JP2002221567A - 目標識別装置 - Google Patents

目標識別装置

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JP2002221567A
JP2002221567A JP2001017470A JP2001017470A JP2002221567A JP 2002221567 A JP2002221567 A JP 2002221567A JP 2001017470 A JP2001017470 A JP 2001017470A JP 2001017470 A JP2001017470 A JP 2001017470A JP 2002221567 A JP2002221567 A JP 2002221567A
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detector
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーダ波等のパルスデータをもとに目標の識
別を行う際に、確度の高い目標識別が可能な目標識別装
置を得る。 【解決手段】 立ち上がり総数カウンタ21を設け、当
該立ち上がり総数カウンタ21にて、受信したパルスビ
デオ信号1をサンプリングするA/D変換器2より出力
されるパルス量子化信号3を受け、そのパルス量子化信
号3のパルス波形の立ち上がり総数22をカウントし、
この立ち上がり総数22をパルス波形の特徴量として捉
え、パルス波形のピークレベル9およびそのパルス幅1
7と、当該立ち上がり総数22をもとにパルス信号の相
関をとる相関器18によって、目標の識別を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、受信したパルス
状の目標からのレーダ波(電波)等におけるパルスデー
タ、あるいはパルス内データをもとに、その違いから目
標の識別を行う目標識別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は一般的な従来の目標識別装置の
構成を示すブロック図である。図において、1はパルス
ビデオ信号、2はA/D変換器、3はパルス量子化信
号、4はスレッショルドレベル、5はパルス諸元測定指
示、6はパルス諸元測定制御器、7はタイマ、8はピー
クレベル検出器、9はピークレベル、10はパルス幅測
定レベル算出器、11はパルス幅測定レベル、12は立
ち上がり検出器、13は立ち上がり時刻、14は立ち下
がり検出器、15は立ち下がり時刻、16はパルス幅算
出器、17はパルス幅、18は相関器である。
【0003】次に動作について説明する。A/D変換器
2は受信したレーダ波のパルスビデオ信号1を一定間隔
でサンプリングしてパルス量子化信号3を出力する。パ
ルス諸元測定制御器6はこのパルス量子化信号3がスレ
ッショルドレベル4より高くなってから低くなるまでの
間パルス諸元測定指示5を出力する。ピークレベル検出
器8はパルス諸元測定指示5が出力されている間、パル
ス量子化信号3の量大レベル値を保持し、パルス諸元測
定指示5の出力終了後、それをピークレベル9として出
力する。このピークレベル9を受けたパルス幅測定レベ
ル算出器10はパルス幅測定レベル11を算出し、その
レベル値を立ち上がり検出器12および立ち下がり検出
器14に出力する。
【0004】立ち上がり検出器12はパルス量子化信号
3が増加したときのレベルとその時刻を保持し、パルス
諸元測定指示5の出力終了後、その保持データをもとに
立ち上がり時刻13を検出してパルス幅算出器16に出
力する。また立ち下がり検出器14はパルス量子化信号
3が減少したときのレベルとその時刻を保持し、パルス
諸元測定指示5の出力終了後、その保持データをもとに
立ち下がり時刻15を検出してパルス幅算出器16に出
力する。パルス幅算出器16はこれら立ち下がり時刻1
5と立ち上がり時刻13との差よりパルス幅17を算出
する。相関器18(1色)はこのパルス幅17とピーク
レベル9を用いてパルス信号の相関をとり目標の識別を
行う。
【0005】なお、このような従来の目標識別装置に関
連する記載がある文献としては、例えばサンプリング点
を結んでその延長交点から時刻を算出する特開平7−8
4031号公報、あるいは個々のパルスデータの形状に
着目して目標の識別を行う特開平10−260209号
公報などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の目標識別装置は
以上のように構成されているので、パルス信号のピーク
レベル9とパルス幅17が同一であれば、パルス波形の
形状が異なっていても同一パルスとして分類、識別して
しまうため、目標を識別する確度が低くなるという課題
があった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、目標の識別条件として、これま
でのパルスのピークレベルおよびパルス幅というデータ
に加えて、パルスの立ち上がり/立ち下がり総数、中間
パルス立ち上がり比率、レーダ覆域形状等の特徴量のデ
ータも参照することで、これまでできなかった目標の違
いの識別を可能とし、確度の高い目標識別が行える目標
識別装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る目標識別
装置は、受信したパルス信号のパルス波形の特徴量を検
出する特徴量検出手段を設け、当該特徴量検出手段に
て、A/D変換器から出力されたパルス量子化信号より
パルス信号の特徴量を検出し、パルス波形のピークレベ
ルおよびそのパルス幅と当該特徴量をもとに、相関器に
てパルス信号の相関をとることにより、特徴量検出手段
が検出したパルス信号の特徴量も用いた目標の識別を行
うようにしたものである。
【0009】この発明に係る目標識別装置は、受信した
パルスビデオ信号のパルス波形における立ち上がりもし
くは立ち下がり総数をカウントする立ち上がり/立ち下
がり総数カウンタを用意し、当該立ち上がり/立ち下が
り総数カウンタにて、A/D変換器から出力されたパル
ス量子化信号を受けてパルス波形の立ち上がり/立ち下
がり総数をカウントし、パルス波形のピークレベルおよ
びそのパルス幅と、当該立ち上がり/立ち下がりの総数
をもとに、相関器にてパルス信号の相関をとることによ
り、立ち上がり/立ち下がり総数カウンタがカウントし
た立ち上がりもしくは立ち下がりの総数を特徴量として
パルス信号の形状の違いをとらえ、目標を識別するよう
にしたものである。
【0010】この発明に係る目標識別装置は、受信した
パルス信号のパルス波形の中間部における立ち上がり時
間と立ち下がり時間の比率を算出する中間パルス立ち上
がり比率算出器を用意し、当該中間パルス立ち上がり比
率算出器にて、A/D変換器から出力されたパルス量子
化信号を受けてパルス波形の中間部の立ち上がり時間の
割合を算出し、パルス波形のピークレベルおよびそのパ
ルス幅と、当該中間部の立ち上がり時間の割合をもと
に、相関器にてパルス信号の相関をとることにより、中
間パルス立ち上がり比率算出器が算出した立ち上がり/
立ち下がり時間の比率を特徴量としてパルス信号の形状
の違いをとらえ、目標を識別するようにしたものであ
る。
【0011】この発明に係る目標識別装置は、受信した
パルス信号のパルス波形の受信レベルの変動の度合いを
算出するレベル変動算出器と、その受信レベルの変動の
度合いからレーダ覆域形状を算出する覆域形状算出器と
を用意し、当該レベル変動算出器にてA/D変換器から
出力されたパルス量子化信号を受けてパルス波形上のレ
ベル変動を算出するとともに、覆域形状算出器にてレベ
ル変動算出器の算出した受信レベルの変動の度合いより
レーダ覆域形状を算出し、パルス波形のピークレベルお
よびそのパルス幅と、当該覆域形状データをもとに、相
関器にてパルス信号の相関をとることにより、覆域形状
算出器が算出した目標のレーダ覆域形状を特徴量として
パルス信号の形状の違いをとらえ、目標を識別するよう
にしたものである。
【0012】この発明に係る目標識別装置は、受信した
パルス信号のパルス波形の各パルス立ち上がり傾斜を検
出する立ち上がり傾斜検出器と、そのパルス立ち上がり
傾斜の変動の度合いからパルス列変動パターンデータを
算出するパルス列変動パターン算出器とを用意し、立ち
上がり傾斜検出器にてA/D変換器から出力されたパル
ス量子化信号を受けてパルス波形の立ち上がり傾斜を検
出するとともに、パルス列変動パターン算出器にてこの
立ち上がり傾斜検出器が検出した立ち上がり傾斜の変動
の度合いよりパルス列変動パターンデータを算出し、パ
ルス波形のピークレベルおよびそのパルス幅と、当該パ
ルス列変動パターンデータの値をもとに、相関器にてパ
ルス信号の相関をとることにより、パルス列変動パター
ン算出器の算出したパルス信号の立ち上がりの変化を特
徴量としてパルス信号の形状の違いをとらえ、目標を識
別するようにしたものである。
【0013】この発明に係る目標識別装置は、受信した
パルス信号のパルス波形の各パルス立ち下がり傾斜を検
出する立ち下がり傾斜検出器と、そのパルス立ち下がり
傾斜の変動の度合いからパルス列変動パターンデータを
算出するパルス列変動パターン算出器とを用意し、立ち
下がり傾斜検出器にてA/D変換器から出力されたパル
ス量子化信号を受けてパルス波形の立ち下がり傾斜を検
