JP2002218551A - 移動通信システム、移動局、基地局、及び移動通信方法 - Google Patents

移動通信システム、移動局、基地局、及び移動通信方法

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JP2002218551A JP2001010588A JP2001010588A JP2002218551A JP 2002218551 A JP2002218551 A JP 2002218551A JP 2001010588 A JP2001010588 A JP 2001010588A JP 2001010588 A JP2001010588 A JP 2001010588A JP 2002218551 A JP2002218551 A JP 2002218551A
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Akihiro Maehara
昭宏 前原
Kazunori Obata
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Naoki Naruse
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の無線通信システムにおいて共用方式を
実施した際に、制御信号がいずれかのシステムに集中す
ることによる制御チャネルの輻輳を回避すること、及び
各システムに待ち受ける移動局の比率を柔軟に変更する
こと。 【解決手段】 移動局106は、サービスエリア10
2、104内に入った際にアクセスする無線通信システ
ムを記憶すると共に、いずれかの無線通信システムにア
クセスした際に通知される制御チャネルに含まれる情報
に基づいて、複数の無線通信システムからいずれか一つ
の無線通信システムを選択する。各無線通信システム1
01、103は、移動局106がいずれか一つの無線通
信システムを決定するための情報を生成すると共に、移
動局106がアクセスしてきた際、制御チャネルを用い
て生成された情報を移動局106に通知する。移動局1
06は、選択した無線通信システムで待ち受け状態に移
行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動局が複数の無
線通信システムで通信を行う移動通信システム、移動
局、基地局、及び移動通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動局が複数の無線通信システム
で通信を行う例として、現在日本国内で商用サービスが
提供されているディジタル自動車電話方式(Perso
nalDigital Cellular:PDC)が
ある。このPDCは、800MHz帯域システムと15
00MHz帯域システムとを有している。PDCにおい
ては、2つのシステムの各周波数帯を使用可能な移動局
を多数導入した上で、それらの移動局を2つのシステム
に振り分けることによって、トラヒックや処理負荷を2
つのシステムに分散させる共用方式が考案されている。
【0003】共用方式の実施方法としては、移動局が待
ち受けるシステムを一方のシステムに限定した上で、通
信開始時に各システムに振り分ける方法が考えられる。
ここで、待ち受けるシステムを限定する方法として、
すべての移動局が待ち受けるシステムを800MHz帯
域システム、又は1500MHz帯域システムのうち一
方に限定する方法、一部の移動局が待ち受けるシステ
ムを800MHz帯域システムに限定し、残りの移動局
が待ち受けるシステムを1500MHz帯域システムに
限定する方法が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、すべ
ての移動局が待ち受けるシステムを800MHz帯域シ
ステム、又は1500MHz帯域システムのうち一方に
限定する方法では、すべての移動局が同一システムで待
ち受け状態および待ち受け状態から通信状態に遷移する
際に、制御信号の送受信を行うため、そのシステムの制
御チャネルが輻輳する恐れがある。
【0005】一方、一部の移動局が待ち受けるシステ
ムを800MHz帯域システムに限定し、残りの移動局
が待ち受けるシステムを1500MHz帯域システムに
限定する方法では、制御信号の分散を図ることはできる
ものの、システムの制御チャネルの容量に変更が加わっ
た等の理由で、各システムに待ち受ける移動局の比率を
変更する必要が生じた場合は、その変更が困難であると
いう問題がある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、複数の無線通信システムにおいて共用方
式を実施した際に、制御信号がいずれかのシステムに集
中することによる制御チャネルの輻輳を回避すること、
及び各システムに待ち受ける移動局の比率を柔軟に変更
することができる移動通信システム、移動局、基地局、
及び移動通信方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る移動通信システムは、移動局が複数の
無線通信システムで通信可能な移動通信システムであっ
て、前記移動局は、前記各無線通信システムで無線通信
を行う通信手段と、サービスエリア内に入った際にアク
セスする無線通信システムを記憶する記憶手段と、いず
れかの無線通信システムにアクセスした際に通知される
