JPH099332A - 無線システムのセル切換方法 - Google Patents
無線システムのセル切換方法Info
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- JPH099332A JPH099332A JP7156236A JP15623695A JPH099332A JP H099332 A JPH099332 A JP H099332A JP 7156236 A JP7156236 A JP 7156236A JP 15623695 A JP15623695 A JP 15623695A JP H099332 A JPH099332 A JP H099332A
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- JP
- Japan
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- cell
- access point
- mobile station
- movement
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 有線ネットワークの負担を軽減して高速にセ
ルの切り換えを行うセル切換方法を提供する。 【構成】 移動局Iは、今まで属していたセルS1を構
成するアクセスポイントAP1のアドレスと自己のアド
レスとを含む情報信号を、新規に加入するセルS2を構
成するアクセスポイントAP2に送信する。アクセスポ
イントAP2は、情報信号に含まれる移動局のアドレス
と移動前のセルS1を構成するアクセスポイントのアド
レスとにより、移動局が移動を希望していることを知
り、アクセスポイントAP1に対して、移動局の登録削
除と移動局に関する蓄積情報の転送を依頼するセル移動
信号を、有線ネットワークCNを通じて送信し、アクセ
スポイントAP1は、これを受信すると、移動局のアド
レスを削除し、移動局に関する蓄積情報を、有線ネット
ワークを通じて、アクセスポイントAP2に対して送信
する。
ルの切り換えを行うセル切換方法を提供する。 【構成】 移動局Iは、今まで属していたセルS1を構
成するアクセスポイントAP1のアドレスと自己のアド
レスとを含む情報信号を、新規に加入するセルS2を構
成するアクセスポイントAP2に送信する。アクセスポ
イントAP2は、情報信号に含まれる移動局のアドレス
と移動前のセルS1を構成するアクセスポイントのアド
レスとにより、移動局が移動を希望していることを知
り、アクセスポイントAP1に対して、移動局の登録削
除と移動局に関する蓄積情報の転送を依頼するセル移動
信号を、有線ネットワークCNを通じて送信し、アクセ
スポイントAP1は、これを受信すると、移動局のアド
レスを削除し、移動局に関する蓄積情報を、有線ネット
ワークを通じて、アクセスポイントAP2に対して送信
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有線ネットワークを利
用した無線ローカルエリアネットワーク(Local
Area Network;LAN)における無線伝送
システムに関するものである。
用した無線ローカルエリアネットワーク(Local
Area Network;LAN)における無線伝送
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来例に係る有線ネットワーク
CNを利用した無線LANの無線システムを示す全体構
成図である。有線通信と無線通信の変換を行うアクセス
ポイントAP1,AP2は、その交信領域であるセルS
1,S2が、相互に重なるように配置する。そして、移
動局Iとの間の無線伝送方式として、スペクトラム拡散
通信方式を採用する場合には、隣接するアクセスポイン
トAP1,AP2の交信領域であるセルS1,S2との
間での電波の干渉を防ぐため、異なる拡散シーケンスを
選定する必要がある。。
CNを利用した無線LANの無線システムを示す全体構
成図である。有線通信と無線通信の変換を行うアクセス
ポイントAP1,AP2は、その交信領域であるセルS
1,S2が、相互に重なるように配置する。そして、移
動局Iとの間の無線伝送方式として、スペクトラム拡散
通信方式を採用する場合には、隣接するアクセスポイン
トAP1,AP2の交信領域であるセルS1,S2との
間での電波の干渉を防ぐため、異なる拡散シーケンスを
選定する必要がある。。
【0003】スペクトラム拡散通信方式としては、周波
数ホッピング方式(SS−FH)と、直接拡散方式(S
S−DS)の2つに大別できる。周波数ホッピング方式
は、時間と共に、使用する周波数を順次変化させること
により、周波数が拡散されたような状態とするもので、
アクセスポイントAP1,AP2と、アクセスポイント
AP1,AP2が構成するセルS1,S2内の移動局I
が、同期して周波数を変化させる必要がある。このた
め、アクセスポイントAP1,AP2は、自己のセルS
1,S2内に存在する移動局Iに対して同期のための信
号であるビーコン信号を送信する。このビーコン信号に
は、自己が使用している、周波数の変化のパターンを示
すホッピングパターン情報と、周波数の変化のタイミン
グを示すホップ情報とを含んでおり、新規の移動局Iで
あっても、このビーコン信号を受信することにより無線
通信を行うことができる。
数ホッピング方式(SS−FH)と、直接拡散方式(S
S−DS)の2つに大別できる。周波数ホッピング方式
は、時間と共に、使用する周波数を順次変化させること
により、周波数が拡散されたような状態とするもので、
アクセスポイントAP1,AP2と、アクセスポイント
AP1,AP2が構成するセルS1,S2内の移動局I
が、同期して周波数を変化させる必要がある。このた
め、アクセスポイントAP1,AP2は、自己のセルS
1,S2内に存在する移動局Iに対して同期のための信
号であるビーコン信号を送信する。このビーコン信号に
は、自己が使用している、周波数の変化のパターンを示
すホッピングパターン情報と、周波数の変化のタイミン
グを示すホップ情報とを含んでおり、新規の移動局Iで
あっても、このビーコン信号を受信することにより無線
通信を行うことができる。
【0004】直接拡散方式は、送信データに対して、よ
り高速の拡散符号を重畳することにより、周波数(スペ
クトラム)的に拡散するものであり、受信側では、拡散
符号に同期してこれを取り除くことによって受信を行う
ものである。この方式では、一般に、同一のセルS1,
S2内では同一の拡散符号が用いられ、無線通信は、拡
散符号に同期して行われるため、周波数ホッピング方式
のようなビーコン信号は必要としない。しかし、新規の
移動局Iに対して、そのセルS1,S2で使用している
拡散符号を知らせる必要があり、情報の通信が無い場合
においても、一定の周期で電波を発射している。
り高速の拡散符号を重畳することにより、周波数(スペ
クトラム)的に拡散するものであり、受信側では、拡散
符号に同期してこれを取り除くことによって受信を行う
ものである。この方式では、一般に、同一のセルS1,
S2内では同一の拡散符号が用いられ、無線通信は、拡
散符号に同期して行われるため、周波数ホッピング方式
のようなビーコン信号は必要としない。しかし、新規の
移動局Iに対して、そのセルS1,S2で使用している
拡散符号を知らせる必要があり、情報の通信が無い場合
においても、一定の周期で電波を発射している。
【0005】移動局Iは、上述のような構成のセルS
1,S2の中を移動することになり、移動の際に問題と
なるのが、移動局Iが、あるセルの領域から別のセルの
領域へ移動した場合のセルの切り換えである。図6は、
従来例に係る移動局Iの移動に伴うセルS1,S2の切
換動作を示すフローチャートである。図5に示すよう
に、移動局Iが、セルS1の領域から、セルS2の領域
