JP2002219156A - マッサージ機における偏心部材装着構造 - Google Patents

マッサージ機における偏心部材装着構造

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JP2002219156A
JP2002219156A JP2001017262A JP2001017262A JP2002219156A JP 2002219156 A JP2002219156 A JP 2002219156A JP 2001017262 A JP2001017262 A JP 2001017262A JP 2001017262 A JP2001017262 A JP 2001017262A JP 2002219156 A JP2002219156 A JP 2002219156A
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Kenichiro Hamagishi
憲一朗 濱岸
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Nidec Shibaura Corp
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Nidec Shibaura Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 組み立てを容易にし、かつ、部品点数を削減
することによりコストダウンが図れるマッサージ機にお
ける偏心部材装着構造を提供する。 【解決手段】 偏心部材装着構造100は、偏心部材1
20を回転軸110に対して偏心した位置に回動自在に
装着する構造であって、前記偏心部材は、前記回転軸に
挿通する2個一組の円形のカラー121a、121b
と、前記カラーに装着されるベアリング130とから構
成され、前記カラーは、組み合わせた状態において、前
記回転軸を挿通する軸挿通孔122a、122bを偏心
位置に形成すると共に2個一組のカラーを貫通するボル
ト挿通孔123a、123bを形成し、カラーの外周面
にベアリングはめ込み溝124a、124bを形成し、
2個一組のカラーのうち少なくともいずれか一方に回転
軸方向へのピン挿通孔125を形成し、回転軸には、前
記ピン挿通孔と連通するピン連通孔111を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、椅子状またはベッ
ド状のマッサージ機における偏心部材装着構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】椅子状のマッサージ機において、椅子の
背もたれ部分に按摩動作を行う駆動機構が収納されてい
る。駆動機構には一対の揉子が連結され、駆動機構に配
置されたモータを駆動することによりこの揉子が揺動
し、揉み動作あるいは叩き動作などの按摩動作を行うよ
うに構成されている。
【0003】そして、このようなマッサージ機におい
て、被療者に対して按摩動作を行うための揉子を動作さ
せるための回転軸に、前記回転軸の回転に伴って偏心運
動を行う偏心部材を、前記回転軸に対して偏心した位置
に回動自在に装着する構造として、図7及び図8に示す
装着構造が採用されている。
【0004】すなわち、図7に示す装着構造200は、
偏心部材201が、前記回転軸202に挿通する2個一
組の円形のカラー203、204と、前記カラー20
3、204に装着されるベアリング205とから構成さ
れており、キー206による回り止めと止め輪207、
208による抜け止めによって、前記カラー203、2
04を回転軸202に固定する構造である。
【0005】また、図8に示す装着構造210は、前記
のようなカラーに代えて、回転軸211にインサートモ
ールドを施すことによりモールド212を形成し、これ
にボールベアリング213を圧入し、止め輪214で抜
け止めすることにより、モールド212を回転軸211
に固定する構造である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマッサ
ージ機における偏心部材装着構造は、部品数が多くな
り、かつ、組み立てに手間を必要とする。
【0007】本願の発明は、上述の技術的課題を解決す
るためになされたものであり、その目的は、組み立てを
容易にし、かつ、部品点数を削減することによりコスト
ダウンが図れるマッサージ機における偏心部材装着構造
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマッサージ
機における偏心部材装着構造は、被療者に対して按摩動
