JP2002226156A - 油浸型エレべ−タ - Google Patents

油浸型エレべ−タ

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JP2002226156A
JP2002226156A JP2001026191A JP2001026191A JP2002226156A JP 2002226156 A JP2002226156 A JP 2002226156A JP 2001026191 A JP2001026191 A JP 2001026191A JP 2001026191 A JP2001026191 A JP 2001026191A JP 2002226156 A JP2002226156 A JP 2002226156A
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JP
Japan
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oil
sand
case
elevator
iron
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Application number
JP2001026191A
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English (en)
Inventor
Kisaku Hasegawa
喜作 長谷川
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Oil Drive Kogyo Ltd
Original Assignee
Oil Drive Kogyo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】油圧源およびその制御装置から発生する騒音を
減少すること。 【解決手段】油浸型エレべ−タの内ケースを外周または
底面に砂または砂鉄を充填した2重壁構造の外ボックス
内に収容することにより、著しく防音効果を改良でき
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は砂鉄その他の重量砂
を用いることにより防音効果を向上せしめた油浸型エレ
ベ−タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧エレベ−タにおいても、防音
の目的のためにそのモータ、ポンプおよびバルブを鉄板
ケース内の油中に収容した油浸型エレベータが実用され
ているが、その防音性はあまり十分ではなく、その改善
が強く求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のエレベ−タの各
種装置で発生する騒音を簡単な方法で解決しようとする
もので、簡単防音用として油圧源および制御回路から発
する音、即ち0.25〜4KHzの波長の短い領域の音を除
去することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来防振用として土木関
係等において振動体の基礎などの縁切りをし、砂層でシ
ール方法が知られているが、本発明はこれを拡張発展し
て油浸型エレベータの防音に適用したものである。
【0005】本発明は、油圧エレベ−タのモ−タ、ポン
プおよびバルブをケ−ス内の油中に収容した油浸型エレ
ベ−タにおいて、該ケ−スの外周を空気層を介しまたは
介せずして防音用の砂層で包囲することによって防音効
果が優れた油浸型エレベ−タを提供しようとするもので
ある。さらに本発明は、ケ−スの外周がケ−スの底面お
よび周囲面であり、ケ−スの上面は防音用砂層を有しま
たは有しない蓋板で覆われている防音効果を有する油浸
型エレベ−タを提供する。さらに本発明は、ケースが鉄
板製でありまた防音用の砂層が砂鉄層その他の重量砂層
からなる防音効果を有する油浸型エレベ−タを提供す
る。
【0006】本発明の油浸型エレベータは、防音用の砂
層がケ−ス内の油漏れ防止用も兼ねるという有利な面も
ある。本発明は、油圧エレベ−タのモ−タ、ポンプおよ
びバルブを鉄板ケ−ス内に収容した油中に浸漬し、この
油を収容した鉄板ケ−スを、少なくとも周囲面および底
面を2重壁構造にして、この2重壁間に砂鉄または砂を充
填した防音ボックス内に収容し、防音ボックスを蓋板で
覆った防音効果を有する油浸型エレベ−タを提供する。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0008】本発明の油浸型エレベ−タの一例を図1に
