JP2002218805A - 移植機 - Google Patents

移植機

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JP2002218805A
JP2002218805A JP2001015504A JP2001015504A JP2002218805A JP 2002218805 A JP2002218805 A JP 2002218805A JP 2001015504 A JP2001015504 A JP 2001015504A JP 2001015504 A JP2001015504 A JP 2001015504A JP 2002218805 A JP2002218805 A JP 2002218805A
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JP
Japan
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seedling
wear
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mounting table
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Application number
JP2001015504A
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English (en)
Inventor
Yukinori Takami
幸徳 高見
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 苗載台に摺動片を一体的に設けると共に、上
記苗載台下方に設けた苗受体の摺動面にプレート状の耐
摩耗性部材を介して上記苗載台を横送り可能に支持する
移植機において、上記摺動片と苗受体との摺動面の摩耗
を低減し、耐久性とメンテナンスに優れた苗載台の摺動
構造を有する移植機を提供する。 【解決手段】 苗載台に摺動片を一体的に設けると共
に、上記苗載台下方に設けた苗受体の摺動面にプレート
状の耐摩耗性部材を介して上記苗載台を横送り可能に支
持する移植機において、上記耐摩耗性部材と苗受体との
接合を、夫々に設けた突条と凹溝との嵌合で行った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植付部に設けた苗
載台を、その下方に設けた苗受体で横送り可能に支持し
た稲の田植や畑作用の野菜移植等の移植機の、苗載台の
支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移植機においては、一般
に、走行機体の後部に連結した植付部に左右に往復横送
りされる合成樹脂製の摺動片を取付けた苗載台を設け
て、該苗載台から苗受体上に送り出された苗を植付け作
動する複数の植付爪で掻き取って圃場面に移植するよう
にしているが、移植作業中に上記苗受体の摺動面上に泥
水や小石等が付着すると摺動片が早期に摩耗する。ま
た、他方の苗受体が摩耗すると、横送り抵抗が高くな
り、横送り機構を破損させる等の問題が発生していた。
そして、苗受体の交換は全部品を取り外して行う必要が
あり、メンテナンスが大変であると共に、高価となっ
た。そこで出願人は、新たに特願2000−13417
0号として、植付部の苗載台と一体の摺動片が、耐摩耗
性部材を介して、上記苗載台の下方に設けた苗受体に対
して横送り自在に支持する移植機を出願した。一方、苗
受体に上記プレート状の耐摩耗性部材をビスやボルト,
リベット,接着等により取り付けたものは、取り付けに
当たっての位置合わせが困難であり、取り付け、あるい
は、交換作業が容易でなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、摺
動片と苗受体との摺動面に薄くて軽量の耐摩耗性部材を
介装したのみで、苗載台の荷重を受けることが出来て、
耐久性に優れ、且つメンテナンスが少なくて済み、万一
これらの部分が摩耗しても、摩耗した部分のみ容易に交
換出来る移植機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、植付部の苗載台に摺動片を一体
的に設け、上記苗載台の下方に設けた苗受体に耐摩耗性
部材を結合し、上記耐摩耗性部材に対して上記摺動片を
摺動可能に装着することで、上記苗載台を苗受体に対し
て横送り可能に支持した移植機において、上記耐摩耗性
部材と苗受体との結合を、夫々に設けた突条と凹溝との
嵌合で行うようにしたことを第1の特徴とする。
【0005】又、突条又は凹溝からなる嵌合部を有した
苗受体をアルミ製引き抜き部材で構成し、上記嵌合部に
上記耐摩耗性部材の凹溝又は突条を嵌合するように構成
したことを第2の特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を以下
図面に基づいて説明する。図1は本願発明装置を備えた
乗用田植機の全体側面図、図2は田植装置の要部の平面
図であって、通常の田植機と同様に、1は前後に一対の
車輪2,3を備え、後部に田植装置4を装着した走行機
体であって、該走行機体1の前部にはボンネット5,運
転操作用のハンドル7等を配置し、中央部には運転者の
座席シート8を、また、後部に備えた上記田植装置4に