出するとともに、パルス列変動パターン算出器にてこの
立ち下がり傾斜検出器が算出した立ち下がり傾斜の変動
の度合いよりパルス列変動パターンデータを算出し、パ
ルス波形のピークレベルおよびそのパルス幅と、当該パ
ルス列変動パターンデータの値をもとに、相関器にてパ
ルス信号の相関をとることにより、パルス列変動パター
ン算出器の算出したパルス信号の立ち下がりの変化を特
徴量としてパルス信号の形状の違いをとらえ、目標を識
別するようにしたものである。
【0014】この発明に係る目標識別装置は、受信した
パルス信号のパルス波形の各パルス中間立ち上がり傾斜
を検出する中間立ち上がり傾斜検出器と、その中間パル
ス立ち上がり傾斜の変動の度合いからパルス列変動パタ
ーンデータを算出するパルス列変動パターン算出器とを
用意し、中間立ち上がり傾斜検出器にてA/D変換器か
ら出力されたパルス量子化信号を受けてパルス波形の中
間立ち上がり傾斜を検出するとともに、パルス列変動パ
ターン算出器にてこの中間立ち上がり傾斜検出器が検出
した中間立ち上がり傾斜の変動の度合いよりパルス列変
動パターンデータを算出し、パルス波形のピークレベル
およびそのパルス幅と、当該パルス列変動パターンデー
タの値をもとに、相関器にてパルス信号の相関をとるこ
とにより、パルス列変動パターン算出器の算出したパル
ス信号の中間立ち上がりの変化を特徴量としてパルス信
号の形状の違いをとらえ、目標を識別するようにしたも
のである。
【0015】この発明に係る目標識別装置は、受信した
パルス信号のグループパルスの各パルス立ち上がり傾斜
を検出する立ち上がり傾斜検出器と、そのパルス立ち上
がり傾斜の変動の度合いからグループパルス変動パター
ンデータを算出するグループパルス変動パターン算出器
とを用意し、立ち上がり傾斜検出器にてA/D変換器か
ら出力されたパルス量子化信号を受けてパルス波形の立
ち上がり傾斜を検出するとともに、グループパルス変動
パターン算出器にてこの立ち上がり傾斜検出器が検出し
た立ち上がり傾斜の変動の度合いよりグループパルス変
動パターンデータを算出し、パルス波形のピークレベル
およびそのパルス幅と、当該グループパルス変動パター
ンデータの値をもとに、相関器にてパルス信号の相関を
とることにより、グループパルス変動パターン算出器の
算出したグループパルスの立ち上がりの変化を特徴量と
してパルス信号の形状の違いをとらえ、目標を識別する
ようにしたものである。
【0016】この発明に係る目標識別装置は、受信した
パルス信号のグループパルスの各パルス立ち下がり傾斜
を検出する立ち下がり傾斜検出器と、そのパルス立ち下
がり傾斜の変動の度合いからグループパルス変動パター
ンデータを算出するグループパルス変動パターン算出器
とを用意し、立ち下がり傾斜検出器にてA/D変換器か
ら出力されたパルス量子化信号を受けてパルス波形の立
ち下がり傾斜を検出するとともに、グループパルス変動
パターン算出器にてこの立ち下がり傾斜検出器が検出し
た立ち下がり傾斜の変動の度合いよりグループパルス変
動パターンデータを算出し、パルス波形のピークレベル
およびそのパルス幅と、当該グループパルス変動パター
ンデータの値をもとに、相関器にてパルス信号の相関を
とることにより、グループパルス変動パターン算出器の
算出したグループパルスの立ち下がりの変化を特徴量と
してパルス信号の形状の違いをとらえ、目標を識別する
ようにしたものである。
【0017】この発明に係る目標識別装置は、受信した
パルス信号のパルス波形の各パルス中間立ち上がり傾斜
を検出する中間立ち上がり傾斜検出器と、その中間パル
ス立ち上がり傾斜の変動の度合いからグループパルス変
動パターンデータを算出するグループパルス変動パター
ン算出器とを用意し、中間立ち上がり傾斜検出器にてA
/D変換器から出力されたパルス量子化信号を受けてパ
ルス波形の中間立ち上がり傾斜を検出するとともに、グ
ループパルス変動パターン算出器にてこの中間立ち上が
り傾斜検出器が検出した中間立ち上がり傾斜の変動の度
合よりグループパルス変動パターンデータを算出し、パ
ルス波形のピークレベルおよびそのパルス幅と、当該グ
ループパルス変動パターンデータの値をもとに、相関器
にてパルス信号の相関をとることにより、グループパル
ス変動パターン算出器の算出したグループパルスの立ち
上がりの変化を特徴量としてパルス信号の形状の違いを
とらえ、目標を識別するようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による目
標識別装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、1は受信されたパルス状のレーダ波(電波)のパル
ス信号としてのパルスビデオ信号である。2はそのパル
スビデオ信号1が入力され、それを一定の時間間隔でサ
ンプリングしてディジタル信号に変換するA/D変換器
であり、3はディジタル変換されてA/D変換器2より
出力されるパルス量子化信号である。4はこのパルス量
子化信号3と比較される、あらかじめ定められた基準値
としてのスレッショルドレベルであり、5はパルス量子
化信号3とスレッショルドレベル4との比較結果に基づ
くパルス諸元測定指示である。6はこれらパルス量子化
信号3とスレッショルドレベル4との比較を行い、A/
D変換器2から出力されたパルス量子化信号3が、スレ
ッショルドレベル4より一旦高くなってからその後低く
なるまでの期間、パルス諸元測定指示5を出力する(有
意とする)パルス諸元測定制御器である。
【0019】7は時間の計測を行って、後述する立ち上
がり検出器12および立ち下がり検出器14に、得られ
た時刻データを供給するタイマである。8はA/D変換
器2より出力されたパルス量子化信号3のピークレベル
を検出するピークレベル検出器であり、9はそのピーク
レベル検出器8によって検出されたピークレベルであ
る。10はピークレベル検出器8の検出したピークレベ
ル9よりも、あらかじめ定めたレベル分だけ低いパルス
幅測定レベルを算出するパルス幅測定レベル算出器であ
り、11はこのパルス幅測定レベル算出器10にて算出
されたパルス幅測定レベルである。
【0020】12はこのパルス幅測定レベル算出器10
で算出されたパルス幅測定レベル11、A/D変換器2
からのパルス量子化信号3、およびタイマ7からの時刻
データが入力され、パルス波形の立ち上がり部分におけ
るパルス幅測定レベル11に最も近いパルス量子化信号
3の立ち上がり時刻を検出する立ち上がり検出器であ
り、13はこの立ち上がり検出器12によって検出され
た立ち上がり時刻である。14は同様に、パルス幅測定
レベル算出器10で算出されたパルス幅測定レベル1
1、A/D変換器2からのパルス量子化信号3、タイマ
7からの時刻データが入力され、パルス立ち下がり部分
におけるパルス幅測定レベル11に最も近いパルス量子
化信号3の立ち下がり時刻を検出する立ち下がり検出器
であり、15はこの立ち下がり検出器14によって検出
された立ち下がり時刻である。16はそれら立ち上がり
検出器12で検出された立ち上がり時刻13と、立ち下
がり検出器14で検出された立ち下がり時刻15との差
を求めるパルス幅算出器であり、17はこのパルス幅算
出器16で算出された、立ち上がり時刻13と立ち下が
り時刻15の差によるパルス幅17である。
【0021】なお、これら各部は図17に同一符号を付
して示した従来の目標識別装置におけるそれらと同等の
部分である。
【0022】18はパルスビデオ信号1の相関をとる相
関器であるが、ピークレベル検出器8で検出されたピー
クレベル9、パルス幅算出器16で算出されたパルス幅
17に加えて、A/D変換器2より出力されるパルス量
子化信号3の立ち上がり回数の総数も用いてパルスビデ
オ信号1の相関をとっている点で、図17に同一符号を
付して示したものとは異なっている。21はA/D変換
器2からのパルス量子化信号3、およびパルス諸元測定
制御器6からのパルス諸元測定指示5が入力されて、パ
ルス量子化信号3(パルスビデオ信号1)のパルス波形
の立ち上がり回数もしくは立ち下がり回数の総数をカウ
ントする、特徴量検出手段としての立ち上がり/立ち下
がり総数カウンタであり、ここではパルス波形の立ち上
がり回数の総数をカウントするものが用いられている。
22はこの立ち上がり/立ち下がり総数カウンタ21よ
り相関器18に入力されて、相関処理のための1つのデ
ータとなる、パルスビデオ信号1のパルス波形の特徴量
としての立ち上がり総数である。
【0023】次に動作について説明する。ここで、図2
は上記目標識別装置における各信号のタイミングを示す
波形図であり、各信号には図1と同一の符号を付してい
る。目標識別装置はレーダ波を受信すると、そのパルス
ビデオ信号1をA/D変換器2において一定の時間間隔
でサンプリングし、パルス量子化信号3を生成する。な
お、図2ではそのサンプリングポイントをパルス量子化
信号3の波形上の「・」印で示している。生成されたパ
ルス量子化信号3はパルス諸元測定制御器6に送られ
て、あらかじめ設定されているスレッショルドレベル4
と比較される。パルス諸元測定制御器6はこのパルス量
子化信号3がスレッショルドレベル4より一旦高くなっ
てから、その後スレッショルドレベル4より低くなるま
での期間、パルス諸元測定指示5を出力する。図2では
このスレッショルドレベル4を一点鎖線で表し、このス
レッショルドレベル4よりパルス量子化信号3のレベル
