JP2002224336A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002224336A
JP2002224336A JP2001023837A JP2001023837A JP2002224336A JP 2002224336 A JP2002224336 A JP 2002224336A JP 2001023837 A JP2001023837 A JP 2001023837A JP 2001023837 A JP2001023837 A JP 2001023837A JP 2002224336 A JP2002224336 A JP 2002224336A
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Pending
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JP2001023837A
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English (en)
Inventor
Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
Seiichi Yanagawa
誠市 梁川
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Takeya Co Ltd
Original Assignee
Takeya Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機のリーチ状態の改善を図る。 【解決手段】 所定の意味を表示するキャラクタ図柄6
7と、所定の数値を表示する数字図柄69とが組み合わ
されて構成される複合図柄が画面上で変動後、停止し
て、大当りか否かを表現する特別図柄表示装置53を備
えた遊技機1であって、複合図柄の数字図柄69を特別
図柄表示装置53に表示する数字図柄表示手段と、特別
図柄表示装置53上に表示される数字図柄69の視認性
を確保して複合図柄のキャラクタ図柄67を特別図柄表
示装置53上に表示する視認性考慮キャラクタ図柄表示
手段を備えた遊技機1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図柄表示手段によ
って遊技の結果を表示する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図柄表示手段に表示する図柄に関
する技術として、特開2000−217983号公報や
特開2000−217984号公報が開示されている。
1番目の技術は、所定の意味を表示するキャラクタ図柄
と、所定の数値を表示する数字図柄とを組み合わせて画
面上を変動させる場合に、キャラクタ図柄と数字図柄と
を組み合わせた複合図柄をそのまま拡大縮小する表示を
したり、或いはキャラクタ図柄を拡大して、数字図柄を
覆い隠した態様にすることで、遊技者に大当りの期待を
抱かせ、遊技性を向上しようとする技術である。
【0003】又、2番目の技術は、図柄変動時に複合図
柄の数字図柄を拡大して、図柄の移行状態の把握を可能
にすることで、リーチの発生の予測をし易いようにする
技術である。又、リーチ状態に移行するときに数字図柄
を縮小して、リーチになることの合図をすると共に、キ
ャラクタ図柄を目立たせて図柄による興趣が十分に発揮
されることを可能にする技術である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
1番目の技術では、遊技の興趣を向上するために、複合
図柄の大きさの変更を著しくして、極めて小さくする
と、キャラクタの判別は可能であっても数字図柄が何を
表現しているかまでは分からなくなってしまい、キャラ
クタが何番目であるかを把握していないと、図柄の変動
状態やリーチアクションから大当りを予測するという遊
技の楽しみを享受できないことが考えられる。又、リー
チアクションなどで、キャラクタ図柄が数字図柄を覆う
時間が著しく長くなると、数字図柄が何であったか分か
らなくなってしまい、同様にキャラクタが何番目である
かを把握していないと、図柄の変動状態やリーチアクシ
ョンから大当りを予測するという遊技の楽しみを享受で
きないことが考えられる。
【0005】2番目の技術では、数字図柄を拡大してリ
ーチになったことを知らせた後は、数値が小さくなり、
図柄による興趣を向上する目的で、例えば複合図柄を拡
大縮小するリーチアクションを行なうと、1番目の技術
と同様に、数字図柄が何であったか分からなくなってし
まい、キャラクタが何番目であるかを把握していない
と、図柄の変動状態やリーチアクションから大当りを予
測するという遊技の楽しみを享受できないことが考えら
れる。
【0006】そこで、本発明では、キャラクタ図柄によ
る図柄の興趣の向上を最大限に発揮させた上で、変動状
態の複合図柄が何番目であるかの判別を容易にして、変
動後の図柄が何になるかの予測が容易になる技術の提案
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するための手段として、請求項1の発明の遊技機
は、所定の意味を有する図柄が画面上で移動後、停止し
て、遊技の結果を表現する確定図柄となる図柄表示手段
を備えた遊技機であって、上記図柄表示手段が通常より
大当りの期待値の高い遊技状態であることを表現する期
待値上昇状態を検出する期待値上昇状態検出手段と、上
記期待値上昇状態検出手段が期待値上昇状態を検出した
場合に、上記確定図柄と同一の意味を有する数値図柄
と、該数値図柄と組で用いられるキャラクタ図柄とを、
表示させる複合図柄表示手段とを備えたことを要旨とす
る。
【0008】これにより、遊技機の図柄表示手段は、例
えば、遊技のスタート信号を入力すると、所定の意味を
有する図柄、例えば1番目を意味する図柄、2番目を意
味する図柄、3番目を意味する図柄等が移動を開始し
て、最後に確定図柄になって停止する。この確定図柄に
よって、遊技の結果が、例えば大当りであるか、外れで
あるかが表現される。
【0009】この遊技の結果が、大当りであるか、外れ
であるかが表現されるまでに、図柄表示手段は、通常よ
り大当りになる可能性が高い遊技状態、つまり大当りの
期待値の高い遊技状態を表現することがある。この場合
には、これを期待値上昇状態検出手段が検出すると、複
合図柄表示手段が確定図柄と同一の意味を有する数値図
柄と、この数値図柄と組で用いられるキャラクタ図柄と
を、図柄表示手段に表示させる。
【0010】例えば、画面上には、通常は、数値図柄の
スクロールが行われるが、大当りの期待値の高い遊技状
態を表現する場合には、数字図柄とキャラクタ図柄とが
同時期に表示される。ここで表示されるキャラクタ図柄
と数字図柄とは、例えば独立して、変動や移動、或いは
拡大、縮小を行なう。
【0011】この結果、数字図柄とキャラクタ図柄とが
同時期に表示されるだけで、大当りの期待値の高い遊技
状態が表現され、遊技者に一喜一憂させることが出来、
遊技機の遊技性を向上することが出来るという極めて優
れた効果を奏する。請求項2の発明の遊技機は、上記複
合図柄表示手段が表示させる上記数値図柄の視認性を確
保して上記キャラクタ図柄を表示させる数値図柄視認性
確保手段を加えたことを特徴とする請求項1記載の遊技
機を要旨とする。
【0012】これにより、数値図柄視認性確保手段が、
キャラクタ図柄の表示を、数字図柄の視認性を確保して
