JP2002219336A - 垂直流ダウンフロー型触媒反応器 - Google Patents

垂直流ダウンフロー型触媒反応器

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JP2002219336A
JP2002219336A JP2001018903A JP2001018903A JP2002219336A JP 2002219336 A JP2002219336 A JP 2002219336A JP 2001018903 A JP2001018903 A JP 2001018903A JP 2001018903 A JP2001018903 A JP 2001018903A JP 2002219336 A JP2002219336 A JP 2002219336A
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catalyst
gap
sealing material
catalytic reactor
catalyst block
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Hajime Okura
一 大倉
Takao Asaumi
隆夫 浅海
Shuichi Oishi
秀一 大石
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    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/74General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
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    • B01D53/88Handling or mounting catalysts
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 触媒ブロック相互間のすき間をシールして排
ガスのショートパスおよび煤塵の侵入および煤塵の堆積
を防止し、機械的強度に優れ、シール材の取付けおよび
取外しが容易な垂直流ダウンフロー型触媒反応器を提供
すること。 【解決手段】 触媒ユニット8を、直方体の枠状ケース
16に組み込んで一体化した触媒ブロック1を、その底
面短辺側を支持受梁4で支持するようにして触媒反応器
本体内に配列した触媒反応器において、枠状ケース16
の各角部の短辺側に吊り上げ金具2を設け、触媒ブロッ
ク相互の長辺間のすき間C0 の上部に断面円形のシール
材3を設け、このシール材と触媒ブロック1との接触部
を溶接し、触媒ブロック1相互の短辺間のすき間9の上
部にダスト堆積防止板6を設けるとともに、すき間C0
の下部に下部シール剤5を設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、垂直流ダウンフロ
ー型触媒反応器に係り、特に、石炭焚きボイラ排ガスに
含まれる窒素酸化物(NOx)を除去するための垂直流
ダウンフロー型触媒反応器であって、排ガスの非流路で
ある触媒ブロック支持受梁に直交する触媒ブロック相互
の長辺間のすき間を有効にガスシールすることができ
る、垂直流ダウンフロー型触媒反応器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】発電所、各種工場、自動車等から排出さ
れる排煙中のNOxは、光化学スモッグや酸性雨の原因
となる物質である。排煙中のNOxを無害なN2 とH2
Oに分解する技術を排煙脱硝技術といい、なかでも最も
実用化が進んでいる選択的接触還元法は、アンモニア
(NH3 )を還元剤として用い、脱硝触媒体の存在下で
前記NH3 と排ガス中のNOxとを反応させるものであ
る。なお、選択的接触還元法の脱硝装置に適用される脱
硝反応器は、石炭焚:垂直流ダウンフロー型と、LN
G、ガス焚およびHRSG:垂直流アップフロー型に大
別される。
【0003】例えば事業用、産業用ボイラの排ガス煙道
に設置される脱硝装置には、目的とする脱硝率に応じた
必要量の脱硝触媒が収納された触媒反応器が用いられ
る。処理対象となる排ガスは、通常約300〜400℃
と高温で、例えば約15〜20g/m3h 程度の多量の煤塵
