JP2002225719A - 買物用手押し車 - Google Patents

買物用手押し車

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JP2002225719A
JP2002225719A JP2001022804A JP2001022804A JP2002225719A JP 2002225719 A JP2002225719 A JP 2002225719A JP 2001022804 A JP2001022804 A JP 2001022804A JP 2001022804 A JP2001022804 A JP 2001022804A JP 2002225719 A JP2002225719 A JP 2002225719A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 買物用手押し車において、折り畳み時のコン
パクト化を図る。 【解決手段】 座席40と買物バッグ30付きの4輪式
買物用手押し車において、ハンドル杆2を枢支ピン3c
を中心に手前に回動して折り畳んだ際、前輪8、後輪1
2が内側にかつ横向きに収納される構成とすることによ
り、買物用手押し車の高さ、横幅を縮小することができ
て買物用手押し車全体をコンパクト化でき、かつ車輪
8,12が買物用手押し車のバッグ30の横幅からはみ
出さないので、持った際に車輪で服などが汚される虞は
なく、電車などの車内への持ち込みに支障を来さず、運
搬が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属す技術分野】本発明は、買物用手押し車に関
するものであり、更に詳しくは、ショッピング・バッグ
のサイズにまで小さく折り畳み得るようにした買物用手
押し車に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の若年老人は、シルバーカーより寧
ろスマートな買物用手押し車を好み、これに人気が集ま
つている。小型の買物用手押し車としては、2輪乃至3
輪のものも出回っているが、安定性の点では4輪の買物
用手押し車の方が勝っている。
【0003】しかし、従来の4輪の買物用手押し車は、
折りたたんだ際に小さくならないことが、最大の欠点と
なっていた。勿論従来のものでも、前輪と後輪を近付け
たり、前輪及び後輪同士を狭めたりして折りたたむこと
が出来るようにしたものも出回つている。しかし、これ
ら従来のものは、折り畳んだ時の高さを、バッグのサイ
ズまで小さくすることは出来ない。この点、実開平4−
38879号公報に開示された買物用手押し車は、キャ
リーライトの大きさに折り畳めるが、車軸間隔が狭く、
引くことだけで押すことができず、折り畳んだ際も、前
に転倒するという欠点を有している。一方、特開昭64
−36565号公報に開示された手押し車は、押すこと
ができるものであるが、多量の荷物を入れたまま折り畳
むことができるものではない。
【0004】折り畳んだ際、高さを低くするために、車
輪をバッグの位置まで上昇するようにした先行技術とし
ては、特開平3−16875号公報と特開平4−252
770号公報とに開示されたものがある。ところが、特
開平3ー16875号公報に開示されたものは、2輪で
伸長させたベースを折り畳む際の、ラゲッジキャリヤに
関するものである。そのため、本発明のようなバッグ付
き買物用手押し車に適用しうるものではない。また特開
平4−252770号公報には、乳母車とそこに用いら
れる折りたたみ機構があるが、前輪及び後輪同士を狭め
て折りたたむ機構であるため、本発明の買物用手押し車
に適用しうるものではない。
【0005】即ち、買物用手押し車は、バッグを着脱出
来る構成となっているが、実際には取り外しを面倒がる
人が多い。従って、買物をして満杯状態になり多量の荷
物を入れたバッグを付けたまま、手押し車を電車などの
車内等に持ち込む際に、手押し車本体をバッグと同じサ
イズにまで小さく折り畳むことができ、しかも押しても
