JP2002225953A - 乾燥剤用包装材 - Google Patents
乾燥剤用包装材Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 透湿度を大きくすることができるとともに、
印刷面が表面に露出しないので衛生面で優れ、外部から
印刷層の文字を容易に読むことができ、且つ孔あけ加工
を行う必要がないので製造時の作業性に優れた乾燥剤用
包装材を提供することにある。 【解決手段】 洋紙、和紙、耐油紙、耐水紙、合成繊維
混抄紙、ナイロン、ビニロン、ポリビニルアルコール、
エチレン−ビニルアルコール共重合体、アセテート、セ
ロファンからなる透湿性基材層と、印刷層と、塗布量が
１〜１０ｇ／ｍ2 のウレタン系接着剤等の全面接着剤層
又は部分接着剤層からなる透湿性接着剤層と、強化材層
と、酢酸ビニル含有率が６〜３０重量％のエチレン−酢
酸ビニル共重合体層とが順に積層された構成の乾燥剤用
包装材である。
印刷面が表面に露出しないので衛生面で優れ、外部から
印刷層の文字を容易に読むことができ、且つ孔あけ加工
を行う必要がないので製造時の作業性に優れた乾燥剤用
包装材を提供することにある。 【解決手段】 洋紙、和紙、耐油紙、耐水紙、合成繊維
混抄紙、ナイロン、ビニロン、ポリビニルアルコール、
エチレン−ビニルアルコール共重合体、アセテート、セ
ロファンからなる透湿性基材層と、印刷層と、塗布量が
１〜１０ｇ／ｍ2 のウレタン系接着剤等の全面接着剤層
又は部分接着剤層からなる透湿性接着剤層と、強化材層
と、酢酸ビニル含有率が６〜３０重量％のエチレン−酢
酸ビニル共重合体層とが順に積層された構成の乾燥剤用
包装材である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は透湿性が大きく且つ
印刷層が表面に露出しないので衛生面で優れた乾燥剤用
包装材に関する。
印刷層が表面に露出しないので衛生面で優れた乾燥剤用
包装材に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、乾燥剤の包装に使用する、印刷層
が表面に露出しないようにした構成の乾燥剤用包装材と
しては、例えば、特開平１０−８６２９３号公報に記載
されているような、３０〜４２ｇ／ｍ2 の紙層の内面に
印刷層を形成しその印刷面に酢酸ビニル含有率が１０〜
４０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体層と格子網
状強化材層と酢酸ビニル含有率が１０〜４０重量％のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体層を順に積層した構成、な
いしは、特開２０００−４３９４９号公報に記載されて
いるような、透湿性フィルムの内面に印刷層を形成しそ
の印刷面に酢酸ビニル含有率が６〜３０重量％のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体層と格子網状強化材層と酢酸ビ
ニル含有率が６〜３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共
重合体層を順に積層した構成のものがられている。これ
ら乾燥剤用包装材のいずれもが、印刷層が表面に露出し
ないので乾燥剤包装体を食品等の内容物と一緒に包装し
た場合でも印刷層が内容物に接触することがなく食品衛
生面で優れる、外部から紙層又は透湿性フィルムを透し
て印刷層を見ることができる、孔あけ加工を行う必要が
ないので製造工程を簡略化することができる等の特徴を
有している。
が表面に露出しないようにした構成の乾燥剤用包装材と
しては、例えば、特開平１０−８６２９３号公報に記載
されているような、３０〜４２ｇ／ｍ2 の紙層の内面に
印刷層を形成しその印刷面に酢酸ビニル含有率が１０〜
４０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体層と格子網
状強化材層と酢酸ビニル含有率が１０〜４０重量％のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体層を順に積層した構成、な
いしは、特開２０００−４３９４９号公報に記載されて
いるような、透湿性フィルムの内面に印刷層を形成しそ
の印刷面に酢酸ビニル含有率が６〜３０重量％のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体層と格子網状強化材層と酢酸ビ
ニル含有率が６〜３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共
重合体層を順に積層した構成のものがられている。これ
ら乾燥剤用包装材のいずれもが、印刷層が表面に露出し
ないので乾燥剤包装体を食品等の内容物と一緒に包装し
た場合でも印刷層が内容物に接触することがなく食品衛
生面で優れる、外部から紙層又は透湿性フィルムを透し
て印刷層を見ることができる、孔あけ加工を行う必要が
ないので製造工程を簡略化することができる等の特徴を
有している。
【０００３】しかしながら、上記の構成の乾燥剤用包装
材の場合、特定の用途に使用するために乾燥剤用包装材
の透湿度を更に大きくしようとした場合、紙層又は透湿
性フィルムと格子網状強化材層間に積層されるエチレン
−酢酸ビニル共重合体層の厚さ及び格子網状強化材層面
に積層されるにエチレン−酢酸ビニル共重合体層の厚さ
を薄くすることが必要になるが、エチレン−酢酸ビニル