を含んでいる。図9〜図19は、従来の触媒反応器を示
す説明図であり、図9は、垂直流ダウンフロー型触媒反
応器の一部切欠斜視図、図10は、図9の触媒反応器に
適用される触媒ブロックおよびその配置例を示す説明図
である。
【0004】図9において、触媒反応器本体10内に触
媒ブロック1を多数配列した触媒反応器が示されてい
る。また図10において、触媒ブロック1は、例えば脱
硝触媒を基板表面に被覆した板状または格子状の触媒体
を所定間隔で積層し、枠体内に収容した触媒ユニット8
を、直方体の枠状ケース16に複数個組み込んで一体化
したものであり、その長辺側には吊り上げ金具2が設け
られている。支持受梁4は、触媒ブロック1の長辺の長
さLが短辺の長さWより大きいことから、触媒ブロック
の短辺側を支持するように配置されている。これによっ
て、支持受梁4の必要数が減少し、断面閉塞率が小さく
なって反応器全体のコンパクト化が図られている。な
お、C0 は、触媒ブロック相互の長辺間のすき間、11
は、被処理排ガス、15は、触媒ブロックのストッパで
ある。
【0005】また、図12(図10のA−A面視図)に
示したように、触媒ブロック相互の長辺間のすき間C0
の底部にメタルタッチするように下部シール材5を設け
るとともに、前記すき間C0 の上部に図13(後述する
図11の部分詳細図)、図14(図13のB−B面断面
図)および図15(図13のC−C面断面図)に示した
ように、剛性を有する2種類の上部シール材3および7
を取り付けて、図10、図11(図10の部分平面図)
に示されるように、触媒ブロック相互の長辺間に生じた
前記吊り上げ金具2の板厚、触媒ブロックの製作歪みお
よび据付公差等を合計したすき間C0 がシールされてい
る。
【0006】被処理ガス11はNOxの還元剤である、
例えばNH3 と共に触媒反応器にその上部入口から流入
し、触媒ブロック1の触媒ユニット8を構成する、例え
ば板状の脱硝触媒と接触しながら垂直下降流として流
れ、触媒の存在下、排ガス中のNOxが前記NH3 でN
2 に還元されたのち、脱硝処理ガスとして触媒反応器の
下部出口から流出する。このような従来技術に関するも
のとして、例えば特開昭63−278531号公報等が
挙げられる。しかしながら、上記従来技術では、吊り上
げ金具2が枠状ケース16の長辺側に設けられているた
めにすき間C0 の形状が複雑となり、これによって上部
シール材3、7によるガスシールが不十分となり、排ガ
スのショートパスを十分に阻止することができず、煤塵
が堆積したり、脱硝性能が低下する等の問題があった。
また、上部シール材の形状が複雑で溶接箇所が多いこと
から触媒ブロック1の脱硝反応器本体10内への搬入、
設置作業が煩雑となり、多大な取付け時間を要してい
た。
【0007】なお、排ガス流路となる触媒ブロック1の
長辺相互間のすき間の上部にSiO 2 、Al2 3 等を
主成分とする無機繊維を充填してシールすることも考え
られるが、これでは無機繊維が排ガス中のSO3 によっ
て酸劣化し、シール材兼ダスト堆積防止板としての機能
を果たさないばかりか、触媒ブロック1と溶接等で連結
固定できないため、全体として一つの大きな安定した触
媒ブロックを形成することができず、構造的に不安定で
触媒ブロックが横転し易いという問題がある。
【0008】上記種々の問題点を解決するため、排ガス
11の流路となる、触媒ブロック1の支持受梁4(H型
鋼)と直交する長辺間のすき間C0 の上部に、図17
(図10のG−G面断面図)に示すように、山形のシー
ル材兼ダスト堆積防止板14を設け、排ガス11の非流
路である支持受梁4上に載置された触媒ブロック1の短
辺相互間のすき間9の上部に、図16(図13のF−F
面視図)に示したように、山形のダスト堆積防止板6を
設け、かつ支持受梁4に、該支持受梁4に対して直角方
向への触媒ブロック1のずれを阻止するストッパ15を
設けるとともに、触媒ブロック1相互の長辺間の間隔C
0 を必要最小限(通常10mm)にし、前記山形のシール
材兼ダスト堆積防止板14と触媒ブロック1とを溶接し
て見かけ上一つの大きな触媒ブロック((L)mm×(n×
W+(n−1)×C0 )mm×H)mmを形成し、触媒ブロ
ック1の起点と終点における前記触媒ブロック1の長辺
側の上下コーナにストッパー(図示省略)を設けた触媒
反応器が提案された。
【0009】しかしながら、このような触媒反応器には
