とがネットワーク105、106とに2つ以上のイ
ンターフェースを介して接続される。印刷装置103が
ホストコンピュータ101からの印刷要求をネットワー
ク105を経由する経路を介して受信した場合、印刷装
置103はネットワーク105を経由する経路のトラフ
ィックを調査する。この経路のトラフィックが大きい場
合、印刷装置103はデータ転送経路をネットワーク1
06を経由する経路に変更することをホストコンピュー
タ101に要求し、ホストコンピュータ101はこの要
求に基づいて転送経路をネットワーク106を経由する
経路に変更した上で印刷データを印刷装置103に転送
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】データ処理時間の増大を未然
に防止するデータ処理システムおよびその制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークに接続されたデータ
処理端末におけるデータ処理実行時に、ホスト側におい
て接続されているインターフェースをホストが検知し、
装置の状態(例えば、処理実行中や用紙切れ等)をホス
トが取得することは行われていた。これによって処理待
ち時間短縮のためユーザが他のデータ処理端末に出力先
を変更したりデータ処理を中止することが可能であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
状態の取得や出力先変更等の作業をユーザ自らが行う必
要があり、これらの作業が複雑な操作手順を必要とする
場合にはノウハウが必要となる。このため不慣れなユー
ザにとっては出力先を他のデータ処理端末に変える等す
ることは難しく、時間がかかるとしても印刷が終了する
まで待たなければならないことがあった。
【0004】また、データ処理端末がデータ処理を実行
中等で、ホスト側からのジョブデータを受信できない場
合に、データ処理端末が実行中のデータ処理が終了する
などして受信可能になるのを待ってから、ホスト側がジ
ョブデータをデータ処理装置装置に送信することもあ
る。この場合は、データ処理作業が終了するまでの期
間、ホスト側は定期的にデータ処理端末の状態を取得し
てデータ処理が終了したか否かを監視する必要があっ
た。
【0005】これにより、データ処理端末が受信可能に
なるまでの間は、ホストとデータ処理端末との間で状態
確認のための信号が送受信されるため、データ処理端末
とホストとを接続する転送経路上でトラフィックが増大
することとなり、この転送経路が他のホストやデータ処
理端末で共有される場合に転送速度が低下する原因とな
っていた。
【0006】これらの従来技術における問題を図面を用
いて以下に説明する。図9は従来の技術によるネットワ
ーク上の印刷システムの構成を示すブロック図である。
ユーザが操作を行うホストコンピュータ101と、ホス
トコンピュータ101とは別のホストコンピュータ10
2と、印刷を行う印刷装置103および印刷装置104
とがネットワーク105に接続された構成となってい
る。
【0007】上記構成において、ユーザがホストコンピ
ュータ101を操作して印刷装置103において印刷処
理を実行させる場合を例に説明をする。ホストコンピュ
ータ101から送信された印刷データが、ネットワーク
105を経由して印刷装置103に転送されることで印
刷装置103において印刷が実行される。
【0008】しかし、複数のホストコンピュータから1
台の印刷装置に対して印刷が要求されることがある。例
として図9のホストコンピュータ102が先に印刷装置
103に印刷要求を行い、その後ホストコンピュータ1
01が印刷装置103に印刷要求を行った場合を説明す
る。ネットワーク105上にはネットワークの他の構成
と共有にかかる部分が存在するため、この共有部分にお
いて信号の輻輳が発生することがある。例えば、ホスト
コンピュータ101が印刷装置103に印刷データをネ
ットワーク106を経由して送信し、ホストコンピュー
タ102が印刷装置103に印刷データをネットワーク
105を経由して送信する場合は、ネットワーク105
の共有部分において輻輳が発生し、この部分のトラフィ
ックが増大する。トラフィックが増大するとデータの送
受信の速度が低下するため、処理完了までに要する時間
が長くなりユーザが不利益を被る原因となる。
【0009】また、印刷装置103は先に受信したホス
トコンピュータ102の印刷データの印刷処理が終了す
るなどして受信可能な状態になってから、後から印刷要
求を受信したホストコンピュータの印刷データを受信す
る場合もある。このときホストコンピュータ101のユ
ーザは、印刷装置103に要求した印刷がいつ完了する
のかが分からないため、ユーザが他の印刷装置に印刷を
要求したほうが良いか否かの判断をすることは難しい。
【0010】例えば、図9の印刷装置103の処理速度
が印刷装置104の処理速度よりも速い場合、ホストコ
ンピュータ101のユーザは印刷終了までの時間を最小
にするためには、印刷待ち時間は長くなるが処理速度の
速い印刷装置103で処理するべきか、印刷待ち時間は
短くて済むが処理速度の遅い印刷装置104において印
刷すべきかの判定を下すことができない。
【0011】さらに、ホストコンピュータ101のユー
ザが印刷装置103が受信可能になるのを待つ場合は、
ホストコンピュータ101は一定時間毎に印刷装置10
