JP2002224304A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JP2002224304A
JP2002224304A JP2001022191A JP2001022191A JP2002224304A JP 2002224304 A JP2002224304 A JP 2002224304A JP 2001022191 A JP2001022191 A JP 2001022191A JP 2001022191 A JP2001022191 A JP 2001022191A JP 2002224304 A JP2002224304 A JP 2002224304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
medal
ball
medals
game board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001022191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3910368B2 (ja
Inventor
Atsushi Okuyama
敦士 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
Priority to JP2001022191A priority Critical patent/JP3910368B2/ja
Publication of JP2002224304A publication Critical patent/JP2002224304A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3910368B2 publication Critical patent/JP3910368B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明手段の前方への突出量を極力小さくで
き、しかも遊技盤を確実に照明できる弾球遊技機を提供
する。 【解決手段】 遊技機本体3の前側に、遊技盤15を照
明する照明手段61を備え、照明手段61は、光源10
7と、光源107からの光を遊技盤15側に屈折させる
屈折手段108とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機において、従
来、登録実用新案第2541176号公報に記載のよう
に、遊技機本体に装飾枠を取り付け、この装飾枠に遊技
盤の盤面を照明する光源を備えたものがある。装飾枠
は、遊技盤の左右両側から上側に跨がる門形状であっ
て、前後両側にガラス板を備え、遊技機本体の前側に前
方に突出するように取り付けられている。光源は、遊技
盤の左右両側及び上側に夫々対応して装飾枠内に配置さ
れ、後側のガラス板を介して遊技盤の盤面に照明するよ
うに、遊技盤に指向させて取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機で
は、装飾枠内の光源を遊技盤の盤面に指向させて配置
し、この光源によりガラス板を介して遊技盤の盤面を照
明するようにしている。このため、装飾枠が遊技盤の近
傍で遊技機本体の前面から前方に大きく突出することに
なり、遊技盤を周辺の光源によって照明できるものの、
全体が大型化すると共に、遊技機本体の前面側のデザイ
ンが装飾枠によって著しく阻害される欠点がある。
【0004】また遊技ホールには、隣り合う島間の天井
側に照明灯を配置しているが、遊技盤の上側に、前方に
大きく突出する装飾枠があるため、この装飾枠の上枠部
によって天井側の照明灯からの光が遮られて、その照明
光によって遊技盤の上部側を照明できない。従って、遊
技盤の上部側を明るくするには、装飾枠の上部側の光源
によらざるを得ず、天井側の照明灯からの光を活用でき
ない問題がある。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑み、照明
手段の前方への突出量を極力小さくでき、しかも遊技盤
を確実に照明できる弾球遊技機を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技機本体3
の前側に、遊技盤15を照明する照明手段61を備えた
弾球遊技機において、前記照明手段61は、光源107
と、該光源107からの光を前記遊技盤15側に屈折さ
せる屈折手段108とを備えたものである。
【0007】また他の本発明は、遊技機本体3の前側
に、遊技盤15を照明する照明手段61を備えた弾球遊
技機において、前記照明手段61は、光源107と、該
光源107からの光を前記遊技盤15側に反射させる反
射手段111とを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図12は本発明をメダル投入
式のアレンジボール機に採用した第1の実施形態を例示
する。図12に例示するように、遊技ホール内には、複
数個の遊技島100が通路101の両側に配置されてお
り、その各遊技島100には、通路101側にアレンジ
ボール機102が左右方向に配列されている。各遊技島
100の下部には受け台が設けられ、また通路101の
床面には、各アレンジボール機102に対応して遊技者
の着座用椅子103が設けられている。天井104側に
は、遊技ホール内を照明する照明灯105が通路101
の略中央に設けられている。
【0009】アレンジボール機102は、図1〜図4に
示すように、外枠1と、この外枠1の前側に配置された
前枠2とを備えた遊技機本体3を有し、その前枠2は左
右一端側の縦方向のヒンジ4を介して外枠1に開閉及び
着脱自在に装着されている。遊技機本体3には、その前
面側に前面パネル5が装着されると共に、外枠1側にメ
ダルホッパー6、補助タンク7、電源ユニット8等が設
けられ、前枠2側に遊技盤15、発射手段16、メダル
選別手段17が設けられる等、遊技機本体3の内部で前
面パネル5の裏側に、遊技盤15を含む各種の内部機構
が設けられている。
【0010】外枠1は、縦方向に長い矩形枠等により構
成され、この外枠1の内部の下部側にメダルホッパー
6、補助タンク7、電源ユニット8等が配置されてい
る。なお、外枠1には、その裏側に裏板9が装着されて
いる。前枠2は、外枠1に対応して縦方向に長い矩形枠
等により構成されている。前枠2には、その前面側に前
面パネル5が装着され、また前面パネル5の裏側の内部
に遊技盤15、発射手段16、メダル選別手段17等が
配置されている。
【0011】メダルホッパー6はメダルを貯留するため
のもので、このメダルホッパー6には、投入メダルを受
け入れるメダルシュート10と、内部のメダルが満杯状
態のときに、余剰メダルを補助タンク7へと溢流させる
溢流口11と、メダルを払い出すメダル払い出し手段1
2とが設けられている。メダル払い出し手段12は、メ
ダルホッパー6内のメダルを景品用又は返却用として払
い出すためのもので、メダルホッパー6の下部側に設け
られ、モータ等の駆動手段13によりメダルホッパー6
内の回転体(図示省略)を駆動して、メダル払い出し口
14から前側へとメダルを払い出すようになっている。
なお、補助タンク7は出し入れ自在である。
【0012】遊技盤15は、前枠2の内部の遊技盤装着