の境界に達したとする。この時、移動局Iは、セルS1
を構成するアクセスポイントAP1から遠ざかるため、
アクセスポイントAP1からの信号の受信態様が劣化す
る。この劣化は、受信信号の強度に表れたり、データの
場合にはビット誤り率等に表れたりする。この劣化が一
定のレベルに達したとき、移動局IはセルS1の領域の
周辺に来たと判断して、別のセルを探す動作を開始す
る。この動作は、周波数ホッピング方式の場合には、別
の周波数チャネルを探すことになるし、直接拡散方式の
場合には、別の拡散符号を探すことになる。
1,S2の中を移動することになり、移動の際に問題と
なるのが、移動局Iが、あるセルの領域から別のセルの
領域へ移動した場合のセルの切り換えである。図6は、
従来例に係る移動局Iの移動に伴うセルS1,S2の切
換動作を示すフローチャートである。図5に示すよう
に、移動局Iが、セルS1の領域から、セルS2の領域
の境界に達したとする。この時、移動局Iは、セルS1
を構成するアクセスポイントAP1から遠ざかるため、
アクセスポイントAP1からの信号の受信態様が劣化す
る。この劣化は、受信信号の強度に表れたり、データの
場合にはビット誤り率等に表れたりする。この劣化が一
定のレベルに達したとき、移動局IはセルS1の領域の
周辺に来たと判断して、別のセルを探す動作を開始す
る。この動作は、周波数ホッピング方式の場合には、別
の周波数チャネルを探すことになるし、直接拡散方式の
場合には、別の拡散符号を探すことになる。
【0006】移動局Iにおいて、今まで利用してきたセ
ルS1より受信状態の良いセルS2が検出できた場合に
は、移動局Iは、アクセスポイントAP1,AP2に対
して自己が使用するセル(セルS1からセルS2へ)を
切り換えることを知らせる必要がある。なぜならば、移
動局Iは、特定のアクセスポイントAP1,AP2を通
じて、有線ネットワークCNとの交信を行うので、有線
ネットワークCNに対して使用しているアクセスポイン
トAP1,AP2を知らせる必要があるからである。こ
の知らせる方法としては、移動局I固有のアドレスを移
動前のセルS1を構成しているアクセスポイントAP1
に知らせる方法と、移動局I固有のアドレスを移動後の
セルS2を構成しているアクセスポイントAP2に知ら
せる方法の2つがある。
ルS1より受信状態の良いセルS2が検出できた場合に
は、移動局Iは、アクセスポイントAP1,AP2に対
して自己が使用するセル(セルS1からセルS2へ)を
切り換えることを知らせる必要がある。なぜならば、移
動局Iは、特定のアクセスポイントAP1,AP2を通
じて、有線ネットワークCNとの交信を行うので、有線
ネットワークCNに対して使用しているアクセスポイン
トAP1,AP2を知らせる必要があるからである。こ
の知らせる方法としては、移動局I固有のアドレスを移
動前のセルS1を構成しているアクセスポイントAP1
に知らせる方法と、移動局I固有のアドレスを移動後の
セルS2を構成しているアクセスポイントAP2に知ら
せる方法の2つがある。
【0007】いずれにしても、移動局Iからの信号を受
信したアクセスポイントAP1,AP2は、有線ネット
ワークCNを利用して、移動前に移動局Iが所属してい
たセルS1(若しくは、移動局Iが移動後に所属するセ
ルS2)を構成しているアクセスポイントAP1(若し
くは、アクセスポイントAP2)を有線ネットワークC
N上で探し出し、移動局Iの登録を変更する必要があ
る。この為、移動局Iからのセル移動信号を受信したア
クセスポイントAP1またはアクセスポイントAP2
は、有線ネットワークCN上に該当するアクセスポイン
トAP1,AP2を発見するための、相手先無指定の問
い合わせ信号を送信することになる。そして、この問い
合わせ信号に対するアクセスポイントAP1またはアク
セスポイントAP2からの信号を受信し、応答内容を判
断することにより該当するアクセスポイントAP1,A
P2のアドレスを知ることができる。
信したアクセスポイントAP1,AP2は、有線ネット
ワークCNを利用して、移動前に移動局Iが所属してい
たセルS1(若しくは、移動局Iが移動後に所属するセ
ルS2)を構成しているアクセスポイントAP1(若し
くは、アクセスポイントAP2)を有線ネットワークC
N上で探し出し、移動局Iの登録を変更する必要があ
る。この為、移動局Iからのセル移動信号を受信したア
クセスポイントAP1またはアクセスポイントAP2
は、有線ネットワークCN上に該当するアクセスポイン
トAP1,AP2を発見するための、相手先無指定の問
い合わせ信号を送信することになる。そして、この問い
合わせ信号に対するアクセスポイントAP1またはアク
セスポイントAP2からの信号を受信し、応答内容を判
断することにより該当するアクセスポイントAP1,A
P2のアドレスを知ることができる。
【0008】この様にして、処理すべき相手先のアドレ
スを知ったアクセスポイントAP1,AP2は、その後
の必要な処理を行うことになる。例えば、移動後のセル
S2を構成するアクセスポイントAP2が移動局Iから
のセル移動信号を受信する方法の場合、上述の方法によ
り移動前のセルS1を構成するアクセスポイントAP1
を発見した後に、移動局Iが移動してきたことを移動前
のアクセスポイントAP1に知らせると共に、自己にも
登録する。また、移動前のアクセスポイントAP1が移
動局Iに対するメッセージ等を記憶している場合には、
これらを有線ネットワークCNを通じて転送するような
処理も必要となる。
スを知ったアクセスポイントAP1,AP2は、その後
の必要な処理を行うことになる。例えば、移動後のセル
S2を構成するアクセスポイントAP2が移動局Iから
のセル移動信号を受信する方法の場合、上述の方法によ
り移動前のセルS1を構成するアクセスポイントAP1
を発見した後に、移動局Iが移動してきたことを移動前
のアクセスポイントAP1に知らせると共に、自己にも
登録する。また、移動前のアクセスポイントAP1が移
動局Iに対するメッセージ等を記憶している場合には、
これらを有線ネットワークCNを通じて転送するような
処理も必要となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な無線伝送システムにおいては、移動局Iがセル間を移
動した場合に、必ず移動前(若しくは移動後)のセルS
1,S2を構成するアクセスポイントAP1,AP2を
探すために、相手先無指定の問い合わせ信号を送出する
必要があり、この問い合わせ信号は有線ネットワークC
Nに接続されている全てのアクセスポイントにおいて受
信され、かつ、全てのアクセスポイントから返信が帰っ
てくることになる。従って、この時点においては、有線
ネットワークCN上に非常に多くのパケットが伝送され
ることになり、有線ネットワークCNとしての負担が大
きくなる。
な無線伝送システムにおいては、移動局Iがセル間を移
動した場合に、必ず移動前(若しくは移動後)のセルS
1,S2を構成するアクセスポイントAP1,AP2を
探すために、相手先無指定の問い合わせ信号を送出する
必要があり、この問い合わせ信号は有線ネットワークC
Nに接続されている全てのアクセスポイントにおいて受
信され、かつ、全てのアクセスポイントから返信が帰っ
てくることになる。従って、この時点においては、有線
ネットワークCN上に非常に多くのパケットが伝送され
ることになり、有線ネットワークCNとしての負担が大
きくなる。
【0010】また、この移動時の処理時間は、そのまま
移動局Iが移動可能な最大速度を規定することになるた
め、可能な限り高速化できることが望ましいが、多くの
パケットを処理する必要があるため、高速化できないと
いう問題があった。
移動局Iが移動可能な最大速度を規定することになるた
め、可能な限り高速化できることが望ましいが、多くの
パケットを処理する必要があるため、高速化できないと