の方が高い期間において、パルス諸元測定指示5が有意
になっている。
【0024】ピークレベル検出器8はこのパルス諸元測
定制御器6からパルス諸元測定指示5が出力されている
(有意となっている)期間、パルス量子化信号3の最大
レベルの値を保持する。すなわち、図3に示すように、
中間部で変化しているパルス波形の中で、その時点まで
におけるGNDレベルより一番大きな値(最大レベル
値)を順次検出して保持する。その後、スレッショルド
レベル4よりパルス量子化信号3のレベルの方が低くな
ると、パルス諸元測定指示5が無意になる。このように
して、パルス諸元測定制御器6からのパルス諸元測定指
示5の出力が終了すると、ピークレベル検出器8は保持
している最大レベルの値をピークレベル9として出力す
る。
【0025】パルス幅測定レベル算出器10はこのピー
クレベル検出器8からのピークレベル9を受け取ると、
そのピークレベル9からあらかじめ定められたレベル分
だけ低いレベル値をパルス幅測定レベル11として、立
ち上がり検出器12および立ち下がり検出器14に出力
する。すなわち、パルス幅測定レベル算出器10は受け
取ったピークレベル9から逆算して、パルス諸元測定制
御器6からのパルス諸元測定指示5が示す範囲において
A/D変換器2の出力するパルス量子化信号3より所定
のレベル値を算出し、それを図2に二点鎖線で示したパ
ルス幅測定レベル11として出力する。
【0026】次いで立ち上がり検出器12において、パ
ルス諸元測定指示5が出力されている期間中、パルス量
子化信号3が増加したときのレベルとその時刻を保持し
ておき、パルス諸元測定指示5の出力終了後、図2に示
すように、その保持データ中からパルス幅測定レベル1
1に最も近いレベルのパルス量子化信号3の立ち上がり
時刻13を検出し、それをパルス幅算出器16に出力す
る。また、立ち下がり検出器14においても同様に、パ
ルス諸元測定指示5が出力されている期間中、パルス量
子化信号3が減少したときのレベルとその時刻を保持し
ておき、パルス諸元測定指示5の出力終了後、図2に示
すように、その保持データからパルス幅測定レベル11
に最も近いレベルのパルス量子化信号3の立ち下がり時
刻15を検出し、それをパルス幅算出器16に出力す
る。パルス幅算出器16はこの立ち下がり時刻15およ
び立ち上がり時刻13を、立ち上がり検出器12あるい
は立ち下がり検出器14より受け取ると、両者の差を取
ってパルス幅17を算出し、それを相関器18に出力す
る。
【0027】また、立ち上がり/立ち下がり総数カウン
タ21はA/D変換器2の出力するパルス量子化信号3
(パルスビデオ信号1)について、そのパルス波形上の
立ち上がり回数の総数をカウントする。すなわち、パル
ス量子化信号3のパルス波形は図4に示すように、1つ
のパルス波形の中間部分において波形が細かく立ち上が
り/立ち下がりを繰り返している。図中の「△」は立ち
上がり点を、「▽」は立ち下がり点をそれぞれ示してお
り、図示の例では、立ち上がり総数、立ち下がり総数は
ともに6回である。立ち上がり/立ち下がり総数カウン
タ21はカウントした立ち上がり総数22(立ち上がり
回数の総数)のデータをパルス波形の特徴量として相関
器18に出力する。
【0028】なお、この立ち上がり/立ち下がり総数カ
ウンタ21はパルス波形の立ち下がり回数の総数をカウ
ントし、その立ち下がり総数を特徴量として相関器18
に出力するものであってもよい。
【0029】次いで相関器18は、ピークレベル検出器
8で検出されたピークレベル9、パルス幅算出器16が
算出したパルス幅17、およびこの立ち上がり/立ち下
がり総数カウンタ21でカウントされた立ち上がり総数
22をもとに、パルスビデオ信号1のパルス波形の相関
をとって目標の識別を行う。
【0030】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ピークレベル9およびパルス幅17に加えて、パル
ス量子化信号3のパルス波形上の立ち上がり総数22も
しくは立ち下がり総数でもパルス波形の相関をとってい
るので、ピークレベル9およびパルス幅17ばかりでな
く、パルス量子化信号3の立ち上がり総数22もしくは
立ち下がり総数も用いた目標の識別が行われるため、目
標を識別する確度を向上させることができるという効果
が得られる。
【0031】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、パルス量子化信号3のパルス波形上の立ち上がり総
数22もしくは立ち下がり総数を特徴量として目標の識
別を行うものについて説明したが、パルス波形の中間部
における立ち上がり時間と立ち下がり時間の比率を、目
標識別の特徴量としてもよい。図5はそのようなこの発
明の実施の形態2による目標識別装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0032】図において、1はパルスビデオ信号、2は
A/D変換器、3はパルス量子化信号、4はスレッショ
ルドレベル、5はパルス諸元測定指示、6はパルス諸元
測定制御器、7はタイマ、8はピークレベル検出器、9
はピークレベル、10はパルス幅測定レベル算出器、1
1はパルス幅測定レベル、12は立ち上がり検出器、1
3は立ち上がり時刻、14は立ち下がり検出器、15は
立ち下がり時刻、16はパルス幅算出器、17はパルス
幅、18は相関器であり、これらは図1に同一符号を付
して示したものに相当する要素であるため、それらの詳
細な説明は省略する。
【0033】また、23はA/D変換器2からのパルス
量子化信号3、およびパルス諸元測定制御器6からのパ
ルス諸元測定指示5が入力されて、パルス量子化信号3
のパルス波形の中間部における立ち上がり時間と当該パ
ルス波形のパルス幅とを比較し、パルス中間部における
立ち上がり時間の比率を算出する、特徴量検出手段とし
ての中間パルス立ち上がり比率算出器である。24はこ
の中間パルス立ち上がり比率算出器23より相関器18
に入力されて、相関処理のための1つのデータとなる、
パルスビデオ信号1のパルス波形の特徴量としての立ち
上がり比率データである。なお、相関器18はピークレ
ベル検出器8で検出されたピークレベル9、パルス幅算
出器16で算出されたパルス幅17、およびこの中間パ
ルス立ち上がり比率算出器23で算出された立ち上がり
比率データ24によってパルスビデオ信号1の相関をと
っている点で、図1に同一符号を付して示した実施の形
態1のそれとは異なっている。
【0034】次に動作について説明する。実施の形態1
の場合と同様に、A/D変換器2は入力されたパルスビ
デオ信号1を一定の時間間隔でサンプリングしてパルス
量子化信号3を生成する。パルス諸元測定制御器6では
このパルス量子化信号3を所定のスレッショルドレベル
4と比較し、パルス量子化信号3がスレッショルドレベ
ル4より高くなってから低くなるまでの間、パルス諸元
測定指示5を出力(有意に)する。ピークレベル検出器
8はこのパルス諸元測定指示5が出力されている期間、
その時点までの最大レベル値を順次検出して保持してゆ
き、パルス諸元測定指示5の出力終了後、保持している
最大レベルの値をピークレベル9として出力する。次い
で、パルス幅測定レベル算出器10はこのピークレベル
検出器8が検出したピークレベル9より逆算して、パル
ス諸元測定指示5が示す範囲においてA/D変換器2の
出力するパルス量子化信号3より所定のレベル値を算出
し、そのレベル値をパルス幅測定レベル11として出力
する。
【0035】立ち上がり検出器12はパルス量子化信号
3が増加したときのレベルとその時刻を保持しておき、
パルス諸元測定指示5の出力終了後、その保持データか
らパルス幅測定レベル11に最も近いレベルのパルス量
子化信号3を検出して、その時刻を立ち上がり時刻13
としてパルス幅算出器16に出力する。また、立ち下が
り検出器14も同様に、パルス量子化信号3が減少した
ときのレベルとその時刻を保持しておき、パルス諸元測
定指示5の出力終了後、その保持データからパルス幅測
定レベル11に最も近いレベルのパルス量子化信号3を
検出して、その時刻を立ち下がり時刻15としてパルス
幅算出器16に出力する。パルス幅算出器16はこれら
立ち下がり時刻15と立ち上がり時刻13の差を取り、
パルス幅17を算出して相関器18に出力する。
【0036】中間パルス立ち上がり比率算出器23はA
/D変換器2の出力するパルス量子化信号3(パルスビ
デオ信号1)の変動から、パルス波形上の立ち上がりの
時間的な比率を算出して立ち上がり比率データ24を出
力する。すなわち、パルス量子化信号3のパルス波形は
図6に示すように、1つのパルス波形の中間部分におい
て波形が細かく立ち上がり/立ち下がりを繰り返してい
る。中間パルス立ち上がり比率算出器23は図中のパル
ス幅(パルス全体の時間)中に矢印を付けて示す部分の
合計時間であるパルス立ち上がり時間を検出し、パルス
幅に対するこのパルス立ち上がり時間の比率を算出し
て、それを立ち上がり比率データ24として相関器18
に出力する。なお、このパルス量子化信号3の中間部に
おける立ち上がり時間の比率としての立ち上がり比率デ
ータ24は、図6のパルス幅内に矢印を付けて示したパ
ルス立ち上がり時間と、無印で示したパルス立ち下がり
時間の比率を用いてもよい。
【0037】次いで相関器18は、ピークレベル検出器
8で検出されたピークレベル9、パルス幅算出器16が