枠18と支持枠19との間に裏側から嵌脱自在に嵌合さ
れ、遊技盤装着枠18の裏側に設けられた複数個の締結
手段18aにより着脱自在に固定されている。従って、
遊技盤15は、遊技機本体3の前部側、取り分け前枠2
に裏側から着脱自在である。遊技盤装着枠18は門形状
で、その上側及び左右両側が支持枠19の上側で前枠2
の内側面に固定されている。支持枠19は、遊技盤15
を下側から受ける遊技盤受け部20を上縁側に一体に備
え、前枠2の内部に左右方向に架設されている。
【0013】遊技盤15の前面には、図1に示すよう
に、ガイドレール21が環状に装着されると共に、この
ガイドレール21の内側の遊技領域27の下部に入賞口
手段22が配置され、また入賞口手段22の上側に誘導
図柄表示手段23、特定入賞手段24、得点増加手段2
5、作動手段26a,26b、普通入賞手段26c,2
6d等の各遊技部品が配置されている。なお、入賞口手
段22と各遊技部品との間には、多数の遊技釘(図示省
略)が設けられている。誘導図柄表示手段23は液晶表
示手段により構成され、作動手段26aの遊技球の検出
を条件に1個又は複数個、例えば3個の誘導図柄23a
が所定時間変動して停止するようになっている。なお、
誘導図柄23aには数字図柄、キャラクター、その他の
適宜図柄、例えば数字図柄が使用されている。
【0014】入賞口手段22は、図5、図7に示すよう
に、遊技盤15の開口部15aに裏側から着脱自在に装
着された入賞ケース28と、この入賞ケース28に横一
列状等に形成され且つ前側から入賞した遊技球を遊技盤
15の裏側へと誘導する複数個(例えば16個)の入賞
口29と、各入賞口29に入賞した遊技球を検出する複
数個(例えば16個)の入賞検出スイッチ30とを備
え、遊技盤15に沿って落下する遊技球が何れかの入賞
口29に入賞して、入賞検出スイッチ30がその遊技球
を検出するようになっている。
【0015】特定入賞手段24、得点増加手段25等
は、遊技盤15の前側で入賞した遊技球を遊技盤15の
裏側に案内するように構成され、これらに遊技球が入賞
したときに、それに対応する1個又は複数個の入賞口2
9への遊技球の入賞と同等に取り扱われるようになって
いる。
【0016】遊技盤15の裏面には、図2及び図3に示
すように入賞口手段22、誘導図柄表示手段23、特定
入賞手段24、得点増加手段25、作動手段26a,2
6b、普通入賞手段26c,26d等の各遊技部品を裏
側から覆う裏カバー31と、この裏カバー31の下側に
配置された球集合ケース32とが着脱自在に装着され、
その裏カバー31の裏面に、主制御基板33を収納する
主基板ケース34と、音声基板35を収納する音声基板
ケース36とが着脱自在に装着されている。
【0017】裏カバー31には、図5に示すように、そ
の底壁31aの前縁部に開口部31bが形成されてい
る。球集合ケース32は、入賞口手段22、特定入賞手
段24、得点増加手段25等の遊技部品を経て遊技盤1
5の裏側に誘導された遊技球を集合させるためのもの
で、図5、図7及び図8に示すように、上側が開口する
球集合部32aと、この球集合部32aで集合した遊技
球を下方へと排出する球排出口32bとを有し、入賞ケ
ース28の下側で遊技盤15の裏側に装着されている。
なお、入賞口29に入賞した遊技球は、入賞検出スイッ
チ30で検出された後、入賞口手段22等の内部に停留
することなく、球集合ケース32を経て球排出口32b
から排出されるようになっている。
【0018】球集合ケース32の球排出口32bは、後
述の待機通路47の長さを容易に確保できるように、球
集合ケース32の左右方向の略中央よりも球送り手段4
8と反対側に偏位して配置されている。また、入賞口手
段22の左右両側には、特定入賞手段24、得点増加手
段25等からの遊技球を球集合ケース32の球集合部3
2aへと案内する案内通路32cが、裏カバー31の開
口部31bを経て球集合ケース32側に突出するように
装着されている。
【0019】発射手段16は、遊技球をガイドレール2
1を経て遊技盤15の遊技領域27へと発射させるため
のもので、図1〜図3に示すように、発射レール37
と、発射レール37上の遊技球をガイドレール21側に
向かって打撃する打撃槌38と、打撃槌38を遊技球の
打撃方向に付勢する発射バネ(図示省略)と、カム機構
39を介して発射バネに抗しながら打撃槌38を反打撃
方向へと間欠的に揺動させるモータ等の発射駆動手段4
0と、遊技者の把持により発射駆動手段40を起動させ
且つその回動操作により発射バネのバネ圧を調整可能な
発射ハンドル41とを備え、取り付け板16a等を介し
て支持枠19に着脱自在に装着されている。
【0020】発射レール37は、遊技盤15側のガイド
レール21に対応して支持枠19の前側等に装着されて
いる。打撃槌38は発射レール37上の遊技球を打撃で
きるように、発射レール37に対応して支持枠19の前
側等に配置され、取り付け板16aに前後方向の枢軸に
より揺動自在に軸支されている。発射ハンドル41は、
図5に示すように、前面パネル5側の通孔42を貫通し
て前側に突出する支持筒43の前端部側に設けられてお
り、遊技者が前面パネル5の前側で把持して回動操作で
きるようになっている。なお、発射ハンドル41には、
遊技者の把持又は操作を検出するタッチスイッチ(図示
省略)のタッチ片が設けられている。
【0021】発射レール37の前側には、発射レール3
7及びガイドレール21の発射レール37側の一部分を
前側から覆うレールカバー90が設けられている。この
レールカバー90は、例えば前面パネル5に左右方向に
架設された支持部材91に着脱自在に装着されている。
【0022】発射手段16側と遊技盤15側との間に
は、図3、図5及び図8に示すように、これらを含む遊
技球用の循環経路44が閉ループ状に形成され、その循
環経路44内に複数個の遊技球が封入されている。循環
経路44は、発射手段16により発射された遊技球を遊
技盤15側へと案内する発射側経路45と、遊技盤15
の裏側に通過した遊技球を発射手段16側へと戻す戻り
側経路46とを備えている。発射側経路45は発射レー
ル37、ガイドレール21等により構成され、また戻り
側経路46は球集合ケース32、待機通路47、球送り
手段48等により構成されている。
【0023】待機通路47は、遊技盤15を通過して戻
って来た遊技球を待機させるためのもので、支持枠19
の裏側等の前枠2側に、発射手段16側が低くなるよう
に左右方向に傾斜させて着脱自在に装着され、その上流
側が遊技盤15の下端と干渉しない位置で球集合ケース
32の球排出口32bに下側から連通している。球送り
手段48は、発射手段16の発射動作に連動して待機通
路47内の遊技球を1個づつ発射レール37上へと送る
ためのもので、発射レール37と待機通路47の下流側
端部との間で支持枠19等に着脱自在に装着されてい
る。
【0024】待機通路47の中途部分には、図3に示す
ように、支持枠19を前後方向に貫通して後ろ下がり状
に傾斜するファール球案内通路92が接続されている。
ファール球案内通路92は、ガイドレール21の途中で
失速して遊技領域27に到達せずに戻るファール球を、
遊技盤15の前下側から待機通路47へと案内するため
のもので、このファール球案内通路92も戻り側経路4
6の一部を構成している。
【0025】なお、循環経路44中の遊技球の封入個数
