JP2002228417A - クラック測定装置 - Google Patents

クラック測定装置

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JP2002228417A
JP2002228417A JP2001025113A JP2001025113A JP2002228417A JP 2002228417 A JP2002228417 A JP 2002228417A JP 2001025113 A JP2001025113 A JP 2001025113A JP 2001025113 A JP2001025113 A JP 2001025113A JP 2002228417 A JP2002228417 A JP 2002228417A
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JP2001025113A
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Akira Naruse
明 成勢
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SHINEI DENSHI KEISOKKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易、高精度なクラック幅の測定を可能とす
る。 【解決手段】クラックが走る方向と垂直な方向について
みると、クラック(a)を一方の測定用光源のみを点灯
して(b−1)撮影した画像は、クラックの一方の側壁
から一定の範囲が黒く表れたものとなり(b−2)、他
方の測定用光源のみを点灯して(c−1)撮影した画像
は、クラックの他方の側壁から一定の範囲が黒く表れた
ものとなる(c−2)。そこで、2つの一画像において
黒く表れた範囲とその間の範囲W(d)がクラックを撮
影した部分であるとして、この部分の幅をクラックの幅
として算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明は、コンクリート、金属、その他の各種
材料の物体に生じたクラックを測定する技術に関するも
のである。
【0003】
【従来の技術】
【0004】たとえば、鉄道トンネルなどのコンクリート建
造物おいて経年変化等により発生した内壁等のクラック
(ひび割れ)の測定としては、そのクラックの幅や、ク
ラック両側の段差を計測することが行われている。
【0005】そして、従来、このようなクラックの測定は、
一般的にノギス等のスケールを用いて目視に行われるこ
とが多かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】さて、コンクリート、金属、その他の各種材料
の物体に生じたクラックを高精度かつ簡易に測定可能と
することは、当該物体の状態の把握、ひいては安全性の
保持のために極めて重要であり、また、クラックが生じ
ない材料を開発する上でも重要である。
【0008】そこで、本発明は、各種材料の物体に生じたク
ラックを高精度かつ簡易に測定することのできるクラッ
ク測定装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】前記課題達成のために、本発明は、たとえば、
測定対象面上に生じたクラックの段差を測定するクラッ
ク測定方法であって、
【0011】前記測定対象面上の前記所定の範囲を、当該測
定対象面と平行な一方向について部分的に、前記測定対
象面の上方斜め方向から照射して、前記所定の範囲を、
前記測定対象面の上方から撮影するステップと、
【0012】撮影した前記測定対象面の所定範囲の像に表れ
る、前記一方向についての暗領域の長さの、前記測定対
象面と平行かつ前記一方向と垂直な方向位置による相違
に基づいて、前記クラックの両側における前記測定対象
面の当該測定対象面と鉛直方向の段差の大きさを算出す
るステップとを有することを特徴とするクラック測定方
法を提供する。
【0013】このようなクラック測定方法によれば、斜め照
明に対する面高さの相違による影の発生長さの相違を利
用することにより、撮像作業のみの簡易な操作によっ
て、画像処理による精度よいクラックの両側の面の段差
の測定を行うことが可能となる。
【0014】また、本発明は、前記課題達成のために、たと
えば、測定対象面上に生じたクラックの幅を測定するク
ラック測定方法であって、
【0015】前記測定対象面に平行な一方向を左右方向と仮
