JPH0980720A - ハロゲン化銀写真感光材料用自動現像機 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料用自動現像機

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Publication number
JPH0980720A
JPH0980720A JP23265395A JP23265395A JPH0980720A JP H0980720 A JPH0980720 A JP H0980720A JP 23265395 A JP23265395 A JP 23265395A JP 23265395 A JP23265395 A JP 23265395A JP H0980720 A JPH0980720 A JP H0980720A
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JP
Japan
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liquid
processing
processing liquid
silver halide
supplied
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Application number
JP23265395A
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English (en)
Inventor
Moeko Hagiwara
茂枝子 萩原
Yutaka Ueda
豊 上田
Hiroaki Kobayashi
弘明 小林
Manabu Nakahanada
学 中花田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理量の少ない状態においても安定した処理
性能を維持し、且つ現像に用いられる処理剤成分の消費
を最小限に抑えることを可能とする自動現像機を提供す
る。また、オペレーターが大量の液体処理を感じず、ド
ライ感覚で容易に処理でき、さらに、メインテナンスが
容易で、しかも感光材料にステインがなく、安定した画
像を得ることができる自動現像機を提供する。 【構成】 ハロゲン化銀写真感光材料を現像処理する自
動現像機において、ハロゲン化銀写真感光材料pを現像
処理する処理液をハロゲン化銀写真感光材料の乳剤面上
に気相を介して供給する処理液供給手段63と、処理液
供給手段63の処理液供給口67に対向して設けられ、
処理液を受容する受液手段70とを有するハロゲン化銀
写真感光材料用自動現像機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハロゲン化銀写真感光
材料(以下、単に感光材料又は感材ということもある)
を処理液により現像処理するハロゲン化銀写真感光材料
用自動現像機(以下、単に自現機ということもある)に
関し、特に処理液の使用量を低減し、かつ環境特性を向
上させたハロゲン化銀写真感光材料用自動現像機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、写真廃液の海洋投棄が禁止される
など、環境規制が激化しており、写真処理業界において
も、処理廃液を低減する努力が続けられている。
【0003】また、ハロゲン化銀写真システムは水を使
用する湿式処理方式であり、画質が優れている一方、処
理が煩雑となり、電子写真や昇華型サーマル方式等ドラ
イ方式に対して欠点となっている。
【0004】これらを解決するため、処理液の補充量を
極端に低減していくことが考えられる。しかしながら、
現在の処理方式は、処理液をタンクに満たしておき、タ
ンク内のラックを介して感光材料を一定時間処理液に浸
漬し、該感光材料の一定面積処理毎に一定量の処理液を
補充し、オーバーフローを廃液として排出する方式を採
用している。従って、補充量を極端に低減してしまうと
処理タンク中に処理液が滞留する時間が長くなり、処理
液が空気酸化や、成分同士の反応により、劣化してしま
うため、写真性能に影響してしまい、低補充には、限界
があった。
【0005】そこで、これらの問題を解決するため、タ
ンクの中の処理液に感材を浸漬するのではなく、必要な
量の処理液を感材に滴下、又は噴霧する方式が有効であ
り、本発明者らは気相を介して処理液を供給する装置を
提案した。
【0006】また、特開平6−324455号公報に、
ハロゲン化銀写真感光材料を処理する処理液を密閉して
収容する処理容器から該処理液をハロゲン化銀写真感光
材料の乳剤面に気相を介して供給するという技術が開示
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−32445
5号公報に記載の、感光材料を処理する処理液を、密閉
