JP2002229338A - 製版機の湿式現像装置 - Google Patents
製版機の湿式現像装置Info
- Publication number
- JP2002229338A JP2002229338A JP2001027702A JP2001027702A JP2002229338A JP 2002229338 A JP2002229338 A JP 2002229338A JP 2001027702 A JP2001027702 A JP 2001027702A JP 2001027702 A JP2001027702 A JP 2001027702A JP 2002229338 A JP2002229338 A JP 2002229338A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing
- developer
- making machine
- plate making
- developing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Wet Developing In Electrophotography (AREA)
Abstract
完全に除去した後、略均一な液厚の現像液を供給できる
製版機の湿式現像装置を得るにある。 【解決手段】 給液ポンプからの現像液をマスターシー
トの幅方向に細長い現像ノズル槽1中に圧送し、同現像
ノズル槽1の底部に形成するスリット7で前記幅方向の
流量を制限し、同スリット7に連なる吐出通路3の出口
に流出液厚を調整するドクターブレード10を位置する
製版機の湿式現像装置において、表面に多数の開孔を形
成されたラス板12を前記ドクターブレード10の後方
に位置させ、同ラス板12で現像液内の気泡を除去する
製版機の湿式現像装置。
Description
を現像する現像装置に関し、特に、感光体シートである
マスターシートの表面の静電潜像を現像する製版機の湿
式現像装置に関する。
シートを作成する製版機においては、湿式現像装置によ
りマスターシートの表面に静電潜像を現像するが、従来
の湿式現像装置は、図3に示すような構造とされるのが
普通である。
ーシートXは、搬送ローラAの回転運動により現像バッ
トB上に取り込まれ、この現像バットBの表面に略均一
な液厚で噴出される現像液で現像バットBを通る間に現
像され、絞りロールCの回転運動により余剰の現像液が
絞られながら、図示を省略する定着装置へ移動される。
前述した現像バットBへの現像液の供給のため、湿式現
像装置は図示を省略する給液ポンプから導かれる吐出パ
イプDが一端に結合される現像ノズル槽Eを備え、マス
ターシートXの幅方向に細長い同現像ノズル槽E中には
前記吐出パイプDから現像液が供給される。
の流路面積を制限された吐出通路Gが連絡され、この吐
出通路Gの出口に位置されるドクターブレードHにより
マスターシートFの幅方向の液厚が均一化された状態で
現像液が傾斜された現像バットBの表面に流出される。
E中に現像液を勢いよく噴出させると、現像ノズル槽E
中を流れる間に現像液中に気泡が巻き込まれることが多
いが、これらの気泡が現像液に混在して吐き出された場
合、気泡が原因となって現像ムラが生じ、気泡による現
像ムラでマスターシートFの画像品質が著しく低下して
しまう。
み対策として、従来では、図4に示すように、現像ノズ
ル槽Eの天板に小さな空気抜き穴Pを形成することが行
われている。しかし、このような空気抜き穴Pの構造で
は、空気が抜けて気泡の巻き込みが少なくなるけれど
も、長期間に亙って使用している間に現像液中のトナー
が徐々に流出口に固着状態となり、流出口が狭くなっ
て、ついには塞がってしまう場合があり、ポンプから勢
いよく噴出された現像液が空気ぬき穴Pから外部に飛散
することが多く、頻繁に現像液流出口の清掃が必要であ
った。
の製版機の湿式現像装置の問題に鑑み、現像ノズル槽中
の現像液に含まれた気泡を略完全に除去した後、略均一
な液厚の現像液を供給できる製版機の湿式現像装置を得
るにある。
め、本発明は、給液ポンプからの現像液をマスターシー
トの幅方向に細長い現像ノズル槽中に圧送し、同現像ノ
ズル槽の底部に形成するスリットで前記幅方向の流量を
制限し、同スリットに連なる吐出通路の出口に流出液厚
を調整するドクターブレードを位置する製版機の湿式現
像装置において、表面に多数の開孔を形成されたラス板
を前記ドクターブレードの後方に位置させ、同ラス板で
現像液内の気泡を除去する製版機の湿式現像装置を提案
するものである。
おいては、前記現像ノズル槽内を長さ方向に略仕切る状
態の複数の巻込防止ラス板が位置され、これらの巻込防
止ラス板の通過時に巻き込まれた現像液中の気泡が除去
される構造が説明される。
明の実施例の詳細を説明する。図1において、全体を符
号”1”で示す現像ノズル槽は図1の紙面と直角な方向
に細長い直方形容器上に作られるもので、図示を省略す
