JP2002222601A - 光源装置 - Google Patents
光源装置Info
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- JP2002222601A JP2002222601A JP2001017768A JP2001017768A JP2002222601A JP 2002222601 A JP2002222601 A JP 2002222601A JP 2001017768 A JP2001017768 A JP 2001017768A JP 2001017768 A JP2001017768 A JP 2001017768A JP 2002222601 A JP2002222601 A JP 2002222601A
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Abstract
付ける際に加わる荷重により発生する反射膜の剥離を防
止することによって、スクリーン照度、色ムラ不良を防
止した光源装置を提供すること。 【解決手段】 発光管内に一対の電極が対向配置された
両端封止型の放電ランプと、内表面に反射被膜が形成さ
れた凹面反射ミラーとを有し、該凹面反射ミラーの頸部
開口に該放電ランプの一方の封止部が挿入固定されてお
り、該放電ランプの他方の封止部から導出された外部リ
ードに結合された給電線が、該凹面反射ミラーの曲面部
に貫通形成された小穴部を、該小穴部に通された鍔付き
金属製円筒管内を通して挿通し、該凹面反射ミラーの裏
側表面で金属端子に接合されてなる光源装置において、
前記小穴部の凹面反射ミラー内表面側開口外周域と前記
鍔付き金属製円筒管の鍔との間に緩衝部材を配したこと
を特徴とする光源装置とする。
Description
ー、液晶プロジェクター、DLPプロジェクター用の光
源装置に関する。
・ライト・プロセッシング技術(DLPTM:テキサス・イン
スツルメンツ社)を使用したDLPプロジェクターが普
及しつつある。そして、その画像投影用光源としてはシ
ョートアーク型メタルハライドランプやショートアーク
型水銀ランプが使用され、凹面反射ミラーと組み合わせ
て光源装置が構成されている。
を示す。発光管内に一対の電極が対向配置された両端封
止型のショートアーク型水銀ランプやショートアーク型
メタルハライドランプなどである放電ランプ1には、石
英ガラスからなる放電容器の封止部2の端部から突出し
た外部リード3と第一の給電線4が溶接されている。放
電ランプ1の一方の封止部2’にベース6をつけて、凹
面反射ミラー10の頸部12に挿入し、接着剤8でスリ
ーブ7と凹面反射ミラー10と一体的に固定している。
20は前面ガラスである。
面部に設けた小穴部13を通された鍔付き金属製円筒管
16内を通して挿通し、凹面反射ミラー10の裏側表面
で金属端子15に接合されている。鍔付き金属製円筒管
16は通称ハトメといわれる部材である。凹面反射ミラ
ー10の内表面は蒸着やスパッタリングにより可視光反
射膜が形成された反射膜形成面11となっている。
に構成される、給電線接合部9は鍔付き金属製円筒管1
6、金属端子15、座金18とから構成されており、導
電性と耐熱性のあるものが部材選定されている。
し、凹面反射ミラー10の内表面側から裏側表面側へ第
一の給電線4を、鍔付き金属製円筒管16を通して挿通
させ、凹面反射ミラー10の裏側表面に突き出た鍔付き
金属製円筒管16に金属端子15と座金18を通し、座
金18を金属端子15と鍔付き金属製円筒管16の間に
挟む形になるように専用治具で押しつぶして、固定す
る。
金属製円筒管16を通した第一の給電線4と不図示の電
源側より配線される第二の給電線5とを同時に金属端子
15に圧着し接合させている。金属端子15は例えば圧
着端子であり、第一の給電線4と電源側に配線される第
二の給電線5とを同時に圧着し接合させる方法にはカシ
メによって接合させる等がある。
付き金属製円筒管16、金属端子15を専用治具で取り
付け固定するが、取り付ける際に加わる荷重により、鍔
付き金属製円筒管16の鍔で押された部分で凹面反射ミ
ラー10の内表面に形成された反射膜形成面11の反射
膜が剥離することがある。
合でも、給電線接合部9の取り付け固定時に凹面反射ミ
ラー内表面上の反射膜に目に見えないマイクロクラック
が発生する可能性があり、点灯中の熱膨張により、その
マイクロクラックが原因として考えられる反射膜の剥離
が、鍔付き金属製円筒管の鍔で押された部分から生じる
ことがあった。
用してのスクリーン投影時に照度低下となって現れ、光
源装置として最も重要とされるランプ本来の明るさ性能
や色度バランスが損なわれることになる。その結果、ラ
ンプのスクリーン照度不良、色ムラ不良を招いてしま
う。
は、凹面反射ミラー内表面に給電線接合部を治具で取り
付け固定する際に加わる荷重により発生する凹面反射ミ
ラー内表面の反射膜の剥離を防止することによって、ス
クリーン照度、色ムラ不良を防止した光源装置を提供す
ることにある。
に、請求項1に記載の発明は、発光管内に一対の電極が
対向配置された両端封止型の放電ランプと、内表面に反
射被膜が形成された凹面反射ミラーとを有し、該凹面反
射ミラーの頸部開口に該放電ランプの一方の封止部が挿
入固定されており、該放電ランプの他方の封止部から導
出された外部リードに結合された給電線が、該凹面反射
ミラーの曲面部に貫通形成された小穴部を、該小穴部に
通された鍔付き金属製円筒管内を通して挿通し、該凹面
反射ミラーの裏側表面で金属端子に接合されてなる光源
装置において、前記小穴部の凹面反射ミラー内表面側開
口外周域と前記鍔付き金属製円筒管の鍔との間に緩衝部
材を配したことを特徴とする光源装置とするものであ
る。
板状であり、前記鍔付き金属製円筒管が通る穴が空いて
おり、該穴の周囲に弾力部分を有することを特徴とする
請求項1に記載の光源装置とするものである。
は、前記弾力部分が該穴の周囲において折り曲げられた
折り曲げ部からなる歯付き座金であることを特徴とする
請求項2に記載の光源装置とするものである。
3、図5を用いて説明する。図1は本願発明の光源装置
100の概略断面図である。図1において、放電ランプ
1の封止部2の端部より導出している外部リード3に接
続された第1の給電線4が、凹面反射ミラー10の曲面
部に貫通形成された小穴部13を通って、凹面反射ミラ
ー10の裏側表面に導出されている。小穴部13におい
ては鍔付き金属製円筒管16と緩衝部材17、金属端子
15により給電線接合部9が構成されており、小穴部1
3の凹面反射ミラー内表面側開口外周域と鍔付き金属製
円筒管16との間に緩衝部材17が配されている。緩衝
部材17は板状であり、鍔付き金属製円筒管16が通る
穴が空いている。また、該穴の周囲に弾力部分を有して
いる。
の中を通り、凹面反射ミラー10の裏側表面に導出さ
れ、圧着端子等の金属端子15に例えばカシメによって
接合される。その際、金属端子には、不図示の電源側か
ら第2の給電線5が第1の給電線4と一緒に接合され
る。
立を説明する図である。凹面反射ミラー10に形成され
た小穴部13に鍔付き金属製円筒管16を緩衝部材17
の穴に通してから挿入し、凹面反射ミラー裏側表面にお
いて、金属部材15の穴に通して、座金18を通してか
ら、専用治具により押しつぶし、鍔付き金属製円筒管1
