JP2002224977A - ロボット制御装置、ロボットの制御方法及びロボット - Google Patents

ロボット制御装置、ロボットの制御方法及びロボット

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JP2002224977A
JP2002224977A JP2001022509A JP2001022509A JP2002224977A JP 2002224977 A JP2002224977 A JP 2002224977A JP 2001022509 A JP2001022509 A JP 2001022509A JP 2001022509 A JP2001022509 A JP 2001022509A JP 2002224977 A JP2002224977 A JP 2002224977A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロボットの動作部滑らかに動作させつつ、各
動作部の動作タイミングを制御可能なロボットを提供す
る。 【解決手段】 ロボットの動作を制御する制御装置にお
いて、ロボットの動作部に動作開始位置から一つ以上の
中間目標位置を経由して最終目標位置に動作させる動作
指令を与え、この連続した移動動作指令を与える際に各
中間目標位置付近での動作の補間を行うか否かを指定
し、動作の補間を行う場合には各中間目標位置毎に動作
の補間を開始する時刻を指定し、動作指令に基づき目標
速度パタンを生成する際に、経路の補間をしない場合と
経路の補間をする場合の両者で最終目標位置に到達する
ときの時刻と位置とが同一になる各動作部の動作軸の駆
動を制御するための目標速度パタンを算出し、目標速度
パタンに基づき、ロボットに各動作部の動作制御を行わ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動可能な構造を
有するロボットの制御方法、制御装置、およびロボット
に関し、特に、動作開始位置から一つ以上の中間目標位
置を経由して最終目標位置に移動させる際の動作軸の駆
動を制御するロボットの制御方法、制御装置、およびロ
ボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数軸の動作部を有するロボット
の動作部を滑らかに動かす技術、すなわち、ロボットの
動作部において異なる目標位置への動作を時間的に継続
して実行することで動作部やロボットなどを移動させる
場合に、当該動作部を滑らかに動作させる制御方式とし
て、全ての動作軸について各々の軸の目標位置毎の動作
開始時刻と動作終了時刻を同期させる第1の従来技術が
知られている。
【0003】また、第2の従来技術として、動作開始位
置から一つ以上の中間目標位置を経由して最終目標位置
に移動させる際に中間位置付近において直線補間や円弧
補間を行うことにより滑らかさを実現する技術が提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来技術では、次のようなことが指摘されてい
る。
【0005】上記第1の従来技術は、ロボット全ての動
作軸について、各動作軸の動作開始時刻と動作終了時刻
を同期させて協調動作させることにより滑らかさを実現
する技術である。しかし、この技術では、動作終了位置
と動作時間を制御することは可能であるが、動作開始位
置から一つ以上の中間目標位置を経由して最終目標位置
に移動させる際に中間目標位置付近で動作の補間をしな
いため、中間目標位置付近での滑らかさを実現すること
が極めて難しい。そのため、この技術を採用するロボッ
トは、ぎくしゃくした動きになることが多い。
【0006】上記第2の従来技術は、動作開始位置から
一つ以上の中間目標位置を経由して最終目標位置に移動
させる際に、中間位置付近において直線補間や円弧補間
を行うことにより滑らかさを実現する技術である。しか
し、動作時間あるいは動作終了位置を制御することが出
来ない。
【0007】これに対し、頭部、足部、腕部、車輪など
の動作部(以後、動作部と呼ぶ)とLED、液晶ディス