は、1ゲームに必要な最低の所定数以上(例えば16〜
25個程度)が望ましいが、少なくとも発射手段16が
遊技球を所定の時間間隔で発射できるに十分な個数であ
れば良く、1ゲームに必要な所定数未満でも良い。また
待機通路47は、その封入個数分の遊技球の全て、又は
下流側の一部(数個程度)が一列状に整列する程度の長
さであることが望ましい。
【0026】メダル選別手段17は、後述のメダル投入
口49から投入されたメダルの正否を選別するためのも
ので、図6及び図8に示すように、メダル投入口49に
対応して支持枠19等に着脱自在に装着されている。そ
して、このメダル選別手段17は、メダルの移動中に重
量、外形、材質等を基準に正否を判別し、その判別結果
に応じて不良なメダルを不良シュート50を経て後述の
メダル案内樋51へと戻し、正常な(正規の)メダルを
メダルホッパー6のメダルシュート10へと案内するよ
うになっている。メダル選別手段17には、正規のメダ
ルを検出するためのメダル検出スイッチ52がその判別
部よりも下流側に設けられている。
【0027】前面パネル5は、少なくとも遊技盤15の
前側に対応するガラス扉53と、その他の部分との複数
個に分割されている。前面パネル5は、図5及び図6に
示すように、例えば遊技盤15の前面側に対応するガラ
ス扉53の他に、ガラス扉53の上側に配置された上パ
ネル54と、ガラス扉53の下側に配置された中間パネ
ル55と、中間パネル55の下側に配置された下パネル
56との複数個に分割され、その下パネル56を除く上
パネル54、ガラス扉53、中間パネル55が、前枠2
のヒンジ4と同一側で縦方向のヒンジ57により前枠2
に対して個別に開閉自在に枢着されている。なお、前面
パネル5は前枠2と一体に形成してもよい。
【0028】ガラス扉53は、遊技盤15の遊技領域2
7に対応する窓孔58が形成された扉枠59と、その窓
孔58を塞ぐように扉枠59に装着されたガラス板60
とを備えている。
【0029】上パネル54は前枠2の上部側に配置さ
れ、この上パネルに照明手段61が遊技機本体3の前側
から前方に突出するように装着されている。この照明手
段61は、遊技盤15の盤面を前上側から照明するため
のもので、遊技者に対して所定の遊技状態を発光表示す
る表示手段を兼用しており、図5、図9、図10に示す
ように、照明カバー106、光源107、屈折手段10
8、反射板109等により構成されている。
【0030】照明カバー106は遊技機本体3の左右幅
と略同一長さであって、略水平状の上壁部107aと、
上壁部107aの前端から前下がりに傾斜する傾斜壁部
107bと、傾斜壁部107bの前端から後下方へと後
下がりに傾斜する照明部107cとを備え、上パネル5
4の前面に着脱自在に装着されている。この照明カバー
106は、内部の光源107が点灯した場合に、その光
により前下側に向かって発光すると共に、遊技盤15の
盤面を照明するように、少なくとも照明部107cが光
透過性を有する構成となっている。また照明カバー10
6の照明部107cは、その下端縁が遊技領域27の上
側に沿って円弧状に構成され、しかも天井104側の照
明灯105から遊技盤15の遊技領域27の上部側への
照明光Aを極力遮らない角度で傾斜している。
【0031】なお、照明カバー106は、その上壁部1
07a、傾斜壁部107b、照明部107cの全体を無
色透明、着色透明等の合成樹脂材料により構成し、上壁
部107a、傾斜壁部107b等に光遮断材を貼着又は
塗装しても良いし、照明部107cのみを無色透明、着
色透明等の合成樹脂材料により構成しても良い。
【0032】光源107には白色蛍光灯等が使用され、
照明カバー106内に左右方向に配置され、上パネル5
4に固定された左右一対のソケットに着脱自在に装着さ
れている。光源107の上パネル54側には、この光源
107からの光を反射板109及び照明部107cに照
射させる反射カバー110が配置されている。
【0033】屈折手段108は、光源107が点灯した
場合に、反射板109を介して反射する光源107から
の光を遊技盤15の盤面、特に遊技領域27の上部側に
向けて屈折させるためのもので、照明カバー106の照
明部107cに一体に形成されたフレネルレンズ108
により構成されている。フレネルレンズ108aは、照
明部107cの内面及び/又は外面に遊技領域27の上
縁に沿って左右方向に円弧状に形成された凹凸状のレン
ズ部108bを傾斜方向に所定間隔をおいて複数個備え
ている。各レンズ部108bは、凹凸状のレンズ部10
8bを前斜め上方からの光を更に遊技領域27の上部側
へと下斜め後方へと屈折させるように、遊技盤15に近
い側が厚くなっている。なお、フレネルレンズ108a
は、光源107からの直接の光及び/又は反射板109
を介して反射する光等によって前側に向かって発光する
ようになっている。
【0034】反射板109は、光源107からの光を屈
折手段108を介して遊技盤15の上部側へと反射させ
るためのもので、照明カバー106内に光源107と屈
折手段108とに対応してその前側に傾斜状に配置され
ている。なお、この反射板109は、照明カバー106
の内周面を鏡面加工して構成しても良い。
【0035】中間パネル55は、図5〜図7に示すよう
に、前方に張り出す張り出し部64を有し、この張り出
し部64に、前下がりに傾斜する表示パネル部65及び
操作パネル部66が、張り出し部64の下側に、その下
端から前枠2側へと後方に屈曲する底壁部64aが夫々
設けられている。なお、中間パネル55の下端部は、そ
の開閉時に発射ハンドル41と干渉しないように、発射
ハンドル41よりも上側で下パネル56と分離され、中
間パネル55を閉じたときに、下パネル56の上端部に
前側から当接するか、又は下パネル56の上端部と上下
に重なるようになっている。
【0036】表示パネル部65は、図1、図2、図5及
び図7に示すように、ガラス扉53の下辺側の近傍に左
右方向に細長く形成され、この表示パネル部65の手前
側に操作パネル部66が設けられている。表示パネル部
65には、左右方向の略中央部分に入賞表示手段67が
設けられ、この入賞表示手段67の左右方向の一方にメ
ダル数表示手段68が、他方に得点表示手段69が夫々
設けられている。なお、表示パネル部65は、各表示手
段67〜69の表示状態が確認し易くなるように操作パ
ネル部66よりも傾斜角度が大になっているが、操作パ
ネル部66と略同一角度にしても良い。
【0037】入賞表示手段67は、入賞口手段22の各
入賞口29と対応する複数個、例えば16個の入賞表示
部70を備え、その各入賞表示部70が入賞口手段22
の各入賞口29と相対応して前後方向に近接するように
横一列状に配置されている。そして、各入賞表示部70
は、遊技球が何れかの入賞口29に入賞したときに、そ
れに対応する入賞表示部70が発光、その他によってそ
の入賞を遊技者に表示するようになっている。各入賞表
示部70には、各入賞口29に対応して一端側から順番
に番号が付されている。なお、入賞表示手段67は、入
賞口手段22よりも上側の遊技領域27の中央部等に、
入賞表示部70を縦横に所定数(例えば4個)づつ組み
合わせて配置しても良い。
【0038】メダル数表示手段68は、メダル投入口4
9から投入されたメダルの保有枚数(預託メダル数)を
表示するためのものであり、表示パネル部65上の左右
方向の一方側、例えば向かって左側の後述するメダル投