いう問題があった。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、有線ネットワークの
負担を軽減して高速にセルの切り換えを行うことのでき
る無線システムのセル切換方法を提供することにある。
であり、その目的とするところは、有線ネットワークの
負担を軽減して高速にセルの切り換えを行うことのでき
る無線システムのセル切換方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
有線通信と無線通信との変換を行う複数のアクセスポイ
ントを、隣接する前記アクセスポイントの交信領域であ
るセルが一部重複するような配置にて有線ネットワーク
に接続し、移動局との間でスペクトラム拡散通信方式を
用いて無線通信を行い、前記移動局が、前記セル間を移
動したときの前記セルの切り換えを行う無線システムの
セル切換方法において、前記移動局は、移動後のセルを
構成する前記アクセスポイントに対して、自己のアドレ
スと、移動前のセルを構成するアクセスポイントのアド
レスとを含む情報信号を送信し、該情報信号を受信した
アクセスポイントは、前記情報信号の内容に基づいて、
移動前のセルを構成するアクセスポイントのアドレスを
検出し、前記移動後のセルを構成するアクセスポイント
は、前記移動前のセルを構成するアクセスポイントに対
して、検出した前記アドレスを指定して、前記有線ネッ
トワークを通じて前記移動局が前記セルを移動したこと
を知らせるセル移動信号を送信し、該セル移動信号を受
信したアクセスポイントは、前記移動局に関する蓄積情
報を、前記移動後のセルを構成するアクセスポイントに
対して、有線ネットワークを通じて送信するようにした
ことを特徴とするものである。
有線通信と無線通信との変換を行う複数のアクセスポイ
ントを、隣接する前記アクセスポイントの交信領域であ
るセルが一部重複するような配置にて有線ネットワーク
に接続し、移動局との間でスペクトラム拡散通信方式を
用いて無線通信を行い、前記移動局が、前記セル間を移
動したときの前記セルの切り換えを行う無線システムの
セル切換方法において、前記移動局は、移動後のセルを
構成する前記アクセスポイントに対して、自己のアドレ
スと、移動前のセルを構成するアクセスポイントのアド
レスとを含む情報信号を送信し、該情報信号を受信した
アクセスポイントは、前記情報信号の内容に基づいて、
移動前のセルを構成するアクセスポイントのアドレスを
検出し、前記移動後のセルを構成するアクセスポイント
は、前記移動前のセルを構成するアクセスポイントに対
して、検出した前記アドレスを指定して、前記有線ネッ
トワークを通じて前記移動局が前記セルを移動したこと
を知らせるセル移動信号を送信し、該セル移動信号を受
信したアクセスポイントは、前記移動局に関する蓄積情
報を、前記移動後のセルを構成するアクセスポイントに
対して、有線ネットワークを通じて送信するようにした
ことを特徴とするものである。
【0013】請求項2記載の発明は、有線通信と無線通
信との変換を行う複数のアクセスポイントを、隣接する
前記アクセスポイントの交信領域であるセルが一部重複
するような配置にて有線ネットワークに接続し、移動局
との間でスペクトラム拡散通信方式を用いて無線通信を
行い、前記移動局が、前記セル間を移動したときの前記
セルの切り換えを行う無線システムのセル切換方法にお
いて、前記移動局は、前記セルの一部重複する部分にき
たときに、移動前のセルを構成する前記アクセスポイン
トに対して、自己のアドレスと、移動後のセルを構成す
るアクセスポイントのアドレスとを含む情報信号を送信
し、該情報信号を受信したアクセスポイントは、前記情
報信号の内容に基づいて、移動後のセルを構成するアク
セスポイントのアドレスを検出し、前記移動前のセルを
構成するアクセスポイントは、前記移動後のセルを構成
するアクセスポイントに対して、検出した前記アドレス
を指定して、前記有線ネットワークを通じて前記移動局
が前記セルを移動したことを知らせるセル移動信号と前
記移動局に関する蓄積情報とを、有線ネットワークを通
じて送信するようにしたことを特徴とするものである。
信との変換を行う複数のアクセスポイントを、隣接する
前記アクセスポイントの交信領域であるセルが一部重複
するような配置にて有線ネットワークに接続し、移動局
との間でスペクトラム拡散通信方式を用いて無線通信を
行い、前記移動局が、前記セル間を移動したときの前記
セルの切り換えを行う無線システムのセル切換方法にお
いて、前記移動局は、前記セルの一部重複する部分にき
たときに、移動前のセルを構成する前記アクセスポイン
トに対して、自己のアドレスと、移動後のセルを構成す
るアクセスポイントのアドレスとを含む情報信号を送信
し、該情報信号を受信したアクセスポイントは、前記情
報信号の内容に基づいて、移動後のセルを構成するアク
セスポイントのアドレスを検出し、前記移動前のセルを
構成するアクセスポイントは、前記移動後のセルを構成
するアクセスポイントに対して、検出した前記アドレス
を指定して、前記有線ネットワークを通じて前記移動局
が前記セルを移動したことを知らせるセル移動信号と前
記移動局に関する蓄積情報とを、有線ネットワークを通
じて送信するようにしたことを特徴とするものである。
【0014】請求項3記載の発明は、有線通信と無線通
信との変換を行う複数のアクセスポイントを、隣接する
前記アクセスポイントの交信領域であるセルが一部重複
するような配置にて有線ネットワークに接続し、移動局
との間でスペクトラム拡散通信方式を用いて無線通信を
行い、前記移動局が、前記セル間を移動したときの前記
セルの切り換えを行う無線システムのセル切換方法にお
いて、前記アクセスポイントに、他のアクセスポイント
が用いている拡散パターンと他のアクセスポイントのア
ドレスとの対応関係を記憶させ、前記移動局は、移動後
のセルを構成する前記アクセスポイントに対して、自己
のアドレスと、移動前のセルを構成するアクセスポイン
トの拡散パターンとを含む情報信号を送信し、該情報信
号を受信したアクセスポイントは、前記情報信号に含ま
れている拡散パターンに基づいて、自己が記憶している
前記拡散パターンにより、前記移動前のセルを構成する
アクセスポイントのアドレスを検出し、前記移動後のセ
ルを構成するアクセスポイントは、前記移動前のセルを
構成するアクセスポイントに対して、検出した前記アド
レスを指定して、前記有線ネットワークを通じて前記移
動局が前記セルを移動したことを知らせるセル移動信号
を送信し、該セル移動信号を受信したアクセスポイント
は、前記移動局に関する蓄積情報を、前記移動後のセル
を構成するアクセスポイントに対して、有線ネットワー
クを通じて送信するようにしたことを特徴とするもので
ある。
信との変換を行う複数のアクセスポイントを、隣接する
前記アクセスポイントの交信領域であるセルが一部重複
するような配置にて有線ネットワークに接続し、移動局
との間でスペクトラム拡散通信方式を用いて無線通信を
行い、前記移動局が、前記セル間を移動したときの前記
セルの切り換えを行う無線システムのセル切換方法にお
いて、前記アクセスポイントに、他のアクセスポイント
が用いている拡散パターンと他のアクセスポイントのア
ドレスとの対応関係を記憶させ、前記移動局は、移動後
のセルを構成する前記アクセスポイントに対して、自己
のアドレスと、移動前のセルを構成するアクセスポイン
トの拡散パターンとを含む情報信号を送信し、該情報信
号を受信したアクセスポイントは、前記情報信号に含ま
れている拡散パターンに基づいて、自己が記憶している
前記拡散パターンにより、前記移動前のセルを構成する
アクセスポイントのアドレスを検出し、前記移動後のセ
ルを構成するアクセスポイントは、前記移動前のセルを
構成するアクセスポイントに対して、検出した前記アド
レスを指定して、前記有線ネットワークを通じて前記移
動局が前記セルを移動したことを知らせるセル移動信号