作を行うための揉子を動作させるための回転軸に、前記
回転軸の回転に伴って偏心運動を行う偏心部材を、前記
回転軸に対して偏心した位置に回動自在に装着する構造
であって、前記偏心部材は、前記回転軸に挿通する2個
一組の円形のカラーと、前記カラーに装着されるベアリ
ングとから構成され、前記カラーは、組み合わせた状態
において、前記回転軸を挿通する軸挿通孔を偏心位置に
形成すると共に2個一組のカラーを貫通するボルト挿通
孔を形成し、カラーの外周面にベアリングはめ込み溝を
形成し、2個一組のカラーのうち少なくともいずれか一
方に回転軸方向へのピン挿通孔を形成し、回転軸には、
前記ピン挿通孔と連通するピン連通孔を形成したもので
ある。
【0009】このような構造を採用すると、回転軸にピ
ン挿通孔を形成した方のカラーをはめ込み、該カラーの
ピン挿通孔と回転軸のピン連通孔とを一致させてピンを
貫通させることによりカラーを回転軸に固定する。次い
で、先に回転軸に固定したカラーの外周部のベアリング
はめ込み溝にベアリングを取り付けた後、もう一方のカ
ラーをはめ込む。そして、両カラーのボルト挿通孔にボ
ルトを挿通してナットで締め付けることにより、回転軸
に偏心部材を固定する。
【0010】したがって、このような構造を採用するこ
とにより、極めて簡単に組み立てることができ、手間を
要しない利点があるためコストダウンを達成することが
できる。
【0011】また、本発明に係るマッサージ機における
他の偏心部材装着構造として、被療者に対して按摩動作
を行うための揉子を動作させるための回転軸に、前記回
転軸の回転に伴って偏心運動を行う偏心部材を、前記回
転軸に対して偏心した位置に回動自在に装着する構造で
あって、前記偏心部材は、前記回転軸に挿通する2個一
組の円形のカラーと、前記カラーに装着されるベアリン
グとを使用し、前記カラーは、組み合わせた状態におい
て、前記回転軸を挿通する軸挿通孔を偏心位置に形成す
ると共にカラーの外周面にベアリングはめ込み溝を形成
し、回転軸には、前記カラーを挿通する位置に細かい凹
凸部を形成(いわゆるローレット加工)したものであ
る。
【0012】このような構造を採用すると、回転軸にカ
ラーの一方を圧入すれば、回転軸に形成した凹凸部が抜
け止め及び回り止めの作用を果たすので、当該カラーは
回転軸に固定される。そしてこのカラーにベアリングを
はめ込んだ後、もう一方のカラーを圧入する。このもう
一方のカラーも回転軸に形成した凹凸部が抜け止め及び
回り止めの作用を果たすので、当該カラーは回転軸に固
定される。したがって、回転軸に偏心部材が固定され
る。
【0013】このような構造を使用することにより、回
転軸に偏心部材を容易く装着することができる上に、部
品点数が極めて少ないため、コストダウンを達成するこ
とができる。
【0014】また、上記の各装着構造における回転軸と
しては、被療者に対して按摩動作を行うための揉子を揉
み動作させるための揉み用回転軸であってもよく、ま
た、被療者に対して按摩動作を行うための揉子を叩き動
作させるための叩き用回転軸であってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を実施例に即して以下に説
明する。なお、本実施例は椅子状のマッサージ機につい
てのものであるが、本実施例に照せば、ベッド状のマッ
サージ機についても実施し得ることは明らかである。図
1〜図6に本発明の実施例を示す。図1は本実施例のマ
ッサージ機1の断面図であり、図2は本実施例のマッサ
ージ機1の駆動機構5の一部切欠斜視図であり、図3及
び図4は第1の実施例であって、図3は偏心部材の装着
構造を示す断面図であり、図4は偏心部材の一部切欠分
解斜視図であり、図5及び図6は第2の実施例であっ
て、図5は偏心部材の装着構造を示す断面図であり、図
6は偏心部材の一部切欠分解斜視図である。
【0016】以下、本実施例のマッサージ機1の全体の
構成例を、図1を参照して説明する。図1に示されるよ
うに、マッサージ機1において、椅子2の背もたれ部分
3の内部にラック4が固定されており、按摩動作を行う
後述する構成を有する駆動機構5に備えられている一対
のピニオン6a、6bがラック4に噛み合わされてい
る。駆動機構5に備えられている駆動機構5の昇降駆動
用のモータ7の回転は、例えばはすば歯車やウォーム歯
車等を用いる動作変換機構8を介して回転軸方向が図1
の左右方向から同図の紙面に垂直な方向に変換され、回
転軸9に伝達される。モータ7によって回転軸9を双方
向のいずれか一方向に回転することによりピニオン6
a、6bが回転し、ピニオン6a、6bとラック4との
噛み合いにより、駆動機構5が椅子2の背もたれ部分3