3に対して印刷データの転送を開始してもよいか否かを
確認するための信号を送信する。このため、ネットワー
ク回線105の共有部分ではホストコンピュータ102
と印刷装置103との間で送受信される印刷のための信
号と、ホストコンピュータ101と印刷装置103との
間で送受信されるデータ転送開始の問い合わせのための
信号とによってトラフィックが増大し転送速度が低下し
処理完了までに要する時間が長期化するといった問題が
発生する。
【0012】このように、ネットワーク上の印刷システ
ムにおいて発生するトラフィックの増大による転送速度
の低下は、ユーザの印刷待ち時間を長くする原因となっ
ていた。
【0013】従って本発明はこれらの問題に鑑みてなさ
れたものであり、ホスト側からデータ処理端末側にジョ
ブデータを転送するために使用する予定のあるいは現在
使用している転送経路のトラフィックに応じて、データ
転送経路を別の経路に切り替えることのできるデータ処
理システムおよびその制御方法を提供することを目的と
する。
【0014】また、本発明はデータ処理に要する処理時
間をジョブデータを転送する前にユーザに提示すること
のできるデータ処理システムおよびその処理方法を提供
することを目的とする。
【0015】また、本発明はホストからのデータ処理要
求を保持し、データ処理端末側からの要求によってデー
タ処理を開始することのできるデータ処理システムおよ
びその制御方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、第1の端末と第2の端末とを
有して構成されるネットワーク上において、第1の端末
と第2の端末とは、ネットワークより情報を取り込むた
めのインターフェース手段を介して接続され、第2の端
末は、2つ以上のインターフェース手段と、第1の端末
のデータ処理要求を受信した場合に、第1のインターフ
ェースを介する経路のトラフィックに基づいて、データ
転送経路を第2のインターフェースを介する経路に切り
替えることを第1の端末に要求する転送経路切替要求手
段とを有し、第1の端末は、転送経路切替要求手段の要
求に基づいてデータ転送経路を第2のインターフェース
を介する経路に切り替える転送経路切替手段を有するこ
とを特徴としている。
【0017】また、請求項2記載の発明は請求項1記載
のデータ処理システムにおいて、第2の端末は、処理対
象であるジョブデータの容量の通知を要求するデータ容
量要求手段と、データ処理要求を受信した時に処理中の
データとジョブデータとの処理を完了するのに必要な処
理時間を計算する処理時間計算手段と、処理時間を第1
の端末に通知する処理時間通知手段と、をさらに有し、
第1の端末は、第2の端末に前記ジョブデータの容量を
通知するデータ容量通知手段と、通知された処理時間を
ユーザに提示する処理時間提示手段と、をさらに有する
ことによりデータ転送開始前に処理時間を提示すること
を特徴としている。
【0018】また、請求項3記載の発明は請求項1また
は2記載のデータ処理システムにおいて、第2の端末
は、ジョブデータの受信不能状態の時にデータ処理要求
を受信した場合、第1の端末にジョブデータの転送を停
止することを要求する転送停止要求手段と、受信不能状
態から受信可能状態に移行した後に第1の端末にジョブ
データの転送開始を要求する転送開始要求手段と、をさ
らに有し、第1の端末は、転送開始要求手段の要求に基
づいてジョブデータの転送を開始するデータ転送開始手
段をさらに有することにより、第1の端末を第2の端末
の状態監視から開放することを特徴としている。
【0019】また、請求項4記載の発明は、請求項1か
ら3のいずれか1項に記載のデータ処理システムにおい
て第1の端末はホストコンピュータであり、第2の端末
は印刷装置であり、データ処理は印刷処理であることを
特徴としている。
【0020】また、請求項5記載の発明は、情報を取得
するためのインターフェースを介してネットワークに接
続され、第1の端末と第2の端末とを有して構成される
データ処理システムの制御方法であって、第1の端末が
第2の端末にデータ処理要求を行うデータ処理要求工程
と、データ処理要求に応じ、第1のインターフェースを
介する経路のトラフィックに基づいて、データ転送経路
を第2のインターフェースを介する経路に切り替えるこ
とを第2の端末が第1の端末に要求する転送経路切替要
求工程と、第1の端末が、転送経路切替要求工程による
要求に基づいてデータ転送経路を第2のインターフェー
スに切り替える転送経路切替工程と、を有することを特
徴としている。
【0021】また、請求項6記載の発明は請求項5記載
のデータ処理システムの制御方法において、データ処理
要求工程におけるデータ処理要求に応じて、処理対象で
あるジョブデータの容量の通知を第2の端末が要求する
ジョブデータ容量要求工程と、ジョブデータ容量要求工
程における要求に基づいて第1の端末がジョブデータの
容量を計算するデータ容量計算工程と、データ容量計算
工程において計算したジョブデータの容量を第1の端末
が第2の端末に通知するデータ容量通知工程と、データ
容量通知工程において通知されたジョブデータの容量
と、ジョブデータの容量を受信した時に第2の端末が処
理中のデータの容量と、に基づいて第2の端末がジョブ
データの処理を完了するのに必要な処理時間を計算する
処理時間計算工程と、第2の端末が処理時間を第1の端
