JP3418502B2 - 通信システム並びに基地局および移動局 - Google Patents

通信システム並びに基地局および移動局

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JP3418502B2
JP3418502B2 JP17812296A JP17812296A JP3418502B2 JP 3418502 B2 JP3418502 B2 JP 3418502B2 JP 17812296 A JP17812296 A JP 17812296A JP 17812296 A JP17812296 A JP 17812296A JP 3418502 B2 JP3418502 B2 JP 3418502B2
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政彰 吉見
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清人 永田
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0203Power saving arrangements in the radio access network or backbone network of wireless communication networks
    • H04W52/0206Power saving arrangements in the radio access network or backbone network of wireless communication networks in access points, e.g. base stations
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小規模なマイク
ロセルシステム、限られた移動局のみが基地局に在圏す
るプライベートマイクロセルシステム等、トラヒックの
低いマイクロセルシステムに好適な通信システム並びに
基地局および移動局に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は一般的な移動通信システムにおけ
る基地局と移動局の間で行われる通信手順を示したもの
である。この図に示すように、移動通信システムにおい
て、各基地局は、各々制御チャネルを使用し、制御情報
を常時送信している。ここで、制御情報とは、在圏の制
御のために基地局から移動局へ送信される情報であり、
例えばデジタル方式自動車電話システム(標準規格:R
CR STD−27)では、報知チャネル(BCCH)
が該当する。移動局は、この制御情報を受信することに
より基地局との間で在圏のための手続を進める。すなわ
ち、移動局から基地局へ位置登録要求を行い、基地局お
よび移動局間で当該移動局の正当性を確認する認証手続
を行う。そして、正当性が確認されることにより、基地
局から移動局へ位置登録受付の通知を行い、移動局は待
ち受け状態に移行する。
【0003】なお、デジタル方式自動車電話システム以
外にも、例えばアナログNTT方式自動車電話システム
(標準規格:RCR STD−35)、アナログTAC
S方式自動車電話システム(標準規格:RCR STD
−36)、第二世代コードレス電話システム(標準規
格:RCR STD−28)、アナログコードレス電話
システム等、基地局および移動局を構成要素とする多く
の通信システムがあるが、これらの通信システムにおい
ても基地局により待ち受けを制御するための制御情報が
常時送信されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した制
御情報は、移動局を制御するために基地局から送信され
るものである。しかるに既存の移動通信システムにおい
ては、基地局は移動局の在圏/不在圏に拘わらず制御チ
ャネルを占有して制御情報を常時送信しているため、移
動局が在圏していないサービスエリアに対しても制御情
報を送信するという事態が生じている。このような無駄
な制御情報の送信は、周波数の有効利用、送信電力の観
点から見て改善すべきものであると言える。特にマイク
ロセル方式の移動通信システムでは、各基地局の提供す
るサービスエリアが十分に小さいので、基地局に在圏す
る移動局の総数が少なくなる。従って、各サービスエリ
アに着目すると、移動局が全く在圏していない時間が多
いと考えられる。また、限られた移動局のみに在圏を認
めるプライベートマイクロセルシステムにおいては、移
動局がサービスエリアに在圏しない時間がかなり多いと
考えられる。このようなトラヒックの低いマイクロセル
システムにおいては、制御情報の送信が不要な時間帯が
多く生じるため、周波数利用および節電の観点から強く
改善が望まれる。
【0005】この発明は、かかる事情に鑑みてなされた
ものであり、基地局からの制御情報の送信を必要最小限
に制限し、周波数の効率的な利用および消費電力の低減
