JP2002226169A - ボギー車における車輪旋回装置 - Google Patents

ボギー車における車輪旋回装置

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JP2002226169A
JP2002226169A JP2001020238A JP2001020238A JP2002226169A JP 2002226169 A JP2002226169 A JP 2002226169A JP 2001020238 A JP2001020238 A JP 2001020238A JP 2001020238 A JP2001020238 A JP 2001020238A JP 2002226169 A JP2002226169 A JP 2002226169A
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bogie
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Haruhiko Tsuzuki
治彦 続木
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車体を方向転換させるために必要な時間を短く
することができ、運転効率が高くなり、ジャッキおよび
ボギーの構造をコンパクトにすることができ、機械寿命
を長くすることができ、傾斜した床面でも安全に車輪を
旋回させることができるボギー車における車輪旋回装置
を提供する。 【解決手段】車体と複数の車輪23を備えたボギー20
とからなるボギー車において、車輪23を旋回させる旋
回機構40と、車体を昇降させる昇降装置30を備えた
車輪旋回装置10であって、昇降装置30がボギー20
の隣接する車輪23の間に設けられており、車輪23を
旋回させるときに昇降装置30によって車体を車輪23
の自重と車体の重量の一部のみが加わる高さまで上昇さ
せる。車輪23のタイヤが摩耗したり、車輪23のタイ
ヤからエアが漏れることを防ぐことができ、車輪23を
旋回させる時間が短くなり、運転効率が高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボギー車における
車輪旋回装置に関する。鋼材置場やコンテナターミナル
等で使用される可動クレーン等は、その下端に複数のボ
ギーが取り付けられており、このボギーによって縦横に
走行される。この可動クレーンは、その走行方向を転換
するときに、クレーン本体は向きを変えずに、ボギーの
車輪のみを旋回させて方向転換する。本発明は、かかる
可動クレーン等の走行に用いられるボギー車における車
輪旋回装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、可動クレーン等は、ボギーの車輪
にクレーンの荷重が加わった状態で、車輪を床面上を滑
らせて旋回していた。ボギーの車輪には、空気入りゴム
タイヤを装着した車輪を用いているので、上記のごとく
車輪を滑らせて稼動クレーンを旋回させると車輪のタイ
ヤが摩耗したり、車輪がねじれてタイヤからエアが漏れ
るという問題がある。
【0003】上記の問題を解決する技術として、実開昭
58-144580 号(従来例1)に記載された技術がある。図
8は、従来例1のボギー車における車輪旋回装置の概略
説明図である。同図に示すように、従来例1では、可動
クレーン100 の下端にボギー110 が取り付けられてお
り、このボギー110 の前後一対の車輪112 ,112 の間に
おいて、フレーム111 の下面に、油圧ジャッキ115 を取
り付けている。このため、油圧ジャッキ115 によって車
輪112 を地面Fから浮かせた状態で車輪112 を旋回させ
れば、旋回時に車輪112 が摩耗したり、車輪112 からエ
アが漏れることを防ぐことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来例1で
は、以下の(1)〜(4)に示す問題がある。 (1) 車輪112 を完全に床面から浮かせているため、車輪
112 の昇降に時間がかかるので、可動クレーン100 本体
を方向転換させるために必要な時間が長くなり、運転効