末に通知する処理時間通知工程と、第1の端末が第2の
端末から通知された処理時間をユーザに提示する処理時
間提示工程と、をさらに有することにより、データ処理
開始前にデータ処理に要する所要時間をユーザに提示で
きることを特徴としている。
【0022】請求項7記載の発明は請求項5または6記
載のデータ処理システムの制御方法において、第2の端
末が、ジョブデータを受信不能状態の時にデータ処理要
求を受信した場合、ジョブデータの転送を停止すること
を第2の端末が第1の端末に要求する転送停止要求工程
と、第2の端末が受信不能状態から受信可能状態に移行
した後、第2の端末が第1の端末にジョブデータの転送
開始を要求する転送開始要求工程と、転送開始の要求に
基づいてジョブデータの転送を開始するデータ転送開始
工程と、をさらに有することにより第1の端末を第2の
端末の状態監視から開放することを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明を適用した印刷シス
テムの第1の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態を適用したネットワーク上の印刷シス
テムの構成を示すブロック図である。図9に示した従来
の印刷システムの構成と共通する部分は同じ符号を用い
て示すものとする。ユーザが操作を行うホストコンピュ
ータ101、別のホストコンピュータであるホストコン
ピュータ102、印刷装置103、および印刷装置10
4が、ネットワーク105に接続された構成となってい
る。
【0024】また、ホストコンピュータ101と印刷装
置103とはネットワーク105に接続されるインター
フェースとは異なるインターフェースを介してネットワ
ーク106にも接続されている。ただし、ネットワーク
106は複数の機器が接続されたものに限定されること
はなく、シリアルインターフェースやパラレルインター
フェースを介してホストコンピュータ101と印刷装置
103とが直接接続されたものであっても構わない。
【0025】図2に本実施形態を適用した印刷システム
の印刷装置の部分の構成を示す。ホストコンピュータ1
10と印刷装置200とは外部インターフェース300
を介して接続されている。印刷装置200は外部インタ
ーフェースを接続するコントローラ部210、エンジン
制御部220、エンジン部230、制御部240、およ
び操作部250を有して構成されている。
【0026】図2に示した本実施形態を適用した印刷装
置のコントローラ部210の詳細な構成を図3に示す。
ホストコンピュータから外部I/F部2108を介して
受信した画像データを印刷データ処理用画像メモリ21
04に格納するCPU2101、常駐プログラムROM
2102、一時記憶メモリ2103、印刷データ処理用
画像メモリ2104、フォント用ROM2105、条件
設定用メモリ2106、内部システムバス2107、外
部I/F部2108、ビデオバス2109、エンジンシ
リアルインターフェース2110、オプションプログラ
ムROM2111、ビデオI/F制御IC2112、お
よび通信制御IC2113を有して構成されている。
【0027】CPU2101は画像データをビットマッ
プデータに変換し、印刷データ処理用画像メモリ210
4をページメモリとして使用する。保持された画像デー
タはエンジン側とのインターフェース2110等により
エンジン側が印刷開始されるまで保持される。
【0028】次に本発明の第1の実施形態を適用した印
刷システムの動作を図1および図4を用いて説明する。
図4は本実施形態を適用した印刷システムにおいて、現
在印刷データを受信中のインターフェースを介して別の
印刷要求を受信した場合のデータ処理の流れを示すフロ
ーチャートである。まずホストコンピュータ102の印
刷データをネットワーク105を経由して受信中の印刷
装置103に対しホストコンピュータ101から印刷要
求が出力される(ステップS101)。この印刷要求を
受信した印刷装置103は、現在印刷処理中のデータが
転送されているネットワーク105を経由する経路の混
み具合を受信データの転送速度等から推定する(ステッ
プS102)。現在使用であるネットワーク105を経
由する経路のトラフィックが大きくないと判定された場
合(ステップS102/N)、印刷装置103はネット
ワーク105に接続されるインターフェースを介して印
刷データを受信し(ステップS106)、印刷を行う
(ステップS107)。
【0029】一方、現在使用中のネットワーク105を
経由する経路のトラフィックが大きいと判定された場合
は(ステップS102/Y)、印刷装置103は他のイ
ンターフェースが有効であるか否かをチェックする(ス
テップS103)。他に有効なインターフェースがない
場合は(ステップS103/N)、転送経路の変更は行
わずネットワーク105を経由する経路に接続されたイ
ンターフェースを介して印刷データを受信し、印刷装置
103は印刷処理を実行する(ステップS106、S1
07)。
【0030】また、他に有効なインターフェースが存在
する場合は(ステップS103/Y)、印刷装置103
はホストコンピュータ101に対して印刷データの転送
経路を、別のインターフェースを介して接続されるネッ
トワーク106を経由する経路に切り替えることを要求
する(ステップS104)。ホストコンピュータ101
はこの切替要求に基づいて印刷データの転送経路を他の