して収容する処理液容器から該処理液を感材乳剤面に気
相を介して供給することにより、従来の方法に比べて処
理液(特に発色現像液の場合)の保存性を向上させるこ
とができる。
【0008】しかしながら、この方法の問題点として、
処理液供給手段の供給口のほんの微少な部分で処理液と
空気が接触しており、わずかな処理液が空気と接触する
と酸化、着色が起こる。また、主要成分が劣化し、写真
処理反応に必要な量より少なくなり、部分的に発色濃度
が低下し、ムラが発生するという写真処理液独特の現象
が発生する。このように着色、成分劣化が発生すると、
感材に滴下、噴霧したときにステイン、汚れ、ムラの原
因となることが判明し、解決が求められていた。
【0009】また、アマチュア用のカラー写真では、最
近フチ(余白)のないものが一般的であり、感光材料い
っぱいに画面を引き延ばし、なるべく画面を有効に使う
のが通例となっている。
【0010】通常の現像処理の場合には感光材料よりも
大きめに露光し、処理液に浸漬すればよいが、本発明の
ように処理液を気相を介して感光材料に供給する方式で
は感光材料のフチ部分ぎりぎりに供給するのは困難であ
り、供給されない部分ができたり、また、感光材料以外
の部分に処理液が供給され、装置本体の汚れの原因とな
ることが判明し、解決が求められていた。
【0011】本発明の目的は、上記の課題を解決し、低
補充化が可能で、環境適性の高いハロゲン化銀写真感光
材料用自動現像機を提供することにある。また、オペレ
ーターが水を感じず、ドライ感覚で使用できるハロゲン
化銀写真感光材料用自動現像機を提供することにある。
さらに、メンテナンスが容易でしかもステインがなく、
安定な画像が得られるハロゲン化銀写真感光材料用自動
現像機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者らは鋭意検討を行った結果、以下に説明す
るように、特許請求の範囲に記載の構成にて上記課題を
解決できることがわかった。即ち、ハロゲン化銀写真感
光材料を現像処理する自動現像機において、前記ハロゲ
ン化銀写真感光材料を現像処理する処理液をハロゲン化
銀写真感光材料の乳剤面上に気相を介して供給する処理
液供給手段と、該処理液供給手段の処理液供給口に対向
して設けられ処理液を受容する受液手段とを有すること
を特徴とするハロゲン化銀写真感光材料用自動現像機に
よって達成される。
【0013】〔処理液供給手段〕本発明において、感材
乳剤面に気相を介して処理液を供給する処理液供給手段
としては、処理液を感材に気相を介して飛翔させる処理
液飛翔手段や、カーテンコータのように、感材に気相を
介して処理液を塗布する処理液塗布手段などが挙げられ
る。処理液を感材に気相を介して飛翔させる処理液飛翔
手段としては、インクジェットプリンタのインクジェッ
トヘッド部と同様の構造のものや特開平6−32445
5号に記載の構造のものなどのように、処理液を感材に
気相を介して処理後飛翔手段において圧力を発生させて
能動的に飛翔させるものや、スプレーバーのように、処
理液を感材に気相を介して処理後飛翔手段にかかる液圧
力により飛翔させるものなどが挙げられる。インクジェ
ットプリンタのインクジェットヘッド部と同様の構造の
ものによる処理液を感材に気相を介して飛翔させる処理
液飛翔手段としては、振動板(ピエゾ電気素子)により
処理液を供給するものや、突沸(バブルジェット)によ
り処理液を供給するものなどが挙げられ、処理液供給量
を制御し得る点で好ましい。
【0014】本発明の処理液供給手段としては、 一般的なインクジェットヘッドのように感光材料の
幅手方向に移動しながら処理液を供給し、感光材料が処
理液供給手段の移動と直角方向に移動しながら処理液を
供給する方式、 感光材料の幅サイズに棒状(線状)になっており、
移動せずに固定位置で処理液を供給し、感光材料が処理
液が幅手方向と直角方向に移動しながら処理液を供給す
る方式、 の方式で感光材料が移動せず、ヘッドが2次元に
移動しながら処理液を供給する方式、 の方式で感光材料が移動せずに棒状の処理液供給
手段が移動しながら処理液を供給する手段、 が考えられる。しかし、処理の迅速性、及び安定現像性
を考えると、幅方向に時間差がない、が好ましく、
装置の安定性を考えるとが最も好ましい。
【0015】処理液供給手段としては、線状配列のオリ
フィスを有する供給ヘッドから処理液を感材に気相を介
して供給するものでも、面状配列のオリフィスを有する
の供給ヘッドから処理液を感材に気相を介して供給する
ものでも、点状のオリフィスを有するの供給ヘッドから
処理液を感材に気相を介して供給するものでも、その他
の方法でもよい。また、感材がシートの場合、感材の大
きさに相当する面状の供給ヘッドを用いて、感材と供給
ヘッドとの位置関係が固定されている状態で、供給ヘッ
ドから処理液を感材に気相を介して供給してもよいが、