前に転倒することがないものを要求されているにも拘わ
らず、このような目的に叶ったバッグ付き買物用手押し
車は、従来提案されていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の事情に鑑み、本
発明は、バッグに多量の荷物を入れたまま、バッグとほ
ぼ同じサイズにまで小さく折り畳むことができろととも
にその状態での車輪による走行を可能にし、また使用時
における車輪間の間隔を広くして安定した手押を可能に
したバッグ付き買物用手押し車の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、全体形状をU
字型に形成された前脚杆と、該前脚杆に枢支ピン3cに
より回転可能に取り付けられるU字型のハンドル杆と、
前記前脚杆の両側に取り付けられた支持部材とを備え、
前記支持部材に、後脚杆が枢着されるとともに該後脚杆
の下端部に後輪支持部が軸方向に摺動かつ回動可能に取
り付けられ、該後輪支持部に後輪が取り付けられ、前記
前脚杆の下端部に前輪支持部が軸方向に摺動かつ回動可
能に取り付けられ、該前輪支持部に前輪が取り付けら
れ、前記ハンドル杆の下端部に、中間ロッドが軸により
回動可能に取り付けられ、該中間ロッドの下端部に長孔
が形成され、該長孔に後ロッドに設けたピンが上下方向
に移動可能に係合され、前記後ロッドにローラが取り付
けられ、該ローラが前記後輪支持部に形成され上端から
下端に到る間に90°旋回する形状の後輪旋回用溝に嵌
入され、前記後ロッドの前端部に前ロッドがピンにより
枢着され、該前ロッドにローラが取り付けられ、該ロー
ラが前記前輪支持部に形成され上端から下端に到る間に
90°旋回する形状の前輪旋回用溝に嵌入され、前記ハ
ンドル杆の下端部に、一組の作動ロッドが軸に枢支さ
れ、該作動ロッドが前記前輪支持部材及び前記後輪支持
部材に回動可能に取り付けられていることを特徴とする
買物用手押し車に構成して課題解決の手段としている。
【0008】
【発明の実施の態様】以下、本発明の買物用手押し車の
一実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本
発明の一実施形態に係る買物用手押し車の使用状態を示
す斜視図、図2は同座席を折り畳んだ使用状態を示す斜
視図、図3は同ハンドル部の拡大図、図4は同前輪部の
拡大斜視図、図5は同主要部の側面図、図6は同前輪支
持部材の斜視図、図7は同ブレーキ杆1のロックレバー
2Bの斜視図、図8は同折り畳んだ状態を示す斜視図、
図9、図10はハンドル杆のロックレバーの作動を示す
側面図、図11は同折り畳み手順を示す斜視図である。
【0009】図1に示すように、この実施形態の買物用
手押し車は、その上部にハンドル杆2を設けている。ハ
ンドル杆2は、水平状のハンドルベース部分2aと、そ
の両端部から滑らかに下方へ垂直状に折れ曲がった部分
2bとで、全体形状をU字型に形成されている。把手と
なる水平状のハンドルベース部分2aおよび垂直状に折
れ曲がった部分2bの一部(ハンドル杆の主体部)は、
硬めの合成樹脂で形成されており、垂直状に折れ曲がっ
た部分2bの端部2cは金属パイプで形成されており、
主体部は端部2cに対して上下方向に移動可能となって
いる。硬めの合成樹脂で垂直状に折れ曲がった部分2b
に、図3に示すように3個の穴2dが設けられており、
一方金属パイプ製の端部2cに、穴2dに勘合可能なボ
タンが、ばね(図示せず)で外方に付勢された状態で設
けられていて、ボタンを押しながら主体部を上下に移動
して好みの高さの穴2dにボタンを嵌合させることによ
りハンドル杆2を好みの高さ位置に設定できるようにな
っている。
【0010】ハンドル杆2の垂直状部分2cの両下端部
には、水平状部分3aとその両端部から滑らかに下方へ
垂直状に折れ曲がった部分3bとで全体形状をU字型に
形成された前脚杆3が、その垂直状部分の上端部寄りを
枢支ピン3cにより回転可能に取り付けられている。ま
た、水平状部分3aの中央部に弾性体製のグリップ3d
