JP2002223827A - 分離可能な部材を有するペンダント - Google Patents

分離可能な部材を有するペンダント

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JP2002223827A
JP2002223827A JP2001020885A JP2001020885A JP2002223827A JP 2002223827 A JP2002223827 A JP 2002223827A JP 2001020885 A JP2001020885 A JP 2001020885A JP 2001020885 A JP2001020885 A JP 2001020885A JP 2002223827 A JP2002223827 A JP 2002223827A
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pendant
jewel
decorative frame
fixed
center
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JP2001020885A
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Inventor
Kazuo Kimura
和巨 木村
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Miki Corp
Original Assignee
Miki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 宝石を固定金具で固定してクサリを設けたの
みのシンプルなペンダントを、装飾枠体に脱着容易には
め込むことにより、全く異なった印象の二様に使用でき
る分離可能な部材を有するペンダントを提供する。 【解決手段】 固定金具で固定された宝石において、宝
石の装飾面を把持する爪面と平行な底面を設け、該底面
の中央部に穿孔を穿設すると共に、固定金具の側周面に
クサリを貫通させたペンダントを、上記固定した宝石の
外径より大きい開口部を有する装飾枠体であり、背面に
上記底面と密着する固定板を下方から上方に向けて延出
し、該固定板の中央部に上記穿孔に嵌入する突起を突出
させ、上方に一対のクサリ懸架溝を設け、各クサリ懸架
溝が迷路状である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宝石を固定金具で
固定してクサリを設けたのみのシンプルなペンダント
を、装飾枠体に脱着容易にはめ込むことにより、華やか
なペンダントに変えることができ、1個のペンダントを
全く異なった印象の二様に使用できる分離可能な部材を
有するペンダントに関する。
【0002】
【従来の技術】ペンダントはペンダントヘッドと呼ばれ
る装飾部材をクサリで懸架するものである。ペンダント
ヘッドには宝石を爪と呼ばれる固定金具で固定し、クサ
リ貫通孔にクサリを通して使用するシンプルなものがあ
る。一方、宝石を含む各種の装飾材で華やかに装飾した
ものもあり、その中間のものもある。各々異った美観が
あり、服装や気分に合わせて各種各様に使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ペンダントはお洒落の
ポイントとなるものであり、その時々の服装、気分、雰
囲気にマッチしたものを選んで使用する。ペンダントは
宝石の素材、大きさ、全体形状、デザイン等多種多様で
あり、その選び方が装着した人の気分や他人に与える印
象を大きく左右する。そこで、大きいもの、小さいも
の、シンプルなもの、派手なもの、遊び気分のもの等各
種のペンダントヘッドが販売されている。一般に、宝石
をシンプルに固定したものは上品であり、周囲に装飾を
施したものは華やかな印象を与える。したがって、多く
のペンダントを所持した場合は、選択の幅も大きくその
時々に最適のペンダントを選ぶことができる。そこで、
1個のシンプルなペンダントヘッドに別体の装飾枠体を
併用することにより、全く異なった印象のペンダントヘ
ッドに変化させることができるならば、少数のペンダン
トを所持していても選択の幅を格段に広げることができ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
することを目的とし、その構成は、固定金具で固定され
た宝石において、宝石の装飾面を把持する爪面と平行な
底面を設け、該底面の中央部に穿孔を穿設すると共に、
固定金具の側周面にクサリを貫通させたペンダントを、
上記固定した宝石の外径より大きい開口部を有する装飾
枠体であり、背面に上記底面と密着する固定板を下方か
ら上方に向けて延出し、該固定板の中央部に上記穿孔に