プレイなどの表示部、スピーカーによる音出力部などを
備えるロボット、特に家庭用ロボットやペットロボット
といったユーザーが愛着を持つことを目的とするロボッ
トにおいては、ロボットの動作部を滑らかに動作させる
ことを実現しつつ、ロボットの発する音やLED表示と
タイミングを合わせて制御することが求められている。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、ロボットの動作部を動作開始位置から一つ以上
の中間目標位置を経由して最終目標位置に移動させる際
に中間目標位置付近で動作の補間を行うことで滑らかに
動作させつつ、動作部の駆動、音声出力部の音声出力、
LED表示部の発光のそれぞれの動作タイミングを制御
することのできるロボットの制御方法およびその装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載のロボットの制御装置の発明は、ロ
ボットの各動作部に動作開始位置から一つ以上の中間目
標位置を経由して最終目標位置に動作させる動作指令
を、動作開始時刻からの各中間目標位置および最終目標
位置に到達すべき時間を指定して与える手段と、この連
続した移動動作指令を与える際に各中間目標位置付近で
の動作の経路の補間を行うか否かを指定する手段と、動
作の補間を行う場合に、各中間目標位置毎に動作の経路
の補間を開始する時刻を指定する動作指令手段と、動作
部の駆動を制御するための目標速度パタンを生成する際
に、動作の経路の補間をしない場合と経路の補間をする
場合のそれぞれで、最終目標位置に到達する時刻が同一
になる目標速度パタンの算出手段と、目標速度パタンに
基づいて各動作部の制御手段と、を備えることを特徴と
する。
【0010】請求項2記載のロボットの発明は、請求項
1のロボットの制御装置を有し、ロボットは、算出手段
と制御手段とを具備するモーター駆動手段と、LED表
示手段と、音声出力手段と、モーター駆動手段とLED
表示手段と音声出力手段とに同時に動作指示を与えるこ
とが可能な動作指示手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0011】請求項3記載のロボットの制御方法の発明
は、ロボットの各動作部に動作開始位置から一つ以上の
中間目標位置を経由して最終目標位置に動作させる動作
指令を、動作開始時刻からの各中間目標位置および最終
目標位置に到達すべき時間を指定して与えるステップ
と、この連続した移動動作指令を与える際に、各中間目
標位置付近での動作の経路の補間を行うか否かを指定す
るステップと、動作の経路の補間を行う場合に、各中間
目標位置毎に動作の経路の補間を開始する時刻を指定す
るステップと、動作部の駆動を制御するための目標速度
パタンを生成する際に、経路の補間をしない場合と経路
の補間をする場合の両者において、最終目標位置に到達
する時刻が同一になる目標速度パタンを算出するステッ
プと、目標速度パタンに基づいて各動作部を制御するス
テップと、を有することを特徴とする。
【0012】請求項4記載のロボットの制御装置の発明
は、ロボットの各動作部に対して、経路補間計算を行う
指定で動作指令をする場合に、最終目標位置とその到達
時刻を指定して動作指令を与えることを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項4のロボッ
トの制御装置において、予め最初に動作補間なしの動作
を設計し、動作を動作補間をするように変更し、動作経
路補間の開始時刻を変化させて各動作部に動作指令を与
えることを特徴とする。
【0014】請求項6記載のロボットの制御方法の発明
は、ロボットの動作を制御する制御装置において、ロボ
ットの動作部に動作開始位置から一つ以上の中間目標位
置を経由して最終目標位置に動作させる動作指令を与
え、この連続した移動動作指令を与える際に各中間目標
位置付近での動作の補間を行うか否かを指定し、動作の
補間を行う場合には各中間目標位置毎に動作の補間を開
始する時刻を指定し、動作指令に基づき目標速度パタン
を生成する際に、経路の補間をしない場合と経路の補間
をする場合の両者で最終目標位置に到達するときの時刻