制御チャネルに含まれる情報に基づいて、前記複数の無
線通信システムからいずれか一つの無線通信システムを
選択する第1選択手段とを備え、前記各無線通信システ
ムは、前記移動局がいずれか一つの無線通信システムを
決定するための情報を生成する情報生成手段と、前記移
動局がアクセスしてきた際、制御チャネルを用いて前記
情報生成手段により生成された情報を前記移動局に通知
する通知手段とを備え、前記移動局は、前記選択した無
線通信システムで待ち受け状態に移行する構成を採る。
【0008】また、本発明に係る移動通信システムは、
移動局が複数の無線通信システムで通信可能な移動通信
システムであって、前記移動局は、前記各無線通信シス
テムで無線通信を行う通信手段と、待ち受け状態におい
て、制御チャネルで通知される情報に基づいて、前記複
数の無線通信システムからいずれか一つの無線通信シス
テムを選択する第2選択手段と、待ち受け状態におい
て、待ち受ける無線通信システムを変更する変更手段と
を備え、前記各無線通信システムは、前記移動局がいず
れか一つの無線通信システムを決定するための情報を生
成する情報生成手段と、前記待ち受け状態にある移動局
に対し、制御チャネルを用いて前記情報生成手段により
生成された情報を通知する通知手段とを備え、前記移動
局は、前記選択した無線通信システムが、待ち受け状態
にある無線通信システムと異なる場合は、待ち受ける無
線通信システムを前記選択した無線通信システムに変更
する構成を採る。
【0009】また、前記情報は、任意の数値を含んでお
り、前記移動局は、一様乱数を生成する乱数生成手段
と、前記数値と前記生成された一様乱数とを組み合わせ
て演算を行う演算手段とを更に備えており、前記演算結
果に基づいて前記無線通信システムの選択を行う構成を
採ってもよい。
【0010】また、前記情報は、前記移動局が属する移
動局群を指定する情報を含んでおり、前記移動局は、自
らが属する移動局群を判断する判断手段を更に備え、前
記移動局群が指定されている場合にのみ前記無線通信シ
ステムの選択を行う構成を採ってもよい。
【0011】また、前記情報は、任意の数値と前記移動
局が属する移動局群を指定する情報を含んでおり、前記
移動局は、一様乱数を生成する乱数生成手段と、前記数
値と前記生成された一様乱数とを組み合わせて演算を行
う演算手段と、自らが属する移動局群を判断する判断手
段とを更に備えており、前記移動局群が指定されている
場合にのみ前記演算結果に基づいて前記無線通信システ
ムの選択を行う構成を採ってもよい。
【0012】また、前記記憶手段は、予め定められてお
り、他の移動局と同一である無線通信システムを記憶す
る構成を採ってもよい。
【0013】また、通信容量が最大である無線通信シス
テムが予め定められている構成を採ってもよい。
【0014】また、本発明に係る移動局は、複数の無線
通信システムで無線通信を行う通信手段と、サービスエ
リア内に入った際にアクセスする無線通信システムを記
憶する記憶手段と、いずれかの無線通信システムにアク
セスした際に通知される制御チャネルに含まれる情報に
基づいて、前記複数の無線通信システムからいずれか一
つの無線通信システムを選択する第1選択手段とを備え
る備える構成を採る。
【0015】また、複数の無線通信システムで無線通信
を行う通信手段と、待ち受け状態において、制御チャネ
ルで通知される情報に基づいて、前記複数の無線通信シ
ステムからいずれか一つの無線通信システムを選択する
第2選択手段と、待ち受け状態において、待ち受ける無
線通信システムを変更する変更手段とを備える構成を採
る。
【0016】また、一様乱数を生成する乱数生成手段
と、任意の数値と前記生成された一様乱数とを組み合わ
せて演算を行う演算手段とを更に備えており、前記演算
結果に基づいて前記無線通信システムの選択を行う構成
を採ってもよい。
【0017】また、移動局が属する移動局群を指定する
情報を含む制御チャネルを受信した際に自らが属する移
動局群を判断する判断手段を更に備え、前記移動局群が
指定されている場合にのみ前記無線通信システムの選択
を行う構成を採ってもよい。
【0018】また、一様乱数を生成する乱数生成手段
と、任意の数値と前記生成された一様乱数とを組み合わ
せて演算を行う演算手段と、移動局が属する移動局群を
指定する情報を含む制御チャネルを受信した際に自らが
属する移動局群を判断する判断手段とを更に備えてお
り、前記移動局群が指定されている場合にのみ前記演算
結果に基づいて前記無線通信システムの選択を行う構成
を採ってもよい。
【0019】また、本発明に係る基地局は、移動局がい
ずれか一つの無線通信システムを決定するための情報を
生成する情報生成手段と、制御チャネルを用いて前記情
報生成手段により生成された情報を前記移動局に通知す
る通知手段とを備える構成を採る。
【0020】また、前記情報は、任意の数値、又は前記
移動局が属する移動局群を指定する情報の少なくとも一
つを含んでいる構成を採ってもよい。
【0021】また、本発明に係る移動通信システムは、
請求項8から請求項12のいずれかに記載された移動局
と、請求項13又は請求項14に記載された基地局とか
ら構成される。
【0022】また、本発明に係る移動通信方法は、移動
局が複数の無線通信システムで通信可能な移動通信方法
であって、前記各無線通信システムが、前記移動局がい
ずれか一つの無線通信システムを決定するための情報を
生成する情報生成ステップと、前記移動局がアクセスし