を送信し、該セル移動信号を受信したアクセスポイント
は、前記移動局に関する蓄積情報を、前記移動後のセル
を構成するアクセスポイントに対して、有線ネットワー
クを通じて送信するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0015】請求項4記載の発明は、有線通信と無線通
信との変換を行う複数のアクセスポイントを、隣接する
前記アクセスポイントの交信領域であるセルが一部重複
するような配置にて有線ネットワークに接続し、移動局
との間でスペクトラム拡散通信方式を用いて無線通信を
行い、前記移動局が、前記セル間を移動したときの前記
セルの切り換えを行う無線システムのセル切換方法にお
いて、前記アクセスポイントに、他のアクセスポイント
が用いている拡散パターンと前記アクセスポイントのア
ドレスとの対応関係を記憶させ、前記移動局は、前記セ
ルの一部重複する部分にきたときに、移動前のセルを構
成する前記アクセスポイントに対して、自己のアドレス
と、移動後のセルを構成するアクセスポイントの拡散パ
ターンとを含む情報信号を送信し、該情報信号を受信し
たアクセスポイントは、前記情報信号に含まれている拡
散パターンに基づいて、自己が記憶している前記拡散パ
ターンにより、前記移動後のセルを構成するアクセスポ
イントのアドレスを検出し、前記移動前のセルを構成す
るアクセスポイントは、前記移動後のセルを構成するア
クセスポイントに対して、検出した前記アドレスを指定
して、前記有線ネットワークを通じて前記移動局が前記
セルを移動したことを知らせるセル移動信号と前記移動
局に関する蓄積情報とを、有線ネットワークを通じて送
信するようにしたことを特徴とするものである。
信との変換を行う複数のアクセスポイントを、隣接する
前記アクセスポイントの交信領域であるセルが一部重複
するような配置にて有線ネットワークに接続し、移動局
との間でスペクトラム拡散通信方式を用いて無線通信を
行い、前記移動局が、前記セル間を移動したときの前記
セルの切り換えを行う無線システムのセル切換方法にお
いて、前記アクセスポイントに、他のアクセスポイント
が用いている拡散パターンと前記アクセスポイントのア
ドレスとの対応関係を記憶させ、前記移動局は、前記セ
ルの一部重複する部分にきたときに、移動前のセルを構
成する前記アクセスポイントに対して、自己のアドレス
と、移動後のセルを構成するアクセスポイントの拡散パ
ターンとを含む情報信号を送信し、該情報信号を受信し
たアクセスポイントは、前記情報信号に含まれている拡
散パターンに基づいて、自己が記憶している前記拡散パ
ターンにより、前記移動後のセルを構成するアクセスポ
イントのアドレスを検出し、前記移動前のセルを構成す
るアクセスポイントは、前記移動後のセルを構成するア
クセスポイントに対して、検出した前記アドレスを指定
して、前記有線ネットワークを通じて前記移動局が前記
セルを移動したことを知らせるセル移動信号と前記移動
局に関する蓄積情報とを、有線ネットワークを通じて送
信するようにしたことを特徴とするものである。
【0016】請求項5記載の発明は、前記有線ネットワ
ークに、全ての前記アクセスポイントの拡散パターン情
報と前記アクセスポイントのアドレスとの対応関係を記
憶するネットワーク管理装置を接続し、該ネットワーク
管理装置に記憶されている情報を、前記アクセスポイン
トからの問い合わせ信号を用いて抽出し、他のアクセス
ポイントのアドレスを検出するようにしたことを特徴と
するものである。
ークに、全ての前記アクセスポイントの拡散パターン情
報と前記アクセスポイントのアドレスとの対応関係を記
憶するネットワーク管理装置を接続し、該ネットワーク
管理装置に記憶されている情報を、前記アクセスポイン
トからの問い合わせ信号を用いて抽出し、他のアクセス
ポイントのアドレスを検出するようにしたことを特徴と
するものである。
【0017】
【作用】請求項1または請求項3記載の発明は、有線通
信と無線通信との変換を行う複数のアクセスポイント
を、隣接するアクセスポイントの交信領域であるセルが
一部重複するような配置にて有線ネットワークに接続
し、移動局との間でスペクトラム拡散通信方式を用いて
無線通信を行い、移動局が、セル間を移動したときのセ
ルの切り換えを行う無線システムのセル切換方法におい
て、移動後のセルを構成するアクセスポイントは、移動
局から送信される移動前のセルを構成するアクセスポイ
ントのアドレス若しくは移動前のセルを構成するアクセ
スポイントで用いられている拡散パターンを含む情報信
号の内容に基づいて、移動前のセルを構成するアクセス
ポイントのアドレスを検出し、移動前のセルを構成する
アクセスポイントに対して、検出したアドレスを指定し
て、有線ネットワークを通じてセル移動信号を送信し、
セル移動信号を受信したアクセスポイントは、移動した
移動局に関する蓄積情報を、移動後のセルを構成するア
クセスポイントに対して、有線ネットワークを通じて送
信するようにしており、有線ネットワーク上へ相手先無
指定の信号を送信する必要がなく、有線ネットワークを
効率よく利用することができる。
信と無線通信との変換を行う複数のアクセスポイント
を、隣接するアクセスポイントの交信領域であるセルが
一部重複するような配置にて有線ネットワークに接続
し、移動局との間でスペクトラム拡散通信方式を用いて
無線通信を行い、移動局が、セル間を移動したときのセ
ルの切り換えを行う無線システムのセル切換方法におい
て、移動後のセルを構成するアクセスポイントは、移動
局から送信される移動前のセルを構成するアクセスポイ
ントのアドレス若しくは移動前のセルを構成するアクセ
スポイントで用いられている拡散パターンを含む情報信
号の内容に基づいて、移動前のセルを構成するアクセス
ポイントのアドレスを検出し、移動前のセルを構成する
アクセスポイントに対して、検出したアドレスを指定し
て、有線ネットワークを通じてセル移動信号を送信し、
セル移動信号を受信したアクセスポイントは、移動した
移動局に関する蓄積情報を、移動後のセルを構成するア
クセスポイントに対して、有線ネットワークを通じて送
信するようにしており、有線ネットワーク上へ相手先無
指定の信号を送信する必要がなく、有線ネットワークを
効率よく利用することができる。
【0018】請求項2または請求項4記載の発明は、有
線通信と無線通信との変換を行う複数のアクセスポイン
トを、隣接するアクセスポイントの交信領域であるセル
が一部重複するような配置にて有線ネットワークに接続
し、移動局との間でスペクトラム拡散通信方式を用いて
無線通信を行い、移動局が、セル間を移動したときのセ
ルの切り換えを行う無線システムのセル切換方法におい
て、移動前のセルを構成するアクセスポイントは、移動
局から送信される移動後のセルを構成するアクセスポイ
ントのアドレス若しくは移動後のセルを構成するアクセ
スポイントで用いられている拡散パターンを含む情報信
号の内容に基づいて、移動後のセルを構成するアクセス
ポイントのアドレスを検出し、移動後のセルを構成する
アクセスポイントに対して、検出したアドレスを指定し
て、有線ネットワークを通じてセル移動信号と移動した
移動局に関する蓄積情報とを、有線ネットワークを通じ
て送信するようにしており、有線ネットワーク上へ相手
先無指定の信号を送信する必要がなく、有線ネットワー
クを効率よく利用することができる。
線通信と無線通信との変換を行う複数のアクセスポイン
トを、隣接するアクセスポイントの交信領域であるセル
が一部重複するような配置にて有線ネットワークに接続
し、移動局との間でスペクトラム拡散通信方式を用いて
無線通信を行い、移動局が、セル間を移動したときのセ
ルの切り換えを行う無線システムのセル切換方法におい
て、移動前のセルを構成するアクセスポイントは、移動
局から送信される移動後のセルを構成するアクセスポイ
ントのアドレス若しくは移動後のセルを構成するアクセ