と位置とが同一になる各動作部の動作軸の駆動を制御す
るための目標速度パタンを算出し、目標速度パタンに基
づき、ロボットに各動作部の動作制御を行わせることを
特徴とする。
【0015】請求項7記載のロボットの制御装置の発明
は、ロボットの動作を制御する制御装置において、ロボ
ットの動作部に動作開始位置から一つ以上の中間目標位
置を経由して最終目標位置に動作させる動作指令を与
え、この連続した移動動作指令を与える際に各中間目標
位置付近での動作の補間を行うか否かを指定し、動作の
補間を行う場合には各中間目標位置毎に動作の補間を開
始する時刻を指定し、動作指令に基づき目標速度パタン
を生成する際に、経路の補間をしない場合と経路の補間
をする場合の両者で最終目標位置に到達するときの時刻
と位置とが同一になる各動作部の動作軸の駆動を制御す
るための目標速度パタンを算出し、目標速度パタンに基
づき、各動作部の動作制御を行うことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】図1には、本発明の一実施例であるロボッ
トの内部構成ブロック図を示す。このロボットは、動作
指示部10と動作制御部と当該制御部に制御される構成
要素とを有する。動作指示部10は、動作スクリプト読
み込み部10aと動作振り分け処理部10bとを有す
る。動作制御部は、各構成要素を制御するものであり、
例えば、図1に示すように、頭動作制御部11、足動作
制御部12、LED制御部13、および音声出力制御部
14などがある。なお、動作指示部10、頭動作制御部
11、足動作制御部12、LED制御部13、および音
声出力制御部14は、マイクロコンピュータ等で構成可
能で、以下のような機能を有する。
【0018】動作スクリプト読み込み部10aには、各
構成要素への連続または単一の動作指令が記述されたタ
イムチャート(動作スクリプトデータ)を読み込む。こ
の読み込み先としては特に限定されず、例えば、当該動
作スクリプトデータが格納された記憶媒体から読み込ん
でもよく、上記データを動作指示部10の制御下に格納
し、当該データを読み込んでもよい。ここでは、図2に
示すように、頭部(頭部サーボモータ等)への連続ある
いは単一の動作指令と、足部(足部サーボモータ16
等)への連続あるいは単一の動作指令と、LED表示部
への連続あるいは単一の動作指令と、音声出力部(スピ
ーカー等)への連続したあるいは単一の音声ファイルの
再生指令とが記述されたタイムチャートに対応する動作
スクリプトデータを読み込むものとする。
【0019】動作振り分け処理部10bは、動作スクリ
プト読み込み部10aが読み込んだ動作スクリプトデー
タを、各動作制御部が司る制御単位毎に分解し、この分
解したデータを対応する動作制御部に送信する。本実施
例では、動作振り分け処理部10bは、まず、読み込ん
だ動作スクリプトデータを頭部、足部、LED表示部、
音声出力部のそれぞれに対応するデータに分解する。そ
して、頭部に該当する連続あるいは単一の動作指令デー
タを頭動作制御部11へ、足部に該当する連続あるいは
単一のデータを足動作制御部12へ、LED表示に関す
る連続あるいは単一のデータをLED制御部13へ、音
声出力に関する連続あるいは単一のデータを音声出力制
御部14へ振り分けて送信する。なお、各制御部へ送出
するデータは、ひとまとめにして一度に送出してもよ
く、分割して送出してもよい。
【0020】頭動作制御部11、足動作制御部12は、
それぞれ、頭サーボモータ15、足サーボモータ16を
制御する。この構成を、図3を用いて説明する。なお、
以下の説明では、頭動作制御部11および足動作制御部
12をモータ制御部31とし、頭部サーボモータ15お
よび足部サーボモータ16を単にサーボモータ34とす
る。
【0021】図3に示すように、モータ制御部31は、
目標パターン算出部32と、サーボ制御部33とを有す
る。目標速度パタン算出部32は、動作指示部10から
入力された動作指令データ(モータ制御部31用の動作
スクリプトデータ)に従い、サーボモータ34を制御す
る際の基準になる目標データを算出する。サーボ制御部
33は、この目標速度パタンに従ってサーボモータ34