が取り付けられている。前脚杆3の垂直状部分3bのほ
ぼ中央部には、合成樹脂製の支持部材4が取り付けられ
ている。この支持部材4の前部に、平面視U字状の座席
支持枠体5がピン5aにより回転可能に支持されてい
る。座席支持枠体5の前端部両側に、U字型支持体6が
ピン6cにより下方へ回動可能に取り付けられている。
U字型支持体6の下側水平部6aは、図1に示す座席使
用時に床面等に接地して座席上の荷重を支持するように
作用する。符号6bは下側水平部6aに取り付けられた
滑り止め部材を示している。座席支持枠体5の上に、座
席40が取り付けられている(図5参照)。
【0011】前脚杆3の両側の垂直状部分3bの各下端
部に、前輪支持部材7がそれぞれ軸方向に摺動かつ回動
可能に取り付けられており、各前輪支持部材7に、2個
一組の前輪8の支持腕8aが取り付けられている。更
に、各支持部材4の後部に、左右一対の後脚杆10がそ
の上部をそれぞれ枢支ピン10cにより回転可能に取り
付けられている。各後脚杆10の下端部に、後輪支持部
材11がそれぞれ軸方向に摺動かつ回動可能に取り付け
られており、各後輪支持部材11に、後輪12の支持腕
12aが取り付けられている。前輪8および後輪12は
前輪支持部材7および後輪支持部材11にそれぞれ支持
腕8aおよび支持腕12aを介して取り付けられたキャ
スタ構造となっていて、45°の直進復帰が可能であ
る。
【0012】ハンドル杆2のU字型部分の内側に沿っ
て、ほぼ同形のブレーキ杆1が設けられている。このブ
レーキ杆1は、その両垂直部分1bを、ハンドル杆2の
両垂直状部分2aに突設されたブラケット2Aにピン1
cにより回動可能に取り付けられている。またハンドル
杆2の水平部2aに、ブレーキ杆1の水平部1aに係合
してブレーキ状態にあるブレーキ杆1をその状態に維持
するためのロックレバ−2B(図7参照)が回動可能に
設けられている。
【0013】ブレーキ杆1の両垂直部分1bに、各前輪
8および後輪12に設けられているブレーキ装置21
(図4参照)を作動させるためのボーデンワイヤ1Aの
上端部が取り付けられている。したがって、ブレーキ杆
1をハンドル杆2に近ずける方向に回動させると、各車
輪8,12にブレーキがかかる。そしてその状態でロッ
クレバー2Bを回動してブレーキ杆1をロックすると、
ブレーキ状態の維持、即ち、パ−キングブレーキ機能が
奏されることになる。
【0014】ハンドル杆2の下端部に、中間ロッド13
の上端部が、軸2eにより回動可能に取り付けられてい
る。この中間ロッド13の下端部に長孔13aが形成さ
れ、この長孔13aに、後ロッド14の前端に設けたピ
ン14aが上下方向に移動可能に係合している。後ロッ
ド14の後端部にローラ22が取り付けられ、このロー
ラ22は後輪支持部11の内面に形成された後輪旋回用
の溝11aに嵌入されている。左右のローラ22は後輪
支持ロッド17で連結されていて左右のローラ22を同
時に移動できる構成となっている。またこの後輪支持ロ
ッド17には、バッグ30の一部が巻きかけられる(こ
の点については後述する)。溝11aは、その上端から
下端に到る間に90°旋回する形状に形成されている。
したがって、後ロッド14を溝11aの上端部から下端
部に移動させると、後輪支持部11は、後輪12と一体
に後脚杆10に対して90°回動することになる。
【0015】後ロッド14の前端部に前ロッド15の後
端部がピン15aにより枢着されており、この前ロッド
15の前端部にローラ27(前述のローラ22と同様の
もの)が取り付けられ、このローラ27は前輪支持部7
の内面に形成された前輪旋回用の溝7aに嵌入されてい
る。左右のローラは前輪支持ロッド16で連結されてい
て左右のローラを同時に移動できる構成となっている。
【0016】更に、前ロッド15の前端部に支持ロッド
18の後端部がローラ27と同軸上に枢着されており、
この支持ロッド18の前端部は支持体6に枢着されてい
る。また、ハンドル杆2の下端部に、一組の作動ロッド
28、29が軸2eにそれらの上端部を枢支されてい
