JP2002227444A - 車両の移載装置及び移載方法 - Google Patents

車両の移載装置及び移載方法

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JP2002227444A
JP2002227444A JP2001029550A JP2001029550A JP2002227444A JP 2002227444 A JP2002227444 A JP 2002227444A JP 2001029550 A JP2001029550 A JP 2001029550A JP 2001029550 A JP2001029550 A JP 2001029550A JP 2002227444 A JP2002227444 A JP 2002227444A
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parking
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Mikihiro Hayashi
幹洋 林
Masatoshi Matsumoto
正敏 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車設備における移載装置のコストを安価に
して、駐車床での汚染を確実に防止すると共に、利用者
の利便性を備えてなる駐車設備での車両の移載装置及び
移載方法を提供する。 【解決手段】 駐車床12に設けられ、駐車床12と車
両搭載床11との間を移動する駐車トレイ14と、車両
搭載床11に設けられ、車両搭載床11に対して同期し
て昇降可能で、移載対象車両13の車輪16、17の下
側を各々支持する把持手段18、19とを有し、把持手
段18、19によって移載対象車両13の車輪16、1
7を支持し、把持手段18、19を上昇させたときに
は、把持手段18、19と車両搭載床11との間に駐車
トレイ14が移動可能な移動空間部59が形成される車
両の移載装置10を用いて入庫及び出庫を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複数階に亘
って設けられた駐車床に、昇降自在な車両搭載床を用い
て移載対象車両を入庫及び出庫することによって、多数
の車両をコンパクトな空間に駐車させることができる駐
車設備に関する車両の移載装置及び移載方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数階に亘って設けられた駐車床に昇降
可能な車両搭載床を用いて入庫及び出庫を行う駐車設備
は、最近、例えば、大都市の狭隘な場所に種々建築され
てきている。なかでも、この駐車設備において、複数階
に亘って設けられた駐車床の空間を有効に活用し、同一
の高さの駐車設備での駐車台数を増加する技術が、特開
平6−42218号公報に開示されている。この技術の
概要は、櫛歯形式による各駐車床と車両搭載床との車両
の受け渡し場所を、従来一般的に行われていた各駐車床
側から、車両搭載昇降床側に変えて行うようにしたもの
であり、それにより、各駐車床の高さを櫛歯の抜き差し
分(車両の受け渡しに必要な櫛歯の上、下移動距離)だ
け低くすることが可能となり、その結果、特に高層の駐
車設備において、駐車設備の全体高さを同一とした場
合、駐車床の配設可能な階数が多くなり、大幅に駐車台
数を増やすことが可能とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の車両の移載装置は、以下の課題を有しており、実用
技術として採用することが難しかった。まず、大重量の
車両を載置する櫛歯には、車両載置時の歪みを防止する
ため、大きな強度が要求され、それにより剛性の高い頑
丈なものにならざるを得ず、その分移載装置全体のコス
トが嵩み、立体駐車設備としての設備費用が、大きなも
のになっていた。また、各駐車床の構造は、櫛歯構造で
あるため、駐車床に駐車されている車両からのオイル漏
れ等が生じた場合、階下の駐車床の汚染、さらには、階
下の駐車床にある駐車車両の汚染等が発生し、環境衛生
上好ましくなく、これを防止するためには、別途オイル
パンが各々の駐車床に必要とされていた。
【0004】また、利用者が駐車床に車両を載せると