の電流や電圧によるトルク等の制御を実際に行う。
【0022】目標速度パタン算出部32は、例えば、図
4に示すような構成の動作指令データを受け取り、この
データに基づいて目標速度パタン(目標データ)を算出
する。図4に示すように、動作指令は、n個の動作要素
を有する。また、各動作要素は、要素番号iと目標位置
PE[i]とその目標位置PE[i]へ移動するまでの
動作時間T[i]と要素番号iの動作経路について補間
計算を行うかどうかの(補間)指定IP[i]とを有
し、補間計算を行う場合には補間開始時刻TI[i]が
含まれる。
【0023】図5には、補間計算の有無による動作経路
の違いを示す。図5(a)には、動作経路の補間計算を
行わない場合の動作経路例を示す。この場合、動作パタ
ンは、a→b→c→dへ直線的な移動経路で、しかも
b、cでは一旦停止して(方向を変換して)移動するよ
うに生成されている。図5(b)には、動作経路の補間
計算を行う場合の動作経路例を示す。この場合、動作パ
タンは、a→dへ曲線的な移動経路となり、前記したよ
うに移動途中に停止することなく移動可能なように作成
される。このように、目標位置を連続して切り替えなが
ら移動させる場合には、補間計算を行った場合の方が滑
らかな移動を実現できる。
【0024】〈単一動作についての目標速度パタンの算
出〉まず、時間Tで移動量Sの移動を行う場合の目標速
度パタンの算出方法について説明する。なお、説明の簡
単化のために加速度をa、減速度を−aというように加
速度と減速度の絶対値を同一値とし、移動量S>0とし
て説明する。また、初速をv0 、速度の絶対値の最大値
をvmax として説明する。また、以下の説明では、時間
Tの経過後には速度0となるような目標速度パタンを算
出する場合を例にとる。
【0025】(1)(2vmax −v0 )/a>Tのとき この場合、図6(a)に示すように、時間Tでの移動で
は最高速度vmax には到達しない。この場合の到達速度
をv’とし、移動可能量をS’とすると、それぞれ、下
記式1、および2により表すことができる。
【0026】
【数1】
【0027】また、図7に示すように、初速v0 から減
速度aで停止するためには、v0 2/2aの制動距離が必
要となる。この制動距離をS”=v0 2/2aとする。
【0028】(1−1)S<S”のとき 移動量Sでは制動距離が足りないために、初速v0 から
停止することはできない。したがって、目標速度パタン
を算出できない。
【0029】(1−2)S>S’のとき 時間Tでは移動量Sを実現することはできない。したが
って、目標速度パタンを算出できない。
【0030】(1−3)S≦S’のとき 時間Tで移動量Sを実現できる。このときの到達速度を
vとすると、初速v0と到達速度vの大小関係は、初速
0 の正負と移動量Sの大きさによって変わる。以下に
場合分けして説明する。
【0031】(1−3−1)v0 <0のとき この場合には、到達速度vは必ず正の値をとることにな
り、初速から一度は加速することになる。よって、vに
ついて、下記式3が成立する。
【0032】
【数2】
【0033】従って、上記式3から、vは以下のように
表すことができる。
【0034】
【数3】
【0035】この場合、まず加速度aで時間(v−
0 )/aの移動した後、加速度0で時間T−(2v−
0 )/aだけ移動をし、最後に加速度−aで時間v/
aの移動を行うという目標動作速度パタンを求めること
ができる。
【0036】(1−3−2)v0 ≧0のとき この場合における動作パタンの算出を図8を用いて説明
する。初速v0 をできるだけ長く維持した後に減速し、
時間Tでは停止するという動作をするときの移動量
S”’と上記Sとの大小関係によって、初速から加速す
るか、あるいは減速するか、を決定する。このS”’
は、下記式4により求めることができる。
【0037】
【数4】
【0038】なお、S”’は図8において、破線と座標
軸で囲まれた部分の面積に相当する。
【0039】(1−3−2−1)S≧S”’のとき この場合には、動作パタンは図8(a)のようになり、
初速から一度加速することになり、v≧v0 が成立す