有効なインターフェースを介して接続されるネットワー
ク106を経由する経路に変更して(ステップS10
5)、印刷装置103は印刷処理を実行する(ステップ
S106、S107)。
【0031】次に本発明の第2の実施形態について以下
に説明する。第2の実施形態の印刷システムの構成は図
1に示した第1の実施形態と同様である。本実施形態を
適用した印刷システムの動作について図1および図5を
用いて説明する。図5は本実施形態による印刷システム
において、印刷データを受信中のインターフェースを介
して別の印刷要求を受信した場合のデータ処理の流れを
示すフローチャートである。第1の実施形態と同様にホ
ストコンピュータ102の印刷データをネットワーク1
05を経由して受信中の印刷装置103に対し、ホスト
コンピュータ101から印刷要求が出力される(ステッ
プS201)。
【0032】ホストコンピュータ101からの印刷要求
を受信した印刷装置103は、ホストコンピュータ10
1に対し、ホストコンピュータ101が印刷を要求して
いる印刷データの容量を通知することを要求する。ホス
トコンピュータ101はこの要求に基づいて印刷データ
の容量を印刷装置103に対して通知する。印刷装置1
03は受信した印刷データの容量を基に、そのデータを
処理を完了するのに必要な処理時間を計算する(ステッ
プS202)。処理時間の計算が終了すると印刷装置1
03はホストコンピュータに対し処理時間を通知する。
ホストコンピュータ101は印刷装置103から通知さ
れた処理時間をユーザに対して提示する(ステップS2
03)。
【0033】また、印刷装置103は第1の実施形態と
同様に、現在印刷処理中のデータが転送されているネッ
トワーク105を経由する経路の混み具合を受信データ
の転送速度等から推定する(ステップS204)。ネッ
トワーク105を経由する経路のトラフィックが大きく
ないと判定された場合には(ステップS204/N)、
先に提示した処理時間で印刷処理を行うか否かを選択す
る画面を表示しユーザに選択させる(ステップS21
0)。
【0034】ユーザが印刷を実行することを選択した場
合は(ステップS210/Y)、ホストコンピュータ1
01は現在使用中のインターフェースを介して接続され
る、ネットワーク105を経由する経路で印刷装置10
3に印刷データを転送し(ステップS211)、印刷装
置103は印刷を実行する(ステップS212)。一
方、提示された処理時間では印刷待ちの時間が長くなり
すぎる場合等は、印刷処理を中止することができる(ス
テップS210/N)。
【0035】また、ステップS204でネットワーク1
05を経由する経路のトラフィックが大きいと判定され
た場合には(ステップS204/Y)、印刷装置103
は他のインターフェースが有効であるか否かのチェック
を行う(ステップS205)。他に有効なインターフェ
ースが存在しない場合は(ステップS205/N)、ホ
ストコンピュータ101は先に提示した処理時間で印刷
処理を行うか否かを選択する画面を表示し(ステップS
210)、ユーザに印刷を実行するか(ステップS21
0/Y、S211、S212)、中止するか(ステップ
S210/N)を選択させる。
【0036】他に有効なインターフェースが存在する場
合は(ステップS205/Y)、印刷装置103が他の
インターフェースを介して接続されるネットワーク10
6を経由する経路で印刷データを転送した場合の処理完
了までに要する処理時間を計算し(ステップS20
6)、ホストコンピュータ101が処理時間をユーザに
提示して(ステップS207)、先に提示した現在使用
中のインターフェースを介して接続されるネットワーク
105を経由する経路を使用して印刷データを転送する
場合の処理時間と比較することができるようにする。
【0037】ユーザは提示された処理時間を基に、現在
使用中のインターフェースを介して接続されるネットワ
ーク105を経由する経路で印刷データを転送して印刷
を実行するか(ステップS208/N、S210/Y、
S211、S212)、印刷データの転送経路を、別の
インターフェースを介して接続されるネットワーク10
6を経由する経路に切り替えて印刷を実行するか(ステ
ップS208/Y、S209、S210/Y、S21
1、S212)あるいは印刷を中止するか((ステップ
S208/Y、S209、S210/N)または(ステ
ップS208/N、ステップS210/N))を決定す
ることができる。
【0038】ここで、処理時間を計算する処理について
以下に説明する。図6は処理時間を計算する処理の流れ
を示すフローチャートであり、図5においてはステップ
S201からS203の部分に相当する処理である。ホ
ストコンピュータ101は印刷装置103に対し印刷要
求を送信する(ステップS2001)。印刷要求を受信
した印刷装置103はホストコンピュータ101に対し
ホストコンピュータ101が転送しようとする印刷デー
タの容量を通知するように要求する(ステップS200
2)。
【0039】ホストコンピュータ101は印刷データの
容量を算出して(ステップS2003)、印刷装置10
3に通知する(ステップS2004)。印刷装置103
は現在処理中の印刷データを処理するのに必要な時間を
計算し(ステップS2005)、さらに、ホストコンピ
ュータ101から通知された印刷データの容量に基づい
て印刷データを処理するために必要となる時間を計算し