で昇降駆動される。
【0017】駆動機構5は、椅子2の背もたれ部分3に
取り付けられた状態で、椅子2にもたれた被療者の背部
に駆動機構5に備えられる一対の揉子10a、10bが
臨むように構成されている。揉子10a、10bは、駆
動機構5に備えられるパルスジェネレータを装備するモ
ータ11に動作変換機構12を介して連結され、モータ
11の回転動作が動作変換機構12によって揉子10
a、10bの被療者に対する往復動作に変換される。椅
子2の背もたれ部分3の下端部には回動機構13が設け
られ、椅子2の背もたれ部分3のいわゆるリクライニン
グ動作が可能になる。
【0018】以下、図2を参照して、本実施例の駆動機
構5の構成について説明する。駆動機構5は、相互に平
行な一対のフレーム14、15を備え、フレーム14、
15の間に揉み用回転軸50が回転自在に配置される。
揉み用回転軸50には、揉み用回転軸50に対して偏心
した位置を中心軸とするベアリング16、17が装着さ
れ、このベアリング16、17に一対の揺動部材18、
19がそれぞれ固定されている。揺動部材18、19の
外周の被療者側には、前記一対の揉子10a、10bが
アーム20、21を介してそれぞれ取り付けられてい
る。揺動部材18、19の前記アーム20、21の取付
位置と反対側には、一対のロッド22、23の各一端が
揺動可能に取り付けられ、ロッド22、23の各他端部
は、ベアリングバンド24、25の外周部に揺動可能に
取り付けられている。
【0019】このベアリングバンド24、25は、前記
揉み用回転軸50の軸線方向とは交差する方向の軸線を
有する一対の叩き用回転軸26、27に、その叩き用回
転軸26、27の軸線に対して偏心した位置を中心位置
とするベアリング28、29を介して装着されている。
従って、前記揺動部材18、19はロッド22、23お
よびベアリングバンド24、25を介して叩き用回転軸
26、27に連結されている。従って、揉み用回転軸5
0がモータ11の駆動によって回転することにより、揺
動部材18、19は揉み用回転軸50の周りに公転運動
するが、揺動部材18、19が叩き用回転軸26、27
に連結されているので、揉子10a、10bは、円周状
の運動を行う。これにより、被療者に対する揉み動作が
行われる。また、叩き用回転軸26、27がモータ30
により回転するとベアリングバンド24、25が、それ
ぞれ叩き用回転軸26、27の周りに公転運動を行う。
これにより、ロッド22、23が、ほぼその軸線に沿っ
た方向に周期的に往復運動を行うこととなり、揺動部材
18、19は揉み用回転軸50の周りに往復角変位運動
を行う。これにより、揉子10a、10bが被療者に対
して叩き動作を行う。
【0020】上記の実施例においては、揉み用回転軸5
0には、揉み用回転軸50に対して偏心した位置を中心
軸とするベアリング16、17が装着され、叩き用回転
軸26、27の軸線に対して偏心した位置を中心位置と
するベアリング28、29を介して装着されているが、
各回転軸に対して、これらの偏心した位置を中心軸とす
る各ベアリング、すなわち偏心部材の装着構造が本発明
の要点であり、以下この点について詳述する。
【0021】図3及び図4は第1の実施例を示し、本実
施例に係る装着構造100は、回転軸110(前述した
駆動機構5の説明における揉み用回転軸50及び叩き用
回転軸26、27に相当する)に、当該回転軸110の
回転に伴って偏心運動を行う偏心部材120を、前記回
転軸に対して偏心した位置に回動自在に装着する構造で
ある。
【0022】前記偏心部材120は、前記回転軸110
に挿通する2個一組の円形のカラー121a、121b
と、前記カラー121a、121bに装着されるベアリ
ング130(前述した駆動機構5の説明におけるベアリ
ング16、17及びベアリング28、29に相当)とか
ら構成される。
【0023】前記カラー121a、121bは、これら
を組み合わせた状態において、前記回転軸110を挿通
する軸挿通孔122a、122bが偏心位置に形成され
ている。また2個一組のカラー121a、121bは、
これらを組み合わせた状態において、両カラー121
a、121bを貫通するボルト挿通孔123a、123
bが形成されている。このように構成したことにより、
カラー121a、121bに回転軸110を挿通した状
態において、両カラー121a、121bはボルト13
2により一体結合できるようになっている。さらにカラ
ー121a、121bの外周面にはベアリングはめ込み
溝124a、124bが形成され、ベアリング130を
はめ込むことができるようになっている。さらにまた、
カラー121aには回転軸方向へのピン挿通孔125が
