JPS646656Y2 - - Google Patents

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JPS646656Y2
JPS646656Y2 JP1981185754U JP18575481U JPS646656Y2 JP S646656 Y2 JPS646656 Y2 JP S646656Y2 JP 1981185754 U JP1981185754 U JP 1981185754U JP 18575481 U JP18575481 U JP 18575481U JP S646656 Y2 JPS646656 Y2 JP S646656Y2
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JP
Japan
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rail
sliding piece
seedling
rear rail
piece
Prior art date
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JP1981185754U
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English (en)
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JPS5891225U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は田植機における苗載台の支持構造に関
するものである。
機体に対し、傾斜状且つ左右往復動自在に架設
される苗載台の支持構造は、一般に苗載台の裏面
に苗繰出方向前後一対のレールを固設する一方、
機体フレーム側には上記一対のレールに夫々内装
する摺動駒を装着し、上記レール及び摺動駒を介
して苗載台を機体に左右往復動自在に支持すると
共に、苗繰出方向後部側レール形状は苗載台の脱
落を防止するため摺動駒の上面、下面及び後面の
3面を囲む略コ字形状を呈しており、主として摺
動駒の上面でレールを摺接支持するようになつて
いるのが通例である。また前部レールに内装する
摺動駒は苗載台横移動の基準となるものであるた
め機体に対しガタなく固定され、その上面及び後
面がレールに対する摺動支持面となつているが、
後部レール側の摺動駒は、後部レールが傾斜状苗
載台の傾斜上方側に位置する関係上、機体フレー
ムに立設した長尺なステーを介して取付けるもの
で、部品精度上及び組立誤差等によりレールに対
する平行度等があまり出ないため、通常レールと
摺動駒の後面(苗繰出方向に対して後方)間に予
め若干の隙間をもたせ且つ前後動及び回動調整自
在に構成された取付構造になつているのが一般で
ある。
しかし、かかる苗載台の支持構造のものにおい
ては、組立時上記隙間がコ字形状後部レール内に
隠れてしまい、外部から直視できないため、その
隙間を確保するのに従来は、側方(レール外方
端)から目視等により調整しているのが実情であ
り、これでは作業時間を著しく費するばかりでな
く、摺動駒を後部レールに正確に位置決めするの
が困難で多くの経験・熟練を要していた。
本考案は上記の如き実情に基づきなされたもの
であつて、コ字形状に形成した後部レールに内装
する摺動駒の摺接側反対面に予め組立の際の基準
となる段差部を設けておき、この段差部を単にコ
字形状レールの下部片に合致せしめるのみで所要
の隙間及び平行度を正確に確保することができ、
組立作業の容易化を図り得て、苗載台の左右往復
作動を常に円滑に行わせることができる田植機に
おける苗載台の支持構造を提供しようとするもの
である。
本考案の構成を図面に示された一実施例につい
て説明すれば、第1図は植付作業機Aの全体側面
図で、この植付作業機Aは図示外の走行部後方に
平行リンク機構Bを介して昇降自在に連結されて
いて、ドライブケース兼用の機体フレーム1、植
付杆2、フロート3及び機体進行方向に対し前傾
状に且左右往復動自在に架設された苗載台4等か
ら構成されており、苗載台4上に載置されたマツ
ト苗(図示せず)から一定の運動軌跡aを描いて
上下回動する植付杆2が一株ずつ苗を掻取つて田
面に植付けるようになつている。
5は苗載台4の苗繰出方向前端部裏面の幅員方
向全幅にわたつて固定された前部レールで、該前
部レール5は第2図に示す如く、側面視において
略倒L字形状に形成されその前端部が苗掻取量調
整用のエプロン6上に摺動自在に当接するように
なつている。7は上記前部レール5に内装された
ブロツク状の摺動駒で、上記フレーム1に固設さ
れた取付座8に対しレール5に沿つて複数個固定