率が悪くなるという問題がある。 (2) 油圧ジャッキ115 による車輪112 の昇降速度を速く
すれば、可動クレーン100 本体を方向転換させるために
必要な時間を短くすることはできるが、油圧ジャッキ11
5 の昇降能力を大きくしたり、昇降時に発生する衝撃に
対する油圧ジャッキ115 およびボギー110 自体の強度を
高めなければならない。よって、油圧ジャッキ115 およ
びボギー110 が大型化するし、重量も重くなるという問
題がある。 (3) 車輪112 の旋回速度を速くすれば、可動クレーン10
0 本体を方向転換させるために必要な時間は短くするこ
とができるが、車輪112 の旋回が停止するときの衝撃が
大きくなり、車輪112 の旋回を停止させる装置が破損し
たり摩耗したりするので、装置の機械寿命が短くなると
いう問題がある。 (4) 油圧ジャッキ115 がボギー110 に固定されているの
で、傾斜した床面において油圧ジャッキ115 によって車
輪112 を上昇させれば、可動クレーン100 が傾斜した床
面と垂直、つまり可動クレーン100 が斜めに上昇するこ
とになり、可動クレーンに過大な力が働き、車輪を旋回
させる装置の一部が破損して、可動クレーン100 が転倒
する可能性があるという問題がある。
【0005】本発明はかかる事情に鑑み、車体を方向転
換させるために必要な時間を短くすることができ、運転
効率が高くなり、ジャッキおよびボギーの構造をコンパ
クトにすることができ、機械寿命を長くすることがで
き、傾斜した床面でも安全に車輪を旋回させることがで
きるボギー車における車輪旋回装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のボギー車にお
ける車輪旋回装置は、車体と、複数の車輪を備えたボギ
ーとからなるボギー車において、前記複数の車輪を旋回
させる旋回機構と、前記車体を昇降させる昇降装置を備
えた車輪旋回装置であって、前記昇降装置が、前記ボギ
ーの隣接する車輪の間に設けられており、前記車輪を旋
回させるときに、前記昇降装置によって前記車体を前記
車輪に該車輪の自重と車体の重量の一部のみが加わる高
さまで上昇させることを特徴とする。請求項2のボギー
車における車輪旋回装置は、請求項1記載の発明におい
て、前記ボギーが、前記車体に揺動自在に取り付けられ
ており、前記昇降装置が、前記車体に垂直に固定されて
おり、該昇降装置の先端に、下面が床面と接する接地部
が枢着されたことを特徴とする。請求項3のボギー車に
おける車輪旋回装置は、請求項1または2記載の発明に
おいて、前記昇降装置が、油圧ジャッキであり、該油圧
ジャッキをストローク一杯まで伸長させると、前記車体
が前記車輪に車輪の自重と車体の重量の一部のみが加わ
る高さまで上昇されることを特徴とする。請求項4のボ
ギー車における車輪旋回装置は、請求項1、2または3
記載の発明において、前記旋回機構が、前記車輪に固定
された回転部材と、該回転部材とともに、前記車輪を回
転させる旋回手段と、前記回転部材の回転を停止させる
固定ストッパーと、前記回転部材を固定ストッパーに固
定させる固定手段とからなり、前記回転部材の外周に、
前記固定ストッパーに接触して前記回転部材の回転を停
止させる停止部が設けられたことを特徴とする。請求項
5のボギー車における車輪旋回装置は、請求項4記載の
発明において、前記旋回手段が油圧シリンダであり、該
油圧シリンダと、オイルポンプの間に、メータアウト機
能をもつ絞り弁を設けたことを特徴とする。
【0007】請求項1の発明によれば、昇降装置によっ
て、車輪の自重と車体の重量の一部のみが加わる高さま
で車体を上昇させれば、車輪を旋回させても、車輪が床
面との摩擦によって摩耗したり、車輪がねじれて、エア
が漏れることを防ぐことができる。また、昇降装置によ
って車体を上昇させる量を少なくすればするほど、昇降
時間が短くなるので、車輪を旋回させる時間が短くな
り、運転効率を高くすることができる。請求項2の発明
によれば、傾斜した床面であっても、車体を水平に保っ
たまま走行することができる。しかも、昇降装置は車体
に垂直に固定されているので、傾斜した床面において昇
降装置を伸長させても、車体は水平に保たれたまま上昇