共重合体層の厚さを薄くした場合には、紙層又は透湿性
フィルムと格子網状強化材層間の接着強度及び乾燥剤用
包装袋とした場合の袋の熱接着強度及び耐ピンホール性
が低下して内部に収納した乾燥剤が漏れだすおそれがあ
るという欠点がある。
材の場合、特定の用途に使用するために乾燥剤用包装材
の透湿度を更に大きくしようとした場合、紙層又は透湿
性フィルムと格子網状強化材層間に積層されるエチレン
−酢酸ビニル共重合体層の厚さ及び格子網状強化材層面
に積層されるにエチレン−酢酸ビニル共重合体層の厚さ
を薄くすることが必要になるが、エチレン−酢酸ビニル
共重合体層の厚さを薄くした場合には、紙層又は透湿性
フィルムと格子網状強化材層間の接着強度及び乾燥剤用
包装袋とした場合の袋の熱接着強度及び耐ピンホール性
が低下して内部に収納した乾燥剤が漏れだすおそれがあ
るという欠点がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、透湿
度を大きくすることができるとともに、印刷面が表面に
露出しないので衛生面で優れ、外部から印刷層の内容を
容易に見ることができ、且つ孔あけ加工を行う必要がな
いので製造時の作業性に優れた乾燥剤用包装材を提供す
ることにある。
度を大きくすることができるとともに、印刷面が表面に
露出しないので衛生面で優れ、外部から印刷層の内容を
容易に見ることができ、且つ孔あけ加工を行う必要がな
いので製造時の作業性に優れた乾燥剤用包装材を提供す
ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】透明又は半透明の透湿性
基材層と印刷層と透湿性接着剤層と強化材層と酢酸ビニ
ル含有率が６〜３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重
合体層とが積層された構成とすることより、従来の、透
湿性基材層の内面に印刷層を形成しその印刷面に酢酸ビ
ニル含有率が６〜３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共
重合体層と格子網状強化材層と酢酸ビニル含有率が６〜
３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体層を順に積
層した構成の乾燥剤用包装材と比較して、透湿度の大き
い乾燥剤用包装材とすることができる。また、印刷層が
外面に露出しないので印刷層を形成するインキが包装す
る内容物と接触ないしは付着することがなく衛生面で優
れる、透明又は半透明の透湿性基材層を通して印刷層の
内容を容易に見ることができる、孔あけ加工を行う必要
がないので製造工程の簡略化が可能になる等の特徴を有
する乾燥剤用包装材とすることができる。
基材層と印刷層と透湿性接着剤層と強化材層と酢酸ビニ
ル含有率が６〜３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重
合体層とが積層された構成とすることより、従来の、透
湿性基材層の内面に印刷層を形成しその印刷面に酢酸ビ
ニル含有率が６〜３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共
重合体層と格子網状強化材層と酢酸ビニル含有率が６〜
３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体層を順に積
層した構成の乾燥剤用包装材と比較して、透湿度の大き
い乾燥剤用包装材とすることができる。また、印刷層が
外面に露出しないので印刷層を形成するインキが包装す
る内容物と接触ないしは付着することがなく衛生面で優
れる、透明又は半透明の透湿性基材層を通して印刷層の
内容を容易に見ることができる、孔あけ加工を行う必要
がないので製造工程の簡略化が可能になる等の特徴を有
する乾燥剤用包装材とすることができる。
【０００６】上記の乾燥剤用包装材において、透湿性接
着剤層が塗布量が１〜１０ｇ／ｍ2のウレタン系接着剤
層からなることにより、全面塗布という簡略な工程であ
っても乾燥剤用包装材としての機能を十分有するものと
できる。
着剤層が塗布量が１〜１０ｇ／ｍ2のウレタン系接着剤
層からなることにより、全面塗布という簡略な工程であ
っても乾燥剤用包装材としての機能を十分有するものと
できる。
【０００７】上記の乾燥剤用包装材において、透湿性接
着剤層が部分接着剤層からなる構成とすることにより、
さらに透湿度を良くすることができる、或いは、接着剤
として使用できる樹脂の範囲を広げることができる。
着剤層が部分接着剤層からなる構成とすることにより、
さらに透湿度を良くすることができる、或いは、接着剤
として使用できる樹脂の範囲を広げることができる。
【０００８】上記の乾燥剤用包装材において、透湿性基
材層がナイロン、ビニロン、ポリビニルアルコール、エ
チレン−ビニルアルコール共重合体、アセテート、セロ
ファンであるフィルムからなる構成とすることにより、
印刷層に細かい文字がある場合でも、透湿性基材層の内
面に形成された印刷層の文字を透湿性基材層を通して容
易に読み取ることができる。
材層がナイロン、ビニロン、ポリビニルアルコール、エ
チレン−ビニルアルコール共重合体、アセテート、セロ
ファンであるフィルムからなる構成とすることにより、
印刷層に細かい文字がある場合でも、透湿性基材層の内
面に形成された印刷層の文字を透湿性基材層を通して容
易に読み取ることができる。
【０００９】上記の乾燥剤用包装材において、透湿性基