供給ヘッドと感材との位置関係をずらしながら、供給ヘ
ッドから処理液を感材に気相を介して供給する方が、供
給ヘッドが小さくても感材に処理液を充分に供給でき好
ましい。また、線状の供給ヘッドを用いる場合は、供給
ヘッドが移動してもよいが、迅速に処理液を感材に供給
するために、線状の供給ヘッドに対して、線状の供給ヘ
ッドと平行方向以外に感材を移動させることが好まし
い。特に、処理時間を一定にするために、感材を線状の
供給ヘッドと垂直方向に移動させることが好ましい。ま
た、処理液飛翔手段として、供給ヘッドと感材との位置
関係をずらしながら、供給ヘッドから処理液を感材に気
相を介して飛翔させる場合、処理液飛翔手段が1秒あた
りに処理液を感材に気相を介して飛翔させる回数は、感
材の表面に充分に処理液を供給するために、1回以上が
好ましく、特に10回以上が好ましい。また、供給ヘッ
ドから飛翔させるために、1×106回以下が好まし
く、特に1×105回以下が好ましい。
【0016】また、処理液供給手段が供給口を介して処
理液を感材に供給する場合、その供給口の形状は、円
形、四角形、楕円形などどんな形状でもよい。そして、
各々の供給口の面積は、処理液が若干乾燥した位で詰ま
らないようにするなどのために、1×10-112以上が
好ましく、特に1×10-82以上が好ましい。また、
各々の供給口の面積は、感材に均一に処理液を供給する
などのために、1×10-82以下が好ましく、特に1
×10-62以下が好ましい。また、各供給口の間隔
は、最近接供給口との縁間距離の平均で、供給口の強度
の点などから、5×10-62以上が好ましく、また、
感材の表面に充分に処理液を供給するなどのために、1
×10-32以下が好ましい。
【0017】また、処理後供給口と感材乳剤面との距離
は、50μm以上(特に1mm以上)がこの距離を簡単
に制御するために好ましく、また、10mm以下(特に
5mm以下)が好ましい。
【0018】〔受液手段〕受液手段とは、前記処理液供
給手段より供給される処理液のうち、感光材料に供給さ
れない液を受ける部位である。
【0019】処理液供給手段が上記の方式のように固
定位置にある場合は、受液手段はその下部分にあり、感
光材料に処理液を供給していないとき、いわゆる待機状
態に該処理液供給手段より供給された処理液を受けるこ
とができる。また、処理液供給手段が感光材料の全面に
処理液を供給するため、感光材料の端(フチ)部分より
外側にはみ出した形で処理液を供給する場合には、感光
材料上に供給されなかった処理液を受けることができ
る。
【0020】また、処理液供給手段が上記、の方式
のように移動する場合には、感光材料に処理液を供給し
ないときに処理液供給手段が待機する待機位置を設け、
待機位置の下部に受液手段を設けて処理液供給手段が供
給する処理液を受けることができる。
【0021】写真用処理液の場合、空気酸化により容易
に着色し、また、タールが発生する。本発明では、受液
手段を設け、定期的に処理液を供給し、処理液供給口に
隣接した部分に存在する着色、又は劣化した液を受液手
段に受けることにより、感光材料には新鮮な処理液を供
給することが可能となる。
【0022】〔洗浄処理〕また、着色した写真処理液
は、プラスチック等の部材に吸着し易く、受液手段に受
液した後、長時間放置するとプラスチック部材に強く吸
着し、簡単なメンテナンスでは除去することが不可能と
なる。そこで、受液した後一定時間後、又は、受液あり
なしにかかわらず、一定時間、又は処理液非供給時に受
液手段に洗浄液を供給し、受液手段を洗浄することが、
メンテナンスの簡易化の点で更に好ましい。
【0023】本発明における処理液非供給時とは、処理
液供給手段が感光材料に供給していない、いわゆる待機
時のことを指す。待機時に例えば30分毎とか1時間毎
のように定期的に処理液供給手段より、受液手段に処理
液を供給することにより、本発明の効果を発揮させるこ
とができる。また、所定操作毎に非定期に、例えば次の
処理の直前に受液部に処理液を供給した後、感光材料に
処理液を供給することにより、本発明の効果を発揮させ
ることができる。また、電源をつけた直後、又は、一定
時間後に受液部に供給することで、装置停止時の液劣化
の影響を抑えられ、本発明の効果を発揮させることがで
きる。
【0024】これらを組み合わせることにより、更に本
発明の効果を有効に発揮させることができる。
【0025】写真処理液の場合、空気酸化し、劣化した
ものではプラスチック等の部材から成る受液手段への吸
着が非常に強くなり、簡単な洗浄では落とすことができ
なくなり、メンテナンスの負荷が大きくなり、装置の外
観、耐久性も損なうことになる。そこで、受液手段に水
を流し、受けた処理液を洗い流すことが好ましい。
【0026】定期的に、受液手段に水を供給しても良い
が、受液手段に処理液を受けた直後に水を供給するのが
好ましい。
【0027】また、現像処理の後処理に相当する漂白処