入口49の近傍に配置されており、例えば2桁表示可能
な7セグメントによる表示手段により構成されている。
メダル投入口49にメダルが投入されると、メダル数表
示手段68にはその投入枚数の合計が預託メダル数とし
て表示される。また、ゲームを開始する毎に、1ゲーム
に必要な規定の複数枚のメダル数が預託メダル数から減
算され、その減算された預託メダル数がメダル数表示手
段68に表示される。なお、メダル数表示手段68に表
示される預託メダル数には上限(例えば50枚)が設定
されており、預託メダル数がその上限を超えると、その
所定数を超えた枚数分は払い出されるようになってい
る。
【0039】得点表示手段69は、入賞役の成立により
付与された得点又は景品用メダルの未払い出し分の得点
を表示するためのものであり、表示パネル部65上の左
右方向の一方側、例えばメダル数表示手段68の反対側
に配置されている。得点表示手段69は、例えばメダル
数表示手段68と同様、2桁表示可能な7セグメントに
よる表示手段により構成されている。ゲーム中に入賞役
が成立すると、その入賞役に応じた得点の合計が得点表
示手段69に表示される。ゲームで付与される得点には
上限(例えば10点)が設定されている。ゲーム終了時
にその得点に応じた景品用メダルが払い出されると、得
点表示手段69の表示は例えば”0”となる。なお、得
点表示手段69に代えて、又は得点表示手段69と共に
獲得メダル数表示手段を設け、その獲得メダル数表示手
段により、得点に応じて獲得した獲得メダル数又は未払
い出し分の獲得メダル数を表示するようにしても良い。
【0040】操作パネル部66には、メダル投入口4
9、手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ72及び
返却スイッチ73が設けられている。メダル投入口49
は、操作パネル部66の左右方向の一方側でヒンジ4,
57に近い側の端部若しくはその近傍に配置され、この
メダル投入口49よりも左右方向の中央側に手動選択ス
イッチ71と自動選択スイッチ72と返却スイッチ73
とが左右方向に一列状に配置されている。
【0041】メダル投入口49は、少なくとも1ゲーム
に必要な規定の複数枚、好ましくは複数ゲーム分の多数
枚のメダルを投入可能な大きさのホッパー状であって、
その下部側の出口49aは、メダル選別手段17に対し
てメダルを1枚づつ供給し得るように狭くなっている。
メダル投入口49の外側には、多数枚のメダルを投入し
たときにも、出口49a側でメダルが整列するようにメ
ダル投入口49を微振動させる振動付与手段74が装着
されている。振動付与手段74は、メダル投入口49に
メダルを投入したときに作動するようになっている。な
お、メダル投入口49は、一度の投入枚数が1ゲームに
必要な規定数以下のメダル数、例えばメダルを1枚づつ
投入できる程度のものでも良い。
【0042】手動選択スイッチ71は、その操作毎に1
ゲームづつのゲームを開始可能にするためのもので、こ
の手動選択スイッチ71を操作したときに、預託メダル
数から規定の複数枚、例えば4枚分のメダルを減算する
処理を行い、1ゲーム分のゲームが開始可能な状態にな
るようになっている。
【0043】自動選択スイッチ72は、所定の休止期間
をおいて繰り返し連続的にゲームを開始可能にするため
のもので、この自動選択スイッチ72を操作したとき
に、規定数以上の預託メダル数があれば、手動選択スイ
ッチ71を操作しない限り、各ゲームの開始前に規定数
のメダルを減算する処理を行い、その後にゲームが開始
可能な状態になるようになっている。
【0044】返却スイッチ73は、預託メダルの返却を
求めるためのもので、この返却スイッチ73を操作した
ときに、メダル払い出し手段12が作動して預託メダル
数分のメダルをメダルホッパー6から払い出すようにな
っている。
【0045】手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ
72、返却スイッチ73には、押しボタン式、その他の
ものが使用されている。また手動選択スイッチ71、自
動選択スイッチ72には、その操作部側にランプ等の選
択表示手段(図示省略)が設けられ、その選択表示手段
で選択状況を表示するようになっている。なお、選択表
示手段は、手動選択スイッチ71、自動選択スイッチ7
2の近傍に設けても良い。
【0046】下パネル56は、図5に示すように前枠2
の下部側に固定されている。下パネル56には、その下
部側の左右方向の略中央にメダル受け皿75とメダル案
内樋51とが前後に設けられ、またメダル受け皿75の
左右方向の一方側で且つヒンジ4,57に近い側に灰皿
76が、反対側に手乗せ台77が夫々設けられている。
メダル受け皿75、灰皿76及び手乗せ台77は、下パ
ネル56から前方に突出しており、その前端は面一状に
なっている。なお、下パネル56に、発射ハンドル41
を支持する支持筒43を前後方向に貫通させるための通
孔42が形成されている。
【0047】メダル受け皿75は、メダル払い出し手段
12から払い出されたメダル、及び不良シュート50を
経て返却された不良メダル等を貯留するためのものであ
る。メダル案内樋51は、メダル払い出し手段12から
払い出されたメダル、不良シュート50を経て返却され
た不良メダルをメダル受け皿75へと案内するためのも
ので、下パネル56から後方に突出するようにメダル受
け皿75に一体又は別体に設けられている。
【0048】手乗せ台77の上側には発射ハンドル41
があり、これら手乗せ台77及び発射ハンドル41は、
ヒンジ4,57、メダル投入口49に対して左右方向の
反対側の端部若しくはその近傍に配置されている。手乗
せ台77は、発射ハンドル41を操作するときに手の一
部を乗せておくためのもので、この手乗せ台77と発射
ハンドル41との間隔は、手乗せ台77上に手の一部を
乗せた状態でも発射ハンドル41を操作できるし、乗せ
ない状態でも操作できる程度に設定されている。また発
射ハンドル41の上側には、中間パネル55の張り出し
部64に、上側へと円弧状に凹入する凹部78が形成さ
れ、発射ハンドル41と張り出し部64との間に、発射
ハンドル41を把持したときに、手が中間パネル55の
張り出し部64に接触しない程度の間隔が確保されてい
る。
【0049】図11はアレンジボール機102の制御系
のブロック図である。この制御系は、図11に示すよう
に主制御手段80、入賞表示制御手段81、精算処理手
段82、払い出し制御手段83、メダル計数手段84、
預託処理手段85、ゲーム選択手段86、発射制御手段
87、返却制御手段88、照明制御手段89等を備えて
いる。
【0050】主制御手段80は、入賞役の成否、誘導図
柄表示手段23の変動条件の成否、特定入賞手段24の
作動条件の成否、得点増加手段25の作動条件の成否
等、遊技盤15側の各ゲーム毎の遊技動作を制御する機
能を備えている。
【0051】入賞表示制御手段81は、入賞口手段22
の各入賞口29に遊技球が入賞したとき等に、入賞表示
手段67のその入賞口29等に対応する入賞表示部70
に入賞表示をさせるようになっている。精算処理手段8
2は、主制御手段80からの信号により、ゲーム中又は
ゲームの終了毎に入賞役の成否等に応じて得点を算出す
る精算処理を行い、その得点を得点表示手段69に表示
させると共に、ゲームの終了と同時又はその後に精算処