き、車両搭載床にも櫛歯による隙間があり、そのため、
隙間にキーを落とし込んだり、ハイヒールの踵が入り込
んで足を挫いたりして、利用者にとって非常に神経を使
う構造であった。本発明はかかる事情に鑑みてなされた
もので、駐車設備における移載装置のコストを安価にし
て、駐車床での汚染を確実に防止すると共に、利用者の
利便性を備えてなる駐車設備での車両の移載装置及び移
載方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る車両の移載装置は、車両搭載床と駐車床との間で移
載対象車両を移載する車両の移載装置において、前記駐
車床に設けられ、該駐車床と前記車両搭載床との間を移
動する駐車トレイと、前記車両搭載床に設けられ、該車
両搭載床に対して同期して昇降可能で、前記移載対象車
両の車輪の下側を各々支持する把持手段を有し、該把持
手段によって前記移載対象車両の車輪を支持し、該把持
手段を上昇させたときには、前記把持手段と前記車両搭
載床との間に前記駐車トレイが移動可能な移動空間部が
形成される。車輪の下側とは、車輪の外周部の下側をい
う。把持手段は、移載対象車両が車両搭載床上に載置さ
れている場合に、各車輪の下側であって、かつ移載対象
車両の長手方向両側の2カ所を支持する。このとき、把
持手段の下端レベルは、車輪の下端レベルより上側にあ
る。
【0006】駐車トレイは、例えば、車両の長手方向に
進退させることができ、また、長手方向に直交する方向
に進退させることも可能である。いずれの場合でも駐車
トレイは、把持手段と接触しないように進退させること
ができる。車両搭載床から駐車床に移載対象車両を入庫
するときには、まず、車両搭載床上に載せられた移載対
象車両の各車輪を把持手段でそれぞれ支持する。そし
て、移載対象車両を把持手段を介して上昇させ、把持手
段と車両搭載床との間に移動空間部を形成する。次い
で、移動空間部に駐車トレイを挿入した後、把持手段を
下降させ、移載対象車両を駐車トレイ上に載置する。そ
して、把持手段を車輪から離反させ、駐車トレイと共に
移動する移載対象車両に把持手段が衝突しないように退
避させる。把持手段は、例えば、鉛直軸を中心に旋回す
るように構成することができ、また、例えば、テレスコ
ープ型シリンダを用いて車軸方向に進退可能に構成する
こともできる。次に、駐車トレイを移動させて駐車床上
に固定する。このようにして移載対象車両の入庫を行う
ことができる。また、出庫は入庫動作の略逆順に行うこ
とができる。把持手段が車両搭載床上に設けられている
ので、移載対象車両は、駐車床内で昇降動作をする必要
がなくなり、駐車床の高さを低く抑えることができる。
また、把持手段が車輪の下側を各々支持して、その下側
に移動空間部を形成するので、車両搭載床と駐車トレイ
を平板状に形成でき、駐車床での汚染を確実に防止する
と共に、利用者の利便性を向上させることができる。
【0007】ここで、それぞれの前記把持手段を、昇降
可能なベースフレーム上に設け、前記把持手段を同期し
て昇降可能とすることも可能である。かかる構成によっ
て、昇降動作を簡単に同期させることができる。また、
前記把持手段に、それぞれの前記車輪に対して前記移載
対象車両の長手方向両側に離接可能に移動し、かつ旋回
して前記移載対象車両の下部から退避する把持アームを
設けることも可能である。把持手段が車輪の前後に移動
可能なので、ホイールベースや車輪径が異なる移載対象
車両の車輪に対する把持アームの位置合わせを迅速に行
うことができる。また、把持アームを旋回させて移載対
象車両の下部から側方へ退避させるので、移載対象車両
を前後方向に移動させることができ、移載装置の構成を
簡単にして、駐車設備における移載装置のコストを安価
にできる。また、前記駐車トレイを、前記車両搭載床に
設けられた牽引駆動手段によって、移動させることも可
能である。かかる構成によって、駐車トレイを薄くかつ
軽量に製造することができ、駐車床の高さをさらに低く
形成することができる。また、前記駐車トレイを、該駐
車トレイに設けられた駆動手段によって、自走させるこ
とも可能である。かかる構成によって、車両搭載床の構
造を簡単にして、重量を減少させることができる。
【0008】また、前記車両搭載床を、昇降可能に設
け、前記駐車床を、前記車両搭載床の昇降経路に隣接す
