JP2002226516A - 重合体、顔料分散組成物及び着色感光性組成物 - Google Patents

重合体、顔料分散組成物及び着色感光性組成物

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JP2002226516A
JP2002226516A JP2001020831A JP2001020831A JP2002226516A JP 2002226516 A JP2002226516 A JP 2002226516A JP 2001020831 A JP2001020831 A JP 2001020831A JP 2001020831 A JP2001020831 A JP 2001020831A JP 2002226516 A JP2002226516 A JP 2002226516A
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dispersion composition
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耕作 吉村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顔料を凝集させず該顔料の安定かつ良好な分
散性、流動性を実現し、かつ光透過性にも優れた顔料分
散剤を得るのに、有用な構造を有する新規な重合体を提
供する。また、上記重合体からなる顔料分散剤を含有
し、顔料の分散性、流動性等に優れ、かつ着色力が高
く、アルカリ現像適性にも優れ、塗料、印刷インキ、カ
ラー表示板等の広い範囲で好適に使用し得る顔料分散組
成物を提供する。 【解決手段】 ポリマー鎖の末端にグアニジン構造を有
する重合体である。好ましくは、重合体がエチレン性不
飽和二重結合を有する単量体の付加重合生成物からなる
ことを特徴とする重合体である。有機溶媒中に有機顔料
と、上記重合体とが分散されてなる顔料分散組成物であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔料分散剤として
有用な新規な重合体、この重合体を含む顔料分散組成物
及び着色感光性組成物に関し、更に詳しくは、顔料同士
の凝集を効果的に防止し該顔料の良好な分散を実現する
新規な重合体、該重合体を含有し、顔料の分散性、流動
性等に優れ、かつ、着色力も優れ、塗料、印刷インキ、
カラー表示板等の広い範囲で好適に使用し得る顔料分散
組成物、及び、該顔料分散組成物を含有し、カラープル
ーフ等の基体上の多色画像の形成や、液晶カラーディス
プレイ等に使用されるカラーフィルタの製造、フォトマ
スク等に好適に使用し得る着色感光性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、顔料は、鮮明な色調と高い着
色力とを示し、多くの分野で広く使用されてきている。
これらの顔料の中でも実用上重要なものは、一般に、微
細な粒子のものが多く、該顔料の凝集を防ぎ微細化する
ことによって鮮明な色調と高い着色力とが得られる。し
かし、顔料をより微細化していくと、該顔料の分散液は
高粘度を示すことが多い。このため、この顔料分散液を
工業的規模で調製した場合は、該顔料分散液の分散機か
らの取り出しが困難となったり、パイプラインによる輸
送ができなくなったり、更には貯蔵中にゲル化して使用
不能となる、等の問題がある。
【0003】ところで、上記顔料を含有する着色感光性
組成物は、液晶ディスプレイ等に用いるカラーフィルタ
の材料等として有用であり、該着色感光性組成物を用い
てカラーフィルタを製造する場合、品質、製造安定性等
の点で優れる顔料分散法が広く採用されている。この顔
料分散法においては、上記着色感光性組成物の塗布液を
透明基板上に塗布して着色感光性層を設け、パターン露
光した後、現像して第一色目の画素パターンを形成し、
これを複数回繰り返して、該透明基板上に複数色の画素
パターンを形成する。
【0004】しかし、ここでは着色材として顔料を用い
るため、該顔料の微細化が十分でない場合には、該顔料
により光が散乱、吸収され、光透過率が低下してしま
う。更に、該顔料による光の散乱、複屈折等で偏光軸が
回転し、液晶表示装置のコントラストも低下してしま
う、等の問題もある(1990年第7回色彩光学コンフ
ァレンス、512色表示10.4”サイズTFT−LC
D用カラーフィルタ、植木、小関、福永、山中)。この
ため、上記着色感光性組成物においては、上記顔料を高
度に微細化した状態で分散させておくことが必要とされ
る。
【0005】そこで、従来においては、流動性、分散性
等に優れた顔料分散液あるいは着色感光性組成物を得る
ため、種々の分散剤を使用することが知られている。該
分散剤は、ポリマー系分散剤と低分子化合物分散剤とに
大別でき、上記ポリマー系分散剤としては、ポリアクリ
ル酸塩、マレイン酸ナトリウムオレフィン共重合体、末
端カルボキシル基含有ポリエステル(特公昭54−34
009号公報)、テトラキス(2−ヒドロキシアルキ
ル)エチレンジアミンを出発物質とする酸性基及び/又
は塩基性基を有するポリエステル(特開平2−2452
31号公報)、マクロモノマー(末端にエチレン性不飽
和基を有するオリゴマー)、水酸基を有するモノマー、
カルボキシ基含有モノマー及びこれら以外のモノマーの
4種からなる共重合体(特開平8−259876号公
報)等が知られており、また、上記低分子化合物分散剤
としては、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンアルキルアミン、アルキルジアミン、アルカノール
アミン誘導体(米国特許第3536510号)等が知ら
れている。
【0006】これらの分散剤の中でも、特開平7−14
0654号公報、特開平5−273411号公報、特開
平8−259876号公報の各公報には、カラーフィル
ター、カラープルーフ等の材料としての着色感光性組成
物に、マクロモノマー(末端にエチレン性不飽和基を有
するオリゴマー)を含む共重合体を使用することによっ
て、顔料粒径が小さく、分散安定性に優れた顔料分散液
が得られることが開示されている。
【0007】しかしながら、該マクロモノマーを含む共
重合体は、顔料に対する吸着を促進する官能基を含有し
ないため、分散剤としても単独では機能せず、他の分散
剤との併用が必要であるという問題がある。該マクロモ
ノマーを含む共重合体を分散剤として用いた場合、高分
子分散剤に見られる増粘作用については小さくて良好で
あるが、顔料の微粒子効果が十分でなく、分散性も十分
でないという問題がある。