される。よって、傾斜した床面で車輪を旋回させても、
転倒する心配がない。また、接地部は昇降装置の先端に
枢着されているので、傾斜した床面であってもその下面
が確実に床面と面で接触する。このため、車体を上昇さ
せている間に、接地部が滑ったり、昇降装置が傾くこと
を防ぐことができる。請求項3の発明によれば、昇降装
置が油圧ジャッキであるので、昇降装置の構造が簡単で
ある。また、油圧ジャッキをストローク一杯まで伸長さ
せれば、車輪の自重と車体の重量の一部のみが加わる高
さまで車体を上昇させることができる。よって、油圧ジ
ャッキの伸縮量を調整する機構が不要であり、装置の構
造を簡単にすることができる。請求項4の発明によれ
ば、旋回手段によって回転部材を回転させれば、車輪を
旋回させることができる。また、停止部を固定ストッパ
ーに接触させて回転部材の回転を停止させているので、
停止部が設けられた角度で正確に回転部材を停止させる
ことができる。さらに、停止部が固定ストッパーに接触
した状態で、固定手段によって回転部材を固定ストッパ
ーに固定させることができる。よって、走行中に車輪の
舵角が変化しないので確実かつ安全に走行させることが
できる。請求項5の発明によれば、各油圧シリンダに流
れる油量を同じ量に保つことができる。このため、各車
輪に加わる荷重が異なっても、各油圧シリンダの伸縮量
が一定になり、各車輪の旋回速度を一定に保つことがで
きる。よって、1つの車輪のみが速く旋回して、その車
輪に取り付けられた回転部材が固定ストッパーに衝突す
ることによって衝撃が発生すること防ぐことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。まず、本実施形態のボギー車におけ
る車輪旋回装置20が設けられた可動クレーン1につい
て説明する。図6は本実施形態のボギー車における車輪
旋回装置20が設けられた可動クレーンの概略正面図で
ある。図7は本実施形態のボギー車における車輪旋回装
置20が設けられた可動クレーン1の概略側面図であ
る。図6および図7において、符号1は、鋼材置場やコ
ンテナターミナル等で使用される可動クレーンを示して
いる。この可動クレーン1は、橋形クレーン等のクレー
ン本体10の下端に、複数のボギー20が取り付けられ
たものである。
【0009】まず、クレーン本体10を説明する。符号
11は脚であり、前後左右に4本の脚11が設けられて
いる。左右の脚11,11の上部同士の間には、水平な
けた12がその両端部を取り付けられている。けた12
には、その長手方向に沿ってトロリ13が左右に往復動
自在に取り付けられている。トロリ13には、コンテナ
等の荷物を吊るスプレッダ14が昇降自在に吊り下げら
れている。
【0010】前後の脚11,11の下端間には、水平な
連結脚15がそれぞれ設けられている。各連結脚15に
は、前後一対のボギー20,20が設けられている。各
ボギー20は、そのバランスフレーム21が前記連結脚
15に揺動自在に取り付けられている。このバランスフ
レーム21には、前後一対のフォーク22,22が、そ
の上端を回転自在に取り付けられている。各フォーク2
2の下端には、空気入りゴムタイヤが装着された車輪2
3が回転自在に取り付けられている。
【0011】このため、クレーン本体10によって荷物
を吊り下げた状態で、可動クレーン1はボギー20によ
って地面Fを移動することができる。しかも、ボギー2
0は、クレーン本体10に揺動自在に取り付けられてい
るので、たとえ傾斜した地面Fであっても、クレーン本
体10を水平に保ったまま走行することができる。
【0012】前記クレーン本体10が特許請求の範囲に
いう車体であり、前記ボギー20とこのボギー20が取
り付けられた連結脚15とが特許請求の範囲にいうボギ
ー車を構成している。
【0013】さて、本実施形態のボギー車における車輪
旋回装置30を説明する。図1は本実施形態のボギー2
0の概略拡大図である。図2は図1のA-A 線の概略断面
図である。図3は図1のB-B 線の概略断面図である。図
1に示すように、前記各ボギー20には本実施形態のボ
ギー車における車輪旋回装置30が設けられている。こ
の車輪旋回装置30は、前記クレーン本体10を昇降さ