形成され、回転軸110には、前記ピン挿通孔125と
連通するピン連通孔111が形成されており、ピン13
1をピン挿通孔125及びピン連通孔111に貫通させ
ることにより、カラー121aは回転軸110に固定で
きるようになっている。
【0024】本実施例は上記のような構造をなしてお
り、その組み立て方法を以下に説明する。まず、回転軸
110にピン挿通孔125を形成したカラー121aを
はめ込み、該カラー121aのピン挿通孔125と回転
軸110のピン連通孔111とを一致させてピン131
を貫通させることによりカラー121aを回転軸110
に固定する。次にカラー121aの外周部のベアリング
はめ込み溝124aにベアリング130を取り付ける。
そして、もう一方のカラー121bをはめ込む。その
後、両カラー121a、121bのボルト挿通孔123
a、123bにボルト132を挿通してナット133で
締め付けることにより、回転軸110に偏心部材120
を固定する。
【0025】したがって、本実施例における偏心部材1
20の装着構造は、極めて簡単に組み立てることがで
き、手間を要しない利点があるためコストダウンを達成
することができる。
【0026】図5及び図6は第2の実施例を示し、本実
施例に係る装着構造150は、回転軸160(前述した
駆動機構5の説明における揉み用回転軸50及び叩き用
回転軸26、27に相当する)に、当該回転軸160の
回転に伴って偏心運動を行う偏心部材170を、前記回
転軸に対して偏心した位置に回動自在に装着する構造で
ある。
【0027】前記偏心部材170は、前記回転軸160
に挿通する2個一組の円形のカラー171a、171b
と、前記カラー171a、171bに装着されるベアリ
ング180(前述した駆動機構5の説明におけるベアリ
ング16、17及びベアリング28、29に相当)とか
ら構成される。
【0028】前記カラー171a、171bは、これら
を組み合わせた状態において、前記回転軸160を挿通
する軸挿通孔172a、172bが偏心位置に形成され
ている。またカラー171a、171bの外周面にはベ
アリングはめ込み溝174a、174bが形成され、ベ
アリング180をはめ込むことができるようになってい
る。さらに回転軸160には、前記カラー171a、1
71bを挿通固定する位置にローレット加工により、前
記カラー171a、171bにおける軸挿通孔172
a、172bの内径より凸部が僅かに径大になるように
細かい凹凸部173が形成されており、カラー171
a、171bをはめ込めば、カラー171a、171b
は回転軸160に対して固定できるようになっている。
【0029】本実施例は上記のような構造をなしてお
り、その組み立て方法を以下に説明する。まず、カラー
171aを回転軸160の凹凸部173の位置に圧入す
る。そうすると回転軸160に形成した凹凸部173が
抜け止め及び回り止めの作用を果たすので、カラー17
1aは回転軸160に固定される。そしてこのカラー1
71aにベアリング180をはめ込む。その後、もう一
方のカラー171bを回転軸160の凹凸部173の位
置に圧入する。このカラー171bも回転軸に形成した
凹凸部173が抜け止め及び回り止めの作用を果たすの
で、カラー171bは回転軸に固定される。したがっ
て、回転軸160に偏心部材170が固定される。
【0030】したがって、本実施例における偏心部材1
70の装着構造は、回転軸160に偏心部材170を容
易く装着することができる上に、部品点数が極めて少な
いため、コストダウンを達成することができる。
【0031】本発明は、前記各実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の思想を逸脱しない範囲の広範な変形
例を含むものである。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明のマッサージ機に
おける偏心部材装着構造は、組み立てが容易であり、か
つ、部品点数を削減することができるので、コストダウ
ンを図ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマッサージ機の断面図である。
【図2】本発明のマッサージ機の駆動機構5の一部切欠
斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例であって、偏心部材の装
着構造を示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例であって、偏心部材の一
部切欠分解斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施例であって、偏心部材の装