(ステップS2006)、この合計をホストコンピュー
タ101が印刷を要求する印刷データの処理を完了する
までに要する処理時間とする。。これらのデータの処理
時間の計算が終了すると印刷装置103は処理時間をホ
ストコンピュータ101に通知する(ステップS200
7)。ホストコンピュータ101は処理時間を表示手段
等(図示しない)でユーザに提示する(ステップS20
08)。このようにしてこれから転送しようとする印刷
データの処理に要する時間をユーザに対して提示するこ
とができる。
【0040】次に本発明の第3の実施形態について説明
する。第3の実施形態の印刷システムの構成は図1に示
した第1の実施形態と同様である。本実施形態を適用し
た印刷システムの動作を図1および図7を用いて説明す
る。図7は本実施形態による印刷システムにおける処理
の流れを示すフローチャートである。
【0041】まず、ホストコンピュータ102の印刷デ
ータをネットワーク105を経由して受信中の印刷装置
103に対し、ホストコンピュータ101から印刷要求
が出力される(ステップS301)。印刷要求を受信し
た印刷装置103が現在処理を実行中等で印刷データの
受信ができない場合は(ステップS302/Y)、印刷
データの転送停止をホストコンピュータ101に要求し
(ステップS303)、ホストコンピュータ101を印
刷装置103の状態監視から開放して負荷を低減する。
その後、印刷装置103はホストコンピュータ102か
ら転送された印刷データの処理が終了するなどして受信
可能になっているか否かを確認する(ステップS30
4)。受信可能でない場合には(ステップS304/
N)、一定時間待機した後(ステップS312)再び受
信可能になっているかを否かを確認する(ステップS3
04)。
【0042】印刷装置103が受信可能である場合は
(ステップS302/N)、ホストコンピュータからの
印刷データの転送経路を設定したのち(ステップS30
5からS308)、印刷装置103はホストコンピュー
タ101に印刷データの転送開始を要求し、印刷装置1
03は転送された印刷データの印刷を実行する(ステッ
プS309からS311)
【0043】データの処理が終了するなどして受信可能
になった場合は(ステップS304/Y)第1の実施形
態と同様に、印刷装置103は現在使用中であるネット
ワーク105を経由する経路上のトラフィックの大きさ
を判定する。ネットワーク105を経由する経路のトラ
フィックが大きくないと判定された場合(ステップS3
05/N)、またはネットワーク105を経由する経路
のトラフィックが大きいが他に有効なインターフェース
が存在しない場合は(ステップS305/Y、S306
/N)、印刷装置103はホストコンピュータ101に
インターフェースの切替を要求せず、ホストコンピュー
タ101もインターフェースの切替を行わない。また、
ネットワーク105を経由する経路のトラフィックが大
きいと判定され他に有効なインターフェースが存在する
場合には(S305/Y、S306/Y)、印刷装置1
03は他のインターフェースを介して接続されるネット
ワーク106を経由する経路に印刷データの転送経路を
切り替えることをホストコンピュータ101に要求す
る。ステップS308)。ホストコンピュータ101は
この要求に応じて印刷データを転送する経路をネットワ
ーク106を経由する経路に切り替える。
【0044】印刷データの転送経路が決まった後、印刷
装置103はホストコンピュータ101に対して印刷デ
ータの転送開始を要求する信号を送信する(ステップS
309)。ホストコンピュータ101はこの要求を受信
してから印刷データの転送を開始する(ステップS31
0)。印刷装置103はネットワーク106に接続され
たインターフェースを介して印刷データを受信し、印刷
を実行する(ステップS311)。
【0045】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。第4の実施形態を適用した印刷システムの構成
も図1に示した第1の実施形態と同様である。本実施形
態を適用した印刷システムの動作を図1および図8を用
いて説明する。図8は本実施形態を適用した印刷システ
ムにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【0046】まず、ホストコンピュータ101は印刷装
置103に対して印刷要求を送信する(ステップS40
1)。印刷要求を受信した印刷装置103は受信可能状
態であるか否かをチェックする(ステップS402)。
処理中等で受信不可能である場合(ステップS402/
Y)印刷装置103は、ホストコンピュータ101に対
して印刷データの転送を停止するように要求する(ステ
ップS403)。その後印刷装置103は、受信可能状
態になったか否かをチェックし(ステップS404)、
受信可能な状態になっていない場合には(ステップS4
04/N)、一定時間待機した後(ステップS417)
再び受信可能な状態になったか否かをチェックし(ステ
ップS404)、受信可能になるまでチェックを繰り返
す。
【0047】印刷要求受信時に印刷装置103が受信可
能な場合(ステップS402/N)と、実行中の処理が
終了する等して受信可能になった場合は(ステップS4
04/Y)、印刷装置103は、現在使用中のインター
フェースを介して接続されるネットワーク105を経由