せる油圧ジャッキ31と、前記ボギー20の車輪23を
旋回させる旋回機構30とを備えている。
【0014】図1および図2に示すように、前記各ボギ
ー20の隣接する車輪23の間に油圧ジャッキ31が設
けられている。この油圧ジャッキ31は、そのロッド3
2を下方に向けて配設されており、そのシリンダボディ
が、固定部材34によってクレーン本体10の連結脚1
5に垂直に固定されている。この固定部材34は、バラ
ンスフレーム21を迂回するように設けられている。つ
まり、油圧ジャッキ31は、バランスフレーム21とは
独立して連結脚15に固定されており、バランスフレー
ム21が揺動しても、油圧ジャッキ31は、連結脚15
に対して常に垂直になるように設けられているのであ
る。この油圧ジャッキ31が、特許請求の範囲にいう昇
降装置である。
【0015】なお、昇降装置は油圧ジャッキに限定され
ず、車体10を昇降することができるものであれば何で
もよい。
【0016】前記油圧ジャッキ31は、そのロッド32
をストローク一杯まで伸長させると、車輪23は接地し
ているが、車輪23には、その自重とクレーン本体10
の重量の一部のみが加わる高さまでクレーン本体10を
上昇させることができるものである。つまり、クレーン
本体10を上昇させたときに、車輪23は接地している
が、クレーン本体10の重量の大部分は油圧ジャッキ3
1によって支持されるので、ボギー20の車軸23に加
わるクレーン本体10の重量を大幅に低減することがで
きるのである。
【0017】また、油圧ジャッキ31のロッド32の先
端は球状に形成されている。この球状のロッド32の先
端には、接地部35の上端が枢着されている。この接地
部35の下面は、平坦面に形成されている。
【0018】このため、油圧ジャッキ31を伸長させれ
ば、ボギー20の車輪23は接地したままクレーン本体
10が上昇するが、車輪23に加わる荷重を低減させる
ことができるので、車輪23を旋回させても、車輪23
のタイヤが地面Fとの摩擦によって著しく摩耗したり、
車輪23のタイヤがねじれて、エアが漏れることを防ぐ
ことができる。しかも、接地部35はロッド32の先端
に枢着されているので、傾斜した床面Fであっても、そ
の下面が確実に床面と面で接触する。よって、クレーン
本体10を上昇させている間に、接地部35が滑った
り、油圧ジャッキ31が傾くことを防ぐことができる。
【0019】また、油圧ジャッキ31によってクレーン
本体10を上昇させる量を少なくすればするほど、クレ
ーン本体10を昇降させる時間が短くなるので、車輪2
3を旋回させる時間が短くなり、運転効率を高くするこ
とができる。さらに、油圧ジャッキ31の伸縮量を調整
する機構が不用であり、装置の構造を簡単にすることが
できる。さらに、油圧ジャッキ31によってクレーン本
体10を上昇させる量が小さく、昇降速度を早くする必
要がないので、衝撃に対する油圧ジャッキ31およびボ
ギー20のクレーン本体10の昇降時に発生する強度を
高くする必要がなく、油圧ジャッキ31およびボギー2
0の構造をコンパクトにすることができる。
【0020】つぎに、旋回機構40を説明する。図3は
図1のB-B 線の概略断面図である。図4は旋回機構40
の動作説明図である。図3および図4に示すように、前
記各ボギー20の前後一対の車輪23A ,23B の間には旋
回機構40が設けられている。この旋回機構40は、一
対の回転部材41A , 41B と、一対の油圧シリンダ45,
45と、一対の固定ストッパー46, 46と、一対の固
定手段50, 50とから構成されている。
【0021】前記ボギー20の前後一対のフォーク22A
,22B には、それぞれ回転部材41A,41B が固定されて
いる。図3において、右側の回転部材41A は、可動クレ
ーン1の中心に対して内側に位置しており、左側の回転
部材41B は、可動クレーン1の中心に対して外側に位置
している。各回転部材41の外周には、突起状の停止部
42A,42B,42C が形成されている。各回転部材41に形
成された停止部42A は、水平かつ車輪23の回転軸に対
して垂直に設けられており、停止部42B は水平かつ車輪
23の回転軸に対して平行に設けられている。
【0022】図3において、各回転部材41の外周にお