が可能な通信システム並びに基地局および移動局を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
基地局と、該基地局と通信を行うことにより他者との通
信を行う移動局とからなる通信システムにおいて、前記
移動局は、制御情報の送信開始を要求する送信要求信号
を送信し、前記基地局は、前記送信要求信号を受信する
と、前記移動局に対して前記制御情報を送信するために
用意されている、周波数の異なる複数の制御チャネルの
各々について電波受信レベルを測定し、最も電波受信レ
ベルの低い制御チャネルを選択して当該制御チャネルを
用いて前記制御情報の送信を開始し、予め定められた送
信停止条件を満たすに至ったときに前記制御情報の送信
を停止することを特徴とする通信システムを要旨とす
る。
【0007】請求項に係る発明は、基地局と、該基地
局と通信を行うことにより他者との通信を行う移動局と
からなる通信システムにおいて、前記移動局は、前記基
地局に対して制御情報の送信開始を要求する送信要求信
号を送出するために用意されている複数の送出周波数の
各々について電波受信レベルを測定し、最も電波受信レ
ベルの低い送出周波数を選択して当該送出周波数で前記
送信要求信号を送信し、前記基地局は、前記送信要求信
号を受信することにより前記制御情報の送信を開始し、
予め定められた送信停止条件を満たすに至ったときに前
記制御情報の送信を停止することを特徴とする通信シス
テムを要旨とする。
【0008】請求項に係る発明は、移動局から制御情
報の送信開始を要求する送信要求信号を受信すると、前
記移動局に対して前記制御情報を送信するために用意さ
れている、周波数の異なる複数の制御チャネルの各々に
ついて電波受信レベルを測定し、最も電波受信レベルの
低い制御チャネルを選択して当該制御チャネルを用いて
前記制御情報の送信を開始し、予め定められた送信停止
条件を満たすに至ったときに前記制御情報の送信を停止
することを特徴とする基地局を要旨とする。
【0009】請求項11に係る発明は、優先権を有する
移動局であるか否かを判定する手段を具備し、優先権を
有する移動局から制御情報の送信開始を要求する送信要
求信号を受信すると、前記制御情報の送信を開始し、優
先権を有する移動局が全く在圏していない状態となった
場合には、優先権を有しない移動局の在圏/不在圏に拘
わらず、前記制御情報の送信を停止することを特徴とす
る基地局を要旨とする。
【0010】請求項15に係る発明は、優先権を有する
移動局であるか否かの判定を別途設けられた管理装置に
行わせる手段を具備し、優先権を有する移動局から制御
情報の送信開始を要求する送信要求信号を受信すると、
前記制御情報の送信を開始し、優先権を有する移動局が
全く在圏していない状態となった場合には、優先権を有
しない移動局の在圏/不在圏に拘わらず、前記制御情報
の送信を停止することを特徴とする基地局を要旨とす
る。
【0011】請求項16に係る発明は、基地局と通信を
行うことにより他者との通信を行う移動局において、
記基地局に対して制御情報の送信開始を要求する送信要
求信号を送出するために用意されている複数の送出周波
数の各々について電波受信レベルを測定し、最も電波受
信レベルの低い送出周波数を選択して当該送出周波数で
前記送信要求信号を送信し、該基地局から制御情報を受
信することにより該基地局が管轄しているセルに在圏す
るための処理を実行することを特徴とする移動局を要旨
とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。図1はこの発明の一実施形
態である移動通信システムの基本概念を示す図、図2は
同システムにおける基地局と移動局との間の通信手順を
示す動作シーケンス図、図3は同システムにおける基地
局の動作を示すフローチャート、図4は同システムにお
ける移動局の動作を示すフローチャートである。
【0020】A.本実施形態の基本概念 まず、本実施形態に係る移動通信システムの最大の特徴
は、基地局が行う制御情報の送信について時間的な制限
を設けた点にある。この点を図1を参照して説明すると
次のようになる。すなわち、従来のシステムにおいては
基地局が制御チャネルを占有して制御情報を常時送信し
ていたが、本実施形態において基地局BSは、当該基地
局BSが管轄するマイクロセルC内に移動局PSが1台
も在圏していないときは制御情報の送信を行わず(図1
(a))、在圏を希望する移動局PSからの送信要求信
号を受信した時点で制御情報の送信を開始する(図1
(b))。このように制御情報の送信に関して時間的な
制限を設けることにより、基地局BSが無駄に制御チャ
ネルを使用し、かつ、無駄に送信電力を消費することが
ないようにしようとするものである。
【0021】B.本実施形態の動作の概略 本発明に係る移動通信システムを構成する基地局および
移動局には様々な実施形態が考えられ、その組合わせを
考えると移動通信システムの実施形態として多数のもの
が成立し得る。これらを別々の実施形態として逐一説明