着構造を示す断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例であって、偏心部材の一
部切欠分解斜視図である。
【図7】従来のマッサージ機の駆動機構における偏心部
材の装着構造を示す断面図である。
【図8】従来のマッサージ機の駆動機構における偏心部
材の装着構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 マッサージ機 2 椅子 3 背もたれ部 4 ラック 5 駆動機構 6a、6b ピニオン 7 昇降駆動用モータ 8 動作変換機構 9 回転軸 10a、10b 揉子 11 揉み動作駆動用モータ 12 動作変換機構 13 回動機構 14、15 フレーム 16、17 ベアリングバンド 18、19 揺動部材 20、21 アーム 22、23 ロッド 24、25 ベアリングバンド 26、27 叩き用回
転軸 28、29 ベアリング 30 モータ 50 揉み用回転軸 100 装着構造 110 回転軸 111 ピン連通孔 120 偏心部材 121a、121b カラー 122a、122b 軸挿通孔 123a、123b ボルト挿通孔 124a、124b ベアリングはめ込み溝 125 ピン挿通孔 130 ベアリング 131 ピン 132 ボルト 133 ナット 150 装着構造 160 回転軸 170 偏心部材 171a、171b カラー 180 ベアリング 172a、172b 軸挿通孔 174a、174b ベアリングはめ込み溝 173 凹凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被療者に対して按摩動作を行うための揉子
    を動作させるための回転軸に、前記回転軸の回転に伴っ
    て偏心運動を行う偏心部材を、前記回転軸に対して偏心
    した位置に回動自在に装着する構造であって、 前記偏心部材は、前記回転軸に挿通する2個一組の円形
    のカラーと、前記カラーに装着されるベアリングとから
    構成され、 前記カラーは、組み合わせた状態において、前記回転軸
    を挿通する軸挿通孔を偏心位置に形成すると共に2個一
    組のカラーを貫通するボルト挿通孔を形成し、カラーの
    外周面にベアリングはめ込み溝を形成し、2個一組のカ
    ラーのうち少なくともいずれか一方に回転軸方向へのピ
    ン挿通孔を形成し、 回転軸には、前記ピン挿通孔と連通するピン連通孔を形
    成したことを特徴とするマッサージ機における偏心部材
    装着構造。
  2. 【請求項2】被療者に対して按摩動作を行うための揉子
    を動作させるための回転軸に、前記回転軸の回転に伴っ
    て偏心運動を行う偏心部材を、前記回転軸に対して偏心
    した位置に回動自在に装着する構造であって、 前記偏心部材は、前記回転軸に挿通する2個一組の円形
    のカラーと、前記カラーに装着されるベアリングとを使
    用し、 前記カラーは、組み合わせた状態において、前記回転軸
    を挿通する軸挿通孔を偏心位置に形成すると共にカラー
    の外周面にベアリングはめ込み溝を形成し、 回転軸には、前記カラーを挿通する位置に細かい凹凸部
    を形成したことを特徴とするマッサージ機における偏心
    部材装着構造。
  3. 【請求項3】回転軸が、被療者に対して按摩動作を行う
    ための揉子を揉み動作させるための揉み用回転軸である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージ機
    における偏心部材装着構造。
  4. 【請求項4】回転軸が、被療者に対して按摩動作を行う
    ための揉子を叩き動作させるための叩き用回転軸である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージ機
    における偏心部材装着構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008111806A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Mitsuba Corp トルク検知センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008111806A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Mitsuba Corp トルク検知センサ

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