は、植付フレーム9,苗載台10,苗植付装置11,フ
ロート12等が備えられている。
【0007】そして、上記植付フレーム9には、複数の
植付杆17a・・を備えた複数のプランタケース17・
・が機体の横方向に所定間隔毎に併設されており、上記
植付フレーム9の上方には、左右に往復動する苗載台1
0を前高後低状に配置することにより、苗植付装置11
が構成されており、苗載台10の左右方向への往復横送
りに連繋して上下方向に往復作動する植付杆17a・・
により苗載台10上の苗を一株毎に掻取って圃場に植付
けるように構成されている。また、上記植付フレーム9
の下面には、各プランタケース17・・に動力を伝達す
る入力ケース18が固定されており、その出力側には、
上記プランタケース17・・の取付基端側を貫通して左
右方向に延設された駆動軸19が配設されている。
【0008】また、図3は要部の側断面図、図4はこれ
の部分拡大図であって、上記各プランタケース17の上
面には、傾斜支持面20を形成した支持ブロック21が
形成されており、上記各傾斜支持面20・・間には、走
行機体1の幅方向に亘ってブラケット22が固定され、
該ブラケット22にはアルミ製引き抜き材からなる苗受
体23が横設固定されており、該苗受体23には、苗載
台10の下端側裏面に苗載台10と一体に設けた合成樹
脂製の摺動片24を介して上記苗載台10が左右に往復
横送り可能に支持されている。ここで、苗受体23をア
ルミ製引き抜き材としたのは、軽量であり、且つ、複雑
な形状を形成するのに適しているためである。なお、2
5は上記苗載台10の裏面にこれと一体的に装着された
取付部材、26,27は上記摺動片24を取付部材25
に装着するためのボルトとナットである。
【0009】更に、上記苗受体23と摺動片24との接
触面には、傾斜状態の苗受体23の少なくとも両上面に
亘り、ステンレス等の硬質素材からなるプレート状の耐
摩耗性部材28が介装されていて、苗受体23上に泥水
や小石等が付着していても、苗受体23の摺動面を傷つ
けないようになっている。そして、上記耐摩耗性部材2
8と苗受体23とは、図3乃至5に図示するように、耐
摩耗性部材28の側面視で両先端部分を内側に折曲して
突条29,29を形成し、上記苗受体23の摺動面側を
覆うように形成すると共に、突条29,29に対応する
苗受体23側を夫々凹溝30,30に形成して、両部材
28,23の嵌合部31を構成している。
【0010】従って、耐摩耗性部材28が永年の使用に
より摩耗して交換が必要となった場合には、耐摩耗性部
材28のみを側方より引き抜いて、新しい部品と迅速・
容易に交換することが出来るもので、メンテナンスが簡
単になると共に、高価な苗受体23を交換するような必
要がなくなる。しかも、苗載台10の荷重のかかる上面
全体に耐摩耗性部材28が取付けられているので、耐久
性に優れたものとなり、且つ上記嵌合部31は走行機体
1の幅方向に長く形成されているので、両部材28,2
3の嵌合は確実で、容易に外れるようなこともない。
【0011】更に、上記実施例では耐摩耗性部材28側
に突条29を設け、苗受体23側に凹溝30を設けたも
のを示したが、両者の組合わせを全く逆にして嵌合部3
1を形成しても良いことは勿論である。更にまた、詳細
説明を省略したが、耐摩耗性部材28が、作業中に摺動
片24との摺動抵抗により、苗受体23との取付位置が
ずれることがないように、耐摩耗性部材28の左右両端
部を苗受体23側に折曲するか、又は、別個の部材を追
加して、両部材の取付状態が変動しないようにすること
も可能である。
【0012】次に、図6,図7に示すものは、他の実施
例を示すもので、これらの例のものは、耐摩耗性部材2
8aと苗受体23aとの嵌合形状を除き、先の例のもの
と全く同じである。即ち、苗受体23aと摺動片24と
の摺動面に、略中央部分に突条29aを有する耐摩耗性
部材28aを設ける一方、苗受体23a側の上記突条2
9aに対応する部分に凹溝30aを設けて、耐摩耗性部
材28aが苗受体23aに嵌合できるように形成したも
ので、図6は田植機へのセットした状態、図7(a)は
要部のセット状態、同(b)は苗受体23aの部分斜視
図、同(c)は耐摩耗性部材28aの部分斜視図を夫々
示し、特に耐摩耗性部材28aはステンレス製の引き抜
き部材を示す。そして、この例によっても先に記載の例
と同様な実用的作用効果を奏するものである。なお、こ
の場合に耐摩耗性部材28a側に設けた突条29aの太
さを、苗受体23a側に設けた凹溝30aよりやや大と
することにより、両部材の嵌合がより確実となるもので
ある。また、この例においても、先の例と同様に、突条
29aと凹溝30aとの設ける位置を全く逆に形成して
も良いことは勿論である。
【0013】本発明の移植機は、以上のような構成から
なり、田植装置4による苗の植付作業時に、走行機体1
の走行に伴って苗受体23,23aで支持された苗載台
10が苗受体23,23a上をスライドして左右に往復
横送りされ、上下に植付作動する植付杆17a・・が上
記苗載台10上の苗を一株分毎に掻取って圃場面に植え
付ける。この時、上記苗受体23,23a上に泥水や小
石等が付着することがあっても、苗載台10と一体に設
けた摺動片24と苗受体23,23aとの摺動面にプレ
ート状の耐摩耗性部材28,28aが介装されているの
で、摺動面に傷がつくことによる摺動抵抗の増大を低減
することができる。