以下に示すような問題があった。すなわち、山形シール
材兼ダスト堆積防止板14を、例えば図19(a)に示
した形状にすると、触媒ブロック1と山形シール材兼ダ
スト堆積防止板14を溶接できないために排ガス11の
ショートパスが生じ易くなる。また触媒ブロック1の排
ガス流路断面を図中2eに相当する面積だけ狭めること
になり、排ガス11と触媒との接触効率が低下する。な
お、触媒ブロック1の短辺相互のすき間に取り付けた山
形のダスト堆積防止板6の製作ひずみおよび据付公差等
に起因して、該山形のダスト堆積防止板6が触媒ブロッ
ク1から幅2e分だけはみ出る可能性もあるが、下部の
支持受梁4の幅B以内(図16参照)であればもともと
有効断面に算入されていないので問題はない。
【0010】一方、シール材兼ダスト堆積防止板14
を、例えば図19(b)に示したような形態にすると、
据付公差が一定で、前記ダスト堆積防止板14の幅とほ
ぼ同一の幅のものに限られるが、長さL方向において公
差が変動することから、取付が非常に困難となる。ま
た、このような山形シール材兼ダスト堆積防止板14を
採用した触媒反応器には、触媒ブロック1の幅Wがその
長さLに対して短いことから、例えば地震発生時等に、
図18(図10のG−G線視図)に示したように、山形
のシール材兼ダスト堆積防止板14が変形してガスシー
ルが不十分となり、排ガス11がショートパスしたり、
すき間C0 に煤塵が侵入、堆積する等のおそれがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来技術の問題点を解決し、隣接する触媒ブロック相互
間のすき間を完全にシールして排ガスのショートパスお
よび煤塵の侵入を防止するとともに、シール材上部への
煤塵の堆積を防止することができ、しかも機械的強度に
優れ、シール材の取付けおよび取外しが容易な垂直流ダ
ウンフロー型触媒反応器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題は、触媒ブロッ
クの吊り上げ金具を、排ガスの非流路となる支持受梁に
載置される触媒ブロックの短辺側コーナ部に設け、触媒
ブロック相互の長辺間のすき間の上部に、近傍のガス流
路を阻害しない大きさのシール材であって、触媒ブロッ
クと相平行し、前記すき間の幅よりも大きい断面径を有
するシール材を連続して設置し、該シール材と触媒ブロ
ックとの接触部を溶接、接合することにより達成され
る。
【0013】すなわち、本願で特許請求する発明は、以
下のとおりである。 (1)板状または格子状の触媒体を積層して枠体内に収
容した触媒ユニットを、直方体の枠状ケースに多数組み
込んで一体化した触媒ブロックを、該触媒ブロックの底
面の短辺側を支持受梁で支持するようにして触媒反応器
本体内に多数配列した垂直流ダウンフロー型触媒反応器
において、前記枠状ケースの各角部の短辺側にそれぞれ
吊り上げ金具を設けるとともに、触媒ブロック相互の長
辺間のすき間の上部に断面円形状のシール材を設け、該
シール材と前記触媒ブロックとの接触部を接合し、かつ
前記触媒ブロック相互の短辺間のすき間の上部にダスト
堆積防止板を設けたことを特徴とする、垂直流ダウンフ
ロー型触媒反応器。
【0014】(2)前記断面円形状のシール材の直径を
1 、触媒ブロック相互の長辺間のすき間をC0 、触媒
ブロックの枠状ケースの長辺側の板厚をtとしたとき、 C0 < d1 ≦ C0 +2t の関係を有することを特徴とする、上記(1)に記載の
垂直流ダウンフロー型触媒反応器。 (3)前記断面円形シール材に代えて、少なくとも対角
線の一方(d2 )が、触媒ブロック相互の長辺間のすき
間(C0 )よりも大きく、該すき間(C0 )と触媒ブロ
ックの枠状ケースの長辺側の板厚(t)の2倍との和
(C0 +2t)と同じかそれよりも短い、断面四角形の
シール材を用いたことを特徴とする上記(1)に記載
の、垂直流ダウンフロー型触媒反応器。 (4)前記触媒ブロック相互の長辺間のすき間の底部に
該すき間をシールするシール材を設け、該シール材と触
媒ブロックとの接触部を接合したことを特徴とする、上
記(1)〜(3)の何れかに記載の垂直流ダウンフロー
型触媒反応器。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図面を用いて本発明を詳細
に説明する。図1〜5は、本発明の一実施例である垂直
