JP2001314110A - 移植機 - Google Patents

移植機

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JP2001314110A
JP2001314110A JP2000134170A JP2000134170A JP2001314110A JP 2001314110 A JP2001314110 A JP 2001314110A JP 2000134170 A JP2000134170 A JP 2000134170A JP 2000134170 A JP2000134170 A JP 2000134170A JP 2001314110 A JP2001314110 A JP 2001314110A
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JP
Japan
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seedling
receiver
sliding piece
resistant member
transplanter
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Pending
Application number
JP2000134170A
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English (en)
Inventor
Keisuke Watari
圭介 渡里
Takashi Funo
隆 布野
Yukinori Takami
幸徳 高見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植付部に設けた苗載台を、苗載台の下方に設
けた苗受体で横送り自在に支持する移植機であって、ア
ルミ材からなる苗受体の上に泥や小石等が乗っても、苗
受体の摺動面を傷つけて横送り抵抗を増大させることな
く、安定した状態で苗載台を左右往復動させるようにす
る。 【解決手段】 上記苗載台6の下端側をアルミ材からな
る苗受体13に、摺動片14を介して左右往復動自在に
支持すると共に、上記苗受体13と摺動片14との接触
面にプレート状の耐摩耗性部材15を介装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、植付部に設けた苗
載台を、その下方に設けた苗受体で横送り自在に支持し
た移植機に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗用田植機、畑作移植機等の移
植機においては、走行機体の後部に連結した植付部に、
左右に往復横送りされる苗載台を設けて、該苗載台から
苗受体上に送り出された苗を植付け作動する複数の植付
爪で掻き取って圃場に移植するようにしている。
【0003】このような移植機の苗載台は、その下方に
ある苗受体によって支持されているが、従来は、合成樹
脂製の摺動片(スライドピース)を取付た苗載台を苗受体
上に乗せて左右に往復動自在としている。
【0004】ところで、このような苗受体には、機体の
軽量化等の目的からアルミ製のものを使用するのが一般
的であるため、移植作業中、苗受体の上に泥水や小石等
が乗ると、苗受体の側方に排出されずにそのまま摺動面
に付着している泥水や小石等によって苗受体の摺動面が
傷つけられ、横送り抵抗が増大して横送り機構のスクリ
ュウシャフトを破損する等の問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題を解消すべく創作されたものであって、その目的と
するところは、移植作業中、苗受体の上に泥水や小石等
が乗ることがあっても、この泥水や小石等によって苗受
体の摺動面を傷つけて横送り抵抗を増大させることな
く、常に安定した状態で苗載台を左右往復動させること
ができる移植機を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明が講じた技術的手段は、 植付部に設けた苗載
台を、苗載台の下方に設けた苗受体で横送り自在に支持
する移植機であって、上記苗載台の下端側をアルミ材か
らなる苗受体に、摺動片を介して左右往復動自在に支持
すると共に、上記苗受体と摺動片との接触面にプレート
状の耐摩耗性部材を介装したことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を、図面
に示された一実施例に基いて詳細に説明する。 まず、
図1〜図3において、1は移植機として例示した乗用田
植機の走行機体であって、該走行機体1に備えたリンク
機構2の後端に昇降フレーム3が取付けられており、昇
降フレーム3の下部には、植付フレーム4が機体幅方向
に延設されいる。
【0008】上記植付フレーム4には、植付杆5a、5
a…を備えた複数のプランタケース5、5…を後方に向
けて所定間隔毎に取付固定すると共に、上記植付フレー
ム4の上方に、左右往復動する苗載台6を前高後低状に
配設することにより植付部7が構成されていて、苗載台
6の横移動に連繋する植付杆5a、5a…の植付作動に
より苗載台6上の苗を掻取って圃場に植付けるように構
成されている。4aはプランタケース5を植付フレーム
4に取付固定する取付ブラケット、8は田面を滑走する
フロートである。
【0009】上記植付フレーム4の下面には、各プラン
タケース5、5…に動力を伝達する入力ケース9が固定
されており、その出力側には、プランタケース5、5…
の取付基端側を貫通して左右方向に延設された駆動軸1
0が配設されると共に、上記プランタケース5、5…の
上面には、図4に示すように、傾斜支持面11aを形成
した支持ブロック11が形成されている。
【0010】上記傾斜支持面11a、11a…間には、
機体幅方向に亘って支持プレート12が固定され、該支
持プレート12にはアルミ材からなる苗受体13が固定
されており、該苗受体13には、苗載台6の下端側裏面
に設けた合成樹脂製の摺動片14を介して苗載台6が左
右往復動自在に支持されている。
【0011】そして図4および図5(イ)に示すように、
苗受体13と摺動片14との接触面には、プレート状に