算出したパルス幅17、およびこの中間パルス立ち上が
り比率算出器23で算出された立ち上がり比率データ2
4により、パルスビデオ信号1のパルス波形の相関をと
って目標を識別する。
【0038】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ピークレベル9およびパルス幅17に加えて、パル
ス量子化信号3の中間部における立ち上がり時間の割合
でもパルス波形の相関をとっているので、ピークレベル
9およびパルス幅17ばかりでなく、パルスビデオ信号
1の中間部における立ち上がり時間の比率も用いた目標
の識別が行われるため、目標を識別する確度を向上させ
ることができるという効果が得られる。
【0039】実施の形態3.また、目標識別の特徴量と
しては、上記実施の形態1あるいは実施の形態2で説明
したものだけでなく、例えばレーダ覆域形状を特徴量と
して用い、目標の識別を行うようにしてもよい。図7は
そのようなこの発明の実施の形態3による目標識別装置
の構成を示すブロック図であり、相当部分には図1と同
一符号を付してその説明を省略する。
【0040】図において、25はA/D変換器2からの
パルス量子化信号3、およびパルス諸元測定制御器6か
らのパルス諸元測定指示5が入力されて、連続したパル
スビデオ信号1のレベル値の変動の度合いを算出する、
特徴量検出手段としてのレベル変動算出器である。26
はこのレベル変動算出器25が出力するパルスビデオ信
号1のレベル値の変動の度合いを受けてレーダ覆域形状
を算出する、特徴量検出手段としての覆域形状算出器で
あり、27はこの覆域形状算出器26より相関器18に
出力される、パルスビデオ信号1のパルス波形の特徴量
としての覆域形状データである。なお、相関器18はピ
ークレベル検出器8で検出されたピークレベル9、パル
ス幅算出器16で算出されたパルス幅17、およびこの
覆域形状算出器26で算出された覆域形状データ27に
よってパルスビデオ信号1の相関をとっている点で、上
記各実施の形態における相関器18とは異なっている。
【0041】次に動作について説明する。この実施の形
態3においても、上記各実施の形態の場合と同様に、A
/D変換器2でパルスビデオ信号1をサンプリングし、
得られたパルス量子化信号3をパルス諸元測定制御器6
で所定のスレッショルドレベル4と比較する。パルス諸
元測定制御器6はパルス量子化信号3がスレッショルド
レベル4を超えている期間パルス諸元測定指示5を出力
し、ピークレベル検出器8はこのパルス諸元測定指示5
の出力期間中パルス量子化信号3の量大レベル値を保持
し、パルス諸元測定指示5の出力終了後、保持している
最大レベルの値をピークレベル9として出力する。パル
ス幅測定レベル算出器10はこのピークレベル9より逆
算して、パルス諸元測定指示5が示す範囲においてA/
D変換器2の出力するパルス量子化信号3より所定のレ
ベル値を算出し、そのレベル値をパルス幅測定レベル1
1として出力する。
【0042】また、立ち上がり検出器12はパルス量子
化信号3が増加したときのレベルと時刻を保持し、パル
ス諸元測定指示5の出力終了後、パルス幅測定レベル1
1に最も近いパルス量子化信号3の時刻を立ち上がり時
刻13として出力する。立ち下がり検出器14も同様
に、パルス量子化信号3が減少したときのレベルと時刻
を保持し、パルス諸元測定指示5の出力終了後、パルス
幅測定レベル11に最も近いパルス量子化信号3の時刻
を立ち下がり時刻15として出力する。パルス幅算出器
16はこれら立ち下がり時刻15と立ち上がり時刻13
の差よりパルス幅17を算出して相関器18に出力す
る。
【0043】レベル変動算出器25はA/D変換器2の
出力するパルス量子化信号3を受けると、そのパルスビ
デオ信号1のレベルを求めて蓄積し、連続するパルスビ
デオ信号1のレベル変動の度合いを算出して覆域形状算
出器26に出力する。覆域形状算出器26においては、
入力されたレベル変動の度合いからレーダ覆域形状を算
出し、それを覆域形状データ27として相関器18に出
力する。ここで、レーダ覆域形状とは、レーダが目標を
捉えることのできる最大遠点をつないだ範囲のことであ
り、レーダを中心とした同心円上で、レーダから放射さ
れる電波の強度(パルス信号のレベル)から推定するこ
とができる。すなわち、同心円上のポイントでパルス信
号のレベルが高ければ、それだけレーダ覆域が広いとい
うことになる。
【0044】次いで相関器18は、ピークレベル検出器
8で検出されたピークレベル9、パルス幅算出器16が
算出したパルス幅17、およびこの覆域形状算出器26
で算出された覆域形状データ27により、パルスビデオ
信号1のパルス波形の相関をとって目標を識別する。
【0045】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、ピークレベル9およびパルス幅17に加えて、覆域
形状データ27でもパルス波形の相関をとっているの
で、ピークレベル9およびパルス幅17ばかりでなく、
レーダ覆域形状も用いた目標の識別が行われるため、目
標を識別する確度を向上させることができるという効果
が得られる。
【0046】実施の形態4.また、目標識別の特徴量と
しては、上記実施の形態1〜実施の形態3で説明したも
のだけでなく、例えば連続する受信レーダ波のパルス列
における立ち上がり傾斜の変動を特徴量として用い、目
標の識別を行うようにしてもよい。図8はそのようなこ
の発明の実施の形態4による目標識別装置の構成を示す
ブロック図であり、相当部分には図1と同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0047】図において、28は立ち上がり検出器12
で検出された立ち上がり時刻13を受け、A/D変換器
2の出力するパルス量子化信号3の立ち上がり傾斜を検
出する、特徴量検出手段としての立ち上がり傾斜検出器
である。29はこの立ち上がり傾斜検出器28から出力
される立ち上がり傾斜のデータをパルス列に対応して記
録し、パルス列内での傾斜の変動の度合いを算出する、
特徴量検出手段としてのパルス列変動パターン算出器で
あり、30はこのパルス列変動パターン算出器29より
相関器18に出力される、パルスビデオ信号1のパルス
波形の特徴量としてのパルス列変動パターンデータであ
る。なお、相関器18はピークレベル検出器8で検出さ
れたピークレベル9、パルス幅算出器16で算出された
パルス幅17、およびこのパルス列変動パターン算出器
29で算出されたパルス列変動パターンデータ30によ
ってパルスビデオ信号1の相関をとっている点で、上記
各実施の形態における相関器18とは異なっている。
【0048】次に動作について説明する。ここで、この
実施の形態4においても、A/D変換器2でのパルスビ
デオ信号1のサンプリングによるパルス量子化信号3の
生成、パルス諸元測定制御器6でのパルス量子化信号3
とスレッショルドレベル4との比較によるパルス諸元測
定指示5の生成、ピークレベル検出器8でのパルス諸元
測定指示5の出力期間中におけるピークレベル9の検
出、パルス幅測定レベル算出器10でのパルス諸元測定
指示5の範囲内におけるパルス量子化信号3からのパル
ス幅測定レベル11の算出、立ち上がり検出器12での
パルス諸元測定指示5の出力終了後における立ち上がり
時刻13の検出、立ち下がり検出器14でのパルス諸元
測定指示5の出力終了後における立ち下がり時刻15の
検出、パルス幅算出器16での立ち下がり時刻15と立
ち上がり時刻13との差からパルス幅17を算出などの
諸動作は、上記各実施の形態の場合と同一である。
【0049】また、立ち上がり傾斜検出器28では、立
ち上がり検出器12で検出された立ち上がり時刻13
と、A/D変換器2の出力するパルス量子化信号3とを
受けて、各パルス量子化信号3のパルス波形の立ち上が
り傾斜を順次検出し、それをパルス列変動パターン算出
器29へ出力する。ここで、パルスビデオ信号1のパル
ス波形の立ち上がり部分の傾斜角度は立ち上がり傾斜と
呼ばれ、図9ではこの立ち上がり傾斜を弧状の矢印で示
している。連続する各パルスビデオ信号1ではその立ち
上がり傾斜が図9に示すように変動しており、この立ち
上がり傾斜が変化する様子を変動パターンとして用いて
いる。すなわち、このようなパルス量子化信号3(パル
スビデオ信号1)の立ち上がり傾斜のデータを受けたパ
ルス列変動パターン算出器29では、この立ち上がり傾
斜検出器28から出力される立ち上がり傾斜のデータを
パルス列に対応して記録し、それよりパルス列内での傾
斜の変動の度合いを算出して、それをパルス列変動パタ
ーンデータ30として相関器18に出力する。
【0050】次いで相関器18は、ピークレベル検出器
8で検出されたピークレベル9、パルス幅算出器16が
算出したパルス幅17、およびこのパルス列変動パター
ン算出器29で算出されたパルス列変動パターンデータ
30により、パルスビデオ信号1のパルス波形の相関を
とって目標を識別する。
【0051】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、ピークレベル9およびパルス幅17に加えて、立ち
上がり傾斜の変動の度合いに基づいたパルス列変動パタ
ーンデータ30でもパルス波形の相関をとっているの
で、ピークレベル9およびパルス幅17ばかりでなく、
当該パルス列変動パターンデータ30も用いた目標の識