る。よって、vについて、下記式6が成立する。
【0040】
【数5】
【0041】従って、vは、下記式(7)によって求め
ることができる。
【0042】
【数6】
【0043】この場合、まず加速度aで時間(v−
0 )/a、移動を行った後、加速度0で時間T−(2
v−v0 )/a分移動をし、最後に加速度−aで時間v
/aの移動を行うという目標動作速度パタンを求めるこ
とができる。
【0044】(1−3−2−2)S≧S”’のとき この場合には、動作パタンは、図8(b)のようにな
り、初速から減速することになり、v<v0 が成立す
る。よって、vについて、下記式8が成立する。
【0045】
【数7】
【0046】よって、vは、下記式9により求めること
ができる。
【0047】
【数8】
【0048】この場合、まず加速度−aで時間(v0
v)/aの移動の後、加速度0で時間T−v0 /aの移
動をし、最後に加速度−aで時間v/aの移動を行うと
いう目標動作速度パタンを求めることができる。
【0049】(2)(2vmax −v0 )/a≦Tのとき この場合、時間Tでの移動で最高速度にvmax に到達す
る。ここで、時間Tでの移動可能量は、下記式10によ
り求めることができる。
【0050】
【数9】
【0051】(2−1)S<S”のとき(1−1)と同
様である。
【0052】(2−2)S>S’のとき、(1−2)と
同様である。
【0053】(2−3)S≦S’のとき、(1−3)と
同様である。
【0054】なお、移動量S<0の場合には、加速度の
値の正負や条件式の正負を考慮して、前記(1)、
(2)と同様に目標動作速度パタンを算出することがで
きる。
【0055】〈動作経路の補間計算を行う場合の目標速
度パタン〉動作経路の補間計算を行う場合の目標パタン
の算出方法について、図9を参照しながら説明する。な
お、動作要素iについて、T=T[i]、S=PE
[i]−PE[i−1](i=0のときは、S=PE
[i])とし、前述した単一動作についての目標速度パ
タンの算出方法に従って動作速度パタンを算出したもの
を仮動作速度パタンVa [i]とする。
【0056】図9(a)には、仮動作速度パタンV
a [i]の算出例を示す。次に、図9(b)に示すよう
に、動作要素iについて、補間指定があり(IP[i]
=TRUE)、補間開始時刻パラメータがTI[i]の
場合には、補間開始時刻TI[i]T[i]での仮動作
速度パタンVa [i]の速度と、補間開始時刻TI
[i]T[i]までの仮動作速度パタンVa [i]にお
ける移動量を算出する。この、この速度と移動量を、そ
れぞれvp [i+1]、Pp [i+1]とする。v
p [i+1]、Pp [i+1]はそれぞれ、次の動作要
素iについての動作速度パタンを算出する際の初速と初
期位置となる。また、補間開始時刻TI[i]T[i]
までの仮動作速度パタンVa [i]を目標速度パタンと
して確定し、Vp [i]とする。
【0057】次に、動作要素(i+1)について、補間
指定が無い場合(IP[i]=FALSE)を、図9
(c)を参照しながら説明する。図9(c)に示すよう
に、T=T[i+1]+(1−TI[i])T[i]、
S=PE[i+1]−Pp [i+1]とし、前述した単
一動作における目標速度パタンの算出方法に従って、動
作速度パタンを算出する。この算出したパタンを目標速
度パタンとして確定し、Vp [i+1]とする。以上の
ようにして、補間指定のある動作要素iと補間指定のな
い動作要素(i+1)についての目標速度パタンを算出
することが可能となる。
【0058】〈目標速度パタン算出アルゴリズム〉上述
した説明を踏まえ、本発明に係る目標速度パタン算出部
32で実行される動作のアルゴリズムについて、図10
のフローチャートを参照しながら以下に詳述する。
【0059】目標速度パタン算出部32は、目標速度パ
タン算出を開始すると、まず初期化処理を行う(ステッ
プS100)。すなわち、動作要素番号iをi=0にリ
セットする処理と、本例では停止状態から動作を開始す
ることとしているので初速度vp [0]をvp [0]=
0にリセットする処理と、初期位置Pp [0]をP
p[0]=現在位置にセットする処理を実行する。初期