理、漂白定着処理等に使用する処理液を溶解する溶解
水、及び又は漂白浴、漂白定着浴に添加する蒸発補正水
を本発明の受液手段に供給し、そのまま該浴に流し込む
ことが、使用水を節約できる意味で更に好ましい。
【0028】〔露光〕感光材料に露光を与える方式とし
ては、CRTを用いるタイプやLEDアレイを用いるタ
イプなどを用いることができる。
【0029】〔発色現像主薬供給量の調整〕発色濃度
を、必要な発色現像主薬量に変換する演算手段として
は、青感層、緑感層、赤感層で発色するイエロー、マゼ
ンタ、シアンそれぞれについて、複数の濃度段階となる
露光を感材に与え(ウエッジ露光)、各濃度段階で生成
されるY、M、Cの単位面積当たりの発色色素量あるい
は現像金属銀量(モル)を測定、このY、M、C発色色
素量あるいは現像銀生成量と発色濃度の関係を用いて演
算関数を作成することができる。
【0030】ハロゲン化銀写真感光材料用自動現像機
は、処理する感光材料が印画紙の場合、上から赤感層、
緑感層、青感層の順の層構成をしており、最下層の青感
層でのイエロー発色反応性は上層でのマゼンタ、シアン
発色反応性より劣ってしまうため、Y、M、Cで同一の
発色濃度を得るためにはY発色時に供給する発色現像主
薬量を最も多くすることが好ましい。
【0031】発色現像主薬供給量を調整する手段として
は、 (1)通常のインクジェット方式と同等に単位面積当た
りの噴射ドット数の調整により供給量調整を行う (2)処理液の単位時間当たりの噴射回数(周波数)を
調整することにより供給量調整を行う (3)処理液の単位噴射量を調整することにより供給量
調整を行う (例えば、バブルジェット方式により処理液供給の場
合、ヒーターを処理液突沸温度まで加熱する時間を調整
することにより単位供給量を調整する。)等を用いるこ
とができる。
【0032】本発明における、感材乳剤面に対して、気
相を介して処理液を供給するという処理工程は、露光量
に応じて反応生成物量が変化する発色現像工程及び/又
は漂白工程であることが好ましく、さらに好ましくは、
安定した処理性能、安定した処理剤保存性が特に望まれ
る発色現像工程である。
【0033】本発明に用いられる発色現像用処理剤とし
ては、液剤でも固体でも良いが、処理剤の安定性、ハン
ドリング性の点から錠剤型や顆粒型や粉末状等の固体処
理剤であることが好ましい。
【0034】〔固体処理剤供給手段〕処理液容器に固体
処理剤を供給する固体処理剤供給手段としては、例え
ば、固体処理剤が錠剤である場合、実開昭63−137
783号公報、同63−97522号公報、実開平1−
85732号公報等公知の方法があるが、錠剤を処理液
容器に供給するものであれば、いかなる手段でも良い。
また、固体処理剤が顆粒又は粉末である場合には実開昭
62−81964号、同63−84151号や特開平1
−292375号各公報に記載の重力落下方式の手段や
実開昭63−105159号公報や同63−19534
5号公報に記載のスクリュー又はネジによる方式による
手段があるが、これらに限定されるものではない。
【0035】固体処理剤の1回に供給される量として
は、固体処理剤供給手段の耐久度や一回の投入量の精度
といった点から0.1g以上であることが好ましく、一
方溶解時間の点から50g以下が好ましい。
【0036】〔補充水〕補充水とは、処理液槽に供給さ
れる固体処理剤を溶解する作用を有する液のことであ
り、通常は水である。該補充水の一部は前記受液手段に
導水される。
【0037】〔固体処理剤〕固体処理剤とは、感光材料
を処理する処理液の処理剤成分を含む固体の処理剤であ
る。固体処理剤には、粉末、錠剤、丸薬、顆粒などが挙
げられる。また、必要に応じ表面に水溶性ポリマーなど
の水溶性被覆を施したものでもよい。本発明でいう粉末
とは、微粒結晶の集合体のことをいう。本発明でいう顆
粒とは、粉末を造粒したもので、粒径50〜5000μ
mの粒状物であることが好ましい。本発明でいう錠剤と
は、粉末又は顆粒を一定の形状に圧縮成型したもののこ
とを言う。本発明でいう丸薬とは造粒又は打錠により丸
みをおびた形(じゃがいも形や球形を含む)に成形した
ものをいう。上記固体処理剤の中でも、顆粒状、錠剤状
又は丸薬状のいずれかである方が、取扱上粉塵の発生が
少なく、投入精度が良いので好ましい。さらに、その中
でも錠剤状である方が、補充精度が高くしかも取扱い性
が簡単であり、急激に溶解して濃度が急変することがな
く、本発明の効果を良好に奏することから好ましく用い
られる。
【0038】写真処理剤を固体化するには、濃厚液又は
微粉ないし粒状の写真処理剤と水溶性結合剤を混練し成
型化するか、仮成型した写真処理剤の表面に水溶性結合
剤を噴霧したりすることで被覆層を形成する等、任意の
手段が採用できる(特開平4−29136号、同4−8
5533号〜同4−85536号、同4−172341
号の各公報参照)。
【0039】錠剤型固体処理剤の製造方法は、例えば、