る。作動ロッド28の下端部は、図6に示すように、下
端部に形成された大径部28aが前輪支持部材7に埋め
込まれて(前輪支持部材7)に回動可能に取り付けられ
る構成になっている。また作動ロッド29の下端部も、
同様の構成により、後輪支持部材11に回動可能に取り
付けられている。
【0017】上記の、中間ロッド13、後ロッド14、
前ロッド15および支持ロッド18ならびに一組の作動
ロッド28、29で構成されるリンク機構は、ショッピ
ングカ−の左右に一対設けられていることはいうまでも
なく、また左右のリンク機構が同時に上下方向に移動可
能に形成されている点も明らかであろう。
【0018】そして、このリンク機構はつぎのように作
動する。即ち、ハンドル杆2を、図1に示した使用状態
(この時、ハンドル杆2は直立状態にある)から図8に
示す折り畳んだ状態にすべく、ハンドル杆2を図1の状
態から反時計方向(図5に矢Xで示す)に回動すると、
中間ロッド13が引き上げられ、これに連動して後ロッ
ド14はその内端部側が引き上げられて後輪支持部材1
1はピン10cを中心に時計方向に回動する。これと同
時に作動ロッド29も上方に引き上げられるので、後輪
支持部材11は作動ロッド29のこの動きにより上方に
移動する。
【0019】後輪支持部材11がこのような移動(後ロ
ッド14による時計方向回動と作動ロッド29による上
方移動)を行うと、ローラ22と溝11aとの位置関係
も相対的変化する。その相対的変化は、実質上は、ロー
ラ22が溝11aに沿って相対的に下向きに移動する態
様となり、これにより後輪12は最終的には90°回動
する。同時に、作動ロッド28も上方に引き上げられ
て、同様に作用してローラ27が溝7aに沿って下向き
に移動し、これにより前輪8が最終的には90°回動す
る。
【0020】ハンドル杆2を、図1に示した使用状態、
即ち、ハンドル杆2を直立状態に維持するために、後脚
杆3の上端部にロックレバー23が取り付けられるとと
もに、ハンドル杆2にロックレバー23に係合可能なロ
ックピン24が設けられている。ロックレバー23およ
びロックピン24は買物用手押し車の両側に設けられて
おり、両側のロックレバー23は連動して回動するよう
にロック軸25で連結されている。
【0021】バッグ30は、布製の収納部31とふた布
32とで構成されている。収納部31はその上端部をロ
ック軸25に着脱可能に支持されるとともに、下端部を
後輪支持ロッド17に着脱可能に支持されて取り付けら
れる。ふた布32は、その基端部を収納部31の上縁背
面部に着脱可能に取り付けられ後脚杆3の水平部3aと
収納部31の上縁との間の間隙を経て収納部31の上側
開口部を覆いながら前下方向に垂れ下げられる(図2参
照)。座席使用状態では、ふた布32の垂れ下がり部3
2aは、図1に示すように、座席40の上面を覆うよう
になる。
【0022】次に、この実施形態の買物用手押し車の折
り畳み手順について説明する。図1に示す使用状態か
ら、まず座席40の前面を上後方に回動して、座席40
がバッグ30の収納部前面に当接位置に折り畳む。同時
に支持体6も支持枠体5に沿うように折り畳む。
【0023】つぎに、ロックレバー23を回動してハン
ドル杆2のロックを解除する。ハンドル杆2のロックを
解除してから、ハドル杆2を前方(図1において反時計
方向)に、ハンドル杆2が図8に示す最下位置に達する
まで回動する。図11はハンドル杆2の操作方法を示し
ており、図11の矢Bはハンドル杆2の回動方向を示し
ている。このとき、片方の手で前脚杆3のグリップ3d
を持って上記操作を行うことが望ましい。この操作によ
り、前述の通り、前脚杆3および後脚杆10がそれぞれ
各車輪支持部7及び11に入り込み、それらの実質長さ
が減少するとともに、前輪8および後輪11がそれぞれ
90°回動して、図8に示す状態、即ち前後に配設され
ている各車輪が互いに内側に向かい合う状態に回動し、
全車輪が買物用手押し車のバッグ30の横幅からはみ出
さない状態となる。その結果、この折り畳み状態では、