材層が坪量が３０〜４２ｇ／ｍ2 の洋紙、和紙、耐油
紙、耐水紙、合成繊維混抄紙である紙層からなる構成と
することにより、印刷層の文字を透湿性基材層を通して
容易に読み取ることができ、透湿性も良好なものとでき
る。
材層が坪量が３０〜４２ｇ／ｍ2 の洋紙、和紙、耐油
紙、耐水紙、合成繊維混抄紙である紙層からなる構成と
することにより、印刷層の文字を透湿性基材層を通して
容易に読み取ることができ、透湿性も良好なものとでき
る。
【００１０】上記の乾燥剤用包装材において、強化材層
が格子網状材、洋紙、和紙、合成繊維混抄紙、不織布か
らなる構成とすることにより、乾燥剤として石灰を使用
した場合でも、乾燥剤用包装材が乾燥剤により突き破ら
れて外に漏れだすことのない強度の優れたものとするこ
とができる。
が格子網状材、洋紙、和紙、合成繊維混抄紙、不織布か
らなる構成とすることにより、乾燥剤として石灰を使用
した場合でも、乾燥剤用包装材が乾燥剤により突き破ら
れて外に漏れだすことのない強度の優れたものとするこ
とができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図１は本発明の第１実施形態の積層
構成を示す図、図２は本発明の第２実施形態の積層構成
を示す図であって、１は透湿性基材層、２は全面接着剤
層、３は強化材層、４はエチレン−酢酸ビニル共重合体
層、５は印刷層、６は部分接着剤層をそれぞれ表す。
の形態を説明する。図１は本発明の第１実施形態の積層
構成を示す図、図２は本発明の第２実施形態の積層構成
を示す図であって、１は透湿性基材層、２は全面接着剤
層、３は強化材層、４はエチレン−酢酸ビニル共重合体
層、５は印刷層、６は部分接着剤層をそれぞれ表す。
【００１２】本発明の乾燥剤用包装材の第１実施形態の
積層構成は、図１に示すとおり、外面から順に透湿性基
材層１と塗布量が１〜１０ｇ／ｍ2 のウレタン系接着剤
からなる全面接着剤層２と強化材層３と酢酸ビニル含有
率が６〜３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体層
４とが積層され、印刷層５が透湿性基材層１の内面に形
成された構成からなる。第１実施形態のように、透湿性
接着剤層を塗布量が１〜１０ｇ／ｍ2 のウレタン系接着
剤等からなる全面接着剤層２とすることにより、塗布量
が１〜１０ｇ／ｍ2 のウレタン系接着剤等からなる全面
接着剤層２の透湿度は大きいので、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体の溶融押出し層により透湿性基材層１と強化
材層３が接着された構成の乾燥剤用包装材と比較して透
湿度を大きくすることができる。
積層構成は、図１に示すとおり、外面から順に透湿性基
材層１と塗布量が１〜１０ｇ／ｍ2 のウレタン系接着剤
からなる全面接着剤層２と強化材層３と酢酸ビニル含有
率が６〜３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体層
４とが積層され、印刷層５が透湿性基材層１の内面に形
成された構成からなる。第１実施形態のように、透湿性
接着剤層を塗布量が１〜１０ｇ／ｍ2 のウレタン系接着
剤等からなる全面接着剤層２とすることにより、塗布量
が１〜１０ｇ／ｍ2 のウレタン系接着剤等からなる全面
接着剤層２の透湿度は大きいので、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体の溶融押出し層により透湿性基材層１と強化
材層３が接着された構成の乾燥剤用包装材と比較して透
湿度を大きくすることができる。
【００１３】本発明の乾燥剤用包装材の第２実施形態の
積層構成は、図２に示すとおり、外面から順に透湿性基
材層１と部分接着剤層６と強化材層３と酢酸ビニル含有
率が６〜３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体層
４とが積層された構成からなる。第２実施形態のよう
に、透湿性接着剤層を部分接着剤層６としても、部分接
着剤層６は完全な皮膜を形成しないので透湿度はきわめ
て大きく、エチレン−酢酸ビニル共重合体の溶融押出し
層により透湿性基材層１と強化材層３が接着された構成
の乾燥剤用包装材と比較して透湿度を大きくすることが
できる。部分接着剤層６は、格子状、碁盤目状、万線状
等に塗布された接着剤層、或いはストライプ状の熱溶融
押出し樹脂層等とすることができる。透湿性接着剤層を
部分接着剤層６とする場合はその厚さ（塗布量）につい
ては特に制限はない。
積層構成は、図２に示すとおり、外面から順に透湿性基
材層１と部分接着剤層６と強化材層３と酢酸ビニル含有
率が６〜３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体層
４とが積層された構成からなる。第２実施形態のよう
に、透湿性接着剤層を部分接着剤層６としても、部分接
着剤層６は完全な皮膜を形成しないので透湿度はきわめ
て大きく、エチレン−酢酸ビニル共重合体の溶融押出し
層により透湿性基材層１と強化材層３が接着された構成
の乾燥剤用包装材と比較して透湿度を大きくすることが
できる。部分接着剤層６は、格子状、碁盤目状、万線状
等に塗布された接着剤層、或いはストライプ状の熱溶融
押出し樹脂層等とすることができる。透湿性接着剤層を
部分接着剤層６とする場合はその厚さ（塗布量）につい
ては特に制限はない。
【００１４】透湿性接着剤層としては、ウレタン系接着
剤や熱接着性の接着剤等からなる全面接着剤層２や部分