嵌入する突起を突出させ、上方に一対のクサリ懸架溝を
設け、各クサリ懸架溝が迷路状であることを特徴とす
る。
【0005】本発明は立て爪等の固定金具で1個の宝石
を固定し、クサリで懸架する宝石の良さを強調するシン
プルなペンダントに、華やかな装飾枠体を脱着容易に取
り付けるものである。装飾枠体を取付けると全く別異の
デザインに変化し、その中央部で高価な宝石が輝くこと
になる。すなわち、宝石の固定金具に装飾枠体と係合で
きる平坦な底面と穿孔を設け、装飾枠体は固定された宝
石が嵌入できる開口部を有し、この開口部背面にペンダ
ントの固定金具の底面及び穿孔と係合できる固定板と突
起を設け、更に、迷路状のクサリ懸架溝を設けてペンダ
ント装着中にクサリと固定した宝石と装飾金具が分離、
位置ずれしないように配慮すると共に、脱着容易な配慮
を施したものである。その結果、高価な宝石をシンプル
にも華やかにも二様に使用することができ、1個の宝石
を購入する金額に多少付加したのみで2個の宝石を所持
したと同様の利用価値が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明における宝石とは、ダイヤ
モンドをはじめ、ルビー、エメラルド、サファイア、翡
翠、オパール、ガーネット、トパーズ、珊瑚等である
が、ガラスやプラスチック素材であっても宝石様の処理
がなされていれば、一見宝石に見えるため、本発明の宝
石の概念に含まれる。
【0007】本発明においては、宝石を固定金具で固定
してクサリを通したペンダントとこのペンダントと脱着
自在に係合できる装飾枠体からなる。図1はペンダント
の1実施例の正面図であり、図2は図1のA−A線断面
図である。図1のペンダント1においては、宝石2とし
てブリリアントカットしたダイヤモンドを用いた。装飾
面3の輪郭はほぼ円形であるが、宝石のカットによって
は楕円形、卵形、角形等形状を問わない。固定金具4は
装飾面3の全周を爪面5で覆っているが、立て爪のよう
な爪状金具を間欠的に突出させて固定してもよく、ま
た、固定金具4の側面に各種装飾を施すこともできる。
【0008】固定金具4の底面6は平坦な水平面であ
り、装飾面3或いはその周囲を固定する爪面5とほぼ平
行であることを要する。底面6のほぼ中央部には穿孔7
を穿設する。この穿孔7と底面6は後述する装飾枠体と
の係合に不可欠である。固定金具4にはクサリ8を貫通
する。固定金具4の内周面は宝石2を固定しているため
クサリ8は内周面に突出しない。安定に宝石を懸架する
ためには側周面にクサリ貫通孔を設けてクサリを貫通さ
せ、クサリ貫通孔の開口が宝石の装飾面の中心に対し1
80度以下に配置されていることが好ましい。すなわ
ち、装飾面3に対しクサリ8が偏在することにより安定
にペンダントヘッドを保持することができる。
【0009】図3は図1及び図2に示すペンダントに装
着できる装飾枠体の斜視図、図4はペンダント1に図3
の装飾枠体を装着した状態の正面図であり、破線は背面
図を示す。装飾枠体9の形状は図3及び図4においては
十字形であるが、花形、ハート形、円形、楕円形等限定
はなく、表面に装飾的彫刻、宝石の埋め込み、透かし彫
り等を行ってもよい。表面、好ましくは中央部近辺に、
固定された宝石の外周よりやや大きい開口部10を穿設
し、この中にペンダント1をクサリ8から装入する。背
面において、開口部9のほぼ中央部に固定板11を下方
から上方へ延出し、その中央部に突起12を突出させ
る。すなわち、ペンダント1の底面6と装飾枠体9の固
定板11とが密着し、突起12が穿孔7に嵌合する。こ
の状態でペンダントの爪面5は装飾枠体9の開口部10
のほぼ中央に最初からそのように製造したかの如く納ま
る。
【0010】13は開口部10の背面上部、且つ十字形
の背面上部に設けたクサリ懸架溝であり、開口部10に
ペンダント1を安定に装着した後、背部に垂れ下がるク
サリをそれぞれ、クサリ懸架溝13の十字形の横を構成
するa部から挿入し、b部で直角に曲がる。c部は溝が
十字形の横側面から上縦側面に移行する部位であり、こ
こでもクサリ懸架溝13は直角に曲がっている。クサリ
懸架溝13はd部まで達し、クサリ8はd部で装飾枠体
9を装着したペンダント1を懸架する。この状態を図4
に示した。クサリ懸架溝は迷路状であることが好まし
く、少なくとも1箇所が40〜120度、好ましくは6
0〜80度に折れ曲っている。折れ曲がり角度は鋭角な
程、又折れ曲がり回数が多い程、ペンダントと装飾枠体
が装着中に分離、或いは位置ずれし難い。十字形の実線
と破線の幅が十字形側板の厚みであり、背面は空洞であ
る。クサリ8はb部及びc部で直角に曲がったクサリ懸
架溝13を通して懸架することになるため、装着状態で
ペンダント1、装飾枠体9及びクサリ8が安定に一体化
している。
【0011】図5には円形の装飾枠体29の表面から見