【0008】そこで、特開平9−146272号公報で
は、顔料に対する吸着を促進する官能基として、グラフ
ト部に酸性基を含有する該マクロモノマーを含む共重合
体を用いることで、分散性の向上を図っている。しかし
ながら、グラフト部による立体反発効果が低下するため
分散性が十分でないという問題がある。これに対し、特
開平10−339949号公報では、顔料に対する吸着
を促進する官能基として、主鎖部に窒素原子を含有する
該マクロモノマーを含む共重合体を用いることで、顔料
との相互作用(吸着)を促進するとともに、グラフト部
の効果的な立体反発により、これらの諸問題を解決して
いる。
【0009】一方、鮮明な色調と高い着色力とを示す顔
料を含有した着色感光性組成物は、例えばカラープルー
フや、カラーフィルター等を作製するための画像形成材
料として有用である 該着色感光性組成物を用いて着色画像を形成する場合、
一般に、着色感光性組成物の塗布液を基板上に塗布して
該着色感光性組成物による層を形成した後、露光・現像
をおこなうが、この現像に用いる現像液としては、環境
に与える影響の少ないアルカリ水溶液を使用することが
多い。一般的に上記着色感光性組成物による層は、上記
マクロモノマーを含む共重合体のみではアルカリ水溶液
に対する溶解性が悪いため、アルカリ水溶液に可溶であ
る結合剤(バインダー)を含有されている。しかし、上
記特開平10−339949号公報における上記マクロ
モノマーを含む共重合体はアルカリ水溶液に不溶である
ため、上記着色感光性組成物による層はアルカリ現像適
性が十分でないという問題があり、上記マクロモノマー
を含む共重合体がアルカリ水溶液に可溶である、あるい
はアルカリ水溶液に容易に分散されうる、ことが望まれ
ている。
【0010】しかしながら、顔料の分散性、流動性等に
優れ、かつアルカリ水溶液に可溶な顔料分散物、それを
含む顔料分散組成物及び着色感光性組成物は、未だ提供
されていないのが現状である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来に
おける諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課
題とする。即ち、本発明は、顔料を凝集させず該顔料の
安定かつ良好な分散性、流動性を実現し、かつ光透過性
にも優れた顔料分散剤を得るのに、有用な構造を有する
新規な重合体を提供することを目的とする。また、本発
明は、上記重合体からなる顔料分散剤を含有し、顔料の
分散性、流動性等に優れ、かつ着色力が高く、アルカリ
現像適性にも優れ、塗料、印刷インキ、カラー表示板等
の広い範囲で好適に使用し得る顔料分散組成物を提供す
ることを目的とする。更に、本発明は、該顔料分散組成
物を含有し、着色力が高く、アルカリ現像適性に優れ、
カラープルーフ等、基体上の多色画像の形成や、液晶カ
ラーディスプレイ等に使用されるカラーフィルタの製造
などに好適に使用し得る着色感光性組成物を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による、上記課題
を解決するための手段は、以下の通りである。即ち、
【0013】<1> ポリマー鎖の末端にグアニジン構
造を有する重合体である。
【0014】<2> 重合体がエチレン性不飽和二重結
合を有する単量体の付加重合生成物からなることを特徴
とする<1>の重合体である。
【0015】<3> 重合体の末端が下記一般式(I)
で示されるか、またはその互変異性体であることを特徴
とする<1>または<2>の重合体である。
【化2】 (但しR1は炭素数2から6のアルキレン基を表し、該
アルキレン基は官能基で置換されていても良く、また該
アルキレン鎖中にヘテロ原子を介していても良い。
2、R3はそれぞれ官能基で置換されていても良く、分
岐構造、環状構造を有していても良いアルキル基、アリ
ール基、アラルキル基を表す。また、R2、R3は、連結
して閉環構造を有していても良い。)
【0016】<4> 有機溶媒中に有機顔料と、<1>
から<3>の重合体とが分散されてなる顔料分散組成物
である。
【0017】<5> <4>に記載の顔料分散組成物、
酸性基を有するバインダーポリマー、エチレン性不飽和
二重結合を二個以上有する多官能モノマー及び光重合開
始剤とからなることを特徴とする着色感光性組成物であ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】《重合体》本発明の重合体は、ポ
リマー鎖の末端にグアニジン構造を有する重合体であ
る。
【0019】上記重合体の分子量としては、ポリスチレ
ン換算の数平均分子量(Mn)が1000〜10000
0であるのが好ましく、1000〜20000であるの
がより好ましく、2000〜10000であるのが特に
好ましい。上記数平均分子量(Mn)が、1000〜1
00000であれば、十分な顔料分散剤としての立体反
発効果と、顔料に対する末端基にあるグアニジンの十分
な吸着性が得られると共に、カラーフィルター等の製造
の際の現像適性も得られる。
【0020】上記重合体は、エチレン性不飽和二重結合
を有する単量体の単独重合生成物あるいは共重合生成物
から選ばれる主鎖構造を有する。
【0021】上記単量体の具体例を以下に挙げるが、こ
れらは本発明を何ら限定するものではない。不飽和カル
ボン酸(例、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコ
ン酸、マレイン酸、及びフマル酸)、芳香族ビニル化合
物(例、スチレン、α−メチルスチレン、p−ヒドロキ
シスチレン、クロロメチルスチレン及びビニルトルエ
ン)、(メタ)アクリル酸アルキルエステル(例、メチ
ル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メ
タ)アクリレート及び2−エチルヘキシル(メタ)アク
リレート)、(メタ)アクリル酸アルキルアリールエス
テル(例、ベンジル(メタ)アクリレート)、(メタ)
アクリル酸置換アルキルエステル(例、グリシジル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、及びジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト)、アルキル(メタ)アクリルアミド(例、(メタ)
アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミド、N
−イソプロピル(メタ)アクリルアミド、n−ブチル
(メタ)アクリルアミド、tert−ブチル(メタ)ア