るマスターシートの幅方向に延長している。つまり、現
像ノズル槽1の端部には給液ポンプから導かれる吐出パ
イプ2が結合され、図2に示す同吐出パイプ2から現像
ノズル槽1の内部に現像液が噴出され、この噴出に伴っ
て現像ノズル槽1内の空気が巻き込まれる。勿論、何等
かの原因により、吐出パイプ2から吐き出される現像液
に既に気泡が巻き込まれている場合がある。
図1の紙面と直角な方向の流路面積を等しくされる吐出
通路3が連続され、この吐出通路3の流路面積によりマ
スターシートの幅方向の現像液流量が制限される。そし
て、同現像ノズル槽1の底部には固定ねじ4によりL字
状ブラケット5に支持する1次ドクターブレード6が固
定され、この1次ドクターブレード6の先端面と現像ノ
ズル槽1の内壁面との間に流量制限用の1次スリット7
が形成され、この1次スリット7の溝幅の調整により吐
出通路3へ流入する現像液の流量を調整できる。
ット5に支持される略水平な1次ラス板8及び同1次ラ
ス板8上に基部を固定した複数の巻込防止ラス板9が設
けてある。また、表面に多数の開孔を形成された1次ラ
ス板8の先端部8aは前記1次スリット7の入口を閉じ
るように現像ノズル槽1の内表面に当接される。ポンプ
で吸い上げられて現像ノズル槽1内に噴出された現像液
は、1次ラス板8上に基部を固定した複数の巻込防止ラ
ス板9でマスターシートの幅方向に略均等に流量が分配
され、前記1次ラス板8、前記1次スリット7、吐出通
路3を通過して徐々に液厚及び流速が等しい状態にな
る。また、図2に詳細を示す複数の巻込防止ラス板9
は、現像ノズル槽1の長さ方向に隣り合った状態として
前記吐出パイプ2に対向して折曲げ部9aを1次ラス板
8に固定され、これらの巻込防止ラス板9の開孔により
吐出パイプ2から噴出された現像液に巻き込まれた大き
な気泡が除去される。
たドクターブレード10が取付ねじ11で固定され、こ
のドクターブレード10の下端部10aで液厚及び流速
がさらに等しい状態される。そして、このドクターブレ
ード10の後方には気泡を除去する2次ラス板12がね
じ15で固定され、この2次ラス板12に形成する多数
の開孔により、吐出通路3中の現像液中で浮上した気泡
が濾し取られる。
0の折曲げ辺部10bの部分にねじ15で固定され、流
路ガイド14の表面と2次ラス板12の下端面との間の
出口スリット13は先端を前記ドクターブレード10の
中間辺部10cに当てがわれる調節ねじ16で調整され
る。
は、以上に述べたような構造であるから、現像バット
(図示せず)に結合される流路ガイド14から流出する
現像液は図1の紙面と直角な方向に均一な液厚状態とな
るばかりでなく、ほとんど気泡を含まないものとなる。
即ち、吐出パイプ2から流出する現像液は、現像ノズル
槽1の長さ方向に噴出されるので、空気を巻き込んで気
泡を混在させた状態になるが、巻込防止ラス板9を通過
する間に非常に大きな気泡が自然に除去されることにな
る。
り先からの流出に伴って発生した大きな気泡が除去され
た後、現像液は現像ノズル槽1の底部の1次スリット7
を通って吐出通路3中へ流出するけれども、この1次ス
リット7の入口には1次ラス板8が位置してあるため、
1次スリット7中への異常な気泡の流入も制限される。
次に、吐出通路3に流入した現像液はドクターブレード
10により流れが止められて吐出通路3に充満状態にな
って液厚及び流速が略均一な状態になり、ドクターブレ
ード10を通過した現像液は2次ラス板12が配置され
た空間に流入した時に開放されて気泡が除去される。
まった小さな気泡や吐出通路3中で発生した気泡は、吐
出通路3中を流れる間に現像液の上層に浮くが、ドクタ
ーブレード10の後方には2次ラス板12が位置されて
いるので、現像液の上層に浮いた気泡が同2次ラス板1
2に接触して消滅・除去されることになる。よって、出
口スロット13を通って流路ガイド14から流出する現
像液は均一な液厚状態になると共に、ほとんど気泡を含
まないので、気泡の混入によるマスターシートの現像ム
ラの発生を阻止して、画像品質を向上できる。
によれば、現像ノズル槽中に流入した現像液に含まれる
気泡を除去・消滅させた状態で、均一な液厚状態として
現像バットに供給できるから、気泡による現像ムラの発
生を防止して、マスターシートの画像品質を向上できる
効果がある。
ある。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 給液ポンプからの現像液をマスターシー
トの幅方向に細長い現像ノズル槽中に圧送し、同現像ノ
ズル槽の底部に形成するスリットで前記幅方向の流量を
制限し、同スリットに連なる吐出通路の出口に流出液厚
を調整するドクターブレードを位置する製版機の湿式現
像装置において、表面に多数の開孔を形成されたラス板
を前記ドクターブレードの後方に位置させ、同ラス板で
現像液内の気泡を除去することを特徴とする製版機の湿