位置Pp [0]にセットする現在位置については、図3
に示すサーボ制御部33から現在位置情報を取得でき
る。
【0060】動作指示部10から指示された動作指令の
要素番号iの動作について、時間T=T[i]、移動量
S=PE[i]−Pp [i]、初速v0 =vp [i]と
して前記した単一動作についての目標速度パタンの算出
方法に従って目標速度パタンを算出する(ステップS1
01)。この算出した目標速度パタンを仮速度パタンV
a [i]とする。すなわち、仮速度パタンVa [i]
は、加速度と時間のセットが1つ以上3つ以下で構成さ
れることになる。
【0061】ここで、目標動作速度パタンを、初期位置
p [i]、初速vp [i]の状態から、まず加速度a
[i][0]で時間t[i][0]の移動した後、次に
加速度a[i][1]で時間t[i][1]の移動を行
い、最後に加速度a[i][2]で時間t[i][2]
の移動を行うという3つの加速度と時間のセットから構
成されるパタンを想定する。このパタンのセット数をn
[i]=3とすると、Va [i]は、下記式11のよう
に記述することができる。
【0062】
【数10】
【0063】目標速度パタン算出部32は、仮速度パタ
ン算出が成功したかどうかを調べる(ステップS10
2)。この算出が成功した場合にはステップS103に
進む(ステップS102/YES)。失敗した場合(ス
テップS102/NO)には、目標速度パタン算出失敗
として終了する。
【0064】次いで、要素番号iでの動作について、補
間指定IP[i]を調べて補間指定があり、かつ要素番
号iが動作要素数(n−1)よりも小さい(i<(n−
1))か調べる(ステップS103)。この条件を満た
している場合(ステップS103/YES)には、動作
経路についての補間計算処理を行うステップS104に
進む。また上記条件を満たしていない場合(ステップS
103/NO)には、動作経路についての補間計算処理
を行わないステップS106へ進む。
【0065】目標速度パタン算出部32は、補間計算処
理を行う場合(ステップS103/YES)、初速vp
[i]の仮速度パタンVa [i]について、仮速度パタ
ンの動作開始時の時刻を0としたときの時刻TI[i]
T[i]における速度と位置を計算する。そして、それ
ぞれ次の要素番号(i+ 1)についての速度パタンを算
出するときの初速と初期位置(vp [i+1]、および
p [i+1])とする。
【0066】ここで、仮速度パタンの動作開始時の時刻
を0としたときの時刻TI[i]T[i]における速度
と位置の計算方法について説明する。まず、下記式12
を満足するn’を求める。
【0067】
【数11】
【0068】上記式12で求めたn’を用いると、vp
[i+1]、およびPp [i+1]は、それぞれ下記式
13および14で表すことができる(ステップS10
4)。
【0069】
【数12】
【0070】そして、補間計算開始時刻TI[i]T
[i]までの仮速度パタンVa [i]を求めるべき目標
速度パタンVp [i]とする。Vp [i]を、仮速度パ
タンV a [i]と同様に表現すると、下記式15〜17
と表すことができる(ステップS105)。
【0071】
【数13】
【0072】補間計算処理を行わない場合(ステップS
103/NO)には、1つの動作要素毎に停止する速度
パタンを算出する。この場合、次の要素番号(i+ 1)
についての速度パタンを算出するときの初速について
は、vp [i+1]=0とする。また、次の要素番号
(i+ 1)についての速度パタンを算出するときの初期
位置についても算出する。この場合、1つの動作要素毎
に前動作要素の目標位置に到達する速度パタンを算出す
るので、Pp [i+1]=PE[i]とする(ステップ
S106)。
【0073】仮速度パタンを動作要素iの目標速度パタ
ンVp [i]とする。すなわち、下記式18で示すよう
に、セット数n[i]に応じて目標速度パタンv
p [i]を求める(ステップS107)。
【0074】
【数14】
【0075】上記いずれかの処理が終わった後、動作要
素番号を1増加させて、次に処理すべき動作要素番号を