接着剤層６とすることができる。まず、全面接着剤層２
とする場合は、接着剤の塗布量を１〜１０ｇ／ｍ2 とす
ることが必要であり、熱接着性の接着剤を塗布し熱ラミ
ネーションすることにより接着することも可能である
が、ウレタン系接着剤を使用したドライラミネーション
により透湿性基材層１と強化材層３を積層する方が製造
上や透湿度の点で好ましい。接着剤の塗布量を１〜１０
ｇ／ｍ2 とすることにより、透湿性基材層面の全面に接
着剤を塗布した場合でも、全面に塗布された接着剤層の
透湿度が大きくなるので透湿性接着剤層として使用する
ことができる。塗布量が１０ｇ／ｍ2 より大きくなると
全面に塗布された接着剤層の透湿度が小さくなるので好
ましくない。
剤や熱接着性の接着剤等からなる全面接着剤層２や部分
接着剤層６とすることができる。まず、全面接着剤層２
とする場合は、接着剤の塗布量を１〜１０ｇ／ｍ2 とす
ることが必要であり、熱接着性の接着剤を塗布し熱ラミ
ネーションすることにより接着することも可能である
が、ウレタン系接着剤を使用したドライラミネーション
により透湿性基材層１と強化材層３を積層する方が製造
上や透湿度の点で好ましい。接着剤の塗布量を１〜１０
ｇ／ｍ2 とすることにより、透湿性基材層面の全面に接
着剤を塗布した場合でも、全面に塗布された接着剤層の
透湿度が大きくなるので透湿性接着剤層として使用する
ことができる。塗布量が１０ｇ／ｍ2 より大きくなると
全面に塗布された接着剤層の透湿度が小さくなるので好
ましくない。
【００１５】次に、透湿性接着剤層を部分接着剤層６と
する場合は、グラビア印刷版等を使用して前述した接着
剤を碁盤目状、格子状、万線状等に部分的に塗布して透
湿性基材層１と強化材層３を積層する方法や、ポリオレ
フィン系樹脂をストライプ状に熱溶融押出しする方法、
エチレン−アクリル酸共重合体系の薄膜押出し可能な樹
脂〔例えば、ＴＬ７０４０（三井デュポンポリケミカル
株式会社）〕等を使用して３〜７μｍの厚さで熱溶融押
出しする方法により透湿性基材層１と強化材層３を積層
することができる。この場合には、接着剤層の塗布量な
いしは厚さは特に制限がなく、透湿性基材層と強化材層
間の接着強度が十分に得られるようにすればよい。
する場合は、グラビア印刷版等を使用して前述した接着
剤を碁盤目状、格子状、万線状等に部分的に塗布して透
湿性基材層１と強化材層３を積層する方法や、ポリオレ
フィン系樹脂をストライプ状に熱溶融押出しする方法、
エチレン−アクリル酸共重合体系の薄膜押出し可能な樹
脂〔例えば、ＴＬ７０４０（三井デュポンポリケミカル
株式会社）〕等を使用して３〜７μｍの厚さで熱溶融押
出しする方法により透湿性基材層１と強化材層３を積層
することができる。この場合には、接着剤層の塗布量な
いしは厚さは特に制限がなく、透湿性基材層と強化材層
間の接着強度が十分に得られるようにすればよい。
【００１６】透明又は半透明の透湿性基材層１としては
洋紙、和紙、耐油紙、耐水紙、合成繊維混抄紙からなる
紙層、又は透湿性フィルムを使用することができる。透
湿性基材層１として紙層を使用する場合は、厚さを３０
〜４２ｇ／ｍ2 とすることが必要である。それより厚く
なると紙層の内面に形成される印刷層の内容を紙層を通
して読み難くなるし、それより薄くなると紙層の強度が
小さくなるので紙層の内面に印刷層を形成する印刷工程
が困難となる。耐油紙としては、パーフルオロアルキル
−アクリル酸エステル共重合体等からなるフッ素系サイ
ズ剤で処理した紙等が使用できる。耐油紙の耐油度とし
ては、紙および板紙のはつ油度試験方法（キット法）
〔Ｊ．ＴＡＰＰＩ紙パルプ試験方法 No. 41 〕にて測定
した耐油度（キットNo）が５〜６の紙が適当である。合
成繊維混抄紙としては、木材繊維にポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリエステル、ナイロン等の合成繊維を混
抄したものが好適に使用できる。
洋紙、和紙、耐油紙、耐水紙、合成繊維混抄紙からなる
紙層、又は透湿性フィルムを使用することができる。透
湿性基材層１として紙層を使用する場合は、厚さを３０
〜４２ｇ／ｍ2 とすることが必要である。それより厚く
なると紙層の内面に形成される印刷層の内容を紙層を通
して読み難くなるし、それより薄くなると紙層の強度が
小さくなるので紙層の内面に印刷層を形成する印刷工程
が困難となる。耐油紙としては、パーフルオロアルキル
−アクリル酸エステル共重合体等からなるフッ素系サイ
ズ剤で処理した紙等が使用できる。耐油紙の耐油度とし
ては、紙および板紙のはつ油度試験方法（キット法）
〔Ｊ．ＴＡＰＰＩ紙パルプ試験方法 No. 41 〕にて測定
した耐油度（キットNo）が５〜６の紙が適当である。合
成繊維混抄紙としては、木材繊維にポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリエステル、ナイロン等の合成繊維を混
抄したものが好適に使用できる。
【００１７】透湿性基材層１として使用する透湿性フィ
ルムとしては、透湿度（ＪＩＳ−Ｚ−０２０８）が１０
０（ｇ／ｍ2 ／２４ｈｒ）以上であるナイロン、ビニロ
ン、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコー
ル共重合体、セロファンが使用できる。上記のフィルム
の中でも２軸延伸ナイロンフィルムが強度面及び印刷適
性面で優れているので最も好ましい。２軸延伸ナイロン
フィルムとしては、例えばボニール〔 (株) 興人〕、ハ