流ダウンフロー型触媒反応器の要部を示す説明図であ
り、図1は、触媒ブロック1の斜視図、図2は、触媒ブ
ロック1の配列およびシール材を示す説明図、図3は、
図2のD−D面断面を示す説明図、図4は、触媒ブロッ
ク1の枠状ケース16に設けられた吊り上げ金具(図1
参照)を示す説明図、図5(図1のH−H面断面図)
は、下部シール材を示す説明図である。
【0016】図1および図2において、この触媒反応器
は、例えば脱硝用の板状または格子状触媒体を積層して
枠体内に収容した触媒ユニット8を、直方体の枠状ケー
ス16に多数組み込んで一体化した触媒ブロック1を、
該触媒ブロック1の底面の短辺側を支持受梁4で支持す
るようにして触媒反応器本体(図示省略)内に多数配列
した垂直流ダウンフロー型触媒反応器であって、前記枠
状ケース16の各角部の短辺側にそれぞれ吊り上げ金具
2を設け、触媒ブロック1相互の長辺間のすき間C0
上部に断面円形状の上部シール材3を設け、該上部シー
ル材3と前記触媒ブロック1との接触部を溶接、接合し
(図3参照)、かつ前記触媒ブロック1相互の短辺間の
すき間9の上部にダスト堆積防止板6を設けるととも
に、図5に示したように、前記すき間C0 の下部に該す
き間C0 をシールする下部シール材5を設けたものであ
る。
【0017】図3において、上部シール材3は、該シー
ル材3の直径をd1 、触媒ブロック相互の長辺間のすき
間をC0 、触媒ブロックの枠状ケースの長辺側の板厚を
tとしたとき、 C0 < d1 ≦ C0 +2t の関係を有するように構成されている。また、図4にお
いて、吊り上げ金具2は、枠状ケース16の各角部の短
辺側にそれぞれボルトナット12、13を支点として回
転可能に設けられている。このような構成において、こ
の触媒反応器内に、被処理ガスである、例えばボイラ排
ガスが還元剤としてのNH3 とともに垂直下降流として
導入され、排ガスに含まれる、例えばNOxが還元、分
解、処理される。
【0018】本実施例によれば、吊り上げ金具2を触媒
ブロック1の枠状ケースの各角部の短辺側に設けたこと
により、排ガス流路となる触媒ブロック1相互の長辺間
のすき間C0 が単純な形状となる。従って、すき間C0
の上部に配置される上部シール材3と触媒ブロック1と
の接触が単純な線接触となるので、上部シール材3の溶
接および取り外しが容易となり、信頼性の向上および現
地据付工期の短縮が図れる。また前記上部シール材3に
よってすき間C0 を完全にシールできるので、排ガス1
1および例えば還元材としてのNH3 のショートパスを
防止して触媒効率を高めることができる。これによっ
て、装置に要求される目標脱硝率を達成するための必要
触媒量の低減が図れる。
【0019】また本実施例によれば、触媒ブロック1相
互の長辺間のすき間C0 への煤塵の侵入、堆積を防止で
きるので、堆積未燃分が燃焼することによる触媒体の設
計温度以上の昇温を防止し、これによって温度上昇に起
因する触媒の劣化および発火を未然に防止することがで
きる。本実施例によれば、上部シール材の断面形状が凸
状になっている(平坦ではない)ことから、煤塵がシー
ル材上部に堆積することはない。従って、煤塵の固まり
が触媒上に脱落することによる触媒の詰まりを防止でき
る。
【0020】本実施例において、上部シール材3の直径
(d1 )をすき間(C0 )の幅寸法よりも 長く、かつ
該すき間(C0 )と触媒ブロック1の枠状ケース16の
長辺側の板厚(t)の2倍との和(C0 +2t)と同じ
かそれよりも短く(C0 <d 1 ≦ C0 +2t)したこ
とにより、上部ガスシール材3が、有効ガス流路までは
み出してガス流を阻害することはない。従って、排ガス
11は、常時触媒と接触するように流れるので高い触媒
反応効率を維持することができる。また、上部シール材
3を触媒ブロック1の上部に取り付け溶接する際に、シ
ール材3がすき間C0 に落下することもない。本実施例
によれば、触媒ブロック1相互の長辺間のすき間C0
上部に溶接した上部シール材3と、前記すき間C0 の下
部に設けた下部シール材5との相乗作用により、複数の
連続した触媒ブロックが全体として一体構造となり、あ
たかも1ケの大きな剛性を有する触媒ブロックを形成で
きるので、地震時等の横揺れ荷重に対する安定性が強化
され、長期間安定した運用が可能となる。
【0021】本実施例において、触媒ブロック1を、触