行わせる。この結果、キャラクタ図柄と数字図柄とが独
立して、変動や移動、或いは拡大、縮小を行なう場合で
も、キャラクタ図柄が、数字図柄の視認性を阻害するこ
とはなく、現在、表示されている図柄が何番目のもので
あるかが常に、数字として視認可能な状態を提供する。
【0013】従って、遊技者は現在表示されている図柄
が何番目であるかを把握していなくても、図柄が変化さ
れていく状態を数値の変化で視認して、変化状態を推測
し、何番目の図柄で止まるかを予測することが可能にな
る。これにより、遊技機の遊技性を向上することが出来
るという極めて優れた効果を奏する。
【0014】請求項3の発明の遊技機は、所定の意味を
表示するキャラクタ図柄と、所定の数値を表示する数字
図柄とが組み合わされて構成される複合図柄が画面上で
変動後、停止して、遊技の結果を表現する図柄表示手段
を備えた遊技機であって、上記複合図柄の数字図柄を上
記図柄表示手段に表示する数字図柄表示手段と、上記図
柄表示手段上に表示される上記数字図柄の視認性を確保
して上記複合図柄のキャラクタ図柄を上記図柄表示手段
上に表示する視認性考慮キャラクタ図柄表示手段とを備
えたことを要旨とする。
【0015】これにより、遊技機の図柄表示手段は、例
えば、遊技のスタート信号を入力すると、キャラクタ図
柄と、数字図柄とが組み合わされて構成される複合図
柄、例えば1番目を意味する図柄、2番目を意味する図
柄、3番目を意味する図柄等が変動を開始して、最後に
停止して、遊技の結果が、例えば大当りであるか、外れ
であるかが表現される。
【0016】この画面上で変動する複合図柄は、数字図
柄と、キャラクタ図柄とがそれぞれ別の数字図柄表示手
段と視認性考慮キャラクタ図柄表示手段とによって、表
示されるが、キャラクタ図柄の表示は、数字図柄の視認
性を確保して行われる。この結果、図柄表示手段に複合
図柄が表示される場合は、複合図柄を構成する数字図柄
とキャラクタ図柄とが別々に表示され、キャラクタ図柄
が数字図柄とは独立して、変動や移動、或いは拡大、縮
小を行なう場合でも、キャラクタ図柄が、数字図柄の視
認性を阻害することはなく、常に複合図柄が何番目のも
のであるかが数字として視認可能な状態を提供する。
【0017】従って、遊技者は複合図柄のキャラクタの
図柄が何番目であるかを把握していなくても、複合図柄
が変化されていく状態を数値の変化で視認して、変化状
態を推測し、何番目の複合図柄で止まるかを予測するこ
とが可能になる。これにより、遊技機の遊技性を向上す
ることが出来るという極めて優れた効果を奏する。
【0018】請求項4の発明の遊技機は、上記視認性考
慮キャラクタ図柄表示手段による上記数字図柄の視認性
の確保が該数字図柄に重なる上記キャラクタ図柄の部分
を削除して、上記図柄表示手段上に表示することにより
行われることを特徴とする請求項3記載の遊技機を要旨
とする。
【0019】これにより、数字図柄は、そのまま図柄表
示手段上に表示され、キャラクタ図柄は、数字図柄と重
なる部分が削除されて、図柄表示手段上に表示される。
尚、キャラクタ図柄の削除は、直接図柄データを削除す
ることにより行なってもよく、優先的に表示される数字
図柄に、キャラクタ図柄を重ねることで、重なったキャ
ラクタ図柄の部分が実質的に表示されないようにするこ
とで行っても良い。
【0020】この結果、数字図柄の視認がキャラクタ図
柄で阻害されることがなくなり、常に複合図柄が何番目
のものであるかが数字として視認可能な状態で提供され
る。請求項5の発明の遊技機は、上記数字図柄表示手段
に指示して、上記複合図柄の数字図柄を上記図柄表示手
段の所定の位置に、又は所定の大きさで略固定表示させ
る数字図柄固定手段を備えたことを特徴とする請求項
3、又は請求項4記載の遊技機を要旨とする。
【0021】これにより、数字図柄固定手段が数字図柄
表示手段に指示して、複合図柄の数字図柄を図柄表示手
段の所定の位置に、又は所定の大きさで略固定表示させ
る。従って、数字図柄を視認しやすい位置に略固定表示
したり、視認しやすい大きさで略固定表示することで、
数字図柄が視認されやすい状態を提供することが出来る
という極めて優れた効果を奏する。
【0022】請求項6の発明の遊技機は、上記視認性考
慮キャラクタ図柄表示手段によって表示される上記キャ
ラクタ図柄が、先ず大きく表示されるようにした後で、
縮小表示されるズームアウトを行なうようにする図柄ズ
ームアウト手段を備えたことを特徴とする請求項3ない
し請求項5の何れかに記載の遊技機を要旨とする。
【0023】これにより、図柄ズームアウト手段がキャ
ラクタ図柄を、先ず大きく表示されるようにした後で、
縮小表示されるズームアウト機能を提供する。従って、
数字図柄の視認性が確保された状態で、ズームアウトが
行われる。この結果、遊技性を向上させるズームアウト
中も数字図柄が視認されやすいことから、図柄の推移を
予想することによる遊技性の向上と、興趣ある図柄を提
供することによる遊技性の向上とを揃って達成すること
が出来るという極めて優れた効果を奏する。
【0024】請求項7の発明の遊技機は、上記視認性考
慮キャラクタ図柄表示手段によって表示される上記キャ
ラクタ図柄が、先ず小さく表示されるようにした後で、
拡大表示されるズームインを行なうようにする図柄ズー
ムイン手段を備えたことを特徴とする請求項3ないし請
求項6の何れかに記載の遊技機を要旨とする。
【0025】これにより、図柄ズームイン手段がキャラ
クタ図柄を、先ず小さく表示されるようにした後で、拡
大表示されるズームイン機能を提供する。従って、数字
図柄の視認性が確保された状態で、ズームインが行われ
る。この結果、遊技性を向上させるズームイン中も数字
図柄の視認が確保されることから、図柄の推移を予想す
ることによる遊技性の向上と、興趣ある図柄を提供する
ことによる遊技性の向上とを揃って達成することが出来
るという極めて優れた効果を奏する。
【0026】請求項8の発明の遊技機は、上記図柄ズー
ムアウト手段、又は上記図柄ズームイン手段が連続し
て、ズームアウト、又はズームインを行っている間、或
いは続けてズームアウトからズームイン、又はズームイ
ンからズームアウトを行っている間、上記数字図柄表示
手段に指示して、上記複合図柄の数字図柄を上記図柄表
示手段の所定の位置に、又は所定の大きさで略固定表示
させる数字図柄連続固定手段を備えたことを特徴とする
請求項6、又は請求項7記載の遊技機を要旨とする。
【0027】これにより、数字図柄連続固定手段が図柄
ズームアウト手段、又は図柄ズームイン手段によって連
続して、ズームアウト、又はズームインが行われている
間、或いは続けてズームアウトからズームイン、又はズ
ームインからズームアウトが行われている間、数字図柄
表示手段に指示して、複合図柄の数字図柄を図柄表示手
段の所定の位置に、又は所定の大きさで略固定表示させ
る。
【0028】従って、複数の複合図柄のキャラクタ図柄
がズームアウト、又はズームインを行っている間、或い
は続けてズームアウトからズームイン、又はズームイン
からズームアウトを行っている間、数字図柄を視認しや
すい位置に略固定表示したり、視認しやすい大きさで略
固定表示することで、数字図柄の視認を確保することが
出来るという極めて優れた効果を奏する。
【0029】又、請求項8の類例として、1つの数字図
柄を略固定表示したままで、その数字図柄に組み合わさ
れているキャラクタ図柄と、そのキャラクタ図柄の前後
のキャラクタ図柄との間で、ズームイン、ズームアウト