したのでは説明が極めて煩雑なものになる。そこで、以
下では図2〜図4を参照して、各実施形態に共通する動
作の概略を説明し、基地局および移動局の具体的な実施
形態については後述する。
【0022】図2のシーケンス図に示すように、基地局
は常時は制御情報の送信を停止している。このような基
地局が管轄するマイクロセルに在圏しようとする移動局
は、図4に示すフローに従って当該基地局に送信要求信
号を送出し、制御情報の送信を要求する。まず、移動局
側では、送信要求信号を送出するための条件となる何等
かの手続が必要となる(ステップS201)。そして、
この条件が満たされることを以て送信要求信号の送信の
ための各処理を行う。すなわち、予め定められた方式に
従って送信要求信号の送出周波数を決定し(ステップS
202)、この決定した送出周波数で送信要求信号を送
出する(ステップS203)。このようにして移動局か
ら送出された送信要求信号は図2のシーケンス図に示す
ように基地局へ送られることとなる。
【0023】一方、基地局では、図3に示すフローに従
って処理が進められる。まず、基地局側では予め定めら
れた方式に従って送信要求信号の受信周波数を決定し
(ステップS101)、その受信周波数での受信処理を
行い(ステップS102)、この受信処理の中で送信要
求信号を受信し(ステップS103)、基地局として応
答すべきか否かの決定をする(ステップS104)。
【0024】ここで、不正な移動局、あるいは在圏を認
める必要のない移動局からの送信要求信号を受信した場
合等、基地局として応答する必要がない場合にはステッ
プS102へ戻る。一方、在圏を認めるべき移動局から
正当な送信要求信号の受信があった場合には基地局とし
て応答すべきであるので、制御情報の送信周波数(制御
チャネル)を決定し(ステップS105)、この送信周
波数を使用して制御情報の送信を開始する(ステップS
106)。
【0025】このようにして移動局の在圏が可能とな
り、移動局は図2のシーケンス図にも示したように、従
来の移動通信システムと同様な通信手順により基地局と
の間の通信を開始する。そして、基地局は、このように
して在圏を認めた移動局についての在圏の確認をすると
共に当該移動局が不在圏判定条件を満たすに至ったか否
かの判定をする(ステップS107)。ここで、不在圏
判定条件とは、移動局が在圏しない状態になったとみな
すための条件をいい、例えば当該移動局が圏外へ出た場
合、当該移動局の電源がOFF状態となった場合、ある
いは当該移動局が他の基地局に在圏移行した場合等にこ
の条件が満たされることとなる。次に基地局は、このよ
うにして得られた不在圏判定条件についての判定結果に
基づき、予め決められた送信停止条件を満たすに至った
か否か、すなわち、制御情報の送信を停止してよい状態
になったか否かの判定(ステップS108)を行う。そ
して、再びステップS107に戻り、以後、ステップS
107およびS108を繰り返す。なお、不在圏判定条
件および送信停止条件の判定については後に詳述する。
【0026】そして、ステップS108において送信停
止条件を満たすに至った旨の判定結果が得られると、基
地局は、制御情報の送信を停止する(ステップS10
9)。そして、ステップS101に戻り、再び送信要求
信号の受信があるまで待機する。
【0027】このように本実施形態では、移動局が送信
要求信号を送出して基地局がこれを受信することにより
基地局による制御情報の送信が開始され、移動局が不在
圏となり、送信停止条件が満たされることにより制御情
報の送信が停止される。このように移動局が必要とする
期間のみ基地局による制御情報の送信が行われるため、
制御チャネルが無駄に占有されず、制御信号の送信のた
めの送信電力も節約される。
【0028】C.移動通信システム各部の実施形態 以上が本実施形態の動作の概略であるが、本実施形態の
各部の動作には以下のような具体的な実施形態が考えら
れる。
【0029】(1)移動局における送信要求信号送出条
件(図4のステップS201) 移動局側では何等かの条件を満たすことにより送信要求
信号を送出することになるが、この送信要求信号送出条
件を如何に定めるかにより種々の実施形態が成立する。
その場合の好適な例として以下のものが挙げられる。
【0030】a.ユーザが所定の操作を行った場合に送
信要求信号送出条件が満たされたものとし、送信要求信
号送出のための処理(図4のステップS202以降)へ
進む。 b.一定時間の経過により送信要求信号送出条件が満た
されたものとする。すなわち、移動局は定期的に送信要
求信号の送出を実施する。 c.送信要求信号送出を、上記aおよびbのいずれの条
件によるかをユーザ自身が設定し得るようにする。
【0031】(2)移動局での送信要求信号の周波数の
決定(図2のステップS202) 移動局側で送信要求信号を送出する際の周波数の決定方
法としては例えば次のものが挙げられる。
【0032】在圏しようとする基地局に使用が認めら
れている周波数帯域の中から任意の周波数を選択する。
【0033】送信要求信号送出に使用する周波数を1