いて、停止部42A と停止部42B の間には、停止部42C が
設けられている。右側の回転部材41A の停止部42C は、
図3の状態から車輪23A が時計回りに9°回転したとき
に、後述する可動ストッパー47と接触する位置に形成
されている。また、左側の回転部材41B の停止部42C
は、図3の状態から車輪23B が時計回りに21°回転した
ときに、後述する可動ストッパー47と接触する位置に
形成されている。いずれの停止部42C も、フォーク22
の中心軸から停止部42C の先端までの距離は、フォーク
22の中心軸から前記停止部42A および停止部42B の先
端までの距離よりも短くなっている。
【0023】停止部42A と停止部42B の間における各回
転部材41の外周には、その外周から内側に向けて凹ん
だ掛止溝43A,43B,43C が形成されている。各回転部材
41に形成された掛止溝43A と掛止溝43B は、前記フォ
ーク22を中心として、90°の角度になるように形成さ
れている。図3における右側の回転部材41A に設けられ
た掛止溝43C は、掛止溝43A と掛止溝43B の間におい
て、フォーク22A を中心として、掛止溝43A に対して、
例えば9°の角度になるように形成されている。図3に
おける左側の回転部材41B に設けられた掛止溝43C は、
掛止溝43A と掛止溝43B の間において、フォーク23A を
中心として、掛止溝43A に対して、例えば21°の角度
になるように形成されている。
【0024】前記ボギー20の前後一対のフォーク22A
,22B の間には、一対の油圧シリンダ45,45が前
記バランスフレーム21と平行かつ水平に設けられてい
る。各油圧シリンダ45は、そのロッドの先端を回転部
材41に向けてそれぞれ設けられており、そのロッドの
先端が前記回転部材41A ,41B にそれぞれ取り付けられ
ている。このため、一対の油圧シリンダ45,45を同
期して伸縮させれば、前記回転部材41A ,41B とともに
前後一対のフォーク22A ,22B が同期して回転するの
で、前後一対の車輪23A ,23B を旋回させることができ
る。この油圧シリンダ45が、特許請求の範囲にいう旋
回手段である。
【0025】前回転部材41A ,41B を回転させたとき
に、各回転部材41A ,41B に設けられた停止部42A およ
び停止部42B が通過する軌道上には、一対の固定ストッ
パー46, 46がそれぞれ設けられている。各固定スト
ッパー46は、前記ボギー20のバランスフレーム21
の下端に固定されている。この固定ストッパー46は、
車輪23がバランスフレーム21と平行になったとき
に、その左右方向の一端が停止部42A に接触し、車輪2
3がバランスフレーム21と垂直になったときに、その
左右方向の他端が停止部42B に接触するものである。
【0026】また、各固定ストッパー46には、固定ス
トッパー46に対して前後摺動自在に可動ストッパー4
7が取り付けられている。この可動ストッパー47の内
端には、移動シリンダ48のロッドの先端が取り付けら
れている。このため、移動シリンダ48を伸縮させれ
ば、固定ストッパー46の外端から可動ストッパー47
を出没させることができる。
【0027】さらに、各固定ストッパー46には、固定
ストッパー46に対して前後摺動自在に固定手段50の
掛合部材51が取り付けられている。この掛合部材51
の内端には、固定シリンダ52のロッドの先端が取り付
けられている。このため、固定シリンダ52を伸縮させ
れば、固定ストッパー46の外端から掛合部材51を出
没させることができる。
【0028】よって、図4(A) に示すように、一対の回
転部材41A ,41B の停止部42A を一対の固定ストッパー
46,46にそれぞれ接触させて、固定シリンダ52に
よって、掛合部材51を掛止溝43A に掛合させる。する
と、一対の回転部材41A ,41B が一対の固定ストッパー
46,46にそれぞれ固定されるので、前後一対の車輪
23A ,23B を連結脚15に対して平行に保つことができ
る。よって、可動クレーン1を前後に走行させることが
でき、しかも、走行中に車輪23の舵角が変化しないの
で確実かつ安全に走行させることができる。