を行なうことも可能である。この様にすることで、数字
図柄が大当りでない図柄を表示している状態から、キャ
ラクタ図柄が大当りを示す図柄にズームイン後、ズーム
アウトを行うようにして、キャラクタ図柄が浮上して消
滅する浮上消滅表示を行うことが出来る。これにより、
大当りになりそうな状態を演出して、遊技性を高めるこ
とが出来る。又、数字図柄が大当りを示す図柄を表示し
ている状態から、キャラクタ図柄が大当りを示さない図
柄にズームアウト、ズームインを行うようにして、大当
りが外れそうになるかもしれないという不安を演出して
遊技性を高めることが可能になる。
【0030】請求項9の発明の遊技機は、上記図柄表示
手段の最後に表示が確定する図柄確定位置への図柄の確
定を残して、他の図柄確定位置に位置する図柄がリーチ
状態を表現した場合に、上記図柄ズームアウト手段に、
上記最後に表示が確定する図柄確定位置で、上記キャラ
クタ図柄をズームアウトさせるズームアウトリーチ手段
を備えたことを特徴とする請求項6ないし請求項8の何
れかに記載の遊技機を要旨とする。
【0031】これにより、リーチ状態になった場合に、
ズームアウトリーチ手段が、他の図柄確定位置で、図柄
ズームアウト手段にズームアウトを行わせる。従って、
例えば他の図柄確定位置で、大当り図柄がそのまま次の
図柄に変わった場合に比べて、ズームアウトによって消
えていく場合には、再び大当り図柄に戻ってくるのでは
ないかとの期待を抱かせることが可能になり、遊技性が
向上する。
【0032】又、大当り図柄の1つ前の図柄がズームア
ウトで消えていくと、次の大当り図柄で表示が確定する
のでないかとの期待を抱かせることが可能になり、遊技
性が向上する。請求項10の発明の遊技機は、上記図柄
表示手段の最後に表示が確定する図柄確定位置への図柄
の確定を残して、他の図柄確定位置に位置する図柄がリ
ーチ状態を表現した場合に、上記図柄ズームイン手段
に、上記最後に表示が確定する図柄確定位置で、上記キ
ャラクタ図柄をズームインさせるズームインリーチ手段
を備えたことを特徴とする請求項7ないし請求項9の何
れかに記載の遊技機を要旨とする。
【0033】これにより、リーチ状態になった場合に、
ズームインリーチ手段が他の図柄確定位置で、図柄ズー
ムイン手段にズームインを行われる。従って、例えば他
の図柄確定位置で、大当りの1つ前の図柄がそのまま次
の大当り図柄に変わった場合に比べて、ズームインによ
って表示が変わってくる場合には、大当り図柄で確定す
るのではないかとの期待が更に高まり、遊技性が向上す
る。
【0034】又、大当り図柄の1つ後の図柄がズームイ
ンで表示されてくる場合には、再び大当り図柄に戻って
くるのではないかとの期待を抱かせることが可能にな
り、遊技性が向上する。ズームインと、ズームアウトが
組み合わされれば、より高い遊技性が得られる。
【0035】請求項11の発明の遊技機は、上記ズーム
インリーチ手段がキャラクタ図柄をズームインさせる場
合に、該キャラクタ図柄のズームインが行われる毎に、
拡大表示されるキャラクタ図柄の最大到達寸法を変更さ
せるリーチズームイン寸法変更手段を備えたことを特徴
とする請求項10記載の遊技機を要旨とする。
【0036】これにより、リーチ状態の表現で、ズーム
インリーチ手段が繰り返し大当り図柄にズームインさせ
る場合に、リーチズームイン寸法変更手段が拡大表示さ
れるキャラクタ図柄の最大到達寸法を変更させる。従っ
て、キャラクタ図柄の最大到達寸法によって、大当り図
柄で確定する期待度の大小の表現が可能になる。例え
ば、キャラクタ図柄の最大到達寸法が大きくなると、大
当りの期待度が高まり、小さくなると大当りの期待度が
小さくなるという遊技性を付与することが出来る。
【0037】請求項12の発明の遊技機は、上記ズーム
インリーチ手段がキャラクタ図柄をズームインさせる場
合に、該キャラクタ図柄のズームインが行われる毎に、
拡大表示されるキャラクタ図柄の最大到達寸法を増大さ
せるリーチズームイン寸法拡大手段を備えたことを特徴
とする請求項10記載の遊技機を要旨とする。
【0038】これにより、リーチ状態の表現で、ズーム
インリーチ手段が繰り返し大当り図柄にズームインさせ
る場合に、リーチズームイン寸法拡大手段が拡大表示さ
れるキャラクタ図柄の最大到達寸法を徐々に拡大させ
る。従って、キャラクタ図柄の最大到達寸法を徐々に増
大することによって、大当り図柄で確定する期待度を徐
々に高めることが出来、高い遊技性を付与することが出
来るという極めて優れた効果を奏する。
【0039】又、最大到達寸法が拡大する回数を例え
ば、通常は、5回に定めておき、5回連続して拡大した
ら大当りに移行するようにしておくことで、高い遊技性
を提供することが可能になる。或いは、ズームインを開
始してからの図柄が変動する回数を例えば、通常は5回
に定めておいて、遊技者が最終的に停止する図柄を予測
できるようにして、遊技者の興趣を高めると共に、最大
到達寸法を変動毎に拡大させて、拡大状態が所定より大
きくなった場合に、図柄の変動回数が、大当りに到達す
るまで増加するようにしても良い。
【0040】
【発明の実施の形態】次に発明の実施の形態を説明す
る。図1は、本発明が適用された遊技機1の正面図、図
2は、遊技機1の配線系統のブロック図である。
【0041】遊技機1は、図1に示すように、図示しな
い遊技島に固定される外枠7と、この外枠7に取り付け
られた内枠9とから構成されており、内枠9には、遊技
者にパチンコ遊技を提供する遊技盤11と、遊技盤11
上に遊技球13を発射操作するためのハンドル15と、
遊技盤11によるパチンコ遊技の結果得られた賞品であ
る遊技球13を受ける上受け皿17と、下受け皿19と
が設けられている。
【0042】遊技盤11は、パチンコ遊技の進行状態に
応じて興趣のある図柄を表示する特別図柄表示部21
と、特別図柄の表示待ちの数を表示する特別図柄保留ラ
ンプ23と、始動口25と、大入賞口27と、普通図柄
表示部29と、普通図柄保留ランプ31と、普通図柄作
動ゲート32とを備え、始動口25に遊技球13が入賞
することによって、特別図柄表示部21が特別図柄の表
示を開始して、特別図柄が所定の図柄になると大入賞口
27を開閉する大当り遊技を提供する。又、普通図柄作
動ゲート32に遊技球13が入賞することによって、普
通図柄表示部29が普通図柄の表示を開始して、普通図
柄が所定の図柄になると始動口25に取り付けられた普
通電動役物26を開閉する小当り遊技を提供する。
【0043】この様な特別図柄の表示や、大当たり遊技
等の提供を行うために、遊技機1は、図2に示すように
配線が接続された遊技制御装置3や表示制御装置5を備
えている。又、遊技制御装置3は、以下に示す各部に接
続され、パチンコ遊技を提供するために、情報の入出力
を行う。ここでは、遊技制御装置3は、音響を提供する
音響機能部33と、照明を提供する照明機能部35と、
遊技球13の発射や払い出しに関する処理を提供する賞
球機能部37と、役物の作動に関する機能を提供する役
物作動機能部39と、表示を行う表示機能部41と、遊
技球13を検出する遊技球検出機能部43と、外部に情
報を出力する本体用外部端子板45と、各部に電源を供
給する電源基板47とに接続されている。遊技球検出機
能部43は、第1種始動口スイッチ49と、セーフ球ス
イッチ51とから構成されている。第1種始動口スイッ
チ49は、始動口25に入賞した遊技球13を検出し
て、始動口検出信号を出力する。
【0044】表示機能部41は、詳細な説明は後述する
が表示制御装置5と、特別図柄表示装置53と、普通図