てきた際、制御チャネルを用いて前記生成された情報を
前記移動局に通知する通知ステップとを含み、前記移動
局が、サービスエリア内に入った際にアクセスする無線
通信システムを記憶する記憶ステップと、いずれかの無
線通信システムにアクセスした際に通知される制御チャ
ネルに含まれる情報に基づいて、前記複数の無線通信シ
ステムからいずれか一つの無線通信システムを選択する
第1選択ステップと、前記選択した無線通信システムで
待ち受け状態に移行するステップを含む構成を採る。
【0023】また、本発明に係る移動通信方法は、移動
局が複数の無線通信システムで通信可能な移動通信方法
であって、前記各無線通信システムが、前記移動局がい
ずれか一つの無線通信システムを決定するための情報を
生成する情報生成ステップと、待ち受け状態にある移動
局に対し、制御チャネルを用いて前記生成された情報を
通知する通知ステップとを含み、前記移動局が、待ち受
け状態において、制御チャネルで通知される情報に基づ
いて、前記複数の無線通信システムからいずれか一つの
無線通信システムを選択する第2選択ステップと、待ち
受け状態において、待ち受ける無線通信システムを変更
する変更ステップと、前記選択した無線通信システム
が、待ち受け状態にある無線通信システムと異なる場合
は、待ち受ける無線通信システムを前記選択した無線通
信システムに変更するステップとを含む構成を採る。
【0024】これらの構成により、移動局が、無線通信
システムにアクセスした際に制御チャネルで通知される
情報に基づいて待ち受ける無線通信システムを選択する
こと、又は待ち受け状態において制御チャネルで通知さ
れる情報に基づいて待ち受ける無線通信システムを変更
することができるので、特定の無線通信システムへの制
御信号集中による制御チャネルの輻輳を回避し、各無線
通信システムで待ち受ける移動局比率の柔軟な変更が可
能となる。また、移動局が確率的に無線通信システムの
選択を行うので、特定の移動局に無線通信システムの移
行に伴う負荷が集中する恐れを回避することができる。
また、各移動局群に無線通信システムの移行を通知する
地点を各々異なる地点に設定することによって、移動局
の無線通信システムの移行に伴うシステムへの負荷を位
置的に分散させることが可能となる。また、すべての移
動局が無線通信システムにアクセスした際に、予め定め
られた無線通信システムの制御チャネルで通知される情
報に基づいて待ち受ける無線通信システムを選択するこ
とができるので、各無線通信システムで待ち受ける移動
局比率の制御が容易となる。さらに、その無線通信シス
テムを通信容量が大きいシステムとすることによって、
移動局のシステム移行に伴う無線通信システムの負荷を
軽減することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1に係る移動通信システムの概念を示す図
である。基地局101は、アンテナ101aと図示しな
い周波数帯Aの変復調装置とを備えており、サービスエ
リア102を形成する。この基地局101により周波数
帯Aの無線通信システムが構成される。また、基地局1
03は、アンテナ103aと図示しない周波数帯Bの変
復調装置とを備えており、サービスエリア104を形成
する。この基地局103により周波数帯Bの無線通信シ
ステムが構成される。基地局101と基地局103と
は、共通のネットワーク105により制御されている。
移動局106は、アンテナ106aと図示しない周波数
帯A及び周波数帯Bの変復調装置を備えており、基地局
101又は基地局103のいずれか一方と信号の送受信
を行う。
【0026】図2は、実施の形態1に係る移動通信シス
テムにおける移動局の概略を示す図である。図2に示す
ように、移動局は、無線区間に対する移動局の送受信信
号の変復調、符号化等を行う周波数帯A、及び周波数帯
Bのそれぞれの無線部801、802と、基地局から受
信した信号の内容を解析する信号解析部803と、信号
解析部803の解析の結果を保持する不揮発性メモリで
ある情報記憶部804と、信号解析部803と情報記憶
部804から情報を受信した場合に送信制御を行う送信
制御部805とを備えている。周波数帯Aの無線部80
1と周波数帯Bの無線部802とを切り替えることによ
って、周波数帯Aと周波数帯Bとの両方を使用すること
が可能である。
【0027】図3は、周波数帯Aの信号を取扱う基地局
の概略を示す図であり、図4は、周波数帯Bの信号を取
扱う基地局の概略を示す図である。図3及び図4に示す
ように、各基地局は、無線区間に対する移動局の送受信
信号の変復調、符号化を行う無線部901、1001
と、移動局あるいはネットワークから受信した信号の内
容を解析する信号解析部902、1002と、信号解析
部902、1002から情報を受け取った場合に送信制
御を行う第1送信制御部903、1003と、ネットワ
ークから情報を受け取った場合に送信制御を行う第2送
信制御部904、1004とを備えている。
【0028】図5は、実施の形態1に係る移動通信シス
テムにおける移動局の動作を示すフローチャートであ
る。移動局は、電源が投入されるか、又はサービスエリ
アの外からサービスエリア内に復帰することによって本
フローチャートによる動作を開始する(ステップS10
1)。移動局は、自らが記憶している周波数帯を判定し
(ステップS102)、判定の結果、周波数帯Aである
場合は周波数帯Aのいわゆる「とまり木チャネル」のス