スポイントで用いられている拡散パターンを含む情報信
号の内容に基づいて、移動後のセルを構成するアクセス
ポイントのアドレスを検出し、移動後のセルを構成する
アクセスポイントに対して、検出したアドレスを指定し
て、有線ネットワークを通じてセル移動信号と移動した
移動局に関する蓄積情報とを、有線ネットワークを通じ
て送信するようにしており、有線ネットワーク上へ相手
先無指定の信号を送信する必要がなく、有線ネットワー
クを効率よく利用することができる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項3または請
求項4記載の無線システムのセル切換方法において、有
線ネットワークに、全てのアクセスポイントの拡散パタ
ーン情報と全てのアクセスポイントのアドレスとの対応
関係を記憶するネットワーク管理装置を接続し、ネット
ワーク管理装置に記憶されている情報を、アクセスポイ
ントからの問い合わせ信号を用いて抽出し、他のアクセ
スポイントのアドレスを検出するようにしており、各ア
クセスポイントに、他のアクセスポイントの拡散パター
ンとアドレスとの対応関係を記憶させる必要がなくな
り、アクセスポイントの負担を軽減することができる。
求項4記載の無線システムのセル切換方法において、有
線ネットワークに、全てのアクセスポイントの拡散パタ
ーン情報と全てのアクセスポイントのアドレスとの対応
関係を記憶するネットワーク管理装置を接続し、ネット
ワーク管理装置に記憶されている情報を、アクセスポイ
ントからの問い合わせ信号を用いて抽出し、他のアクセ
スポイントのアドレスを検出するようにしており、各ア
クセスポイントに、他のアクセスポイントの拡散パター
ンとアドレスとの対応関係を記憶させる必要がなくな
り、アクセスポイントの負担を軽減することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
き説明する。図1は、本発明の一実施例に係る無線シス
テムを示す全体構成図であり、図2は、本実施例に係る
無線システムのセル切換動作を示すフローチャートであ
る。有線通信と無線通信の変換を行うアクセスポイント
AP1,AP2は、その交信領域であるセルS1,S2
が、相互に重なるような配置にて、有線ネットワークC
Nに接続され、移動局Iとの間で、スペクトラム拡散方
式の周波数ホッピング方式を用いて無線通信を行う。
き説明する。図1は、本発明の一実施例に係る無線シス
テムを示す全体構成図であり、図2は、本実施例に係る
無線システムのセル切換動作を示すフローチャートであ
る。有線通信と無線通信の変換を行うアクセスポイント
AP1,AP2は、その交信領域であるセルS1,S2
が、相互に重なるような配置にて、有線ネットワークC
Nに接続され、移動局Iとの間で、スペクトラム拡散方
式の周波数ホッピング方式を用いて無線通信を行う。
【0021】以下、本実施例の動作について説明する。
なお、説明の便宜上、移動局IがセルS1の領域からセ
ルS2の領域へ移動した場合について説明する。移動局
Iは、アクセスポイントAP1の形成するセルS1の交
信の安定した場所では、通常の交信状態にある。そし
て、セルS1の境界に達しているか否かを判定する処理
を定期的に行っている。この境界に達しているか否かの
判定は、移動局Iの受信している無線信号の電力によっ
ても可能であるし、また、受信信号をデータとして復調
した場合におけるデータの誤り率によっても判定するこ
とができる。
なお、説明の便宜上、移動局IがセルS1の領域からセ
ルS2の領域へ移動した場合について説明する。移動局
Iは、アクセスポイントAP1の形成するセルS1の交
信の安定した場所では、通常の交信状態にある。そし
て、セルS1の境界に達しているか否かを判定する処理
を定期的に行っている。この境界に達しているか否かの
判定は、移動局Iの受信している無線信号の電力によっ
ても可能であるし、また、受信信号をデータとして復調
した場合におけるデータの誤り率によっても判定するこ
とができる。
【0022】つまり、受信信号の電力等の基準を記憶し
ておき、このような基準によって、測定値が基準値より
も劣化した場合には、セルS1の境界に達していると判
定して、別のより交信状態の良いセル(本実施例におい
てはセルS2)を探す処理に入る。この処理は、セルS
1,S2を分離している手段によって異なり、周波数ホ
ッピング方式を使用している場合には、別の周波数で送
信されているビーコン信号を受信することにより行い、
直接拡散方式を使用している場合には、別の拡散符号を
使用した信号を受信することにより行う。どちらの場合
においても、受信した信号と現状のセルS1の交信状態
とを比較し、別のセルS2からの信号の方がより交信状
態が良い場合には、セルの切換動作を開始する。
ておき、このような基準によって、測定値が基準値より
も劣化した場合には、セルS1の境界に達していると判
定して、別のより交信状態の良いセル(本実施例におい
てはセルS2)を探す処理に入る。この処理は、セルS
1,S2を分離している手段によって異なり、周波数ホ
ッピング方式を使用している場合には、別の周波数で送
信されているビーコン信号を受信することにより行い、
直接拡散方式を使用している場合には、別の拡散符号を
使用した信号を受信することにより行う。どちらの場合
においても、受信した信号と現状のセルS1の交信状態
とを比較し、別のセルS2からの信号の方がより交信状
態が良い場合には、セルの切換動作を開始する。
【0023】移動局Iは、今まで属していたセルS1を
構成するアクセスポイントAP1のアドレスと自己のア
ドレスとを含む情報信号を、新規に加入するセルS2を
構成するアクセスポイントAP2に対して送信する。
構成するアクセスポイントAP1のアドレスと自己のア
ドレスとを含む情報信号を、新規に加入するセルS2を
構成するアクセスポイントAP2に対して送信する。
【0024】情報信号を受信したアクセスポイントAP
2は、情報信号に含まれる移動局Iのアドレスと移動前
のセルS1を構成するアクセスポイントAP1のアドレ
スとにより、移動局IがアクセスポイントAP1の領域
から移動を希望していることを知ることができる。
2は、情報信号に含まれる移動局Iのアドレスと移動前
のセルS1を構成するアクセスポイントAP1のアドレ
スとにより、移動局IがアクセスポイントAP1の領域
から移動を希望していることを知ることができる。
【0025】そして、アクセスポイントAP2は、アク
セスポイントAP1に対して、移動局Iの登録削除と移
動局Iに関する蓄積情報の転送を依頼するセル移動信号
を、有線ネットワークCNを通じて送信する。
セスポイントAP1に対して、移動局Iの登録削除と移
動局Iに関する蓄積情報の転送を依頼するセル移動信号
を、有線ネットワークCNを通じて送信する。
【0026】アクセスポイントAP1は、有線ネットワ
ークCNを通じてセル移動信号を受信すると、自己の領
域に存在すると記憶していた移動局Iのアドレスを削除
し、移動局Iに関する蓄積情報を有線ネットワークCN
を通じて、アクセスポイントAP2に対して送信する。
ークCNを通じてセル移動信号を受信すると、自己の領
域に存在すると記憶していた移動局Iのアドレスを削除
し、移動局Iに関する蓄積情報を有線ネットワークCN
を通じて、アクセスポイントAP2に対して送信する。
【0027】アクセスポイントAP2は、アクセスポイ
ントAP1から有線ネットワークCNを通じて蓄積情報
を受信すると、セルS2への移動が完了したことを知ら
せるために、移動局Iに対して、自己のネットワークに
接続されたことを知らせる信号を送信する。
ントAP1から有線ネットワークCNを通じて蓄積情報
を受信すると、セルS2への移動が完了したことを知ら
せるために、移動局Iに対して、自己のネットワークに
接続されたことを知らせる信号を送信する。
【0028】従って、上述のような処理が行われること