柄表示装置55とから構成されている。特別図柄表示装
置53は、特別図柄表示部21と、特別図柄保留ランプ
23とを備えている。普通図柄表示装置55は、普通図
柄表示部29と、普通図柄保留ランプ31とを備えてい
る。
【0045】なお、表示機能部41以外の各機能部の構
成は、図2に示す通りであり、詳細な説明は省略する。
次に、特別図柄表示装置53で行われる画像表示を図3
ないし図9に基づいて説明する。図3ないし図5は、特
別図柄表示装置53の特別図柄表示部21に表示される
図柄の態様を示す図柄態様図、図6は、遊技制御装置3
から送信され、表示制御装置5が受信する伝送データの
説明図、図7は、遊技制御装置3で実行される特別図柄
変動制御処理ルーチンのフローチャート、図8は、遊技
制御装置3で実行される変動パターン作成処理のフロー
チャート、図9は、変動パターンの説明図である。
【0046】遊技制御装置3は、特別図柄表示装置53
の特別図柄表示部21に遊技の図柄を表示するために、
図6に示す伝送データを出力する。この伝送データは、
特別図柄表示装置53の特別図柄表示部21によって表
示される特別図柄の変動開始から確定までの間に、5個
のコマンドが送信される様に規定されている。この5個
のコマンドは、図6の(A)、(B)に示すように、ま
ずの変動パターン指定コマンドが送信され、次にの
左特別図柄指定コマンドが送信され、以後順にの中特
別図柄指定コマンド、の右特別図柄指定コマンド、
の全図柄停止指定コマンドが送信される。
【0047】5個のコマンドは、図6にあるように、始
めの上記のコマンドが送信されてから、時間T1経過
までに上記のコマンドが送信され、上記のコマンド
が送信されてから時間T2経過までに上記のコマンド
が送信され、上記のコマンドが送信されてから時間T
3経過までに上記のコマンドが送信され、上記のコ
マンドが送信されてから時間T経過までに上記のコマ
ンドが送信されるように構成されている。
【0048】始めに送信される上記の変動パターン指
定コマンドは、100種類程度が用意されており、全図
柄の変動状態を指示する。これが送信されることによっ
て、後述するように左列61、中列63、右列65の図
柄の変動が開始される。上記の左特別図柄指定コマン
ドは、14種類が用意されており、左列61の確定図柄
の指示を行なう。
【0049】上記の中特別図柄指定コマンドは、14
種類が用意されており、中列63の確定図柄の指示を行
なう。上記の右特別図柄指定コマンドは、14種類が
用意されており、右列65の確定図柄の指示を行なう。
【0050】これらの左、中、右特別図柄指定コ
マンドは、確定図柄を指定する。上記の全図柄停止指
定コマンドは、1種類が用意されており、左列61、中
列63、右列65の図柄の停止タイミングを指示する。
以上のないしのコマンドが遊技制御装置3から送信
され、表示制御装置5に受信されることで、1回の特別
図柄遊技が特別図柄表示装置53の特別図柄表示部21
によって表示される。この中で、リーチ状態の表示に係
わるのが、の変動パターン指定コマンドである。この
変動パターン指定コマンドによって、詳細を後述するリ
ーチ状態表示の有無、浮上消滅リーチ状態、又は特殊パ
ターンリーチ状態の何れかの表現が行われる。
【0051】上述したようなないしのコマンドを出
力する遊技制御装置3では、このコマンドを出力するた
めに、図7に示す特別図柄変動制御処理を実行する。こ
の処理では、まず、図示しない処理によって予め格納さ
れている大当り判定用乱数バッファの値を取り出し特別
図柄の大当りの判定を行う大当たり判定処理(S10
0)、この大当たり判定処理で大当りと判定された場合
に、大当り図柄乱数バッファの値を取り出し、特別図柄
大当り時の確定図柄を決定する処理、又は外れと判定さ
れた場合に、リーチ判定用乱数を基に確定図柄を選択し
決定する処理を行う特別図柄選択処理(S110)、後
述する変動パターン作成処理(S120)を行う。ここ
で選択される確定図柄は、図3に一部を示す第1図柄な
いし第14図柄の意味を有する図柄がある。図3では、
確定図柄として、第2図柄71、第3図柄73、第4図
柄75が示されており、これら確定図柄は、数字を表示
する数字図柄69と、人物や想像上のキャラクタを表示
するキャラクタ図柄67とが組み合わされて構成されて
いる。
【0052】これらのS100ないしS120の処理に
よって、1回の特別図柄遊技が特別図柄表示装置53の
特別図柄表示部21によって表示されるが、リーチ状態
の表現を行なう情報が含まれる上記の変動パターン指
定コマンドは、図8の変動パターン作成処理によって以
下に示すように決定される。
【0053】先ず、図示しない処理によって予め格納さ
れている変動パターン選択用乱数バッファの値を取り出
す変動パターン選択用乱数読込処理を行なう(S20
0)。次いでリーチ判定用乱数バッファの値を取り出す
リーチ判定用乱数読込処理を行なう(S210)。次い
で、大当りであるかを判断し(S220)、大当りの場
合には、以後の大当りの場合の変動パターン決定処理
(S230ないしS310)に移行する。
【0054】大当りの場合の変動パターン決定処理で
は、先ず確率変動状態かを判断し(S230)、確率変
動状態であれば、次に大当りの場合で、確率変動状態の
場合用の変動パターン候補を提供する図9の(A)に示
すような第1変動パターン群111の選択を行なう(S
240)。
【0055】次に、S210で読み込んだリーチ判定用
乱数に基づき、大当りの場合で、確率変動状態の場合用
の図示しないリーチ状態選択テーブルに従って、リーチ
状態の決定を行なう(S250)。ここで決定されるリ
ーチ状態としては、図4に基づいて、後述する浮上消滅
リーチ状態と、図5に基づいて後述する特殊パターンリ
ーチ状態とがあり、大当りの場合で、確率変動状態の場
合用のリーチ状態選択テーブルに基づく場合は、特殊パ
ターンリーチ状態が90パーセントの確率で選択され、
浮上消滅リーチ状態が10パーセントの確率で選択され
る。
【0056】即ち、大当りの場合で、確率変動状態の場
合には、殆ど特殊パターンリーチ状態が出現する。次
に、S250で決定されたリーチ状態に基づいて、S2
40で選択された第1変動パターン群111から、図9
の(A)に示す様なリーチパターン群113、117を
選択する処理、即ちS250で決定されたリーチ状態を
提供する変動パターンの集合を第1変動パターン群11
1から選択するリーチパターン群選択処理を行う(S2
60)。例えば、S250で特殊パターンリーチ状態が
決定された場合には、特殊パターンリーチ状態のリーチ
パターン群113を選択し、S250で浮上消滅リーチ
状態が決定された場合には、浮上消滅リーチ状態のリー
チパターン群117を選択する。
【0057】次に、この選択されたリーチパターン群1
13、又は117から1つの変動パターンをS200で
読み込んだ変動パターン選択用乱数に基づいて決定する
変動パターン決定処理を行なう(S270)。例えば、
図9の(A)に示す様に特殊パターンリーチ状態のリー
チパターン群113から、1つの変動パターン121を
決定する。
【0058】このS270で決定された変動パターン
が、上記の変動パターン指定コマンドとして、遊技制
御装置3から表示制御装置5に送信される。このの変
動パターン指定コマンドの送信により、特別図柄表示装
置53が変動を開始し、S250で決定されたリーチ状
態を後述する態様で表現する。ここでリーチ状態を表現
する表示制御装置5には、変動パターン121の変動パ