媒反応器本体内に搬入、据付する際は、吊り上げ金具2
を、図4に示したように、ボルトナット12、13を支
点として180度回転させてその上部を触媒ブロック1
の上端から突出させ、固定したのち、例えばワイヤーを
介してクレーンまたはホイスト等により吊り上げ、脱硝
反応器内まで移動させ、支持受梁4上の所定位置に配
置、据え付けられる。触媒ブロックの据付けが完了した
のち、吊り上げ金具2は、前記ボルトナット12、13
を回転軸として180度回転され、その上端が触媒ブロ
ック1の上端と同じか少し下がるようにし、その後、上
部シール材3、ダスト堆積防止板6、下部シール材5等
が取り付けられる。一方、触媒ブロック1の搬出は、上
記と逆の操作によって行われる。
【0022】本実施例において、下部シール材5は、触
媒ブロックのガス流路を阻害することがなく、かつ触媒
ブロック1の長辺と相平行し、すき間C0 の幅よりも大
きい幅、辺または直径を有するものであることが好まし
い。本実施例において、上部シール材3および下部シー
ル材5と触媒ブロック1との接合部の溶接は、断続溶接
でもよいが、連続溶接であることが好ましい。本発明に
おいて、断面円形の上部シール材の代わりに断面四角形
の上部シール材を用い、すき間C0 に断面四角形の隣合
う2辺によって線接触するように配置することもでき
る。
【0023】図6は断面四角形の上部シール材と触媒ブ
ロックとの位置関係を示す説明図である。図において、
この上部シール材は、断面四角形の対角線の少なくとも
一方(d2 )が、触媒ブロック1相互の長辺間のすき間
0 よりも大きく、該すき間(C0 )と触媒ブロック1
の枠状ケースの長辺側の板厚tの2倍との和(C0 +2
t)と同じかそれよりも短くなっている。これによっ
て、断面円形のシール材を用いた場合と同様、シール材
を触媒ブロック1の上部に溶接する際に、すき間C0
落下することがなく、かつシール材3が隣接する触媒ブ
ロック1の長辺間のすき間からはみ出してガス流路断面
を狭ばめるおそれもない。なお、図6の上部シール剤の
断面形状は、正方形である。
【0024】本発明において、触媒ブロック相互の長辺
間のすき間の上部に配置される上部シール材は、寸法が
触媒ブロック相互の長辺間のすき間C0 を超えて、排ガ
ス流路を阻害しない寸法C以下で、剛性を有し、かつシ
ール材上部に煤塵が堆積しない形状であれば、特に限定
するものではないが、中実(○)または中空(◎)の断
面円形、中実の断面正方形(□)のものが好適に使用さ
れる。
【0025】本発明における吊り上げ金具の別の態様を
図7および図8に示す。図7の吊り上げ金具は、ボルト
ナット12および13を緩めることにより上下動可能な
構造としたものであり、図8は、吊り上げ金具2を触媒
ブロック1のコーナ部短辺側に溶接したものである。図
8の吊り上げ金具を用い、ダスト堆積防止板6を設ける
場合は、前記ダスト堆積防止板6のコーナ部4ケ所を吊
り上げ金具2の寸法(板厚、板幅分)だけ切断して設置
される。これによって上記吊り上げ金具を用いた場合と
ほぼ同様の作用効果が得られる。
【0026】本発明において、触媒ブロックの短辺側相
互間は排ガスが流通しない、非流路となる関係から、触
媒ブロック相互の短辺間のすき間上部に適用するダスト
堆積防止板は、上記すき間に煤塵が侵入し、堆積しない
ようなシール構造であれば、特に限定されるものではな
い。
【0027】
【発明の効果】本願の請求項1に記載の発明によれば、
排ガス流路を遮ることなく、触媒ブロック相互の長辺間
のすき間を完全に塞ぐことができるので、排ガスのショ
ートパスがなくなり、触媒性能(効率)のさらなる向上
が図れるとともに、上記すき間に未燃分を含んだ煤塵が
堆積しないので、堆積未燃分が燃焼することによる設計
温度以上の温度上昇に起因する触媒活性の低下を防止
し、触媒体の発火を未然に防ぐことができる。
【0028】本願の請求項2に記載の発明によれば、上
記発明の効果に加え、上部シール材の取付け時に、該シ
ール材が触媒ブロック相互の長辺間のすき間に落下する
ことがなく、溶接、接合が容易となるとともに、ガス流
路を狭めることがない。本願の請求項3に記載の発明に
よれば、上記発明と同様の効果が得られる。本願の請求
項4に記載の発明によれば、上記発明の効果に加え、上
部シール材との相乗作用により、配置した触媒ブロック
全体であたかも1個の大きな剛性を有する触媒ブロック