キャンを行い(ステップS103)、周波数帯Bである
場合は周波数帯Bの「とまり木チャネル」のスキャンを
行う(ステップS115)。
【0029】ステップS103において、周波数帯Aの
とまり木チャネルのスキャンを行った移動局は、周波数
帯Aのとまり木チャネルを捕捉した後(ステップS10
4)、そのとまり木チャネルで周波数帯移行確率と移動
局群情報とを受信する(ステップS105)。次に、移
動局は、ステップS105で受信した移動局群情報にお
いて、自らが属する移動局群のビットが「1」であるか
否かを判定する(ステップS106)。「1」である場
合は、「0〜99」の整数値をとる一様乱数を生成する
(ステップS107)。一方、「0」である場合は、記
憶周波数帯に「A」を書き込んだ後(ステップS11
3)、周波数帯Aで待ち受け状態に入る(ステップS1
14)。
【0030】ステップS107において、一様乱数を生
成した移動局は、生成した一様乱数とステップS105
で受信した周波数帯移行確率の大小関係を比較して(ス
テップS108)、生成した一様乱数が周波数帯移行確
率よりも小さい場合は、周波数帯Bのとまり木チャネル
のスキャンを行う(ステップS109)。一方、生成し
た一様乱数が周波数帯移行確率以上である場合は、記憶
周波数帯に「A」を書き込んだ後(ステップS11
3)、周波数帯Aで待ち受け状態に入る(ステップS1
14)。
【0031】ステップS109において、周波数帯Bの
とまり木チャネルのスキャンを行った移動局は、周波数
帯Bのとまり木チャネルを捕捉し(ステップS11
0)、記憶周波数帯に「B」を書き込んだ後(ステップ
S111)、周波数帯Bで待ち受け状態に移行する(ス
テップS112)。
【0032】一方、ステップS115において、周波数
帯Bのとまり木チャネルのスキャンを行った移動局は、
周波数帯Bのとまり木チャネルを捕捉した後(ステップ
S116)、そのとまり木チャネルで周波数帯移行確率
と移動局群情報とを受信する(ステップS117)。次
に、移動局は、ステップS117で受信した移動局群情
報において、自らが属する移動局群のビットが「1」で
あるか否かを判定する(ステップS118)。「1」で
ある場合は、「0〜99」の整数値をとる一様乱数を生
成する(ステップS119)。「0」である場合は、記
憶周波数帯に「B」を書き込んだ後(ステップS12
5)、周波数帯Bで待ち受け状態に移行する(ステップ
S126)。
【0033】ステップS119において、一様乱数を生
成した移動局は、生成した一様乱数とステップS117
で受信した周波数帯移行確率の大小関係を比較して(ス
テップS120)、生成した一様乱数が周波数帯移行確
率よりも小さい場合は、周波数帯Aのとまり木チャネル
のスキャンを行う(ステップS121)。生成した一様
乱数が周波数帯移行確率以上である場合は、記憶周波数
帯に「B」を書き込んだ後(ステップS125)、周波
数帯Bで待ち受け状態に移行する(ステップS12
6)。ステップS121において、周波数帯Aのとまり
木チャネルのスキャンを行った移動局は、周波数帯Aの
とまり木チャネルを捕捉し(ステップS122)、記憶
周波数帯に「A」を書き込んだ後(ステップS12
3)、周波数帯Aで待ち受け状態に移行する(ステップ
S124)。
【0034】図6は、実施の形態1に係る移動通信シス
テムにおける移動局が記憶する情報を示す図である。図
6に示すように、移動局は、記憶周波数帯301として
「A」又は「B」を自らが備える不揮発性メモリに記憶
する。
【0035】図7は、実施の形態1に係る移動通信シス
テムにおいて、とまり木チャネルで通知する情報を示す
図である。図7に示すように、移動通信システムでは、
0〜100の整数値をとる周波数帯移行確率401と、
移動局群情報として移動局群1〜Nのそれぞれに対して
「0」又は「1」をとるビット402とを移動局に対
し、とまり木チャネルで通知する。
【0036】図8は、実施の形態1において、周波数帯
Aで待ち受け状態にある移動局の動作を示すフローチャ
ートである。このフローチャートは、移動局が周波数帯
Aで待ち受けている状態から開始する(ステップS40
1)。移動局は、周波数帯Aの制御チャネルで周波数帯
移行確率と移動局群情報を受信する(ステップS40
2)。次に、移動局は、ステップS402で受信した移
動局群情報において、自らが属する移動局群のビットが
「1」であるか否かを判定する(ステップS403)。
「1」である場合は、0〜99の整数値をとる一様乱数
を生成し(ステップS404)、「0」である場合は、
記憶周波数帯に「A」を書き込んだ後(ステップS41
0)、周波数帯Aで待ち受け状態に移行する(ステップ
S411)。
【0037】ステップS404で一様乱数を生成した移
動局は、生成した一様乱数とステップS402で受信し
た周波数帯移行確率の大小関係を比較する(ステップS
405)。生成した一様乱数が周波数帯移行確率よりも
小さい場合は、周波数帯Bのとまり木チャネルのスキャ
ンを行う(ステップS406)。生成した一様乱数が周
波数帯移行確率以上である場合は、記憶周波数帯に
「A」を書き込んだ後(ステップS410)、周波数帯
Aで待ち受け状態に移行する(ステップS411)。
【0038】ステップS406で周波数帯Bのとまり木
チャネルのスキャンを行った移動局は、周波数帯Bのと
まり木チャネルを捕捉し(ステップS407)、記憶周
波数帯に「B」を書き込んだ後(ステップS408)、