クリルアミド及びtert−オクチル(メタ)アクリル
アミド)、置換アルキル(メタ)アクリルアミド(例、
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド及びジメ
チルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド)、シアン
化ビニル(例、(メタ)アクリロニトリル及びα−クロ
ロアクリロニトリル)、ビニルエステル類(ビニルアセ
テート、安息香酸ビニル)、脂肪族共役ジエン(例、
1,3−ブタジエン及びイソプレン)及び重合性オリゴ
マー(例、片末端メタクリロイル化ポリメチルメタクリ
リレートオリゴマー、片末端メタクリロイル化ポリスチ
レンオリゴマー及び片末端メタクリロイル化ポリエチレ
ングリコール)。
【0022】(グアニジン構造)本発明の重合体は、ポ
リマー鎖の少なくとも末端にグアニジン構造を有する重
合体であるが、ポリマー鎖の末端にのみグアニジン構造
を有していることが好ましく、片末端のみにグアニジン
構造を有していることがより好ましい。
【0023】上記グアニジン構造は、例えば下記一般式
(I)、あるいはその互変異性体として表される。
【0024】
【化3】
【0025】但し、R1は、炭素数2から6のアルキレ
ン基を表し、該アルキレン基は官能基で置換されていて
も良く、また、該アルキレン鎖中にヘテロ原子を介して
いても良い。R2,R3は官能基で置換されていても良
く、分岐構造、環状構造を有していても良いアルキル
基、アリール基、アラルキル基を表す。また、R2、R3
は連結して閉環構造を有していても良い。該アルキレン
鎖中のヘテロ原子はO,S,NR4から選ばれる。ただ
しR4は水素原子、炭素数1から4のアルキル基を表
す。
【0026】上記グアニジン構造の具体例を以下に挙げ
るが、これらの構造は本発明を何ら限定するものではな
い。
【0027】
【化4】
【0028】−互変異性体− 上記グアニジン構造は下記一般式(II)に示した互変
異性が可能で、本発明の顔料分散剤はいずれの形態をと
っても良い。
【化5】
【0029】上記の互変異性体の例を以下に挙げる。
【0030】
【化6】
【0031】上記グアニジン構造を有する重合体の例を
以下に示す。
【0032】
【化7】
【0033】
【化8】
【0034】
【化9】
【0035】
【化10】
【0036】《顔料分散組成物》本発明の顔料分散組成
物は、上記重合体を含む顔料分散剤と、顔料とを、有機
溶剤中に分散してなる。
【0037】(顔料分散剤)上記顔料分散剤は、上記重
合体のみを含んでいてもよいし、必要に応じて適宜選択
したその他の成分を更に含んでいてもよい。上記その他
の成分としては、公知の分散剤が挙げられ、具体的に
は、ノナノアミド、デカンアミド、ドデカンアミド、N
−ドデシルヘキサデカンアミド、N−オクタデシルプロ
ピオアミド、N,N−ジメチルドデカンアミド及びN,
N−ジヘキシルアセトアミド等のアミド化合物、ジエチ
ルアミン、ジヘプチルアミン、ジブチルヘキサデシルア
ミン、N,N,N’,N’−テトラメチルメタンアミ
ン、トリエチルアミン、トリブチルアミン及びトリオク
チルアミン等のアミン化合物、モノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N,N,
N’,N’−(テトラヒドロキシエチル)−1,2−ジ
アミノエタン、N,N,N’−トリ(ヒドロキシエチ
ル)−1,2−ジアミノエタン、N,N,N’,N’−
テトラ(ヒドロキシエチルポリオキシエチレン)−1,
2−ジアミノエタン、1,4−ビス(2−ヒドロキシエ
チル)ピペラジン及び1−(2−ヒドロキシエチル)ピ
ペラジシ等のヒドロキシ基を有するアミン、その他、ペ
コタミド、イソニペコタミド、ニコチン酸アミド等の化
合物、などが挙げられる。これらは、市販品であっても
よいし、適宜合成したものであってもよく、該市販品と
しては、例えばシゲノックス−105(商品名、ハッコ
ールケミカル社製)などが挙げられる。
【0038】上記その他の成分の上記顔料分散剤におけ
る含有量としては、1〜90質量%が好ましく、1〜7
0質量%がより好ましい。上記含有量が1〜90質量%
の範囲内であれば、顔料分散剤としての性能が十分に発
揮されると共に、顔料分散組成物の粘度上昇が抑制でき
る。
【0039】また、本発明の顔料分散剤は、各種界面活
性剤を含有していてもよく、該界面活性剤を含有してい
ると分散安定性の向上に有効である。該界面活性剤とし
ては、例えば、アルキルナフタレンスルホン酸塩、燐酸
エステル塩に代表されるアニオン系界面活性剤、アミン
塩に代表されるカチオン系界面活性剤、アミノカルボン
酸、ベタイン型に代表される両性界面活性剤、などが挙
げられる。
【0040】―分散― 本発明の顔料分散剤による分散とは、二次粒子の状態で
一般に存在する顔料粒子をほぐして一次粒子の状態に
し、再凝集を防止することを意味する。本発明の顔料分
散剤は、顔料への吸着部位と、該顔料が一次粒子の形態
に分散された後での再凝集を防ぐ立体反発部位とを有す
る分散剤であり、単独で使用しても十分に優れた分散効
果を発揮する。また、本発明の顔料分散剤による顔料の
分散は、該顔料分散剤と、顔料との直接の混合により効
果的に達成され、顔料以外に分散され得る粒子ができる
だけ存在しない状態で行なうのが好ましい。このような
状態で顔料の分散を行なうと、本発明の顔料分散剤が該
顔料粒子の周囲に瞬時に吸着し、該顔料粒子が良好に分
散し、良好に流動し、該顔料粒子同士の凝集が効果的に
抑制される。一方、顔料粒子以外に分散され得る粒子が
存在した状態で顔料の分散を行なうと、本発明の顔料分
散剤が、目的とする顔料粒子の表面に吸着せず、他の粒
子表面に吸着し、該顔料分散剤の顔料分散効果が損なわ
れることがる。したがって、例えば、感光材料等を製造
する場合等において、顔料を良好に分散させた状態で該
感光材料等中に含有させるには、該顔料と本発明の顔料
分散剤とを早い時期に混合しておくのが好ましく、感光
層用塗布液等の調製時等の遅い時期に本発明の顔料分散
剤を添加・混合するのは好ましくない。
【0041】本発明の顔料分散剤は、公知の顔料の分散
に好適に使用することができ、本発明の顔料分散組成物
及び後述する着色感光性組成物に特に好適に使用するこ
とができる。
【0042】(有機顔料)上記顔料としては、有機顔料
が挙げられる。該有機顔料としては、例えば、黄色顔
料、オレンジ顔料、赤色顔料、バイオレット顔料、青色
顔料、緑色顔料、ブラウン顔料、黒色顔料、などが挙げ
られる。
【0043】上記黄色顔料としては、例えば、C.I.