されていて、その上面及び後面でレール5を摺接
支持するようになつている。9は上記前部レール
5に平行して苗載台4の苗繰出方向後方裏面に固
定された後部レールで、該後部レール9は第2図
に示す如く側面視において前方を開放した略コ字
形状に形成されている。10は後部レール9に対
し、L型支持杆11を介して複数個内装された摺
動駒であつて、各摺動駒10はその上面10a、
下面10b及び後面10cの3面がコ字形状の後
部レール9に囲まれた状態で且つ摺動駒後面10
cとそれに対向するレール内面9a間に予め所要
寸法の隙間bを存して支持されており、また摺
動駒10の下面10bもレール9の下部片9′に
対し微小間隙を存して非接触状態に保持されてい
て、摺擦抵抗が極力少なくするよう配慮されてい
る。
11aは機体フレーム1に立設固定されたステ
ーで、その頂部には座板12を固定したパイプ1
3が一体的に架設されている。
そして座板12に設けた長孔12′には、各摺
動駒10を回動自在に嵌合枢支する支持杆11の
螺子部11′が挿入されると共にナツト13a及
び座金14を介して固定されており、この取付構
造により各摺動駒10は長孔12′の範囲内で前
後動及び回動調整し得るようになつている。とこ
ろで、後部レール9に内装する摺動駒10のう
ち、コ字形状後部レール9の下部片9′に対向す
る面、即ち摺動駒10の下面10bの巾方向中間
部寄り側には第2図及び第4図等に示すように前
部側を切欠いてなる段差部15が形成されてい
る。そして、摺動駒10の組付けの際、この段差
部15をコ字形状後部レール9の下部片9′の端
縁に合致せしめることにより、摺動駒10が後部
レール9に対し所定寸法の隙間bを保持して平
行に位置決めされるようになつている。
叙上の如き構成において、苗載台4の組付けに
際しては先ず苗載台4の適正取付位置の基準とな
る前部レール5側摺動駒7,7…を取付座8を介
して機体フレーム1にガタなく取付け、而る後、
後部レール9側摺動駒10の位置決めする必要が
あるが、摺動駒10を後部レール9に対し適正関
係位置に位置決めするには、摺動駒10の下面に
予め設けてある段差部15が第4図に示す如く後
部レール9の下部片9′の先端縁と同一平面上に
位置するように段差部15を下部片9′に合致せ
しめた状態でナツト13a,13aを締付けれ
ば、摺動駒10は後部レール9に対し所要寸法
の隙間bが確実に確保されると同時に平行状態に
的確に位置決め固定される。この結果、従来のも
のの如く、組付け時、後部レール9の外側方から
目で確認しながら摺動駒の取付位置を調整して隙
間b及び平行度を確保するという組立上の困難さ
は一挙に解消することができ、特別な熟練を要す
ることなく常に正確且つ迅速に組立てることがで
きる。また、段差部15が摺動駒下面10bの前
後巾方向中間部寄り側に形成されているので摺動
駒10の組付の際、段差部15が外部から見え易
く、レール下部片9′の先端縁と容易に合せるこ
とができるので苗載台4の組付作業を一層容易且
つ正確に行うことができる。しかも、段差部10
は、摺動駒10の下面10bの前後巾方向中間部
寄り側に位置して前部側を切欠いた状態で形成さ
れているため、レール下部片9′に対する摺動駒
10の接触面積が上記切欠き分だけ少なくなり、
そのため、苗載台4の横移動時の摺擦抵抗が軽減
され、苗載台4の左右往復動が常に円滑に行われ
る(後部レール9に対しては主として摺動駒10
の上面10aが摺擦支持するが、機体振動時や泥
土等のレール内付着等により摺動駒下面10bも
レール下部片9′に接触することが多い。)。
また、長期使用により前部レール5側の摺動駒
7が磨耗してくると、前後両レール5,9及び苗
載台4がその磨耗の分だけ苗繰出方向前方にずれ
動き、後部レール9と摺動駒10間の隙間bがな
くなつて苗載台4の左右往復動が円滑に行なわれ
なくなる惧があるが、このような場合において
も、段差部15を目印にして後部レール9に対す
る摺動駒10の関係位置を簡単に修正し得て隙間
bを容易に確保することができ、苗載台4の往復
作動を長期にわたつて円滑に保持することができ
る。
上記したように本考案は、苗載台の裏面に苗繰
出方向前後一対のレールを固設し、機体フレーム
側に上記一対のレールに夫々内装する摺動駒を装
着し、上記レール及び摺動駒を介して苗載台を機
体に左右往復動自在に支持すると共に、苗繰出方
向後部側に位置する後部レールを前方を開放した
略コ字形状に形成したものにおいて、該後部レー
ルに内装する摺動駒の外表面のうち、コ字形状後
部レールの下部片に対向する面の前後巾方向中間
部寄り側に前部側を切欠いてなる段差部を形成
し、該段差部を後部レールの下部片縁に合致せし
めた際、後部レールに内装する摺動駒が後部レー
ルに対し適正関係位置に位置決め保持されるべく