つ、ないし複数取り決めておき、複数の場合はそれらの
中の任意の周波数を選択して使用する。
【0034】送信要求信号送出周波数の候補を複数用
意し、その中の1つを所定の演算処理により選択する。
具体的には次の通りである。
【0035】a.移動局のみが保有する固有情報に基づ
き1つの周波数を演算により求める。例えば移動局の電
話番号の下一桁が偶数であればf1,奇数であればf
2、という具合に移動局の電話番号により決定する方法
が考えられる。ただし、この方法を採る場合、基地局側
で、当該基地局に在圏する可能性のある移動局群(すな
わち、送信要求信号を送信してくる可能性のある移動局
群)の固有情報のうち上記の周波数の演算に使用する情
報を保持し、送信要求信号がどのような周波数で送出さ
れるかを把握しておく必要がある。
【0036】b.在圏を希望する基地局の固有情報(当
該基地局を特定する識別情報など)を利用し、演算によ
り送出周波数を決定する。この方法では、移動局は、各
基地局の固有情報のうち上記送出周波数の演算に使用す
る情報を保持する必要がある。
【0037】c.移動局のみが保有する固有情報と在圏
を希望する基地局の固有情報を利用し、演算により送信
要求信号の送出周波数を決定する。この方法と採る場
合、移動局および基地局の双方が、移動局の固有情報お
よび基地局の固有情報のうち上記送出周波数の演算に使
用する各情報を保持する必要がある。
【0038】利用可能周波数候補中から、信号送出前
のスキャンにより、干渉量の少ない周波数を選択する。
例えば、移動局が送信要求信号の送出周波数として使用
可能な周波数としてf1,f2,f3の3種類があった
とする。この場合、移動局は送信要求信号の送出前に周
波数f1,f2,f3の各々について電波の受信レベル
を測定する。ここで、ある周波数での受信レベルが高い
場合には、その電波が使用されていると考えられる。従
って、そのような周波数は棄却し、受信レベルが最も低
い周波数、すなわち、干渉量の最も少ない周波数を送信
要求信号の送出周波数として選択する。なお、受信レベ
ルの最も低い周波数が複数選択される場合が有り得る
が、かかる場合には上記に掲げる各方法のいずれかに
より1種類の周波数を選択することとなる。
【0039】(3)基地局での送信要求信号の受信周波
数の決定(図3のステップS101) 上述のように移動局側では種々の方法により送信要求信
号の送出周波数を決定することができるが、基地局側で
は、この移動局側での送出周波数の決定方法に適合した
方法で受信周波数を決定する必要がある。すなわち、次
の通りである。
【0040】移動局側が上記(2)のいずれの方法を
採る場合でも、基地局では、当該基地局に使用が認めら
れた、または送信要求信号として取り決められた全周波
数を受信することで、送信要求信号の受信が可能であ
る。
【0041】移動局側が上記(2)のの方法を使用
する場合、基地局では、当該基地局に送信要求信号送出
用として取り決められた周波数のみを順次監視すること
により、送信要求信号を受信する。
【0042】移動局側が上記(2)のbの方法を使
用する場合、基地局側では、当該基地局の固有情報から
算出される周波数のみを監視することにより、送信要求
信号を受信する。
【0043】移動局側が上記(2)のaの方法を使
用する場合、基地局側では、当該基地局に在圏すること
を許可する旨の登録がされている移動局群について、各
移動局が送信要求信号の送出周波数の演算に使用する固
有情報を保持し、これらの保持している固有情報を利用
して算出される周波数のみを監視し、送信要求信号を受
信する。
【0044】移動局側が上記(2)のcの方法を使
用する場合、基地局側では、当該基地局に在圏すること
を許可する旨の登録がされている移動局群について、各
移動局が送信要求信号の送出周波数の演算に使用する各
移動局の固有情報を保持し、この移動局の固有情報と当
該基地局の固有情報を利用して算出される周波数のみを
監視し、送信要求信号を受信する。
【0045】(4)基地局応答方式(図3のステップS
104) 送信要求信号を受信した基地局の応答の方式についても
以下の実施形態が考えられる。
【0046】移動局側が送信する送信要求信号中に移
動局自身が在圏を希望する基地局ID情報を含めてお
き、基地局では、受信した送信要求信号中に自身の基地
局ID情報が含まれていた場合に限り応答(つまり、制
御情報を送信する)する方式
【0047】特定の移動局のみの在圏を認める応答方
式 この応答方式では、移動局が送信する送信要求信号中に
移動局自身の移動局ID情報を含めることが前提とな
る。基地局は、当該基地局を利用可能な移動局群の移動
局ID情報を予め記憶しており、受信した送信要求信号
中の移動局ID情報がこれらの移動局群の移動局ID情
報に含まれている場合にのみ応答する。
【0048】在圏を許可する移動局群については、次の
ような定め方が有り得る。 a.事業者単位で在圏を許可する移動局群を許可する。
すなわち、特定事業者との契約がある移動局のみにより