セットする(i=i+1;ステップS108)。
【0076】そして、目標速度パタン算出部32は、ス
テップS108で増加させたiと動作要素数nを比較す
ることで終了判定を行う(ステップS109)。すなわ
ち、i<nを満足するときには(ステップS109/Y
ES)、ステップS101に戻り、i<nを満足しない
ときには(ステップS109/NO)、目標速度パタン
p を求めることができたので終了する(ステップS1
09)。
【0077】なお、本発明は、上記した例のように、加
速度が一定の場合の直線加減速動作に限定されて解釈さ
れるものではない。従って、加速度と減速度の絶対値が
異なる直線加減速動作の場合や、加速および減速状態に
おいて速度が非線形に変化するような動作の場合であっ
ても、移動時間と移動量を与えたときの目標速度パタン
を求めることができるならば、適宜変更して実施し得る
ものである。
【0078】また、上記実施例においては、ステップS
102において、目標速度パタン算出失敗として終了す
るようなフローになっているが、このような場合に限っ
て、「指定動作を保証する目標動作速度パタンを算出す
る」という条件をはずして、移動時間を延長する、ある
いは移動量を増減させることによって、目標速度パタン
を算出することができるような実施形態も当然に可能で
ある。
【0079】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ロボットの動作部に対して、経路補間計算を
行う指定で動作指令をする場合において、最終目標位置
とその到達時刻を指定して、動作指令を与えることが可
能になる。これによって、音声出力中や音声出力終了時
などのタイミングで同期させてロボットの動作軸を動作
させたり、LEDの発光タイミングと同期させてロボッ
トの動作軸を動作させるなど、所望のタイミングで目標
位置に到達させるように、ロボットの動作軸を動作させ
ることができるようになる。
【0080】さらに、最初に動作補間なしの動作を設計
しておき、この設計された動作を動作補間をするように
変更し、動作経路補間の開始時刻を変化させて動作指令
を与えることで、最終目標位置に到達する時刻を維持し
たまま、容易に補間の度合いを変更することが可能にな
り、滑らかな動作の設計を容易に行うことができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】ロボットに指示する動作のタイムチャートであ
る。
【図3】本発明のモーターを示すブロック図である。
【図4】動作指令の構成を示す図である。
【図5】動作経路の補間を示す図である。
【図6】時間Tでの移動可能量を説明する図である。
【図7】時間Tでの制動距離を説明する図である。
【図8】単一動作についての目標速度パタンの算出を説
明する図である。
【図9】経路補間を行う場合についての目標速度パタン
のを説明する図である。
【図10】目標速度パタンの算出アルゴリズムを説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
10 動作指示部 10a 動作スクリプト読み込み部 10b 動作振り分け処理部 11 頭動作制御部 12 足動作制御部 13 LED制御部 14 音声出力制御部 15 頭部サーボモータ 16 足部サーボモータ 17 LED 18 スピーカー 31 モータ制御部 32 目標速度パタン算出部 33 サーボ制御部 34 サーボモータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットの各動作部に動作開始位置から
    一つ以上の中間目標位置を経由して最終目標位置に動作
    させる動作指令を、動作開始時刻からの各中間目標位置
    および最終目標位置に到達すべき時間を指定して与える
    手段と、 この連続した移動動作指令を与える際に各中間目標位置
    付近での動作の経路の補間を行うか否かを指定する手段
    と、 動作の補間を行う場合に、各中間目標位置毎に動作の経
    路の補間を開始する時刻を指定する動作指令手段と、 動作部の駆動を制御するための目標速度パタンを生成す