ターン指定コマンドを入力した場合には、例えば、図9
の(B)に示す様なないしの変動パターンの制御が
記されたスクリプトが設定されている。
【0059】例えば、スクリプトとして、 「全図柄が変動を開始(変動時間20秒)する。 変動開始時の左図柄+「2」の確定図柄に対応する特
殊パターンリーチ状態の表現を行なう。
【0060】全図柄停止指定コマンドの入力で、リー
チ状態から確定図柄で大当りする。」が記されている。
これらないしのスクリプトが表示制御装置5で実行
されて、リーチ状態の表現や興趣ある画像の表現が行わ
れる。
【0061】又、上記S230の確率変動状態の判断
で、確率変動状態でないとされた場合には、次に大当り
の場合で、確率変動状態でない場合用の変動パターン候
補を提供する図示しない第2変動パターン群選択を行な
う(S280)。次に、S210で読み込んだリーチ判
定用乱数に基づき、大当りの場合で、確率変動状態でな
い場合用の図示しないリーチ状態選択テーブルに従っ
て、リーチ状態の決定を行なう(S290)。ここで決
定されるリーチ状態は、特殊パターンリーチ状態が50
パーセントの確率で選択され、浮上消滅リーチ状態が5
0パーセントの確率で選択される。
【0062】即ち、大当りの場合で、確率変動状態でな
い場合には、特殊パターンリーチ状態と、浮上消滅リー
チ状態が同じ確率で出現する。次に、S290で決定さ
れたリーチ状態に基づいて、S280で選択された第2
変動パターン群から、リーチパターン群を選択する処
理、即ちS290で決定されたリーチ状態を提供する変
動パターンの集合を第2変動パターン群から選択するリ
ーチパターン群選択処理を行う(S300)。次に、こ
のリーチパターン群から1つの変動パターンをS200
で読み込んだ変動パターン選択用乱数に基づいて決定す
る変動パターン決定処理を行なう(S310)。
【0063】このS310で決定された変動パターン
が、上記の変動パターン指定コマンドとして、遊技制
御装置3から表示制御装置5に送信される。これによ
り、特別図柄表示装置53が変動を開始し、S290で
決定されたリーチ状態を後述する態様で表現する。
【0064】一方、S220の大当りであるかの判断
で、大当りでないと判断された場合には、以後の外れの
場合の変動パターン決定処理(S320ないしS40
0)に移行する。外れの場合の変動パターン決定処理で
は、先ず確率変動状態かを判断し(S320)、確率変
動状態であれば、次に外れの場合で、確率変動状態の場
合に用いる変動パターンの候補を提供する図示しない第
3変動パターン群選択を行なう(S330)。
【0065】次に、S210で読み込んだリーチ判定用
乱数に基づき、外れの場合で、確率変動状態の場合用の
図示しないリーチ状態選択テーブルに従って、リーチ状
態の決定を行なう(S340)。ここで決定されるリー
チ状態は、特殊パターンリーチ状態が2パーセントの確
率で選択され、浮上消滅リーチ状態が20パーセントの
確率で選択され、リーチが発生しない状態が78パーセ
ントの確率で発生する。
【0066】即ち、外れの場合で、確率変動状態の場合
には、殆どリーチが発生しない状態が出現し、たまに浮
上消滅リーチ状態が出現する。特殊パターンリーチ状態
は、極めて希に出現するだけである。次に、S340で
決定されたリーチ状態に基づいて、S330で選択され
た第3変動パターン群から、リーチパターン群(リーチ
が発生しないパターン群も含む)を選択する処理、即ち
S340で決定されたリーチ状態、又はリーチが発生し
ない状態を提供する変動パターンの集合を第3変動パタ
ーン群から選択するリーチパターン群選択処理を行う
(S350)。次に、このリーチパターン群から1つの
変動パターンをS200で読み込んだ変動パターン選択
用乱数に基づいて決定する変動パターン決定処理を行な
う(S360)。
【0067】このS360で決定された変動パターン
が、上記の変動パターン指定コマンドとして、遊技制
御装置3から表示制御装置5に送信される。これによ
り、特別図柄表示装置53が変動を開始し、S340で
決定されたリーチ状態、又はリーチが発生しない状態を
後述する態様で表現する。
【0068】又、S320の判断で、確率変動状態でな
いとされた場合には、次に外れの場合で、確率変動状態
でない場合に用いる変動パターンの候補を提供する図示
しない第4変動パターン群選択を行なう(S370)。
次に、S210で読み込んだリーチ判定用乱数に基づ
き、外れの場合で、確率変動状態でない場合用の図示し
ないリーチ状態選択テーブルに従って、リーチ状態の決
定を行なう(S380)。ここで決定されるリーチ状態
は、特殊パターンリーチ状態が0.1パーセントの確率
で選択され、浮上消滅リーチ状態が10パーセントの確
率で選択され、リーチが発生しない状態が89.9パー
セントの確率で発生する。
【0069】即ち、外れの場合で、確率変動状態でない
場合には、殆どリーチが発生しない状態が出現し、まれ
に浮上消滅リーチ状態が出現する。特殊パターンリーチ
状態は、殆ど出現することはない。次に、S380で決
定されたリーチ状態に基づいて、S370で選択された
第4変動パターン群から、リーチパターン群(リーチが
発生しないパターン群も含む)を選択する処理、即ちS
380で決定されたリーチ状態、又はリーチが発生しな
い状態を提供する変動パターンの集合を第4変動パター
ン群から選択するリーチパターン群選択処理を行う(S
390)。次に、このリーチパターン群から1つの変動
パターンをS200で読み込んだ変動パターン選択用乱
数に基づいて決定する変動パターン決定処理を行なう
(S400)。
【0070】このS400で決定された変動パターン
が、上記の変動パターン指定コマンドとして、遊技制
御装置3から表示制御装置5に送信される。これによ
り、特別図柄表示装置53が変動を開始し、S380で
決定されたリーチ状態、又はリーチが発生しない状態を
後述する態様で表現する。
【0071】以上に説明した図8の変動パターン作成処
理により、特別図柄表示装置53に表現されるリーチ状
態が浮上消滅リーチ状態、或いは特殊パターンリーチ状
態の中から選択され、特別図柄表示装置53に以下に示
すように表現される。尚、実施例では、特別図柄表示装
置53に表現されるリーチ状態が浮上消滅リーチ状態、
或いは特殊パターンリーチ状態の中から選択された例を
示したが、これに加えて浮上消滅リーチ状態や特殊パタ
ーンリーチ状態を行うことなく、確定図柄の態様のまま
で、リーチ状態を表現する構成を加えても良い。この場
合には、殆どが外れになり、希に大当りに移行するよう
にする。この様にすることで、浮上消滅リーチ状態や特
殊パターンリーチ状態に対する大当りの期待度が高まる
と共に、確定図柄の態様のままでのリーチ状態から大当
りに移行した場合の意外性が発揮され、遊技機1の遊技
性が向上される。
【0072】図3は、確定図柄と、確定図柄にズームイ
ンする態様と、確定図柄からズームアウトする態様とを
示し、図4は、大当り状態の確定図柄と、確定図柄に対
する浮上消滅リーチ状態を示し、図5は、大当り状態の
確定図柄と、特殊パターンリーチ状態を示す。
【0073】特別図柄表示装置53の特別図柄表示部2
1には、既述したの変動パターン指定コマンド、の
左特別図柄指定コマンド、の中特別図柄指定コマン
ド、の右特別図柄指定コマンド、の全図柄停止指定
コマンドによって、第1図柄ないし第14図柄(但し、
第2図柄71、第3図柄73、第4図柄75以外は図示
を省略する。)の何れかが図4に示すように左列61、
中列63、右列65の3列が、上下方向YAにスクロー