在圏可能な移動局群を構成する。 b.サービス単位で在圏を許可する移動局群を許可す
る。すなわち、例えばマイクロセルサービスを利用する
こととなっている移動局のみにより在圏可能な移動局群
を構成する。 c.事業者およびサービス単位で在圏を許可する移動局
群を許可する。 d.限られた1個〜数個の移動局のグループのみ在圏を
許可する。すなわち、プライベートシステムである。
【0049】上記およびを併用した応答方式 移動局が送信する送信要求信号中に移動局自身の移動局
ID情報及び移動局自身が通信を希望する基地局ID情
報を含めて送信することが前提となる。基地局は、当該
基地局を利用可能な移動局群の移動局ID情報を予め記
憶している。基地局は、受信した送信要求信号中の基地
局ID情報が当該基地局のものと一致し、かつ、送信要
求信号中の移動局ID情報が当該基地局を利用可能な移
動局群の移動局ID情報に含まれている場合にのみ応答
する。
【0050】移動局により取扱いの差を設ける応答方
式 移動局が送信する送信要求信号中に移動局自身の移動局
ID情報を含めることが前提となる。基地局は、この移
動局ID情報に基づいて送信要求信号に応答するか否か
を決定するが、その際に特定の移動局群に対して優先的
な取扱いをする。
【0051】すなわち、基地局に在圏することが許可さ
れている移動局群を優先権を有する移動局群と優先権を
有しない移動局群とに分け、基地局は、これらの各群毎
に該当する移動局の移動局ID情報を記憶する。基地局
は、制御情報の送信をしていない期間に送信要求信号を
受信した場合には、当該送信要求信号中の移動局ID情
報に基づき、その送信元である移動局が優先権を有して
いるか否かを判定し、優先権を有する場合に限り、制御
情報の送信を開始する。
【0052】優先権を有しない移動局からの送信要求信
号が基地局に受信されたとしても、これによって制御情
報の送信が開始されることはない。しかし、基地局によ
り既に制御情報の送信が開始された後は、優先権を有し
ない移動局からの送信要求信号が受信されたとしても、
制御情報の送信はこれによって妨げられることはなく継
続することとなる。この場合において、後から送信要求
信号を送信した移動局は、在圏を許可されている限り、
優先権を有していなくても制御情報を利用して在圏を行
うことができる。
【0053】すなわち、優先権を有する移動局は、新た
に在圏する基地局に制御情報の送信を開始させる権限を
有するが、優先権を有しない移動局はこの権限を有して
おらず、基地局が既に制御情報の送信を開始している場
合に限り在圏が認められる訳である。
【0054】送信要求信号の受信により無条件に制御
情報を送信する方式 この方式では、送信要求信号を受信した基地局は無条件
に制御情報の送信を開始し、その後の認証手順において
当該移動局の正当性を調べ、不正な移動局の場合は直ち
に制御情報の送信を停止する。
【0055】他の管理装置を利用する応答方式 上記〜の応答方式は、在圏を希望する移動局がある
場合に、その移動局が在圏可能か否か、優先権を有する
か否かの判定、その移動局の正当性の認証を基地局自体
が行い、これにより、制御情報の送信を開始するか否
か、あるいは一旦開始した制御情報の送信を停止するか
否かを決定するものである。従って、上記〜の応答
方式においては、基地局が上記の判定や認証を行うのに
必要な情報を保持し、在圏を希望する移動局の移動局I
D情報等とこの情報との照合を行うことで、上記判定や
認証を行うこととなる。
【0056】これに対し、本応答方式では、基地局では
なく、これとは別に設けられた管理装置が上記の判定ま
たは認証に必要な情報を保持し、上記判定または認証を
行う。基地局は、移動局から取得した移動局ID情報
等、判定や認証に必要な情報をこの管理装置に送り、管
理装置から判定または認証の結果を受け取り、その結果
に従って制御情報の送信を開始するか否か、あるいは一
旦開始した制御情報の送信を停止するか否かを決定す
る。すなわち、本応答方式において、基地局は、判定や
認証を自ら行うのでなく、管理装置に行わせるのであ
る。このように本応答方式では、判定や認証を行う主体
は基地局から管理装置に変っているが、判定や認証の内
容自体は上記〜において行われるものと何等変りは
ない。
【0057】(5)制御情報の送信周波数の決定方法
(図3のステップS105) 制御情報の送信周波数の決定方法としては、例えば以下
の実施形態が考えられる。
【0058】予め決められた1種類の周波数を制御情
報の送信周波数とする。この場合の送信周波数は、基地
局毎に異なったものを用意する必要はなく、全基地局が
共通の送信周波数を使用するようにしてもよい。本実施
形態においては、移動局が在圏しない限り基地局による
制御情報の送信を行わないので、干渉の問題が生じるよ
うな相互に接近した複数の基地局が同時には制御情報の
送信を行わない場合が考えられるからである。なお、こ
の件については後に具体例を挙げて詳述する。
【0059】送信要求信号の周波数を制御情報の周波
数として使用する。