により、従来の処理に必要であった相手先無指定の問い
合わせ信号を送信する必要がなくなり、処理の簡略化を
実現することができる。
により、従来の処理に必要であった相手先無指定の問い
合わせ信号を送信する必要がなくなり、処理の簡略化を
実現することができる。
【0029】なお、上述の実施例において、全てのアク
セスポイントに、有線ネットワークCNに接続されてい
る全てのアクセスポイントのアドレスと全てのアクセス
ポイントで用いている拡散パターンとの対応関係を記憶
させ、移動局Iからの情報信号に、今まで属していたセ
ルS1を構成するアクセスポイントAP1のアドレスの
代わりに拡散パターンを含ませ、情報信号を受信したア
クセスポイントAP2は、自己が記憶している拡散パタ
ーンとアドレスの対応関係により、移動局Iが今まで属
していたセルS1を構成するアクセスポイントAP1の
アドレスを検出するようにしても良い。
セスポイントに、有線ネットワークCNに接続されてい
る全てのアクセスポイントのアドレスと全てのアクセス
ポイントで用いている拡散パターンとの対応関係を記憶
させ、移動局Iからの情報信号に、今まで属していたセ
ルS1を構成するアクセスポイントAP1のアドレスの
代わりに拡散パターンを含ませ、情報信号を受信したア
クセスポイントAP2は、自己が記憶している拡散パタ
ーンとアドレスの対応関係により、移動局Iが今まで属
していたセルS1を構成するアクセスポイントAP1の
アドレスを検出するようにしても良い。
【0030】図3は、本発明の他の実施例に係る無線シ
ステムを示す全体構成図であり、図4は、本実施例に係
る無線システムのセル切換動作を示すフローチャートで
ある。
ステムを示す全体構成図であり、図4は、本実施例に係
る無線システムのセル切換動作を示すフローチャートで
ある。
【0031】以下、本実施例に動作について説明する。
なお、説明の便宜上、移動局IがセルS1の領域からセ
ルS2の領域へ移動した場合について説明する。また、
セル切換動作を開始するまでは、上述の実施例と同様で
あるので、ここでは説明を省略する。
なお、説明の便宜上、移動局IがセルS1の領域からセ
ルS2の領域へ移動した場合について説明する。また、
セル切換動作を開始するまでは、上述の実施例と同様で
あるので、ここでは説明を省略する。
【0032】移動局Iは、新規に加入するセルS2を構
成するアクセスポイントAP2のアドレスと自己のアド
レスとを含む情報信号を、今まで属していたセルS1を
構成するアクセスポイントAP1に対して送信する。
成するアクセスポイントAP2のアドレスと自己のアド
レスとを含む情報信号を、今まで属していたセルS1を
構成するアクセスポイントAP1に対して送信する。
【0033】情報信号を受信したアクセスポイントAP
1は、情報信号に含まれる移動局Iのアドレスと新規に
加入するセルS2を構成するアクセスポイントAP2の
アドレスとにより、移動局IがアクセスポイントAP1
の領域から移動を希望していることを知ることができ
る。
1は、情報信号に含まれる移動局Iのアドレスと新規に
加入するセルS2を構成するアクセスポイントAP2の
アドレスとにより、移動局IがアクセスポイントAP1
の領域から移動を希望していることを知ることができ
る。
【0034】そして、アクセスポイントAP1は、アク
セスポイントAP2に対して、移動する移動局Iのアド
レスを含み、移動局Iが移動したことを知らせるセル移
動信号を、有線ネットワークCNを通じてアクセスポイ
ントAP2に送信すると共に、移動した移動局Iに関す
る蓄積情報の転送と移動局Iの登録削除を行う。
セスポイントAP2に対して、移動する移動局Iのアド
レスを含み、移動局Iが移動したことを知らせるセル移
動信号を、有線ネットワークCNを通じてアクセスポイ
ントAP2に送信すると共に、移動した移動局Iに関す
る蓄積情報の転送と移動局Iの登録削除を行う。
【0035】アクセスポイントAP2は、有線ネットワ
ークCNを通じてセル移動信号を受信すると、移動した
移動局Iの登録を行い、自己のネットワークに接続され
たことを移動局Iに対して知らせる。
ークCNを通じてセル移動信号を受信すると、移動した
移動局Iの登録を行い、自己のネットワークに接続され
たことを移動局Iに対して知らせる。
【0036】従って、上述のような処理が行われること
により、従来の処理に必要であった相手先無指定の問い
合わせ信号を送信する必要がなくなり、処理の簡略化を
実現することができる。
により、従来の処理に必要であった相手先無指定の問い
合わせ信号を送信する必要がなくなり、処理の簡略化を
実現することができる。
【0037】なお、上述の実施例において、全てのアク
セスポイントに、有線ネットワークCNに接続されてい
る全てのアクセスポイントのアドレスと全てのアクセス
ポイントで用いている拡散パターンとの対応関係を記憶
させ、移動局Iからの情報信号に、新規に加入するセル
S2を構成するアクセスポイントAP2のアドレスの代
わりに拡散パターンを含ませ、情報信号を受信したアク
セスポイントAP1は、自己が記憶している拡散パター
ンとアドレスの対応関係により、移動局Iが新規に加入
するセルS2を構成するアクセスポイントAP2のアド
レスを検出するようにしても良い。
セスポイントに、有線ネットワークCNに接続されてい
る全てのアクセスポイントのアドレスと全てのアクセス
ポイントで用いている拡散パターンとの対応関係を記憶
させ、移動局Iからの情報信号に、新規に加入するセル
S2を構成するアクセスポイントAP2のアドレスの代
わりに拡散パターンを含ませ、情報信号を受信したアク
セスポイントAP1は、自己が記憶している拡散パター
ンとアドレスの対応関係により、移動局Iが新規に加入
するセルS2を構成するアクセスポイントAP2のアド
レスを検出するようにしても良い。
【0038】また、上述の全ての実施例において、有線
ネットワークCNに、有線ネットワークCNに接続され
ている全てのアクセスポイントのアドレスと全てのアク
セスポイントで用いている拡散パターンとの対応関係を
記憶させ、ネットワーク管理装置に記憶されている情報
を、各アクセスポイントからの問い合わせに応じて抽出
し、アクセスポイントのアドレスを検出できるようにす
ることにより、有線ネットワークCNに接続されている
全てのアクセスポイントのアドレスと、全てのアクセス
ポイントに、全てのアクセスポイントが用いている拡散
パターンと全てのアクセスポイントのアドレスとの対応
関係を記憶させる必要がなくなる。
ネットワークCNに、有線ネットワークCNに接続され
ている全てのアクセスポイントのアドレスと全てのアク
セスポイントで用いている拡散パターンとの対応関係を
記憶させ、ネットワーク管理装置に記憶されている情報
を、各アクセスポイントからの問い合わせに応じて抽出
し、アクセスポイントのアドレスを検出できるようにす
ることにより、有線ネットワークCNに接続されている
全てのアクセスポイントのアドレスと、全てのアクセス
ポイントに、全てのアクセスポイントが用いている拡散
パターンと全てのアクセスポイントのアドレスとの対応
関係を記憶させる必要がなくなる。
【0039】
【発明の効果】請求項1または請求項3記載の発明は、
有線通信と無線通信との変換を行う複数のアクセスポイ
ントを、隣接するアクセスポイントの交信領域であるセ
ルが一部重複するような配置にて有線ネットワークに接
続し、移動局との間でスペクトラム拡散通信方式を用い
て無線通信を行い、移動局が、セル間を移動したときの
セルの切り換えを行う無線システムのセル切換方法にお
いて、移動後のセルを構成するアクセスポイントは、移
動局から送信される移動前のセルを構成するアクセスポ
イントのアドレス若しくは移動前のセルを構成するアク
セスポイントで用いられている拡散パターンを含む情報
信号の内容に基づいて、移動前のセルを構成するアクセ