ピグメントイエロー20、C.I.ピグメントイエロー
24、C.I.ピグメントイエロー12、C.Iピグメ
ントイエロー17、C.I.ピグメントイエロー83,
C.I.ピグメントイエロー86、C.I.ピグメント
イエロー93、C.I.ピグメントイエロー109、
C.I.ピグメントイエロー110、C.I.ピグメン
トイエロー117、C.I.ピグメントイエロー12
5、C.I.ピグメントイエロー137、C.I.ピグ
メントイエロー138、C.I.ピグメントイエロー1
39、C.I.ピグメントイエロー185、C.I.ピ
グメントイエロー147、C.I.ピグメントイエロー
148、C.Iピグメントイエロー153、C.I.ピ
グメントイエロー、C.I.ピグメントイエロー15
4、C.I.ピグメントイエロー166、C.I.ピグ
メントイエロー168、C.I.ピグメントイエロー1
85、などが挙げられる。
【0044】上記オレンジ顔料としては、例えば、C.
I.ピグメントオレンジ36、C.I.ピグメントオレ
ンジ43、C.I.ピグメントオレンジ51、C.I.
ピグメントオレンジ55、C.I.ピグメントオレンジ
59、C.I.ピグメントオレンジ61、C.I.ピグ
メントオレンジ71、などが挙げられる。
【0045】上記赤色顔料としては、例えば、C.I.
ピグメントレッド9、C.I.ピグメントレッド97、
C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメント
レッド123、C.I.ピグメントレッド149、C.
I.ピグメントレッド168、C.I.ピクメントレッ
ド177、C.I.ピグメントレッド180、C.I.
ピグメントレッド192、C.I.ピグメントレッド2
15、C.I.ピグメントレッド216、C.I.ピグ
メントレッド217、C.I.ピグメントレッド22
0、C.I.ピグメンレッド223、C.I.ピグメン
トレッド224、C.I.ピグメントレッド226、
C.I.ピグメントレッド227、C.I.ピグメント
レッド228、C.I.ピグメントレッド240、C.
I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピグメントレ
ッド209、C.I.ピグメントレッド146、C.
I.ピグメントレッド11、C.I.ピグメントレッド
81、C.I.ピグメントレッド123、C.I.ピグ
メントレッド213、C.I.ピグメントレッド27
2、C.I.ピグメントレッド270、C.I.ピグメ
ントレッド255、C.I.ピグメントレッド264、
C.I.ピグメントレッド254、などが挙げられる。
【0046】上記バイオレット顔料としては、例えば、
C.I.ピグメントバイオレット19、C.I.ピグメ
ントバイオレット23、C.I.ピグメントバイオレッ
ト29、C.I.ピグメントバイオレット30、C.
I.ピグメントバイオレット37、C.I.ピクメンド
バイオレット40、C.I.ピグメントバイオレット5
0、などが挙げられる。
【0047】上記青色顔料としては、例えば、C.I.
ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー1
5:6、C.I.ピグメントブルー22、C、I.ピグ
メントブルー60、C.I.ピグメントブルー64、な
どが挙げられる。
【0048】上記緑色顔料としては、例えば、C.I.
ピグメントグリーン7、C.I.ピクメントグリーン3
6、などが挙げられる。上記ブラウン顔料としては、例
えば、C.I.ピグメントブラウン23、C.I.ピグ
メントブラウン25、C.I.ピグメントブラウン2
6、などが挙げられる。上記黒色顔料としては、例え
ば、C.I.ピグメントブラック7、などが挙げられ
る。
【0049】これらの顔料は1種単独で使用してもよい
し、2種以上を併用してもよい。本発明においては、こ
れらの中でも、ピグメントイエロー138、ピグメント
イエロー139、ピグメントイエロー185、ピグメン
トイエロー83、などの酸性基を有する顔料が好まし
く、ピグメントイエロー138、ピグメントイエロー1
39、ピグメントイエロー185、ピグメントレッド2
54、ピグメントグリーン36、ピグメントブルー15
などが特に好ましい。
【0050】(有機溶剤)上記有機溶剤としては、特に
制限はなく、公知のものの中から適宜選択することがで
き、例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレング
リコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル等の
(ポリ)アルキレングリコールモノアルキルエーテル及
びこれらの酢酸エステル類、例えば、1−メトキシ−2
−プロピルアセテート、1−エトキシ−2−プロピルア
セテート等;酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸i−
プロピル、酢酸n−ブチル、酢酸i−ブチル等の酢酸エ
ステル類;ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族
炭化水素類;メチルエチルケトン、アセトン、メチルイ
ソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類;エ
タノール、プロパノール、ブタノール、ヘキサノール、
シクロヘキサノール、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、グリセリン等のアルコール類、などが挙げ
られる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種
以上を併用してもよい。これらの中でも、アルキレング
リコールモノアルキルエーテル類、及びその酢酸エステ
ル類、酢酸エステル類、メチルエチルケトン、などが好
ましい。
【0051】上記顔料の上記顔料分散組成物における含
有量としては、通常5〜80質量%であり、10〜70
質量%が好ましい。上記含有量が、5〜80質量%であ
れば、顔料分散組成物の粘度の上昇を伴わずに、十分な