【0060】予め決められた複数種類の周波数候補の
中から1つを選択し、制御情報の送信周波数として使用
する。この場合の選択方法としては次のようなものが考
えられる。
【0061】a.送信前において各周波数候補を順次選
択し、その周波数での受信レベルを測定し、受信レベル
の最も低い周波数(すなわち、他の基地局が制御情報の
送信に使用していないと考えられる周波数)を制御情報
の送信周波数として選択する。 b.前回運用時の最後に使用した周波数を利用する。 c.基地局ID情報、移動局ID情報、時刻などの情報
要素を使用した演算を行い、この演算結果に従って送信
周波数を選択する。
【0062】なお、上記のように複数の周波数の候
補を用意する方法を採った場合には、システムの運用中
に制御情報の送信周波数を変更することもできる。
【0063】(6)不在圏判定方式(図3のステップS
107) 基地局は、移動局が在圏している間は制御情報を送出す
る必要があるので、制御情報を停止する機会を得るため
には何等かの方法により、移動局が在圏/不在圏を判定
する必要がある。そのための方法としては次のものが考
えられる。
【0064】在圏している移動局には、定期的位置登
録を実施させる。基地局は、この定期的位置登録のため
の信号が移動局から受信されなくなったとき不在圏の判
定をする。
【0065】基地局から定期的に移動局へ信号を送出
する。この信号に対する応答が移動局から受信される場
合には在圏、受信されない場合には不在圏の判定をす
る。
【0066】なお、本方法および上記の方法は、移動
局から定期的に受信される予定の信号が受信されないこ
とを以て不在圏の判定をするものであるが、この判定の
信頼性を高めるため、予定されている信号の受信がn回
(例えば2回)続けてない場合に不在圏の判定をするよ
うにしてもよい。
【0067】移動局は電源を断された場合、電源断を
通知する信号を送出した後に機能停止することとし、基
地局は、この電源断の通知の受信により不在圏の判定を
する。
【0068】移動局が在圏基地局の勢力圏から離れつ
つあることを受信信号の受信強度劣化や品質劣化により
検出して予告信号を基地局へ送出することとし、基地局
は、この予告信号を受信することにより該移動局の不在
圏を判定する。
【0069】移動局が他の基地局への在圏移行を行う
場合に予告信号を送出し、基地局は、この予告信号を受
信することにより該移動局の不在圏を判定する。
【0070】なお、上記〜の方法において不在圏の
判定の信頼性を高めるため、移動局は上記各信号の送信
を例えばX回連続して行い、基地局がこの信号を1回ま
たはY回(Y<X)受信した場合に不在圏の判定を行う
ようにしてもよい。
【0071】以上、不在圏の判定を行うための各方法に
ついて説明したが、これらの方法の実施をする場合に
は、いずれかの方法を単独で使用する他、各方法を混合
した方法を使用してもよい。
【0072】(7)送信停止条件についての判定方式
(図3のステップS108) 基地局に1個の移動局のみが在圏している場合には、そ
の移動局が不在圏となれば送信停止条件は満たされるこ
ととなる。
【0073】一方、ある移動局が基地局に在圏した後、
同一基地局に別の移動局が在圏を希望するということが
起こり得る。この場合、先に在圏した移動局から送信さ
れた送信要求信号により基地局から制御情報が既に送信
されているが、後から在圏しようとする移動局は、通常
の在圏と同様に制御チャネルのスキャンを実施すること
で制御情報を受信し、位置登録要求を送信することによ
り在圏することができる。なお、当該移動局の正当性の
確認は通常の認証手順により行われる。
【0074】このように基地局に在圏していた複数の移
動局が順次不在圏となる場合に送信停止条件の判定をど
のように行うかが問題となるが、これに関しては次の実
施形態が考えられる。
【0075】基地局に少なくとも1個の移動局が在圏
している限り、制御情報の送信を継続し、移動局が全く
在圏してない状態となったときに制御情報を送信を停止
する。
【0076】在圏が許可されている移動局群が優先権
を有する移動局群と優先権を有しない移動局群に分けら
れている場合は、優先権を有する移動局が在圏している
限り制御情報の送信を継続し、新たに在圏を希望する移
動局がある場合には当該移動局が優先権を有するか否か
に拘わらず新たな在圏を認める。しかし、優先権を有す
る移動局が1個も在圏していない状態となったときは、
たとえ優先権を有しない移動局が在圏していたとしても
制御情報の送信を停止し、優先権を有しない移動局の新
たな在圏は認めないこととする。
【0077】D.本実施形態の効果 以上説明したように、本実施形態では、基地局に移動局
が在圏していないときは制御情報の送信を行わない。従
って、複数の基地局からなる移動通信システム全体とし
て制御情報の送信に使用する周波数を節約することがで
きる。この効果を図5(a)〜(c)を参照し説明す
る。
【0078】まず、従来の移動通信システムにおいて
は、各基地局が制御情報を常時送信する必要がある。こ