買物用手押し車の高さ、横幅を縮小することができ、つ
まり全体をコンパクト化できて運搬が容易となる。ま
た、車輪が買物用手押し車のバッグ30の横幅からはみ
出さないので、持った際に車輪で服などがされる虞はな
く、電車などの車内への持ち込みに支障を来さない。な
おこの状態では、全車輪を使用して買物用手押し車を横
方向に移動することもできる。
【0024】図8に示すように、この折り畳んだ状態で
は、前脚杆3のグリップ3dが最上部に位置し、前輪8
及び後輪11は買物用手押し車を横方向に移動するのに
適した方向を向いているので、グリップ3dを持って買
物用手押し車を横方向に移動することができる。また、
グリップ3dを握って買物用手押し車を持ち歩くことも
可能である。このとき、バッグ30の内部に物品が収納
されていても何ら支障はない。この折り畳み状態では、
ハンドル杆2が枢支ピン3cを中心に下方にほぼ180
°回動されるとともに、前脚杆3および後脚杆10の実
質長さが減少するため、買物用手押し車はその高さが極
めて低くなり、運搬に便利な形状、寸法となる。
【0025】図8に示した折り畳み状態から使用状態に
ひらくには、ハンドル杆2を図8の矢印A方向に回動す
る。このとき、片方の手で前脚杆3のグリップ3dを持
って上記操作を行うことが望ましい。ハンドル杆2を直
立状態まで回動し(図2の状態)た後、ロックレバー2
3を回動してハンドル杆2のロックする。
【0026】買物用手押し車に取付けられるバッグ30
には、ゆとりのある舌片(図示せず)を張り出し、上端
部をショッピングカーのロック軸25に、また下端部を
後輪支持ロッド17にそれぞれ着脱可能に取り付けられ
る。このバッグ30は、折り畳んだ際、型崩れしないよ
うに底面等に硬質部材を当てがっておく方が好ましい。
なおバッグ30は、前面上部に着脱可能な開閉自在のふ
た布31を冠着しているので、ショッピングカーに取付
けたままで買物をすることが出来る。
【0027】
【発明の効果】本発明の買物用手押し車は、ハンドル杆
をほぼ180°回動するという簡単な操作で、持ち運び
に便利なコンパクトなサイズに折り畳むことができ、ま
た折り畳まらている買物用手押し車はハンドル杆をほぼ
180°回動するだけで使用状態に戻すことが可能なた
め、実用性において優れたものである。
【0028】本発明の買物用手押し車は、折り畳んだ
際、前脚杆および後脚杆10がそれぞれ各車輪支持部に
入り込み、それらの実質長さが減少するとともに、前輪
および後輪11がそれぞれ90°回動して、図8に示す
状態、即ち、前後に配設されている各車輪が互いに内側
に向かい合う状態に回動し、全車輪が買物用手押し車の
バッグ30の横幅からはみ出さない状態となる。その結
果、この折り畳み状態では、買物用手押し車の高さ、横
幅を縮小することができて、買物用手押し車全体をコン
パクト化できて運搬が容易となる。また、車輪が買物用
手押し車のバッグ30の横幅からはみ出さないので、持
った際に車輪で服などが汚されるおそれはなく、電車な
どの車内への持ち込みに支障を来さず運搬が容易とな
る。なおこの状態では、全車輪を使用して買物用手押し
車を横方向に移動することもできる。
【0029】本発明のバッグ付き買物用手押し車は、折
り畳んだ状態では、前脚杆のグリップが最上部に位置
し、前輪および後輪は買物用手押し車を横方向に移動す
るのに適した方向を向いているので、グリップ3dを持
って買物用手押し車を横方向に移動することができる。
また、グリップ3dを握って買物用手押し車を持ち歩く
ことも可能である。買物をして大量に膨れ上ったバッグ
を、買物用手押し車から取り外すことなく、折り畳むこ
とが出来る。
【0030】本発明の買物用手押し車は、買物をして大
量に膨れ上ったバッグを、買物用手押し車から取り外す
ことなく、折り畳むことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る買物用手押し車の使
用状態を示す斜視図である。
【図2】同座席を折り畳んだ使用状態を示す斜視図であ
る。
【図3】同ハンドル部の拡大図である。