理の終了指令があったときに精算処理を終了するように
なっている。
【0052】払い出し制御手段83は、精算処理手段8
2の精算処理により得点が付与されたときに、ゲーム中
又はゲームの終了後にメダル払い出し手段12を制御し
て、その得点に応じてメダルホッパー6内のメダルをメ
ダル払い出し手段12によりメダル受け皿75へと払い
出させるようになっている。
【0053】メダル計数手段84は、メダル投入口49
から投入された正規のメダルを計数するためのもので、
メダル検出スイッチ52からの信号により投入メダル数
を計数するようになっている。預託処理手段85は、メ
ダル計数手段84で計数された投入メダル数を記憶中の
預託メダル数に順次加算して預託メダル数を更新し、ゲ
ーム選択手段86からの指令に基づいて、ゲーム毎にそ
の預託メダル数から1ゲームに必要なメダルの規定数分
を減算処理して預託メダル数を更新し、更に預託メダル
数を更新する都度、その時点の実預託メダル数をメダル
数表示手段68に表示させるようになっている。
【0054】ゲーム選択手段86は、手動選択スイッチ
71、自動選択スイッチ72で選択された選択結果に基
づいて、預託処理手段85、発射制御手段87、その他
の各部に1ゲーム又は連続ゲームの指令を送るためのも
ので、例えば手動選択スイッチ71を操作したときにそ
の操作毎に1ゲーム分のメダル数を減算する指令を、自
動選択スイッチ72を操作したときに各ゲーム毎に1ゲ
ーム分のメダル数を順次減算する指令を夫々出して、預
託処理手段85にゲームの開始前に預託メダル数から規
定数分を減算処理させると共に、手動選択スイッチ71
を操作したときに1ゲームの指令を発射制御手段87
に、自動選択スイッチ72を操作したときに連続ゲーム
の指令を発射制御手段87に夫々出すようになってい
る。
【0055】発射制御手段87は、各ゲームの終了毎に
所定の休止時間をおいて発射手段16の発射動作を制御
するためのもので、預託処理手段85が規定数のメダル
の減算処理を行ったこと及び遊技者が発射手段16の発
射ハンドル41を操作することを条件に、ゲーム選択手
段86の指令に基づいて発射手段16を発射動作させ、
発射手段16が最大所定数(16個)の遊技球を遊技領
域27に打ち込んだ場合に、その発射手段16の作動を
停止させるようになっている。なお、制御系は、メダル
投入口49に規定数以上のメダルを投入すれば、発射ハ
ンドル41の把持によって発射制御手段87が発射手段
16を制御可能になるため、ゲームを開始可能な状態に
なる。
【0056】返却制御手段88は、返却スイッチ73を
操作したときに、預託処理手段85側に記憶されている
預託メダル数に残高があることを条件に、メダル払い出
し手段12がその預託メダル数分のメダルを払い出すよ
うに制御するためのものである。
【0057】照明制御手段89は、少なくともゲーム可
能な状態にある場合に照明手段61を点灯制御するため
のもので、メダル投入口に規定数のメダルを投入して預
託処理手段85により預託処理があった場合等、遊技者
が実際にゲームを行い得るゲーム可能状態になれば、預
託処理手段85からの信号等に基づいてゲーム不能にな
るまで照明手段61の光源107を点灯させるようにな
っている。
【0058】次に上記構成のアレンジボール機102に
おける動作を説明する。ゲームの開始に際しては、メダ
ル投入口49に1ゲームに必要な規定数以上の複数枚の
メダルを投入する。すると、各メダルはメダル投入口4
9内で整列してメダル選別手段17へと入り、そのメダ
ル選別手段17で正否の判別を受け、不良メダルは不良
シュート50からメダル受け皿75へと戻され、正規の
メダルのみがメダルシュート10を経てメダルホッパー
6へと落下する。
【0059】このときメダル検出スイッチ52が正規の
メダルを検出し、メダル計数手段84がそのメダル数を
計数して、預託処理手段85が記憶中の預託メダル数に
加算して更新する。これによって預託処理手段85がゲ
ーム選択手段86の指令に基づいてメダルの減算処理を
行うことが可能になるので、ゲームを開始可能な状態に
なる。またメダルを投入すれば、預託処理手段85の制
御によってメダル数表示手段68が預託メダル数を表示
する。このため遊技者は、その表示によってその時点の
預託メダル数を容易に確認できる。
【0060】この預託処理手段85の預託処理によって
ゲームを開始可能な状態になれば、照明制御手段89の
制御により照明手段61の光源107が点灯する。そし
て、この光源107が点灯すると、光源107からの光
が反射板109で反射して屈折手段108のフレネルレ
ンズ108a側へと反射して、フレネルレンズ108a
の各レンズ部108bに前斜め上方から入射した後、各
レンズ部108bで後方に屈折して遊技盤15の遊技領
域27の上部側を照明する。これによって遊技盤15の
遊技領域27の上部側が明るくなる。これと同時に光源
107からの光がフレネルレンズ108a側に直接又は
間接的に照射するため、フレネルレンズ108aが明る
く発光する。
【0061】従って、ゲームを開始可能な状態になれ
ば、照明手段61の照明によって遊技盤15の遊技領域
27の上部側が明るくなると同時に、照明手段61のフ
レネルレンズ108a側が発光することによって、遊技
者に対してゲームが開始可能であることを報知できる。
また遊技者は遊技領域27が明るくなった状態でゲーム
を行うことができるので、遊技者に対して好印象を与え
ることができる。
【0062】照明手段61は、光源107からの光を屈
折手段108により屈折させて遊技盤15側を照明する
ようにしているため、照明手段61を遊技機本体3の前
側に大きく突出させて設ける必要がなく、全体を小型化
できる。しかも、照明手段61を小型化できる上に、天
井104側の照明灯105から遊技盤15の遊技領域2
7の上部側への照明光Aを遮らないように照明部107
cを傾斜させているので、天井104側の照明灯105
により遊技盤15の遊技領域27の上部側を照明でき
る。
【0063】次に手動選択スイッチ71を操作すると、
ゲーム選択手段86が1ゲーム選択の指令を預託処理手
段85、発射制御手段87、その他の各部に送り、預託
処理手段85が預託メダル数から規定数分を減算し更新
する処理を行い、これによって発射手段16が実際に遊
技球を発射可能な状態になる。なお、預託処理手段85
が減算処理を行えば、メダル数表示手段68はその減算
後の預託メダル数を表示する。
【0064】例えば預託メダル数が0の状態で新たにメ
ダルを投入した場合には、手動選択スイッチ71を操作
することなく預託処理手段85が預託メダル数から規定
数分を自動的に減算し、ゲームを開始可能な状態になる
ように構成してもよい。
【0065】その後、遊技者が発射ハンドル41を把持
して操作すると、発射制御手段87がゲーム選択手段8
6からの指令に基づいて発射手段16を作動させ、球送
り手段48が待機通路47内の遊技球を1個づつ発射レ
ール37上に供給し、その発射レール37上の遊技球を
打撃槌38で打撃して順次ガイドレール21を経て遊技
盤15の遊技領域27へと打ち込んで行き、これによっ
て通常のゲームが進行する。
【0066】遊技領域27に打ち込まれた遊技球は、入
賞口手段22の何れかの入賞口29に入賞するか、又は
特定入賞手段24等に入賞して、遊技盤15の裏側へと
案内された後、球集合ケース32を経て待機通路47へ