のため、図5(a)に例示するように隣合って存在する
基地局BS1〜BS3は、常に異なった周波数で制御情
報を送信する必要があり、結局、基地局BS1〜BS3
が制御情報の送信を行うために3種類の周波数f1〜f
3が必要となる。
【0079】これに対し、本実施形態においては、移動
局の在圏していない基地局は制御情報の送信を行わな
い。従って、干渉の問題を考慮しなければならない一定
の範囲内において何個の基地局が同時に制御情報を送信
することとなり得るかを求め、その結果に見合った種類
の周波数を制御情報の送信周波数として用意し、各基地
局が「(5)制御情報の送信周波数の決定方法」の項に
おいて述べたような方法により他の基地局との間で干渉
の生じない周波数を選択して使用すればよい。ここで、
各基地局のサービスエリアが狭く、基地局に移動局が全
く在圏していない時間が長時間に及ぶようなシステムで
は、干渉の問題が生じるような近接した複数の基地局が
同時には制御情報の送信を行わないという場合が考えら
れる。従って、このような場合には例えば基地局BS1
のみに移動局が在圏しているときには図5(b)に示す
ように基地局BS1が周波数f1で制御情報を送信し、
基地局BS2のみに移動局が在圏しているときは図5
(c)に示すように基地局BS2のみが周波数f1で制
御情報を送信する、という具合に、1種類の周波数f1
のみを各基地局で順次使用することも可能である。この
ように本実施形態によれば、従来のシステムに比べ、制
御情報の送出に必要な周波数を格段と節約することがで
きる。
【0080】E.その他 以上、マイクロセル方式の移動通信システムを想定して
本発明の実施形態について説明したが、本発明は、この
ような移動通信システムに限らず、基地局と移動局によ
り構成される多くの種類の通信システムに適用可能であ
り、例えば親機(基地局装置)と子機(移動局)により
構成されるコードレス電話システム等にも適用可能であ
る。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、移動局が在圏していない限り基地局による制御情報
の送信が行われないため、周波数資源の有効利用を図る
ことができ、また、周辺環境への電波干渉の低減および
基地局の節電を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である移動通信システム
の概念を示す図である。
【図2】同実施形態の動作シーケンス図である。
【図3】同実施形態における基地局の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】同実施形態における移動局の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】同実施形態において得られる周波数の有効利用
の効果を説明する図である。
【図6】移動通信システムにおける一般的な通信手順を
示す動作シーケンス図である。
【符号の説明】
BS 基地局 PS 移動局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 清人 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−285797(JP,A) 特開 昭63−292836(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と、該基地局と通信を行うことに
    より他者との通信を行う移動局とからなる通信システム
    において、 前記移動局は、制御情報の送信開始を要求する送信要求
    信号を送信し、 前記基地局は、前記送信要求信号を受信すると、前記移
    動局に対して前記制御情報を送信するために用意されて
    いる、周波数の異なる複数の制御チャネルの各々につい
    て電波受信レベルを測定し、最も電波受信レベルの低い
    制御チャネルを選択して当該制御チャネルを用いて前記
    制御情報の送信を開始し、予め定められた送信停止条件
    を満たすに至ったときに前記制御情報の送信を停止する
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 基地局と、該基地局と通信を行うことに
    より他者との通信を行う移動局とからなる通信システム
    において、 前記移動局は、前記基地局に対して制御情報の送信開始
    を要求する送信要求信号を送出するために用意されてい
    る複数の送出周波数の各々について電波受信レベルを測
    定し、最も電波受信レベルの低い送出周波数を選択して
    当該送出周波数で前記送信要求信号を送信し、 前記基地局は、前記送信要求信号を受信することにより
    前記制御情報の送信を開始し、予め定められた送信停止
    条件を満たすに至ったときに前記制御情報の送信を停止
    することを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 前記基地局は、当該基地局の管轄してい