ルし、停止して並んだ確定図柄81になって、遊技の結
果が大当りであるか否かが左列61、中列63、右列6
5の3列の横方向YBの並びで表現される。大当りの表
現は、図4に並んだ確定図柄81に示されているように
同一図柄が横方向YBに3列共に並んだ場合である。確
定図柄は、遊技の最後に図柄の変動がしばらく停止する
ことによって、変動図柄ではなく、最終の確定図柄であ
ることが示される。
【0074】上述した特別図柄表示装置53の特別図柄
表示部21には、通常状態の場合には、確定図柄とほぼ
同一の態様の特別図柄が上下方向YAにスクロールする
変動表示が行われる。この状態で、特別図柄表示装置5
3がリーチ状態を表現する場合を説明する。
【0075】リーチ状態の表現では、図3に示すズーム
イン、ズームアウト機能が用いられる。ズームイン機能
を、第2図柄71を参照して説明する。図3に示す第2
図柄71は、確定図柄と同一態様である。ズームイン機
能とは、キャラクタ図柄67が殆ど識別することが可能
でない状態83から徐々に拡大して、この確定図柄と同
一態様の第2図柄71になる動作を示す。又、ズームア
ウト機能とは、確定図柄と同一態様の第2図柄71のキ
ャラクタ図柄67が徐々に縮小して、キャラクタ図柄6
7が殆ど識別することが可能でない状態85になる動作
を示す。このズームイン、ズームアウト機能では、図3
に示すように、数字図柄69が固定表示されて、位置
と、大きさが変化しない状態になり、かつキャラクタ図
柄67に遮られることもない状態が表現される。
【0076】この様なズームイン、ズームアウト機能を
利用したリーチ状態の表現が、図4に示す浮上消滅リー
チ状態である。この浮上消滅リーチ状態は、左列61
と、右列65とが大当り状態を表現する位置87、89
に並んだリーチ状態で、開始される。
【0077】このリーチ状態になると、中列63の大当
り状態を表現する位置91に対して、第1図柄ないし第
14図柄の何れかが先ずズームイン、ズームアウトの浮
上消滅を行なう。尚、図4では、第2図柄71が段階的
に示される第2図柄71Aないし71Eの間でズームイ
ン、ズームアウトの浮上消滅を行なう状態が示されてい
る。
【0078】浮上消滅リーチ状態では、第2図柄71A
ないし71Eに示されるように、数字図柄69が数字図
柄69Aないし69Eのように、全て同一の態様で、且
つ同一の位置に略固定表示されている。一方、キャラク
タ図柄67は、数字図柄69Aないし69Eの視認を全
く阻害しない状態で、態様の判別が難しいほど小さいキ
ャラクタ図柄67Aが67Bないし67Dで徐々に大き
くなって確定図柄とほぼ同一のキャラクタ図柄67Eの
ようになるズームインの状態、又はその反対に、確定図
柄とほぼ同一のキャラクタ図柄67Eが徐々に小さくな
って、態様の判別が難しいほど小さいキャラクタ図柄6
7Aなるズームアウト状態が示されている。尚、図4の
キャラクタ図柄67Aないし67Eは、数字図柄69A
ないし69Eの向こう側に位置して、遠くにいる67A
の状態から数字図柄69Eの直ぐ後ろに居る67Eの状
態まで近ずくズームイン状態、又は反対に遠ざかるズー
ムアウト状態を表現している。
【0079】上記ズームイン状態、ズームアウト状態
は、以下に示すように最終的に、大当り、又は外れの確
定図柄まで移行する。例えば、上述した中列63の大当
り状態を表現する位置91へ、先ず第2図柄71の浮上
消滅が行われ、次いで第3図柄73の浮上消滅が行わ
れ、次に第4図柄75の浮上消滅が行われ、同様の浮上
消滅が次々に繰り返されて、図柄が大当りを表現する並
んだ確定図柄81のように、同一の図柄が3個並んで、
所定時間停止状態になると、大当りの確定図柄81にな
る。又、図柄が大当りを表現する並んだ確定図柄81の
ようにならないで、同一の図柄が3個並ばなかった状態
で、所定時間停止状態になると、図示しない外れの確定
図柄になる。
【0080】以上の図4に示したように浮上消滅リーチ
状態が表現される。図3に基づいて説明しズームイン、
ズームアウト機能を利用したリーチ状態の表現で、浮上
消滅リーチ状態より更に図柄変動による興趣と、遊技性
を増したのが図5に示す特殊パターンリーチ状態であ
る。
【0081】この特殊パターンリーチ状態は、左列61
と、右列65とが大当り状態を表現する位置87、89
に並んだリーチ状態で、開始される。このリーチ状態に
なると、中列63の大当り状態を表現する位置91に対
して、第1図柄ないし第14図柄の何れかが先ず中間ズ
ームイン、中間ズームアウトの中間浮上消滅を行なう。
尚、図5では、第2図柄71、第3図柄73、第4図柄
75、第5図柄77の移行状態が示されている。
【0082】図5に示す特殊パターンリーチ状態では、
先ず、1回目の中間浮上消滅が行われる。この1回目の
中間浮上消滅では、第2図柄71F、71Gに示される
ように、数字図柄69が数字図柄69F、69Gのよう
に、全て同一の態様で、且つ同一の位置に固定表示され
ている。
【0083】一方、キャラクタ図柄67は、数字図柄6
9F、69Gの視認を全く阻害しない状態で、態様の判
別が難しいほど小さいキャラクタ図柄67Fが少し大き
くなって確定図柄の3分の1程度のキャラクタ図柄67
Gのようになる中間ズームインを行って、その後確定図
柄の3分の1程度のキャラクタ図柄67Gがズームアウ
トによって消滅していく。
【0084】第2図柄71のキャラクタ図柄67Gが消
滅すると、次に2回目の中間浮上消滅が行われる。この
2回目の中間浮上消滅では、第3図柄73A、73B、
73Cに示されるように、数字図柄69が数字図柄69
H、69I、69Jのように、先ず数字図柄69Hが表
示され、その後、全て同一の態様で、且つ同一の位置に
固定表示されている。
【0085】一方、キャラクタ図柄67は、数字図柄6
9H、69I、69Jの視認を全く阻害しない状態で、
態様の判別が難しいほど小さいキャラクタ図柄67Hが
徐々に大きくなって確定図柄の3分の1程度のキャラク
タ図柄67Iから、確定図柄の2分の1程度のキャラク
タ図柄67Jのようになる中間ズームインを行って、そ
の後確定図柄の2分の1程度のキャラクタ図柄67Jが
ズームアウトによって消滅していく。
【0086】第3図柄73のキャラクタ図柄67Jが消
滅すると、次に3回目の中間浮上消滅が行われる。この
3回目の中間浮上消滅では、第4図柄75A、75B、
75C、75Dに示されるように、数字図柄69が数字
図柄69K、69L、69M、69Nのように、先ず数
字図柄69Kが表示され、その後、全て同一の態様で、
且つ同一の位置に固定表示されている。
【0087】一方、キャラクタ図柄67は、数字図柄6
9K、69L、69M、69Nの視認を全く阻害しない
状態で、態様の判別が難しいほど小さいキャラクタ図柄
67Kが徐々に大きくなって確定図柄の3分の1程度の
キャラクタ図柄67Lから、確定図柄の2分の1程度の
キャラクタ図柄67M、確定図柄の4分の3程度のキャ
ラクタ図柄67Nのようになる中間ズームインを行っ
て、その後確定図柄の4分の3程度のキャラクタ図柄6
7Nがズームアウトによって消滅していく。この3回目
の中間浮上消滅は、キャラクタ図柄67が確定図柄の大
きさまで達することが出来なかったことを表示すること
で、まだ大当りには不十分であることを表現している。
【0088】第4図柄73のキャラクタ図柄67Nが消
滅すると、次に4回目の中間浮上消滅が行われるが、こ
の4回目の中間浮上消滅では、第5図柄77Aに示され
るように、数字図柄69が数字図柄69Pのように、先