別が行われるため、目標を識別する確度を向上させるこ
とができるという効果が得られる。
【0052】実施の形態5.なお、上記実施の形態4で
は、立ち上がり傾斜の変動の度合いに基づいたパルス列
変動パターンデータを特徴量として目標の識別を行うも
のについて説明したが、立ち下がり傾斜の変動の度合い
に基づくパルス列変動パターンデータを目標識別の特徴
量とするようにしてもよい。図10はそのようなこの発
明の実施の形態5による目標識別装置の構成を示すブロ
ック図であり、相当部分には図8と同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0053】図において、31は立ち下がり検出器14
で検出された立ち下がり時刻15を受け、A/D変換器
2の出力するパルス量子化信号3の立ち下がり傾斜を検
出して、その立ち下がり傾斜のデータをパルス列変動パ
ターン算出器29に出力する、特徴量検出手段としての
立ち下がり傾斜検出器である。32はパルス列に応じた
立ち下がり傾斜のデータより、パルス列変動パターン算
出器29にて算出された、パルスビデオ信号1のパルス
波形の特徴量としてのパルス列変動パターンデータであ
る。
【0054】なお、パルス列変動パターン算出器29は
立ち下がり傾斜検出器31から出力される立ち下がり傾
斜のデータをパルス列に対応して記録し、パルス列内で
の傾斜の変動の度合いを算出して、それをパルス列変動
パターンデータ32として相関器18に出力している点
で、図8に同一符号を付して示した実施の形態4におけ
るそれとは異なっている。また、相関器18もピークレ
ベル検出器8で検出されたピークレベル9、パルス幅算
出器16で算出されたパルス幅17、およびこのパルス
列変動パターン算出器29で算出されたパルス列変動パ
ターンデータ32によってパルスビデオ信号1の相関を
とっている点で、上記各実施の形態における相関器18
とは異なっている。
【0055】次に動作について説明する。ここで、この
実施の形態5においても、A/D変換器2でのパルスビ
デオ信号1のサンプリングによるパルス量子化信号3の
生成、パルス諸元測定制御器6でのパルス量子化信号3
とスレッショルドレベル4との比較によるパルス諸元測
定指示5の生成、ピークレベル検出器8でのパルス諸元
測定指示5の出力期間中におけるピークレベル9の検
出、パルス幅測定レベル算出器10でのパルス諸元測定
指示5の範囲内におけるパルス量子化信号3からのパル
ス幅測定レベル11の算出、立ち上がり検出器12での
パルス諸元測定指示5の出力終了後における立ち上がり
時刻13の検出、立ち下がり検出器14でのパルス諸元
測定指示5の出力終了後における立ち下がり時刻15の
検出、パルス幅算出器16での立ち下がり時刻15と立
ち上がり時刻13との差からパルス幅17を算出などの
諸動作は、上記各実施の形態の場合と同一である。
【0056】また、立ち下がり傾斜検出器31では、立
ち下がり検出器14で検出された立ち下がり時刻15
と、A/D変換器2の出力するパルス量子化信号3とを
受けて、各パルス量子化信号3のパルス波形の立ち下が
り傾斜を順次検出し、それをパルス列変動パターン算出
器29へ出力する。ここで、パルスビデオ信号1のパル
ス波形の立ち下がり部分の傾斜角度は立ち下がり傾斜と
呼ばれ、図11ではこの立ち下がり傾斜を弧状の矢印で
示している。連続する各パルスビデオ信号1ではその立
ち下がり傾斜が図11に示すように変動しており、この
立ち下がり傾斜が変化する様子を変動パターンとして用
いている。すなわち、このようなパルス量子化信号3
(パルスビデオ信号1)の立ち下がり傾斜のデータを受
けたパルス列変動パターン算出器29では、この立ち下
がり傾斜検出器31から出力される立ち下がり傾斜のデ
ータをパルス列に対応して記録し、それよりパルス列内
での傾斜の変動の度合いを算出して、それをパルス列変
動パターンデータ32として相関器18に出力する。
【0057】次いで相関器18は、ピークレベル検出器
8で検出されたピークレベル9、パルス幅算出器16が
算出したパルス幅17、およびこのパルス列変動パター
ン算出器29で算出されたパルス列変動パターンデータ
32により、パルスビデオ信号1のパルス波形の相関を
とって目標を識別する。
【0058】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、ピークレベル9およびパルス幅17に加えて、立ち
下がり傾斜の変動の度合いに基づいたパルス列変動パタ
ーンデータ32でもパルス波形の相関をとっているの
で、ピークレベル9およびパルス幅17ばかりでなく、
当該パルス列変動パターンデータ32も用いた目標の識
別が行われるため、目標を識別する確度を向上させるこ
とができるという効果が得られる。
【0059】実施の形態6.なお、上記実施の形態4お
よび実施の形態5では、パルス列の1つのパルス波形が
始まる立ち上がり部分、もしくは1つのパルス波形が終
わる立ち下がり部分における傾斜の変動の度合いに基づ
いたパルス列変動パターンデータを特徴量として目標の
識別を行うものについて説明したが、1つのパルス波形
の中間部において細かく立ち上がり/立ち下がりを繰り
返している部分のうちの、各立ち上がり部分における傾
斜の変動の度合いに基づいたパルス列変動パターンデー
タを目標識別の特徴量とするようにしてもよい。図12
はそのようなこの発明の実施の形態6による目標識別装
置の構成を示すブロック図であり、相当部分には図8と
同一符号を付してその説明を省略する。
【0060】図において、33は立ち上がり検出器12
で検出された立ち上がり時刻13を受け、A/D変換器
2の出力するパルス量子化信号3における中間部の各立
ち上がり傾斜を含めた全ての立ち上がり傾斜の検出を行
い、その立ち上がり傾斜のデータを中間立ち上がり傾斜
として順次パルス列変動パターン算出器29に出力す
る、特徴量検出手段としての中間立ち上がり傾斜検出器
である。34はパルス列に応じた中間立ち上がり傾斜の
データより、パルス列変動パターン算出器29にて算出
された、パルスビデオ信号1のパルス波形の特徴量とし
てのパルス列変動パターンデータである。
【0061】なお、パルス列変動パターン算出器29は
中間立ち上がり傾斜検出器33から出力される中間立ち
上がり傾斜のデータをパルス列に対応して記録し、パル
ス列内での傾斜の変動の度合いを算出して、それをパル
ス列変動パターンデータ34を出力している点で、図
8、図10に同一符号を付して示した実施の形態4ある
いは実施の形態5におけるそれとは異なっている。ま
た、相関器18もピークレベル検出器8で検出されたピ
ークレベル9、パルス幅算出器16で算出されたパルス
幅17、およびこのパルス列変動パターン算出器29で
算出されたパルス列変動パターンデータ34によってパ
ルスビデオ信号1の相関をとっている点で、上記各実施
の形態における相関器18とは異なっている。
【0062】次に動作について説明する。ここで、この
実施の形態6においても、A/D変換器2でのパルスビ
デオ信号1のサンプリングによるパルス量子化信号3の
生成、パルス諸元測定制御器6でのパルス量子化信号3
とスレッショルドレベル4との比較によるパルス諸元測
定指示5の生成、ピークレベル検出器8でのパルス諸元
測定指示5の出力期間中におけるピークレベル9の検
出、パルス幅測定レベル算出器10でのパルス諸元測定
指示5の範囲内におけるパルス量子化信号3からのパル
ス幅測定レベル11の算出、立ち上がり検出器12での
パルス諸元測定指示5の出力終了後における立ち上がり
時刻13の検出、立ち下がり検出器14でのパルス諸元
測定指示5の出力終了後における立ち下がり時刻15の
検出、パルス幅算出器16での立ち下がり時刻15と立
ち上がり時刻13との差からパルス幅17を算出などの
諸動作は、上記各実施の形態の場合と同一である。
【0063】また、中間立ち上がり傾斜検出器33で
は、立ち上がり検出器12で検出された立ち上がり時刻
13と、A/D変換器2の出力するパルス量子化信号3
を受けて、各パルス量子化信号3のパルス波形における
中間部の立ち上がり傾斜を順次検出する。ここで、パル
スビデオ信号1の1つのパルス波形は、その中間部にお
いて細かく立ち上がり/立ち下がりを繰り返している。
中間立ち上がり傾斜検出器33はそのようなパルス波形
のパルス量子化信号3における中間部の各立ち上がり傾
斜も含めた全ての立ち上がり傾斜を検出し、中間立ち上
がり傾斜として出力する。この中間立ち上がり傾斜検出
器33で検出された各立ち上がり傾斜は、連続する各パ
ルスビデオ信号1毎に変動しており、この数値が変化す
る様子を変動パターンとして用いている。このようなパ
ルス量子化信号3(パルスビデオ信号1)の中間立ち上
がり傾斜を受けたパルス列変動パターン算出器29で
は、その中間立ち上がり傾斜のデータをパルス列に対応
して記録し、パルス列内での各立ち上がり傾斜の変動の
度合いを算出して、それをパルス列変動パターンデータ
34として相関器18に出力する。
【0064】次いで相関器18は、ピークレベル検出器
8で検出されたピークレベル9、パルス幅算出器16が
算出したパルス幅17、およびこのパルス列変動パター
ン算出器29で算出されたパルス列変動パターンデータ
34により、パルスビデオ信号1のパルス波形の相関を
とって目標を識別する。