定した場合に、前記測定対象面上の前記所定の範囲を、
前記測定対象面の右斜め上方向から照射して、当該所定
の範囲の第1の像を前記測定対象面の上方から撮影する
第1ステップと、
【0016】前記測定対象面上の前記所定の範囲を、前記仮
定に従った左斜め上方向から照射して、当該所定の範囲
の第2の像を前記測定対象面の上方から撮影する第2ス
テップと、
【0017】撮影した第1の像と第2の像とに基づいて、前
記測定対象面の前記仮定に従った左右方向についての、
前記第1の像に表れる暗領域と前記第2の像に表れる第
2の暗領域とを含む連続する最小範囲の長さを、クラッ
クの幅の大きさとして算出するステップとを有すること
を特徴とするクラック測定方法を提供する。
【0018】このようなクラック測定方法によれば、斜め照
明に対するクラックの溝側壁による影の発生を利用する
ことにより、撮像作業のみの簡易な操作によって、画像
処理による精度よいクラック幅の測定を行うことが可能
となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
【0020】以下、本発明の実施形態について説明する。
【0021】まず、第1の実施形態について説明する。
【0022】図1aに本実施形態に係るクラック測定装置の
外観を、図1bにクラック測定装置の構成を示す。
【0023】図示するように、本クラック測定装置は、大き
く分けて、撮影部100、処理装置200、撮影部10
0と処理装置200とを接続する接続ケーブル300よ
り構成される。
【0024】ここで、図2に示すように撮影部100は、遮
光カバー101と、遮光カバー101に装着されたカメ
ラ102、2つの外観撮影用光源103、段差測定用光
源104を有しており、遮光カバー101の底面は開い
ている。また、2つの外観撮影用光源103は遮光カバ
ー101の内側の対向する側面に装着されており、段差
測定用光源104は遮光カバー101の内側の1側面に
装着されている。また、カメラ102は遮光カバー10
1の底方向を撮影するように遮光カバー101に装着さ
れている。
【0025】ここで、遮光カバー101の底面を仮想的に想
定すると、2つの外観撮影用光源103は、カメラ10
2の底面上の撮影中心(図中O点; x=0, y=0)
を、相互に逆方向(図中+x方向と−x方向)から斜め
45度の角度で照明するように配置されている。また、
同様に、段差測定用光源104も、カメラ102の底面
上の撮影中心を(図中−y方向から)斜め45度の角度
で照明するように配置されている。ただし、段差測定用
光源104は、遮光カバー101内側面に装着された遮
光ボックス105内に配置され、遮光ボックス105に
設けられたスリット106を介して、カメラ102の底
面上の撮影中心より段差測定用光源104側(−yの範
囲)の部分のみを照明する。
【0026】次に、処理装置200は、制御部201、表示
装置202、入力装置203、記憶装置204、外部デ
ータ入出力ポート205、インタフェース206を備え
ている。また、制御部201は、カメラ102、2つの
外観撮影用光源103、段差測定用光源104とインタ
フェース206およびケーブル300を介してぞれぞれ
接続している。
【0027】さて、このような本実施形態に係るクラック測
定装置は、クラックの外観画像の撮影と、クラックの幅
の測定と、クラックの両側の面の段差の測定を行い、そ
れぞれのデータをオペレータから入力された管理情報と
共に記録する。
【0028】以下、この測定の動作について、図3に示す処
理装置200の制御部201の動作フローを参照しなが
ら説明する。
【0029】まず、オペレータは、本クラック測定装置を携
帯してクラック発生箇所に赴き、撮影部100の遮光カ
バー101で測定対象のクラックを覆う。そして、処理
装置200の入力装置203から、画像撮影を指示す
る。この指示を受けた制御部201は(ステップ30
1)、2つの外観撮影用光源103を点灯し、カメラ1
02に撮影を開始させ、カメラ102が撮影した画像を
表示装置202に表示する(ステップ302)。なお、
カメラ102が撮影する画像の階調、色数は、白黒2階
調以上のものであれば任意で良いが、ここでは便宜上、
白黒グレイ256階調の画像を撮影するものとして説明
する。
【0030】この表示を見ながらオペレータは、撮影部10
0の位置を、クラックが撮影中心を通り、かつ、y方向
に走るように調整する。そして、オペレータは、入力装
置203から測定を指示する。