ず数字図柄69Pが表示される。
【0089】一方、キャラクタ図柄67は、数字図柄6
9Pの視認を全く阻害しない状態で、態様の判別が難し
いほど小さいキャラクタ図柄67Pが表示される。以
後、徐々に大きくなって行くような気配を表現すること
になる。この4回目の中間浮上消滅で、第5図柄77A
が、数字図柄69Pと、キャラクタ図柄67Pが表示さ
れた状態から、ズームアウトして、中列63の大当り状
態を表現する位置91に第4図柄75Eに示される図柄
が表示され、図柄が大当りを表現する並んだ確定図柄9
3のように、同一の図柄が3個並んで、所定時間停止状
態になると、大当りの確定図柄93になる。
【0090】この様に中間浮上消滅をしながら大当り図
柄に近ずくと共に、キャラクタ図柄67の最大到達寸法
を変動毎に拡大させて、拡大状態が確定図柄と同一寸法
になった場合に大当りとすることで、徐々に大当りの期
待を増大させて、最終的に大当りになると到達の満足感
を得ることが出来ると言う、高い遊技性を得ることが出
来る。
【0091】尚、4回目の中間浮上消滅から、3回目の
中間浮上消滅で説明した処理に戻って、ズームイン後、
大当りの確定図柄93に移行するようにしても良い。
又、更に、3回目の中間浮上消滅から、2回目の中間浮
上消滅で説明した処理、1回目の中間浮上消滅で説明し
た処理まで戻り、再び、2回目の中間浮上消滅で説明し
た処理、3回目の中間浮上消滅で説明した処理という様
に、大当りの確定図柄93になる一歩手前で、中間浮上
消滅処理を繰り返し行うようにしても良い。この場合に
は、キャラクタ図柄67の最大到達寸法の変動によっ
て、大当りへの期待度を表現するようにしても良い。例
えば、最終的に大当りに移行する場合には、最後まで最
大到達寸法を拡大し、一方、最後に外れになる場合に
は、途中から拡大を停止させたり、途中から縮小に転じ
るようにする。この様に、何度も繰り返したり、最大到
達寸法を拡大することで、大当りへの期待感がより高ま
り、最終的に大当りに移行すれば、極めて大きい満足感
を得ることが可能になる。
【0092】又、中間浮上消滅を繰り返し行なう場合
に、大当りに近づくに従って、徐々に変化する速度を遅
くする様にしても良い。この様にすることで、大当りへ
の期待感が徐々に向上される。又、変化する速度を早く
したり、遅くしたりしても良い。
【0093】尚、本実施例では、実施の一態様であるパ
チンコ遊技機を用いて説明したが、これに限るものでは
ない。例えば、スロットル遊技機のように、スタートレ
バーを遊技者が操作したことにかかわり、当りに関する
乱数を抽出し、該乱数抽出値に基づいて回胴リールと、
その補助演出を行う情報(液晶)表示装置が駆動される
遊技機においても、情報(液晶)表示装置での遊技演出
に本発明を採用することが出来る。
【0094】次に特許請求の範囲の構成と、発明の実施
の形態との対応を説明する。請求項1の図柄表示手段
は、特別図柄表示装置53の特別図柄表示部21、期待
値上昇状態検出手段と、複合図柄表示手段とは、「課題
を解決するための手段及び発明の効果」に例として記載
した内容が対応する。
【0095】請求項2の数値図柄視認性確保手段は、遊
技制御装置3と、表示制御装置5とが備える機能で、図
3ないし図9に基づいて説明した内容を実行する様に構
成されることが対応する。請求項3のキャラクタ図柄
は、キャラクタ図柄67(67A〜67P)、数字図柄
は、数字図柄69(69A〜69P)、複合図柄は、第
2図柄71(71A〜71G)、第3図柄73(73A
〜73C)、第4図柄75(75A〜75E)、第5図
柄77(77A)、図柄表示手段は、特別図柄表示装置
53、数字図柄表示手段は、遊技制御装置3と、表示制
御装置5とが備える機能で、図6ないし図9に基づいて
説明した内容を実行する様に構成されていることが対応
する。
【0096】視認性考慮キャラクタ図柄表示手段は、遊
技制御装置3と、表示制御装置5とが備える機能で、図
3ないし図9に基づいて説明した内容を実行する様に構
成されていることが対応する。請求項4の数字図柄の視
認性の確保が数字図柄に重なるキャラクタ図柄の部分を
削除して、図柄表示手段上に表示することにより行われ
ることは、図3〜図5に示すように、特別図柄表示装置
53に表示された態様に示されている。
【0097】請求項5の数字図柄固定手段は、遊技制御
装置3と、表示制御装置5とが備える機能で、図3ない
し図9、特に図3〜図5に基づいて説明した内容を実行
する様に構成されていることが対応する。請求項6の図
柄ズームアウト手段は、遊技制御装置3と、表示制御装
置5とが備える機能で、図3ないし図9、特に図3に基
づいて、説明した内容を実行する様に構成されているこ
とが対応する。
【0098】請求項7の図柄ズームイン手段は、遊技制
御装置3と、表示制御装置5とが備える機能で、図3な
いし図9、特に図3に基づいて、説明した内容を実行す
る様に構成されていることが対応する。請求項8の数字
図柄連続固定手段は、遊技制御装置3と、表示制御装置
5とが備える機能で、図3ないし図9に基づいて、説明
した内容を実行する様に構成されていることが対応す
る。特に、図柄ズームアウト手段、又は図柄ズームイン
手段が連続して、ズームアウト、又はズームインを行っ
ている間、複合図柄の数字図柄を上記図柄表示手段の所
定の位置に、又は所定の大きさで略固定表示させること
は、図4、図5に基づく説明が対応する。又、続けてズ
ームアウトからズームイン、又はズームインからズーム
アウトを行っている間、上記数字図柄表示手段に上記複
合図柄の数字図柄を上記図柄表示手段の所定の位置に、
又は所定の大きさで略固定表示させることは、図4に基
づく説明が良く対応する。
【0099】請求項9の図柄表示手段の最後に表示が確
定する図柄確定位置は、中列63の大当り状態を表現す
る位置91が対応し、他の図柄確定位置は、左列61
と、右列65とが大当り状態を表現する位置87、89
が対応する。ズームアウトリーチ手段は、遊技制御装置
3と、表示制御装置5とが備える機能で、図3ないし図
9、特に図3と図4とに基づいて、説明した内容を実行
する様に構成されていることが対応する。
【0100】請求項10の図柄表示手段の最後に表示が
確定する図柄確定位置は、中列63の大当り状態を表現
する位置91が対応し、他の図柄確定位置は、左列61
と、右列65とが大当り状態を表現する位置87、89
が対応する。ズームインリーチ手段は、遊技制御装置3
と、表示制御装置5とが備える機能で、図3ないし図
9、特に図3と図4とに基づいて、説明した内容を実行
する様に構成されていることが対応する。
【0101】請求項11のリーチズームイン寸法変更手
段は、図5に基づいて説明した内容が対応する。請求項
12のリーチズームイン寸法拡大手段は、図5に基づい
て説明した内容が対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遊技機1の正面図である。
【図2】 遊技機1の配線系統のブロック図である。
【図3】 特別図柄表示装置53の特別図柄表示部21
に表示される図柄の態様を示す図柄態様図である。
【図4】 特別図柄表示装置53の特別図柄表示部21
に表示される図柄の態様を示す図柄態様図である。
【図5】 特別図柄表示装置53の特別図柄表示部21
に表示される図柄の態様を示す図柄態様図である。
【図6】 遊技制御装置3から送信され、表示制御装置
5が受信する伝送データの説明図である。
【図7】 遊技制御装置3で実行される特別図柄変動制
御処理ルーチンのフローチャートである。