【図4】同前輪部の拡大斜視図である。
【図5】同主要部の側面図である。
【図6】同前輪支持部材の斜視図である。
【図7】同ブレーキ杆1のロックレバー2Bの斜視図で
ある。
【図8】同折り畳んだ状態を示す斜視図である。
【図9】ハンドル杆のロックレバーの作動を示す側面図
である。
【図10】ハンドル杆のロックレバーの作動を示す側面
図である。
【図11】同折り畳み手順を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ブレーキ杆 1A (ブレーキ装置作動用の)ボーデンワイヤ 2 ハンドル杆 2A (ブレーキ杆支持用の)ブラケット 2B (パーキングブレーキ用の)ロックレバー 2a 水平状のハンドルベース部分 3 U字型前脚杆 3c 枢支ピン 3d グリップ 4 支持部材 5 座席支持枠体 6 支持体 7 前輪支持部 7a 90°旋回溝 8 前輪 8a 前輪腕 10 後脚杆 11 後輪支持部 11a 90°旋回溝 12 後輪 13 中間ロッド 14 後ロッド 15 前ロッド 16 前輪支持ロッド 17 後輪支持ロッド 18 支持ロッド 19 後脚支持ロッド 21 ブレーキ装置 22,27 ローラ 23 ロックレバー 24 ロックぴん 25 ロック軸 28,29 作動ロッド 30 バッグ 31 バッグの収納部 32 バッグのふた布 40 座席

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体形状をU字型に形成された前脚杆
    と、該前脚杆に枢支ピン3cにより回転可能に取り付け
    られるU字型のハンドル杆と、前記前脚杆の両側に取り
    付けられた支持部材とを備え、 前記支持部材に、後脚杆が枢着されるとともに該後脚杆
    の下端部に後輪支持部が軸方向に摺動かつ回動可能に取
    り付けられ、該後輪支持部に後輪が取り付けられ、 前記前脚杆の下端部に前輪支持部が軸方向に摺動かつ回
    動可能に取り付けられ、該前輪支持部に前輪が取り付け
    られ、 前記ハンドル杆の下端部に、中間ロッドが軸により回動
    可能に取り付けられ、該中間ロッドの下端部に長孔が形
    成され、該長孔に後ロッドに設けたピンが上下方向に移
    動可能に係合され、前記後ロッドにローラが取り付けら
    れ、該ローラが前記後輪支持部に形成され上端から下端
    に到る間に90°旋回する形状の後輪旋回用溝に嵌入さ
    れ、 前記後ロッドの前端部に前ロッドがピンにより枢着さ
    れ、該前ロッドにローラが取り付けられ、該ローラが前
    記前輪支持部に形成され上端から下端に到る間に90°
    旋回する形状の前輪旋回用溝に嵌入され、 前記ハンドル杆の下端部に、一組の作動ロッドが軸に枢
    支され、該作動ロッドが前記前輪支持部材及び前記後輪
    支持部材に回動可能に取り付けられていることを特徴と
    する買物用手押し車。
  2. 【請求項2】 前記ハンドル杆を枢支ピンを中心に回動
    した折り畳み時に、前記ローラと旋回用溝との相対的位
    置変動により、前記前輪及び後輪が、内側に向かって9
    0°回動するように構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の買物用手押し車。
  3. 【請求項3】 前記支持部材の前部に平面視U字状の座
    席支持枠体がピンにより回転可能に支持され、該座席支
    持枠体にU字型支持体がピンにより下方へ回動可能に取
    り付けられ、前記座席支持枠体の上に座席が取り付けら
    れるとともに前記前ロッドに支持ロッドが前記ローラと
    同軸上に枢着され、前記支持ロッドの前端部が前記支持
    体に枢着されていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の買物用手押し車。
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