特開昭51−61837号、同54−155038号、
同52−88025号各公報、英国特許1,213,8
08号明細書に記載される一般的な方法で製造でき、更
に顆粒処理剤は、例えば、特開平2−109042号、
同2−109043号、同3−39735号及び同3−
39739号等の明細書に記載される一般的な方法で製
造できる。更にまた粉末処理剤は、例えば、特開昭54
−133332号公報、英国特許725,892号、同
729,862号及びドイツ特許3,733,861号
等の明細書に記載されるが如き一般的な方法で製造でき
る。
【0040】〔発色現像処理〕発色現像処理工程の時間
は、感光材料が、発色現像液を最初に供給されてから次
の工程の処理液を供給又は次の工程の処理液に浸漬され
るまでの時間である。この発色現像処理工程の時間は、
5秒以上、特に8秒以上が、発色現像処理を充分に安定
的に行う上で好ましく、また、180秒以下、特に60
秒以下が、感光材料に供給された発色現像液が劣化した
り、乾燥したりして感光材料に悪影響を及ぼしたりする
ことを防止でき好ましい。
【0041】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。な
お、これら実施例は本発明の具体例を示すものであり、
本発明を限定するものではない。
【0042】図1はハロゲン化銀写真感光材料に露光、
発色現像処理するプロセッサーを示す斜視図である。図
2は露光から全現像処理、乾燥に至る過程を示す構成図
である。
【0043】まず、コニカ(株)製QA−A6ペーパー
(カラー印画紙)pを常法によりB、G、Rの分解ウェ
ッジ露光し、コニカ(株)製ケミカルプロセスCPK−
2−20を用いて処理を行う。この結果からB、G、R
露光量とY、M、C発色濃度の関係(特性曲線)を求め
た。次に、前記カラー印画紙pをCPK−2−20プロ
セスで処理した通常グレーウェッジ現像済み試料画像を
読み取って、画像処理装置10により解析濃度に変換
し、この解析濃度をカラー印画紙pへの露光量に変換
し、露光装置20により該カラー印画紙pに露光を与え
る。ハロゲン化銀写真感光材料であるカラー写真用印画
紙(以後、単に印画紙と称する)pが矢印方向へ搬送さ
れると、LEDアレイを有した赤色光源プリントヘッド
21R、真空蛍光管アレイを有した緑色光源プリントヘ
ッド21G及び青色光源プリントヘッド21Bが露光制御
部22によって画像データに応じて露光制御されて、印
画紙pの所定位置に各色毎に露光が行われる。
【0044】前記露光装置20の印画紙搬送下流側に
は、発色現像処理装置60が印画紙乳剤面に対向して設
けてある。該発色現像処理装置60及び処理液補給装置
は図3で後述する。前記露光装置20と発色現像処理装
置60の下方には、搬送ローラ31、プラテンローラ3
2、搬送ベルト33,34、加熱部35から成る印画紙
搬送手段30が設けられている。更に搬送下流には、漂
白定着槽41、第1の安定化槽42A、第2の安定化槽
42B、第3の安定化槽42Cから成る処理液槽と、乾
燥部43が設置されている。44Aは前記漂白定着槽4
1に漂白補充液(B)を補充する補充カートリッジ及び
補充装置、44Bは前記漂白定着槽41に定着補充液
(F)を補充する補充カートリッジ及び補正装置、45
は前記第3の安定化槽42Cに安定補充剤を補充する補
充カートリッジ及び補充装置である。46は前記漂白定
着槽41及び第3の安定化槽42Cに補充水Wを供給す
る補充水供給手段であるが、漂白定着槽41へは一旦受
液部70aに供給した後、漂白定着槽41へ流れるよう
に設計されている。
【0045】まず、前記画像処理装置10において前記
印画紙pへの露光量を発色現像液供給量に変換させる信
号を出し、この信号に合わせて、発色現像処理装置60
で発色現像が行われ、プリントが完成する。
【0046】図3は発色現像処理装置60から成る処理
液供給手段の側断面図である。
【0047】前記現像処理液槽61内には、温度センサ
ー56、ヒーター57、液面センサー58が設けてあ
る。該現像処理液槽61内の処理液は、循環ポンプによ
り現像補充液カートリッジ及び補充装置62より供給さ
れる。
【0048】図3に示すように、前記現像処理液槽61
の下部には、処理液供給手段63が固定されている。こ
の処理液供給手段63の内部は、複数個の処理液室64
と、これら複数個の処理液室64に連通して前記現像処
理液槽61内の処理液を供給する共通処理液通路65か
ら構成されている。前記複数個の各処理液室64には、
それぞれ液滴発生手段66が設けてある。該液滴発生手
段66は、ピエゾ電気素子等の電気機械変換手段によ
り処理液室(圧力室)64内の容積を変化させてオリフ
ィス67(処理液供給口)から液滴を噴射させるもの、
加熱素子により処理液室(圧力室)64内に気泡(バ
ブル)を発生膨張させて処理液圧を高めてオリフィス6
7から液滴を噴射させるもの、等があり、これらの技術