    るセルに移動局が在圏しない状態となったときに前記送
    信停止条件が満たされたと判定し、前記制御情報の送信
    を停止することを特徴とする請求項1またはに記載の
    通信システム。
  4. 【請求項4】 前記制御情報が、在圏の制御に使用され
    る情報であることを特徴とする請求項1またはに記載
    の通信システム。
  5. 【請求項5】 移動局から制御情報の送信開始を要求す
    る送信要求信号を受信すると、前記移動局に対して前記
    制御情報を送信するために用意されている、周波数の異
    なる複数の制御チャネルの各々について電波受信レベル
    を測定し、最も電波受信レベルの低い制御チャネルを選
    択して当該制御チャネルを用いて前記制御情報の送信を
    開始し、予め定められた送信停止条件を満たすに至った
    ときに前記制御情報の送信を停止することを特徴とする
    基地局。
  6. 【請求項6】 当該基地局の管轄しているセルに移動局
    が在圏しない状態となったときに前記送信停止条件が満
    たされたと判定し、前記制御情報の送信を停止すること
    を特徴とする請求項に記載の基地局。
  7. 【請求項7】 前記制御情報が、在圏の制御に使用され
    る情報であることを特徴とする請求項に記載の基地
    局。
  8. 【請求項8】 前記移動局が在圏可能か否かを判定する
    手段を具備し、在圏可能な移動局以外の移動局からの前
    記送信要求信号によっては前記制御情報の送信を開始し
    ないことを特徴とする請求項に記載の基地局。
  9. 【請求項9】 前記移動局が在圏可能か否かを判定する
    手段を具備し、在圏可能な移動局以外の移動局からの前
    記送信要求信号によって前記制御情報の送信を開始した
    ことが判明した場合には該制御情報の送信を停止するこ
    とを特徴とする請求項に記載の基地局。
  10. 【請求項10】 前記移動局が在圏可能か否かを判定す
    る手段を具備し、在圏可能な移動局が複数ある場合に
    は、該移動局群のうち少なくとも1個の移動局が在圏し
    ている限り前記制御情報の送信を継続することを特徴と
    する請求項に記載の基地局。
  11. 【請求項11】先権を有する移動局であるか否かを
    判定する手段を具備し、優先権を有する移動局から制御
    情報の送信開始を要求する送信要求信号を受信すると、
    前記制御情報の送信を開始し、優先権を有する移動局が
    全く在圏していない状態となった場合には、優先権を有
    しない移動局の在圏/不在圏に拘わらず、前記制御情報
    の送信を停止することを特徴とする基地局。
  12. 【請求項12】 前記移動局が在圏可能か否かの判定を
    別途設けられた管理装置に行わせる手段を具備し、在圏
    可能な移動局以外の移動局からの前記送信要求信号によ
    っては前記制御情報の送信を開始しないことを特徴とす
    る請求項に記載の基地局。
  13. 【請求項13】 前記移動局が在圏可能か否かの判定を
    別途設けられた管理装置に行わせる手段を具備し、在圏
    可能な移動局以外の移動局からの前記送信要求信号によ
    って前記制御情報の送信を開始したことが判明した場合
    には該制御情報の送信を停止することを特徴とする請求
    に記載の基地局。
  14. 【請求項14】 前記移動局が在圏可能か否かの判定を
    別途設けられた管理装置に行わせる手段を具備し、在圏
    可能な移動局が複数ある場合には、該移動局群のうち少
    なくとも1個の移動局が在圏している限り前記制御情報
    の送信を継続することを特徴とする請求項に記載の基
    地局。
  15. 【請求項15】先権を有する移動局であるか否かの
    判定を別途設けられた管理装置に行わせる手段を具備
    し、優先権を有する移動局から制御情報の送信開始を要
    求する送信要求信号を受信すると、前記制御情報の送信
    を開始し、優先権を有する移動局が全く在圏していない
    状態となった場合には、優先権を有しない移動局の在圏
    /不在圏に拘わらず、前記制御情報の送信を停止するこ
    とを特徴とする基地局。
  16. 【請求項16】 基地局と通信を行うことにより他者と
    の通信を行う移動局において、 前記基地局に対して制御情報の送信開始を要求する送信
    要求信号を送出するために用意されている複数の送出周
    波数の各々について電波受信レベルを測定し、最も電波
    受信レベルの低い送出周波数を選択して当該送出周波数
    で前記送信要求信号を送信し、該基地局から制御情報を
    受信することにより該基地局が管轄しているセルに在圏
    するための処理を実行することを特徴とする移動局。
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