る位置の両側又は片側の複数階にそれぞれ設け、前記駐
車トレイを、前記駐車床にそれぞれ設けることも可能で
ある。駐車床は、地上、地下、又はその両方に亘って設
けることができる。車両搭載床を昇降可能に設けるの
で、複数階の駐車床に移載対象車両を効率よく駐車する
ことができる。また、駐車床を車両搭載床の両側又は片
側に設けるので、駐車トレイを両側又は片側から挿入し
て効率よくかつ迅速に移載することができる。また、前
記車両搭載床を、昇降及び旋回可能に設け、前記駐車床
を、前記車両搭載床の昇降経路の周囲の複数階に放射状
にそれぞれ設け、前記駐車トレイを、前記駐車床にそれ
ぞれ設けることも可能である。駐車床は、地上、地下、
又はその両方に設けることができる。各駐車床は、車両
搭載床に向けて駐車トレイを進退可能にそれぞれ配置さ
れる。かかる構成によって、駐車台数を大幅に増加させ
ることができる。
【0009】また、前記車両搭載床を、走行可能に設け
ることも可能である。かかる構成によって、車両搭載床
に隣接しない位置に配置された駐車床に対して、車両搭
載床を走行させて位置を合わせてから駐車トレイの受渡
しを行うことができる。
【0010】前記目的に沿う本発明に係る車両の移載方
法においては、車両搭載床と駐車床との間で移載対象車
両を移載する車両の移載方法において、前記車両搭載床
上の前記移載対象車両の車輪を把持手段で支持する第1
の入庫工程と、前記移載対象車両を上昇させる第2の入
庫工程と、前記駐車床に設けられた駐車トレイを前記移
載対象車両の下方位置に移動させる第3の入庫工程と、
前記移載対象車両を下降させ、前記駐車トレイ上に移載
する第4の入庫工程と、前記把持手段を旋回により前記
移載対象車両の車輪から離反させると共に前記移載対象
車両の下位置から退避させる第5の入庫工程と、前記駐
車トレイを前記駐車床へ移動させる第6の入庫工程とを
備えて前記移載対象車両を入庫させ、前記移載対象車両
が載置された前記駐車トレイを前記車両搭載床に移動す
る第1の出庫工程と、前記移載対象車両の車輪を前記把
持手段により支持する第2の出庫工程と、前記移載対象
車両を上昇させる第3の出庫工程と、前記駐車トレイを
前記駐車床へ移動させる第4の出庫工程と、前記移載対
象車両を下降させ前記車両搭載床上に移載する第5の出
庫工程と、前記把持手段を旋回により前記移載対象車両
の車輪から離反させると共に前記移載対象車両の下位置
から退避させる第6の出庫工程とを備えて前記移載対象
車両を出庫させる。移載対象車両の車輪を把持手段で支
持するので、操作を簡単に行うことができ、入庫及び出
庫作業を、迅速かつ確実に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本
発明の理解に供する。図1、図2に示すように、本発明
の一実施の形態に係る車両の移載装置10は、平板状の
車両搭載床11と駐車床12との間で移載対象車両13
を移載する装置である。移載装置10は、駐車床12と
車両搭載床11との間を移動する平板状の駐車トレイ1
4と、車両搭載床11の両側にそれぞれ設けられ、車両
搭載床11に対して昇降可能なベースフレーム15と、
ベースフレーム15上に設けられ、移載対象車両13の
前後の車輪16、17の下側を各々支持する把持手段1
8、19とを有している。前側の車輪16を支持する把
持手段18と、後側の車輪17を支持する把持手段19
は、移載対象車両13のそれぞれ両側に設けられてい
る。なお、本明細書中においては、移載対象車両13の
前後方向を車両の移載装置10の前後方向として説明す
る。
【0012】まず、車両搭載床11とベースフレーム1
5について説明する。板状の車両搭載床11の下側に
は、複数のフレームからなる架台20が直方体状に組み
立てられ、架台20の両側に両端部をそれぞれ突出させ
て実質的に水平に配置された平板状のベースフレーム1
5は、減速モータ21により駆動されるねじジャッキ2
2によって、水平状態を保持したまま昇降することがで
きる。ねじジャッキ22は、ねじれ方向を逆にした雄ね
じ部33、34を形成した2本のねじ軸54を3軸ギア
ボックス53で接続した雄ねじ部材52と、それぞれの
雄ねじ部33、34に螺合して各雄ねじ部33、34の
下側のフレーム上に設けられたレール部材35、36に