【0065】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、ピークレベル9およびパルス幅17に加えて、中間
立ち上がり傾斜の変動の度合いに基づいたパルス列変動
パターンデータ34でもパルス波形の相関をとっている
ので、ピークレベル9およびパルス幅17ばかりでな
く、当該パルス列変動パターンデータ34も用いた目標
の識別が行われるため、目標を識別する確度を向上させ
ることができるという効果が得られる。
【0066】実施の形態7.また、上記実施の形態6で
は、連続したパルスビデオ信号1のパルス列において、
立ち上がり傾斜の変動の度合いを特徴量として目標の識
別を行うものについて説明したが、パルス列中の関連の
あるパルスビデオ信号1を1つのグループにまとめ、そ
のグループ内での立ち上がり傾斜の変動の度合いを特徴
量として目標の識別を行うようにしてもよい。図13は
そのようなこの発明の実施の形態7による目標識別装置
の構成を示すブロック図であり、相当部分には図8と同
一符号を付してその説明を省略する。
【0067】図において、35は立ち上がり傾斜検出器
28から出力されるパルス量子化信号3の立ち上がり傾
斜のデータをグループパルスに対応して記録し、グルー
プパルス内での傾斜の変動の度合いを算出する、特徴量
検出手段としてのグループパルス変動パターン算出器で
ある。36はこのグループパルス変動パターン算出器3
5より相関器18に出力される、パルスビデオ信号1の
パルス波形の特徴量としてのグループパルス変動パター
ンデータである。なお、相関器18はピークレベル検出
器8で検出されたピークレベル9、パルス幅算出器16
で算出されたパルス幅17、およびこのグループパルス
変動パターン算出器35で算出されたグループパルス変
動パターンデータ36によってパルスビデオ信号1の相
関をとっている点で、上記各実施の形態における相関器
18とは異なっている。
【0068】次に動作について説明する。ここで、この
実施の形態7においても、A/D変換器2でのパルスビ
デオ信号1のサンプリングによるパルス量子化信号3の
生成、パルス諸元測定制御器6でのパルス量子化信号3
とスレッショルドレベル4との比較によるパルス諸元測
定指示5の生成、ピークレベル検出器8でのパルス諸元
測定指示5の出力期間中におけるピークレベル9の検
出、パルス幅測定レベル算出器10でのパルス諸元測定
指示5の範囲内におけるパルス量子化信号3からのパル
ス幅測定レベル11の算出、立ち上がり検出器12での
パルス諸元測定指示5の出力終了後における立ち上がり
時刻13の検出、立ち下がり検出器14でのパルス諸元
測定指示5の出力終了後における立ち下がり時刻15の
検出、パルス幅算出器16での立ち下がり時刻15と立
ち上がり時刻13との差からパルス幅17を算出などの
諸動作は、上記各実施の形態の場合と同一である。
【0069】また、立ち上がり傾斜検出器28では、立
ち上がり検出器12で検出された立ち上がり時刻13
と、A/D変換器2の出力するパルス量子化信号3とを
受けて、各パルス量子化信号3のパルス波形の立ち上が
り傾斜を順次検出し、それをグループパルス変動パター
ン算出器35へ出力する。ここで、連続して入力された
パルスビデオ信号1のパルス列は、図14に示すよう
に、互いに関連する何種類かのパルスビデオ信号1を含
んでいる。実施の形態7ではこのパルス列内の関連のあ
るパルスビデオ信号1をそれぞれグループとしてまと
め、各グループ内のパルスビデオ信号1の立ち上がり傾
斜が変化する様子を変動パターンとして用いている。図
14には番号を付した4つのパルスビデオ信号1によ
るグループ、番号を付した2つのパルスビデオ信号1
によるグループ、および番号を付した2つのパルスビ
デオ信号1によるグループが例示されている。
【0070】グループパルス変動パターン算出器35で
は、そのようなパルス列より関連するパルスビデオ信号
1のグループの1つを選択する。次いでそのグループ内
の各パルス(グループパルス)に対応して、立ち上がり
傾斜検出器28から出力される立ち上がり傾斜のデータ
を記録し、グループパルス内での各パルスビデオ信号1
(パルス量子化信号3)の立ち上がり傾斜の変動の度合
いを、実施の形態4の場合と同様にして算出する。この
立ち上がり傾斜の変動の度合いはグループパルス変動パ
ターンデータ36として、グループパルス変動パターン
算出器35より相関器18に出力される。
【0071】次いで相関器18は、ピークレベル検出器
8で検出されたピークレベル9、パルス幅算出器16が
算出したパルス幅17、およびこのグループパルス変動
パターン算出器35で算出されたグループパルス変動パ
ターンデータ36により、パルスビデオ信号1のパルス
波形の相関をとって目標を識別する。
【0072】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、ピークレベル9およびパルス幅17に加えて、グル
ープパルスの立ち上がり傾斜の変動の度合いに基づいた
グループパルス変動パターンデータ36でもパルス波形
の相関をとっているので、ピークレベル9およびパルス
幅17ばかりでなく、当該グループパルス変動パターン
データ36も用いた目標の識別が行われるため、目標を
識別する確度を向上させることができるという効果が得
られる。
【0073】実施の形態8.また、上記実施の形態7で
は、立ち上がり傾斜の変動の度合いに基づいたグループ
パルス変動パターンデータを特徴量として目標の識別を
行うものについて説明したが、立ち下がり傾斜の変動の
度合いに基づくグループパルス変動パターンデータを目
標識別の特徴量とするようにしてもよい。図15はその
ようなこの発明の実施の形態8による目標識別装置の構
成を示すブロック図であり、相当部分には図10および
図13と同一符号を付してその説明を省略する。
【0074】図において、37は立ち下がり傾斜検出器
31にて検出されたパルス量子化信号3の立ち下がり傾
斜のデータをもとに、グループパルス変動パターン算出
器35が算出したパルスビデオ信号1のパルス波形の特
徴量としてのグループパルス変動パターンデータであ
る。なお、グループパルス変動パターン算出器35は立
ち下がり傾斜検出器31から出力される立ち下がり傾斜
のデータをグループパルスに対応して記録し、それより
グループパルス内での傾斜の変動の度合いを算出して、
グループパルス変動パターンデータ37を出力している
点で、図13に同一符号を付して示した実施の形態7に
おけるそれとは異なっている。また、相関器18もピー
クレベル検出器8で検出されたピークレベル9、パルス
幅算出器16で算出されたパルス幅17、およびこのグ
ループパルス変動パターン算出器35で算出されたグル
ープパルス変動パターンデータ37によってパルスビデ
オ信号1の相関をとっている点で、上記各実施の形態に
おける相関器18とは異なっている。
【0075】次に動作について説明する。ここで、この
実施の形態8においても、A/D変換器2でのパルスビ
デオ信号1のサンプリングによるパルス量子化信号3の
生成、パルス諸元測定制御器6でのパルス量子化信号3
とスレッショルドレベル4との比較によるパルス諸元測
定指示5の生成、ピークレベル検出器8でのパルス諸元
測定指示5の出力期間中におけるピークレベル9の検
出、パルス幅測定レベル算出器10でのパルス諸元測定
指示5の範囲内におけるパルス量子化信号3からのパル
ス幅測定レベル11の算出、立ち上がり検出器12での
パルス諸元測定指示5の出力終了後における立ち上がり
時刻13の検出、立ち下がり検出器14でのパルス諸元
測定指示5の出力終了後における立ち下がり時刻15の
検出、パルス幅算出器16での立ち下がり時刻15と立
ち上がり時刻13との差からパルス幅17を算出などの
諸動作は、上記各実施の形態の場合と同一である。
【0076】また、立ち下がり傾斜検出器31では、立
ち下がり検出器14で検出された立ち下がり時刻15
と、A/D変換器2の出力するパルス量子化信号3とを
受けて、各パルス量子化信号3のパルス波形の立ち下が
り傾斜を順次検出し、それをグループパルス変動パター
ン算出器35へ出力する。この場合も、連続して入力さ
れたパルスビデオ信号1のパルス列は実施の形態7と同
様に、パルス列内の関連のあるパルスビデオ信号1をそ
れぞれグループとしてまとめ、各グループ内のパルスビ
デオ信号1の立ち下がり傾斜が変化する様子を変動パタ
ーンとして用いている。
【0077】グループパルス変動パターン算出器35で
は、そのようなパルス列より関連するパルスビデオ信号
1のグループの1つを選択する。次いでそのグループ内
の各パルス(グループパルス)に対応して立ち下がり傾
斜検出器31から出力される立ち下がり傾斜のデータを
記録し、グループパルス内での各パルスビデオ信号1
(パルス量子化信号3)の立ち下がり傾斜の変動の度合
いを、実施の形態5の場合と同様に算出する。この立ち
下がり傾斜の変動の度合いはグループパルス変動パター
ンデータ37として、グループパルス変動パターン算出
器35より相関器18に出力される。
【0078】次いで相関器18は、ピークレベル検出器
8で検出されたピークレベル9、パルス幅算出器16が
算出したパルス幅17、およびそのグループパルス変動
パターン算出器35で算出されたグループパルス変動パ
ターンデータ37により、パルスビデオ信号1のパルス
波形の相関をとって目標を識別する。
【0079】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、ピークレベル9およびパルス幅17に加えて、グル
ープパルスの立ち下がり傾斜の変動の度合いに基づいた
グループパルス変動パターンデータ37でもパルス波形
の相関をとっているので、ピークレベル9およびパルス
幅17ばかりでなく、当該グループパルス変動パターン
データ37も用いた目標の識別が行われるため、目標を
識別する確度を向上させることができるという効果が得
られる。
【0080】実施の形態9.なお、上記実施の形態7お
よび実施の形態8では、グループパルス内の1つのパル
ス波形が始まる立ち上がり部分、もしくは1つのパルス
波形が終わる立ち下がり部分における傾斜の変動の度合
いに基づくグループパルス変動パターンデータを特徴量
として目標の識別を行うものについて説明したが、1つ
のパルス波形の中間部において細かく立ち上がり/立ち
下がりを繰り返している部分のうちの、各立ち上がり部
分における傾斜の変動の度合いに基づくグループパルス
変動パターンデータを目標識別の特徴量とするようにし
てもよい。図16はそのようなこの発明の実施の形態9
による目標識別装置の構成を示すブロック図であり、相
当部分には図12および図13と同一符号を付してその
説明を省略する。
【0081】図において、38は中間立ち上がり傾斜検
出器33にて検出されたパルスビデオ信号1の中間部の
各立ち上がり傾斜のデータをもとに、グループパルス変
動パターン算出器35が算出したパルスビデオ信号1の
パルス波形の特徴量としてのグループパルス変動パター
ンデータである。なお、グループパルス変動パターン算
出器35は中間立ち上がり傾斜検出器33から出力され
るパルスビデオ信号1の中間部の立ち上がり傾斜のデー
タをグループパルスに対応して記録し、それよりグルー
プパルス内での傾斜の変動の度合いを算出して、グルー
プパルス変動パターンデータ38を出力している点で、
図13および図15に同一符号を付して示した実施の形
態7もしくは実施の形態8におけるそれとは異なってい
る。また、相関器18もピークレベル検出器8で検出さ
れたピークレベル9、パルス幅算出器16で算出された
パルス幅17、およびそのグループパルス変動パターン
算出器35で算出されたグループパルス変動パターンデ
ータ38によってパルスビデオ信号1の相関をとってい
る点で、上記各実施の形態における相関器18とは異な
っている。
【0082】次に動作について説明する。ここで、この
実施の形態9においても、A/D変換器2でのパルスビ
デオ信号1のサンプリングによるパルス量子化信号3の
生成、パルス諸元測定制御器6でのパルス量子化信号3
とスレッショルドレベル4との比較によるパルス諸元測
定指示5の生成、ピークレベル検出器8でのパルス諸元
測定指示5の出力期間中におけるピークレベル9の検
出、パルス幅測定レベル算出器10でのパルス諸元測定
指示5の範囲内におけるパルス量子化信号3からのパル
ス幅測定レベル11の算出、立ち上がり検出器12での
パルス諸元測定指示5の出力終了後における立ち上がり
時刻13の検出、立ち下がり検出器14でのパルス諸元
測定指示5の出力終了後における立ち下がり時刻15の
検出、パルス幅算出器16での立ち下がり時刻15と立
ち上がり時刻13との差からパルス幅17を算出などの
諸動作は、上記各実施の形態の場合と同一である。
【0083】また、中間立ち上がり傾斜検出器33は立
ち上がり検出器12で検出された立ち上がり時刻13
と、A/D変換器2の出力するパルス量子化信号3とを
受けて、各パルス量子化信号3のパルス波形の立ち上が
り傾斜を順次検出し、それをグループパルス変動パター
ン算出器35へ出力する。この場合も、連続して入力さ
れたパルスビデオ信号1のパルス列は実施の形態7と同
様に、パルス列内の関連のあるパルスビデオ信号1をそ
れぞれグループとしてまとめ、各グループ内のパルスビ
デオ信号1の立ち上がり傾斜が変化する様子を変動パタ
ーンとして用いている。
【0084】グループパルス変動パターン算出器35で
は、そのようなパルス列より関連するパルスビデオ信号
1のグループの1つを選択する。次いでそのグループ内
の各パルス(グループパルス)に対応して中間立ち上が
り傾斜検出器33から出力される中間立ち上がり傾斜の
データを記録し、グループパルス内での各パルスビデオ
信号1(パルス量子化信号3)の立ち上がり傾斜の変動
の度合いを、実施の形態6の場合と同様に算出する。こ
の立ち上がり傾斜の変動の度合いはグループパルス変動
パターンデータ38として、グループパルス変動パター
ン算出器35より相関器18に出力される。
【0085】次いで相関器18は、ピークレベル検出器
8で検出されたピークレベル9、パルス幅算出器16が
算出したパルス幅17、およびこのグループパルス変動
パターン算出器35で算出されたグループパルス変動パ
ターンデータ38により、パルスビデオ信号1のパルス
波形の相関をとって目標を識別する。
【0086】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、ピークレベル9およびパルス幅17に加えて、グル
ープパルスの中間立ち上がり傾斜の変動の度合いに基づ
いたグループパルス変動パターンデータ38でもパルス
波形の相関をとっているので、ピークレベル9およびパ
ルス幅17ばかりでなく、当該グループパルス変動パタ
ーンデータ38も用いた目標の識別が行われるため、目
標を識別する確度を向上させることができるという効果
が得られる。
【0087】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、目標
の位置を算出する際に、ピークレベル検出器で検出した
ピークレベル、およびパルス幅算出器で算出したパルス
幅に加えて、パルス波形の立ち上がり/立ち下がりの総
数、パルス波形の中間部における立ち上がり/立ち下が
りの比率、レーダ覆域形状などの特徴量も用いて、パル
ス信号の相関をとるように構成したので、ピークレベル
およびパルス幅のみで相関をとった場合より高い確度で
目標の違いを識別することが可能となり、目標の位置を
短時間で精度よく算出することができる目標識別装置が
得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による目標識別装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1における各信号のタイミングを
示す波形図である。
【図3】 実施の形態1におけるピークレベルの検出を
説明するための模式図である。
【図4】 実施の形態1における立ち上がり総数のカウ
ントを説明するための模式図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による目標識別装置
の構成を示すブロック図である。
【図6】 実施の形態2における立ち上がり比率の算出
を説明するための模式図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による目標識別装置
の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による目標識別装置
の構成を示すブロック図である。
【図9】 実施の形態4における立ち上がり傾斜の変動
度合いの検出を説明するための模式図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による目標識別装
置の構成を示すブロック図である。
【図11】 実施の形態5における立ち下がり傾斜の変
動度合いの検出を説明するための模式図である。
【図12】 この発明の実施の形態6による目標識別装
置の構成を示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態7による目標識別装
置の構成を示すブロック図である。
【図14】 実施の形態7におけるグループパルスを説
明するための模式図である。
【図15】 この発明の実施の形態8による目標識別装
置の構成を示すブロック図である。
【図16】 この発明の実施の形態9による目標識別装
置の構成を示すブロック図である。
【図17】 従来の目標識別装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 パルスビデオ信号(パルス信号)、2 A/D変換
器、3 パルス量子化信号、4 スレッショルドレベル
(基準値)、5 パルス諸元測定指示、6 パルス諸元
測定制御器、7 タイマ、8 ピークレベル検出器、9
ピークレベル、10 パルス幅測定レベル算出器、1
1 パルス幅測定レベル、12 立ち上がり検出器、1
3 立ち上がり時刻、14 立ち下がり検出器、15
立ち下がり時刻、16 パルス幅算出器、17 パルス
幅、18 相関器、21 立ち上がり/立ち下がり総数
カウンタ(特徴量検出手段)、22 立ち上がり総数
(特徴量)、23 中間パルス立ち上がり比率算出器
(特徴量検出手段)、24 立ち上がり比率データ(特
徴量)、25 レベル変動算出器(特徴量検出手段)、
26 覆域形状算出器(特徴量検出手段)、27 覆域
形状データ(特徴量)、28 立ち上がり傾斜検出器
(特徴量検出手段)、29 パルス列変動パターン算出
器(特徴量検出手段)、30 パルス列変動パターンデ
ータ(特徴量)、31 立ち下がり傾斜検出器(特徴量