着色力を得ることができる。
【0052】上記顔料分散剤の上記顔料分散組成物にお
ける含有量としては、上記顔料100質量部に対し、通
常、0.1〜200質量部であり、1〜50質量部が好
ましい。上記含有量が、0.1〜200質量部であれ
ば、顔料分散組成物の粘度が上昇することがなく、ま
た、カラーフィルター等の作製の際において、色度を得
るための塗布膜の厚みの調整も容易に行える。
【0053】上記有機溶剤の上記顔料分散組成物におけ
る含有量としては、上記顔料100質量部に対し、通
常、10〜2000質量部であり、20〜1000質量
部が好ましい。上記含有量が、10〜2000質量部で
あれば、顔料分散組成物の粘度が上昇することがなく、
また、貯蔵時のスペースも小さくてすむ。
【0054】本発明の顔料分散組成物は、例えば、以下
の方法により調製することができる。 1)上記顔料と上記顔料分散剤とを予め混合して得られ
る組成物を、上記有機溶剤(又はビヒクル)に添加して
分散させる方法 2)上記有機溶剤(又はビヒクル)に、上記顔料と上記
顔料分散剤とを別々に添加して分散させる方法 3)上記顔料と上記顔料分散剤とを予め別々に上記有機
溶剤(又はビヒクル)に分散し、得られた分散体を混合
する方法(この場合、上記顔料分散剤を上記有機溶剤の
みで分散してもよい) 4)上記有機溶剤(又はビヒクル)に上記顔料を分散し
た後、得られた分散体に上記顔料分散剤を添加する方法
【0055】上記ビヒクルとは、塗料が液体状態にある
ときに顔料を分散させている媒質の部分をいい、液状で
あって上記顔料と結合して塗膜を固める成分(バイン
ダ)と、これを溶解希釈する成分(上記有機溶剤)とを
含む。
【0056】上記顔料を分散させる際に使用する分散機
としては、特に制限はなく、例えば、ニーダー、ロール
ミル、アトライタ、スーパーミル、ディゾルバ、ホモミ
キサー、サンドミル、などの公知の分散機が挙げられ
る。
【0057】上記顔料分散組成物を用いた着色画像の形
成は、例えば、該顔料分散組成物を含む塗布液を、支持
体上に塗布、乾燥して該顔料分散組成物の層を形成し、
あるいは仮支持体上に形成されたこの顔料分散組成物の
層を支持体上に転写し、その上に公知のポジ型又はネガ
型の感光性樹脂組成物の層を形成し、露光、現像し、次
いで未露光の上記感光性樹脂組成物の層と共に同じ領域
の上記顔料分散組成物の層を除去する方法などに行なう
ことができる。
【0058】《着色感光性組成物》上記着色感光性組成
物は、上記顔料分散組成物と、感光性組成物とを少なく
とも含有する。
【0059】(感光性組成物)上記感光性組成物として
は、例えば、特開平3−282404号公報に記載され
ている感光性組成物などが挙げられ、具体的には、ネガ
型ジアゾ樹脂とバインダからなる感光性組成物、光重合
性組成物、アジド化合物とバインダとからなる感光性組
成物、桂皮酸型感光性組成物、などが挙げられる。上記
感光性組成物としては、アルカリ水溶液により現像可能
なものと、有機溶剤により現像可能なものとが知られて
いるが、公害防止、労働安全性等の点でアルカリ水溶液
により現像可能なものが好ましい。
【0060】―光重合性組成物― 本発明においては、上記感光性組成物の中でも光重合性
組成物が特に好ましい。該重合性組成物は、エチレン性
不飽和二重結合を二個以上有する多官能モノマーと、光
重合性開始剤とを少なくとも含有する。また必要に応じ
て、酸性基を有するバインダーポリマーを含有していて
もよい。
【0061】―酸性基を有するバインダーポリマー― 上記顔料の分散安定性と、より良好なアルカリ現像性と
を付与するために、酸性基を有するバインダーポリマー
を該光重合性組成物中に含んでいても良く、例えば、メ
タクリル酸/ベンジルメタクリレート共重合体、メタク
リル酸/メチルメタクリレート共重合体などの(メタ)
アクリル酸と(メタ)アクリル酸エステルとの共重合
体、スチレン/無水マレイン酸共重合体、及びスチレン
/無水マレイン酸共重合体とアルコール類との反応物、
などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよ
いし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、顔
料分散性に優れ、多官能モノマー、光重合開始剤との相
溶性に優れ、アルカリ現像液溶解性、有機溶剤溶解性、
強度、軟化温度等が適当であるものが好ましく、具体的
には(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル
共重合体が好ましい。
【0062】上記酸性基を有するバインダーポリマーの
重量平均分子量としては、5000〜200000が好
ましい。上記重量平均分子量が、5000〜20000
0であれば、着色感光性組成物の粘度の上昇を伴わず、
塗布膜の形成上の問題も発生しない。
【0063】上記酸性基を有するバインダーポリマーの
上記着色感光性組成物における含有量としては、全固形
分に対し、20〜80質量%程度である。上記含有量
が、20〜80質量%であれば、発揮塗布膜の形成上の
問題が発生せず、他の素材の能力も発揮される。
【0064】――エチレン性不飽和二重結合を二個以上
有する多官能モノマー―― 上記エチレン性不飽和二重結合を二個以上有する多官能
モノマーとしては、例えば、特開昭60−258539
号公報に記載されているような公知の(メタ)アクリル
酸エステル、ウレタン(メタ)アクリレート、(メタ)
アクリル酸アミド、アリル化合物、ビニルエステル、な
どが挙げられる。これらは1種単独で使用してもよい
し、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ジペ
ンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)等
の(メタ)アクリル酸エステルが好ましい。
【0065】上記エチレン性不飽和二重結合を有する多
官能モノマーの上記着色感光性組成物における含有量と
しては、全固形分に対し、10〜60質量%が好まし
い。上記含有量が、10〜60質量%であれば、露光時