【0031】指示を受けた制御部201は(ステップ30
3)、その時点でカメラ201から入力する画像を1
枚、外観画像として記憶装置204に記憶すると共に表
示装置202に表示する(ステップ304)。
【0032】次に、制御部201は、2つの外観撮影用光源
103を消灯し、代わりに段差測定用光源104を点灯
し(ステップ305)、カメラ201から入力する画像
を1枚、段差測定用画像として記憶装置204に記憶す
る(ステップ306)。
【0033】そして、記憶した外観画像からクラック幅を算
出する(ステップ307)。
【0034】このクラック幅の算出は、次のように行う。
【0035】すなわち、まず、外観画像を適当なしきい値で
2値化し白黒外観画像を形成する。図4aは、このよう
にして形成したクラックの白黒外観画像を表しており、
図中黒く表れている溝がクラックを撮影した部位であ
る。制御部201は、このような白黒外観画像の各y値
について当該y値を共通にもつライン(図中水平ライ
ン)を順次スキャンし、ライン中の黒画素の連続幅を算
出する。図4bは、スキャンした各ラインの画素値列を
模式的に示したものであり、ハイレベルの範囲が白画素
の連続するx方向範囲を、ロウレベルの範囲wLが黒画
素の連続するx方向範囲を表している。制御部201
は、ロウレベルの範囲wLをライン中の黒画素の連続幅
として算出する。そして、各ラインの黒画素の連続幅が
算出できたならば、その平均値を求め、これをクラック
幅とする。
【0036】なお、このような各ラインの黒画素の連続幅の
算出は、黒画素範囲の隣接するラインの黒画素範囲との
x座標の連続性や、黒画素範囲がX方向について略中央
付近にあるかどうかなどより、クラック以外を撮影した
部分と推定される黒画素部分はマスクして行うようにす
る。
【0037】このようにしてクラック幅を算出したならば、
次に、制御部201は、クラックの両側の面の段差の算
出を行う(ステップ308)。
【0038】このクラックの両側の面の段差の算出は、次の
ように行う。
【0039】すなわち、まず、段差測定用画像を適当なしき
い値で2値化し白黒段差測定用画像を形成する。図5c
は、図5aのクラックに対して、図5bに示したように
段差測定用光源104を点灯して撮影した段差測定用画
像を2値化した白黒段差測定用画像を表している。図5
bに示すように、クラックの両側の面に段差Dがあれ
ば、面に対して45度の角度から照射される段差測定用
光源104からの光によって照射されるy方向範囲は、
クラックの両側で異なるものとなる。すなわち、カメラ
102よりのz方向距離が大きい面の方がより遠くまで
段差測定用光源104からの光が届く。
【0040】制御部201は、このような白黒段差測定用画
像の各y値について当該x値を共通にもつライン(図中
の垂直ライン)を順次+x方向に図5dのようにスキャ
ンし、x方向略中心付近で画素値が白から黒、または、
黒から白に切り替わるラインであって当該切り替わり点
の一方がおおよそ全て白であり他方が全て黒であるライ
ンの連続幅wSを算出し、wS=Dtan45゜=Dよ
りこれをククラックの両側の面の段差Dとする。また、
求めた段差Dがx方向略中心付近で画素値が白から黒に
切り替わっていることに対応するものであれば、−x方
向側をより落ち込んでいる面とし、x方向略中心付近で
画素値が黒から白に切り替わっていることに対応するも
のであれば、+x方向側をより落ち込んでいる面とす
る。
【0041】さて、このようにして、クラック幅とクラック
の両側の面の段差を算出したならば、制御部201は、
これらの値を、外観画像を表示している表示装置202
に表示する(ステップ309)。そして、オペレータよ
り撮影日時や撮影場所などの管理情報の入力を入力装置
203を介して受け付け(ステップ310)、入力装置
203より保存の指示が入力されたならば(ステップ3
11)、外観画像、段差測定用画像、クラック幅、クラ
ック両側の面に段差、より落ち込んでいる面の情報、入
力された管理情報を一度の測定結果情報として記憶装置
204に(たとえば1データファイルにまとめて)保存
する(ステップ312)。
【0042】なお、制御部201は、このようにして保存し
た測定結果情報を、外部データ入出力ポート205を介
して外部装置たとえばコンピュータに出力する制御も行
う。
【0043】以上、本発明の第1の実施形態について説明し
た。
【0044】以下、本発明の第2の実施形態について説明す
る。
【0045】図6aに本クラック測定装置の外観を、図6b