する経路でデータを転送した場合に処理に必要な処理時
間を計算し(ステップS405)、ホストコンピュータ
101が処理時間をユーザに提示する(ステップS40
6)。なお、処理時間の計算は図6のフローチャートに
おいて示した第2の実施形態の処理時間の計算方法と同
様の方法で行われる。
【0048】また、印刷装置103は第1の実施形態と
同様に、現在使用中のインターフェースを介して接続さ
れるネットワーク105を経由する経路のトラフィック
の大きさと、他に有効なインターフェースが存在するか
否かと、をチェックする(ステップS407およびS4
08)。ネットワーク105を経由する経路のトラフィ
ックが大きくないと判定された場合(ステップS407
/N)または、ネットワーク105を経由する経路のト
ラフィックが大きいが他に有効なインターフェースが存
在しない場合(ステップS407/Y、ステップS40
8/N)は、先に提示した処理時間で印刷処理を行うか
否かを選択する画面を表示しユーザに選択させる(ステ
ップS413)。
【0049】ユーザが印刷を実行することを選択した場
合は(ステップS413/Y)、印刷装置103はホス
トコンピュータ101に対して印刷データの転送開始を
要求する(ステップS414)。ホストコンピュータ1
01は、この転送開始要求を受信した後、印刷装置10
3に印刷データの転送を開始し(ステップS415)、
印刷装置103が受信した印刷データを印刷する(ステ
ップS416)。ユーザが印刷を実行しないことを選択
した場合には(ステップS413/N)、処理を終了す
る。
【0050】現在使用中のインターフェースを介して接
続されるネットワーク105を経由する経路のトラフィ
ックが大きく、他に有効なインターフェースが存在する
場合(ステップS407/Y、S408/Y)印刷装置
103は、他のインターフェースを介して接続されるネ
ットワーク106を経由する経路で印刷データを転送し
た場合の処理時間を計算し、ホストコンピュータ101
が処理時間をユーザに提示する(ステップS409、S
410)。この場合の処理時間の計算の処理も、図6に
示した第2の実施形態の処理時間の計算方法と同様の処
理によって行われる。
【0051】ユーザは提示された処理時間を基に、現在
使用中のインターフェースを介して接続されるネットワ
ーク105を経由する経路で転送するか(ステップS4
11/N)、別のインターフェースを介して接続される
ネットワーク106を経由する経路に切り替えて転送す
るかを選択する(ステップS411/Y、S412)。
その後、ユーザは印刷を実行するか中止するかを選択す
る(ステップS413)。印刷を実行する場合には(ス
テップS413/Y)、印刷装置103はホストコンピ
ュータ101に対して印刷データの転送開始を要求し
(ステップS414)、ホストコンピュータ101は転
送開始要求を受信した後、印刷装置103に印刷データ
の転送を開始する(ステップS415)。印刷装置10
3は受信した印刷データの印刷を実行する(ステップS
416)。また、印刷を実行しない場合は(ステップS
413/N)処理を終了する。
【0052】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1項記載の発明は、複数のインターフェースを介して接
続されているホストコンピュータとデータ処理端末との
間で、一のインターフェースにおけるトラフィックが増
大した場合に、他のインターフェースを介する転送経路
に切り替えることをデータ処理端末が要求する。これに
より、データ転送経路のトラフィック増大による処理速
度の低下を回避できるデータ処理システムをユーザに提
供することができる。
【0053】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のデータ処理システムにおいて、ホストコンピュータ
からデータ処理端末にデータを転送する前に処理完了ま
でに要する時間を、ユーザに提示することができる。こ
れによりユーザがデータ処理端末を選択しなおしたり、
あるいはデータ処理を中止することが可能となるため、
エンジン性能によるデータ処理時間の増大を未然に防ぐ
ことが可能で、処理待ちが許されないデータ処理を実行
するのに有効なデータ処理システムをユーザに提供する
ことができる。
【0054】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のデータ処理システムにおいて、ホストコンピュー
タがデータ処理端末にデータ処理要求を送信する時にデ
ータ処理端末が別のデータを処理中等でホストコンピュ
ータからのジョブデータを受信することができない場合
に、ホストコンピュータ側からデータ処理端末側にデー
タ処理等が終了しデータの転送が可能であるか否かを問
い合わせる必要がなくなる。これによりホストコンピュ
ータの処理を軽減し、データ処理端末側も次のジョブデ
ータを受信バッファに保持する必要がないため、省メモ
リ化を実現したデータ処理システムを提供することがで
きる。
【0055】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれか1項記載のデータ処理システムにおいて、第1
の端末はホストコンピュータであり、第2の端末は印刷
装置であり、前記データ処理は印刷処理であることによ
り、印刷処理実行時のトラフィックの増大によって転送