における硬化力が不足することがなく、他の素材の能力
も発揮される。
【0066】――光重合開始剤―― 上記光重合開始剤としては、波長が約300〜500n
mに少なくとも約50の分子吸光係数を有する化合物を
少なくとも1種使用するのが好ましく、このような化合
物としては、例えば、特開平2−48664号公報、特
開平1−152449号公報、及び特開平2−1533
53号公報に記載されているような、芳香族ケトン類、
ロフィン2量体、ベンゾイン、ベンゾインエーテル類、
ポリハロゲン類、などが挙げられる。これらは、1種単
独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。こ
れらの中でも、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベン
ゾフェノンと2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジ
フェニルイミダゾール2量体の組み合わせ、及び4−
[p−(N,N−ビス(エトキシカルボニルメチル)ア
ミノ)−ブロモフェニル]−2,6−ビス(トリクロロ
メチル)−s−トリアジン]が好ましい。
【0067】上記光重合開始剤の上記着色感光性組成物
における含有量としては、着色感光性組成物の固形分に
対し、0.2〜10質量%が好ましい。上記含有量が、
0.2〜10質量%であれば、適度な露光感度が得られ
る。
【0068】上記着色感光性組成物は、例えば、上記顔
料分散組成物と、上記感光性組成物とを、適宜選択した
条件、手法に従って混合することにより調製することが
できる。
【0069】上記着色感光性組成物を用いた着色画像の
形成は、基本的に下記(1)〜(3)の工程により行な
うことができる。 (1)上記顔料分散組成物を調製した後、これを用いて
上記着色感光性組成物を調製する工程 (2)得られた着色感光性組成物を基板上に塗布し乾燥
して、又は、別の仮支持体上に塗布し乾燥して形成した
層を基板上に転写して、着色感光性組成物による層を形
成する工程 (3)基板上に形成された着色感光性組成物による層を
露光、現像し、パターンを形成する工程
【0070】液晶ディスプレイ等に用いたカラーフィル
タの製造は、上記(2)及び(3)の工程を繰り返し行
い、2色目以降のパターンを組み合わせることにより行
なうことができる。転写法によるカラーフィルタの製造
方法は、例えば、特開平4−208940号公報、特開
平5−72724号公報、特開平5−80503号公
報、特開平5−173320号公報等に記載されてい
る。
【0071】上記基板としては、ガラス板や透明プラス
ティック板等の透明材料が一般に用いられる。上記基板
と上記着色感光性組成物との密着力を向上させるため
に、市販の各種シランカップリング剤等を上記着色感光
性組成物に添加するか、あるいはあらかじめ上記基板を
カップリング処理しておいてもよい。
【0072】上記着色感光性組成物の塗布液の上記基板
への塗布は、スピンコータ、ロールコータ、バーコー
タ、カーテンコータ等の公知の塗布手段を用いて行なう
ことができる。
【0073】上記仮支持体上に形成された上記着色感光
性組成物による層を、上記基板上に転写する方法として
は、常圧下又は減圧下でヒートロールラミネータを用い
る方法が好適に挙げられる。
【0074】上記現像の際に使用される現像液の例とし
ては、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物又
は炭酸塩、炭酸水素塩、アシモニア水、4級アンモニウ
ム塩の水溶液、等が挙げられる。これらは1種単独で使
用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの
中でも、炭酸ナトリウム水溶液が特に好ましい。
【0075】
【実施例】以下に、本発明の重合体の合成例及び実施例
について説明するが、本発明はこれらの合成例、実施例
によって何ら限定されるものではない。
【0076】[合成例1]DMF(N,N−ジメチルホ
ルムアミド)50質量部、メチルメタクリレート50質
量部、アミノエタンチオール塩酸塩1.14質量部を三
口フラスコに導入し、スリーワンモーターにて攪拌し、
80℃まで昇温した。開始剤としてAIBN(2,2−
アゾビス(イソブチロニトリル))0.082質量部加
え、窒素気流下攪拌しながら80℃で加熱した。5.5
時間反応後、DCC(ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド)2.5質量部添加し、80℃でさらに4時間加熱し
た。反応終了後、フラスコ内の溶液を室温まで冷却し、
0.5%炭酸カリウム水溶液1000質量部中に再沈
し、白色粉末41質量部を得た。収率は82%であっ
た。得られた重合体のポリスチレン換算の数平均分子量
(Mn)は8000であった。
【0077】[合成例2][合成例1]において、アミ
ノエタンチオール塩酸塩1.14質量部のところを2.
84質量部に、AIBN0.082質量部のところを
0.205質量部に、DCC2.5質量部のところを
5.0質量部に変更した以外は、[合成例1]と同様に
して白色粉末46質量部を得た。収率は92%であっ
た。得られた重合体のポリスチレン換算の数平均分子量
(Mn)は4000であった。
【0078】[合成例3][合成例1]において、アミ
ノエタンチオール塩酸塩1.14質量部のところを0.
57質量部に、DCC2.5質量部のところを1.3質
量部に変更した以外は、[合成例1]と同様にして白色
粉末38質量部を得た。収率は75%であった。得られ
た重合体のポリスチレン換算の数平均分子量(Mn)は
13000であった。
【0079】[合成例4][合成例1]において、DC
C2.5質量部をジイソプロピルカルボジイミド1.3
質量部に変更した以外は、[合成例1]と同様にして白
色粉末40質量部を得た。収率は80%であった。得ら
れた重合体のポリスチレン換算の数平均分子量(Mn)
は9000であった。
【0080】[合成例5][合成例1]において、DC
C2.5質量部をtert−ブチルカルボジイミド1.