周波数帯Bで待ち受け状態に移行する(ステップS40
9)。
【0039】図9は、実施の形態1において、周波数帯
Bで待ち受け状態にある移動局の動作を示すフローチャ
ートである。このフローチャートは、移動局が周波数帯
Bで待ち受けている状態から開始する(ステップS50
1)。移動局は、周波数帯Bの制御チャネルで周波数帯
移行確率と移動局群情報を受信する(ステップS50
2)。次に、移動局は、ステップS502で受信した移
動局群情報において、自らが属する移動局群のビットが
「1」であるか否かを判定する(ステップS503)。
ここで、移動局群の算出方法の例として、移動局番号の
下位2オクテットを群分け数で除算した剰余を移動局群
とする等の方法が挙げられる。このような移動局群の算
出方法は、PDC等で一般に行われている手順であるた
め、詳細な説明を省略する。
【0040】ステップS503の判定の結果、自らが属
する移動局群のビットが「1」である場合は、「0〜9
9」の整数値をとる一様乱数を生成し(ステップS50
4)する。「0」である場合は、記憶周波数帯に「B」
を書き込んだ後(ステップS510)、周波数帯Bで待
ち受け状態に入る(ステップS511)。
【0041】ステップS504で一様乱数を生成した移
動局は、生成した一様乱数とステップS502で受信し
た周波数帯移行確率の大小関係を比較する(ステップS
505)。生成した一様乱数が周波数帯移行確率よりも
小さければ周波数帯Aのとまり木チャネルのスキャンを
行う(ステップS506)。生成した一様乱数が周波数
帯移行確率以上である場合は、記憶周波数帯に「B」を
書き込んだ後(ステップS510)、周波数帯Bで待ち
受け状態に入る(ステップS511)。
【0042】ステップS506において周波数帯Aのと
まり木チャネルのスキャンを行った移動局は、周波数帯
Aのとまり木チャネルを捕捉し(ステップS507)、
記憶周波数帯に「A」を書き込んだ後(ステップS50
8)、周波数帯Aで待ち受け状態に移行する(ステップ
S509)。
【0043】図10は、実施の形態1に係る移動通信シ
ステムにおいて、制御チャネルで移動局に通知する情報
を示す図である。図10に示すように、移動通信システ
ムは、0〜100の整数値をとる周波数帯移行確率70
1と、移動局群情報として移動局群1〜Nのそれぞれに
対して「0」又は「1」をとるビット702をとまり木
チャネルで移動局に対して通知する。
【0044】このように、実施の形態1によれば、移動
局がとまり木チャネルで通知される情報に基づいて待ち
受ける周波数帯を選択するため、各周波数帯に移動局を
振り分ける制御が可能となる。この制御を行うことによ
って、一方の無線通信システムに制御信号が集中するこ
とによる制御チャネルの輻輳を回避することができる。
また、待ち受け状態において制御チャネルで通知される
情報に基づいて待ち受ける無線通信システムを変更する
ことができるので、特定の無線通信システムへの制御信
号集中による制御チャネルの輻輳を回避し、各無線通信
システムで待ち受ける移動局比率の柔軟な変更が可能と
なる。また、移動局が確率的に無線通信システムの選択
を行うので、特定の移動局が周波数帯移行の対象となっ
てその移動局に周波数帯移行に伴う負荷が集中する恐れ
がなくなる。さらに、移動局を群分けした上で、各移動
局群が周波数帯移行を行う地点を異なる地点に設定する
ことによって、移動局が周波数帯移行を行うことによる
無線通信システムへの負荷が特定の地点に集中すること
を回避することが可能となる。
【0045】(実施の形態2)実施の形態2では、電源
投入時、又はサービスエリア外からサービスエリア内へ
の復帰時の移動局の動作、移動通信システムにおいてと
まり木チャネルで移動局に通知する情報、移動局及び基
地局の構成、移動通信システムの構成は、実施の形態1
と同様である。このため、重複する説明を省略する。
【0046】図11は、とまり木チャネルのスキャンを
行う周波数帯が周波数帯Aに限定された移動局の記憶周
波数帯を示す図であり、図12は、とまり木チャネルの
スキャンを行う周波数帯が周波数帯Bに限定された移動
局の記憶周波数帯を示す図である。サービスエリアに導
入するすべての移動局の記憶周波数帯を図11又は図1
2のいずれか一方にすると、すべての移動局が一方のと
まり木チャネルで通知される情報に基づいて待ち受け帯
域を選択するため、各周波数帯で待ち受ける移動局の比
率制御が容易になる。
【0047】さらに、周波数帯Aの無線通信システムが
周波数帯Bの無線通信システムよりも通信容量が大きい
場合には、サービスエリアに導入するすべての移動局の
記憶周波数帯を図11に示す周波数帯Aとし、周波数帯
Bの無線通信システムが周波数帯Aの無線通信システム
よりも通信容量が大きい場合には、サービスエリアに導
入するすべての移動局の記憶周波数帯を図12に示す周
波数帯Bとする。これにより、無線通信システムの通信
容量が大きい方のサービスエリアでより多くの移動局が
待ち受ける運用が一般的であると考えられるため、とま
り木チャネルのスキャンを行った移動局が周波数帯移行
を行う頻度が低減され、周波数帯移行に伴う無線通信シ
ステムの負荷が軽減される。
【0048】なお、以上の説明においては、周波数帯A
又は周波数帯Bのとまり木チャネルのスキャンを行った
場合、とまり木チャネルの捕捉を失敗することが想定さ
れる。移動局が複数の無線通信システムの各周波数を記