    る際に、動作の経路の補間をしない場合と経路の補間を
    する場合のそれぞれで、最終目標位置に到達する時刻が
    同一になる目標速度パタンの算出手段と、 当該目標速度パタンに基づいて各動作部の制御手段と、
    を備えることを特徴とするロボットの制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のロボットの制御装置を有
    するロボットであって、 前記ロボットは、 前記算出手段と前記制御手段とを具備するモーター駆動
    手段と、 LED表示手段と、 音声出力手段と、 前記モーター駆動手段とLED表示手段と音声出力手段
    とに同時に動作指示を与えることが可能な動作指示手段
    と、を備えることを特徴とするロボット。
  3. 【請求項3】 ロボットの各動作部に動作開始位置から
    一つ以上の中間目標位置を経由して最終目標位置に動作
    させる動作指令を、動作開始時刻からの各中間目標位置
    および最終目標位置に到達すべき時間を指定して与える
    ステップと、 この連続した移動動作指令を与える際に、各中間目標位
    置付近での動作の経路の補間を行うか否かを指定するス
    テップと、 動作の経路の補間を行う場合に、各中間目標位置毎に動
    作の経路の補間を開始する時刻を指定するステップと、 動作部の駆動を制御するための目標速度パタンを生成す
    る際に、経路の補間をしない場合と経路の補間をする場
    合の両者において、最終目標位置に到達する時刻が同一
    になる目標速度パタンを算出するステップと、 当該目標速度パタンに基づいて各動作部を制御するステ
    ップと、を有することを特徴とするロボットの制御方
    法。
  4. 【請求項4】 ロボットの各動作部に対して、経路補間
    計算を行う指定で動作指令をする場合に、最終目標位置
    とその到達時刻を指定して動作指令を与えることを特徴
    とするロボットの制御装置。
  5. 【請求項5】 予め最初に動作補間なしの動作を設計
    し、当該動作を動作補間をするように変更し、動作経路
    補間の開始時刻を変化させて各動作部に動作指令を与え
    ることを特徴とする請求項4に記載のロボット制御装
    置。
  6. 【請求項6】 ロボットの動作を制御する制御装置にお
    いて、ロボットの動作部に動作開始位置から一つ以上の
    中間目標位置を経由して最終目標位置に動作させる動作
    指令を与え、この連続した移動動作指令を与える際に各
    中間目標位置付近での動作の補間を行うか否かを指定
    し、動作の補間を行う場合には各中間目標位置毎に動作
    の補間を開始する時刻を指定し、 前記動作指令に基づき目標速度パタンを生成する際に、
    経路の補間をしない場合と経路の補間をする場合の両者
    で最終目標位置に到達するときの時刻と位置とが同一に
    なる各動作部の動作軸の駆動を制御するための目標速度
    パタンを算出し、 当該目標速度パタンに基づき、ロボットに各動作部の動
    作制御を行わせることを特徴とするロボットの制御方
    法。
  7. 【請求項7】 ロボットの動作を制御する制御装置にお
    いて、ロボットの動作部に動作開始位置から一つ以上の
    中間目標位置を経由して最終目標位置に動作させる動作
    指令を与え、この連続した移動動作指令を与える際に各
    中間目標位置付近での動作の補間を行うか否かを指定
    し、動作の補間を行う場合には各中間目標位置毎に動作
    の補間を開始する時刻を指定し、 前記動作指令に基づき目標速度パタンを生成する際に、
    経路の補間をしない場合と経路の補間をする場合の両者
    で最終目標位置に到達するときの時刻と位置とが同一に
    なる各動作部の動作軸の駆動を制御するための目標速度
    パタンを算出し、 当該目標速度パタンに基づき、各動作部の動作制御を行
    うことを特徴とするロボットの制御装置。
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