ーデン〔東洋紡績 (株) 〕、エンブレム〔ユニチカ
(株) 、Ｇ−１００〔出光石油化学 (株) 〕が使用でき
る。２軸延伸ナイロンフィルムの透湿度は、１２μ厚さ
で２００〜３００、１５μ厚さで１６０〜２８０であ
る。ポリビニルアルコールフィルムとしては、例えば、
２軸延伸ポリビニルアルコールフィルムであるボブロン
〔日合フィルム (株) 〕が使用でき、透湿度は１４μ厚
さで１５０程度である。セロファンとしては、ＰＬＰ
〔二村化学工業 (株) 〕が使用でき、透湿度は５００〜
４０００である。その他、アセテート、ポリカーボネー
ト、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリイミド等のフ
ィルムを使用することができる。ビニロンフィルムとし
ては、クラレビニロンフィルム〔 (株) クラレ〕、日合
ビニロンフィルム〔日合フィルム (株) 〕が使用でき
る。ビニロンフィルムの透湿度は、３０μ厚さで５００
〜７００である。
ルムとしては、透湿度（ＪＩＳ−Ｚ−０２０８）が１０
０（ｇ／ｍ2 ／２４ｈｒ）以上であるナイロン、ビニロ
ン、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコー
ル共重合体、セロファンが使用できる。上記のフィルム
の中でも２軸延伸ナイロンフィルムが強度面及び印刷適
性面で優れているので最も好ましい。２軸延伸ナイロン
フィルムとしては、例えばボニール〔 (株) 興人〕、ハ
ーデン〔東洋紡績 (株) 〕、エンブレム〔ユニチカ
(株) 、Ｇ−１００〔出光石油化学 (株) 〕が使用でき
る。２軸延伸ナイロンフィルムの透湿度は、１２μ厚さ
で２００〜３００、１５μ厚さで１６０〜２８０であ
る。ポリビニルアルコールフィルムとしては、例えば、
２軸延伸ポリビニルアルコールフィルムであるボブロン
〔日合フィルム (株) 〕が使用でき、透湿度は１４μ厚
さで１５０程度である。セロファンとしては、ＰＬＰ
〔二村化学工業 (株) 〕が使用でき、透湿度は５００〜
４０００である。その他、アセテート、ポリカーボネー
ト、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリイミド等のフ
ィルムを使用することができる。ビニロンフィルムとし
ては、クラレビニロンフィルム〔 (株) クラレ〕、日合
ビニロンフィルム〔日合フィルム (株) 〕が使用でき
る。ビニロンフィルムの透湿度は、３０μ厚さで５００
〜７００である。
【００１８】強化材層３としては、格子網状材、洋紙、
和紙、合成繊維混抄紙、不織布が使用できる。格子網状
材としては、例えば、メルタッククロス（ハギワラ工業
製）、日石ワリフ（日本石油化学製）、クレネツト（ク
ラボー製）、ソフネツト，ソフクロス（新日本ソフ製）
等のポリエチレン、ポリプロピレンなどからなるネツト
状物が使用できる。格子の間隔は１〜７ｍｍが適当であ
る。１ｍｍ以下のものでは包装材面積の大半を格子状繊
維が占めるために水蒸気の透過しやすい面積が狭くなる
ために、包装材の単位面積当たりの透湿度が低下して実
用性に欠けると共に格子状繊維の価格が高くなる。一
方、格子の間隔が８ｍｍ以上のときは内容物の粒状物が
その間から突き破って出てきたり、引き裂き強度が低下
して実用性に欠ける。最も好ましい間隔は２〜５ｍｍの
範囲である。強化材層４として使用する洋紙、和紙、合
成繊維混抄紙、不織布としては強度の大きいものがよ
く、厚さとしては坪量が２０〜４０ｇ／ｍ2 のものが好
ましい。
和紙、合成繊維混抄紙、不織布が使用できる。格子網状
材としては、例えば、メルタッククロス（ハギワラ工業
製）、日石ワリフ（日本石油化学製）、クレネツト（ク
ラボー製）、ソフネツト，ソフクロス（新日本ソフ製）
等のポリエチレン、ポリプロピレンなどからなるネツト
状物が使用できる。格子の間隔は１〜７ｍｍが適当であ
る。１ｍｍ以下のものでは包装材面積の大半を格子状繊
維が占めるために水蒸気の透過しやすい面積が狭くなる
ために、包装材の単位面積当たりの透湿度が低下して実
用性に欠けると共に格子状繊維の価格が高くなる。一
方、格子の間隔が８ｍｍ以上のときは内容物の粒状物が
その間から突き破って出てきたり、引き裂き強度が低下
して実用性に欠ける。最も好ましい間隔は２〜５ｍｍの
範囲である。強化材層４として使用する洋紙、和紙、合
成繊維混抄紙、不織布としては強度の大きいものがよ
く、厚さとしては坪量が２０〜４０ｇ／ｍ2 のものが好
ましい。
【００１９】エチレン−酢酸ビニル共重合体層４は、透
湿度が大きく、押出ラミネーシヨン適性の優れたもので
あることが必要であるので、酢酸ビニル含有率が６〜３
０重量％で、ＭＩが５〜３０のものが使用される。酢酸
ビニル含有率が６重量％以下のものでは透湿度が小さく
なり好ましくない。一方、酢酸ビニル含有率が３０重量
％以上のものでは、押出された皮膜の滑性が悪く製品化
が困難でありかつ酢酸ビニル臭が強くなるために好まし
くない。エチレン−酢酸ビニル共重合体層３，５として
酢酸ビニル含有率が６〜３０重量％のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体を使用した場合、孔あけを行わなくとも一
般的な乾燥剤用包装材に必要な適度な透湿度が得られ
る。エチレン−酢酸ビニル共重合層４の厚さとしては、
薄いと透湿度が大きくなるが、押出ラミネーシヨン加工
時の作業性が悪くなり、ヒートシール強度が低下する。
また、厚くなると押出ラミネーシヨン加工時の作業性が