憶していることを前提とすると、記憶周波数帯のスキャ
ンを失敗した場合は、移動局に記憶されている他のシス
テムの周波数でスキャンを実行するものとする。その結
果、すべてのスキャンを失敗した場合は、「圏外」とし
て取扱い、スキャンを成功した場合は、その周波数帯で
待ち受けを行うものとする。また、周波数帯移行後にス
キャンを失敗した場合は、記憶周波数帯で待ち受けを行
うものとする。
【0049】また、以上の説明では、同一通信方式を用
いた例を示したが、本発明は、これに限定されるわけで
はなく、異なる通信方式、例えば、PDC及びPHSに
対しても適用可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る移動
通信システムは、移動局が複数の無線通信システムで通
信可能な移動通信システムであって、前記移動局は、前
記各無線通信システムで無線通信を行う通信手段と、サ
ービスエリア内に入った際にアクセスする無線通信シス
テムを記憶する記憶手段と、いずれかの無線通信システ
ムにアクセスした際に通知される制御チャネルに含まれ
る情報に基づいて、前記複数の無線通信システムからい
ずれか一つの無線通信システムを選択する第1選択手段
とを備え、前記各無線通信システムは、前記移動局がい
ずれか一つの無線通信システムを決定するための情報を
生成する情報生成手段と、前記移動局がアクセスしてき
た際、制御チャネルを用いて前記情報生成手段により生
成された情報を前記移動局に通知する通知手段とを備
え、前記移動局は、前記選択した無線通信システムで待
ち受け状態に移行する構成を採る。また、本発明に係る
移動通信システムは、移動局が複数の無線通信システム
で通信可能な移動通信システムであって、前記移動局
は、前記各無線通信システムで無線通信を行う通信手段
と、待ち受け状態において、制御チャネルで通知される
情報に基づいて、前記複数の無線通信システムからいず
れか一つの無線通信システムを選択する第2選択手段
と、待ち受け状態において、待ち受ける無線通信システ
ムを変更する変更手段とを備え、前記各無線通信システ
ムは、前記移動局がいずれか一つの無線通信システムを
決定するための情報を生成する情報生成手段と、前記待
ち受け状態にある移動局に対し、制御チャネルを用いて
前記情報生成手段により生成された情報を通知する通知
手段とを備え、前記移動局は、前記選択した無線通信シ
ステムが、待ち受け状態にある無線通信システムと異な
る場合は、待ち受ける無線通信システムを前記選択した
無線通信システムに変更する構成を採る。
【0051】これにより、移動局が、無線通信システム
にアクセスした際に制御チャネルで通知される情報に基
づいて待ち受ける無線通信システムを選択すること、又
は待ち受け状態において制御チャネルで通知される情報
に基づいて待ち受ける無線通信システムを変更すること
ができるので、特定の無線通信システムへの制御信号集
中による制御チャネルの輻輳を回避し、各無線通信シス
テムで待ち受ける移動局比率の柔軟な変更が可能とな
る。また、移動局が確率的に無線通信システムの選択を
行うので、特定の移動局に無線通信システムの移行に伴
う負荷が集中する恐れを回避することができる。また、
各移動局群に無線通信システムの移行を通知する地点を
各々異なる地点に設定することによって、移動局の無線
通信システムの移行に伴うシステムへの負荷を位置的に
分散させることが可能となる。また、すべての移動局が
無線通信システムにアクセスした際に、予め定められた
無線通信システムの制御チャネルで通知される情報に基
づいて待ち受ける無線通信システムを選択することがで
きるので、各無線通信システムで待ち受ける移動局比率
の制御が容易となる。さらに、その無線通信システムを
通信容量が大きいシステムとすることによって、移動局
のシステム移行に伴う無線通信システムの負荷を軽減す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る移動通信システム
の概念を示す図である。
【図2】実施の形態1に係る移動通信システムにおける
移動局の概略を示す図である。
【図3】周波数帯Aの信号を取扱う基地局の概略を示す
図である。
【図4】周波数帯Bの信号を取扱う基地局の概略を示す
図である。
【図5】実施の形態1に係る移動通信システムにおける
移動局の動作を示すフローチャートである。
【図6】実施の形態1に係る移動通信システムにおける
移動局が記憶する情報を示す図である。
【図7】実施の形態1に係る移動通信システムにおい
て、とまり木チャネルで通知する情報を示す図である。
【図8】実施の形態1において、周波数帯Aで待ち受け
状態にある移動局の動作を示すフローチャートである。
【図9】実施の形態1において、周波数帯Bで待ち受け
状態にある移動局の動作を示すフローチャートである。
【図10】実施の形態1に係る移動通信システムにおい
て、制御チャネルで移動局に通知する情報を示す図であ
る。
【図11】とまり木チャネルのスキャンを行う周波数帯
が周波数帯Aに限定された移動局の記憶周波数帯を示す
図である。
【図12】とまり木チャネルのスキャンを行う周波数帯
が周波数帯Bに限定された移動局の記憶周波数帯を示す
図である。
【符号の説明】
101…基地局、101a…アンテナ、102…サービ
スエリア、103…基地局、103a…アンテナ、10
4…サービスエリア、105…ネットワーク、106…
移動局、106a…アンテナ、301…記憶周波数帯、