式現像装置。 - 【請求項2】 前記現像ノズル槽内を長さ方向に略仕切
る状態の複数の巻込防止ラス板が位置され、これらの巻
込防止ラス板の通過時に巻き込まれた現像液中の気泡が
除去されることを特徴とする請求項1記載の製版機の湿
式現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001027702A JP3632602B2 (ja) | 2001-02-05 | 2001-02-05 | 製版機の湿式現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001027702A JP3632602B2 (ja) | 2001-02-05 | 2001-02-05 | 製版機の湿式現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002229338A true JP2002229338A (ja) | 2002-08-14 |
JP3632602B2 JP3632602B2 (ja) | 2005-03-23 |
Family
ID=18892314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001027702A Expired - Fee Related JP3632602B2 (ja) | 2001-02-05 | 2001-02-05 | 製版機の湿式現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3632602B2 (ja) |
-
2001
- 2001-02-05 JP JP2001027702A patent/JP3632602B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3632602B2 (ja) | 2005-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2285576B1 (en) | Reducing ink droplets generated by bursting bubbles in an ink developer | |
EP2193405B1 (en) | Apparatus for containing splashes in an ink developer | |
EP0033511B1 (en) | Film processor | |
EP0038526B1 (en) | Apparatus for coating a web with a viscous coating material | |
JP2002229338A (ja) | 製版機の湿式現像装置 | |
JPS6241329Y2 (ja) | ||
JPH10333307A (ja) | 写真処理装置及びその装置への補充溶液の供給方法 | |
US5302996A (en) | Apparatus for processing photosensitive material | |
JP4132711B2 (ja) | 感光材料処理装置 | |
JP4213372B2 (ja) | 感光材料処理装置 | |
JPH0387835A (ja) | 感光性平版印刷版処理装置 | |
JPH05165341A (ja) | 湿式電子写真現像装置の現像液供給機構 | |
JP3154455B2 (ja) | 感光材料処理装置 | |
JP4359403B2 (ja) | 処理液の調整方法及び感光材料処理装置 | |
JP2000002986A (ja) | 感光材料処理装置 | |
JPH10301250A (ja) | 写真処理装置 | |
JPH06149073A (ja) | 湿式現像装置 | |
JPH09127795A (ja) | 静電記録装置の液体トナー供給システム | |
JPH05281688A (ja) | 感光材料の処理装置 | |
JP2000002988A (ja) | 感光材料処理装置 | |
JPH0138584Y2 (ja) | ||
JP2003241353A (ja) | 感光材料現像処理装置 | |
JPH0980720A (ja) | ハロゲン化銀写真感光材料用自動現像機 | |
JPH09258520A (ja) | 湿式現像装置 | |
JPS6257027B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041001 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041130 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130107 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |