JP2002225854A - 紙製名刺箱 - Google Patents

紙製名刺箱

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JP2002225854A
JP2002225854A JP2001017431A JP2001017431A JP2002225854A JP 2002225854 A JP2002225854 A JP 2002225854A JP 2001017431 A JP2001017431 A JP 2001017431A JP 2001017431 A JP2001017431 A JP 2001017431A JP 2002225854 A JP2002225854 A JP 2002225854A
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Masasuke Tanaka
正佑 田中
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HEART CO Ltd
HEART KK
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HEART CO Ltd
HEART KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーが名刺を入手するまでの汚染を防
ぎ、入手後は外部から蓋体を外さずに内部の名刺が確認
でき、また廃棄処分が容易である紙製名刺箱を提供す
る。 【解決手段】 名刺7を収納する箱本体2と前記箱本体
2を覆う蓋体3からなる紙製名刺箱1において、前記蓋
体3の上面部4に開口部5を形成することができるミシ
ン目を有する切り取り線6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙製名刺箱に関
し、流通段階などにおける名刺の汚染を防ぎ、ユーザー
は名刺の印刷内容や残量などの内容物が開口部を通して
容易に確認でき、不要となった名刺箱の廃棄処分が容易
である紙製名刺箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、名刺は名刺箱に収納され使用され
ている。この名刺箱は透明または半透明のプラスチック
製の箱本体と蓋体からなる箱が使用され、外部から名刺
の印刷内容や残量を確認することができるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】名刺箱は名刺を使い終
わった後は廃棄されるが、従来のプラスチック製の名刺
箱では焼却すると一酸化炭素などの有害ガスや悪臭を発
生するものが多く、不燃物としてそのまま廃棄され環境
破壊の一因となっている。
【0004】また、プラスチック製の名刺箱は製造コス
トが高いという問題もある。
【0005】そこで、プラスチック製の名刺箱に代わ
り、焼却などの処分が容易であり、しかもコストの安い
紙製の名刺箱が使用されるようになったが、紙製の名刺
箱では蓋を閉じた状態では、外部から名刺の印刷内容や
残量を確認することができないという不具合がある。
【0006】そこで、名刺箱の蓋体上面部に外部から名
刺の印刷内容や残量が確認できる開口窓を設けた紙製名
刺箱があるが、印刷や納品などの流通段階、またユーザ
ーでの使用中にこの開口窓からの塵埃の侵入や汚れの発
生、また光線などによる変色が生じやすいという問題が
ある。
【0007】上記開口窓を内面から透明フィルムなどの
透明な窓材で覆うことが行われているが、窓材を設ける
加工工数や日光などの光線による変色は避けられないと
いう問題がある。
【0008】本発明は、流通段階での名刺の汚染を防
ぎ、ユーザーは外部から蓋体を外さずに内部の名刺を確
認することができ、また開口部を閉じた状態でも使用す
ることができ、さらに使用後の廃棄処分が容易であり、
かつ製造コストが安価な紙製名刺箱を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明の紙製名
刺箱は、名刺を収納する箱本体と前記箱本体を覆う蓋体
からなる紙製名刺箱において、前記蓋体の上面部に開口
部を形成することができるミシン目を有する切り取り線
を設けたことを特徴とするものである。
【0010】また、前記開口部を形成することができる
ミシン目を有する切り取り線が、前記開口部の外周の一
部を残して設けられたことを特徴とする紙製名刺箱であ
る。
【0011】さらに、前記開口部が蓋体上面部に、複数
を設けることができる。
【0012】この紙製名刺箱によれば、名刺を使用する
までは名刺箱が密閉されているので、流通段階における
名刺の汚染や変色を防ぐことができ、ユーザーが名刺を
入手した後は蓋体上面部の開口部をミシン目に沿って切
り取れば、外部から名刺の印刷内容や残量を容易に確認
することができる。また、勿論、開口部を閉じたままで
も使用することができる。
【0013】また、開口部のミシン目を有する部分のみ
を切り開き、この切り開いた部分を開閉が自在な蓋とし
て使用することもできるので、通常は蓋を閉じて塵埃な
どのの侵入を防ぎ、名刺箱内部の確認などの必要時のみ
蓋を開けることができる。
【0014】さらに、複数の開口部ミシン目を設けてお
けば、名刺の氏名欄と住所欄など異なる位置の印刷内容
を確認することができ、また同心状や段階的に複数の開
口部ミシン目を設けておけば、ユーザーは好みの大きさ
の開口部を簡単に選択することができる。
【0015】また、この名刺箱は紙で形成されているの
で、名刺使用後の不要となった名刺箱は可燃物として容
易に廃棄処分することができ、さらにプラスチック製に
比べ材料コストが安価である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を参照して説明する。
【0017】図1は第1の実施形態の紙製名刺箱1の外
観斜視図であり、紙製名刺箱1は名刺を収納する箱本体
2と、箱本体2に上方から覆い被せる蓋体3とで構成さ
れている。
【0018】蓋体3の上面部4には、開口部5を形成す
ることができるミシン目を有する切り取り線6が設けら
れている。
【0019】印刷された名刺がユーザーに納入されるま
での流通段階では、図1に示すように前記開口部5は閉
じた状態で用いられ、紙製名刺箱1内への塵埃の侵入や
名刺の汚れ、変色を防止することができる。
【0020】ユーザーは名刺が納入された後、図2の紙
製名刺箱1の斜視図に示すように、開口部5をミシン目
6に沿って簡単に切り取ることができ、名刺7の印刷内
容や残量を開口部5を通して外部から容易に確認するこ
とができるようになる。
【0021】前記のミシン目は、連続的な破線状や1点
鎖線状、2点鎖線状などを使用することができ、また開
口部5の長辺は印刷内容により名刺箱の横方向あるいは
縦方向、さらに形状も円形、楕円形、多角形などを選択
することができる。
【0022】勿論、ユーザーは開口部5を閉じた状態で
使用することもできる。
【0023】図3は、第2の実施形態の紙製名刺箱10
の蓋体11の上面図であり、蓋体11の上面部12には
開口部13が設けられ、4辺形の開口部13の3辺にミ
シン目14,14,14を有し、1辺15にはミシン目
を有さない構造である。
【0024】この場合、折り線となる1辺15を残して
ミシン目14,14,14部分を切り開き、開口部13
を開口状態にすることができ、図4に示すように開口蓋
部16を自在に開閉することができる。
【0025】従って、通常は開口蓋部16を閉じておけ
ば、紙製名刺箱10に塵埃などの侵入を防止でき、紙製
名刺箱10の内容物を確認する時には開口蓋部16を開
けることで容易に名刺17の印刷内容や残量を確認する
ことができる。
【0026】なお、折り線となる辺15には、折りやす
くするための押圧線などを設けておくと便利である。
【0027】また、上記実施形態の変形例として図5に
示すように、紙製名刺箱20の蓋体21の上面部22の
4辺形をした開口部23の対向する2辺24a,24b
を折り目となる折り線を施し、その隣接する2辺25
a,25bと開口部23の横断線26にミシン目を有
し、このミシン目25a,25bと26に沿って開口部
23を開くことができ、両開き型の蓋部27a,27b
を持った開口部23を形成することもできる。
【0028】この場合、開口蓋部27a,27bが両外
側に傾斜状に開くことができるので、紙製名刺箱20の
内容物は箱の外部4方から容易に確認することができ
る。
【0029】図6,図7の斜視図及び図8の上面図は第
3の実施形態を説明するもので、図6は紙製名刺箱30
の蓋体31の上面部32に2ヶ所の開口部33,34を
設けたものであり、開口部の周上にはそれぞれミシン目
35,36を有すものである。 このミシン目35,3
6は、上記の実施形態と同様に開口部33,34の全周
であっても部分的であってもよく、開口部の全体を開く
ことも、開閉を自在にする蓋を持つ構造とすることもで
きる。
【0030】図7は紙製名刺箱40の蓋体41の上面部
42に同心状に複数の開口部43,44を形成すること
ができるミシン目45,46を有すものであり、また図
8は蓋体51の上面部52に開口部53を形成する開口
部53の外周のミシン目54と、開口部53内を段階的
に横断するように複数のミシン目55,56を有したも
のであり、ユーザーは開口部の開口数や大きさを選択
し、開口部をそれぞれのミシン目に沿って容易に開ける
ことができる。
【0031】上記開口部は名刺箱の蓋体上面部の任意の
位置に、任意の数を蓋体の強度が維持できる範囲で設け
ることができ、ミシン目は型紙作成の際に打ち抜きして
おくのが便利である。
【0032】また、上記の実施形態では箱本体と蓋体が
分離できる紙製名刺箱を基に説明したが、本発明の変形
例として、1枚の型紙を折り曲げて作成された図9に示
すような、本体部61と蓋体部62が連続した一体物の
紙製名刺箱60にも、開口部63の周上にミシン目65
を有する本発明を使用することができる。
【0033】なお、この発明の紙製名刺箱には、箱本体
の底部に残量が少なくなった名刺を押し上げるための孔
部や蓋体の側面下部に蓋を持ちやすくするための切り込
みを設けてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の紙製名刺箱
では、ユーザーが名刺を入手するまでの汚染や変色を防
止でき、ユーザーは蓋体上面の開口部をミシン目に沿っ
て容易に開口することができるので、蓋体を外さなくて
も外部から名刺の印刷内容や残量を容易に確認すること
ができ、また開口部は複数を設けることができ、またそ
の大きさや位置を選択することもできる。勿論、開口部
を開口しない状態でも使用することができる。
【0035】また、名刺使用後の不要となった名刺箱は
容易に廃棄処分することができ、従来のプラスチック製
名刺箱に比べ製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の紙製名刺箱の斜視
図である。
【図2】 同上の使用例を示す斜視図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態の蓋体の上面図であ
る。
【図4】 同上の使用例を示す斜視図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態の変形例の斜視図で
ある。
【図6】 本発明の第3の実施形態の斜視図である。
【図7】 本発明の第3の実施形態の変形例の斜視図で
ある。
【図8】 本発明の第3の実施形態の別の変形例の蓋体
上面図である。
【図9】 本発明の変形例の紙製名刺箱の外観斜視図で
ある。
【符号の説明】
1,10,20,30,40,50,60……紙製名刺
箱 2,61……箱本体 3,11,21,31,41,51,62……蓋体 4,12,22,32,42,52……蓋体上面部 5,13,23,33,34,43,44,53,63
……開口部 6,14,25a,25b,26,35,36,45,
46,54,55,56,65 ……ミシン目 7,17……名刺 15,24a,24b……折り線 16,27a,27b,47……開口蓋部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 名刺を収納する箱本体と前記箱本体を覆
    う蓋体からなる紙製名刺箱において、前記蓋体の上面部
    に開口部を形成することができるミシン目を有する切り
    取り線を設けたことを特徴とする紙製名刺箱。
  2. 【請求項2】 前記開口部を形成することができるミシ
    ン目を有する切り取り線が、前記開口部の外周の一部を
    残して設けられたことを特徴とする請求項1に記載の紙
    製名刺箱。
  3. 【請求項3】 前記開口部が蓋体上面部に複数を設けら
    れたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の紙
    製名刺箱。
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