検出手段)、32 パルス列変動パターンデータ(特徴
量)、33 中間立ち上がり傾斜検出器(特徴量検出手
段)、34パルス列変動パターンデータ(特徴量)、3
5 グループパルス変動パターン算出器(特徴量検出手
段)、36 グループパルス変動パターンデータ(特徴
量)、37 グループパルス変動パターンデータ(特徴
量)、38 グループパルス変動パターンデータ(特徴
量)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信されたパルス状のレーダ波のパルス
    信号が入力され、それを一定の時間間隔でサンプリング
    してディジタル信号に変換し、パルス量子化信号として
    出力するA/D変換器と、 前記A/D変換器からのパルス量子化信号を、あらかじ
    め定められた基準値と比較してパルス諸元測定指示を出
    力するパルス諸元測定制御器と、 前記A/D変換器より出力されたパルス量子化信号より
    パルス信号のピークレベルを検出するピークレベル検出
    器と、 前記ピークレベル検出器が検出したピークレベルの値か
    らパルス幅測定レベルを算出するパルス幅測定レベル算
    出器と、 前記パルス幅測定レベル算出器が算出したパルス幅測定
    レベルの値と、前記A/D変換器からのパルス量子化信
    号より、パルス信号の立ち上がり時刻を検出する立ち上
    がり検出器と、 前記パルス幅測定レベル算出器が算出したパルス幅測定
    レベルの値と、前記A/D変換器からのパルス量子化信
    号より、パルス信号の立ち下がり時刻を検出する立ち下
    がり検出器と、 前記立ち上がり検出器からのパルス信号の立ち上がり時
    刻と、前記立ち下がり検出器からのパルス信号の立ち下
    がり時刻より、パルス信号のパルス幅を算出するパルス
    幅算出器と、 前記A/D変換器より出力されたパルス量子化信号よ
    り、パルス信号の特徴量を検出する特徴量検出手段と、 時間を計測して、前記立ち上がり検出器および立ち下が
    り検出器に時刻データを供給するタイマと、 前記ピークレベル検出器で検出されたピークレベル、パ
    ルス幅算出器で算出されたパルス幅、および特徴量検出
    手段で検出されたパルス信号の特徴量に基づいて、パル
    ス信号の相関をとる相関器とを備えた目標識別装置。
  2. 【請求項2】 特徴量検出手段として、A/D変換器よ
    り出力されたパルス量子化信号を受けて、パルス信号の
    立ち上がりあるいは立ち下がりの総数をカウントする立
    ち上がり/立ち下がり総数カウンタを用い、 相関器が、前記立ち上がり/立ち下がり総数カウンタで
    カウントされた立ち上がりもしくは立ち下がり総数の値
    と、ピークレベル検出器で検出されたピークレベル、お
    よびパルス幅算出器で算出されたパルス幅に基づいて、
    パルス信号の相関をとるものであることを特徴とする請
    求項1記載の目標識別装置。
  3. 【請求項3】 特徴量検出手段として、A/D変換器よ
    り出力されたパルス量子化信号を受けて、パルス信号の
    中間部における立ち上がり時間の割合を算出し、立ち上
    がり比率データを出力する中間パルス立ち上がり比率算
    出器を用い、 相関器が、前記中間パルス立ち上がり比率算出器で算出
    された立ち上がり比率データと、ピークレベル検出器で
    検出されたピークレベル、およびパルス幅算出器で算出
    されたパルス幅に基づいて、パルス信号の相関をとるも
    のであることを特徴とする請求項1記載の目標識別装
    置。
  4. 【請求項4】 特徴量検出手段として、A/D変換器よ
    り出力されたパルス量子化信号を受けて、パルス信号に
    おけるレベル値の変動の度合いを算出するレベル変動算
    出器と、 前記レベル変動算出器で算出されたパルス信号における
    レベル値の変動の度合いよりレーダ覆域形状を算出し、
    覆域形状データを出力する覆域形状算出器とを用い、 相関器が、前記覆域形状算出器の出力する覆域形状デー
    タと、ピークレベル検出器で検出されたピークレベル、
    およびパルス幅算出器で算出されたパルス幅に基づい
    て、パルス信号の相関をとるものであることを特徴とす
    る請求項1記載の目標識別装置。
  5. 【請求項5】 特徴量検出手段として、A/D変換器よ
    り出力されたパルス量子化信号を受けて、パルス信号の
    立ち上がり傾斜を検出する立ち上がり傾斜検出器と、 前記立ち上がり傾斜検出器が検出したパルス信号の立ち
    上がり傾斜のデータを受け、その変動の度合いよりパル
    ス列変動パターンデータを算出するパルス列変動パター
    ン算出器とを用い、 相関器が、前記パルス列変動パターン算出器で算出され
    たパルス列変動パターンデータと、ピークレベル検出器
    で検出されたピークレベル、およびパルス幅算出器で算
    出されたパルス幅に基づいて、パルス信号の相関をとる
    ものであることを特徴とする請求項1記載の目標識別装
    置。
  6. 【請求項6】 特徴量検出手段として、A/D変換器よ
    り出力されたパルス量子化信号を受けて、パルス信号の
    立ち下がり傾斜を検出する立ち下がり傾斜検出器と、 前記立ち下がり傾斜検出器が検出したパルス信号の立ち
    下がり傾斜のデータを受け、その変動の度合いよりパル
    ス列変動パターンデータを算出するパルス列変動パター
    ン算出器とを用い、 相関器が、前記パルス列変動パターン算出器で算出され
    たパルス列変動パターンデータと、ピークレベル検出器
    で検出されたピークレベル、およびパルス幅算出器で算
    出されたパルス幅に基づいて、パルス信号の相関をとる
    ものであることを特徴とする請求項1記載の目標識別装
    置。
  7. 【請求項7】 特徴量検出手段として、A/D変換器よ
    り出力されたパルス量子化信号を受けて、パルス信号の
    中間部分における各立ち上がり傾斜を中間立ち上がり傾
    斜として検出する中間立ち上がり傾斜検出器と、 前記中間立ち上がり傾斜検出器が検出したパルス信号の
    各中間立ち上がり傾斜のデータを受け、その変動の度合
    いよりパルス列変動パターンデータを算出するパルス列
    パターン算出器とを用い、 相関器が、前記パルス列パターン算出器で算出されたパ
    ルス列変動パターンデータと、ピークレベル検出器で検
    出されたピークレベル、およびパルス幅算出器で算出さ
    れたパルス幅に基づいて、パルス信号の相関をとるもの
    であることを特徴とする請求項1記載の目標識別装置。
  8. 【請求項8】 特徴量検出手段として、A/D変換器よ
    り出力されたパルス量子化信号を受けて、パルス信号の
    立ち上がり傾斜を検出する立ち上がり傾斜検出器と、 前記立ち上がり傾斜検出器が検出したパルス信号の立ち
    上がり傾斜のデータを受け、その変動の度合いよりグル
    ープパルス変動パターンデータを算出するグループパル
    ス変動パターン算出器とを用い、 相関器が、前記グループパルス変動パターン算出器で算
    出されたグループパルス変動パターンデータと、ピーク
    レベル検出器で検出されたピークレベル、およびパルス
    幅算出器で算出されたパルス幅に基づいて、パルス信号
    の相関をとるものであることを特徴とする請求項1記載
    の目標識別装置。
  9. 【請求項9】 特徴量検出手段として、A/D変換器よ
    り出力されたパルス量子化信号を受けて、パルス信号の
    立ち下がり傾斜を検出する立ち下がり傾斜検出器と、 前記立ち下がり傾斜検出器が検出したパルス信号の立ち
    下がり傾斜のデータを受け、その変動の度合いよりグル
    ープパルス変動パターンデータを算出するグループパル
    ス変動パターン算出器とを用い、 相関器が、前記グループパルス変動パターン算出器で算
    出されたグループパルス変動パターンデータと、ピーク
    レベル検出器で検出されたピークレベル、およびパルス
    幅算出器で算出されたパルス幅に基づいて、パルス信号
    の相関をとるものであることを特徴とする請求項1記載
    の目標識別装置。
  10. 【請求項10】 特徴量検出手段として、A/D変換器
    より出力されたパルス量子化信号を受けて、パルス信号
    の中間部分における各立ち上がり傾斜を中間立ち上がり
    傾斜として検出する中間立ち上がり傾斜検出器と、 前記中間立ち上がり傾斜検出器の検出したパルス信号の
    各中間立ち上がり傾斜のデータを受け、その変動の度合
    いよりグループパルス変動パターンデータを算出するグ
    ループパルス変動パターン算出器とを用い、 相関器が、前記グループパルス変動パターン算出器で算
    出されたグループパルス変動パターンデータと、ピーク
    レベル検出器で検出されたピークレベル、およびパルス
    幅算出器で算出されたパルス幅に基づいて、パルス信号
    の相関をとるものであることを特徴とする請求項1記載
    の目標識別装置。
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