を形成できるので、地震時等の横揺れ荷重に対する安定
性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す説明図。
【図2】本発明における、触媒ブロックの配列およびシ
ール材を示す説明図。
【図3】図2のD−D面断面を示す説明図。
【図4】本発明に適用する吊り上げ金具の説明図。
【図5】触媒ブロックの断面および下部シール剤を示す
説明図。
【図6】上部シール材の他の実施態様を示す説明図。
【図7】吊り上げ金具の他の実施態様を示す説明図。
【図8】吊り上げ金具の他の実施態様を示す説明図。
【図9】従来技術を示す説明図。
【図10】従来技術の触媒ブロックの配置を示す説明
図。
【図11】従来技術の触媒ブロックの一部拡大平面図。
【図12】従来技術の下部シール材を示す部分断面図。
【図13】従来技術の上部シール材を示す説明図。
【図14】図13のB−B断面を示す図。
【図15】図13のC−C断面を示す説明図。
【図16】従来技術の支持受梁に直交する断面を示す説
明図。
【図17】従来技術の支持受梁に沿った断面を示す説明
図。
【図18】従来技術の問題点を示す説明図。
【図19】従来技術における上部シール材の取付け方法
を示す説明図。
【符号の説明】 1…触媒ブロック、2…吊り上げ金具、3…上部シール
材、4…支持受梁、5…下部シール材、6…ダスト堆積
防止板、7…上部シール材、8…触媒ユニット、9…触
媒ブロック相互の短辺間のすき間、10…触媒反応器本
体、11…排ガス、12…ボルト、13…ナット、14
…触媒ブロック相互の長辺間のすき間をシールするシー
ル材兼ダスト堆積防止板、15…ストッパ、16…枠状
ケース、17…溶接部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 秀一 広島県呉市宝町5番3号 バブ日立エンジ ニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4D048 AA06 BB02 BB03 CA02 CA04 CC02 CC10 CC12 CC32 4G075 AA03 AA37 AA52 AA54 AA56 BA01 BA05 BA06 BD03 BD14 CA54 DA02 EB01 EE01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状または格子状の触媒体を積層して枠
    体内に収容した触媒ユニットを、直方体の枠状ケースに
    多数組み込んで一体化した触媒ブロックを、該触媒ブロ
    ックの底面の短辺側を支持受梁で支持するようにして触
    媒反応器本体内に多数配列した垂直流ダウンフロー型触
    媒反応器において、前記枠状ケースの各角部の短辺側に
    それぞれ吊り上げ金具を設けるとともに、触媒ブロック
    相互の長辺間のすき間の上部に断面円形のシール材を設
    け、該シール材と前記触媒ブロックとの接触部を接合
    し、かつ前記触媒ブロック相互の短辺間のすき間の上部
    にダスト堆積防止板を設けたことを特徴とする、垂直流
    ダウンフロー型触媒反応器。
  2. 【請求項2】 前記断面円形のシール材の直径をd1
    触媒ブロック相互の長辺間のすき間をC0 、触媒ブロッ
    クの枠状ケースの長辺側の板厚をtとしたとき、 C0 < d1 ≦(C0 +2t) の関係を有することを特徴とする、請求項1に記載の垂
    直流ダウンフロー型触媒反応器。
  3. 【請求項3】 前記断面円形シール材の代わりに、少な
    くとも対角線の一方(d2 )が、触媒ブロック相互の長
    辺間のすき間(C0 )よりも大きく、該すき間(C0
    と触媒ブロックの枠状ケースの長辺側の板厚(t)の2
    倍との和(C 0 +2t)と同じかそれよりも短い、断面
    四角形のシール材を用いたことを特徴とする請求項1に
    記載の、垂直流ダウンフロー型触媒反応器。
  4. 【請求項4】 前記触媒ブロック相互の長辺間のすき間
    の下部に該すき間をシールするシール材を設け、該シー
    ル材と触媒ブロックとの接触部を接合したことを特徴と
    する、請求項1〜3の何れかに記載の垂直流ダウンフロ
    ー型触媒反応器。
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