と順次戻されて行く。例えば、遊技球が入賞口手段22
の何れかの入賞口29に入賞すると、その遊技球は入賞
口29から遊技盤15の裏側へと案内され、球集合ケー
ス32を経て待機通路47へと戻される。また、遊技球
が入賞口29から遊技盤15の裏側へと通過するとき
に、入賞検出スイッチ30がその遊技球を検出し、入賞
表示制御手段81の制御によって、入賞表示手段67の
対応する入賞表示部70が入賞を表示する。
【0067】入賞口手段22の入賞口29の内、その隣
り合う4個の入賞口29に遊技球が入賞して入賞役が成
立すると、主制御手段80が入賞役の成立を判定し、そ
の入賞役の成立の難易度に応じて精算処理手段82が得
点を付与する精算処理を行い、得点表示手段69がその
得点を表示する。このため遊技者は、そのゲームで獲得
した得点を得点表示手段69の表示によって容易に確認
できる。
【0068】入賞役の成立により得点が付与されると、
メダル払い出し手段12が払い出し制御手段83の制御
により作動して、その得点に応じてメダルホッパー6内
のメダルをメダル払い出し口14からメダル受け皿75
へと払い出す。これによって遊技者は、所定の利益を享
受できる。なお、1ゲーム当たりの得点は最高10点で
あり、また1点当たりのメダルの払い出し個数は4枚で
ある。
【0069】自動選択スイッチ72を操作したときに
は、預託メダル数が1ゲームに必要な規定数以上である
限り、預託処理手段85が各ゲーム毎に規定数のメダル
の減算処理を行い、発射手段16が各ゲーム毎に遊技領
域27へと所定数の遊技球を打ち込んで行く。従って、
遊技者は、発射ハンドル41を操作するだけで、所定の
休止時間をおきながら自動的に連続してゲームを行うこ
とができる。
【0070】返却スイッチ73を操作したときには、預
託処理手段85側に記憶された預託メダル数に残高があ
ることを条件に、返却制御手段88の制御により、メダ
ル払い出し手段12が作動してメダルホッパー6から預
託メダル数分のメダルをメダル受け皿75へと払い出
す。
【0071】なお、この実施形態のようにメダル投入口
49に規定の複数枚のメダルを投入することを条件にゲ
ームを開始可能に構成すれば、スロットマシン用のメダ
ルを使用する等、従来の専用メダルとは異なり価値の低
い他の遊技機用のメダルを使用してゲームを行うことも
できる。その場合、メダル投入口49に投入されたメダ
ルをメダル計数手段84で計数して、このメダル計数手
段84が複数枚のメダルを計数したときにゲームを開始
可能にすれば、例えば重量等で複数枚のメダルの投入を
検出するものに比較して投入メダル数を容易且つ確実に
確認できる。
【0072】また発射手段16から遊技盤15へと遊技
球を案内する発射側経路45と、遊技盤15から発射手
段16へと遊技球を戻す戻り側経路46とを含む閉ルー
プ状の循環経路44を構成し、この循環経路44中に複
数個の遊技球を封入した封入式を採用すれば、遊技者の
遊技球の取り扱いが不要であり、メダルの処理によって
ゲームを行うことができる。
【0073】遊技機本体3は、外枠1とこの外枠1の前
側に配置された前枠2とを備え、その外枠1側に、メダ
ルを貯留するメダルホッパー(メダル貯留手段)6と、
メダルホッパー6内のメダルを払い出すメダル払い出し
手段12とを備え、前枠2側にメダル投入口49、遊技
盤15、発射手段16、及びメダル払い出し手段12か
ら払い出されたメダルを受けるメダル受け皿75を備え
ておけば、メダル処理に付随する各機器を遊技機本体3
に設けるに当たっても、それらを外枠1と前枠2とに効
率的に配置できる。
【0074】図13は本発明の第2の実施形態を例示
し、この実施形態では、フレネルレンズ108aの各レ
ンズ部108bを、その内面に対して反射板109から
の反射光が略直角に当たるようにしている。このように
構成すれば、フレネルレンズ108aのレンズ部108
bで光が遊技盤15の遊技領域27側に屈折すると共
に、レンズ部108bの内面に対して光が略直角に入射
するため、レンズ部108bの内面での光の反射が少な
くなり、遊技盤15側を明るく照明できる。
【0075】図14は本発明の第3の実施形態を例示
し、この実施形態では、照明カバー106の下前側に、
下向きに突出する円弧状に湾曲し且つ全体として後下が
りに傾斜する照明部107cを設け、この照明部107
cに屈折手段108と発光部107dとを設けている。
照明カバー106内には、光源107と反射カバー11
0とが照明部107cに対応して設けられている。
【0076】屈折手段108はフレネルレンズ108a
を備え、そのフレネルレンズ108aは、これを通過し
た光が遊技盤15の遊技領域27の上部側を照明する範
囲にあり、このフレネルレンズ108aの前側と後側と
に発光部107dが設けられている。発光部107dは
内面側が凹凸状に構成されている。この場合にも、前述
と同様に効果を得ることができる。
【0077】図15は本発明の第4の実施形態を例示
し、この実施形態では、照明カバー106をカバー本体
102eと、その下側の照明部107cとに分け、その
照明部107cをカバー本体102eに対して着脱自在
に取り付けている。このようにすれば、カバー本体10
2eと照明部107cとの色、材質等を変える等、デザ
インの変更、照明部の交換、その他も容易にできる。
【0078】図16は本発明の第5の実施形態を例示
し、この実施形態では、照明手段61に光源107から
の光を遊技盤15側へと反射させる反射手段111を設
けている。即ち、照明手段61の照明部107cには、
反射手段111を構成する反射面111aが一体に形成
され、この反射面111aで光源107からの光の一部
を遊技盤15の遊技領域27側へと反射させるようにし
ている。この場合には、反射面111aの反射で遊技盤
15側を照明するため、フレネルレンズ108aを使用
する場合に比較して照明部107c側の構造を簡単にで
きる。なお、反射面111aは、カバー本体102eと
は別に構成しても良い。
【0079】図17は本発明の第6の実施形態を例示
し、この実施形態では、遊技者が発射手段16の発射ハ
ンドル41を把持して操作中の場合に、発射制御手段8
7からの信号等により、照明制御手段89が照明手段6
1の光源107を点灯させて、遊技盤15の遊技領域2
7を照明するようにしている。従って、この場合には、
遊技者が発射ハンドル41を操作すれば、操作状態にあ
る間、遊技盤15の遊技領域27を明るく照明できる。
【0080】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、これらの実施形態に限定されるものではなく、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能であ
る。例えば、実施形態では、照明手段61の照明カバー
106の形状等は、前面パネル5全体のデザイン等に応
じて適宜決定すれば良い。また照明手段61は、遊技盤
15の特定の1又は複数の領域をスポット的に照明する
ように構成することも可能である。
【0081】照明手段61の屈折手段108は、各実施
形態ではフレネルレンズ108aにより構成している
が、フレネルレンズ108a以外のレンズ、例えば遊技
盤15に近い側が厚くなる凹レンズ、或いは厚さが同一
の光透過性の板材等により構成する等、他の手段を採用
しても良い。照明手段61に反射手段111を使用する