沿って移動可能な雌ねじ部材37、38と、ベースフレ
ーム15の下部の基側及び先側にそれぞれ設けられ、雌
ねじ部材37、38に掛合して摺動し、雌ねじ部材3
7、38の横方向への移動を90度変更してベースフレ
ーム15に伝達する案内溝39、40を備えた掛合部材
41を有している。
【0013】次に、車両搭載床11の上部に移動可能に
設けられた牽引駆動手段42について説明する。車両搭
載床11の両側には、スプロケット23、24及びチェ
ーン25で構成される無限軌道26が設けられ、両側の
無限軌道26の上部には、牽引台車27が架設されてい
る。また、無限軌道26には、駆動用モータ28が正逆
運転可能に接続され、牽引台車27は、駆動用モータ2
8によって車両搭載床11上を前後に移動することがで
きる。なお、牽引駆動手段42は、無限軌道26、牽引
台車27及び駆動用モータ28によって構成されてい
る。牽引台車27の前部には、トレイ把持装置29が設
けられている。トレイ把持装置29は、車両搭載床11
の前側に突出可能なロッドを備えた2本の進退シリンダ
30と、各進退シリンダ30のロッドの先部にリンク機
構を介してそれぞれ回動可能に接続された回動掛止アー
ム31とを有している。回動掛止アーム31は、駐車ト
レイ14の車両搭載床11側端部に設けられた掛合爪部
32に掛合して、牽引台車27を駐車トレイ14に接続
することができ、駐車トレイ14は、車両搭載床11に
配置された牽引駆動手段42の牽引台車27と共に、車
両搭載床11と駐車床12の間を前後に移動することが
できる。
【0014】次に、把持手段18、19のうち、前側の
把持手段18について説明する。把持手段18は、ベー
スフレーム15の前側に配置されたレール部材43と、
レール部材43上を図示しない走行手段によって移動可
能なスライド台44、45を有している。両側の各スラ
イド台44、45は、2台ずつ連結され、図示しないア
クチュエータにより左右同時にスライド移動するように
構成されている。スライド台44、45には、棒状支持
部材46、47が回動可能にそれぞれ立設され、棒状支
持部材46、47の上端部には、前側の車輪16に離接
可能な把持アーム48、49の基端部が固定されてい
る。把持アーム48、49は、車両搭載床11の上端よ
り高いレベルで昇降することができる。また、スライド
台44、45には、シリンダ部材50、51がそれぞれ
ロッドの突出方向を対向させて水平に配置され、シリン
ダ部材50、51は、図示しないリンク部材を介して棒
状支持部材46、47を回動させ把持アーム48、49
を旋回させることができる。
【0015】車両搭載床11上に駐車された移載対象車
両13の前側の車輪16を支持するときには、先端を前
方及び後方にそれぞれ向けた把持手段18の把持アーム
48、49を旋回させて車両搭載床11側にそれぞれの
先端を向け、スライド台44、45をそれぞれ後側、前
側に移動させ、車輪16の外周下部に前側及び後側から
それぞれ当接させる。また、車輪16の支持を解除する
ときには、把持アーム48、49を回動させ、把持アー
ム48、49を車輪16から離反させると共にスライド
台44、45を前側及び後側にそれぞれ移動させて、把
持アーム48、49を移載対象車両13の下部から退避
させる。把持アーム48、49の断面形状は、円形に形
成することができるが、例えば、角を丸めた実質的に三
角形状に形成し、車輪16への当接部分の面積を増加さ
せる方がより好ましい。把持手段19は、ベースフレー
ム15の後側に配置され、レール部材43より長く形成
されたレール部材51aを有している。そして、その他
の部分の構造は、把持手段18と同じなので、同一部材
には同一番号を付して説明は省略する。レール部材51
aがレール部材43より長いのは、車両が前側の車輪1
6の位置を基準にして車両搭載床11に駐車したとき、
後側の車輪17の位置が各車両のホイールベースによっ
て異なるからである。例えば、図2に示すように、小型
の車両の車輪64、65は、車輪16、17の位置より
内側に配置される。かかる構成によって、車両の移載装
置10を複数種類の車両に対応させて使用することがで
きる。
【0016】次に、移載対象車両13を駐車床トレイ1
4に移載するときの把持手段18、19の動作について
説明する。車両搭載床11に移載対象車両13が駐車し