はインクジェットプリンターで実用されている。オリフ
ィス67から噴射されて気中を飛翔する液滴は、印画紙
pの乳剤面に付着して、前記露光手段20により形成さ
れた潜像を発色現像して顕像を形成する。
【0049】前記液滴発生手段66は処理液供給制御部
68に接続し、画像信号を演算処理する演算手段69か
らの信号により、必要とする液滴のみを必要なタイミン
グで(オンデマンド)液滴を発生飛翔させる。
【0050】図4は前記処理液供給手段63のオリフィ
ス前面の拡大図である。複数個のオリフィス67は、2
列配置されていて、この第1のオリフィス列と第2のオ
リフィス列とを半ピッチずらせることにより、印画紙搬
送方向と直交する方向の幅方向の液滴密度を高めてい
る。複数個のオリフィス67の幅方向の密度は、必要と
する発色現像密度により定められる。また、複数個のオ
リフィス67は、2列配置に限定されず、1列配置又は
3列以上の配置でもよい。前記液滴発生手段66は、オ
リフィス67に連通する処理液室64の側面又はオリフ
ィス67に対向する面に設けてある。
【0051】処理液供給ヘッドについて説明する。バブ
ルジェット方式の線状の供給ヘッドを使用する。この線
状の供給ヘッドは感光材料の搬送方向と垂直方向であ
り、感光材料の搬送速度として30mm/秒とした。供
給口の配列は図5に示すように、2列の千鳥配列であ
る。供給口の間隔は最近接供給口との縁間距離で100
μmである。供給口の直径50×mで1秒間の処理液供
給回数3000回である。
【0052】図5は本発明による処理液供給手段63の
下部に処理液を受ける受液手段を設けた自動現像機の部
分斜視図である。
【0053】処理液供給手段63は感光材料pの幅方向
サイズに棒状(線状)になっていて、移動せずに固定位
置で処理液を供給する。感光材料pは前記処理液供給手
段63の長手方向と直角方向に移動搬送される。移動す
る感光材料pは、一般のラインプリント方式のサーマル
プリンタやLEDプリンターのように、棒状の処理液供
給手段63によって、幅方向にライン状に走査されなが
ら供給されて現像処理が行われる。
【0054】前記処理液供給手段63の下部には、処理
液供給手段63から吐出された処理液を受ける受液手段
70が設けてある。該受液手段70は、処理液供給手段
63の処理液吐出部(オリフィス)の配列長さ及び感光
材料の幅寸法より長く設定されていて、その上面側は凹
状の樋形状をなす受液部70aが形成されている。該受
液部70aの樋形状底部は水平面に対して傾斜してい
て、その最低部は排液管71に接続している。
【0055】また、前記受液部70aの樋形状底部の傾
斜面の上流側の上方には、洗浄液供給管72の供給口が
対向して設けられている。該洗浄液供給管72に供給さ
れる洗浄液は、現像処理液又は、漂白定着処理液あるい
は、蒸発を補正する補充水である。該洗浄液供給管72
に供給される洗浄液は、補充液供給経路の中間に設けた
弁手段73と、該弁手段73の開閉を制御する制御手段
74によって制御されて前記受液部70aの上流部に供
給される。すなわち、感光材料に処理液を供給していな
い時で、前記受液部70aの上方に感光材料が存在して
いない時に、所定時間毎及び/又は所定操作毎に、制御
手段74により弁手段73を開放して、洗浄液供給管7
2から洗浄液を排出して、受液部70aの上流部に流し
込む。該洗浄液はこの上流部から受液部70aの樋形状
底部の傾斜面に沿って流下して、その最低部に至り、排
液管71から外部に排出され回収される。
【0056】受液手段は、前記処理液供給手段63より
供給される処理液のうち、感光材料pに供給されない液
を受ける部位である。
【0057】処理液供給手段63が固定位置にある場合
は、受液手段70はその下部分にあり、感光材料pに処
理液を供給していないとき、いわゆる待機状態に該処理
液供給手段63より供給された処理液を受けることがで
きる。また、処理液供給手段63が感光材料pの全面に
処理液を供給するため、感光材料pの端(フチ)部分よ
り外側にはみ出した形で処理液を供給する場合には、感
光材料p上に供給されなかった処理液を受けることがで
きる。
【0058】写真用処理液の場合、空気酸化により容易
に着色し、また、タールが発生する。本発明では、受液
手段70を設け、定期的に処理液を供給し、処理液供給
口に隣接した部分に存在する着色、又は劣化した処理液
を受液手段70に受けることにより、感光材料pには新
鮮な処理液を供給することが可能となる。
【0059】また、漂白定着処理部(漂白定着槽)41
に供給された補充水Wを受液部70aに供給し、それを
漂白定着処理部41に供給することにより、常に受液部
70aを洗浄することができる。
【0060】上記実施例の説明では、処理液供給手段6
3が棒状になっていて移動せずに固定位置で処理液を供
給し、感光材料pが処理液供給手段63の長手方向と直
交する方向に移動しながら処理液が感光材料面に供給す