6質量部に変更した以外は、[合成例1]と同様にして
白色粉末40質量部を得た。収率は80%であった。得
られた重合体のポリスチレン換算の数平均分子量(M
n)は9000であった。
【0081】[合成例6][合成例1]において、DC
C2.5質量部を1−シクロヘキシル−3−(2−モル
ホリノエチル)カルボジイミドメソパラトルエンスルホ
ネート2.12質量部に変更した以外は、[合成例1]
と同様にして白色粉末40質量部を得た。収率は80%
であった。得られた重合体のポリスチレン換算の数平均
分子量(Mn)は9000であった。
【0082】[合成例7][合成例1]において、メチ
ルメタクリレート50質量部をベンジルメタクリレート
50質量部に変更した以外は、[合成例1]と同様にし
て白色粉末41質量部を得た。収率は82%であった。
得られた重合体のポリスチレン換算の数平均分子量(M
n)は8000であった。
【0083】[実施例1]下記組成の赤色の顔料分散組成
物を調製した。 ・C.I.ピグメントレッド254 8.28質量部 ・合成例1の重合体 2.48質量部 ・1−メトキシ−2−プロピルアセテート 69.24質量部
【0084】上記組成の赤色の顔料組成物を、モーター
ミルM50(アイガー社製)で、直径0.65mmのジ
ルコニアビーズを用いて、周速9m/sで9時間分散
し、赤色の顔料分散組成物を調製した。
【0085】得られた顔料分散組成物について下記の評
価を行った。 (1)粘度測定:得られた顔料分散組成物について、E
型粘度計を用いてその粘度を測定し、増粘の程度を評価
した。その結果を表1に示した。ここで粘度が低いこと
は、分散安定性、流動性が安定かつ良好であることを示
す。
【0086】(2)コントラスト測定:得られた顔料分
散組成物をガラス基板上に厚さが6μmになるように塗
布し、サンプルを作製した。2枚の偏光板の間にこのサ
ンプルを置き、偏光軸が平行のときと垂直のときとの透
過光量を測定し、その比をコントラストとした(「19
90年第7回色彩光学コンファレンス、512色表示1
0.4“サイズTFT−LCD用カラーフィルター、植
木、小関、福永、山中」を参考にした)。その結果を表
1に示した。ここでコントラストが高いことは、高度に
微細化され透過率、すなわち着色力が高いことを示す。
【0087】[実施例2]実施例1において、上記合成例
1の重合体を上記合成例2の重合体に代えた外は、実施
例1と同様にして赤色の顔料分散組成物を調製し、実施
例1と同様の評価を行った。
【0088】[実施例3]実施例1において、上記合成例
1の重合体を上記合成例3の重合体に代えた外は、実施
例1と同様にして赤色の顔料分散組成物を調製し、実施
例1と同様の評価を行った。
【0089】[実施例4]実施例1において、上記合成例
1の重合体を上記合成例4の重合体に代えた外は、実施
例1と同様にして赤色の顔料分散組成物を調製し、実施
例1と同様の評価を行った。
【0090】[実施例5]実施例1において、上記合成例
1の重合体を上記合成例5の重合体に代えた外は、実施
例1と同様にして赤色の顔料分散組成物を調製し、実施
例1と同様の評価を行った。
【0091】[実施例6]実施例1において、上記合成例
1の重合体を上記合成例6の重合体に代えた外は、実施
例1と同様にして赤色の顔料分散組成物を調製し、実施
例1と同様の評価を行った。
【0092】[実施例7]実施例1において、上記合成例
1の重合体を上記合成例7の重合体に代えた外は、実施
例1と同様にして赤色の顔料分散組成物を調製し、実施
例1と同様の評価を行った。
【0093】[実施例8]実施例1において、赤色の顔料
分散組成物を下記組成の緑色の顔料分散組成物に代えた
外は、実施例1と同様にして緑色の顔料分散組成物を調
製し、実施例1と同様の評価を行った。 ・C.I.ピグメントグリーン36 9.20質量部 ・C.I.ピグメントイエロー138 4.96質量部 ・合成例1の重合体 4.25質量部 ・1−メトキシ−2−プロピルアセテート 55.93質量部
【0094】[実施例9]実施例1において、赤色の顔料
分散組成物を下記組成の青色の顔料分散組成物に代えた
外は、実施例1と同様にして青色の顔料分散組成物を調
製し、実施例1と同様の評価を行った。 ・C.I.ピグメントブルー15;6 14.20質量部 ・合成例1の重合体 4.25質量部 ・1−メトキシ−2−プロピルアセテート 55.93質量部
【0095】[比較例1]実施例1において、上記合成例
1の重合体の代わりに、ポリメチルメタクリレート(重
量平均分子量:8000)を使用した外は、実施例1と
同様にして赤色の顔料分散組成物を調製し、実施例1と
同様の評価を行った。
【0096】[比較例2]実施例1において、上記合成例
1の重合体の代わりに、特開平10−339949の合
成例1に記載の重合体(ジメチルアミノエチルアクリレ
ートと末端にメタクリロイル基を有するポリメチルメタ
クリレートとの共重合体(重量平均分子量:2000
0))を使用した外は、実施例1と同様にして赤色の顔
料分散組成物を調製し、実施例1と同様の評価を行っ
た。
【0097】[実施例10]下記組成を混合し、カラーフ
ィルター作製用の着色感光性組成物を調製した。 ・実施例1の赤色の顔料分散組成物 32.4質量部 ・メタクリル酸/ベンジルメタクリレート重合体 9.0質量部 (モル比:28/72、重量平均分子量:30000、30質量%−1−メトキ シ−2−プロピルアセテート溶液) ・4−[p−(N,N−ビス(エトキシカルボニルメチル)アミノ) −ブロモフェニル]−2,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン] 0.2質量部 ・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA) 2.2質量部 ・ハイドロキノンモノメチルエーテル 0.01質量部 ・1−メトキシ−2−プロピルアセテート 62質量部
【0098】上記混合は、モーターミルM50(アイガ
ー社製)で、直径0.65mmのジルコニアビーズを用
いて、周速9m/sで9時間行った。
【0099】得られたカラーフィルター作製用の着色感
光性組成物について、実施例1と同様にして粘度を測定
し、下記のようにしてカラーフィルタを作製し、実施例
1と同様にしてコントラストを測定した。また、現像に
要した時間を測定した。即ち、ガラス基板上に上記カラ
ーフィルター作製用の着色感光性組成物を、スピンコー
ターを用いて塗布し、100℃で2分間乾燥させて、約
2μmの厚みの膜を形成した。次いで、窒素気流下、超
高圧水銀灯で露光した後、1%炭酸ナトリウム水溶液で
現像し、得られたカラーフィルターのコントラストを実
施例1と同様に測定した。また、膜が無くなるまでに要
した現像時間を測定した。ここで、現像時間が短い(4
0秒以下)ことは、優れたアルカリ現像適性を有するこ
とを示す。アルカリ現像適性について、下記の基準に従
った評価を表1に示した。
【0100】〔基準〕 ○:現像に要した時間が40秒以下 ×:現像に要した時間が50秒以上
【0101】[実施例11]実施例10において、実施例
1の赤色の顔料分散組成物を、実施例2の赤色の顔料分
散組成物に代えた外は、実施例10と同様にして着色感
光性組成物を調製し、実施例10と同様にして評価し
た。
【0102】[実施例12]実施例10において、実施例
1の赤色の顔料分散組成物を、実施例3の赤色の顔料分