た状態から前述した手順により把持手段18、19の把
持アーム48、49を移載対象車両13の車輪16、1
7に当接させ、車輪16、17を支持する。そして、把
持手段18、19をベースフレーム15と共に同期して
上昇させ、把持手段18、19と車両搭載床11との間
に駐車トレイ14が移動可能な移動空間部59を形成す
る。次に、牽引駆動手段42によって駐車トレイ14を
後方に移動させ、移動空間部59に挿入した後、ベース
フレーム15を下降させ、移載対象車両13の車輪1
6、17を駐車トレイ14上に接地させる。そして、前
述した手順により把持手段18、19を移載対象車両1
3の下部から退避させてから、移載対象車両13を牽引
駆動手段42の牽引台車27の回動掛止アーム31で前
方に押圧して移動させ、駐車床12上に駐車することが
できる。移載対象車両13の4つの車輪16、17を2
本ずつの把持アーム48、49で支持してその下方に移
動空間部59を形成するので、移動を簡単かつ確実に行
うことができる。また、移載対象車両13の昇降を車両
搭載床11上で行うので、駐車床12上では横移動しか
行う必要がなく、かかる構成によって、駐車床12の高
さを低く形成することができる。
【0017】次に、車両搭載床11の支持構造と、駐車
床12について説明する。図3(A)、(B)に示すよ
うに、車両搭載床11は、立体駐車場55の上部に設け
られた昇降装置56によって昇降可能に設けられ、駐車
床12は、車両搭載床11の昇降経路57の周囲の複数
階に放射状に例えば10カ所ずつ設けられ、駐車トレイ
14は、各駐車床12にそれぞれ設けられている。ま
た、車両搭載床11は、昇降経路57に吊下げられたケ
ージ58内で旋回可能に設けられている。各駐車床12
の駐車トレイ14は、それぞれ横移動のみを行って移載
対象車両13を入庫及び出庫するので、各駐車床12の
高さを低く抑えることができ、また、駐車床12が複数
階に設けられているので、所定の高さ内に形成可能な駐
車床12の数を多くして、収容可能な車両の台数を増加
させることができる。
【0018】次いで、車両の移載装置10を用いた本発
明の一実施の形態に係る車両の移載方法について説明す
る。まず、入庫手順について説明する。 (入庫準備工程)移載対象車両13を運転して立体駐車
場55内の車両搭載床11上に搬入し、搭乗者が降車す
る。その後、車両搭載床11を、昇降装置56及び旋回
装置によって所定の駐車床12に隣接させて配置する間
に下記の第1の入庫工程及び第2の入庫工程を完了させ
る。 (第1の入庫工程)車両搭載床11上の移載対象車両1
3の車輪16、17を把持手段18、19で支持する。 (第2の入庫工程)移載対象車両13をベースフレーム
15と共に上昇させ、移載対象車両13の下方位置に移
動空間部59を形成する。
【0019】(第3の入庫工程)車両搭載床11上の牽
引駆動手段42を駐車トレイ14に接続し、駐車床12
に設けられた駐車トレイ14を移載対象車両13の下方
位置に移動させる。 (第4の入庫工程)移載対象車両13を下降させ、駐車
トレイ14上に移載する。 (第5の入庫工程)把持手段18、19の旋回により移
載対象車両13の車輪16、17から離反させると共に
移載対象車両13の下位置から退避させる。 (第6の入庫工程)駐車トレイ14を駐車床12へ移動
させる。その後、牽引駆動手段42と駐車トレイ14と
の接続を解除し、車両搭載床11を所定位置に待機させ
る。
【0020】次に、出庫手順について説明する。 (出庫準備工程)まず、車両搭載床11を、昇降装置5
6及び旋回装置によって所定の駐車床12に隣接させて
配置し、車両搭載床11上の牽引駆動手段42を駐車ト
レイ14に接続する。 (第1の出庫工程)移載対象車両13が載置された駐車
トレイ14を牽引駆動手段42で車両搭載床11に移動
する。 (第2の出庫工程)移載対象車両13の車輪16、17
を把持手段18、19により支持する。
【0021】(第3の出庫工程)移載対象車両13を把
持手段18、19で上昇させる。 (第4の出庫工程)駐車トレイ14を牽引駆動手段42
で駐車床12へ移動させ、牽引駆動手段42と駐車トレ
イ14との接続を解除する。 (第5の出庫工程)移載対象車両13を下降させ車両搭
載床11上に移載する。 (第6の出庫工程)把持手段18、19の旋回により移