る方式であるが、本発明は、これに限定されるものでは
なく、感光材料が移動せずに、棒状の処理液供給手段6
3が移動しながら処理液を供給する構成にも適用可能で
ある。
【0061】図6は本発明の他の実施例を示す斜視図で
ある。なお、図中前記実施例と同じ機能を有する部分に
は、同符号を付している。また、前記実施例と異なる点
を説明する。
【0062】この実施例では、一般のシリアルプリント
方式のインクジェットプリンターのように、処理液供給
手段である小型の処理液供給ヘッド75がキャリッジ7
6に搭載されて、2本のガイドバー77に案内されて、
感光材料pの幅手方向に移動しながら処理液を吐出し感
光材料p上に供給する。感光材料pは処理液供給ヘッド
75の移動方向と直交する方向に搬送され、感光材料p
の全面に処理液が供給される。
【0063】前記移動走査する処理液供給ヘッド75の
下方であって、感光材料pの幅方向の両端付近には、処
理液供給手段63から吐出された処理液を受ける受液手
段78,79が設けてある。該受液手段78,79の各
上面側には、凹状の樋形状をなす受液部78a、79a
がそれぞれ形成されている。該受液部78a、79aの
樋形状底部は水平面に対して傾斜していて、その最低部
は排液管71に接続している。
【0064】また、前記各受液部78a,79aの樋形
状底部の傾斜面の上流側の上方には、洗浄液供給管72
の供給口が対向して設けられている。該洗浄液供給管7
2に供給される洗浄液は、補充液供給経路の中間に設け
た弁手段73と、該弁手段73の開閉を制御する制御手
段74によって制御されて前記受液部78a,79aに
供給される。
【0065】なお前記処理液供給ヘッド75が移動する
場合には、感光材料pに処理液を供給しないときに、処
理液供給ヘッド75待機する待機位置(ホームポジショ
ン)を設け、待機位置に対向して、好ましくは下方に受
液手段78を設けて、処理液供給手段63が供給する処
理液を受けるようにしてもよい。受液手段は凹状の樋形
状を傾きをつけて設け、その底に更に小さい凹状の樋形
状の溝を設けると、残留物が生じにくく好ましい。受液
手段の表面の材質もしくはそのものの材料は、好ましく
はテフロン樹脂、シリコン樹脂、ポリカーボネート等の
樹脂或いは、ステンレス鋼等が用いられる。
【0066】次に、本実施例で用いるハロゲン化銀写真
感光材料用処理剤及び処理工程について説明する。
【0067】 〈発色現像用処理剤〉 ジエチレントリアミン5酢酸5ナトリウム 5g 無水炭酸ナトリウム 24g 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−(メタンスルホンアミド) エチル)アニリン硫酸塩 8g 亜硫酸ナトリウム 0.5g ジスルホエチルヒドロキシルアミン 8g ケイ光増白剤(スチルベン等) 1g KOHでpHを10.5に調整 〈漂白定着用処理剤〉漂白定着用補充剤、漂白定着用処
理液ともにCPK−2−J1プロセス用処理剤を用い
た。
【0068】〈安定用処理剤〉安定用補充剤、安定用処
理液ともにCPK−2−J1プロセス用処理剤を用い
た。
【0069】〈処理工程〉処理工程を表1に示す。
【0070】
【表1】
【0071】安定槽については、3槽カスケード方式を
採用した。
【0072】上記システムを用いて、1日当たり0.1
2の処理量でランニング実験を10日間行った。
【0073】(結果)次に、図5に示す装置において、
10インチ幅のカラーペーパー(コニカ(株)製QAA
6)を連続して1日に20mずつ処理した。1日の中で
20mを4回に分割し、5mずつ3時間毎に処理し、3
日間続けた。感光材料を5m処理し終了後、次の処理ま
での間は20分毎に1回受液部70aに液を噴霧し、ま
た次の処理の直前に受液部70aに噴霧した。比較とし
て、感光材料p以外には全く処理液を噴霧しないものを
行った。
【0074】その結果、受液部70aに処理液を噴霧し
たものでは感光材料pにムラ、ステイン等の発生がな
く、好ましい結果が得られたが、受液部70aに処理液
を供給しない比較例では感光材料の未露光部にステイン
が生じ、露光部の濃度が部分的に低くムラが発生した。
【0075】受液部に、漂白定着に使用する補充水、蒸
発補正水を供給したものでは、受液部70aの汚れは全
くなかったが、比較として行った受液部に水を供給しな
い実験では、3日間の後、水で受液部70aを洗浄して
も汚れを落とすことはできなかった。
【0076】また、感光材料pのフチ部分の下部に受液
部70aを設けることにより、感光材料pの全面に処理
液を供給でき、フチなしのプリントを得ることができ
た。
【0077】
【発明の効果】本発明は、カラー印画紙上に形成された
潜像に対して、必要とする発色現像液を処理液滴として
供給して画像を形成するものであるから、極端に処理量
の少ない状態においても安定した処理性能を維持し、且