【0029】また、図4(C) に示すように、一対の回転
部材41A ,41B の停止部42B を一対の固定ストッパー4
6,46にそれぞれ接触させ、固定シリンダ52によっ
て、掛合部材51を回転部材41A ,41B の掛止溝43B に
それぞれ掛合させる。すると、一対の回転部材41A ,41
B が一対の固定ストッパー46,46にそれぞれ固定さ
れるので、前後一対の車輪23A ,23B を連結脚15に対
して90°回転した状態で固定することができる。よっ
て、可動クレーン1を左右に走行させることができ、走
行中に車輪23の舵角が変化しないので確実かつ安全に
走行させることができる。
【0030】さらに、可動クレーン1を旋回させるとき
には、図4(B) に示すように、移動シリンダ48によっ
て可動ストッパー47を固定ストッパー46の外端から
突出させて、停止部42C を可動ストッパー47に接触さ
せる。そして、固定シリンダ52によって、掛合部材5
1を掛止溝43C に掛合させれば、回転部材41A ,41Bが
一対の固定ストッパー46,46に固定されるので、車
輪23A ,23B を連結脚15に対してそれぞれ9°および
21°の角度に固定することができる。よって、可動ク
レーン1の旋回中に車輪23の舵角が変化しないので確
実かつ安全に旋回させることができる。しかも、どちら
の車輪23も、可動クレーン1の旋回中心に対して、車
輪23が走行する曲線の接線方向を向いているので、車
輪23の摩耗が少なく、フォーク22等の車輪23を支
持する構造に無理な力が加わらず、駆動動力も小さくす
ることができる。
【0031】なお、停止部42C および掛止溝43C は、停
止部42C を移動用シリンダ47に接触させた状態で、固
定手段50によって回転部材41を固定したときに、車
軸23が、可動クレーン1の旋回中心に対して、車軸2
3自体が走行する曲線の接線方向を向くように設ければ
よい。したがって、回転部材41の外周において、停止
部42C および掛止溝43C を設ける角度は上記の角度に限
定されず、車軸23の可動クレーン1からの旋回半径や
左右の車軸23間の距離によって、適宜最適な角度で設
ければよい。
【0032】つぎに、油圧シリンダ45を作動させる油
圧回路60を説明する。図4は旋回機構40を作動させ
る油圧回路60の概略ブロック図である。図5には、ク
レーン本体10の片側の連結脚15に設けられた車輪旋
回装置30の4本の油圧シリンダ45を作動させる油圧
回路のみを示しているが、他方の連結脚15に設けられ
た車輪旋回装置30にも同様の油圧回路を備えている。
【0033】図5において、符号61はオイルポンプを
示しており、このオイルポンプ61と4本の油圧シリン
ダ45との間には、切換弁64が設けられている。この
切換弁64は、オイルポンプ61と4本の油圧シリンダ
45のピストン側油室45A とを接続させる伸長経路A
と、オイルポンプ61と4本の油圧シリンダ45のロッ
ド側油室45B とを接続させる収縮経路Bとを備えてい
る。このため、切換弁64を切り換えれば、4本の油圧
シリンダ45を同期して収縮させることができる。
【0034】また、各油圧シリンダ45のピストン側油
室45A と切換弁64の間には、絞り弁62がそれぞれ設
けられている。この絞り弁62は、メータアウト機能を
有しており、すべての油圧シリンダ45のピストン側油
室45A に流れる油の流量が同じになるように調整されて
いる。さらに、各油圧シリンダ45のロッド側油室45B
と切換弁64の間には、絞り弁63がそれぞれ設けられ
ている。この絞り弁63は、メータアウト機能を有して
おり、すべての油圧シリンダ45のロッド側油室45B に
流れる油の流量が同じになるように調整されている。
【0035】このため、各車輪23に加わる荷重が異な
っても、各油圧シリンダ45の伸縮量が一定になり、各
車輪23の旋回速度を一定に保つことができる。よっ
て、1つの車輪23のみが速く旋回して、その車輪23
に取り付けられた回転部材41が固定ストッパー46に
衝突することによって強い衝撃が発生すること防ぐこと
ができる。
【0036】つぎに、本実施形態のボギー車における車
輪旋回装置30の作用と効果を説明する。まず、クレー