た斜視図を示し、図6は図5のB−B線断面図である。
開口部20は装入すべきペンダントの外径よりやや大き
ければよく、ペンダントの底面と穿孔が、固定板21と
固定板から突出する突起22と係合すればよい。クサリ
懸架溝23は折れ曲がり部を1個しか有しないが、ペン
ダントと装飾枠体29とクサリ8を安定に固定して装着
できる形状である。図5及び図6においては、装飾枠体
29の表面を平滑に表現したが、各種装飾を任意に施せ
るものであり、大きさ、形状も自由である。
【0012】
【発明の効果】本発明により、1個の宝石で2種の全く
異なる美観のペンダントを所持したように使用すること
ができ、高価な宝石を2倍に楽しむことが可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はペンダントの1実施例の正面図である。
【図2】図2は図1のA−A線断面図である。
【図3】図3は図1及び図2に示すペンダントに装着で
きる装飾枠体の斜視図である。
【図4】図4はペンダントに図3の装飾枠体を装着した
状態の正面図であり、破線は背面図を示す。
【図5】図5には円形の装飾枠体29の表面から見た斜
視図である。
【図6】図6は図5のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 ペンダント 2 宝石 3 装飾面 4 固定金具 5 爪面 6 底面 7 穿孔 8 クサリ 9、29 装飾枠体 10、20 開口部 11、21 固定板 12、22 突起 13、23 クサリ懸架溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定金具で固定された宝石において、宝
    石の装飾面を把持する爪面と平行な底面を設け、該底面
    の中央部に穿孔を穿設すると共に、固定金具の側周面に
    クサリ貫通孔を穿設し、該クサリ貫通孔の2個の開口
    を、宝石の装飾面の中心に対し180度以下の角度で設
    けてクサリを貫通させたことを特徴とするペンダント。
  2. 【請求項2】 固定金具で固定された宝石において、宝
    石の装飾面を把持する爪面と平行な底面を設け、該底面
    の中央部に穿孔を穿設すると共に、固定金具の側周面に
    クサリを貫通させたペンダントを、固定した宝石の外径
    より大きい開口部を有する装飾枠体であり、背面に上記
    底面と密着する固定板を下方から上方に向けて延出し、
    該固定板の中央部に上記穿孔に嵌入する突起を突出さ
    せ、上方に一対のクサリ懸架溝を設け、各クサリ懸架溝
    が少なくとも1箇所で40〜120度折れ曲がっている
    装飾枠体と一体化させたことを特徴とする分離可能な部
    材を有するペンダント。
  3. 【請求項3】 固定金具で固定された宝石において、宝
    石の装飾面を把持する爪面と平行な底面を設け、該底面
    の中央部に穿孔を穿設すると共に、固定金具の側周面に
    クサリを貫通させたペンダントを、固定した宝石の外径
    より大きい開口部を有する装飾枠体であり、背面に上記
    底面と密着する固定板を下方から上方に向けて延出し、
    該固定板の中央部に上記穿孔に嵌入する突起を突出さ
    せ、上方に一対のクサリ懸架溝を設け、各クサリ懸架溝
    が少なくとも1箇所で40〜120度折れ曲がっている
    装飾枠体の開口部からペンダントを装入し、装飾枠体か
    ら垂れ下がる2本のクサリを各クサリ懸架溝を通過させ
    て一体化させたことを特徴とする分離可能な部材を有す
    るペンダント。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004049852A1 (en) * 2002-12-03 2004-06-17 De Beers Lv Limited Closing device for an ornamental item particularly a pendant

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715215A (en) * 1980-07-02 1982-01-26 Hitachi Ltd Manufacture of magnetic head
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JPH09215508A (ja) * 1996-02-14 1997-08-19 Feeling The Collection Schmuckwaren Gmbh カット済宝石用取付金具および装身具

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