示す。油圧エレベ−タのモ−タ(1)、ポンプ(2)お
よびバルブ(3)を鉄板内ケ−ス(4)内の油(5)中
に浸漬する。周囲面および底面が鉄板による2重壁構造
となっており、この2重壁間に砂または砂鉄(6)の層
を充填した防音外ボックス(7)内に空気層(8)を介
して鉄板ケース(4)を収容する。ボックス(7)の上
面は砂または砂鉄層(9)を有し又は有しない鉄蓋板
(10)で覆つている。上記の空気層(8)を介せずに
鉄板内ケース(4)をして防音外ボックス(7)の内壁
鉄板板を兼ねさせてもよい。このようにすることで、防
音壁の単位当りの質量を増加することによる防音効果の
向上と同時に砂または砂鉄(6)の微粒子の相互の摩擦
による音のエネルギ−の消滅を加えて利用したもので、
これにより所定の周波数範囲で騒音レベルで最高約30
dBの減少効果をもたらすことができる。
【0009】図2においてX−Xは油圧エレベータのモ
ータ(1)、ポンプ(2)およびバルブ(3)を鉄板内
ケース(4)内の油(5)中に浸漬した従来型の油浸型
エレベータの周波数(KHz)(横軸)と騒音レベル
(dB)(縦軸)との関係を示し、また棒グラフは鉄板
内ケース(4)を防音外ボックス(7)に収容した本発
明の油浸型エレベータの周波数(KHz)と騒音レベル
(dB)との関係を示している。これより明らかなよう
に本発明の油浸型エレベータによれば0.25Hz以上
の周波数内に0.25〜4KHzの波長の短い領域の音
が効果的に除去され所期の防音効果を果していることが
認められる。
【0010】図3は他の例を示し、内外の鉄板(11)
による周囲面、底面および上面が夫々2重構造の防音外
ボックス(7)内に直接モータ(1)およびポンプ
(2)を収容し、ボックス(7)の2重壁面に砂鉄また
は重量砂(6)を充填する。この場合モータ(1)およ
びポンプ(2)は油(5)中に浸漬しており、バルブ
(3)は空気層(12)中にある。油(4)の面の上下
により鉄板(13)の位置が変化する。この場合も図1
と同様にボックス(7)内に鉄板内ケースを収容しこの
内ケースとボックス(7)の内壁との間に空気層を介在
させることもできる。
【0011】
【発明の効果】このように本発明によれば、油浸型エレ
ベ−タの内ケースを外周および底面に砂または砂鉄を充
填した防音外ボックス内に収容することで騒音を著しく
減少することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油浸型エレベ−タの一例である。
【図2】本発明の防音ボックスと従来品とで周波数KH
zと騒音レベルdBで対比した図表である。
【図3】本発明の油浸型エレベ−タの他の例である。
【符号の説明】
1 モ−タ 2 ポンプ 3 バルブ 4 鉄板内ケース 5 油 6 砂または砂鉄 7 防音外ボックス 8 空気層 9 砂または砂鉄 10 鉄蓋板 11 内外の鉄板 12 空気層 13 鉄板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧エレベ−タのモ−タ、ポンプをケ−ス
    内の油中に収容した油浸型エレベ−タにおいて、該ケ−
    スの外周を空気層を介しまたは介せずして防音用の砂層
    で包囲したことを特徴とする防音効果に優れた油浸型エ
    レベ−タ。
  2. 【請求項2】ケ−スの外周がケ−スの底面および周囲面
    であり、ケ−ス上面は防音用砂層を有しまたは有しない
    蓋板で覆われている請求項1記載の油浸型エレベ−タ。
  3. 【請求項3】防音用砂層が砂鉄層その他の重量砂層で構
    成されている請求項1または2記載の油浸型エレベ−
    タ。
  4. 【請求項4】防音用の砂層がケ−ス内の油漏れ防止用も
    兼ねている請求項1から3までのいずれかに記載の油浸
    型エレベ−タ。
  5. 【請求項5】油圧エレベ−タのモ−タ、ポンプを鉄板ケ
    −ス内に収容した油中に浸漬し、この油を収容した鉄板
    ケ−スを、少なくとも周囲面および底面を2重壁構造に
    して、この2重壁間に砂鉄その他の重量砂を充填した防
    音ボックス内に収容し、かつこの防音ボックスを蓋板で
    覆ったことを特徴とする油浸型エレベ−タ。
  6. 【請求項6】油圧エレベータのモータ、ポンプを鉄板ケ
    ース内に収容した油中に浸漬し、この鉄板ケースの少く
    とも周囲面および底面と蓋板とを2重構造にしてこの2
    重壁面に砂鉄その他の重量砂を充填したことを特徴とす
    る油浸型エレベータ。
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