つ自動現像機に用いられる処理剤成分の消費を最小限に
抑える低補充化と、環境適性の高いハロゲン化銀写真感
光材料用自動現像機を提供することを可能とした。ま
た、この自動現像機は、オペレーターが大量の液体処理
を感じず、ドライ感覚で容易に処理できる。さらに、メ
インテナンスが容易で、しかも感光材料にステインがな
く、安定した画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハロゲン化銀写真感光材料を露光、発色現像処
理するプロセッサーの斜視図。
【図2】露光から全現像処理、乾燥に至る過程を示す構
成図。
【図3】固体処理剤補充装置と発色現像処理装置の側断
面図。
【図4】処理液室のオリフィス前面の拡大図。
【図5】処理液供給手段の下部に本発明による受液手段
を設けた自動現像機の部分斜視図。
【図6】本発明による処理液供給手段と受液手段の他の
実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
10 画像処理装置 20 ハロゲン化銀写真感光材料露光装置(露光装置) 30 印画紙搬送手段 60 発色現像処理装置 61 現像処理液槽 62 現像補充液カートリッジ及び補充装置 63 処理液供給手段 66 液滴発生手段 67 オリフィス(処理液供給口) 70,78,79 受液手段 70a,78a,79a 受液部 71 排液管 72 洗浄液供給管 73 弁手段 74 制御手段 75 処理液供給ヘッド 76 キャリッジ p ハロゲン化銀写真感光材料(カラー写真用印画紙)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中花田 学 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハロゲン化銀写真感光材料を現像処理す
    る自動現像機において、 前記ハロゲン化銀写真感光材料を現像処理する処理液を
    ハロゲン化銀写真感光材料の乳剤面上に気相を介して供
    給する処理液供給手段と、 該処理液供給手段の処理液供給口に対向して設けられ処
    理液を受容する受液手段とを有することを特徴とするハ
    ロゲン化銀写真感光材料用自動現像機。
  2. 【請求項2】 前記処理液供給手段が、前記ハロゲン化
    銀写真感光材料に処理液を供給していない時に、所定時
    間毎及び/又は所定操作毎に、洗浄液を前記受液手段に
    供給するように制御する制御手段を有することを特徴と
    する請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料用自動現
    像機。
  3. 【請求項3】 前記受液手段に供給する洗浄液が、現像
    処理液であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    ハロゲン化銀写真感光材料用自動現像機。
  4. 【請求項4】 前記受液手段に供給する洗浄液が、処理
    液の蒸発を補正する補充水であることを特徴とする請求
    項1又は2に記載のハロゲン化銀写真感光材料用自動現
    像機。
  5. 【請求項5】 前記ハロゲン化銀写真感光材料用処理液
    が、発色現像用処理液であることを特徴とする請求項1
    に記載のハロゲン化銀写真感光材料用自動現像機。
  6. 【請求項6】 前記処理液供給手段が、前記処理液の小
    滴を噴射する液滴噴射手段であることを特徴とする請求
    項1記載のハロゲン化銀写真感光材料用自動現像機。
JP23265395A 1995-09-11 1995-09-11 ハロゲン化銀写真感光材料用自動現像機 Pending JPH0980720A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0874279A1 (en) * 1997-04-25 1998-10-28 Konica Corporation Method for processing silver halide photographic light-sensitive material
EP0930534A1 (en) * 1998-01-19 1999-07-21 Konica Corporation A black-white image forming method

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0874279A1 (en) * 1997-04-25 1998-10-28 Konica Corporation Method for processing silver halide photographic light-sensitive material
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