401…周波数帯移行確率、402…ビット、701…
周波数帯移行確率、702…ビット、801…無線部、
802…無線部、803…信号解析部、804…情報記
憶部、805…送信制御部、901…無線部、902…
信号解析部、903…第1送信制御部、904…第2送
信制御部、1001…無線部、1002…信号解析部、
1003…第1送信制御部、1004…第2送信制御
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小畑 和則 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 成瀬 直樹 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K027 AA11 CC08 EE00 5K067 AA12 BB04 DD15 EE02 EE06 EE10 EE16 EE63 JJ11 JJ21 JJ76

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局が複数の無線通信システムで通信
    可能な移動通信システムであって、 前記移動局は、 前記各無線通信システムで無線通信を行う通信手段と、 サービスエリア内に入った際にアクセスする無線通信シ
    ステムを記憶する記憶手段と、 いずれかの無線通信システムにアクセスした際に通知さ
    れる制御チャネルに含まれる情報に基づいて、前記複数
    の無線通信システムからいずれか一つの無線通信システ
    ムを選択する第1選択手段とを備え、 前記各無線通信システムは、 前記移動局がいずれか一つの無線通信システムを決定す
    るための情報を生成する情報生成手段と、 前記移動局がアクセスしてきた際、制御チャネルを用い
    て前記情報生成手段により生成された情報を前記移動局
    に通知する通知手段とを備え、 前記移動局は、前記選択した無線通信システムで待ち受
    け状態に移行することを特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 移動局が複数の無線通信システムで通信
    可能な移動通信システムであって、 前記移動局は、 前記各無線通信システムで無線通信を行う通信手段と、 待ち受け状態において、制御チャネルで通知される情報
    に基づいて、前記複数の無線通信システムからいずれか
    一つの無線通信システムを選択する第2選択手段と、 待ち受け状態において、待ち受ける無線通信システムを
    変更する変更手段とを備え、 前記各無線通信システムは、 前記移動局がいずれか一つの無線通信システムを決定す
    るための情報を生成する情報生成手段と、 前記待ち受け状態にある移動局に対し、制御チャネルを
    用いて前記情報生成手段により生成された情報を通知す
    る通知手段とを備え、 前記移動局は、前記選択した無線通信システムが、待ち
    受け状態にある無線通信システムと異なる場合は、待ち
    受ける無線通信システムを前記選択した無線通信システ
    ムに変更することを特徴とする移動通信システム。
  3. 【請求項3】 前記情報は、任意の数値を含んでおり、 前記移動局は、 一様乱数を生成する乱数生成手段と、 前記数値と前記生成された一様乱数とを組み合わせて演
    算を行う演算手段とを更に備えており、 前記演算結果に基づいて前記無線通信システムの選択を
    行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の移動
    通信システム。
  4. 【請求項4】 前記情報は、前記移動局が属する移動局
    群を指定する情報を含んでおり、 前記移動局は、 自らが属する移動局群を判断する判断手段を更に備え、 前記移動局群が指定されている場合にのみ前記無線通信
    システムの選択を行うことを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の移動通信システム。
  5. 【請求項5】 前記情報は、任意の数値と前記移動局が
    属する移動局群を指定する情報を含んでおり、 前記移動局は、 一様乱数を生成する乱数生成手段と、 前記数値と前記生成された一様乱数とを組み合わせて演
    算を行う演算手段と、 自らが属する移動局群を判断する判断手段とを更に備え
    ており、 前記移動局群が指定されている場合にのみ前記演算結果
    に基づいて前記無線通信システムの選択を行うことを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の移動通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、予め定められており、
    他の移動局と同一である無線通信システムを記憶するこ
    とを特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  7. 【請求項7】 通信容量が最大である無線通信システム
    が予め定められていることを特徴とする請求項6記載の
    移動通信システム。
  8. 【請求項8】 複数の無線通信システムで無線通信を行
    う通信手段と、 サービスエリア内に入った際にアクセスする無線通信シ
    ステムを記憶する記憶手段と、 いずれかの無線通信システムにアクセスした際に通知さ