【図8】 遊技制御装置3で実行される変動パターン作
成処理のフローチャートである。
【図9】 変動パターンの説明図である。
【符号の説明】
1…遊技機、3…遊技制御装置、5…表示制御装置、7
…外枠、9…内枠、11…遊技盤、13…遊技球、15
…ハンドル、17…上受け皿、19…下受け皿、21…
特別図柄表示部、23…特別図柄保留ランプ、25…始
動口、26…普通電動役物、27…大入賞口、29…普
通図柄表示部、31…普通図柄保留ランプ、32…普通
図柄作動ゲート、33…音響機能部、35…照明機能
部、37…賞球機能部、39…役物作動機能部、41…
表示機能部、43…遊技球検出機能部、45…本体用外
部端子板、47…電源基板、49…第1種始動口スイッ
チ、51…セーフ球スイッチ、53…特別図柄表示装
置、55…普通図柄表示装置、61…左列、63…中
列、65…右列、67(67A〜67P)…キャラクタ
図柄、69(69A〜69P)…数字図柄、71(71
A〜71G)…第2図柄、73(73A〜73C)…第
3図柄、75(75A〜75E)…第4図柄、77、7
7A…第5図柄、81…確定図柄、83、85…キャラ
クタ図柄67が殆ど識別することが可能でない状態、8
7、89…左列61と、右列65とが大当り状態を表現
する位置、91…中列63の大当り状態を表現する位
置、93…確定図柄、111…第1変動パターン群、1
13、117…リーチパターン群、121…変動パター
ン、YA…上下方向、YB…横方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梁川 誠市 愛知県春日井市美濃町2丁目102番地 Fターム(参考) 2C088 AA31 AA34 AA35 AA36 BC22

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の意味を有する図柄が画面上で移動
    後、停止して、遊技の結果を表現する確定図柄となる図
    柄表示手段を備えた遊技機であって、 上記図柄表示手段が通常より大当りの期待値の高い遊技
    状態であることを表現する期待値上昇状態を検出する期
    待値上昇状態検出手段と、 上記期待値上昇状態検出手段が期待値上昇状態を検出し
    た場合に、上記確定図柄と同一の意味を有する数値図柄
    と、該数値図柄と組で用いられるキャラクタ図柄とを、
    表示させる複合図柄表示手段とを備えたことを特徴とす
    る遊技機。
  2. 【請求項2】 上記複合図柄表示手段が表示させる上記
    数値図柄の視認性を確保して上記キャラクタ図柄を表示
    させる数値図柄視認性確保手段を加えたことを特徴とす
    る請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 所定の意味を表示するキャラクタ図柄
    と、所定の数値を表示する数字図柄とが組み合わされて
    構成される複合図柄が画面上で変動後、停止して、遊技
    の結果を表現する図柄表示手段を備えた遊技機であっ
    て、 上記複合図柄の数字図柄を上記図柄表示手段に表示する
    数字図柄表示手段と、 上記図柄表示手段上に表示される上記数字図柄の視認性
    を確保して上記複合図柄のキャラクタ図柄を上記図柄表
    示手段上に表示する視認性考慮キャラクタ図柄表示手段
    とを備えたことを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 上記視認性考慮キャラクタ図柄表示手段
    による上記数字図柄の視認性の確保が該数字図柄に重な
    る上記キャラクタ図柄の部分を削除して、上記図柄表示
    手段上に表示することにより行われることを特徴とする
    請求項3記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 上記数字図柄表示手段に指示して、上記
    複合図柄の数字図柄を上記図柄表示手段の所定の位置
    に、又は所定の大きさで略固定表示させる数字図柄固定
    手段を備えたことを特徴とする請求項3、又は請求項4
    記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 上記視認性考慮キャラクタ図柄表示手段
    によって表示される上記キャラクタ図柄が、先ず大きく
    表示されるようにした後で、縮小表示されるズームアウ
    トを行なうようにする図柄ズームアウト手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項3ないし請求項5の何れかに記載
    の遊技機。
  7. 【請求項7】 上記視認性考慮キャラクタ図柄表示手段
    によって表示される上記キャラクタ図柄が、先ず小さく
    表示されるようにした後で、拡大表示されるズームイン
    を行なうようにする図柄ズームイン手段を備えたことを
    特徴とする請求項3ないし請求項6の何れかに記載の遊
    技機。
  8. 【請求項8】 上記図柄ズームアウト手段、又は上記図
    柄ズームイン手段が連続して、ズームアウト、又はズー
    ムインを行っている間、或いは続けてズームアウトから
    ズームイン、又はズームインからズームアウトを行って
    いる間、上記数字図柄表示手段に指示して、上記複合図
    柄の数字図柄を上記図柄表示手段の所定の位置に、又は
    所定の大きさで略固定表示させる数字図柄連続固定手段
    を備えたことを特徴とする請求項6、又は請求項7記載
    の遊技機。
  9. 【請求項9】 上記図柄表示手段の最後に表示が確定す
    る図柄確定位置への図柄の確定を残して、他の図柄確定
    位置に位置する図柄がリーチ状態を表現した場合に、上
    記図柄ズームアウト手段に、上記最後に表示が確定する
    図柄確定位置で、上記キャラクタ図柄をズームアウトさ
    せるズームアウトリーチ手段を備えたことを特徴とする
    請求項6ないし請求項8の何れかに記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 上記図柄表示手段の最後に表示が確定
    する図柄確定位置への図柄の確定を残して、他の図柄確
    定位置に位置する図柄がリーチ状態を表現した場合に、
    上記図柄ズームイン手段に、上記最後に表示が確定する
    図柄確定位置で、上記キャラクタ図柄をズームインさせ
    るズームインリーチ手段を備えたことを特徴とする請求
    項7ないし請求項9の何れかに記載の遊技機。
  11. 【請求項11】 上記ズームインリーチ手段がキャラク
    タ図柄をズームインさせる場合に、該キャラクタ図柄の
    ズームインが行われる毎に、拡大表示されるキャラクタ
    図柄の最大到達寸法を変更させるリーチズームイン寸法
    変更手段を備えたことを特徴とする請求項10記載の遊
    技機。
  12. 【請求項12】 上記ズームインリーチ手段がキャラク
    タ図柄をズームインさせる場合に、該キャラクタ図柄の
    ズームインが行われる毎に、拡大表示されるキャラクタ
    図柄の最大到達寸法を増大させるリーチズームイン寸法
    拡大手段を備えたことを特徴とする請求項10記載の遊
    技機。
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