に本クラック測定装置の構成を、図6cに本クラック測
定装置の模式的な構造を示す。図6a中、a−1は本ク
ラック測定装置の上面を、a−2は左側面を、a−3は
下面を、a−4は正面を、a−5は裏面を表している。
なお、本クラック測定装置の右側面は左側面と対称に表
れる。また、図6c中、c−1は本クラック測定装置を
上面より透視した模式的構造を、c−2は正面より透視
した模式的構造を表している。
【0046】図6bに示すように、本クラック測定装置は、
制御部601、表示装置602、入力装置603、記憶
装置604、外部データ入出力ポート605、ラインセ
ンサ608、ラインセンサ移動部607、2つの測定用
光源606、光学系609を備えている。
【0047】また、図6cに示すように本クラック測定装置
の光学系609は、ミラー6091、ミラーホルダー6
092、ミラー操作レバー6093、レンズユニット6
094、クラック測定窓6095、観測窓6096など
より構成される。また、ラインセンサ移動部607は、
モータ6071、カム6072、ラインセンサホルダ6
073、ガイドレール6074、バネ6075等より構
成される。
【0048】また、図6aに示すように本クラック測定装置
はボックス状の形状を有しており、上面には各種キーな
どの入力装置603の操作部、表示装置602の表示
面、クラック観測窓6096が設けられ、下面には、脚
部610と、透明体で保護されたクラック測定窓609
5が設けられ、正面には外部データ入出力ポート605
が設けられている。
【0049】ここで、図6cに示すように、ミラー6091
およびミラーホルダー6092は、図中、破線で示した
観測位置から、実線で示した測定位置まで、ミラー操作
レバー6093によって回転可能となっている。ミラー
6091が観測位置にあるとき、オペレータは観測窓6
096、クラック測定窓6095を介してクラック測定
窓6095下方を観測窓6096より観測することがで
きる。
【0050】また、ラインセンサ608およびラインセンサ
ホルダ6073は、モータ6071の回転に伴い、カム
6072に当接しながらガイドレール6074上を図中
y方向に移動する。なお、カム6072はラインセンサ
608を+y方向に押し出すために、バネ6075はラ
インセンサ608を−y方向に押し戻すために設けられ
ている。また、ラインセンサ608はZ方向に光検出素
子を配列した一次元の撮像素子である。
【0051】また、2つの測定用光源606は、それぞれ列
状に配置された発光素子の列であり、各列は、クラック
測定窓6095を介して、脚部610高さの面上の撮影
中心点O(x=0、y=0)を、相互に逆方向(図中+
x方向と−x方向)から斜め45度の角度で照明するよ
うに配置されている。ここで、この撮影中心点Oは、測
定位置にセットされたミラー6091、レンズユニット
6094によって、ラインセンサ608が、その移動範
囲のy方向中心にあるときにラインセンサ608の図中
z方向中心の位置に結像される点である。
【0052】さて、このような本実施形態に係るクラック測
定装置は、クラックの幅の測定を行う。
【0053】以下、この測定の動作について、図7に示す制
御部の動作フローを参照しながら説明する。
【0054】まず、オペレータは、ミラー操作レバー609
3を操作してミラー6091を観測位置に設定し、観測
開始を入力装置より指示する。指示を受けた制御部60
1は(ステップ701)、2つの測定用光源606を点
灯する(ステップ702)。オペレータは、観測窓60
96からクラックを観測し、観測窓6096のx方向中
心を通ってy方向にクラックが走るように本クラック測
定装置をクラック発生面上に載置、または、固定する。
【0055】そして、ミラー操作レバー6093を操作して
ミラー6091を測定位置に設定し、測定開始を入力装
置603より指示する。
【0056】入力装置603より測定開始を指示された制御
部601は(ステップ703)、ラインセンサ移動部6
07を制御してラインセンサ608のy方向位置を、そ
の移動範囲の最大−位置から最大+位置まで、所定距離
Δyづつ+方向に順次変化させながら(ステップ70
4、709、713)、以下の一次元画像の取得処理を
行う(ステップ705〜708)。
【0057】すなわち、一方の測定用光源606を消灯し、
他方の測定用光源606のみが点灯している状態におい
て(ステップ704)、ラインセンサ608で撮影した
1次元画像取得し(ステップ705)、次に、点灯して