    れる制御チャネルに含まれる情報に基づいて、前記複数
    の無線通信システムからいずれか一つの無線通信システ
    ムを選択する第1選択手段とを備えることを特徴とする
    移動局。
  9. 【請求項9】 複数の無線通信システムで無線通信を行
    う通信手段と、 待ち受け状態において、制御チャネルで通知される情報
    に基づいて、前記複数の無線通信システムからいずれか
    一つの無線通信システムを選択する第2選択手段と、 待ち受け状態において、待ち受ける無線通信システムを
    変更する変更手段とを備えることを特徴とする移動局。
  10. 【請求項10】 一様乱数を生成する乱数生成手段と、 任意の数値と前記生成された一様乱数とを組み合わせて
    演算を行う演算手段とを更に備えており、 前記演算結果に基づいて前記無線通信システムの選択を
    行うことを特徴とする請求項8又は請求項9記載の移動
    局。
  11. 【請求項11】 移動局が属する移動局群を指定する情
    報を含む制御チャネルを受信した際に自らが属する移動
    局群を判断する判断手段を更に備え、 前記移動局群が指定されている場合にのみ前記無線通信
    システムの選択を行うことを特徴とする請求項8又は請
    求項9記載の移動局。
  12. 【請求項12】 一様乱数を生成する乱数生成手段と、 任意の数値と前記生成された一様乱数とを組み合わせて
    演算を行う演算手段と、 移動局が属する移動局群を指定する情報を含む制御チャ
    ネルを受信した際に自らが属する移動局群を判断する判
    断手段とを更に備えており、 前記移動局群が指定されている場合にのみ前記演算結果
    に基づいて前記無線通信システムの選択を行うことを特
    徴とする請求項8又は請求項9記載の移動局。
  13. 【請求項13】 移動局がいずれか一つの無線通信シス
    テムを決定するための情報を生成する情報生成手段と、 制御チャネルを用いて前記情報生成手段により生成され
    た情報を前記移動局に通知する通知手段とを備えること
    を特徴とする基地局。
  14. 【請求項14】 前記情報は、任意の数値、又は前記移
    動局が属する移動局群を指定する情報の少なくとも一つ
    を含んでいることを特徴とする請求項13記載の基地
    局。
  15. 【請求項15】 請求項8から請求項12のいずれかに
    記載された移動局と、請求項13又は請求項14に記載
    された基地局とから構成された移動通信システム。
  16. 【請求項16】 移動局が複数の無線通信システムで通
    信可能な移動通信方法であって、 前記各無線通信システムが、前記移動局がいずれか一つ
    の無線通信システムを決定するための情報を生成する情
    報生成ステップと、前記移動局がアクセスしてきた際、
    制御チャネルを用いて前記生成された情報を前記移動局
    に通知する通知ステップとを含み、 前記移動局が、サービスエリア内に入った際にアクセス
    する無線通信システムを記憶する記憶ステップと、いず
    れかの無線通信システムにアクセスした際に通知される
    制御チャネルに含まれる情報に基づいて、前記複数の無
    線通信システムからいずれか一つの無線通信システムを
    選択する第1選択ステップと、前記選択した無線通信シ
    ステムで待ち受け状態に移行するステップを含むことを
    特徴とする移動通信方法。
  17. 【請求項17】 移動局が複数の無線通信システムで通
    信可能な移動通信方法であって、 前記各無線通信システムが、前記移動局がいずれか一つ
    の無線通信システムを決定するための情報を生成する情
    報生成ステップと、待ち受け状態にある移動局に対し、
    制御チャネルを用いて前記生成された情報を通知する通
    知ステップとを含み、 前記移動局が、待ち受け状態において、制御チャネルで
    通知される情報に基づいて、前記複数の無線通信システ
    ムからいずれか一つの無線通信システムを選択する第2
    選択ステップと、待ち受け状態において、待ち受ける無
    線通信システムを変更する変更ステップと、前記選択し
    た無線通信システムが、待ち受け状態にある無線通信シ
    ステムと異なる場合は、待ち受ける無線通信システムを
    前記選択した無線通信システムに変更するステップとを
    含むことを特徴とする移動通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2012524462A (ja) * 2009-04-17 2012-10-11 クゥアルコム・インコーポレイテッド マルチキャリアワイヤレス展開のための関連付けデータの周波数間インジケーション
JP2015005909A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 Kddi株式会社 遷移制御装置及び方法
JP2015529048A (ja) * 2012-07-18 2015-10-01 アルカテル−ルーセント ワイヤレス・ネットワークにおけるトラフィック再分配のための方法、装置、およびコンピュータ可読媒体

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