載対象車両13の車輪16、17から離反させると共に
移載対象車両13の下位置から退避させる。第4の出庫
工程の終了後、昇降装置56及び旋回装置を操作して、
車両搭載床11を立体駐車場55の出口に隣接させる。
更に第6の出庫工程の終了後、搭乗者の運転によって移
載対象車両13を出庫させる。かかる構成によって、迅
速かつ簡単に移載対象車両13の入庫及び出庫を行うこ
とができる。
【0022】次いで、立体駐車場55の他の実施の形態
について説明する。前記実施の形態において、車両搭載
床11は、ケージ58内で旋回可能に設けていたが、旋
回装置を昇降装置56と共に立体駐車場の上部に設け
て、車両搭載床をケージと共に旋回させることも可能で
ある。また、図4(A)、(B)に示すように、車両搭
載床60を昇降可能に設け、駐車床61を、車両搭載床
60の昇降経路62に隣接する位置の両側(片側でもよ
い)の複数階にそれぞれ設け、駐車トレイ63を、各駐
車床61にそれぞれ設けることも可能である。また、図
4(C)、(D)に示すように、車両搭載床66を側方
に走行可能に設け、並設された各駐車床67に移載対象
車両13をそれぞれ移載することも可能である。また、
前記実施の形態においては、駐車トレイ14を車両搭載
床11に設けられた牽引駆動手段42に接続して牽引し
ていたが、駐車トレイを、駐車トレイに設けた駆動手段
によって、自走させることも可能である。
【0023】以上、本発明に係る実施の形態について説
明してきたが、本発明は、前記実施の形態に限定される
ものではなく、例えば、把持手段18、19の両側のス
ライド台44、45は、2台ずつ接続されて左右同時に
移動するように構成されているが、それぞれ独立して作
動させることもできる。かかる構成によって、移載対象
車両13が車両搭載床11上に斜めに駐車した場合でも
各車輪16、17の位置に合わせて把持アーム48、4
9をそれぞれ移動させることができ、移載対象車両13
の位置修正の手間を省いて使い勝手をよくすることがで
きる。また、把持手段にテレスコープ型シリンダを用い
て車軸方向に進退可能に構成し、旋回機能を省略するこ
とも可能である。また、車両の移載装置10の各部を駆
動するアクチュエータは全て電動化させることができ
る。また、ベースフレーム15をねじジャッキ22によ
り昇降させる構造にしていたが、例えば、ベースフレー
ム15の下部にパンタグラフ状のリンク機構を接続し、
これに進退シリンダーやねじジャッキを接続して昇降さ
せることもできる。また、ねじジャッキや複数の油圧シ
リンダを同期して作動させ、把持手段を直接昇降させる
ことによりベースフレーム15を省略する機構を用いる
こともできる。
【0024】また、駐車トレイを移載対象車両13の側
方から進退させて移載対象車両13を側方に移動させる
場合には、車輪16、17を把持する対となる把持アー
ム48、49の間に側方から細長板状の駐車トレイを前
側及び後側に1カ所ずつそれぞれ挿入し、前側の駐車ト
レイに前側の両車輪16、後側の駐車トレイに後側の両
車輪17をそれぞれ載置してから側方に移動させること
ができる。また、前記実施の形態に係る車両の移載装置
10のベースフレーム15を2段階に昇降可能に設けて
おき、移載対象車両13を駐車トレイ14上に駐車さ
せ、把持アーム48、49を移載対象車両13の下部か
ら退避させた後に、ベースフレーム15をもう一段下げ
て把持アーム48、49を駐車トレイ14よりも下方レ
ベルに退避させ、その後に駐車トレイ14を側方に移動
させることも可能である。
【0025】
【発明の効果】請求項1〜8記載の車両の移載装置にお
いては、駐車床と車両搭載床との間を移動する駐車トレ
イを有し、把持手段によって移載対象車両の車輪を支持
し、把持手段を上昇させたときに駐車トレイが移動可能
な移動空間部が形成されるので、移載装置の機構を簡単
にし、また駐車床の各階高さを低く抑えることができ、
更に駐車場の製造費用を安くすることができる。また、
車両搭載床と駐車トレイを平板状に形成でき、別途オイ
ルパン等を設置しなくても駐車床での汚染を確実に防止
することができる。また、キーの落とし込みやハイヒー
ルの踵の入り込みが無くなり、利用者の利便性を向上さ
せることができる。特に、請求項2記載の車両の移載装
置においては、それぞれの把持手段を、昇降可能なベー