いた測定用光源606を消灯して消灯していた測定用光
源606を点灯して(ステップ706)、ラインセンサ
608で撮影した1次元画像を取得する(ステップ70
8)。そして、取得した2つの一次元画像を記憶装置6
04に保存する。
【0058】そして、ラインセンサ608の各y方向位置に
ついて、それぞれ2つの一次元画像を取得したならば、
二つの測定用光源606を消灯し(ステップ710)、
各y方向位置について、その位置で取得した2つの一次
元画像よりクラック幅を算出する(ステップ711)。
【0059】このクラック幅の算出は次のように行う。
【0060】すなわち、図8aに示すクラックに対して、ラ
インセンサの特定y方向位置で、図8b−1に示すよう
に一方の測定用光源606のみを点灯して撮影した一次
元画像は、図8b−2に示すように、x方向(ラインセ
ンサ上z方向)についてクラックの一方の側壁から一定
の範囲が黒く表れたものとなり、図8c−1に示すよう
に他方の測定用光源のみを点灯して撮影した一次元画像
は、図8c−2に示すように、x方向(ラインセンサ上
z方向)についてクラックの他方の側壁から一定の範囲
が黒く表れたものとなる。なお、図8b−2、c−2に
おいて、ハイレベルの範囲が白画素の範囲を、ロウレベ
ルの範囲が黒画素の範囲を表している。
【0061】そこで、制御部601は、図8dに示すよう
に、この2つのx方向(ラインセンサ上z方向)の一次
元画像において黒く表れた範囲とその間の範囲Wがクラ
ックを撮影した部分であるとして、この部分の幅をクラ
ックの幅として算出する。
【0062】そして、各y方向位置についてクラック幅を算
出したならば、その平均を求め、これを最終的なクラッ
ク幅として記憶装置604に記憶すると共に、表示装置
に、その値を表示する(ステップ712)。
【0063】なお、制御部601は、このようにして保存し
たクラック幅を、外部データ入出力ポート605を介し
て外部装置たとえばコンピュータに出力する制御も行
う。
【0064】以上、本発明の第2実施形態について説明し
た。
【0065】以下、本発明の第3の実施形態について説明す
る。
【0066】本第3実施形態は、前記第1実施形態における
外観画像とクラック幅の測定とクラックの両側の面の段
差の測定の技術を、前記第2実施形態に係るクラック測
定装置にも適用したものである。
【0067】図9に、本第3実施形態に係るクラック測定装
置の模式的な構造を示す。図9中、aは本クラック測定
装置を上面より透視した模式的構造を、bは正面より透
視した模式的構造を表している。
【0068】図示するように、本第3実施形態に係るクラッ
ク測定装置は、前記第2実施形態に係るクラック測定装
置において、段差測定用光源901と、スリット903
を有する遮光板902を設け、ラインセンサ608に代
えてyz方向に光検出素子を配列したエリアセンサ90
4を設け、ラインセンサ移動部607を排した構造を有
している。ここで、段差測定用光源901は、前記第1
実施形態と同様にスリット903を介して、撮影中心よ
り段差測定用光源904側(−y側範囲)の部分のみを
照明する。
【0069】このような構造とすることにより、2つの測定
用光源606を点灯した状態における外観画像の取得
と、これに基づく前記第1実施形態の方式によるクラッ
ク幅の測定と、段差測定用光源901のみを点灯した状
態における前記第1実施形態の方式による段差測定と、
2つの測定用光源606を交互に点灯して行う前記第2
実施形態の方式によるクラック幅の測定が可能となる。
なお、本実施形態ではラインセンサに代えてエリアセン
サ904を設けたが、このエリアセンサ904によって
得れらる画像は、両者のz方向光検出素子素子密度およ
び素子数と、エリアセンサのy方向光検出素子素子密度
とラインセンサの1撮影当たりのy方向移動距離と、エ
リアセンサのy方向光検出素子範囲とラインセンサの移
動範囲が等しければ、ラインセンサを用いてラインセン
サを移動しながら取得した複数の一次元画像を配列した
ものと等価である。すなわち、両者はいずれを用いても
よい。ただし、一般的にはラインセンサの方が、より高
い解像度の物が実現されているので、高精度を実現する
ためにはラインセンサを用いるようにするのが好まし
い。
【0070】以上、本発明の実施形態について説明した。
【0071】なお、以上の各測定に際しては、クラック発生
箇所付近に白塗料のスプレーなどを塗布し、クラックが
よりコントラスト良く暗部として撮影されるようにして
もよい。
【0072】