形成した耐摩耗性の高い材質からなる耐摩耗性部材15
が介装されていて、苗受体13の上に泥や小石等が乗っ
ても、苗受体13の摺動面を傷つけないようになってい
る。
【0012】また図5(ロ)、(ハ)、(ニ)は他の実施例を
示すものであって、苗受体13と摺動片16との接触面
に、溝17aを有する耐摩耗性部材17を介装すると共
に、摺動片16には、上記溝17aに嵌入してスライド
する突起16aを設けることにより、苗受体13上にあ
る泥水等を苗載台6の往復動に伴って強制的に側方に排
出するようになっている。また上記溝17aおよび突起
16aは、対となる摺動片16および耐摩耗性部材17
の長手方向全長に亘り形成されている。16bは摺動片
16の側面に設けた泥ぬき用のスリットである。
【0013】図6(イ)、(ロ)は、さらに他の実施例を示
すものであって、苗受体13と摺動片18との接触面
に、断面円弧状の耐摩耗性部材19を介装すると共に、
摺動片18には、上記円弧状の耐摩耗性部材19が嵌入
してスライドするお凹部18aを設けることにより、苗
受体13上の泥水を苗載台6の往復動に伴って強制的に
排出するものである。
【0014】また図7(イ)、(ロ)のものは、苗受体13
と摺動片20との接触面に、溝21aを有する断面円弧
状の耐摩耗性部材21を介装すると共に、摺動片20に
は、上記円弧状の耐摩耗性部材21が嵌入してスライド
する凹部20aを設け、さらに、この凹部20aには上記
溝21aに嵌入する突起20bを設けたものである。
【0015】本発明は上記のように構成されているか
ら、移植作業を行うに当たり、機体の走行に伴って苗受
体13で支持された苗載台6が苗受体13上をスライド
して往復横送りされ、植付け作動する植付杆5a、5a
…が、苗載台6上の苗を掻取って圃場に植付ける。
【0016】このとき、苗受体13上に泥水や石等が乗
ることがあっても、苗載台6に設けた合成樹脂製の摺動
片14と苗受体13との接触面には、プレート状の耐摩
耗性部材15が介装されているので、アルミ製の苗受体
13であっても、摺動面に傷がついて摺動抵抗が増大す
ることはない。
【0017】また図5(ロ) 、(ハ)、(ニ)のように、溝
17aを有する耐摩耗性部材17を設けたものでは、苗
載台6の往復動に伴って、摺動片16に設けた突起16
aが耐摩耗性部材17の溝17aに嵌入してスライドする
ので、苗受体13上にある泥水や石等を強制的に側方へ
排出することができ、さらに摺動片16の側面には泥ぬ
き用のスリット16bが有るので一層効率的に泥水等を
排出することができる。
【0018】また図6のように、断面が円弧状の耐摩耗
性部材19を設け、摺動片18には、耐摩耗性部材19
が嵌入してスライドする凹部18aを設けたものでは、
一層スムーズに泥水等を排出することができ、さらにに
図7のように、円弧状の耐摩耗性部材21に溝21aを
設け、この溝21aに嵌入する嵌入する突起20bを摺動
片20に設けたものでは、一層効率的に泥水等を排出す
ることができる。
【0019】
【発明の効果】これを要するに本発明は、植付部に設け
た苗載台を、苗載台の下方に設けた苗受体で横送り自在
に支持する移植機であって、上記苗載台の下端側をアル
ミ材からなる苗受体に、摺動片を介して左右往復動自在
に支持すると共に、上記苗受体と摺動片との接触面にプ
レート状の耐摩耗性部材を介装したことから、摺動片を
介して苗受体に支持された苗載台は、苗受体に沿って円
滑に左右横送りされる。
【0020】そして植付作業中、苗受体の上に泥や小石
等が乗ることがあっても、苗受体と摺動片との接触面に
は、プレート状の耐摩耗性部材が介装されているので、
アルミ材からなる苗受体であっても、摺動面に傷がつい
て摺動抵抗を増大させることはなく、常に安定した状態
で苗載台を左右に往復動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の全体側面図である。
【図2】植付部の側面図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】苗受体の拡大側面図である。
【図5】(イ)耐摩耗性部材の斜視図である。 (ロ)溝を設けた耐摩耗性部材の斜視図である。 (ハ)突起を設けた 摺動片の斜視図である。 (ニ)溝を設けた耐摩耗性部材と突起を設けた摺動片と
の組合せ状態を示す縦断側面図である。
【図6】(イ)断面円弧状の耐摩耗性部材を介装した苗
受体の縦断側面図である。 (ロ)同上分解斜視図である。
【図7】(イ)溝を設けた断面円弧状の耐摩耗性部材を
介装した苗受体の縦断側面図である。 (ロ)同上耐摩耗性部材の斜視図である。
【符号の説明】
6 苗載台 7 植付部 13 苗受体 14 摺動片 15 耐摩耗性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高見 幸徳 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1三菱農機株式会社内 Fターム(参考) 2B064 AA05 AA07 AC01 BB02 BB05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】植付部に設けた苗載台を、苗載台の下方に
    設けた苗受体で横送り自在に支持する移植機であって、
    上記苗載台の下端側をアルミ材からなる苗受体に、摺動
    片を介して左右往復動自在に支持すると共に、上記苗受
    体と摺動片との接触面にプレート状の耐摩耗性部材を介
    装したことを特徴とする移植機。 【0001】
JP2000134170A 2000-05-08 2000-05-08 移植機 Pending JP2001314110A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009118789A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Kubota Corp 苗植付け装置の苗載せ台案内構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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