スポイントのアドレスを検出し、移動後のセルを構成す
るアクセスポイントは、移動前のセルを構成するアクセ
スポイントに対して、検出したアドレスを指定して、有
線ネットワークを通じてセル移動信号を送信し、セル移
動信号を受信したアクセスポイントは、移動した移動局
に関する蓄積情報を、移動後のセルを構成するアクセス
ポイントに対して、有線ネットワークを通じて送信する
ようにしているので、有線ネットワーク上へ相手先無指
定の信号を送信する必要がなく、有線ネットワークを効
率よく利用することができを提供することができ、有線
ネットワークの負担を軽減して高速にセルの切り換えを
行うことのできる無線システムのセル切換方法を提供す
ることができた。
有線通信と無線通信との変換を行う複数のアクセスポイ
ントを、隣接するアクセスポイントの交信領域であるセ
ルが一部重複するような配置にて有線ネットワークに接
続し、移動局との間でスペクトラム拡散通信方式を用い
て無線通信を行い、移動局が、セル間を移動したときの
セルの切り換えを行う無線システムのセル切換方法にお
いて、移動後のセルを構成するアクセスポイントは、移
動局から送信される移動前のセルを構成するアクセスポ
イントのアドレス若しくは移動前のセルを構成するアク
セスポイントで用いられている拡散パターンを含む情報
信号の内容に基づいて、移動前のセルを構成するアクセ
スポイントのアドレスを検出し、移動後のセルを構成す
るアクセスポイントは、移動前のセルを構成するアクセ
スポイントに対して、検出したアドレスを指定して、有
線ネットワークを通じてセル移動信号を送信し、セル移
動信号を受信したアクセスポイントは、移動した移動局
に関する蓄積情報を、移動後のセルを構成するアクセス
ポイントに対して、有線ネットワークを通じて送信する
ようにしているので、有線ネットワーク上へ相手先無指
定の信号を送信する必要がなく、有線ネットワークを効
率よく利用することができを提供することができ、有線
ネットワークの負担を軽減して高速にセルの切り換えを
行うことのできる無線システムのセル切換方法を提供す
ることができた。
【0040】請求項2または請求項4記載の発明は、有
線通信と無線通信との変換を行う複数のアクセスポイン
トを、隣接するアクセスポイントの交信領域であるセル
が一部重複するような配置にて有線ネットワークに接続
し、移動局との間でスペクトラム拡散通信方式を用いて
無線通信を行い、移動局が、セル間を移動したときのセ
ルの切り換えを行う無線システムのセル切換方法におい
て、移動前のセルを構成するアクセスポイントは、移動
局から送信される移動後のセルを構成するアクセスポイ
ントのアドレス若しくは移動後のセルを構成するアクセ
スポイントで用いられている拡散パターンを含む情報信
号の内容に基づいて、移動後のセルを構成するアクセス
ポイントのアドレスを検出し、移動前のセルを構成する
アクセスポイントは、移動後のセルを構成するアクセス
ポイントに対して、検出したアドレスを指定して、有線
ネットワークを通じてセル移動信号と移動した移動局に
関する蓄積情報とを、有線ネットワークを通じて送信す
るようにしているので、有線ネットワーク上へ相手先無
指定の信号を送信する必要がなく、有線ネットワークを
効率よく利用することができ、有線ネットワークの負担
を軽減してセルの切り換えを行うことのできる無線シス
テムのセル切換方法を提供することができた。
線通信と無線通信との変換を行う複数のアクセスポイン
トを、隣接するアクセスポイントの交信領域であるセル
が一部重複するような配置にて有線ネットワークに接続
し、移動局との間でスペクトラム拡散通信方式を用いて
無線通信を行い、移動局が、セル間を移動したときのセ
ルの切り換えを行う無線システムのセル切換方法におい
て、移動前のセルを構成するアクセスポイントは、移動
局から送信される移動後のセルを構成するアクセスポイ
ントのアドレス若しくは移動後のセルを構成するアクセ
スポイントで用いられている拡散パターンを含む情報信
号の内容に基づいて、移動後のセルを構成するアクセス
ポイントのアドレスを検出し、移動前のセルを構成する
アクセスポイントは、移動後のセルを構成するアクセス
ポイントに対して、検出したアドレスを指定して、有線
ネットワークを通じてセル移動信号と移動した移動局に
関する蓄積情報とを、有線ネットワークを通じて送信す
るようにしているので、有線ネットワーク上へ相手先無
指定の信号を送信する必要がなく、有線ネットワークを
効率よく利用することができ、有線ネットワークの負担
を軽減してセルの切り換えを行うことのできる無線シス
テムのセル切換方法を提供することができた。
【0041】請求項5記載の発明は、請求項3または請
求項4記載の無線システムのセル切換方法において、有
線ネットワークに、全てのアクセスポイントの拡散パタ
ーン情報と全てのアクセスポイントのアドレスととの対
応関係を記憶するネットワーク管理装置を接続し、ネッ
トワーク管理装置に記憶されている情報を、アクセスポ
イントからの問い合わせ信号を用いて抽出し、他のアク
セスポイントのアドレスを検出するようにしているの
で、各アクセスポイントに、他のアクセスポイントの拡
散パターンとアドレスとの対応関係を記憶させる必要が
なくなり、アクセスポイントの負担を軽減することがで
きる。
求項4記載の無線システムのセル切換方法において、有
線ネットワークに、全てのアクセスポイントの拡散パタ
ーン情報と全てのアクセスポイントのアドレスととの対
応関係を記憶するネットワーク管理装置を接続し、ネッ
トワーク管理装置に記憶されている情報を、アクセスポ
イントからの問い合わせ信号を用いて抽出し、他のアク
セスポイントのアドレスを検出するようにしているの
で、各アクセスポイントに、他のアクセスポイントの拡
散パターンとアドレスとの対応関係を記憶させる必要が
なくなり、アクセスポイントの負担を軽減することがで
きる。
【図1】本発明の一実施例に係る無線システムを示す全
体構成図である。
体構成図である。
【図2】本実施例に係る無線システムのセル切換動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施例に係る無線システムを示す
全体構成図である。
全体構成図である。
【図4】本実施例に係る無線システムのセル切換動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】従来例に係る無線システムを示す全体構成図で
ある。
ある。
【図6】従来例に係る移動局の移動に伴うセルの切換動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
AP1,AP2 アクセスポイント S1,S2 セル I 移動局 CN 有線ネットワーク
Claims (5)
- 【請求項1】 有線通信と無線通信との変換を行う複数
のアクセスポイントを、隣接する前記アクセスポイント
の交信領域であるセルが一部重複するような配置にて有
線ネットワークに接続し、移動局との間でスペクトラム
拡散通信方式を用いて無線通信を行い、前記移動局が、
前記セル間を移動したときの前記セルの切り換えを行う
無線システムのセル切換方法において、前記移動局は、
移動後のセルを構成する前記アクセスポイントに対し
て、自己のアドレスと、移動前のセルを構成するアクセ
スポイントのアドレスとを含む情報信号を送信し、該情
報信号を受信したアクセスポイントは、前記情報信号の
内容に基づいて、移動前のセルを構成するアクセスポイ
ントのアドレスを検出し、前記移動後のセルを構成する
アクセスポイントは、前記移動前のセルを構成するアク
セスポイントに対して、検出した前記アドレスを指定し
て、前記有線ネットワークを通じて前記移動局が前記セ
ルを移動したことを知らせるセル移動信号を送信し、該
セル移動信号を受信したアクセスポイントは、前記移動
局に関する蓄積情報を、前記移動後のセルを構成するア