散組成物に代えた外は、実施例10と同様にして着色感
光性組成物を調製し、実施例10と同様にして評価し
た。
【0103】[実施例13]実施例10において、実施例
1の赤色の顔料分散組成物を、実施例4の赤色の顔料分
散組成物に代えた外は、実施例10と同様にして着色感
光性組成物を調製し、実施例10と同様にして評価し
た。
【0104】[実施例14]実施例10において、実施例
1の赤色の顔料分散組成物を、実施例5の赤色の顔料分
散組成物に代えた外は、実施例10と同様にして着色感
光性組成物を調製し、実施例10と同様にして評価し
た。
【0105】[実施例15]実施例10において、実施例
1の赤色の顔料分散組成物を、実施例6の赤色の顔料分
散組成物に代えた外は、実施例10と同様にして着色感
光性組成物を調製し、実施例10と同様にして評価し
た。
【0106】[実施例16]実施例10において、実施例
1の赤色の顔料分散組成物を、実施例7の赤色の顔料分
散組成物に代えた外は、実施例10と同様にして着色感
光性組成物を調製し、実施例10と同様にして評価し
た。
【0107】[実施例17]実施例10において、実施例
1の赤色の顔料分散組成物を、実施例8の緑色の顔料分
散組成物に代えた外は、実施例10と同様にして着色感
光性組成物を調製し、実施例10と同様にして評価し
た。
【0108】[実施例18]実施例10において、実施例
1の赤色の顔料分散組成物を、実施例9の青色の顔料分
散組成物に代えた外は、実施例10と同様にして着色感
光性組成物を調製し、実施例10と同様にして評価し
た。
【0109】[比較例3]実施例11において、実施例1
の赤色の顔料分散組成物を、比較例1の赤色の顔料分散
組成物に代えた外は、実施例11と同様にして着色感光
性組成物を調製し、実施例11と同様にして評価した。
【0110】
【表1】
【0111】表1の結果は、本発明の重合体を含有する
顔料分散組成物が、比較例と、同等以上の分散性、流動
性、着色力を保持し、且つ、該顔料分散組成物を用いた
着色感光組成物が、比較例と同等以上の着色力と、高い
アルカリ現像適性を有していることを示している。一
方、同結果は、比較例の顔料分散組成物、及びそれを用
いた着色感光性組成物は、本発明の重合体を含有する顔
料分散組成物、及び感光性組成物と同等の分散性、流動
性、着色力を示している組成物もあるものの、低いアル
カリ現像適性であることも示している。
【0112】
【発明の効果】本発明によると、上記従来における諸問
題を解決することができる。また、本発明によると、顔
料を凝集させず該顔料の安定かつ良好な分散性、流動性
を実現し、かつ光透過性にも優れた新規な重合体を提供
することができる。また、本発明によると、該重合体を
含有し、顔料の分散性、流動性等に優れ、かつ着色力が
高く、アルカリ現像適性にも優れ、塗料、印刷インキ、
カラー表示板等の広い範囲で好適に使用し得る顔料分散
組成物を提供することができる。更に、本発明による
と、該顔料分散組成物を含有し、着色力が高く、アルカ
リ現像適性に優れ、カラープルーフ等の基板上の多色画
像の形成や、液晶カラーディスプレイ等に使用されるカ
ラーフィルターの製造などに好適に使用し得る着色感光
性組成物を提供することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08F 291/00 C08F 291/00 4J026 C08K 5/00 C08K 5/00 4J037 C08L 101/02 C08L 101/02 4J100 C09B 67/20 C09B 67/20 L 67/46 67/46 B C09D 17/00 C09D 17/00 G02B 5/20 101 G02B 5/20 101 G03F 7/004 505 G03F 7/004 505 7/033 7/033 Fターム(参考) 2H025 AA02 AA18 AB13 AC01 AD01 BC13 BC42 CB42 CC12 CC20 2H048 BA02 BA45 BA48 BB02 BB14 BB22 BB42 4D077 AA03 AA08 AB03 AC05 BA02 DD13Y DD48Y DE17Y 4J002 AC021 BC021 BC091 BC111 BF021 BG011 BG041 BG051 BG071 BG101 BG121 BG131 BH021 CD191 EQ016 EU006 FD096 HA08 4J011 AA05 AC04 DA04 HA03 HB17 HB28 PA35 PA38 PA43 PA63 PA65 PA68 PA69 PA70 PB25 PB40 PC02 PC08 QA11 QA21 QA23 QA25 QB24 RA03 RA05 RA10 RA12 RA19 SA21 SA31 SA73 UA01 VA01 WA01 4J026 AA16 AA17 AA21 AA37 AA38 AA43 AA44 AA45 AA48 AA49 AA50 AA53 AA67 AA68 AA69 AA76 AC18 AC23 AC26 BA28 DB06 DB09 FA05 GA07 GA08 GA10 4J037 AA30 CC11 CC13 CC15 CC16 CC29 DD23 EE28 FF03 FF15 4J100 AB02P AB03P AB04P AB07P AB08P AG04P AG08P AJ02P AJ08P AJ09P AL03P AL04P AL08P AL09P AL10P AM02P AM03P AM15P AM17P AM19P AS02P AS03P BA03P BA27H BA31P BB01P BC43P CA01 CA27 CA31 HA35 HC42 HE14 HG27 JA37 JA43

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリマー鎖の末端にグアニジン構造を有
    する重合体。
  2. 【請求項2】 重合体がエチレン性不飽和二重結合を有
    する単量体の付加重合生成物からなることを特徴とする
    請求項1に記載の重合体。
  3. 【請求項3】 重合体の末端が下記一般式(I)で示さ
    れるか、またはその互変異性体であることを特徴とする
    請求項1または2に記載の重合体。 【化1】 (但しR1は炭素数2から6のアルキレン基を表し、該
    アルキレン基は官能基で置換されていても良く、また該
    アルキレン鎖中にヘテロ原子を介していても良い。
    2、R3はそれぞれ官能基で置換されていても良く、分
    岐構造、環状構造を有していても良いアルキル基、アリ
    ール基、アラルキル基を表す。また、R2、R3は、連結
    して閉環構造を有していても良い。)
  4. 【請求項4】 有機溶媒中に有機顔料と、請求項1から
    3のいずれかに記載の重合体とが分散されてなる顔料分
    散組成物。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の顔料分散組成物、酸性
    基を有するバインダーポリマー、エチレン性不飽和二重
    結合を二個以上有する多官能モノマー及び光重合開始剤
    とからなることを特徴とする着色感光性組成物。
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