【発明の効果】
【0073】以上のように、本発明によれば、各種材料の物
体に生じたクラックを高精度かつ簡易に測定することの
できるクラック測定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るクラック測定装置
の外観および構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るカメラと外観撮影
用光源の位置関係を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るクラック測定装置
の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施形態に係るクラック幅算出の
方式を示す図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るクラック両側面の
段差算出の方式を示す図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るクラック測定装置
の外観、構造および構成を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るクラック測定装置
の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施形態に係るクラック幅算出の
方式を示す図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係るクラック測定装置
の構造を示す図である。
【符号の説明】
100;撮影部、101;遮光カバー、102;カメ
ラ、103;外観撮影用光源、104;段差測定用光
源、105;遮光ボックス、106;スリット、20
0;処理装置、201;制御部、202;表示装置、2
03;入力装置、204;記憶装置、205;外部デー
タ入出力ポート、206;インタフェース、300;接
続ケーブル、601;制御部、602;表示装置、60
3;入力装置、604;記憶装置、605;外部データ
入出力ポート、606;測定用光源、607;ラインセ
ンサ移動部、608;ラインセンサ、609;光学系、
901;段差測定用光源、902;遮光板、903;ス
リット、904;エリアセンサ、6071;モータ、6
072;カム、6073;ラインセンサホルダ、607
4;ガイドレール、6075;バネ、6091;ミラ
ー、6092;ミラーホルダー、6093;ミラー操作
レバー、6094;レンズユニット、6095;クラッ
ク測定窓、6096;観測窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA22 AA25 AA49 CC00 FF01 FF02 FF09 FF42 GG13 HH02 HH05 HH12 HH14 JJ02 JJ03 JJ09 JJ19 JJ25 JJ26 LL04 LL12 LL28 MM23 NN01 PP02 QQ05 QQ24 QQ26 QQ28 QQ42 SS02 SS13 TT02 2G051 AA90 AB03 BA01 BB01 CA03 CA04 CA07 CB01 CB05 EA11 5L096 AA03 AA06 BA08 CA04 CA17 EA43 FA64 GA28

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定対象面上に生じたクラックを測定する
    クラック測定装置であって、 前記測定対象面上の所定の範囲を、前記測定対象面の上
    方から撮影する撮像手段と、 前記測定対象面上の前記所定の範囲を、当該測定対象面
    と平行な一方向について部分的に、前記測定対象面の上
    方斜め方向から照射する照明手段と、 前記撮像手段が撮影した前記測定対象面の所定範囲の像
    に表れる、前記一方向についての暗領域の長さの、前記
    測定対象面と平行かつ前記一方向と垂直な方向位置によ
    る相違に基づいて、前記クラックの両側における前記測
    定対象面の当該測定対象面と鉛直方向の段差の大きさを
    算出する段差算出手段とを有することを特徴とするクラ
    ック測定装置。
  2. 【請求項2】測定対象面上に生じたクラックを測定する
    クラック測定装置であって、 前記測定対象面上の所定の範囲を、前記測定対象面の上
    方から撮影する撮像手段と、 前記測定対象面に平行な一方向を左右方向と仮定した場