良くなり、ヒートシール強度が大きくなるが、透湿度が
低下するとともに価格が高くなる。したがって、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体層４の厚さとしては１０〜２０
μが適当である。
湿度が大きく、押出ラミネーシヨン適性の優れたもので
あることが必要であるので、酢酸ビニル含有率が６〜３
０重量％で、ＭＩが５〜３０のものが使用される。酢酸
ビニル含有率が６重量％以下のものでは透湿度が小さく
なり好ましくない。一方、酢酸ビニル含有率が３０重量
％以上のものでは、押出された皮膜の滑性が悪く製品化
が困難でありかつ酢酸ビニル臭が強くなるために好まし
くない。エチレン−酢酸ビニル共重合体層３，５として
酢酸ビニル含有率が６〜３０重量％のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体を使用した場合、孔あけを行わなくとも一
般的な乾燥剤用包装材に必要な適度な透湿度が得られ
る。エチレン−酢酸ビニル共重合層４の厚さとしては、
薄いと透湿度が大きくなるが、押出ラミネーシヨン加工
時の作業性が悪くなり、ヒートシール強度が低下する。
また、厚くなると押出ラミネーシヨン加工時の作業性が
良くなり、ヒートシール強度が大きくなるが、透湿度が
低下するとともに価格が高くなる。したがって、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体層４の厚さとしては１０〜２０
μが適当である。
【００２０】実施例１ 厚さ１５μの２軸延伸ナイロンフィルムの一方の面に、
印刷インキ工業連合会の制定した「食品包装材料用印刷
インキに関する自主規制」に適合するウレタン系樹脂の
緑色インキを使用してグラビア印刷により印刷層を形成
し、その印刷層面とポリエチレンクロス（萩原工業製、
厚さ５５±１０μ、密度８本×８本／インチ）とを、ウ
レタン系接着剤の塗布量を３ｇ／ｍ2 としたドライラミ
ネーションにより積層し、ポリエチレンクロス面に酢酸
ビニル含有率が１９重量％でＭＩが１５のエチレン−酢
酸ビニル共重合体を１５μの厚さで押出ラミネーシヨン
を行い、２軸延伸ナイロン１５μ／印刷層／接着剤の塗
布量が３ｇ／ｍ2 のドライラミネーション／ポリエチレ
ンクロス／エチレン−酢酸ビニル共重合体１５μの構成
からなる乾燥剤用包装材を作製した。得られた乾燥剤用
包装材の透湿度は１４０ｇ／ｍ2 ／２４ｈｒであり、２
軸延伸ナイロンの内面に印刷された印刷層は外面から容
易に読み取れるとともに、強度的に優れたものであっ
た。
印刷インキ工業連合会の制定した「食品包装材料用印刷
インキに関する自主規制」に適合するウレタン系樹脂の
緑色インキを使用してグラビア印刷により印刷層を形成
し、その印刷層面とポリエチレンクロス（萩原工業製、
厚さ５５±１０μ、密度８本×８本／インチ）とを、ウ
レタン系接着剤の塗布量を３ｇ／ｍ2 としたドライラミ
ネーションにより積層し、ポリエチレンクロス面に酢酸
ビニル含有率が１９重量％でＭＩが１５のエチレン−酢
酸ビニル共重合体を１５μの厚さで押出ラミネーシヨン
を行い、２軸延伸ナイロン１５μ／印刷層／接着剤の塗
布量が３ｇ／ｍ2 のドライラミネーション／ポリエチレ
ンクロス／エチレン−酢酸ビニル共重合体１５μの構成
からなる乾燥剤用包装材を作製した。得られた乾燥剤用
包装材の透湿度は１４０ｇ／ｍ2 ／２４ｈｒであり、２
軸延伸ナイロンの内面に印刷された印刷層は外面から容
易に読み取れるとともに、強度的に優れたものであっ
た。
【００２１】比較例１ 厚さ１５μの２軸延伸ナイロンフィルムの印刷層が形成
された面とポリエチレンクロスとを、酢酸ビニル含有率
が１９重量％でＭＩが１５のエチレン−酢酸ビニル共重
合体を１０μの厚さで押出しラミネーシヨンにより積層
した以外は、実施例１と同様にして、２軸延伸ナイロン
１５μ／印刷層／エチレン−酢酸ビニル共重合体１０μ
／ポリエチレンクロス／エチレン−酢酸ビニル共重合体
１５μの積層構成からなる乾燥剤用包装材を作製した。
得られた乾燥剤用包装材の透湿度は９０ｇ／ｍ2 ．２４
ｈｒであった。
された面とポリエチレンクロスとを、酢酸ビニル含有率
が１９重量％でＭＩが１５のエチレン−酢酸ビニル共重
合体を１０μの厚さで押出しラミネーシヨンにより積層
した以外は、実施例１と同様にして、２軸延伸ナイロン
１５μ／印刷層／エチレン−酢酸ビニル共重合体１０μ
／ポリエチレンクロス／エチレン−酢酸ビニル共重合体
１５μの積層構成からなる乾燥剤用包装材を作製した。
得られた乾燥剤用包装材の透湿度は９０ｇ／ｍ2 ．２４
ｈｒであった。
【００２２】
【発明の効果】透明又は半透明の透湿性基材層と印刷層
と透湿性接着剤層と強化材層と酢酸ビニル含有率が６〜
３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体層とが積層
された構成とすることより、従来の、透湿性基材層の内
面に印刷層を形成しその印刷面に酢酸ビニル含有率が６
〜３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体層と格子
網状強化材層と酢酸ビニル含有率が６〜３０重量％のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体層を順に積層した構成の乾
燥剤用包装材と比較して、透湿度の大きい乾燥剤用包装
材とすることができる。また、印刷層が外面に露出しな
いので印刷層を形成するインキが包装する内容物と接触