速度が低下することを回避する印刷システムを提供する
ことができる。
【0056】請求項5記載の発明は、複数のインターフ
ェースを介して接続されているホストコンピュータとデ
ータ処理端末との間で、一のインターフェースにおける
トラフィックが増大した場合に、他のインターフェース
を介する経路に切り替えてジョブデータを転送する制御
を行うことにより、データ処理時間の長期化を防ぐこと
のできるデータ処理システムの制御方法を提供すること
ができる。
【0057】請求項6記載の発明は、請求項5記載のデ
ータ処理システムの制御方法において、ホストからデー
タ処理端末にジョブデータを転送する前に、処理完了ま
で要する時間を計算し、ユーザに提示する処理を実行す
る工程を有することにより、ユーザがデータ処理端末を
選択しなおしたり、あるいはデータ処理を中止すること
が可能となる。これにより、エンジン性能によるデータ
処理時間の増大を未然に防ぐことが可能で、処理待ちが
許されないデータ処理を実行するのに有効なデータ処理
システムの制御方法ををユーザに提供することができ
る。
【0058】請求項7記載の発明は、請求項5または6
記載のデータ処理システムの制御方法において、ホスト
コンピュータがデータ処理端末にデータ処理要求を送信
する時にデータ処理端末が別のデータを処理中等でホス
トコンピュータからのジョブデータを受信することがで
きない場合は、データ処理端末が別のデータの処理終了
後にホストコンピュータにジョブデータの転送を要求す
る程を有している。このためホストコンピュータの処理
が軽減され、データ処理端末側も次のジョブデータを受
信バッファに保持する必要がなくなるため、メモリが少
ないデータ処理端末でも実行可能なデータ処理システム
の制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を適用した印刷システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による印刷システムの
印刷装置200の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態による印刷システムの
印刷装置200のコントローラ部210の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態による印刷システムの
処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態による処理の流れを示
すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態による印刷装置のデー
タの処理時間計算処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第3の実施形態による印刷装置の処理
の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の第4の実施形態による印刷システムの
処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】従来技術による印刷システムの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ 102 ホストコンピュータ 103 印刷装置 104 印刷装置 105 ネットワーク 110 ホストコンピュータ 200 印刷装置 210 コントローラ部 220 エンジン制御部 230 エンジン部 240 制御部 250 操作部 300 外部インターフェース部 2101 CPU 2102 ROM 2103 一時記憶メモリ 2104 画像メモリ 2105 フォント用ROM 2106 条件設定メモリ 2107 内部バス 2108 外部インターフェースバス 2109 ビデオバス 2110 エンジンシリアルインターフェース 2111 オプションROM 2112 ビデオインターフェース制御IC 2113 通信制御IC

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の端末と第2の端末とを有して構成
    されるネットワーク上において、 前記第1の端末と前記第2の端末とは、前記ネットワー
    クより情報を取り込むためのインターフェース手段を介
    して接続され、 前記第2の端末は、 2つ以上の前記インターフェース手段と、 前記第1の端末のデータ処理要求を受信した場合に、第
    1のインターフェースを介する経路のトラフィックに基
    づいて、データ転送経路を第2のインターフェースを介
    する経路に切り替えることを前記第1の端末に要求する
    転送経路切替要求手段とを有し、 前記第1の端末は、前記転送経路切替要求手段の要求に
    基づいて前記データ転送経路を前記第2のインターフェ
    ースを介する経路に切り替える転送経路切替手段を有す
    ることを特徴とするデータ処理システム。
  2. 【請求項2】 前記第2の端末は、 処理対象であるジョブデータの容量の通知を要求するデ
    ータ容量要求手段と、 前記データ処理要求を受信した時に処理中のデータと前
    記ジョブデータとの処理を完了するのに必要な処理時間
    を計算する処理時間計算手段と、 前記処理時間を前記第1の端末に通知する処理時間通知