構成したから、組立時等において、段差部をコ字
形状後部レールの下部片に合致せしめるのみで後
部レールに対する摺動駒の平行度及び所要の隙間
を正確に確保することができ、外部から見えにく
い取付構造のものでありながら、段差部が外部か
ら見え易く、後部レールの下部片に段差部を容易
に合せることができることと相俟つて、組立作業
を容易且つ迅速に行うことができるうえ、段差部
を摺動駒下面の前部側を切欠いて設けてあるの
で、苗載台を摺擦支持する摺動駒上面の面積を充
分確保しながら後部レールに対する摺動駒の摺擦
面積を極力少なくし得て、苗載台の左右往復移動
時の抵抗を一層軽減させることができ、苗載台の
左右往復作動を長期にわたつて円滑に行なわせる
ことができるばかりでなく、構造簡単で、殊更余
分な部品を不要とし得てコストアツプをきたす惧
がなく実用上極めて有用な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は本考案を装備した植付作業機の全体側面
図、第2図は要部の一部切欠縦断側面図、第3図
は後部レール側摺動駒の支持構造を示す正面図、
第4図は要部の拡大底面図、第5図は後部レー
ル側摺動駒の平面図、は同じくその正面図、
は同じくその側面図である。 図中、1は機体フレーム、4は苗載台、5は前
部レール、7,10は摺動駒、9は後部レール、
9′は下部片、15は段差部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 苗載台の裏面に苗繰出方向前後一対のレールを
    固設し、機体フレーム側に上記一対のレールに
    夫々内装する摺動駒を装着し、上記レール及び摺
    動駒を介して苗載台を機体に左右往復動自在に支
    持すると共に、苗繰出方向後部側に位置する後部
    レールを前方を開放した略コ字形状に形成したも
    のにおいて、該後部レールに内装する摺動駒の外
    表面のうち、コ字形状後部レールの下部片に対向
    する面の前後巾方向中間部寄り側に前部側を切欠
    いてなる段差部を形成し、該段差部を後部レール
    の下部片縁に合致せしめた際、後部レールに内装
    する摺動駒が後部レールに対し適正関係位置に位
    置決め保持されるべく構成したことを特徴とする
    田植機における苗載台の支持構造。
JP18575481U 1981-12-15 1981-12-15 田植機における苗載台の支持構造 Granted JPS5891225U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18575481U JPS5891225U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 田植機における苗載台の支持構造

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JP18575481U JPS5891225U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 田植機における苗載台の支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5891225U JPS5891225U (ja) 1983-06-21
JPS646656Y2 true JPS646656Y2 (ja) 1989-02-21

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ID=29987091

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JP18575481U Granted JPS5891225U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 田植機における苗載台の支持構造

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JP (1) JPS5891225U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54108310U (ja) * 1978-01-19 1979-07-30

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Publication number Publication date
JPS5891225U (ja) 1983-06-21

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