場合には、その反射手段111は実施形態に例示の構造
のもの以外のものを使用しても良い。照明制御手段89
は、発射手段16によるゲーム開始からそのゲームが終
了するまでの実ゲームに照明手段61の光源107を点
灯させて、照明手段61が遊技盤15を照明するように
しても良い。
【0082】また実施形態では、メダル投入口49から
投入されたメダルをメダル計数手段84で1枚づつ計数
するようにしているが、規定の複数枚を単位として検出
し、その検出を条件にゲームを開始可能にしても良い。
またメダルを1枚投入すれば、それを条件にゲームを開
始可能にしても良い。
【0083】複数枚のメダルの投入でゲームを開始可能
にするとき、実施形態では手動・自動の別を選択するよ
うにしているが、1ゲームに必要な預託メダルがあり、
発射ハンドル41を操作している限り、所定の休止時間
をおいて自動的にゲームを繰り返すようにしても良い。
【0084】手動、自動を選択する選択スイッチを設け
る場合にも、実施形態のように手動選択スイッチ71と
自動選択スイッチ72とを別々に設ける必要はなく、1
個の選択スイッチで手動、自動を選択するようにしても
良い。この場合、選択スイッチの近傍等の適当箇所に手
動選択表示手段、自動選択表示手段を設けることによ
り、遊技者は容易に手動、自動の区別が可能である。な
お、選択表示手段を1個として、その表示の色、点滅の
有無等により自動、手動を識別可能に表示するようにし
ても良い。
【0085】また実施形態では、手動選択スイッチ71
を操作するときには、その操作によって預託処理手段8
5がそのゲームの開始前に規定数のメダルの減算処理を
行い、自動選択スイッチ72を操作するときには、その
操作によって預託処理手段85がその各ゲームの開始前
に規定数のメダルの減算処理を行うようにしているが、
何れの場合にもメダルの投入後に遊技者が発射ハンドル
41を操作することを条件に、預託処理手段85がゲー
ムの開始前に規定数のメダルの減算処理を行うようにし
ても良い。
【0086】遊技機本体3は、外枠1とその前側の前枠
2とから構成し、その前枠2の前面側に前面パネル5を
設けているが、外枠1及び前枠2を一体にして遊技機本
体3を構成し、この遊技機本体3の前面側に前面パネル
5を開閉自在に設けても良い。遊技機本体3の前面に前
面パネル5を設けるに当たっても、その前面パネル5を
複数個に分割する必要は必ずしもない。ガラス扉53を
含む前面パネル5の全体を一体に構成し、その前面パネ
ル5を遊技機本体3に対して開閉自在に設けても良い。
前枠2と前面パネル5とを一体に構成しても良い。
【0087】また実施形態では、ゲームで獲得したメダ
ルを各ゲーム毎にメダル受け皿75に払い出すようにし
たが、ゲームで獲得したメダルをその都度払い出すので
はなく、獲得メダル数を各ゲーム毎に預託メダル数に順
次上限に達するまで加算して更新すると共に、メダル数
表示手段68に随時表示し、例えば返却スイッチ73が
押された時に獲得メダル分を含む預託メダルをまとめて
払い出すようにしても良い。
【0088】更に実施形態では、アレンジボール機10
2について例示しているが、アレンジボール機102の
他、雀球遊技機等の各種の組み合わせ遊技機は勿論のこ
と、パチンコ機を含む各種の弾球遊技機であれば、その
全てにおいて同様に実施できることはいうまでもない。
またメダル投入式の他、遊技球投入式、カード式の弾球
遊技機でも同様に実施可能である。
【0089】
【発明の効果】本発明では、遊技機本体3の前側に、遊
技盤15を照明する照明手段61を備えた弾球遊技機に
おいて、前記照明手段61は、光源107と、該光源1
07からの光を前記遊技盤15側に屈折させる屈折手段
108とを備えているので、照明手段61全体の前方へ
の突出量を極力小さくでき、しかも遊技盤15を確実に
照明できる。
【0090】また本発明では、遊技機本体3の前側に、
遊技盤15を照明する照明手段61を備えた弾球遊技機
において、前記照明手段61は、光源107と、該光源
107からの光を前記遊技盤15側に反射させる反射手
段111とを備えているので、照明手段61全体の前方
への突出量を極力小さくでき、しかも遊技盤15を確実
に照明できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の側面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す前枠の背面図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す外枠の正面図で
ある。
【図5】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の縦断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の縦断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示すアレンジボール
機の横断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す戻り経路部分の
縦断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す照明手段の縦断
面図である。
【図10】本発明の第1の実施形態を示す照明手段の一
部破断正面図である。
【図11】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロ
ック図である。
【図12】本発明の第1の実施形態を示す遊技ホールの
説明図である。
【図13】本発明の第2の実施形態を示す照明手段の縦
断面図である。
【図14】本発明の第3の実施形態を示す照明手段の縦
断面図である。
【図15】本発明の第4の実施形態を示す照明手段の縦
断面図である。
【図16】本発明の第5の実施形態を示す照明手段の縦
断面図である。
【図17】本発明の第6の実施形態を示す制御系のブロ
ック図である。
【符号の説明】
3 遊技機本体 15 遊技盤 27 遊技領域 41 発射ハンドル 61 照明手段 106 照明カバー 107 光源 107c 照明部 108 屈折手段 108a フレネルレンズ 111 反射手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機本体(3) の前側に、遊技盤(15)を
    照明する照明手段(61)を備えた弾球遊技機において、前
    記照明手段(61)は、光源(107) と、該光源(107) からの
    光を前記遊技盤(15)側に屈折させる屈折手段(108) とを
    備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技機本体(3) の前側に、遊技盤(15)を
    照明する照明手段(61)を備えた弾球遊技機において、前
    記照明手段(61)は、光源(107) と、該光源(107) からの
    光を前記遊技盤(15)側に反射させる反射手段(111) とを
    備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記照明手段(61)は、前記光源(107) を
    覆う照明カバー(106) を備え、該照明カバー(106) に前