ン本体10を一定の方向、例えば前後に走行させるとき
には、回転部材41の停止部42A を固定ストッパー46
に接触させて、固定手段50の掛合部材51を掛止溝43
A に掛合させれば回転部材41が、固定ストッパー46
に固定される。すると、車輪23の旋回が固定され、走
行中に車輪23の舵角が変化しないので、可動クレーン
1を確実かつ安全に走行させることができる。
【0037】前後方向に走行していた可動クレーン1を
左右方向に走行させるときには、可動クレーン1の走行
を停止させてから、車輪23を旋回させて可動クレーン
1の走行する方向を変換する。そこで、車輪23を旋回
させる作業について説明する。
【0038】まず、可動クレーン1の走行を停止させた
状態で、油圧ジャッキ31をストローク一杯まで伸長さ
せる。すると、車輪23は接地したままであるが、クレ
ーン本体10は、車輪23に、その自重とクレーン本体
10の重量の一部のみが加わる高さまでクレーン本体1
0を上昇される。油圧ジャッキ31は、ボギー20のバ
ランスフレーム21と独立してクレーン本体10に垂直
に固定されており、接地部35は油圧シリンダ21の先
端に枢着されているので、水平な地面Fはもちろん、傾
斜した地面Fであってもその下面を確実に地面Fと面で
接触させることができる。
【0039】このため、水平な地面Fだけでなく、傾斜
した地面Fにおいて油圧ジャッキ31を伸長させても、
クレーン本体10は水平に保たれたまま上昇され、クレ
ーン本体10を上昇させている間に、接地部35が滑っ
たり、油圧シリンダ21が傾いたりすることもない。よ
って、水平な地面Fだけでなく、傾斜した地面Fで車輪
23を旋回させても、転倒する心配がない。
【0040】ついで、固定手段50の固定シリンダ52
を収縮させて、掛合部材51を掛止溝43A から抜けば、
固定ストッパー46から回転部材41が解放され、回転
部材41が回転可能になる。そして、油圧回路60によ
って一対の油圧シリンダ45を伸長させれば、回転部材
41とともに車輪23が回転する。このとき、車輪23
には、その自重とクレーン本体10の重量の一部しか加
わっていないので、旋回したときに、車輪23のタイヤ
が床面との摩擦によって著しく摩耗したり、車輪23の
タイヤねじれて、エアが漏れることを防ぐことができ
る。
【0041】また、絞り弁62によって全ての油圧シリ
ンダ45のピストン側油室45A に流れる油の量が一定に
保たれているので、たとえ各車輪23に加わる荷重が異
なっても、全ての油圧シリンダ45の伸長量が一定にな
り、各車輪23の旋回速度を一定に保つことができる。
よって、1つの車輪23のみが速く旋回して、その車輪
23に取り付けられた回転部材41が固定ストッパー4
6に衝突することによって強い衝撃が発生すること防ぐ
ことができる。
【0042】やがて、停止部42A が固定ストッパー46
に当たって車輪23の回転が停止する。ついで、固定シ
リンダ52を伸長させて、掛合部材51を掛止溝43B に
掛合すれば、固定ストッパーに回転部材41が固定され
る。よって、車輪23が、前後に走行していた状態から
90°回転した状態で固定される。
【0043】車輪23の旋回が終了すると、油圧ジャッ
キ31を収縮させる。すると、クレーン本体10の荷重
を車輪23が支持する。そして、車輪23を駆動すれ
ば、クレーン本体10を方向転換して、左右方向に走行
させることができる。しかも、固定手段50によって、
固定ストッパー46が回転部材41に固定されているの
で、車輪23の旋回が固定され、走行中に車輪23の舵
角が変化せず、可動クレーン1を確実かつ安全に走行さ
せることができる。
【0044】上記のごとく、本実施形態のボギー車にお
ける車輪旋回装置30によれば、クレーン本体10など
のボギー車を方向転換させるために必要な時間を短くす
ることができ、運転効率が高くなり、油圧ジャッキ31
およびボギー20の構造をコンパクトにすることがで
き、機械寿命を長くすることができ、傾斜した地面Fで
も安全に車輪23を旋回させることができるという効果
を奏する。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、車輪の自重と
車体の重量の一部のみが加わる高さまで車体を上昇させ