クセスポイントに対して、有線ネットワークを通じて送
信するようにしたことを特徴とする無線システムのセル
切換方法。 - 【請求項2】 有線通信と無線通信との変換を行う複数
のアクセスポイントを、隣接する前記アクセスポイント
の交信領域であるセルが一部重複するような配置にて有
線ネットワークに接続し、移動局との間でスペクトラム
拡散通信方式を用いて無線通信を行い、前記移動局が、
前記セル間を移動したときの前記セルの切り換えを行う
無線システムのセル切換方法において、前記移動局は、
前記セルの一部重複する部分にきたときに、移動前のセ
ルを構成する前記アクセスポイントに対して、自己のア
ドレスと、移動後のセルを構成するアクセスポイントの
アドレスとを含む情報信号を送信し、該情報信号を受信
したアクセスポイントは、前記情報信号の内容に基づい
て、移動後のセルを構成するアクセスポイントのアドレ
スを検出し、前記移動前のセルを構成するアクセスポイ
ントは、前記移動後のセルを構成するアクセスポイント
に対して、検出した前記アドレスを指定して、前記有線
ネットワークを通じて前記移動局が前記セルを移動した
ことを知らせるセル移動信号と前記移動局に関する蓄積
情報とを、有線ネットワークを通じて送信するようにし
たことを特徴とする無線システムのセル切換方法。 - 【請求項3】 有線通信と無線通信との変換を行う複数
のアクセスポイントを、隣接する前記アクセスポイント
の交信領域であるセルが一部重複するような配置にて有
線ネットワークに接続し、移動局との間でスペクトラム
拡散通信方式を用いて無線通信を行い、前記移動局が、
前記セル間を移動したときの前記セルの切り換えを行う
無線システムのセル切換方法において、前記アクセスポ
イントに、他のアクセスポイントが用いている拡散パタ
ーンと前記アクセスポイントのアドレスとの対応関係を
記憶させ、前記移動局は、移動後のセルを構成する前記
アクセスポイントに対して、自己のアドレスと、移動前
のセルを構成するアクセスポイントの拡散パターンとを
含む情報信号を送信し、該情報信号を受信したアクセス
ポイントは、前記情報信号に含まれている拡散パターン
に基づいて、自己が記憶している前記拡散パターンによ
り、前記移動前のセルを構成するアクセスポイントのア
ドレスを検出し、前記移動後のセルを構成するアクセス
ポイントは、前記移動前のセルを構成するアクセスポイ
ントに対して、検出した前記アドレスを指定して、前記
有線ネットワークを通じて前記移動局が前記セルを移動
したことを知らせるセル移動信号を送信し、該セル移動
信号を受信したアクセスポイントは、前記移動局に関す
る蓄積情報を、前記移動後のセルを構成するアクセスポ
イントに対して、有線ネットワークを通じて送信するよ
うにしたことを特徴とする無線システムのセル切換方
法。 - 【請求項4】 有線通信と無線通信との変換を行う複数
のアクセスポイントを、隣接する前記アクセスポイント
の交信領域であるセルが一部重複するような配置にて有
線ネットワークに接続し、移動局との間でスペクトラム
拡散通信方式を用いて無線通信を行い、前記移動局が、
前記セル間を移動したときの前記セルの切り換えを行う
無線システムのセル切換方法において、前記アクセスポ
イントに、他のアクセスポイントが用いている拡散パタ
ーンと前記アクセスポイントのアドレスとの対応関係を
記憶させ、前記移動局は、前記セルの一部重複する部分
にきたときに、移動前のセルを構成する前記アクセスポ
イントに対して、自己のアドレスと、移動後のセルを構
成するアクセスポイントの拡散パターンとを含む情報信
号を送信し、該情報信号を受信したアクセスポイント
は、前記情報信号に含まれている拡散パターンに基づい
て、自己が記憶している前記拡散パターンにより、前記
移動後のセルを構成するアクセスポイントのアドレスを
検出し、前記移動前のセルを構成するアクセスポイント
は、前記移動後のセルを構成するアクセスポイントに対
して、検出した前記アドレスを指定して、前記有線ネッ
トワークを通じて前記移動局が前記セルを移動したこと
を知らせるセル移動信号と前記移動局に関する蓄積情報
とを、有線ネットワークを通じて送信するようにしたこ
とを特徴とする無線システムのセル切換方法。 - 【請求項5】 前記有線ネットワークに、全ての前記ア
クセスポイントの拡散パターン情報とアドレスとの対応
関係を記憶するネットワーク管理装置を接続し、該ネッ
トワーク記憶装置に記憶されている情報を、前記アクセ
スポイントからの問い合わせ信号を用いて抽出し、他の
アクセスポイントのアドレスを検出するようにしたこと
を特徴とする請求項3または請求項4記載の無線システ
ムのセル切換方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7156236A JPH099332A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 無線システムのセル切換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7156236A JPH099332A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 無線システムのセル切換方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH099332A true JPH099332A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15623354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7156236A Withdrawn JPH099332A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 無線システムのセル切換方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH099332A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000183890A (ja) * | 1998-12-10 | 2000-06-30 | Mitsubishi Materials Corp | 無線サーバ、移動端末及び記録媒体 |
WO2003088691A1 (fr) * | 2002-04-17 | 2003-10-23 | Nec Corporation | Procede de commande de transfert |
KR100743363B1 (ko) * | 2002-06-29 | 2007-07-26 | 주식회사 케이티 | 무선랜 채널간 전파간섭을 고려한 액세스 포인트 셀 설계방법 |
WO2010067841A1 (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-17 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動通信方法及び無線基地局 |
JP2010199632A (ja) * | 2009-02-02 | 2010-09-09 | Ntt Docomo Inc | 移動通信方法及び無線基地局 |
US7809328B2 (en) | 2005-07-25 | 2010-10-05 | Sony Corporation | Base apparatus, monitor terminal and repeater apparatus |
-
1995
- 1995-06-22 JP JP7156236A patent/JPH099332A/ja not_active Withdrawn
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