    合に、前記測定対象面上の前記所定の範囲を、右斜め上
    方向から照射する第1の照明手段と、 前記測定対象面上の前記所定の範囲を、前記仮定に従っ
    た左斜め上方向から照射する第2の照明手段と、 前記第1の照明手段を点灯し前記第2の照明手段を消灯
    して前記撮像手段で撮影した前記所定範囲の第1の像
    と、前記第2の照明手段を点灯して前記第1の照明手段
    を消灯して前記撮像手段で撮影した前記所定範囲の第2
    の像とに基づいて、前記測定対象面の前記仮定に従った
    左右方向についての、前記第1の像に表れる暗領域と前
    記第2の像に表れる第2の暗領域とを含む連続する最小
    範囲の長さを、クラックの幅の大きさとして算出するク
    ラック幅算出手段とを有することを特徴とするクラック
    測定装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のクラック測定装置であっ
    て、 前記測定対象面上の前記所定の範囲を、前記測定対象面
    と平行な特定の一方向について部分的に、前記測定対象
    面の上方斜め方向から照射する第3の照明手段と、 第3の照明手段のみを点灯して撮像手段が撮影した前記
    測定対象面の所定範囲の第3の像に表れる、前記特定の
    一方向についての暗領域の長さの、前記測定対象面と平
    行かつ前記特定の一方向と垂直な方向位置による相違に
    基づいて、前記クラックの両側における前記測定対象面
    の当該測定対象面と鉛直方向の段差の大きさを算出する
    段差算出手段とを有することを特徴とするクラック測定
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3記載のクラック測定
    装置であって、 前記撮像手段で撮影した前記所定範囲の像に表れる、前
    記測定対象面上の所定方向についての、暗領域の範囲の
    長さをクラックの幅の大きさとして算出する簡易クラッ
    ク幅算出手段を有することを特徴とするクラック測定装
    置。
  5. 【請求項5】測定対象面上に生じたクラックを測定する
    クラック測定装置であって、 前記測定対象面上の所定の範囲を、前記測定対象面の上
    方から撮影する撮像手段と、 前記測定対象面上の前記所定の範囲を照射する照明手段
    と、 前記撮像手段で撮影した前記所定範囲の像に暗領域とし
    て表れる線形状の幅をクラックの幅の大きさとして算出
    するクラック幅算出手段を有することを特徴とするクラ
    ック測定装置。
  6. 【請求項6】測定対象面上に生じたクラックの段差を測
    定するクラック測定方法であって、前記測定対象面上の
    前記所定の範囲を、当該測定対象面と平行な一方向につ
    いて部分的に、前記測定対象面の上方斜め方向から照射
    して、前記所定の範囲を、前記測定対象面の上方から撮
    影するステップと、 撮影した前記測定対象面の所定範囲の像に表れる、前記
    一方向についての暗領域の長さの、前記測定対象面と平
    行かつ前記一方向と前記垂直な方向位置による相違に基
    づいて、前記クラックの両側における前記測定対象面の
    当該測定対象面と鉛直方向の段差の大きさを算出するス
    テップとを有することを特徴とするクラック測定方法。
  7. 【請求項7】測定対象面上に生じたクラックの幅を測定
    するクラック測定方法であって、 前記測定対象面に平行な一方向を左右方向と仮定した場
    合に、前記測定対象面上の前記所定の範囲を、前記測定
    対象面の右斜め上方向から照射して、当該所定の範囲の
    第1の像を前記測定対象面の上方から撮影する第1ステ
    ップと、 前記測定対象面上の前記所定の範囲を、前記仮定に従っ
    た左斜め上方向から照射して、当該所定の範囲の第2の
    像を前記測定対象面の上方から撮影する第2ステップ
    と、 撮影した第1の像と第2の像とに基づいて、前記測定対
    象面の前記仮定に従った左右方向についての、前記第1
    の像に表れる暗領域と前記第2の像に表れる第2の暗領
    域とを含む連続する最小範囲の長さを、クラックの幅の
    大きさとして算出するステップとを有することを特徴と
    するクラック測定方法。
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