スフレーム上に設けているので、昇降動作を簡単に同期
させることができる。請求項3記載の車両の移載装置に
おいては、把持手段が車輪の両側に移動可能なので、ホ
イールベースの異なる車両に対する車輪の位置合わせを
迅速に行うことができる。また、旋回して移載対象車両
の下部から退避するので、移載対象車両を前後方向に移
動させることができ、移載装置の構成を簡単にして、駐
車設備における移載装置のコストを安価にできる。
【0026】請求項4記載の車両の移載装置において
は、駐車トレイを、車両搭載床に設けられた牽引駆動手
段によって移動させるので、駐車トレイを薄くかつ軽量
に製造することができ、駐車床の高さをさらに低く形成
することができる。請求項5記載の車両の移載装置にお
いては、駐車トレイを、駐車トレイに設けられた駆動手
段によって自走させるので、車両搭載床の構造を簡単に
して、重量を減少させることができる。請求項6記載の
車両の移載装置においては、車両搭載床を昇降可能に設
けるので、複数階の駐車床に移載対象車両を効率よく駐
車することができる。また、駐車床を車両搭載床の両側
又は片側に設けるので、駐車トレイを両側又は片側から
挿入して効率よくかつ迅速に移載することができる。
【0027】請求項7記載の車両の移載装置において
は、駐車床を、車両搭載床の昇降経路の周囲の複数階に
放射状にそれぞれ設けるので、駐車台数を大幅に増加さ
せることができる。請求項8記載の車両の移載装置にお
いては、車両搭載床を、走行可能に設けるので、車両搭
載床に隣接しない位置に配置された駐車床に対して、車
両搭載床を走行させて位置を合わせてから駐車トレイの
受渡しを行うことができる。そして、請求項9記載の車
両の移載方法においては、車両の車輪を把持手段で支持
するので、操作を簡単に行うことができ、入庫及び出庫
作業を、迅速かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る車両の移載装置の
側面図である。
【図2】同車両の移載装置の平面図である。
【図3】(A)、(B)は、同車両の移載装置を備えた
立体駐車場の正断面図と、同平断面図である。
【図4】(A)〜(D)は、他の実施の形態に係る立体
駐車場の正断面図と、同平断面図と、さらに他の実施の
形態に係る立体駐車場の正断面図と、同平断面図であ
る。
【符号の説明】
10:車両の移載装置、11:車両搭載床、12:駐車
床、13:移載対象車両(車両)、14:駐車トレイ、
15:ベースフレーム、16、17:車輪、18、1
9:把持手段、20:架台、21:減速モータ、22:
ねじジャッキ、23、24:スプロケット、25:チェ
ーン、26:無限軌道、27:牽引台車、28:駆動用
モータ、29:トレイ把持装置、30:進退シリンダ、
31:回動掛止アーム、32:掛合爪部、33、34:
雄ねじ部、35、36:レール部材、37、38:雌ね
じ部材、39、40:案内溝、41:掛合部材、42:
牽引駆動手段、43:レール部材、44、45:スライ
ド台、46、47:棒状支持部材、48、49:把持ア
ーム、50、51:シリンダ部材、51a:レール部
材、52:雄ねじ部材、53:3軸ギアボックス、5
4:ねじ軸、55:立体駐車場、56:昇降装置、5
7:昇降経路、58:ケージ、59:移動空間部、6
0:車両搭載床、61:駐車床、62:昇降経路、6
3:駐車トレイ、64、65:車輪、66:車両搭載
床、67:駐車床

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両搭載床と駐車床との間で移載対象車
    両を移載する車両の移載装置において、前記駐車床に設
    けられ、該駐車床と前記車両搭載床との間を移動する駐
    車トレイと、前記車両搭載床に設けられ、該車両搭載床
    に対して同期して昇降可能で、前記移載対象車両の車輪
    の下側を各々支持する把持手段を有し、該把持手段によ
    って前記移載対象車両の車輪を支持し、該把持手段を上
    昇させたときには、前記把持手段と前記車両搭載床との
    間に前記駐車トレイが移動可能な移動空間部が形成され
    ることを特徴とする車両の移載装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両の移載装置におい