6を固定する。
座金117の正面図(a)と平面断面図(b)を示す。
弾力部分としての折り曲げ部117aは歯付き座金11
7の内周に設けられた各歯が捩じれて折り曲げられ、座
金の板面に対して上下に突き出した形となって形成され
ている。
00の緩衝部材17として使用すると、小穴部において
反射膜と歯付き座金の接触面積が小さく、また弾力もあ
るので、反射膜に応力の掛かりにくい状態となり、反射
膜の剥離が起きなくなる。
ではあるが、例えば、歯付き座金に限らず、図5に示す
ように、板状の座金217の穴内周に沿って弾力部分と
しての耐熱性樹脂217aを円状に貼りつけたものであ
ってもよい。図5は、板状の座金に弾力部分としての耐
熱性樹脂217aを円状に貼りつけた緩衝部材である座
金217の正面図(a)と平面断面図(b)を示す。
ラー内表面側開口外周域と前記鍔付き金属製円筒管の鍔
との間に緩衝部材を配したことにより、凹面反射ミラー
内表面に加わる鍔付き金属製円筒管取り付け時の荷重に
よって発生する反射膜の剥離を防止することができ、ま
たランプ点灯中の熱膨張により発生する反射膜の剥離も
防止することができる。
部の金属部材の組立を説明する図である。
一例である歯付き座金の拡大図である。
他の一例の図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 発光管内に一対の電極が対向配置された
両端封止型の放電ランプと、内表面に反射被膜が形成さ
れた凹面反射ミラーとを有し、該凹面反射ミラーの頸部
開口に該放電ランプの一方の封止部が挿入固定されてお
り、該放電ランプの他方の封止部から導出された外部リ
ードに結合された給電線が、該凹面反射ミラーの曲面部
に貫通形成された小穴部を、該小穴部に通された鍔付き
金属製円筒管内を通して挿通し、該凹面反射ミラーの裏
側表面で金属端子に接合されてなる光源装置において、 前記小穴部の凹面反射ミラー内表面側開口外周域と前記
鍔付き金属製円筒管の鍔との間に緩衝部材を配したこと
を特徴とする光源装置。 - 【請求項2】 前記緩衝部材は板状であり、前記鍔付き
金属製円筒管が通る穴が空いており、該穴の周囲に弾力
部分を有することを特徴とする請求項1に記載の光源装
置。 - 【請求項3】 前記緩衝部材は、前記弾力部分が該穴の
周囲において折り曲げられた折り曲げ部からなる歯付き
座金であることを特徴とする請求項2に記載の光源装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001017768A JP2002222601A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | 光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001017768A JP2002222601A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | 光源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002222601A true JP2002222601A (ja) | 2002-08-09 |
Family
ID=18883900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001017768A Pending JP2002222601A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | 光源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002222601A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005088189A1 (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Seiko Epson Corporation | 照明装置及びこれを備えたプロジェクタ |
US7059746B2 (en) | 2003-03-25 | 2006-06-13 | Seiko Epson Corporation | Illumination device and projector equipping the same |
JP2009043698A (ja) * | 2007-07-17 | 2009-02-26 | Ushio Inc | 光源装置 |
US7677778B2 (en) | 2005-11-21 | 2010-03-16 | Funai Electric Co., Ltd. | Projector lamp unit |
-
2001
- 2001-01-26 JP JP2001017768A patent/JP2002222601A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7059746B2 (en) | 2003-03-25 | 2006-06-13 | Seiko Epson Corporation | Illumination device and projector equipping the same |
WO2005088189A1 (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Seiko Epson Corporation | 照明装置及びこれを備えたプロジェクタ |
US7677778B2 (en) | 2005-11-21 | 2010-03-16 | Funai Electric Co., Ltd. | Projector lamp unit |
JP2009043698A (ja) * | 2007-07-17 | 2009-02-26 | Ushio Inc | 光源装置 |
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Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050524 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050712 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060418 |
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A521 | Written amendment |
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A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
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A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
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