るので、車輪が床面との摩擦によって摩耗したり、車輪
ねじれて、エアが漏れることを防ぐことができる。ま
た、車輪を旋回させる時間が短くなり、運転効率を高く
することができる。請求項2の発明によれば、傾斜した
床面で車輪を旋回させても、転倒する心配がなく、車体
を上昇させている間に、接地部が滑ったり、油圧シリン
ダが傾くことを防ぐことができる。請求項3の発明によ
れば、油圧ジャッキの伸縮量を調整する機構が不用であ
り、装置の構造を簡単にすることができる。請求項4の
発明によれば、車輪を旋回させることができ、停止部が
設けられた角度で正確に回転部材を停止させることがで
き、走行中に車輪の舵角が変化しないので確実かつ安全
に走行させることができる。請求項5の発明によれば、
各車輪の旋回速度を一定に保つことができ、1つの車輪
のみが速く旋回して、その車輪に取り付けられた回転部
材が固定ストッパーに衝突することによって衝撃が発生
すること防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のボギー20の概略拡大図である。
【図2】図1のA-A 線の概略断面図である。
【図3】図1のB-B 線の概略断面図である。
【図4】旋回機構40の動作説明図である。
【図5】旋回機構40を作動させる油圧回路の概略ブロ
ック図である。
【図6】本実施形態のボギー車における車輪旋回装置3
0が設けられた可動クレーンの概略正面図である。
【図7】本実施形態のボギー車における車輪旋回装置3
0が設けられた可動クレーンの概略側面図である。
【図8】従来例1のボギー車における車輪旋回装置の概
略説明図である。
【符号の説明】
10 車輪旋回装置 20 ボギー 23 車輪 30 昇降装置 31 油圧ジャッキ 35 接地部 40 旋回機構 41 回転部材 42 停止部 45 油圧シリンダ 46 固定ストッパー 50 固定手段 61 オイルポンプ 62 絞り弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体と、複数の車輪を備えたボギーとから
    なるボギー車において、前記複数の車輪を旋回させる旋
    回機構と、前記車体を昇降させる昇降装置を備えた車輪
    旋回装置であって、前記昇降装置が、前記ボギーの隣接
    する車輪の間に設けられており、前記車輪を旋回させる
    ときに、前記昇降装置によって前記車体を前記車輪に該
    車輪の自重と車体の重量の一部のみが加わる高さまで上
    昇させることを特徴とするボギー車における車輪旋回装
    置。
  2. 【請求項2】前記ボギーが、前記車体に揺動自在に取り
    付けられており、前記昇降装置が、前記車体に垂直に固
    定されており、該昇降装置の先端に、下面が床面と接す
    る接地部が枢着されたことを特徴とする請求項1記載の
    ボギー車における車輪旋回装置。
  3. 【請求項3】前記昇降装置が、油圧ジャッキであり、該
    油圧ジャッキをストローク一杯まで伸長させると、前記
    車体が前記車輪に車輪の自重と車体の重量の一部のみが
    加わる高さまで上昇されることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のボギー車における車輪旋回装置。
  4. 【請求項4】前記旋回機構が、前記車輪に固定された回
    転部材と、該回転部材とともに、前記車輪を回転させる
    旋回手段と、前記回転部材の回転を停止させる固定スト
    ッパーと、前記回転部材を固定ストッパーに固定させる
    固定手段とからなり、前記回転部材の外周に、前記固定
    ストッパーに接触して前記回転部材の回転を停止させる
    停止部が設けられたことを特徴とする請求項1、2また
    は3記載のボギー車における車輪旋回装置。
  5. 【請求項5】前記旋回手段が油圧シリンダであり、該油
    圧シリンダと、オイルポンプの間に、メータアウト機能
    をもつ絞り弁を設けたことを特徴とする請求項4記載の
    ボギー車における車輪旋回装置。
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