    て、それぞれの前記把持手段を、昇降可能なベースフレ
    ーム上に設け、前記把持手段を同期して昇降可能とした
    ことを特徴とする車両の移載装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の車両の移載装置に
    おいて、前記把持手段は、それぞれの前記車輪に対して
    前記移載対象車両の長手方向両側に離接可能に移動し、
    かつ旋回して前記移載対象車両の下部から退避する把持
    アームを備えていることを特徴とする車両の移載装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車
    両の移載装置において、前記駐車トレイは、前記車両搭
    載床に設けられた牽引駆動手段によって、移動すること
    を特徴とする車両の移載装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車
    両の移載装置において、前記駐車トレイは、該駐車トレ
    イに設けられた駆動手段によって、自走することを特徴
    とする車両の移載装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車
    両の移載装置において、前記車両搭載床は、昇降可能に
    設けられ、前記駐車床は、前記車両搭載床の昇降経路に
    隣接する位置の両側又は片側の複数階にそれぞれ設けら
    れ、前記駐車トレイは、前記駐車床にそれぞれ設けられ
    ていることを特徴とする車両の移載装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車
    両の移載装置において、前記車両搭載床は、昇降及び旋
    回可能に設けられ、前記駐車床は、前記車両搭載床の昇
    降経路の周囲の複数階に放射状にそれぞれ設けられ、前
    記駐車トレイは、前記駐車床にそれぞれ設けられている
    ことを特徴とする車両の移載装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車
    両の移載装置において、前記車両搭載床は、走行可能で
    あることを特徴とする車両の移載装置。
  9. 【請求項9】 車両搭載床と駐車床との間で移載対象車
    両を移載する車両の移載方法において、前記車両搭載床
    上の前記移載対象車両の車輪を把持手段で支持する第1
    の入庫工程と、前記移載対象車両を上昇させる第2の入
    庫工程と、前記駐車床に設けられた駐車トレイを前記移
    載対象車両の下方位置に移動させる第3の入庫工程と、
    前記移載対象車両を下降させ、前記駐車トレイ上に移載
    する第4の入庫工程と、前記把持手段を旋回により前記
    移載対象車両の車輪から離反させると共に前記移載対象
    車両の下位置から退避させる第5の入庫工程と、前記駐
    車トレイを前記駐車床へ移動させる第6の入庫工程とを
    備えて前記移載対象車両を入庫させ、前記移載対象車両
    が載置された前記駐車トレイを前記車両搭載床に移動す
    る第1の出庫工程と、前記移載対象車両の車輪を前記把
    持手段により支持する第2の出庫工程と、前記移載対象
    車両を上昇させる第3の出庫工程と、前記駐車トレイを
    前記駐車床へ移動させる第4の出庫工程と、前記移載対
    象車両を下降させ前記車両搭載床上に移載する第5の出
    庫工程と、前記把持手段を旋回により前記移載対象車両
    の車輪から離反させると共に前記移載対象車両の下位置
    から退避させる第6の出庫工程とを備えて前記移載対象
    車両を出庫させることを特徴とする車両の移載方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019146133A1 (en) * 2018-01-26 2019-08-01 Giken Ltd. Underground car park and construction method thereof

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