    手段と、をさらに有し、 前記第1の端末は、 前記第2の端末に前記ジョブデータの容量を通知するデ
    ータ容量通知手段と、 通知された前記処理時間をユーザに提示する処理時間提
    示手段と、をさらに有することによりデータ転送開始前
    に処理時間を提示することを特徴とする請求項1記載の
    データ処理システム。
  3. 【請求項3】 前記第2の端末は、 前記ジョブデータを受信不能状態の時に前記データ処理
    要求を受信した場合、前記第1の端末に前記ジョブデー
    タの転送を停止することを要求する転送停止要求手段
    と、 前記受信不能状態から受信可能状態に移行した後に前記
    第1の端末に前記ジョブデータの転送開始を要求する転
    送開始要求手段と、をさらに有し、 前記第1の端末は、前記転送開始要求手段の要求に基づ
    いて前記ジョブデータの転送を開始するデータ転送開始
    手段をさらに有することにより、前記第1の端末を前記
    第2の端末の状態監視から開放することを特徴とする請
    求項1または2記載のデータ処理システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の端末はホストコンピュータで
    あり、前記第2の端末は印刷装置であり、前記データ処
    理は印刷処理であることを特徴とする請求項1から3の
    いずれか1項に記載のデータ処理システム。
  5. 【請求項5】 情報を取得するためのインターフェース
    を介してネットワークに接続され、第1の端末と第2の
    端末とを有して構成されるデータ処理システムの制御方
    法であって、 前記第1の端末が前記第2の端末にデータ処理要求を行
    うデータ処理要求工程と、 前記データ処理要求に応じ、第1のインターフェースを
    介する経路のトラフィックに基づいて、データ転送経路
    を第2のインターフェースを介する経路に切り替えるこ
    とを前記第2の端末が前記第1の端末に要求する転送経
    路切替要求工程と、 前記第1の端末が、前記転送経路切替要求工程による要
    求に基づいて前記データ転送経路を前記第2のインター
    フェースに切り替える転送経路切替工程と、を有するこ
    とを特徴とするデータ処理システムの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記データ処理要求工程における前記デ
    ータ処理要求に応じて、処理対象であるジョブデータの
    容量の通知を前記第2の端末が要求するジョブデータ容
    量要求工程と、 該ジョブデータ容量要求工程における前記要求に基づい
    て前記第1の端末が前記ジョブデータの容量を計算する
    データ容量計算工程と、 該データ容量計算工程において計算した前記ジョブデー
    タの容量を前記第1の端末が前記第2の端末に通知する
    データ容量通知工程と、 該データ容量通知工程において通知された前記ジョブデ
    ータの容量と、該ジョブデータの容量を受信した時に前
    記第2の端末が処理中のデータの容量と、に基づいて前
    記第2の端末が前記ジョブデータの処理を完了するのに
    必要な処理時間を計算する処理時間計算工程と、 前記第2の端末が前記処理時間を前記第1の端末に通知
    する処理時間通知工程と、 前記第1の端末が前記第2の端末から通知された前記処
    理時間をユーザに提示する処理時間提示工程と、 をさらに有することにより、データ処理開始前にデータ
    処理に要する所要時間をユーザに提示できることを特徴
    とする請求項5記載のデータ処理システムの制御方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の端末が、前記ジョブデータを
    受信不能状態の時に前記データ処理要求を受信した場
    合、前記ジョブデータの転送を停止することを前記第2
    の端末が前記第1の端末に要求する転送停止要求工程
    と、 前記第2の端末が前記受信不能状態から受信可能状態に
    移行した後、前記第2の端末が前記第1の端末に前記ジ
    ョブデータの転送開始を要求する転送開始要求工程と、 前記転送開始の要求に基づいて前記ジョブデータの転送
    を開始するデータ転送開始工程と、 をさらに有することにより前記第1の端末を前記第2の
    端末の状態監視から開放することを特徴とする請求項5
    または6記載のデータ処理システムの制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014060580A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Ricoh Co Ltd 画像処理システム、画像処理装置、及びプログラム
JP2015036828A (ja) * 2013-08-12 2015-02-23 コニカミノルタ株式会社 プリントシステム、プリントサーバー、印刷装置及び印刷方法
JP2017071223A (ja) * 2016-11-02 2017-04-13 株式会社リコー 画像処理システム、画像形成装置、及びプログラム

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