ないしは付着することがなく衛生面で優れる、透明又は
半透明の透湿性基材層を通して印刷層の内容を容易に見
ることができる、孔あけ加工を行う必要がないので製造
工程の簡略化が可能になる等の特徴を有する乾燥剤用包
装材とすることができる。
と透湿性接着剤層と強化材層と酢酸ビニル含有率が６〜
３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体層とが積層
された構成とすることより、従来の、透湿性基材層の内
面に印刷層を形成しその印刷面に酢酸ビニル含有率が６
〜３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体層と格子
網状強化材層と酢酸ビニル含有率が６〜３０重量％のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体層を順に積層した構成の乾
燥剤用包装材と比較して、透湿度の大きい乾燥剤用包装
材とすることができる。また、印刷層が外面に露出しな
いので印刷層を形成するインキが包装する内容物と接触
ないしは付着することがなく衛生面で優れる、透明又は
半透明の透湿性基材層を通して印刷層の内容を容易に見
ることができる、孔あけ加工を行う必要がないので製造
工程の簡略化が可能になる等の特徴を有する乾燥剤用包
装材とすることができる。
【００２３】上記の乾燥剤用包装材において、透湿性接
着剤層が塗布量が１〜１０ｇ／ｍ2のウレタン系接着剤
層からなることにより、全面塗布という簡略な工程であ
っても乾燥剤用包装材としての機能を十分有するものと
できる。また、部分接着剤層からなる構成とすることに
より、さらに透湿度を良くすることができる、或いは、
接着剤として使用できる樹脂の範囲を広げることができ
る。
着剤層が塗布量が１〜１０ｇ／ｍ2のウレタン系接着剤
層からなることにより、全面塗布という簡略な工程であ
っても乾燥剤用包装材としての機能を十分有するものと
できる。また、部分接着剤層からなる構成とすることに
より、さらに透湿度を良くすることができる、或いは、
接着剤として使用できる樹脂の範囲を広げることができ
る。
【００２４】上記の乾燥剤用包装材において、透湿性基
材層が坪量が３０〜４２ｇ／ｍ2 の洋紙、和紙、耐油
紙、耐水紙、合成繊維混抄紙である紙層、又はナイロ
ン、ビニロン、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体、アセテート、セロファンである
フィルムからなり、強化材層が格子網状材、洋紙、和
紙、合成繊維混抄紙、不織布からなる構成とすることに
より、印刷層に細かい文字がある場合でも、透湿性基材
層の内面に形成された印刷層の文字を透湿性基材層を通
して容易に読み取ることがでるとともに、乾燥剤として
石灰を使用した場合でも、乾燥剤用包装材が乾燥剤によ
り突き破られて外に漏れだすことのない強度の優れたも
のとすることができる。
材層が坪量が３０〜４２ｇ／ｍ2 の洋紙、和紙、耐油
紙、耐水紙、合成繊維混抄紙である紙層、又はナイロ
ン、ビニロン、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体、アセテート、セロファンである
フィルムからなり、強化材層が格子網状材、洋紙、和
紙、合成繊維混抄紙、不織布からなる構成とすることに
より、印刷層に細かい文字がある場合でも、透湿性基材
層の内面に形成された印刷層の文字を透湿性基材層を通
して容易に読み取ることがでるとともに、乾燥剤として
石灰を使用した場合でも、乾燥剤用包装材が乾燥剤によ
り突き破られて外に漏れだすことのない強度の優れたも
のとすることができる。
【図１】本発明の第１実施形態の積層構成を示す図。
【図２】本発明の第２実施形態の積層構成を示す図。
１ 透湿性基材層 ２ 全面接着剤層 ３ 強化材層 ４ エチレン−酢酸ビニル共重合体層 ５ 印刷層 ６ 部分接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E067 AA05 AB97 BA12A BB01A BB06A BB14A BB25A CA03 CA09 EE02 EE25 GB03 GB12 3E086 AA23 AD01 BA04 BA14 BA15 BA19 BA23 BB02 BB62 BB85 CA29 CA40 4F100 AJ05A AJ06A AK01B AK21A AK48A AK51G AK68C AK69A AT00A BA04 BA07 BA10A BA10C BA41G CB00 DG10A DG10B DG15B DG17B DH00B GB15 HB31D JC00 JD04A JD04G JL01 JN01A 4L055 AF13 EA08 GA05
Claims (6)
- 【請求項１】 透明又は半透明の透湿性基材層と印刷層
と透湿性接着剤層と強化材層と酢酸ビニル含有率が６〜
３０重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体層とが積層
された構成からなることを特徴とする乾燥剤用包装材。 - 【請求項２】 前記透湿性接着剤層が塗布量が１〜１０
ｇ／ｍ2 のウレタン系接着剤層からなることを特徴とす
る請求項１記載の乾燥剤用包装材。 - 【請求項３】 前記透湿性接着剤層が部分接着剤層から
なることを特徴とする請求項１又は２に記載の乾燥剤用
包装材。 - 【請求項４】 前記透湿性基材層がナイロン、ビニロ
ン、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコー
ル共重合体、アセテート、セロファンであるフィルムか
らなることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載
の乾燥剤用包装材。 - 【請求項５】 前記透湿性基材層が坪量が３０〜４２ｇ
／ｍ2 の洋紙、和紙、耐油紙、耐水紙、合成繊維混抄紙
である紙層からなることを特徴とする請求項１〜３のい
ずれかに記載の乾燥剤用包装材。 - 【請求項６】 前記強化材層が格子網状材、洋紙、和
紙、合成繊維混抄紙、不織布からなることを特徴とする
請求項１〜５のいずれかに記載の乾燥剤用包装材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001019866A JP2002225953A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 乾燥剤用包装材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001019866A JP2002225953A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 乾燥剤用包装材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002225953A true JP2002225953A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=18885667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001019866A Withdrawn JP2002225953A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 乾燥剤用包装材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002225953A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004345141A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Idemitsu Unitech Co Ltd | 包装材料、当該包装材料からなる包装袋、及び当該包装材料の製造方法 |
| JP2010228284A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Dainippon Printing Co Ltd | 積層フィルム、及びそれを用いた包装袋 |
| JP2012025411A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 透湿性包装用材料、透湿性包装用袋、及び透湿性包装体 |
| JP2015000987A (ja) * | 2013-06-13 | 2015-01-05 | ダイヤプラスフィルム株式会社 | 防錆フィルム |
| JP2016135568A (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 聡 奥山 | 汚れがつきにくいシート |
| CN115818019A (zh) * | 2022-11-14 | 2023-03-21 | 江苏瑞江包装技术有限公司 | 一种纤维片干燥剂包装纸及其生产工艺 |
-
2001
- 2001-01-29 JP JP2001019866A patent/JP2002225953A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004345141A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Idemitsu Unitech Co Ltd | 包装材料、当該包装材料からなる包装袋、及び当該包装材料の製造方法 |
| JP4679039B2 (ja) * | 2003-05-20 | 2011-04-27 | 出光ユニテック株式会社 | 包装材料、当該包装材料からなる包装袋、及び当該包装材料の製造方法 |
| JP2010228284A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Dainippon Printing Co Ltd | 積層フィルム、及びそれを用いた包装袋 |
| JP2012025411A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 透湿性包装用材料、透湿性包装用袋、及び透湿性包装体 |
| JP2015000987A (ja) * | 2013-06-13 | 2015-01-05 | ダイヤプラスフィルム株式会社 | 防錆フィルム |
| JP2016135568A (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 聡 奥山 | 汚れがつきにくいシート |
| CN115818019A (zh) * | 2022-11-14 | 2023-03-21 | 江苏瑞江包装技术有限公司 | 一种纤维片干燥剂包装纸及其生产工艺 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080401 |