【0014】しかも、耐摩耗性部材28,28aと苗受
体23,23aとの結合を、夫々に設けた突条29,2
9aと凹溝30,30aとの嵌合で行うようにしたの
で、耐摩耗性部材28,28aが永年の使用により摩耗
して交換が必要となった場合には、耐摩耗性部材28,
28aのみを機体の側方より引き抜いて、新しい部品と
迅速・容易に交換することが出来るもので、メンテナン
スが簡単になると共に、高価な苗受体23,23aを交
換するような必要がなくなる。更に、苗載台10の荷重
のかかる上面全体に耐摩耗性部材28,28aが取付け
られているので、薄くて軽量の耐摩耗性部材28,28
aであり乍ら、耐久性に優れたものとなり、更にまた、
上記嵌合部31は走行機体1の幅方向に長く形成されて
いることにより、両部材28,28a、23,23aの
嵌合は確実で、両部材が容易に外れるようなこともな
い。また、耐摩耗性部材28,28a及び苗受体23,
23aの結合を、夫々に予め設けた突条29,29aと
凹溝30,30aとの嵌合で行うため、両者の位置合わ
せは、突条29,29aと凹溝30,30aとを合わせ
るだけ正確に且つ容易に行うことができ、従来に比較し
て、取り付けあるいは取り替えが容易に行えるものであ
る。更にまた、苗受体23,23aをアルミ製の引き抜
き部材で構成することにより、突条29,29a又は凹
溝30,30aを苗受体23,23a作成時に正確に形
成出来、苗受体23,23aと耐摩耗性部材28,28
aとの位置合わせがより正確になる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、前記の如く、植付部の苗載台
に摺動片を一体的に設け、上記苗載台の下方に設けた苗
受体に耐摩耗性部材を結合し、上記耐摩耗性部材に対し
て上記摺動片を摺動可能に装着することで、上記苗載台
を苗受体に対して横送り可能に支持した移植機におい
て、上記耐摩耗性部材と苗受体との結合を、夫々に設け
た突条と凹溝との嵌合で行うようにしたことにより、耐
摩耗性部材が永年の使用により摩耗して交換が必要とな
った場合には、耐摩耗性部材のみを機体の側方より引き
抜いて、新しい部品と迅速・容易に交換することが出来
るもので、メンテナンスが簡単になると共に、高価な苗
受体を交換するような必要がなくなるものである。
【0016】また、耐摩耗性部材の苗受体の取付けの際
の位置合わせは、突条と凹溝とを合わせるだけで済むの
で、従来に比し、取り付けあるいは取り替えが容易とな
るものである。更に、苗載台の荷重のかかる上面全体に
耐摩耗性部材が取付けられているので、薄くて軽量の耐
摩耗性部材であり乍ら、耐久性に優れたものとなり、し
かも、上記嵌合部は走行機体の幅方向に長く形成されて
いるので、両部材の嵌合は確実で、両部材が容易に外れ
るようなこともない。更にまた、苗受体をアルミ製の引
き抜き部材で構成することにより、突条又は凹溝を苗受
体作成時に正確に形成出来、苗受体と耐摩耗性部材との
位置合わせがより正確になる等の実用的作用効果を多々
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明装置を備えた乗用田植機の全体側面図
である。
【図2】田植装置の要部の平面図である。
【図3】同上要部の側断面図である。
【図4】図3の部分拡大図である。
【図5】同上要部の部分斜視図であって、(a)は耐摩
耗性部材を苗受体にセットした状態を示し、(b)は耐
摩耗性部材のみを示す。
【図6】他の実施例を示す要部の側断面図である。
【図7】他の実施例を示し、(a)は要部の側断面図で
あり、(b)は苗受体の部分斜視図、(c)は耐摩耗性
部材の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 走行機体 4 田植装置 9 植付フレーム 10 苗載台 11 苗植付装置 17 プランタケース 17a 植付杆 20 傾斜支持面 23,23a 苗受体 24 摺動片 28,28a 耐摩耗性部材 29,29a 突条 30,30a 凹溝 31 嵌合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植付部の苗載台に摺動片を一体的に設
    け、上記苗載台の下方に設けた苗受体に耐摩耗性部材を
    結合し、上記耐摩耗性部材に対して上記摺動片を摺動可
    能に装着することで、上記苗載台を苗受体に対して横送
    り可能に支持した移植機において、上記耐摩耗性部材と
    苗受体との結合を、夫々に設けた突条と凹溝との嵌合で
    行うようにしたことを特徴とする移植機。
  2. 【請求項2】 突条又は凹溝からなる嵌合部を有した苗
    受体をアルミ製引き抜き部材で構成し、上記嵌合部に上
    記耐摩耗性部材の凹溝又は突条を嵌合するように構成し
    た請求項1記載の移植機。
JP2001015504A 2001-01-24 2001-01-24 移植機 Pending JP2002218805A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1930939B (zh) * 2005-09-16 2010-05-26 株式会社久保田 水田作业机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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