    記屈折手段(108) を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記屈折手段(108) がフレネルレンズ(1
    08a)であることを特徴とする請求項1又は3に記載の弾
    球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記照明手段(61)を前記遊技機本体(3)
    の上部に配置し、前記照明カバー(106) の前側下部に前
    記屈折手段(108) を設け、該屈折手段(108)を介して前
    記遊技盤(15)の上部を照明するように前記照明カバー(1
    06) 内に前記光源(107) を配置したことを特徴とする請
    求項3又は4に記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記照明カバー(106) 内に前記光源(10
    7) からの光を前記屈折手段(108) 側に反射させる反射
    板(109) を設けたことを特徴とする請求項3〜5の何れ
    かに記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記照明手段(61)は、少なくともゲーム
    可能な場合に照明するものであることを特徴とする請求
    項1〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
  8. 【請求項8】 前記照明手段(61)は、実ゲーム中に照明
    するものであることを特徴とする請求項1〜6の何れか
    に記載の弾球遊技機。
  9. 【請求項9】 前記照明手段(61)は、前記遊技盤(15)の
    遊技領域(27)へと遊技球を発射させる発射手段(16)の発
    射ハンドル(41)の操作中に照明するものであることを特
    徴とする請求項1〜8の何れかに記載の弾球遊技機。
  10. 【請求項10】 前記照明カバー(106) は、後下がり傾
    斜又は湾曲する照明部(107c)を下側に備えたことを特徴
    とする請求項1〜9の何れかに記載の弾球遊技機。
JP2001022191A 2001-01-30 2001-01-30 弾球遊技機 Expired - Fee Related JP3910368B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001022191A JP3910368B2 (ja) 2001-01-30 2001-01-30 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001022191A JP3910368B2 (ja) 2001-01-30 2001-01-30 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002224304A true JP2002224304A (ja) 2002-08-13
JP3910368B2 JP3910368B2 (ja) 2007-04-25

Family

ID=18887636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001022191A Expired - Fee Related JP3910368B2 (ja) 2001-01-30 2001-01-30 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3910368B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008245694A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2009082472A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Sansei R & D:Kk 遊技機
JP2011019978A (ja) * 2010-11-01 2011-02-03 Sansei R&D:Kk 遊技機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008245694A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2009082472A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Sansei R & D:Kk 遊技機
JP2011019978A (ja) * 2010-11-01 2011-02-03 Sansei R&D:Kk 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3910368B2 (ja) 2007-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002143390A (ja) 組み合わせ遊技機
JP3910368B2 (ja) 弾球遊技機
JP2002224367A (ja) 弾球遊技機
JP2002177472A (ja) 組み合わせ遊技機
JP4651811B2 (ja) 組み合わせ遊技機
JP2004215867A (ja) 遊技機
JP2002219265A (ja) 弾球遊技機
JP2002165933A (ja) 組み合わせ遊技機
JP2002126181A (ja) 組み合わせ遊技機
JP2002177491A (ja) 弾球遊技機
JP2002272914A (ja) 組み合わせ遊技機
JP2002177473A (ja) 組み合わせ遊技機
JPH02189175A (ja) 弾球遊技機
JP2002172220A (ja) 弾球遊技機
JP3801440B2 (ja) 組み合わせ遊技機
JP2002126182A (ja) 組み合わせ遊技機
JP2002165936A (ja) 組み合わせ遊技機
JP2002224407A (ja) 弾球遊技機
JP2002165935A (ja) 組み合わせ遊技機
JP2002172210A (ja) 組み合わせ遊技機
JP2002165978A (ja) 組み合わせ遊技機
JP2002224374A (ja) 組み合わせ遊技機
JP2002153600A (ja) 組み合わせ遊技機
JP2002159633A (ja) 組み合わせ遊技機
JP2002126183A (ja) 組み合わせ遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060530

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3910368

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110202

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130202

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140202

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees